JP2005091898A - リモコン制御装置 - Google Patents

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一弘 岩田
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宏之 堀
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Abstract

【課題】リモコンシステムにおいて、操作者の意にかなった制御ができなかった。
【解決手段】リモコン送信器11からの信号を受信する受信部22と、この受信部22に接続されるとともに録画装置19にも接続された処理部35と、この処理部35に接続されるとともにカラオケ装置17に向かって信号を送信する送信部26とを備え、処理部35は受信部22から出力された信号を、メモリー部29に格納された処理命令テーブル30と録画装置19の状況に基づいてあらかじめ定められた処理をした後、送信部26からカラオケ装置17に向かって、受信部22が受信した信号と同一の信号を同じ赤外線信号12,37を用いて送信するものである。これにより、操作者の意にかなった制御が可能なリモコンシステムを実現することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、リモコン送信器とリモコン受信器との間に介在され、リモコン送信器からリモコン受信器への信号送信を制御するリモコン制御装置に関する。
以下、従来のリモコン送信器と、そのリモコン送信器から送信された信号に基づいてあらかじめ定められた動作をするリモコン受信器について説明する。背景技術(従来技術)については、図7に示すカラオケシステムの例に挙げて説明する。
図7において、1はリモコン送信器であり、操作者(一般には歌唱者)が歌いたい曲名の番号に対応するリモコン送信器1の操作キーを押下する。そうすると、その押下した操作キーに対応した赤外線信号2がリモコン受信器としてのカラオケ装置3に向かって送信(発信、出力)される。
カラオケ装置3では、前記赤外線信号2を受信して該当する曲を演奏する。歌唱者4はこの演奏にあわせて用意されたマイクロフォン(以下、便宜上、単に「マイク」という。)に向かって歌唱する。この音声はマイク5を介して電波6でカラオケ装置3に向かって送信される。カラオケ装置3ではこの電波6が受信されスピーカ7から出力される。
8と9は外部装置としてのビデオカメラとビデオレコーダであり、ビデオカメラ8で歌唱者4の姿を撮影してビデオレコーダ9に録画するものである。
なお、本出願の発明に関連する先行技術文献情報としては、例えば、特許文献1、特許文献2が知られている。
特開2002−215178号公報 特開2002−244675号公報
しかしながら、このような従来のカラオケシステムでは、歌唱者4がまだ歌う準備が十分にできない間にビデオレコーダ9が録画を開始したり、歌唱者4が歌い始めたのにビデオレコーダ9が未だ録画の準備ができず、歌唱者4の得意のポーズ等が録画できない場合もあった。即ち、操作者の意にかなったようにカラオケ録音録画システムを提供することができなかった。
同様の問題点は、他のシステムにおいても同様に発生していた。例えば、スタジオ等において、歌手の歌声等を録音装置に録音する場合に、録音中であるにもかかわらず、不用意にリモコン送信器の手操作により空調装置(エアコン装置)のスイッチをオンオフしてしまうと、歌声とともにノイズも共に録音されてしまうという不具合があった。このように、リモコン送信器により一の電化製品(上述の例においては、カラオケ装置、空調装置が相当する。)を操作する場合に、他の電化製品(上述の例においては、ビデオカメラ、ビデオレコーダ、録音装置に相当する。)の運転状況の如何に応じて、かかるリモコン信号の送信を制御する必要があった。
本発明は、上述の問題(不具合)を解決したもので、操作者の意にかなった制御が可能なリモコンシステム(リモート・コントロール・システムの略)を実現可能なリモコン制御装置を提供することを目的としている。
(請求項1)
この目的を達成するための請求項1記載のリモコン制御装置は、リモコン送信器、及びそのリモコン送信器から送信された信号に基づいた動作を実行するリモコン受信器との間に介在されるリモコン制御装置であって、前記リモコン送信器から送信された信号を受信する受信手段と、その受信手段に接続されるとともに外部装置にも接続された処理手段と、その処理手段に接続されるとともに前記リモコン受信器に向かって信号を送信する送信手段とを備えており、前記処理手段は、前記受信手段の受信信号及び前記外部装置の運転状況に基づいた処理内容を記憶する処理命令テーブルを格納する記憶手段を備え、その記憶手段の処理命令テーブルに記憶されている処理内容に基づいた処理を実行するものである。
これにより、操作者の意にかなった制御が可能なリモコンシステムを実現することができる。
(請求項2)
請求項2記載のリモコン制御装置は、請求項1記載のリモコン制御装置において、リモコン送信器とリモコン受信器との間の通信媒体は赤外線信号が用いられるとともに、送信手段は前記リモコン受信器の受光手段を覆うように近接して設けられ、受信手段はシールド手段を介して前記送信手段の反対側に設けられている。
これにより、リモコン送信器から送信(換言すれば、発信、出力。)される赤外線信号が直接リモコン受信器の受光手段に入力されることはない。したがって、確実にこのリモコン制御装置が働き、操作者の意にかなった制御が可能なリモコンシステムを実現することができる。
また、送信手段がリモコン受信器の受光手段に近接しているので、送信手段の出力は微弱でも良く、省エネルギーに貢献できる。
更に、送信手段と受信手段との間にシール部が設けられているので、受信手段で受信した信号が直接送信手段に洩れることはない。
(請求項3)
請求項3記載のリモコン制御装置は、請求項1又は2に記載のリモコン制御装置において、手操作による入力手段を備えており、その入力手段に特定の入力をした後、リモコン送信器から前記特定の入力に対応する信号を出力させて、処理命令テーブルを作成するものである。
これにより、リモコン送信器から送信される信号を学習させることができるので、どのような形式のリモコンシステムにも対応することができる。
(請求項4)
請求項4記載のリモコン制御装置は、請求項1から3の何れかに記載のリモコン制御装置において、リモコン受信器がカラオケ本体装置により構成されるとともに、外部装置が録音装置又は録画装置の少なくとも何れか一方の装置により構成されている。
これにより、カラオケシステムとして有用に使用することができる。即ち、外部装置としての録音装置或いは録画装置の準備が十分整うことを歌唱者が確認した後、曲に合った振り付けをしながら歌うことができ、歌唱者の意にかなった録音または録画をすることができる。
(請求項5)
請求項5記載のリモコン制御装置は、請求項1から4の何れかに記載のリモコン制御装置において、命令処理テーブルには、リモコン送信器から信号が送信されても、送信手段からリモコン受信器への信号の送信を禁止する命令が含まれている。
これにより、例えば録画しているときに誤ってリモコン送信器の停止ボタンを押したとしても、その押下を無視することができるので、録画が停止されることはない。但し、2回続けて押下すれば有効となる。
(請求項6)
請求項6記載のリモコン制御装置は、請求項1から5の何れかに記載のリモコン制御装置において、命令処理テーブルには、リモコン送信器から信号が送信されても、外部装置の運転準備が整うまで、送信手段からリモコン受信器への信号の送信を停止する命令が含まれている。
これにより、歌唱者は録音装置或いは録画装置の準備が整ったことを確認した後、歌ったり踊ったりすることができるので、歌唱者の意にかなった録音または録画ができる。
(請求項7)
請求項7記載のリモコン制御装置は、請求項1から6の何れかに記載のリモコン制御装置において、命令処理テーブルには、リモコン送信器から信号が送信されたら、その内容を処理手段に接続された記憶手段に格納した後、送信手段からリモコン受信器へ信号を送信する命令が含まれている。
これにより、選曲にかかる情報を記憶手段に格納するので、各種の選曲にまつわるデータの統計等を容易に得ることができる。従って、営業上非常に有効である。
(請求項8)
請求項8記載のリモコン制御装置は、請求項1から7の何れかに記載のリモコン制御装置において、命令処理テーブルには、リモコン送信器から信号が送信されたら、そのまま送信手段からリモコン受信器へ信号を送信する命令が含まれている。
これにより、例えばカラオケ装置がリモコン送信器からの出力に応じて、瞬時に音程とかスピードとかに対応することができるので、歌唱者は自分の意にかなった歌や踊りを楽しむことができる。
(請求項9)
請求項9記載のリモコン制御装置は、請求項1から8の何れかに記載のリモコン制御装置において、リモコン送信器とリモコン受信器との間の通信媒体は電波が用いられるとともに、リモコン送信器から受信した信号の周波数と異なる周波数の信号を送信手段から前記リモコン受信器へ送信するものである。
これにより、リモコン送信器とリモコン受信器との間の通信に電波を用いているので、コントロール装置の設置のための場所選択が自由である。
また、受信した周波数と異なる周波数の電波を用いているので、リモコン送信器の電波と送信手段の電波との間で混信を生ずることはない。なお、リモコン送信器か或いはリモコン受信器のどちらか一方の周波数チャンネルを変えるのみで、既設のリモコンシステムに変更を加えることなく使用することができる。
更に、送信手段をリモコン受信器の受光手段の近傍に設置することができるので、送信手段の出力は微弱でも良く、省エネルギーに貢献できる。
本発明によれば、リモコン送信器からの信号を受信手段により受信された場合、記憶手段に格納された処理命令テーブルの処理内容に基づいた処理が実行されるが、この処理命令テーブルには受信信号の内容と外部装置の運転状況の内容との組合せに基づいた処理内容が記憶されているので、操作者の意にかなった制御が可能なリモコンシステムを実現することができる。
以下、添付図面を参照して、本発明の好ましい実施の形態の例(実施例)について説明する。勿論、下記実施例は、本発明の好ましい例を示すに過ぎず、本発明の技術的範囲は、下記実施例そのものに何ら限定されるものではない。
(第1実施例)
以下、本発明の第1実施例におけるリモコン制御装置とこのリモコン制御装置を用いたリモコン受信システムについて図1を用いて説明する。
図1において、11は赤外線信号12を出力するリモコン送信器である。13はマイクであり、アンテナ13aから電波14を送信するものである。15はマイク12を持って歌ったり踊ったりする歌唱者である。16は本発明のリモコン制御装置であり、17はリモコン受信器(第1電化製品)としてのカラオケ装置である。18はビデオカメラであり19は録画装置(ビデオレコーダーともいう。録音機能も備えていても備えていなくても何れでも良い。)である。なお、この録画装置19は録音装置(録音機能のみを有する装置)であっても良い。ここで、ビデオカメラ18と録画装置19とは外部装置(第2電化製品)の一例として用いた。このビデオカメラ18と録画装置19はカラオケ装置17に夫々接続されている。
次に、リモコン制御装置16について説明する。21は赤外線信号12を受信するフォトトランジスタであり、受信部(受信手段に相当)22に接続されている。またこの受信部22の出力は比較器23の一方の入力に接続されるとともに制御部24と一時記憶部25の入力にも接続されている。そして、この一時記憶部25の出力は送信部(送信手段に相当)26の入力に接続され、その出力は赤外線を発光する発光ダイオード27に接続されている。28はシールド手段であり、受信部22と送信部26とを光学的に分離するものである。このように受信部22により受信した赤外線信号を記憶し、その記憶した赤外線信号を送信部26により送信する構成(機構)とすることにより、既存のカラオケシステムに適用する場合にも、そのカラオケシステムを何ら改造することなく、そのまま使用することができる(基本的には、リモコン制御装置16のみを購入すれば良い)。言い換えれば、受信手段が受信した信号と同一の信号を同一の媒体を介して送信することが可能となり、既設のリモコンシステムに変更を加えることなく使用することができ、ひいては、既設のリモコンシステムを有効に活用することができる。また、シールド手段28を設けることにより、誤動作の発生を防止でき、好ましい。勿論、現在の(古くなった)カラオケシステムを新規のものに買い換える場合にも、同様である。
29は制御部24に接続されたメモリー部(記憶手段に相当)であり、処理命令テーブル30等を記憶させるものである。そしてこのメモリー部29の出力は比較器23の他方の入力に接続されており、この比較器23の出力は制御部24に接続されている。
31は、制御部24に接続されるとともにプログラム等が格納されたROMであり、32はキーボード等で構成された入力手段であり、33は表示部であり共に制御部24に接続されている。また、この制御部24には録画装置19の状態を示す信号も接続されている。
このリモコン制御装置16において、図1の点線34内の構成要素で処理部35を構成している、これはパーソナルコンピュータ(以下、パソコン)で構成されている。また、フォトトランジスタ21と受信部22とシールド手段28と送信部26と発光ダイオード27とで送受信手段36を構成し、一枚の小形のプリント基板上に形成されている。この送受信手段36はプリント基板の表面にフォトトランジスタ21と受信部22が実装され、シールド手段28を挟んでその裏側に送信部26と発光ダイオード27が実装されている。なお、このプリント基板は多層基板であって、その内層にシールド手段28が形成されている。
この送受信手段36は小形のプリント基板上に構成されているので、カラオケ装置17の受光手段を形成するフォトトランジスタ20の近傍にこのフォトトランジスタ20を覆うように装着することができる。従って、リモコン送信器11から送信される赤外線信号12が直接このフォトトランジスタ20に入力されることはない。また、パソコンで構成された処理部35は送受信手段36から離れた位置に設置することができる。従って、処理部35の設置の自由度が増す。
以上のように構成されたリモコン制御装置16について以下にその動作を説明する。フォトトランジスタ21に入力されたリモコン送信器11からの赤外線信号12は受信部22で増幅されて一時記憶部25に一時記憶されるとともに、比較器23と制御部24に入力される。
この信号は比較器23でメモリー部29内に格納された(図2)に示す処理命令テーブル30と比較されて、この処理命令テーブル30で指定された動作を制御部24が指令する。
即ち、リードコントロール処理:(図2)に示す処理区分Aの信号が入力された場合であって、例えば「歌い直し」の信号が入力されたら、制御部23は録画装置19が録画できる状態か否かを判断し、録画できる状態でなかったら録画できる状態になるまで待つ。そして、録画できる状態になったら、一時記憶部25に格納されている信号を送信部26に向けて出力する。そして、この信号は送信部26で増幅されて発光ダイオード27で電気信号を赤外線信号37に変換して、カラオケ装置17の受光手段を形成するフォトトランジスタ20に向けて出力する。
従って、録画装置19の準備が整った状態でカラオケ装置17は「歌い直し」の信号に従って再スタートをする。このようにして、歌唱者15の歌と踊りは確実に録画装置19に録画される訳である。このように、処理区分Aの信号が入力された場合には、その信号は一時記憶部25に格納して、録画装置19等外部装置が動作できる条件がそろったことを確認した後、一時記憶部25に格納された信号をカラオケ装置17に向かって出力するものである。従って、歌唱者15の意に沿った録画をすることができる。
次に、リードスルー処理:(図2)に示す処理区分Bの信号が入力された場合であって、例えば「選曲番号1〜0」の信号が入力されたら、制御部23はその信号をメモリー部29に格納するとともに一時記憶部25に記憶された信号を送信部26に向けて出力し、発光ダイオード27で赤外線信号37に変換してカラオケ装置17に向けて出力する。
従って、この場合カラオケ装置17はリモコン送信器11から信号が送信されるたびに即座に受信して演奏の準備をすることができる。また、この選曲番号はメモリー部29に格納されているので、後から種々の処理を加えてビジネスに役立てることができる。このように、処理区分Bの信号が入力された場合には、その信号はメモリー部29と一時記憶部25に格納すると同時に送信部26に向けて出力し、発光ダイオード27で赤外線信号37に変換してカラオケ装置17に向けて出力する。
次に、フルスルー処理:(図2)に示す処理区分Cの信号が入力された場合であって、例えば「主音量大」の信号が入力されたら、制御部24は何もしないでそのまま一時記憶部25に格納された信号を送信部26に向けて出力し、発光ダイオード27で赤外線信号37に変換してカラオケ装置17に向けて出力する。
従って、この場合は、リモコン送信器11の信号がそのままリモコン制御装置16をスルーしてカラオケ装置17に伝達される訳である。
図3は、リモコン送信器11のブロック図である。図3において、41は入力手段としてのキーボードであり、このキーボード41には(図2)の「スイッチ名」に対応したキーが設けられている。そして、このキーボード41は制御回路42に接続されている。43は表示部であり液晶で形成されている。また、制御回路42は駆動回路44に接続され、その出力は赤外線を発光する発光ダイオード45に接続されている。
以上のように構成されたリモコン送信器11について以下にその動作を説明する。キーボード41から入力された信号は制御部42でコード化されて表示部43に表示されるとともに駆動回路44に出力される。この駆動回路44で発光ダイオード45を駆動し、キーボード41から入力された信号を赤外線信号12に変換して、リモコン制御装置16のフォトトランジスタ21に向けて送信する。
図4は、カラオケ装置17とその周辺のブロック図である。図4において、20はリモコン制御装置16の発光ダイオード27から出力される赤外線信号37が入力されるフォトトランジスタである。このフォトトランジスタ20の出力は受信手段51に接続され、その出力は制御部52に接続されている。
この制御部52の出力はメモリー部53に接続されると共に表示制御部54にも接続されている。なお、前記メモリー部53には複数個の曲番号とこの曲番号に夫々対応した画像データ、音響データ、文字データ等が格納されている。
表示制御部54の出力は、複数個のモニタ55と加算器56に接続されるとともに、録画装置18にも接続されている。57はマイク13から出力される電波を受信するアンテナであり、このアンテナ57に入力された信号は、復調部58で復調されて加算器56に入力される。そして、この加算器56の出力は増幅器59と録画装置18に接続されている。また、増幅器59の出力はスピーカ60に接続されている。また、ビデオカメラ17の出力も録画装置18に接続されている。
なお、図示はしていないが、この録画装置18の出力はリモコン制御装置16の制御部24にも接続されている。
61はROMであり、62はRAMであり、63は液晶で形成された表示部であり夫々制御部52に接続されている。
以上のように構成されたカラオケ装置17とその周辺のビデオカメラ17や録画装置18の動作について以下に説明する。
リモコン制御装置16の発光ダイオード27から送信された赤外線信号37はフォトトランジスタ20に入力され、このフォトトランジスタ20で電気信号に変換される。そして電気信号に変換された後、受信手段51で増幅される。そして、この信号は制御部52で解読され、信号の種類に基づいた動作をする。
即ち、選曲番号のデータであったならば、その内容を表示部63に表示するとともにメモリー部53から該当する曲の画像データと、この画像データに文字データをスーパーインポーズして表示制御部54を介して複数のモニタ55に表示する。また、前記選曲番号に対応する音響データは増幅器59を介してスピーカ60から出力される。
また、このとき歌唱者15の歌唱信号は電波14を介してアンテナ57に入力され、復調器58で復調されてやはりスピーカ60から出力される。ビデオカメラ17では歌唱者15の映像を捉え録画装置18に録画する。また、このとき歌唱者15の歌と画像データに基づく画像信号と音響データに基づく音響信号と文字データに基づく文字信号も録画装置18で録画する。しかし、著作権法で禁止されている画像信号と音響信号と文字信号は録画されないようになっている。なお、このときその旨が表示部63に表示される。
図5は、リモコン送信器11から出力される処理命令コードをリモコン制御装置16に学習させる手順のフローチャートである。図5と図1において、先ず入力手段32の「初期設定」ボタンを押下する(ステップ71)。そうすると制御部24は学習モードに入り(ステップ72)、表示部33にその旨を表示する。なお、この入力手段32と表示部33は一体化されたタッチパネルを用いても良い。
次に、表示部33の指示に従ってリモコン送信器11のキーボード41を押下する(ステップ73)。そうするとリモコン送信器11からは該当する信号が送信され、フォトトランジスタ21と受信部22を介して制御部24に取り込まれる。そこで、制御部24はこの信号情報をメモリー部29の処理命令テーブル30に格納する(ステップ74)。
処理命令テーブル30に格納が終了したら、表示部33はリモコン送信器11の次のキー入力を指示する(ステップ75)。そして、次に学習すべきキー入力が在るか否かを操作者に尋ねる(ステップ76)。ここで、まだ学習が終了していない場合にはステップ73に戻って次のキーを学習させる。学習が終了していれば、このリモコン送信器11から出力されるキー信号入力をリモコン制御装置16に学習させる手順は終了する。
このようにして、リモコン制御装置16はリモコン送信器11の命令コードを学習するので、どのような命令コードを有するモコン送信器11にも対応することができる。即ち、既設のリモコンシステムに変更を加えることなく対応することができるものである。
(第2実施例)
次に、図6を参照して、上記第1実施例とは別の実施例(第2実施例)のリモコン制御装置について説明する。図6は、第2実施例におけるリモコン制御装置とこのリモコン制御装置を用いたリモコンシステムのブロック図である。第1実施例におけるリモコンシステムでは赤外線を用いたのに対して、第2実施例では13MHz帯の電波を用いる点で相違する。それ以外の点では同一であるので、第1実施例と同一のものに関しては同一番号を付して説明を簡略化する。
図6において、81はリモコン送信器であり、第1実施例におけるリモコン送信器11に対応する。82はリモコン制御装置であり、第1実施例におけるリモコン制御装置16に対応する。また、83はカラオケ装置であり、第1実施例におけるカラオケ装置17に対応している。なお、ビデオカメラ18、録画装置19については第1実施例と同様である。なお、第2実施例においては、リモコン送信器81とカラオケ装置83とは、互いの混信を防ぐため、少なくとも2種以上の周波数有する電波を用いて運用できるシステムとする。
リモコン送信器81では、第1実施例における制御回路42から出力されるキー入力信号は変調器84で13MHz帯の第1の周波数に変調される。そして、その信号はアンテナ85から電波86となって出力される。この電波86はリモコン制御装置82のアンテナ87で受信される。そしてこのアンテナ87に接続された復調器88で復調される。この復調信号は第1実施例で述べた比較器23と一時記憶部25と制御部24に入力される。
また、一時記憶部25の出力は変調器89に接続される。そして13MHz帯の第2の周波数に変調される。変調器89の出力はアンテナ90に接続されて、アンテナ90から電波91として出力される。なお、復調器88と変調器89との間には高周波的に分離するためグランドに接続されたシールド板によるシールド手段95が設けられている。
アンテナ90から出力された電波91は、カラオケ装置83のアンテナ92で受信される。このアンテナ92は復調器93に接続されており、この復調器93で復調される。この復調器93の出力は第1実施例で述べた制御部52に接続されている。
なお、第1実施例では、送受信手段36と処理部35とを分離しているが、第2実施例においては、リモコン制御装置82は一つの筺体に実装されている。これは伝達媒体として、電波を使うために設置場所の自由度が増した効果によるものである。
このように、第2実施例においては、リモコン送信器81とリモコン受信器83との間の通信には電波86,91を用いているので、リモコン制御装置82を設置するための場所選択が自由となる。
また、受信した周波数の電波86と、送信する周波数の電波91とは異なる周波数の電波を用いているので、リモコン送信器81の電波86、と送信手段89の電波91との間で混信を生ずることはない。なお、リモコン送信器81か或いはリモコン受信器83のどちらか一方の周波数チャンネルを変えるのみで、既設のリモコンシステムを使用することができる。
更に、送信手段89のアンテナ90をリモコン受信器83のアンテナ92の近傍に設置すれば、送信手段89の出力は微弱でも良く、省エネルギーに貢献できる。また、他の機器に悪影響を及ぼすこともない。
更にまた、送信手段89と受信手段88との間にシール部95が設けられているので、受信手段88で受信した信号が直接送信手段89に洩れることはない。
以上、実施例に基づき本発明を説明したが、本発明の実施例は、上記実施例に限られるものではなく本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で種々の改良変形が可能であり、本発明の技術的範囲には、これらの改良変形も含まれる。
例えば、上記実施例は、本発明をカラオケシステム(カラオケ録画装置)に適用した例を示すものであるが、本発明はカラオケシステム以外のもの(例えば、スタジオ録音システム)に適用しても良いことはいうまでもない。
本発明は、以下のようにも表現できる。なお、以下の発明の作用効果は、上述の内容より容易に想到可能であると思われるので省略する。また、以下の発明の文言の言い回しは出願当初の特許請求の範囲に記載の発明に応用可能である。
第1電化製品用のリモコン装置より送られる赤外線信号を受信(受光)するリモコン信号受信手段と、そのリモコン信号受信手段による受信信号と同一内容の信号を前記第1電化製品の本体装置へ送信するリモコン信号送信手段と、第2電化製品の運転状況を表す信号を受信する運転状況信号受信手段と、前記リモコン信号受信手段により赤外線信号を受信した場合に、そのリモコン信号受信手段の受信信号および前記運転状況信号受信手段の受信信号の組合せの如何に基づいて、リモコン信号送信手段による信号の送信を制御する送信制御手段とを備えていることを特徴とするリモコン制御装置(A)。
ここで、リモコン制御装置(A)と出願時の特許請求の範囲及び明細書に記載の文言とを対比すれば、第1電化製品の本体装置は、上述のリモコン受信器に相当し、第1電化製品のリモコン装置は、リモコン送信器に相当し、第2電化製品は、外部装置に相当し、リモコン信号受信手段は、受信手段に相当し、リモコン信号送信手段は、送信手段に相当し、送信制御手段は、処理手段に相当する。
リモコン制御装置(A)において、リモコン信号送信手段は、リモコン信号受信手段の受信信号と同一の赤外線信号を第1電化製品へ送信(発信、発光)する赤外線信号送信手段であることを特徴とするリモコン制御装置(B)。
リモコン制御装置(A)又は(B)において、手操作による入力手段を備えており、記憶手段には、赤外線信号受信手段により赤外線信号が受信された場合、前記入力手段を介して赤外線信号の意味する英数字、命令その他の命令コードが入力されることにより、複数の赤外線信号と命令コードとが対応つけて複数組記憶されることを特徴とするリモコン制御装置(C)。
リモコン制御装置(A)から(C)の何れかにおいて、送信制御手段は、第2電化製品が作動中である場合には、リモコン信号受信手段による信号の受信にかかわらず、リモコン信号送信手段による信号の送信を行わないことを特徴とするリモコン制御装置(D)。
リモコン制御装置(A)から(D)の何れかにおいて、送信制御手段は、第2電化製品の準備が整うまで、リモコン信号送信手段による送信を停止することを特徴とするリモコン制御装置(E)。
リモコン制御装置(A)から(E)の何れかにおいて、送信制御手段は、リモコン信号送信手段による送信とともに、その送信信号の内容を記憶しておくことを特徴とするリモコン制御装置(F)。
リモコン制御装置(A)から(F)の何れかにおいて、送信制御手段は、直ちに発光信号を発光することを特徴とするリモコン制御装置(G)。
リモコン制御装置(A)から(G)の何れかにおいて、第1電化製品は、カラオケ装置であり、第2電化製品は、すくなくとも歌唱者の歌唱を録音する録音装置又は歌唱者の歌唱姿を録画する録画装置の何れか一方の装置により構成されていることを特徴とするリモコン制御装置(H)。
リモコン制御装置(A)から(H)の何れかを有することを特徴とするカラオケ録音装置(I)。
リモコン制御装置(A)から(H)の何れかを有することを特徴とするカラオケ録画装置(J)。
リモコン制御装置(A)から(H)の何れかを有することを特徴とするカラオケ録音録画装置(K)。
本発明の第1実施例におけるリモコン制御装置とこのリモコン制御装置を用いたリモコンシステムのブロック図である。 上記システムを構成するメモリー部に格納される処理命令テーブルの内容を(表形式で)示す図である。 上記システムを構成するリモコン送信器のブロック図である。 上記システムを構成するカラオケ装置のブロック図である。 上記システムにおけるリモコン学習のフローチャートで有る。 第2実施例におけるリモコン制御装置とこのリモコン制御装置を用いたリモコンシステムのブロック図である。 従来技術のリモコンシステムのブロック図である。
符号の説明
11 リモコン送信器
12 赤外線信号
16 リモコン制御装置
17 カラオケ装置
18 ビデオカメラ
19 録画装置
22 受信部
26 送信部
29 メモリー部
30 処理命令テーブル
35 処理部
37 赤外線信号

Claims (9)

  1. リモコン送信器、及びそのリモコン送信器から送信された信号に基づいた動作を実行するリモコン受信器との間に介在されるリモコン制御装置であって、
    前記リモコン送信器から送信された信号を受信する受信手段と、
    その受信手段に接続されるとともに外部装置にも接続された処理手段と、
    その処理手段に接続されるとともに前記リモコン受信器に向かって信号を送信する送信手段とを備えており、
    前記処理手段は、前記受信手段の受信信号及び前記外部装置の運転状況に基づいた処理内容を記憶する処理命令テーブルを格納する記憶手段を備え、その記憶手段の処理命令テーブルに記憶されている処理内容に基づいた処理を実行することを特徴とするリモコン制御装置。
  2. リモコン送信器とリモコン受信器との間の通信媒体は赤外線信号が用いられるとともに、送信手段は前記リモコン受信器の受光手段を覆うように近接して設けられ、受信手段はシールド手段を介して前記送信手段の反対側に設けられていることを特徴とする請求項1記載のリモコン制御装置。
  3. 手操作による入力手段を備えており、
    その入力手段に特定の入力をした後、リモコン送信器から前記特定の入力に対応する信号を出力させて、処理命令テーブルを作成することを特徴とする請求項1又は2に記載のリモコン制御装置。
  4. リモコン受信器がカラオケ本体装置により構成されるとともに、外部装置が録音装置又は録画装置の少なくとも何れか一方の装置により構成されていることを特徴とする請求項1から3の何れかに記載のリモコン制御装置。
  5. 命令処理テーブルには、リモコン送信器から信号が送信されても、送信手段からリモコン受信器への信号の送信を禁止する命令が含まれていることを特徴とする請求項1から4の何れかに記載のリモコン制御装置。
  6. 命令処理テーブルには、リモコン送信器から信号が送信されても、外部装置の運転準備が整うまで、送信手段からリモコン受信器への信号の送信を停止する命令が含まれていることを特徴とする請求項1から5の何れかに記載のリモコン制御装置。
  7. 命令処理テーブルには、リモコン送信器から信号が送信されたら、その内容を処理手段に接続された記憶手段に格納した後、送信手段からリモコン受信器へ信号を送信する命令が含まれていることを特徴とする請求項1から6の何れかに記載のリモコン制御装置。
  8. 命令処理テーブルには、リモコン送信器から信号が送信されたら、そのまま送信手段からリモコン受信器へ信号を送信する命令が含まれていることを特徴とする請求項1から7の何れかに記載のリモコン制御装置。
  9. リモコン送信器とリモコン受信器との間の通信媒体は電波が用いられるとともに、リモコン送信器から受信した信号の周波数と異なる周波数の信号を送信手段から前記リモコン受信器へ送信することを特徴とする請求項1から8の何れかに記載のリモコン制御装置。
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