JP2005091774A - 粉体攪拌・搬送装置、搬送スクリュ、現像装置、及び画像形成装置 - Google Patents
粉体攪拌・搬送装置、搬送スクリュ、現像装置、及び画像形成装置 Download PDFInfo
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Abstract
【解決手段】 芯金4上に多数の中央部に孔を明けたスクリュチップ5〜8を長手方向に配列して形成した搬送スクリュ3を有する粉体攪拌・搬送装置。
【選択図】 図1
Description
しかしながら、例えば、特許文献1記載の技術は、複写機においてソータ装置など複数の排紙トレイを上下させるカムスクリュで軸線方向に複数に分割され軸線方向の貫通孔を有するカムブロック構成において類似しているが、紛体を攪拌・搬送する機能としては該当しない。
図3および図4において、現像装置1はモールド部材からなるケース2の中に2本のスパイラル形状をした搬送スクリュ3を設けている。搬送スクリュ3の回転により現像剤であるキャリアとトナーが攪拌され、これらを十分に混じり合わせながら現像部へ搬送させる循環方式としている。
この搬送スクリュ3を作成するにあたってはモールド部品の長尺一体成形をしているが、アンダーカット処理のため4方向からのスライド機構が必要となり金型コストが高くなる。
また、搬送スクリュ3の仕様、例えばピッチ、濃度センサのクリーニングの位置、別室へ搬送するためのフィンの位置などが現像装置の性能を左右させるためトライ・アンド・エラーが多く、仕様確定まで長期間を要する。
金型を簡単には変更できないため試作型、試作型改造、本型、本型改造のステップを踏み、開発期間が長引く。4方向スライド機構を採用してもスクリュ部の歯形は山形にしかできず、粉体の攪拌・搬送に対しては効率が悪い。
本発明の目的は、これらの課題を解決するために、攪拌機能、搬送機能、クリーニング機能などを有する中心に孔を有する各種のチップ部材に分割し、芯金に挿入して一体化した攪拌・搬送スクリュを有する粉体攪拌・搬送装置およびこれを備えた像形成装置を提供することにある。
また、請求項2に記載の発明は、搬送方向のスクリュチップと逆向きのスクリュチップおよびトナー濃度センサ部のクリーニングチップおよび粉体を別室へ移動させるフィンチップを組み合わせて芯金に多段階に積み重ねて形成した搬送スクリュを有する粉体攪拌・搬送装置を特徴とする。
また、請求項3に記載の発明は、前記スクリュチップの歯形が山形およびフラット形状に任意に組み合わせを変えられる構造を有する請求項1または2記載の粉体攪拌・搬送装置を特徴とする。
また、請求項4に記載の発明は、前記搬送スクリュの繋ぎ部を連続させず、断続的に繋ぎ合わせることができる構造を有する請求項1または2記載の粉体攪拌・搬送装置を特徴とする。
また、請求項5に記載の発明は、前記芯金の端部にばねワッシャ等を設け、前記スクリュチップを押し付け、チップ同士を密着させる構造を有する請求項1ないし3のいずれか1項記載の粉体攪拌・搬送装置を特徴とする。
また、請求項6に記載の発明は、ピッチ、歯形、材質を変えたスクリュチップを予め多種用意し、粉体に対し任意に選定して耐摩耗性など粉体攪拌・搬送装置に必要な特性を得るための試作を可能とする構造を有する搬送スクリュを特徴とする。
また、請求項7に記載の発明は、請求項1ないし5のいずれか1項記載の粉体攪拌・搬送装置を備える現像装置を特徴とする。
また、請求項8に記載の発明は、請求項7記載の現像装置を備える画像形成装置を特徴とする。
図1および図2において、粉体攪拌・搬送装置を構成する搬送スクリュ3は芯金4に対して、中心に中心孔を明けた各種スクリュチップ、すなわち、スクリュチップ5、クリーニングチップ6、フィンチップ7およびには逆向きのスクリュチップ8を挿入・配置して構成されている。
スクリュチップ8はスクリュチップ5と同様なスクリュチップであるが、紛体の行き過ぎを防止するために逆向きのスクリュが設けられている。これらのチップを任意に選定し、中心孔を芯金4に挿入して一体化したものが図2に示す本発明の粉黛攪拌・搬送装置の搬送スクリュ3である。
スクリュチップ5は分割されているためアンダーカット部がなくなり、金型の構造が簡単でしかも歯形が山形でなくフラット形状、また薄肉形状にも対応できる。
各スクリュチップ5、6、7、8の端面には凹凸部を形成しておりスクリュチップ5、6、7、8間を繋いでズレの防止を図っている。芯金4との廻り止めは端部チップに直角方向に穴を明け、ばねピン(図示せず)などで芯金4と一体化させるようにしている。
各種スクリュチップを事前に用意しておくことにより現像装置の特性に合わせたスクリュチップを選んで挿入して攪拌・搬送装置用搬送スクリュとして使用するためトライ・アンド・エラーが少なく、仕様確定が短期間で行なえる。
歯形は従来山形であったが、フラット形状または薄肉形状にできるため紛体を収容するスペースが増加し攪拌・搬送効率も向上させることが可能となる。それによって、歯形形状を山形からフラット薄肉形状にすることで粉体の攪拌・搬送力が上がる。また、チップ方式にしたことにより金型が簡単に作れるようになる。
中央部に孔を明けたスクリュチップ5、6、7、8を芯金4に多段階に積み重ねて形成する搬送スクリュ3を有する粉体攪拌・搬送装置としているため、金型製作が容易にできる。
回転時に搬送方向へ搬送する歯形を備えたスクリュチップと、それとは逆向きの歯形を備えたスクリュチップ、および現像装置に設けたトナー濃度センサ部のトナーを除去するクリーニングチップ、および現像装置内で粉体を別室へ移動させるフィンチップを組み合わせて一つの芯金4上に多段階に積み重ねて(軸方向に配列)形成した搬送スクリュ3としてもよい。電子写真式の画像形成装置の現像装置のケース内に配置される搬送スクリュとして、軸方向に異なった機能を有したスクリュチップを多段階に配列した構成とすることにより、部品数と占有スペースを削減しながらコンパクト且つシンプルな構成を構築できる。
スクリュチップ5、6、7、8の歯形が山形およびフラット形状に任意に組み合わせを変えられる構造を有する粉体攪拌、搬送装置としているため、粉体の搬送能力を任意に変えることができる。
搬送スクリュ3の繋ぎ部を連続させず、断続的に繋ぎ合わせることができる構造とした粉体攪拌、搬送装置としているため、粉体の攪拌能力を任意に変えることができる。
芯金4の端部にばねワッシャ等を設け、スクリュチップ5、6、7、8を押し付けてチップ同士を密着させる構造を有する粉体攪拌・搬送装置としているため、隙間に紛体が侵入せずまた強度も確保できる。
ピッチ、歯形、材質を変えたスクリュチップ5、6、7、8を予め多種類用意し、粉体に対し任意にピッチ、歯形、材質を選定して耐摩耗性など粉体攪拌・搬送装置に必要な特性を得るための試作を可能とする構造としているため、開発期間を短縮することができる。
さらに、強度など、攪拌・搬送装置に要求される特性は従来方法と同等で、しかもクリーニングフィンの位置を様々に変えることで事前評価が簡単にでき、仕様設定が短期間で行なえる。
3 搬送スクリュ
4 芯金
5 スクリュチップ
6 スクリュチップ(クリーニングチップ)
7 スクリュチップ(フィンチップ)
8 スクリュチップ(逆向きのスクリュチップ)
Claims (8)
- 複数のスクリュチップの中心孔を芯金に挿通することにより形成した搬送スクリュを有することを特徴とする粉体攪拌・搬送装置。
- 搬送方向のスクリュチップと、それとは逆向きのスクリュチップおよびトナー濃度センサ部のクリーニングチップおよび粉体を別室へ移動させるフィンチップを組み合わせて芯金に多段階に積み重ねて形成した搬送スクリュを有することを特徴とする粉体攪拌・搬送装置。
- 前記スクリュチップの歯形として、山形およびフラット形状を有するタイプに任意に組み合わせを変更できる構造を有することを特徴とする請求項1または2記載の粉体攪拌・搬送装置。
- 前記搬送スクリュの繋ぎ部を連続させず、断続的に繋ぎ合わせることができる構造を有することを特徴とする請求項1または2記載の粉体攪拌・搬送装置。
- 前記芯金の端部に配置したばねワッシャにより、前記各スクリュチップを押し付け、チップ同士を密着させる構造を有することを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項記載の粉体攪拌・搬送装置。
- ピッチ、歯形、材質を変えたスクリュチップを予め多種用意し、粉体に対し任意に選定して耐摩耗性など粉体攪拌・搬送装置に必要な特性を得るための試作を可能とする構造を有することを特徴とする搬送スクリュ。
- 請求項1ないし5のいずれか1項記載の粉体攪拌・搬送装置を備えることを特徴とする現像装置。
- 請求項7記載の現像装置を備えることを特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003325304A JP2005091774A (ja) | 2003-09-17 | 2003-09-17 | 粉体攪拌・搬送装置、搬送スクリュ、現像装置、及び画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2003325304A JP2005091774A (ja) | 2003-09-17 | 2003-09-17 | 粉体攪拌・搬送装置、搬送スクリュ、現像装置、及び画像形成装置 |
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JP2005091774A true JP2005091774A (ja) | 2005-04-07 |
Family
ID=34455780
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2003325304A Pending JP2005091774A (ja) | 2003-09-17 | 2003-09-17 | 粉体攪拌・搬送装置、搬送スクリュ、現像装置、及び画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2005091774A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7653333B2 (en) | 2006-02-10 | 2010-01-26 | Murata Machinery, Ltd. | Paddle, developing device and image forming apparatus |
US7885581B2 (en) | 2006-09-19 | 2011-02-08 | Ricoh Company, Ltd. | Developer transferring device, developing device, process unit, and image forming apparatus |
JP7409101B2 (ja) | 2020-01-15 | 2024-01-09 | 富士フイルムビジネスイノベーション株式会社 | 粉体搬送装置、現像装置及び画像形成装置 |
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2003
- 2003-09-17 JP JP2003325304A patent/JP2005091774A/ja active Pending
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