JP2005090866A - 給湯暖房装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】暖房回路を利用して無駄なく経済的な即湯及び凍結防止機能を有した給湯暖房装置を提供する。
【解決手段】暖房回路途中に備えられた暖房用放熱器の熱交換器に、給湯回路を沿わせて授熱部を形成し給湯栓に接続すると共に、授熱部と給湯栓との間から該授熱部の入り口側に戻るバイパス管を備え、このバイパス管には循環ポンプを備えたので、暖房用放熱器の熱交換器を利用して給水温度が低下する冬季に、給湯栓を開くと直ぐにお湯が出てくる即湯機能及び、給湯回路の凍結を防止出来、特別な熱源や電源を設けることなく簡単な構成で実現され、極めて使用勝手が良く、しかも暖房用の放熱器を利用して行うので、無駄がなく経済的である。
【選択図】 図1
【解決手段】暖房回路途中に備えられた暖房用放熱器の熱交換器に、給湯回路を沿わせて授熱部を形成し給湯栓に接続すると共に、授熱部と給湯栓との間から該授熱部の入り口側に戻るバイパス管を備え、このバイパス管には循環ポンプを備えたので、暖房用放熱器の熱交換器を利用して給水温度が低下する冬季に、給湯栓を開くと直ぐにお湯が出てくる即湯機能及び、給湯回路の凍結を防止出来、特別な熱源や電源を設けることなく簡単な構成で実現され、極めて使用勝手が良く、しかも暖房用の放熱器を利用して行うので、無駄がなく経済的である。
【選択図】 図1
Description
この発明は、冬季に暖房回路を利用して給湯の即湯機能及び凍結防止を行わせる給湯暖房装置に関するものである。
従来よりこの種のものでは、暖房回路に給湯用の熱源を併設して暖房と共に給湯も同時或いは単独で行えるようにしたものであった。(例えば、特許文献1参照。)
特公昭59−24333号公報
ところでこの従来のものでは、給湯栓を開けたら直ぐにお湯が出る即湯を達成する為に、常に熱源機であるボイラーを運転しておかなければならず、又この熱源機は冬季には暖房も同時に行うので能力の大きなものが使用されており、不経済であり無駄が大きいものであった。
この発明はこの点に着目し上記問題点を解決する為、請求項1では、暖房回路途中に備えられた暖房用放熱器の熱交換器に、給湯回路を沿わせて授熱部を形成し給湯栓に接続すると共に、授熱部と給湯栓との間から該授熱部の入り口側に戻るバイパス管を備え、このバイパス管には循環ポンプを備えたものである。
又請求項2では、暖房回路途中に備えられた暖房用放熱器の熱交換器に、給湯回路から分岐した分岐回路を沿わせて授熱部を形成すると共に、分岐回路の終端を循環ポンプを介して給湯回路の入り口側に接続したものである。
又請求項3では、前記暖房用放熱器は、給湯栓近くの台所や洗面所の複数箇所に備えられ、各暖房用放熱器毎に授熱部を設けるように給湯回路を複数分岐させたものである。
この請求項1の発明によれば、暖房用放熱器の熱交換器を利用して給水温度が低下する冬季に、給湯栓を開くと直ぐにお湯が出てくる即湯機能及び、給湯回路の凍結を防止出来、特別な熱源や電源を設けることなく簡単な構成で実現され、極めて使用勝手が良く、しかも暖房用の放熱器を利用して行うので、無駄がなく経済的である。
又請求項2によれば、冬季には暖房用放熱器を利用して即湯及び凍結防止が行えることは勿論、冬季以外では従来と同じく長時間待つこともなく、水を無駄に捨てる必要間なく、通常の給湯が行えるものである。
又請求項3によれば、給湯栓近くの暖房用放熱器を使用することで、確実で良好な即湯と凍結防止が行われ、常に安心して使用出来るものである。
次にこの発明の一実施形態を図1に基づいて説明する。
1は熱媒体である不凍液を燃焼バーナ(図示せず)で加熱し循環ポンプ2で循環させて室内の暖房を行う暖房ボイラーで、往き管3と戻り管4にそれぞれ複数配管可能なように、往きヘッダー5と戻りヘッダー6を接続している。
1は熱媒体である不凍液を燃焼バーナ(図示せず)で加熱し循環ポンプ2で循環させて室内の暖房を行う暖房ボイラーで、往き管3と戻り管4にそれぞれ複数配管可能なように、往きヘッダー5と戻りヘッダー6を接続している。
7は往きヘッダー5及び戻りヘッダー6にそれぞれ両端を接続した第1暖房回路で、途中にはパネルコンベクターから成る第1暖房用放熱器8が備えられ、この第1暖房用放熱器8の中には熱媒体が循環し自然対流で放熱する第1熱交換器9が設けられて、台所に設置され室内の暖房を行うものである。
10は第1暖房回路7と並列に往きヘッダー5及び戻りヘッダー6にそれぞれ両端を接続した第2暖房回路で、途中にはパネルコンベクターから成る第2暖房用放熱器11が備えられ、この第2暖房用放熱器11の中には熱媒体が循環し自然対流で放熱する第2熱交換器12が設けられて、第1暖房用放熱器8とは別の脱衣所に設置され暖房を行うものである。
13は市水道14が接続し給水を燃焼バーナ(図示せず)で加熱して給湯を行う給湯機で、給湯配管15途中を2つの経路に分岐し、その一つが第1給湯回路16で先端は台所給湯栓17に接続して給湯するものであり、この台所給湯栓17に近い第1給湯回路16の一部を、第1暖房用放熱器8の第1熱交換器9に沿わせて該第1熱交換器9から熱を受ける第1授熱部18を形成している。
19は第2給湯回路で、先端は浴室給湯栓20に接続して給湯するもので、この浴室給湯栓20に近い第2給湯回路19の一部を、第2暖房用放熱器11の第2熱交換器12に沿わせて該第2熱交換器12から熱を受ける第2授熱部21を形成している。
22は各給湯栓17、20と第1、第2授熱部18、21の間と該第1、第2授熱部18、21の入り口側を連通するバイパス管で、途中には循環ポンプ23及び開閉弁24を備え、暖房回路の戻りヘッダー6に備えられた戻り温度センサ25や、どちらかの給湯回路に備えられた配管温度センサ26の検出温度によって循環ポンプ23の駆動及び開閉弁24の開閉が制御されるものである。
次に図1に示す一実施形態の作動を説明する。
今冬季で室内の暖房を行う場合には、暖房ボイラー1を作動させ加熱した熱媒体を第1、第2暖房回路7、10を介して第1、第2暖房用放熱器8、11に流通されることで、第1、第2熱交換器9、12からの放熱で室内の暖房が行われるものであり、この暖房は自然対流利用で緩やかでソフト暖房であり、冬季には24時間行われるものである。
今冬季で室内の暖房を行う場合には、暖房ボイラー1を作動させ加熱した熱媒体を第1、第2暖房回路7、10を介して第1、第2暖房用放熱器8、11に流通されることで、第1、第2熱交換器9、12からの放熱で室内の暖房が行われるものであり、この暖房は自然対流利用で緩やかでソフト暖房であり、冬季には24時間行われるものである。
そしてこの暖房中では、第1、第2給湯回路16、19内の給湯水が、それぞれ第1、第2授熱部18、21で高温の熱媒体から授熱して温度上昇し、この温度を配管温度センサ26で検出して開閉弁24を開成、循環ポンプ23を駆動させて、温度上昇した給湯水をバイパス管22から第1、第2給湯回路16、19に順次循環させて、所定温度で給湯水を保持しておくことで、各給湯栓17、20を開くことで即湯が可能となるものであり、又第1、第2給湯回路16、19は加熱されているので、凍結防止にもなるもので、安心して使用出来るものであり、更に即湯後は給湯機13から通常の給湯が継続して行われ、この時給湯の開始を検知して開閉弁24は閉成されると共に、循環ポンプ23は駆動停止しているものである。
勿論、暖房をしていない冬季以外は、この即湯機能及び凍結防止効果は得られないが、給水温度がそんなに低下しない冬季以外では即湯及び凍結防止の必要性は、冬季と比べれば低いと思われるので、冬季限定でも効果は大きい。
しかしこの図1の実施形態では、即湯しない冬季以外に使用した時に、給湯回路が長過ぎることで、設定温度の給湯を得るのに長時間待たなければならず、又その間に多量の水を無駄に捨ててしまうと言う問題点を有することから、この問題点を解決した図2の他の実施形態を説明する。
ここで、図1と同一構成は同一符号を付して説明は省略し、相違点のみを説明する。
27は給湯配管15の先端に備えられた給湯ヘッダーで、第1、第2給湯回路16、19が接続され、この第1給湯回路16の台所給湯栓17の近傍からは、第1分岐回路28が分岐してその一部を、第1暖房用放熱器8の第1熱交換器9に沿わせて該第1熱交換器9から熱を受ける第1授熱部18を形成している。
27は給湯配管15の先端に備えられた給湯ヘッダーで、第1、第2給湯回路16、19が接続され、この第1給湯回路16の台所給湯栓17の近傍からは、第1分岐回路28が分岐してその一部を、第1暖房用放熱器8の第1熱交換器9に沿わせて該第1熱交換器9から熱を受ける第1授熱部18を形成している。
更に第2給湯回路19の浴室給湯栓20の近傍からは、第2分岐回路29が分岐してその一部を、第2暖房用放熱器11の第2熱交換器12に沿わせて該第2熱交換器12から熱を受ける第2授熱部21を形成している。
そして、この第1、第2分岐回路28、29を連結して一つの回路にした後に、循環ポンプ23及び開閉弁24を備えて給湯回路の入り口側である給湯ヘッダー27に接続されている。
これによって、冬季は即湯と凍結防止が可能であり、冬季以外の給湯は第1、第2分岐回路28、29を流通させることなく行えるので、お湯が出てくるまで長時間待たなくても良く、更に無駄に水を捨てることもなく経済的で、図1の実施形態の不具合を解消するものである。
又各授熱部18、21を有する各暖房用放熱器8、11は、台所と脱衣所の給湯栓に近い場所に設置されているものを利用するので、即湯は高温状態を保持したまま良好に行われ無駄がない給湯が得られるものである。
更に戻り温度センサ25で暖房の開始を検知して、各授熱部18、21への給湯水の循環を開始させるようにしても良く、暖房開始を確実に検知してから作動させることが出来るものである。
7、10 第1、第2暖房回路
8、11 第1、第2暖房用放熱器
9、12 第1、第2熱交換器
16、19 第1、第2給湯回路
17 台所給湯栓
18、21 第1、第2授熱部
20 浴室給湯栓
22 バイパス管
23 循環ポンプ
28、29 第1、第2分岐回路
8、11 第1、第2暖房用放熱器
9、12 第1、第2熱交換器
16、19 第1、第2給湯回路
17 台所給湯栓
18、21 第1、第2授熱部
20 浴室給湯栓
22 バイパス管
23 循環ポンプ
28、29 第1、第2分岐回路
Claims (3)
- 暖房回路途中に備えられた暖房用放熱器の熱交換器に、給湯回路を沿わせて授熱部を形成し給湯栓に接続すると共に、授熱部と給湯栓との間から該授熱部の入り口側に戻るバイパス管を備え、このバイパス管には循環ポンプを備えた事を特徴とする給湯暖房装置。
- 暖房回路途中に備えられた暖房用放熱器の熱交換器に、給湯回路から分岐した分岐回路を沿わせて授熱部を形成すると共に、分岐回路の終端を循環ポンプを介して給湯回路の入り口側に接続した事を特徴とする給湯暖房装置。
- 前記暖房用放熱器は、給湯栓近くの台所や洗面所の複数箇所に備えられ、各暖房用放熱器毎に授熱部を設けるように給湯回路を複数分岐させた事を特徴とする請求項1及び2記載の給湯暖房装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003324924A JP2005090866A (ja) | 2003-09-17 | 2003-09-17 | 給湯暖房装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2003324924A JP2005090866A (ja) | 2003-09-17 | 2003-09-17 | 給湯暖房装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005090866A true JP2005090866A (ja) | 2005-04-07 |
Family
ID=34455533
Family Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2003324924A Pending JP2005090866A (ja) | 2003-09-17 | 2003-09-17 | 給湯暖房装置 |
Country Status (1)
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JP (1) | JP2005090866A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006317092A (ja) * | 2005-05-13 | 2006-11-24 | Noritz Corp | 即湯システム |
-
2003
- 2003-09-17 JP JP2003324924A patent/JP2005090866A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2006317092A (ja) * | 2005-05-13 | 2006-11-24 | Noritz Corp | 即湯システム |
JP4711053B2 (ja) * | 2005-05-13 | 2011-06-29 | 株式会社ノーリツ | 即湯システム |
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