JP2005090169A - 防音パネルの落下防止装置及び落下防止装置を備えた防音パネル - Google Patents

防音パネルの落下防止装置及び落下防止装置を備えた防音パネル Download PDF

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義生 雪上
Fumio Inoue
二三男 井上
Hiroaki Senda
裕章 千田
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Abstract

【課題】取り付けに係わる作業が簡便で、作業時に取り付けし損なう恐れのない防音パネルの落下防止装置及び防音パネルを提供する。
【解決手段】防音パネル20の前面から突設されたボルト11に支持金具2を取り付けることで簡便な作業により形成することができ、また防音壁の前面にボルト11が突設され、且つ支持金具2が支柱を跨いでいることで、支持金具2の取り付け忘れがあれば即座に視認でき、作業時に取り付けし損なう恐れをなくすることができる。
【参照図】 図1

Description

本発明は、高速道路等に設けたパネルの落下防止を図るために、そのパネルに設けるパネル落下防止治具取付構造に関し、特に、既存の防音パネルに設けるのに好適な防音パネルの落下防止装置及び落下防止装置を備えた防音パネルに関するものである。
従来、高速道路、鉄道等の側縁に設置される防音壁を構成する防音パネルには、車両から落下した積み荷の衝突や長期に亘る振動等により防音パネル本体が支柱から外れた場合に備え、落下防止機構が備えられるものであるが、一般には防音パネルの側面にアイボルトを取り付け、そのアイボルトに落下防止用索条を挿通し、支柱と固定する機構が用いられてきている。
また特許文献1において、そのアイボルトの取り付けに係わる作業を低減するべく、パネル表面の板材に形成された2個の貫通穴と、全体が略U字状をなし、両端が前記2個の貫通穴からパネル外側に突出するように通された支持部材と、その支持部材の一端に設けられた落下防止治具と、前記支持部材の他端に設けられた抜け止め部材を備えたことを特徴とするパネル落下防止治具取付構造が開示されている。
特開2002−61123号公報
しかしながら、従来の機構や特許文献1に記載の如き構造では、アイボルトや落下防止治具に落下防止用索条を挿通させる精細な作業が必要があり、防音壁の施工現場における作業として煩雑なものとなり、また作業時に落下防止用索条の挿通をし損なうことでその機能を果たし得なくなる恐れもあった。
本発明は上記の如き課題に鑑みてなされたものであり、取り付けに係わる作業が簡便で、作業時に取り付けし損なう恐れのない防音パネルの落下防止装置及び防音パネルを提供せんとするものである。
上記課題を解決するため、本発明は以下のような構成としている。すなわち、本発明に係わる防音パネルの落下防止装置は、道路や鉄道等の側縁に沿って複数の支柱を立設し、該支柱間に防音パネルを取り付けて形成された防音壁において、支柱を挟んで相隣る前記防音パネルの前面からそれぞれ突設させたボルトと、前記支柱を跨いで該ボルト間に該ボルトを用いて取り付けられた支持金具とを備えることを特徴とするものである。
また本発明に係わる防音パネルは、道路や鉄道等の側縁に沿って立設された複数の支柱間に取り付けられ、支柱を挟んで相隣る防音パネルであって、前面からそれぞれ突設させたボルトと、前記支柱を跨いで該ボルト間に該ボルトを用いて取り付けられた支持金具とを備えた落下防止装置を備えることを特徴とするものである。
請求項1に記載の本発明に係わる防音パネルの落下防止装置によれば、防音パネルの前面から突設されたボルトに支持金具を取り付けることで簡便な作業により形成することができ、また防音壁の前面にボルトが突設され、且つ支持金具が支柱を跨いでいることで、支持金具の取り付け忘れがあれば即座に視認でき、作業時に取り付けし損なう恐れをなくすることができる。
また請求項2に記載の本発明に係わる落下防止装置を備えた防音パネルによれば、支柱を挟んで相隣る防音パネルの内、一方の防音パネルが外れても支持金具により他方の防音パネルによって支持することができ、仮に両方の防音パネルが外れても支持金具が支柱を跨いで設けられていることで、少なくとも一方への落下を防ぐようにでき、被害を最小限に留めることができるものとなる。
本発明に係わる最良の実施の形態について、図面に基づき以下に具体的に説明する。
図1は、本発明に係わる落下防止装置を備えた防音パネルの、実施の一形態を示すもので、イ)は防音パネルを用いて形成された防音壁の正面図、ロ)は落下防止装置の詳細を示す上断面図である。まずイ)において防音壁Nは、間隔をおいて立設された複数の支柱30間に防音パネル20を取り付けて形成されている。防音パネル20は透明な面板201の周囲に上下横枠材202及び左右縦枠材(図示せず)を組み付けて形成されたものであり、上下方向に上下横枠材202を繋ぎ且つ面板201を保持する中間支持材203が取り付けられたものである。防音パネル20に上下横枠材202には、支柱30を挟んで相隣る防音パネル20間にボルト・ナット1及び支持金具2からなる落下防止装置10が備えられている。
次にロ)において、支柱30はH型鋼からなるものであり、前後のフランジ301間に両側から防音パネル20A及び20Bの左右端が挿入され、フランジ301と防音パネル20との間に係止バネSが挿入されて支柱30に防音パネル20が固定されている。係止バネSは支柱30のフランジ301にバネ体S1がボルト・ナットB2により取り付けられ、フランジ301間へ防音パネル20が挿入された後にボルトS2を締め込んでゆくことでバネ体S1の反発力が強められてゆくものである。支柱を挟んで相隣る防音パネル20A及び20Bの前面側には、それぞれボルト11が突設され、支柱30を跨いだ状態で支持金具2の両端付近にボルト11が挿通され、ナット12が螺着されることで相隣る防音パネル20A及び20Bに支持金具2が取り付けられる。
図2は、支持金具2の一例を示す説明図である。支持金具2は、支柱30や係止バネSが占める空間を避けることができるよう、前面に向かって凸字状の形状となされ、両端付近にはボルト11が挿通される長孔のボルト孔21が穿設されている。支持金具2を形成する材料は特に限定されるものではないが、防音パネル20を支持するにおいて強度が高く、また靱性の高い金属材料を用いるのが好ましく、強度の高いステンレスや構造用の鉄鋼等の平板を曲げ加工したものを好適に用いることができる。
かかる落下防止装置を用いることで、図3に示す如く支柱30のフランジ301間から防音パネル20の左右端が外れても防音パネル20の脱落を防止することができる。イ)において、一方の防音パネル20Bが支柱30のフランジ301間から外れても、他方の防音パネル20Aにより支持され、またロ)において支柱30の両側の防音パネル20A及び20Bの両方が外れた場合でも、支持金具2が支柱30を跨いで設けられていることで、例えば図中の方向αが民地である場合には、少なくとも民地側への落下を防ぐことができる。
防音パネル20の前面からボルト11を突設させるにおいて、ボルト11を溶接等により取り付けたり、貫通孔を穿設して背面側から挿通させたりしてもよいが、ワンサイドボルトを用いることで下孔を穿設するのみで容易にボルト11を突設させることができ、また既に設置されている防音パネル20に対しても適用するのが容易である。ワンサイドボルトを用いたボルト11の突設の一例を図4に示すが、ワンサイドボルトKは、ボルト11と一体であるねじ頭部K1、拡張部K2、押さえ部K3及び緩み止めナットK4からなり、押さえ部K3と緩み止めナットK4は固着され、ボルト11は緩み止めナットK4に螺着されている。
かかるワンサイドボルトKを図1に示した防音パネル20に固定するには、まず防音パネル20の上下横枠材202に下孔Hを穿設し、ねじ頭部K1及び拡張部K2を下孔Hに挿通させる。次にねじ頭部K1と一体となされたボルト11が矢印Y1の方向に突出されるようにねじ回してゆくと、切れ込みの入った拡張部K2が上下横枠材202内で拡張され、拡張部K2と押さえ部K3との間に上下横枠材202が挟持されることで、ボルト11が防音パネル20の前面に突設される。そのボルト11にナット12を螺着して支持金具2を取り付けることで、防音パネル20が既設のものであっても容易に落下防止装置10を設けることができる。
本発明に係わる落下防止装置を備えた防音パネルの、実施の一形態を示す説明図である。 支持金具の一例を示す説明図である。 本発明に係わる落下防止装置を備えた防音パネルの、支柱からの脱落状態を示す上面図である。 ワンサイドボルトを用いた防音パネルの前面からのボルトの突設方法を示す断面図である。
符号の説明
11 ボルト
2 支持金具
10 落下防止装置
20 防音パネル
30 支柱

Claims (2)

  1. 道路や鉄道等の側縁に沿って複数の支柱を立設し、該支柱間に防音パネルを取り付けて形成された防音壁において、支柱を挟んで相隣る前記防音パネルの前面からそれぞれ突設させたボルトと、前記支柱を跨いで該ボルト間に該ボルトを用いて取り付けられた支持金具とを備えることを特徴とする防音パネルの落下防止装置。
  2. 道路や鉄道等の側縁に沿って立設された複数の支柱間に取り付けられ、支柱を挟んで相隣る防音パネルであって、前面からそれぞれ突設させたボルトと、前記支柱を跨いで該ボルト間に該ボルトを用いて取り付けられた支持金具とを備えた落下防止装置を備えることを特徴とする防音パネル。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015190191A (ja) * 2014-03-28 2015-11-02 株式会社栗本鐵工所 道路用吸音装置
JP2015196948A (ja) * 2014-03-31 2015-11-09 日鐵住金建材株式会社 防音壁の施工方法
JP2018188914A (ja) * 2017-05-10 2018-11-29 新中央工業株式会社 遮音パネルの補強金具及び遮音パネルの補強方法

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