JP2005089982A - スチールハウス等における、まぐさ等横架材の接合構造 - Google Patents

スチールハウス等における、まぐさ等横架材の接合構造 Download PDF

Info

Publication number
JP2005089982A
JP2005089982A JP2003321005A JP2003321005A JP2005089982A JP 2005089982 A JP2005089982 A JP 2005089982A JP 2003321005 A JP2003321005 A JP 2003321005A JP 2003321005 A JP2003321005 A JP 2003321005A JP 2005089982 A JP2005089982 A JP 2005089982A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lintel
horizontal
steel
vertical frame
horizontal member
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2003321005A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4106006B2 (ja
Inventor
Koji Hanya
公司 半谷
Ryoichi Sugano
良一 菅野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Steel Corp
Original Assignee
Nippon Steel Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Steel Corp filed Critical Nippon Steel Corp
Priority to JP2003321005A priority Critical patent/JP4106006B2/ja
Publication of JP2005089982A publication Critical patent/JP2005089982A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4106006B2 publication Critical patent/JP4106006B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Joining Of Building Structures In Genera (AREA)

Abstract

【課題】建物の開口部に設ける、まぐさ等横架材を、まぐさ等横架材受け材を介して薄板軽量溝形鋼整の縦枠材に接合するに際して、かぶせ材の設置を不要とし、施工コストや部数削減を実現する。
【解決手段】薄板軽量溝形鋼を背中合わせに接合してなるリップ付き溝形鋼2a、2bからなる縦枠材2を開口部6の両側に立設する。開口部6側のリップ付き溝形鋼2aに、鋼板を凸形状に曲げ形成してなる、まぐさ等横架材取付け金物17を介して、まぐさ等横架材10を取付ける。まぐさ等横架材取付け金物17の両端部23で、まぐさ等横架材10の側縁を挟持しドリルねじ5で固定すると共に、凸状部は、リップ付き溝形鋼2aの溝内に進入させ、その先端部19をそのウエブ11にドリルねじ5で結合する。
【選択図】図2

Description

本発明は、スチールハウスを始めとする薄板軽量形鋼部材で構成される住宅における、まぐさ等横架材接合構造に関する。ここでスチールハウスとは、板厚0.4mm以上、2.3mm未満の薄板軽量形鋼により構成される鋼構造建築物と定義する。
前記の薄板軽量鋼部材は、薄鋼板をロールフォーミングにより成形して溝形、リップ付き溝形、ボックス形等の断面形状とし、巾寸法なども所定の使用形態に合わせて成形するもので、施工するときは、一本物の部材で使用し、又は複数本の部材をドリルねじ等で接合した組立部材として使用し、これら部材同士をドリルねじ等で接合して建物の主架構を構築する。
スチールハウス等の主架構の構築にあたっては、鉛直部材となる縦枠材に、上下枠材、梁、まぐさ等の横架材を、ドリルねじ等で接合することになる。縦枠材の側面に横架材を接合する場合では、いずれも技術的には同様な接合形態となるといえる。ここでは出入口や窓などの開口部を用いて説明する。
スチールハウス等に形成される出入口や窓には縦枠材が存在しないことから、屋根等の上階からの鉛直荷重を支える支持柱がなく開口部の部位は強度的に弱くなる。
このため、窓あるいは扉などの開口部の上部には、まぐさ等の横架材が配置され、このまぐさ等横架材と開口部両脇の縦枠材との接合部は、所定の強度を確保できる構造とされている。その代表例が、薄板軽量形鋼造建築物設計の手引きのp31(国土交通省国土技術政策綜合研究所および独立行政法人建築研究所監修、社団法人日本鉄鋼連盟編集、技報堂出版、2002年6月25日)に示されるものであり、この従来形態は、図5〜図7に示すような構成になっている。
図5において、下枠材1から複数の縦枠材2が所定の間隔をあけて立ち上がっており、各縦枠材2の上端は上枠材3に結合されており、この下枠材1と縦枠材2と上枠材3で構成される壁枠材に構造用合板等の面材4をドリルねじ5で固着して構成されている。
出入口や窓などの開口部6において、開口部両脇に所定の間隔をおいて配置される縦枠材2の上部の間は、開口部上枠材7で結合され、縦枠材2の下部の間は開口部下枠材8で結合され、これらで囲まれる内側が開口部6とされている。
開口部6の上部には、まぐさ等横架材10が配置される。まぐさ等横架材10には、種々の構成があるが、図示の従来例のまぐさ等横架材10は、所定の厚みを有し、所定寸法の組立部材として、または単材として構成される。
開口部6の両側に配置される縦枠材2は、図6、図7に示すような2本のリップ付き溝形鋼2a、2bのウエブ11をドリルねじで5で締結してなる組立てH形鋼が主に用いられる。さらに開口部両脇の縦枠材2にあっては、2本のリップ付き溝形鋼2a、2bで強度が十分な場合でも、開口部側のリップ付き溝形鋼2aには、軽量形鋼からなる、かぶせ材12が取付けられ、このかぶせ材12に、まぐさ等横架材10の両端縁を受けるための軽溝形鋼からなる、まぐさ等横架材受け材13が接合される。そして、まぐさ等横架材受け材13に、まぐさ等横架材10がドリルねじ5で取付けられて開口部上側の、まぐさ等横架材の接合構造が構築されている。
前記の通り、開口部6両脇の縦枠材2には、2本のリップ付き溝形鋼2a、2bで強度が十分な場合でも、まぐさ等横架材受け材13を取り付けるために、もう1本の軽溝形鋼を、かぶせ材12として縦枠材2の開口部6に面する側に接合しているのが現状である。
以下に、図7(a)〜(d)に従来技術における施工手順を説明する。
(1)リップ付き溝形鋼2本から構成される縦枠材2を配置する。(2)縦枠材2に、かぶせ材12をドリルねじ5で接合する。(3)″かぶせ材″12のウエブ14に溝形鋼からなる、まぐさ等横架材受け材13のウエブ15をドリルねじ5で接合する。(4)まぐさ等横架材受け材13のフランジ16で、まぐさ等横架材10を挟み、ドリルねじ5を打設して接合する。

薄板軽量形鋼造建築物設計の手引きp31(国土交通省国土技術政策綜合研究所および独立行政法人建築研究所監修、社団法人日本鉄鋼連盟編集、技報堂出版、2002年6月25日)
解決しようとする課題は、従来、主に住宅の壁に設けられる開口部等において、まぐさ等横架材受け材を介して、まぐさ等横架材を開口部両脇の縦枠材に接合するに際し、まぐさ等横架材受け材を縦枠材に取り付けるために溝形鋼からなる、かぶせ材を必要とした。このかぶせ材を設置する施工コストおよび部材数が増加するので、本発明ではこの点を改良し、かぶせ材の設置を不要とし、施工コストおよび部材数削減を実現し、経済的な設計を可能とすることである。
前記の課題を解決するため、本発明は次のように構成する。
第1の発明は、薄板軽量リップ付き溝形鋼からなる縦枠材のリップのある形鋼側面に、横架材取付け用枠材を固着し、この横架材取付け用枠材を介して、横架材を配設してなる接合構造において、前記横架材取付け用枠材を鋼板を所定形状に形成してなる、横架材取付け金物で構成し、当該金物の両端部に、横架材の側縁を挟持する挟持部を形成し、中間部は、前記縦枠材におけるリップ付き溝形鋼内に進入する凸部とし、縦枠材と固着すると共に、横架材取付け金物の両端部と、横架材とを固着することを特徴とする。
第2の発明は、薄板軽量溝形鋼を背中合わせに接合してなるリップ付き溝形鋼からなる縦枠材を開口部の両側に立設し、前記両縦枠材の開口部側に、まぐさ等横架材取付け用枠材を固着し、このまぐさ等横架材取付け用枠材を介して両縦枠材の間に、まぐさ等横架材を配設してなるスチールハウス等の開口部に配置される、まぐさ等横架材接合構造において、前記まぐさ等横架材取付け用枠材を鋼板を所定形状に曲げ形成してなる、まぐさ等横架材取付け金物で構成し、当該金物の両端部に、まぐさ等横架材の側縁を挟持する挟持部を形成し、中間部は、前記両縦枠材における開口部側のリップ付き溝形鋼内に進入する凸部とし、この凸部の先端部と縦枠材のウエブをドリルねじ等で結合すると共に、まぐさ等横架材取付け金物の両端部と、まぐさ等横架材をドリルねじ等で結合することを特徴とする。
第3の発明は、第1または第2の発明において、前記凸部の先端部と縦枠材のウエブのドリルねじ等による結合に加えて、まぐさ等横架材取付け金物の両裾部と縦枠材のリップとをドリルねじ等で結合することを特徴とする。
第4の発明は、前記凸部の先端部と縦枠材のウエブのドリルねじ等による結合に加えて、両縦枠材の外側に配置の構造用面材を貫通し、縦枠材における開口部側のリップ付き溝形鋼のフランジを貫通するドリルねじ等を、前記まぐさ等横架材取付け金物の両側部を貫通するように打設したことを特徴とする。
第5の発明は、第1〜4の発明において、まぐさ等横架材取付け金物の両側部は拡開側にバネ付勢されていて、両裾部が縦枠材の開口部側のリップ付き溝形鋼のリップに係合可能に設けられていることを特徴とする。
本発明に係る、まぐさ等横架材受け金物は、従来の、かぶせ材、まぐさ等横架材受け材の両者の機能を併せ持つ断面形状を有する形鋼材からなり、凸形状を基本としており、凸形部分が、縦枠材における開口部側に位置するリップ付き溝形鋼の溝部に嵌められ、凸形先端部がウエブに当接したうえドリルねじ等で接合するため、従来の、かぶせ材を設置する必要がなく、施工コストおよび部材数削減が実現され、経済的な設計が可能になる。
以下、本発明の実施形態を図を参照して説明する。なお、従来例と同一の要素には同一符号を付して重複説明を省略する。
図1、図2は実施形態1を示す。各図において、開口部6の両側辺を構成する各縦枠材2は、2本のリップ付き溝形鋼2a、2bを背中合わせに配置し、ウエブ11同士をドリルねじ5で接合して構成すること、縦枠材2の上下端を上枠材3と下枠材1に接合すること、まぐさ10が、所定寸法の組立部材として、または単材として構成される点は、従来と同じである。
開口部6の上部に設ける、まぐさ等横架材10の両側縁を、まぐさ等横架材受け金物17を介して縦枠材2における、開口部6側に位置するリップ付き溝形鋼2aに接合する点が本発明の主要素である。
さらに詳細に説明すると、まぐさ等横架材取付け金物17は、鋼板を凸形状に曲げ形成することによって構成し、両裾部18と先端部19を有し、両裾部18と先端部19の間を両側部20とする。
実施形態1のまぐさ等横架材取付け金物17においては、その凸形状部を開口部6側に位置するリップ付き溝形鋼2aの溝部に嵌合し、かつ、フラットな先端部19を、前記リップ付き溝形鋼2aのウエブ11に接合し、この接合部にドリルねじ5を打設し、さらに、両裾部18とリップ付き溝形鋼2aのリップ21との当接部にドリルねじ5を打設することで、まぐさ取付け金物17を縦枠材2に固着している。
こうして縦枠材2における開口部6側のリップ付き溝形鋼2aに、まぐさ等横架材受け金物17を固着した後、当該まぐさ等横架材受け金物17の両端部22で、まぐさ等横架材10の両側縁を挟み、この挟持部にドリルねじ5を打設することで、まぐさ等横架材10とまぐさ等横架材受け金物17を固着する。
こうして実施形態1に係る凸形状のまぐさ等横架材受け金物17は、先端部を縦枠材2に接合すると共に、両端部で、まぐさ等横架材10を固着する。つまり、まぐさ等横架材受け金物17は従来のかぶせ材と、まぐさ等横架材受け材の両者の機能を併せ持つ断面形状を有する形鋼で構成されているから、従来のかぶせ材を設置する必要がなくなり、施工コストおよび部材数削減が実現され、経済的な設計が可能になる。
図2を用いて、本発明の基本となる実施形態1の施工手順を説明する。
(1)リップ付き溝形鋼2a、2bの2本から構成される縦枠材2(組み立てH形鋼)を配置する。
(2)縦枠材2に本発明の″まぐさ等横架材受け金物″17を接合する。
(3)″まぐさ等横架材受け金物″17に、まぐさ等横架材10を接合する。
前記から、本発明のまぐさ等横架材受け金物17を用いることで、従来技術と比較して施工工程が1ステップ省かれていることが明確に分る。
実施形態1に係るまぐさ等横架材受け金物17は、縦枠材2に当てがう構造用合板等面材23(図3以下で示す)を取付けるドリルねじ5がこの部位においては、まぐさ等横架材受け金物17を貫通しない面材ドリルねじ非貫通型の例である。このドリルねじ非貫通型の例では、面材を接合するドリルねじの回転が、まぐさ受け金物17によって拘束されないため、壁のせん断剛性は、後述の実施形態2に比べて低下するが、変形性能が良くなる。
つぎに、図3(a)を用いて、本発明の実施形態2として、面材ドリルねじ貫通型の、まぐさ受け金物17の例について説明する。
実施形態2に係る、まぐさ等横架材受け金物17の構成は、実施形態1と同じであるが、構造用合板等の面材23を接合するためのドリルねじ5が、まぐさ等横架材受け金物17の両側部20を貫通している例である。この例では、面材23を接合するドリルねじ5の回転をまぐさ等横架材受け金物17が拘束するため、壁のせん断剛性が実施形態1に比べて向上する。なお、実施形態2では、まぐさ取付け金物17の両裾部18と、リップ付き溝形鋼2aのリップ21との当接部は、ドリルねじ5が打設されていない点が実施形態1と相異している。
図3(b)は、本発明の実施形態3として、面材ドリルねじ非貫通型の、まぐさ等横架材受け金物17の例を示す。
実施形態3に係る、まぐさ等横架材受け金物17の基本構成は、実施形態1、2と同じであるが、まぐさ等横架材受け金物17の両側部20を、中央部寄りに位置させており、構造用合板等の面材23を縦枠2に接合するドリルねじ5が、まぐさ等横架材受け金物17の両側部20を貫通しない例である。この例では、ドリルねじ5により面材23と縦枠材2が固着され、かつ、ドリルねじ5の回転が、まぐさ等横架材受け金物17によって拘束されないため、壁のせん断剛性は、後述の実施形態2に比べて低下するが、変形性能が良くなる。
図4(a)は実施形態4として、面材ドリルねじ非貫通型の、まぐさ等横架材受け金物17の例を示す。
実施形態4に係る、まぐさ等横架材受け金物17の基本構成は、先の各実施形態と同じであるが、まぐさ等横架材受け金物17の両側部20を、中央部寄りにV字状20aに曲げ形成することにより、構造用合板等の面材23を接合するためのドリルねじ5が、まぐさ等横架材受け金物17の両側部20を貫通しない構成としている。この実施形態4によると、凸状の先端部19の平面部を大きくし、縦枠材2のウエブ11との接触面積を大きくできるので、当該接合部に打設するドリルねじ5の本数を多くしたい場合に効果がある。
図4(b)は実施形態5として、面材固定用ドリルねじ貫通型で、かつ、嵌め込み固定型のまぐさ受け金物17の例を示す。
実施形態5に係る嵌め込み固定型の、まぐさ等横架材受け金物17の基本構成は、先の各実施形態と同じであるが、まぐさ等横架材受け金物17の両裾部18にリップ係合部18aを形成し、このリップ係合部18aを、弾性拡開力を利用してリップ付き溝形鋼2aのリップ21に嵌め込んで固定する形式のものである。
実施形態5のまぐさ等横架材受け金物17によると、その凸状部を図4(c)の実線で示すように中央部寄りに弾性変形させて、リップ係合部18aをリップ付き溝形鋼2aのリップ21に嵌め込んで、弾性拡開力を利用してリップ21に仮固定できる。他の構成は、ドリルねじ5による接合構造は実施形態2と同じである。
なお、本発明は、実施形態1〜5に示した構成を設計変更して実施することは構わないもので、この場合は本発明に含まれる。また、鉛直部材となる縦枠材に、上下枠材、梁の横架材を接合する場合で、上述してきた開口部における、縦枠材とまぐさ等横架材の接合構造と同等の構造となるものについては本発明に含まれる。
実施形態1に係る、まぐさ等横架材の取り付け態様を示す拡大部分正面図である。 (a)、(b)、(c)は、実施形態1に係るまぐさ等横架材受け金物により、まぐさ等横架材を縦枠材へ接合する手順を示す平面図である。 (a)、(b)は、実施形態2、3に係るまぐさ等横架材受け金物により、まぐさ等横架材を縦枠材へ接合した態様を示す平面部分拡大図である。 (a)、(b)は、実施形態4、5に係るまぐさ等横架材受け金物により、まぐさ等横架材を縦枠材へ接合した態様を示す平面部分拡大図、(c)は、(b)のまぐさ等横架材受け金物をリップ付き溝形鋼へ嵌合する態様の工程図である。 窓など開口部のある壁構造の正面説明図である。 (a)は、まぐさ等横架材を取り付けた開口部の拡大正面部分図である。 (a)、(b)、(c)、(d)は、従来例に係るまぐさ受け材により、まぐさ等横架材を縦枠材へ接合する手順を示す平面図である。
符号の説明
1 下枠材
2 縦枠材
2a リップ付き溝形鋼
2b リップ付き溝形鋼
3 上枠材
4 構造用合板等面材
5 ドリルねじ
6 開口部
7 開口部上枠材
8 開口部下枠材
10 まぐさ等横架材
11 ウエブ
12 かぶせ材
13 まぐさ等横架材受け材
14 かぶせ材のウエブ
15 まぐさ等横架材受け材のウエブ
16 まぐさ等横架材受け材のフランジ
17 まぐさ等横架材受け金物
18 両裾部
18a リップ係合部
19 先端部
20 両側部
20a V字状部
21 リップ
22 両端部
23 構造用合板等の面材

Claims (5)

  1. 薄板軽量リップ付き溝形鋼からなる縦枠材のリップのある形鋼側面に、横架材取付け用枠材を固着し、この横架材取付け用枠材を介して、横架材を配設してなる接合構造において、前記横架材取付け用枠材を鋼板を所定形状に形成してなる、横架材取付け金物で構成し、当該金物の両端部に、横架材の側縁を挟持する挟持部を形成し、中間部は、前記縦枠材におけるリップ付き溝形鋼内に進入する凸部とし、縦枠材と固着すると共に、横架材取付け金物の両端部と、横架材とを固着することを特徴とするスチールハウス等における、横架材接合構造。
  2. 薄板軽量溝形鋼を背中合わせに接合してなるリップ付き溝形鋼からなる縦枠材を開口部の両側に立設し、前記両縦枠材の開口部側に、まぐさ等横架材取付け用枠材を固着し、このまぐさ等横架材取付け用枠材を介して両縦枠材の間に、まぐさ等横架材を配設してなるスチールハウス等の開口部に配置される、まぐさ等横架材接合構造において、前記まぐさ等横架材取付け用枠材を鋼板を所定形状に曲げ形成してなる、まぐさ等横架材取付け金物で構成し、当該金物の両端部に、まぐさ等横架材の側縁を挟持する挟持部を形成し、中間部は、前記両縦枠材における開口部側のリップ付き溝形鋼内に進入する凸部とし、この凸部の先端部と縦枠材のウエブをドリルねじ等で結合すると共に、まぐさ等横架材取付け金物の両端部と、まぐさ等横架材をドリルねじ等で結合することを特徴とするスチールハウス等における、まぐさ等横架材接合構造。
  3. 前記凸部の先端部と縦枠材のウエブのドリルねじ等による結合に加えて、まぐさ等横架材取付け金物の両裾部と縦枠材のリップとをドリルねじ等で結合することを特徴とする、請求項2記載のスチールハウス等における、まぐさ等横架材接合構造。
  4. 前記凸部の先端部と縦枠材のウエブのドリルねじ等による結合に加えて、両縦枠材の外側に配置の構造用面材を貫通し、縦枠材における開口部側のリップ付き溝形鋼のフランジを貫通するドリルねじ等を、前記まぐさ等横架材取付け金物の両側部を貫通するように打設したことを特徴とする、請求項2記載のスチールハウス等における、まぐさ等横架材接合構造。
  5. まぐさ等横架材取付け金物の両側部は拡開側にバネ付勢されていて、両裾部が縦枠材の開口部側のリップ付き溝形鋼のリップに係合可能に設けられていることを特徴とする請求項1〜4の何れか1項記載のスチールハウス等における、まぐさ等横架材接合構造。
JP2003321005A 2003-09-12 2003-09-12 スチールハウスにおける、まぐさ横架材の接合構造 Expired - Fee Related JP4106006B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003321005A JP4106006B2 (ja) 2003-09-12 2003-09-12 スチールハウスにおける、まぐさ横架材の接合構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003321005A JP4106006B2 (ja) 2003-09-12 2003-09-12 スチールハウスにおける、まぐさ横架材の接合構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005089982A true JP2005089982A (ja) 2005-04-07
JP4106006B2 JP4106006B2 (ja) 2008-06-25

Family

ID=34452808

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003321005A Expired - Fee Related JP4106006B2 (ja) 2003-09-12 2003-09-12 スチールハウスにおける、まぐさ横架材の接合構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4106006B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7908804B2 (en) 2007-09-14 2011-03-22 Vieira Jose Structural lintel assembly and building construction method using the same
JP2018105096A (ja) * 2016-12-28 2018-07-05 旭化成ホームズ株式会社 建物

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7908804B2 (en) 2007-09-14 2011-03-22 Vieira Jose Structural lintel assembly and building construction method using the same
JP2018105096A (ja) * 2016-12-28 2018-07-05 旭化成ホームズ株式会社 建物

Also Published As

Publication number Publication date
JP4106006B2 (ja) 2008-06-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2011174270A (ja) ベランダ用間仕切り壁の取付構造、そのためのベランダ用間仕切り壁及び取付方法
KR100959063B1 (ko) 커튼월 및 창호 시스템의 프레임 보강용 장치
KR200405447Y1 (ko) 지붕패널
KR100754281B1 (ko) 경량철골구조물의 기둥-서까래 접합용 처마 브라켓 및 그를이용한 기둥-서까래 접합방법
JP5172607B2 (ja) 扁平柱と梁との接合部構造
JP2005089982A (ja) スチールハウス等における、まぐさ等横架材の接合構造
JP2010095956A (ja) 外断熱パネルおよび外断熱構造
JP4106007B2 (ja) スチールハウス等の住宅用縦枠材とその固定装置
US20150218821A1 (en) Attachment components for securing portions of a structure with integrated insulation to one another
JPH11264199A (ja) 建築用金属製軸部材の接合部および接合金物
KR101474747B1 (ko) 스틸 하우스와 같은 구조물의 프레임
US20230340780A1 (en) Contoured rails for mounting wall panels or insulation unto an existing wall
JP4163851B2 (ja) 壁枠組の接合構造
KR200163075Y1 (ko) 단열재가 삽입된 스터드
JP2004162485A (ja) 複合パネル構造
AU2015213539A1 (en) Attachment components for securing portions of a structure with integrated insulation to one another
JP3927832B2 (ja) 屋根支持体
JP4313498B2 (ja) 住宅用鋼製力板
JP4313512B2 (ja) 建築構造用梁材
JP3515897B2 (ja) 壁パネル
JP3014980B2 (ja) 壁パネル
JP3943438B2 (ja) 建物
JP4102358B2 (ja) スチールハウス用パネル構造
JP2769759B2 (ja) フレームレス金属製外壁パネルを用いたカーテンウォール構造
JP2024071771A (ja) 天井構造

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050913

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070731

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070828

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20071023

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080325

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080328

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 4106006

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110404

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120404

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130404

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130404

Year of fee payment: 5

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130404

Year of fee payment: 5

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130404

Year of fee payment: 5

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130404

Year of fee payment: 5

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140404

Year of fee payment: 6

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees