JP2005089758A - エラストマーと剥離クレイプレートレットからなるナノコンポジットの製造方法、該ナノコンポジットで構成されるゴム組成物並びにタイヤを含む製造物品 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】エラストマー及び少なくとも部分的に剥離され挿入された多層の水膨潤可能なクレイのその中の分散系で構成されるナノコンポジットの製法。ナノコンポジットは、水膨潤可能なクレイ粒子の水懸濁液を陰イオン性エラストマー粒子の水性乳剤に加えてこれらの混合物を形成し、これに陽イオン性高分子第四級アミンまたはエチレンポリアミンの形態で少なくとも2つのアミン中心を有するアミンを加えて、多層のクレイのギャラリー内部での陽イオン交換可能なイオンを用いたイオン交換によって、水膨潤したクレイ粒子に挿入しかつ少なくとも部分的に剥離し、エラストマー及び得られたクレイ粒子が凝析し、ナノコンポジットを形成するのを促進するのを助けることによって製造する。
【選択図】なし
Description
例えば、このようなナノコンポジットは、まず挿入化合物(例えば、第四級アンモニウム塩)を含む水中の多層で親水性の水膨潤可能なクレイをに予め挿入して、イオン交換を引き起こすことによってクレイに挿入し、ここで第四級アンモニウム塩は多層のクレイのギャラリー内部に含まれる1つ以上の陽イオンと置換することによって製造されてきた。得られた挿入されたクレイ粒子を乾燥し、次にエラストマーと混合して、エラストマー内部のこの分散系を形成する。小さな程度に、挿入されたクレイの層は、挿入プロセスの最中にまたはそれに続くエラストマーとの高剪断混合時に、層間剥離するかまたは剥離されて、プレートレットの層間剥離するかまたは剥離した積層を含むことがある個々のプレートレットになることがある。
実際に、合成エラストマーの陰イオン性(負に帯電した)エラストマー粒子を、例えば単数種または複数種の陰イオン界面活性剤の使用によって形成して乳剤を安定化してよい。このような目的での陰イオン界面活性剤のこのような使用は、当業者には周知である。
(A)モノマーの重合の最中に挿入されず、
(B)乾燥エラストマーとして凝析し、回収した後に、スメクタイトクレイをエラストマーと物理的にブレンドすることによって挿入されず、
(C)予め挿入されたクレイをエラストマーとブレンドする前に第四級アンモニウム塩を用いて処理することによって予め挿入されたスメクタイトクレイをブレンドすることによって挿入されないからである。
陰イオン性エラストマー粒子の合成乳剤の製造のための陰イオン界面活性剤の代表的な例は、例えば、McCutcheon's, Volume 1, "Emulsifier & Detergents", North American Edition, 2001, Pages 291 and 293に見い出すことができ、非イオン性界面活性剤の代表的な例は294〜300ページに示され、陽イオン界面活性剤の例は300及び301ページに示される。
1態様においては、水膨潤可能なクレイ、例えばスメクタイトクレイの例えばモンモリロナイトクレイは、本発明において使用する場合、例えば複数の積層し薄く比較的に平らな層で構成される構造を有する天然に存在するクレイとして説明されることがあり得、ここでこのような個々の層は、2つの非常に薄い四面体形シリカ層の間に挟まれた非常に薄い八面体形アルミナ層で構成されてアルミノケイ酸塩構造を形成すると考えられる構造を有するとしてよい。一般に、天然に存在するモンモリロナイトクレイ中のこのようなアルミノケイ酸塩構造の場合、アルミニウム陽イオン(Al+3)の幾つかはマグネシウム陽イオン(Mg+2)によって置き換えられたと考えられ、クレイ構造のプレートレット層に実効負電荷をもたらす。このような負電荷は、天然に存在するクレイ中で、前述のアルミノケイ酸塩層またはプレートレット同士の間の間隔(時々“ギャラリー”と呼ぶ)内部で水和ナトリウム、リチウム、マグネシウム、カルシウム及び/またはカリウム陽イオン、通常主にナトリウムイオンとバランスがとれていると考えられる。
(A)以下のものをブレンドすることによって、水膨潤したクレイ及び陰イオン性ポリマー粒子乳剤の第1のブレンドを形成することと:
(1)水及び多層の水膨潤可能なクレイ(該クレイのための挿入剤を除外して(例えば、第四級アンモニウム塩を除外して))で構成される水性混合物、ここで前記水膨潤可能なクレイは、複数の積層プレートレットと該プレートレット同士の間の水膨張した(膨潤した)ギャラリーで構成され、ここで前記ギャラリーは天然に存在する陽イオン交換可能なイオンをその中に含む(例えば、前記ギャラリー内部にナトリウムイオンを含むモンモリロナイトクレイ)、及び
(2)ラジカル発生重合開始剤及び非重合可能な陰イオン界面活性剤の存在下でのモノマーの水溶液ラジカル誘導重合によって製造する陰イオン性エラストマー粒子(陰イオン界面活性剤から誘導される表面に陰イオンを有するエラストマー粒子)で構成される約6〜約11の範囲内のpHを有する水性予備成形済みエラストマーとしての陰イオン性合成エラストマー粒子の乳剤(熱可塑性ポリマーラテックスを除外して)、
ここで前記合成エラストマー粒子は、イソプレン及び1,3−ブタジエンモノマーまたはスチレンのうちの少なくとも1つ及びイソプレン及び1,3−ブタジエンモノマーまたはアクリロニトリルのうちの少なくとも1つ及びイソプレン及び1,3−ブタジエンモノマーのうちの少なくとも1つで構成されるモノマー、好ましくはスチレン及び1,3−ブタジエンからなるモノマーの水溶液重合から誘導され、または
(3)陰イオン性天然シス1,4−ポリイソプレンエラストマー粒子の乳剤、並びに
(B)前記第1のブレンドと以下のものをブレンドすることと、
(1)水及び陽イオン性高分子第四級アミンまたはエチレンポリアミンから選択される少なくとも2つのアミン中心を有するアミンで構成される水性混合物、及び
(2)水及び約3〜約4の範囲内のpHを有する無機酸で構成される水性混合物;
を含む。
(A)約0.1〜約40、他に約15〜約35重量%のスチレンモノマーで構成されるスチレン及び1,3−ブタジエンモノマー、
(B)約0.1〜約40、他に約15〜約35重量%のスチレンモノマーで構成されるスチレン及びイソプレンモノマー、
(C)イソプレンモノマー、
(D)1,3−ブタジエンモノマー、
(E)イソプレン及び1,3−ブタジエンモノマー、
(F)約5〜約45重量%のアクリロニトリルモノマーで構成される1,3−ブタジエン及びアクリロニトリルモノマー、または、
(G)約5〜約45重量%のアクリロニトリルモノマーで構成されるイソプレン及びアクリロニトリルモノマー、
の水性乳剤重合から誘導される。
実際に、前記合成エラストマー粒子の製造のための前記ラジカル発生重合開始剤を、例えば、
(A)解離性開始剤、または
(B)上記に参照した"Emulsion Polymerization Theory and Practice"において説明されているような酸化還元開始剤、
から選択してよい。
実際に、水及び前記高分子第四級アミンの前記水性混合物並びに水及び無機酸の前記水性混合物を好ましくは実質的に同時に、エラストマー粒子の乳剤及び水膨潤した、水膨潤可能なクレイ粒子の前記第1のブレンドに加える。
実際に、少なくとも部分的に上文で検討したように、前記水膨潤可能なクレイをスメクタイトクレイ、バーミキュライトベースのクレイ及び雲母クレイから選択してよく、好ましくはモンモリロナイト、ヘクトライト、ノントライト、バイデライト、ヴォルコンスコイト、サポナイト、ソーコナイト、ソボッカイト、ステレンサイト、及びシンフォダイトクレイのうちの少なくとも1つから選択されるスメクタイトクレイであり、この中でモンモリロナイト及びヘクトライトクレイが好ましい。
(A)約5〜約150、他に約5〜約115phrの本発明のナノコンポジット、
(B)ゼロ〜約95、他に約5〜約95phrの少なくとも1つの追加のジエンベースのエラストマー(前記ナノコンポジット中に含まれるエラストマー及び前記追加のジエンベースのエラストマーの合計が100重量部ならば)、
(C)カーボンブラック、沈降シリカ凝集体、シリカのドメインを表面に含むシリカ含有カーボンブラック、及びこれらの混合物から選択されるゼロ〜約80、他に約10〜約80、他に約10〜約60phrの少なくとも1つの追加の補強粒子状充填剤、及び、所望により
(D)前記剥離プレートレットのプレートレットの表面の周辺縁部表面に含まれるヒドロキシル基(例えばシラノール基)と反応性があり、前記シリカ及び/またはシリカ含有カーボンブラックを使用する場合、前記沈降シリカ及び前記シリカ含有カーボンブラックの表面に含まれるヒドロキシル基(例えばシラノール基)と反応性がある部分、及び前記ナノコンポジットの単数種または複数種のエラストマーの前記ジエンベースの単数種または複数種のエラストマー及び前記追加のエラストマーのうちの少なくとも1つと相互作用する別の部分を含むカップリング剤、
を含むゴム組成物が得られる。
さらに本発明によれば、前記ナノコンポジット及び/または前記ゴムコンポジットで構成される少なくとも1つの成分を有するタイヤが得られる。本発明の1態様においては、前記成分は、例えば、タイヤトレッド、タイヤインナーライナー、タイヤサイドウォールインサート(特に、タイヤサイドウォール内部に位置決めされたタイヤサイドウォール支持及び/または剛化成分)としてよく、並びに、前記ナノコンポジット及び/または前記ゴムコンポジットを製造し、次にタイヤを製造することによるタイヤの製造方法が得られる。
(A)以下のものととブレンドされる本発明のナノコンポジット;
(B)シス1,4−ポリイソプレン、シス1,4−ポリイソプレン、及び追加のスチレン/ブタジエンコポリマーエラストマーのうちの1つから選択される少なくとも1つの追加のエラストマー;及び
(C)所望によりカーボンブラック補強充填剤;
で構成され、ここで前記ナノコンポジットはスチレン/ブタジエンコポリマーエラストマー(E−SBR)及び/または天然シス1,4−ポリイソプレンエラストマーで構成され、これは、約5〜約80、他に約5〜約45重量部の前記部分的に剥離され、挿入されたクレイ粒子/前記ナノコンポジットの100重量部の前記単数種または複数種のエラストマーのインシトゥで形成された分散系を含む。
スチレン/ブタジエンエラストマー(E−SBR)の陰イオン性ラテックスの製造
約9.5〜10.5の範囲内の塩基性のpHを有する乳化重合製造スチレン/ブタジエンコポリマーエラストマー(E−SBR)の陰イオン性水性ラテックスを、スチレン及び1,3ブタジエンモノマーを水性媒質中で共重合することで合成した。
活性化剤溶液は、硫酸第一鉄七水和物(約0.009phmの量で)(ここでphmは重量部/100重量部のモノマー)、ナトリウムホルムアルデヒドスルホキシレート二水化物(約0.07phmの量で)、エチレンジアミン四酢酸ナトリウム(約0.035phmの量で)及び水(約9.97phmの量で)の混合物だった。セッケン溶液は、混合C14〜C18及びC16〜C18不飽和脂肪酸(約2.34phmの量で)、不均化ロジン酸のカリウム塩(約1.4phmの量で)、塩化カリウム(約0.23phmの量で)、リン酸三カリウム(約0.05phmの量で)、希釈した水酸化ナトリウム(約0.16phmの量で)及び50重量%の水酸化カリウム(約0.18phmの量で)の混合物だった。開始剤はピナンヒドロペルオキシド(約0.05phmの量で)だった。
E−SBR/クレイナノコンポジットの製造
12,235グラムの熱水(60℃)中の249グラムの非挿入(挿入剤の例えば第四級アンモニウムを用いて前処理していない)で、水膨潤したモンモリロナイトクレイ(サザン・クレイ・プロダクツ・カンパニー製のクロイサイト NA+TM( Cloisite NA+TM from the Southern Clay Products Company )として)の水性懸濁液を、クレイ/水混合物を約2時間撹拌することによって製造した。
クレイ無しの対照E−SBRの製造
約11412キログラム(約2513ポンド)の実施例IのSBRラテックス(21.7重量%の固形物)を、希硫酸を用いて調節済みであり3〜4の範囲内のpHを有する約22.7キログラム(約50ポンド)の水及び400グラムの高分子第四級アミン(パーケム 503TM)の撹拌中の混合物に、約60℃(約140°F)の温度で徐々に加えることによって、クレイ無しの対照E−SBRを製造した。得られた凝析済みE−SBRクラムを、水を用いて洗浄し、約66℃(約150°F)でオーブン乾燥した。乾燥したE−SBRのムーニーML(1+4)粘度値は53だった。
追加のE−SBR/クレイナノコンポジットの製造
約12.2キログラムの熱水(60℃)中の249グラムの水膨潤したモンモリロナイトクレイ(サザン・クレイ・プロダクツ・カンパニー製のクロイサイト NA+(tm)として)のクレイ/水懸濁液を、クレイ/水混合物を、約2時間第1の容器中で撹拌することによって製造した。
(A)第1の容器のクレイ/E−SBR/水混合物、及び
(B)水中の1100グラムの陽イオン性高分子第四級アミン(5%のパーケム 503TMとして)を小型ポンプによって滴下した。
天然ゴム/クレイナノコンポジットの製造
約4.1キログラム(約9ポンド)の天然シス1,4−ポリイソプレンゴムラテックス(高アンモニア、61%の固形物ラテックス)に、約8.2キログラム(約18ポンド)の軟水(従って本明細書において脱塩水であると考えられる)を加え、混合物を十分に撹拌した。希釈したラテックスのpHは約10.8だった。希釈したラテックスに約31.5グラムの20重量%のイルガノックス 565TM(Irganox 565TM)抗酸化剤乳剤を加え、それによって約0.25重量部のイルガノックス565抗酸化剤/100重量部の乾燥天然ゴムを提供した。その後、約14.4キログラム(約31.8ポンド)のサザン・クレイ・プロダクツ製のクロイサイト NA+クレイスラリー(約2.6%の固形物)を希釈したラテックスに加え、混合物を十分に撹拌した。クレイ/天然ゴムラテックスを、底部流出弁を含む第1の容器に加えた。
第2の容器に加え終わった後、沈降微細ナノコンポジット粒子を遠心分離し、遠心分離機中で水を用いて洗浄した。得られたナノコンポジットクラムを、チーズ削り器を用いて分解して微細粒子にし、スクリーン張りトレイ上で強制空気オーブン中、約66℃(約150°F)でトレイ乾燥した。
クレイ無しの対照天然ゴム(NR)の製造
天然ゴムラテックス(シス1,4−ポリイソプレンエラストマー陰イオン性乳剤)を、グッドイヤー・スマトラ・ラバー・プランテーションズ、スマトラウタラ、インドネシアから得た。ラテックスを出荷のために約50%の固形物に濃縮し、乳剤はアンモニアを用いて安定化した。この実施例の場合、上記に説明した約98キログラムの天然ゴムラテックス(50重量%固形物)を、高分子第四級アミンの約200グラムの水溶液の撹拌中の混合物(50重量%のパーケム 503TMとして)に、希硫酸を用いて調節済みであり3〜4の範囲内のpHを有する45キログラムの水を一緒に徐々に加えながら、約60℃(約140°F)の温度で徐々に加えることによって、クレイ無しの対照凝析済み天然ゴムの添加を行うことができる。得られた凝析済み天然ゴムクラムを、水を用いて洗浄し、約66℃(約150°F)でオーブン乾燥した。
ゴムコンポジットの製造
実施例I〜IVにおいて説明されている方法によって製造する様々なナノコンポジットを含むゴムコンポジットを製造し、本明細書において対照試料A及び試料B〜Dとして識別する。
2ASTM名称N299としてのカーボンブラック
3過酸化ジクミル加硫剤。
実施例VIIにおいて製造した試料の様々な粘弾性特性を、以下の表2に報告する。試験を、DMTA(動機械的熱分析計、モデルDMTA IV(Dynamic Mechanical Thermal Analyzer, Model DMTA IV)、レオメトリック・サイエンティフィック(Rheometric Scientific)によって製造)を用い、テンションモードで室温で(例えば、約23℃で)実行し、E’及びタンデルタ値を様々な歪みで測定した。
21%、5%及び7%歪みで決定したンデルタ値は、動的損失弾性率対動的貯蔵弾性率の比であり、通常ヒステリシスの尺度と考えられ、ここでより低いヒステリシスは、ゴム組成物のトレッドを有するタイヤの場合に良好なタイヤ転がり抵抗を示し(転がりに対するより少ない抵抗)、従ってより良好な乗り物用燃料の節減に関連するので、一般に望ましい。タンデルタ値の減少は一般に、ゴム組成物のヒステリシスの望ましい減少を対応して示す。
ゴムコンポジットの製造
実施例I〜IVのように製造したナノコンポジットを含むゴムコンポジットを製造し、本明細書において対照試料E及びF並びに試料G、H及びJとして識別する。実施例Iの名称との混乱の可能性を避けるために、試料Iはない。
2ASTM名称N299としてのカーボンブラック
3サザン・クレイ・プロダクツCo.製のクロイサイト NA+(精製され未処理のナトリウムモンモリロナイト)としてのモンモリロナイトクレイ
4重合済み1,2−ジヒドロ−2,2,4−トリメチルキノリンとしての抗酸化剤
5デガッサ製のSi266として得られる50/50重量比のカップリング剤及びカーボンブラックのコンポジットであり、ここでカップリング剤は、ポリスルフィドブリッジ中に平均2〜2.5個の連結硫黄原子を有するビス(3−トリアエトキシシリルプロピル)ポリスルフィドである
6N−tert−ブチル−2−ベンゾチアゾールスルフェンアミド及びテトラメチルチウラムジスルフィドとしての加硫促進剤。
実施例IXにおいて製造した組成物の引張り特性を、以下の表4に報告する。表4において、“UTS”という用語は“極限引張系”を意味する。試験を室温でインストロン万能試験装置モデル4201を用いて実行した。クロスヘッド速度を20インチ/分(50.8cm/分)で設定した。
重要なことに、試料G(インシトゥで形成され、それによって予め分散され、部分的に剥離され、挿入されたクレイプレートレット補強材を有するナノコンポジットMを含んだ)は、対照試料F(物理的に混合した補強材あり)と比較して、同じ量のクレイを使用したが、様々な歪みでかなり増大した引張弾性率、並びに極限引張強さ及び破断時伸びの物理的性質を有することも表4から分かる。こうした物理的性質は、本明細書において、タイヤトレッドにおいて使用されるゴム組成物にとってタイヤ性能のために一般に望ましい特性であると考えられる。実施例IIのように製造したナノコンポジットMを含む試料Gによって示されるより良好な特性は、物理的に混合したモンモリロナイトクレイ粉末を有する対照試料Fと比較して、部分的に剥離され、挿入されたクレイ分散系の予備成形済みで陰イオン性のインシトゥで生成した分散系の実質的な寄与を示す。
ゴム組成物製造
実施例VIの方法によって製造した凝析済み天然ゴムを含むゴム組成物を製造し、この実施例において対照試料K、L、M及びNと呼ぶ。
対照試料K、L、M及びNは、それぞれ30、40、50及び60phrのカーボンブラック(ASTM名称N299カーボンブラック)を含んで、剥離され、挿入されたクレイ補強材の存在無しで様々なレベルのカーボンブラック補強材を提供する。
2100phrの天然ゴム及び6phrの部分的に剥離され、挿入されたモンモリロナイトクレイ粒子のその中の均一分散系で構成される、実施例VIIにおけるように製造したナノコンポジット。
3N−(1,3−ジメチルブチル)−N’−フェニル−p−フェニレンジアミンとしての抗酸化剤
4ナフテン性/パラフィン性ゴム加工油としての加工油
5N−tert−ブチル−2−ベンゾチアゾールスルフェンアミドとしての加硫促進剤。
実施例XIにおいて製造した試料の引張及び粘弾性物理的性質を以下の表6に報告する。
表において、“UTS”という用語は、インストロン万能試験装置モデル4201及びクロスヘッド速度20インチ/分(50.8cm/分)を使用した“極限引張系”を指す。
21%、5%及び10%歪みで決定したンデルタ値は、動的損失弾性率対動的貯蔵弾性率の比であり、通常ヒステリシスの尺度と考えられ、ここでより低いヒステリシスは、ゴム組成物のトレッドを有するタイヤの場合に良好なタイヤ転がり抵抗を示し(転がりに対するより少ない抵抗)、従ってより良好な乗り物用燃料の節減に関連するので、一般に望ましい。タンデルタ値の減少は一般に、ゴム組成物のヒステリシスの望ましい減少を対応して示す。
本明細書において実施例IVのように製造されたE−SBR及びインシトゥで形成され、剥離され、挿入された、水膨潤可能なクレイ(モンモリロナイトクレイ)で構成されるナノコンポジットブレンドすることによってゴム組成物を製造するが、ただしこの実施例のモンモリロナイトは、実施例IVの10重量部のクレイの代わりに、10、30及び45重量部のクレイ/100重量部のホストエラストマーを含んだ。
対照試料Pは、シス1,4−ポリブタジエンゴム、天然シス1,4−ポリイソプレンゴム及び合成シス1,4−ポリイソプレンゴムで構成されるゴム組成物である。対照試料Pはナノコンポジットを含まない。
2ザ・グッドイヤー・タイヤ・アンド・ラバー・カンパニー製のナツィン 2200TM(Natsyn 2200TM)としての合成シス1,4−ポリイソプレンゴム
3ザ・グッドイヤー・タイヤ・アンド・ラバー・カンパニー製のプライオフレックス 1712TM(PLIOFLEX 1712TM)としてのスチレン/ブタジエンゴム
4ベンゾチアゾールジスルフィド及びジチオモルホリンタイプとしての加硫促進剤。
実施例XIIIの対照試料P並びに試料Q、R及びSの様々な粘弾性特性を、以下の表10に報告する。試験をRPA(前に説明した)、MTS及びATS装置または装置系を用いて実行した。“MTS”という用語は、MTSカンパニー製の“材料試験系”モデル810、を指す。“ATS”という用語を、本明細書において“自動化引張系”と呼び、ここで様々な試験を様々な装置上で実行し、これは例えばリング弾性率、反発弾性、ショアーA硬さ及び比重である。特に、試験を、インストロンモデル4201装置(例えば、リング弾性率、引張強さ及び伸び値)、ツヴィック反発弾性装置(反発弾性値の場合)、及びウォーレス比重計装置上で実行した。このような計器装備及び試験は当業者には周知である。
試料Q、R、及びSは、対照試料Pと比較して、タンデルタ値のかなりの低下及び反発弾性値のかなりの増大を示し、これはヒステリシスのかなりの減少を示し、これは、荷重下で機能する場合のゴム組成物の熱蓄積の低減(温度の増大)を示すことが表10から分かる。
Claims (3)
- エラストマー及び少なくとも部分的に剥離され、挿入された水膨潤可能なクレイで構成されるナノコンポジットの、陰イオン性エラストマー粒子のエラストマーホスト内部でのインシトゥでの製造方法であって:
(A)以下のものをブレンドすることによって、水膨潤したクレイ及び陰イオン性ポリマー粒子乳剤の第1のブレンドを形成することと:
(1)水及び多層の水膨潤可能なクレイ(該クレイのための第四級アンモニウム塩挿入剤を除外して)で構成される水性混合物、ここで前記水膨潤可能なクレイは、複数の積層プレートレットと該プレートレット同士の間の水膨張したギャラリーで構成され、ここで前記ギャラリーは天然に存在する陽イオン交換可能なイオンをその中に含む(例えば、前記ギャラリー内部にナトリウムイオンを含むモンモリロナイトクレイ)、と一緒に
(2)ラジカル発生重合開始剤及び非重合可能な陰イオン界面活性剤の存在下でのスチレン及び1,3−ブタジエンモノマーの水溶液ラジカル誘導重合によって製造する陰イオン性エラストマー粒子で構成される約6〜11の範囲内のpHを有する水性予備成形済みエラストマーとしての陰イオン性合成エラストマー粒子の乳剤(熱可塑性ポリマーラテックスを除外して)、または
(3)陰イオン性天然シス1,4−ポリイソプレンエラストマー粒子の乳剤、並びに
(B)前記第1のブレンドと以下のものをブレンドすることと、
(1)水及び陽イオン性高分子第四級アミンまたはエチレンポリアミンから選択される少なくとも2つのアミン中心を有するアミンで構成される水性混合物、及び所望により
(2)水及び3〜4の範囲内のpHを有する無機酸で構成される水性混合物;
を含むことを特徴とする方法であって、
ここで、前記ラジカル発生重合開始剤は:
(A)カリウムペルオキシジスルフィド及びアンモニウムペルオキシジスルフィドのうちの少なくとも1つから選択される水溶液重合開始剤、または
(B)ベンゾイルペルオキシド、アゾビスイソブチロニトリル及びヒドロペルオキシドのうちの少なくとも1つから選択される天然ラジカル水溶液重合開始剤であり、
前記水膨潤可能なクレイは、水膨潤可能なスメクタイトクレイ、バーミキュライトベースのクレイ及び雲母クレイのうちの少なくとも1つから選択され、ここで、前記スメクタイトクレイは、モンモリロナイト、ヘクトライト、ノントライト、バイデライト、ヴォルコンスコイト、サポナイト、ソーコナイト、ソボッカイト、ステレンサイト、及びシンフォダイトクレイのうちの少なくとも1つから選択される、方法。 - ゴム組成物であって、重量部/100重量部エラストマー(phr)を基準として:
(A)約5〜約150phrの請求項1に記載の方法によって製造されるナノコンポジット、
(B)ゼロ〜約95phrの少なくとも1つの追加のジエンベースのエラストマー(前記ナノコンポジットから誘導される前記ゴム組成物中に含まれるエラストマー及び前記追加のジエンベースのエラストマーの合計が100重量部ならば)、
(C)カーボンブラック、沈降シリカ凝集体、シリカのドメインを表面に含むシリカ含有カーボンブラック、及びこれらの混合物から選択されるゼロ〜約100phrの少なくとも1つの追加の補強粒子状充填剤、及び、所望により
(D)前記剥離プレートレットのプレートレットの表面の周辺縁部表面に含まれるヒドロキシルと反応性があり、前記シリカ及び/またはシリカ含有カーボンブラックを使用する場合、前記沈降シリカ凝集体及び前記シリカ含有カーボンブラックの表面に含まれるヒドロキシル基と反応性がある部分、及び前記ナノコンポジットの単数種または複数種のエラストマーの前記ジエンベースの単数種または複数種のエラストマー及び前記追加のエラストマーのうちの少なくとも1つと相互作用する別の部分を含むカップリング剤、
で構成されるゴム組成物。 - 請求項2に記載のゴムコンポジットで構成されるトレッドを有するタイヤ。
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