JP2005089415A - 固形状油性化粧料 - Google Patents
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Abstract
【課題】 高分子量かつ低粘度の油分を配合することにより、発汗を生じない固形状油性化粧料を提供する。
【解決手段】 固形状油性化粧料における発汗抑制剤として、常温で粘度500mPa・S以下でかつ温度変化による重量あたりの体積変化が0.85mm3/(g・℃)以下のポリグリセリン脂肪酸エステル油を配合する。かかるポリグリセリン脂肪酸エステル油としては、水酸基価20〜70のデカグリセリンカプリン酸エステル、水酸基価20〜70のデカグリセリンカプリル酸エステル、水酸基価20〜70のデカグリセリンカプリル酸・カプリン酸混合脂肪酸エステル、水酸基価20〜70のドデカグリセリンカプリル酸エステル、水酸基価20〜70のドデカグリセリンカプリン酸エステル、水酸基価20〜70のドデカグリセリンカプリル酸・カプリン酸混合脂肪酸エステルが好ましい。
【選択図】 なし
【解決手段】 固形状油性化粧料における発汗抑制剤として、常温で粘度500mPa・S以下でかつ温度変化による重量あたりの体積変化が0.85mm3/(g・℃)以下のポリグリセリン脂肪酸エステル油を配合する。かかるポリグリセリン脂肪酸エステル油としては、水酸基価20〜70のデカグリセリンカプリン酸エステル、水酸基価20〜70のデカグリセリンカプリル酸エステル、水酸基価20〜70のデカグリセリンカプリル酸・カプリン酸混合脂肪酸エステル、水酸基価20〜70のドデカグリセリンカプリル酸エステル、水酸基価20〜70のドデカグリセリンカプリン酸エステル、水酸基価20〜70のドデカグリセリンカプリル酸・カプリン酸混合脂肪酸エステルが好ましい。
【選択図】 なし
Description
この発明は、発汗抑制剤として常温で粘度500mPa・S以下でかつ温度変化による重量あたりの体積変化が0.85mm3/(g・℃)以下のポリグリセリン脂肪酸エステル油を含有する固形状油性化粧料に関する。
固形状油性化粧料は、皮膚に対する親和性等より、主として口紅、アイシャドウ、アイライナー及び油性ファンデーション等のメークアップ用製品に多用されていおり、常温で液状の油分を常温で固形状の油分で固形化し、さらに必要に応じ顔料等を配合したものである。
常温で液状の油分としては、炭化水素油,シリコーン油などが多用されているが、近年低粘度のエステル油類が幅広く使用されてきている。エステル油は、固形状油性化粧料に滑らかな使用感を付与し、外観のつやを向上させるという特徴を有している。しかしながら、エステル油と常温で固形状の油分を併用すると、表面に水滴状の液体が滲み出る、いわゆる発汗と呼ばれる現象を生じることがあり、化粧料としての商品価値を著しく損ねることがあった。
かかる問題点を解決するために、これまで多くの検討がなされてきている。例えば、主構成脂肪酸が炭素数14以上の飽和脂肪酸であり、そのうちの1種または2種以上の混合物で、ベヘン酸を60重量%以上含有し、グリセリン平均重合度が7〜11、エステル化度が80%以上であるポリグリセリン脂肪酸エステルを化粧料の表面に発生する発汗を抑制する有効成分として配合(特許文献1)、有機変性粘土鉱物の1種又は2種以上と、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油と、エステル油を併用して配合(特許文献2)、口紅発汗を避ける上で十分な量のゲル化剤を配合(特許文献3)、口紅用発汗防止剤として、トリグリセライド/ジグリセライド/モノグリセライドの各含有率が30〜55/40〜60/1〜20%であり、室温で流動性を有しないグリセライドを使用(特許文献4)、有機変性粘土鉱物の1種又は2種以上と、ジグリセリル分岐鎖脂肪酸エステルのジカルボン酸縮合物より選択した1種又は2種以上、或いはさらに解こう剤として、HLB値が4〜12の非イオン性界面活性剤の1種又は2種以上を含有して成るゲルを油性化粧料に配合(特許文献5)などが知られている。
ポリグリセリン脂肪酸エステルは、毒性がなく、生物分解性に優れ、食品添加物としても用いられる安全性の高い界面活性剤として知られている。ポリグリセリン脂肪酸エステルは、グリセリンの重合度,脂肪酸の種類,エステル化度等により、親水性から親油性若しくは油剤としての幅広い性質を発揮し、また固形から液状の形状を有するため、種々の食品,化粧品,医薬品などへの応用が検討されており、油性固形化粧料への配合も知られている。例えば、固形のポリグリセリン脂肪酸エステルを発汗抑制剤として配合した油性固形化粧料(特許文献1)、トリグリセリンジイソステアレートをヒマシ油の代替油剤として配合した口紅(特許文献6)、4量体異常のポリグリセリンを低級及び高級脂肪酸でほぼ完全にエステル化したワックス組成物を配合した口紅(特許文献7)、グリセリンとポリグリセリンの混合物とカプリン酸,ステアリン酸,イソステアリン酸,12−ヒドロキシステアリン酸,アジピン酸の混合脂肪酸とのエステルをラノリンワックスの代替品として配合した化粧料(非特許文献1)等が知られている。
これまで、油性固形化粧料における発汗の抑制には油ゲル化剤,固形若しくはペースト状の油剤,界面活性剤を用いることが多く、発汗の主成分である液状油に関しては、あまり検討が行われていないのが現状であり、発汗現象の抑制には不十分であった。そこで、本発明においては、かかる問題点を解決し、発汗を生じない固形状油性化粧料を提供することを目的とした。
上記の課題を解決するにあたり、高分子量でかつ低粘度の液状油について種々検討を行ったところ、固形状油性化粧料における発汗抑制剤として、常温で粘度500mPa・S以下でかつ温度変化による重量あたりの体積変化が0.85mm3/(g・℃)以下のポリグリセリン脂肪酸エステル油を配合することにより、発汗が生じなくなることを見いだし、本発明を完成するに至った。
常温で粘度500mPa・S以下でかつ温度変化による重量あたりの体積変化が0.85mm3/(g・℃)以下のポリグリセリン脂肪酸エステル油を発汗抑制剤として用いることにより、発汗を生じない固形状油性化粧料を提供することができた。
本発明に用いる常温で粘度500mPa・S以下でかつ温度変化による重量あたりの体積変化が0.85mm3/(g・℃)以下のポリグリセリン脂肪酸エステル油としては、前記条件を満たす油分であれば特に限定されないが、グリセリンの重合度としては5〜15が、脂肪酸としては炭素数18以下の飽和脂肪酸、特に炭素数3〜18の飽和脂肪酸が好ましく、水酸基価が20〜70の範囲にあるものが好ましい。具体的には、水酸基価20〜70のデカグリセリンカプリン酸エステル、水酸基価20〜70のデカグリセリンカプリル酸エステル、水酸基価20〜70のデカグリセリンカプリル酸・カプリン酸混合脂肪酸エステル、水酸基価20〜70のドデカグリセリンカプリル酸エステル、水酸基価20〜70のドデカグリセリンカプリン酸エステル、水酸基価20〜70のドデカグリセリンカプリル酸・カプリン酸混合脂肪酸エステルが好ましい例として挙げられる。
かかる常温で粘度500mPa・S以下でかつ温度変化による重量あたりの体積変化が0.85mm3/(g・℃)以下のポリグリセリン脂肪酸エステル油の油性固形化粧料への配合量は、油性化粧料が固形の形状を保てる量であれば特に限定されないが、1〜95重量%、好ましくは5〜85重量%配合することができる。1重量%未満では発汗抑制効果が認められない。95重量%を超えて配合すると,固形の形状を保つことが困難となる。
本願発明の固形状油性化粧料には、固形状の形状を保つために常温で固形状の油分を配合することができる。かかる油分としては、特に限定されるものではなく、化粧品、医薬部外品又は医薬品等に用いられるものであれば何ら問題なく使用できる。例えば、カルナウバロウ,キャンデリラロウ,ミツロウ等のロウ類、パラフィンワックス,セレシン,マイクロクリスタリンワックス等の炭化水素ワックス、ラウリン酸,ミリスチン酸,パルミチン酸,ステアリン酸などの高級脂肪酸類、セチルアルコール,ステアリルアルコール等の高級アルコール等が挙げられる。
また本発明においては、ワセリン,ラノリンなど常温でペースト状の油分を配合することもできる。
本願発明の固形状油性化粧料には、上述のポリグリセリン脂肪酸エステル以外の常温で液状の油分を配合することもできる。かかる常温で液状の油性成分は、特に限定されるものではなく、化粧品、医薬部外品又は医薬品等に用いられるものであれば何ら問題なく使用できる。例えば、流動パラフィン、スクワラン等の炭化水素類、トリカプリル・カプリン酸グリセリン,ミリスチン酸オクチルドデシル,ミリスチン酸イソプロピル,ヒドロキシステアリン酸2-エチルヘキシル,2-エチルヘキサン酸セチル,トリ-2-エチルヘキサン酸グリセリル,ジ-2-エチルヘキサン酸ネオペンチルグリコール,パルミチン酸イソプロピル,パルミチン酸イソステアリル,パルミチン酸-2-エチルヘキシル,イソステアリン酸-2-エチルヘキシルデシル等のエステル油、オリーブ油,マカデミアナッツ油,ゴマ油,サフラワー油,ホホバ油,大豆油,ツバキ油,グレープシード油,パーム果実油等の植物油、オクチルドデカノール,オレイルアルコール,イソステアリルアルコール等の液状高級アルコール、イソステアリン酸,リノール酸等の液状高級脂肪酸、ジメチルポリシロキサン,メチルフェニルポリシロキサン等のシリコーン油等が例示される。
なお本発明に係る油性化粧料には、本発明の特徴を損なわない範囲で、ゲル化剤、界面活性剤、紫外線吸収剤、抗酸化剤、防菌防黴剤、顔料、色素類、香料等を含有させることができる。
本発明に係る固形状油性化粧料の具体的な用途としては、アイクリーム,口紅,リップクリーム,リップグロス,ファンデーション,頬紅,アイシャドウ等が挙げられる。
本発明の詳細について、実施例を用いて説明する。
処方例
表1に示す低粘度オイル 40.00重量%
ポリエチレンワックス 2.40
マイクロクリスタリンワックス 0.60
セレシンワックス 9.00
シア脂 8.90
ダイマージリノール酸/イソステアリル・フィトステリル 7.10
ダイマージオール・水素添加ダイマー酸エステル 11.00
重質流動イソパラフィン 5.00
d−δ−トコフェロール 0.05
アクリル酸オクチルアミド・アクリル酸エステル共重合体 2.00
硫酸バリウム 1.61
合成ケイ酸ナトリウム・マグネシウム 1.00
着色剤 1.30
エイコセン・ビニルピロリドン共重合体 5.00
真珠光沢顔料 5.00
製法:全成分を加熱混合後、金型に流し込み成型する。
表1に示す低粘度オイル 40.00重量%
ポリエチレンワックス 2.40
マイクロクリスタリンワックス 0.60
セレシンワックス 9.00
シア脂 8.90
ダイマージリノール酸/イソステアリル・フィトステリル 7.10
ダイマージオール・水素添加ダイマー酸エステル 11.00
重質流動イソパラフィン 5.00
d−δ−トコフェロール 0.05
アクリル酸オクチルアミド・アクリル酸エステル共重合体 2.00
硫酸バリウム 1.61
合成ケイ酸ナトリウム・マグネシウム 1.00
着色剤 1.30
エイコセン・ビニルピロリドン共重合体 5.00
真珠光沢顔料 5.00
製法:全成分を加熱混合後、金型に流し込み成型する。
表1に示した比較例1〜7及び実施例1の油分85重量部とセレシン15重量部を加熱溶解し、7日間熟成させた後45℃での発汗状態を目視で観察した。発汗状態は,「◎:発汗なし」,「○:微量の発汗有り」,「△:少量の発汗」,「×:発汗あり」として評価し、表1に結果を示した。
表1に示したとおり、特定のポリグリセリン脂肪酸を配合した実施例1においては発汗が認められなかったが、比較例1〜7においては、発汗が認められない試料は無かった。
同時に比較例1〜7及び実施例1に示した油分の温度による体積変化を測定し、温度変化による重量あたりの体積変化を測定した。
[実施例2] 油性口紅
(1)二酸化チタン 5.0(重量%)
(2)赤色201号 0.6
(3)赤色202号 1.0
(4)赤色223号 0.2
(5)キャンデリラロウ 11.0
(6)固形パラフィン 10.0
(7)ミツロウ 6.0
(8)カルナウバロウ 5.0
(9)ドデカグリセリンカプリル酸エステル(注1) 46.0
(11)パルミチン酸デキストリル 5.0
(12)d-δ-トコフェロール 0.1
(13)香料 0.1
注1:ドデカグリセリンカプリル酸エステルの水酸基価は38、粘度は480cpsであった。
製法:(1)〜(3)を(9)の一部に加えローラーで処理する(顔料相)。(4)を(9)の一部に溶解する(染料相)。他の成分を混合し、加熱融解した後、顔料相,染料相を加え、ディスパーで均一に分散する。分散後、型に流し込み急冷し、容器に装填した後フレーミングする。
(1)二酸化チタン 5.0(重量%)
(2)赤色201号 0.6
(3)赤色202号 1.0
(4)赤色223号 0.2
(5)キャンデリラロウ 11.0
(6)固形パラフィン 10.0
(7)ミツロウ 6.0
(8)カルナウバロウ 5.0
(9)ドデカグリセリンカプリル酸エステル(注1) 46.0
(11)パルミチン酸デキストリル 5.0
(12)d-δ-トコフェロール 0.1
(13)香料 0.1
注1:ドデカグリセリンカプリル酸エステルの水酸基価は38、粘度は480cpsであった。
製法:(1)〜(3)を(9)の一部に加えローラーで処理する(顔料相)。(4)を(9)の一部に溶解する(染料相)。他の成分を混合し、加熱融解した後、顔料相,染料相を加え、ディスパーで均一に分散する。分散後、型に流し込み急冷し、容器に装填した後フレーミングする。
[実施例3] 油性ファンデーション(コンパクトタイプ)
(1)ジメチルジステアリルアンモニウムベントナイト 0.2(重量%)
(2)パルミチン酸デキストリル 3.0
(3)ドデカグリセリンカプリン酸エステル(注2) 26.0
(4)固形パラフィン 3.0
(5)マイクロクリスタリンワックス 6.0
(6)ミツロウ 2.0
(7)ワセリン 8.0
(8)酢酸トコフェロール 0.2
(9)タルク 17.5
(10)カオリン 14.8
(11)酸化チタン 15.0
(12)ベンガラ 1.0
(13)黄酸化鉄 3.0
(14)黒酸化鉄 0.2
(15)香料 0.1
注2:ドデカグリセリンカプリン酸エステルの水酸基価は38、粘度は490cpsであった
製法:(1)〜(8)を混合し、85℃に加熱して溶解する。これにあらかじめ混合粉砕した(9)〜(14)を撹拌しながら添加し、コロイドミルで磨砕分散する。次いで(15)を加え、脱気後70℃で容器に流し込んで冷却する。
(1)ジメチルジステアリルアンモニウムベントナイト 0.2(重量%)
(2)パルミチン酸デキストリル 3.0
(3)ドデカグリセリンカプリン酸エステル(注2) 26.0
(4)固形パラフィン 3.0
(5)マイクロクリスタリンワックス 6.0
(6)ミツロウ 2.0
(7)ワセリン 8.0
(8)酢酸トコフェロール 0.2
(9)タルク 17.5
(10)カオリン 14.8
(11)酸化チタン 15.0
(12)ベンガラ 1.0
(13)黄酸化鉄 3.0
(14)黒酸化鉄 0.2
(15)香料 0.1
注2:ドデカグリセリンカプリン酸エステルの水酸基価は38、粘度は490cpsであった
製法:(1)〜(8)を混合し、85℃に加熱して溶解する。これにあらかじめ混合粉砕した(9)〜(14)を撹拌しながら添加し、コロイドミルで磨砕分散する。次いで(15)を加え、脱気後70℃で容器に流し込んで冷却する。
[実施例4] 油性ファンデーション(スティックタイプ)
(1)固形パラフィン 5.0(重量%)
(2)マイクロクリスタリンワックス 9.0
(3)デカグリセリンカプリル酸エステル(注3) 30.9
(4)パルミチン酸デキストリル 5.0
(5)d−δ−トコフェロール 0.1
(6)タルク 2.8
(7)カオリン 20.0
(8)マイカ 3.0
(9)酸化チタン 20.0
(10)ベンガラ 1.0
(11)黄酸化鉄 3.0
(12)黒酸化鉄 0.2
注3:デカグリセリンカプリル酸エステルの水酸基価は39、粘度は485cpsであった
製法:(1)〜(5)を混合し、85℃に加熱して溶解する。これにあらかじめ混合粉砕した(6)〜(12)を撹拌しながら添加し、コロイドミルで磨砕分散する。脱気後70℃で容器に流し込んで冷却する。
(1)固形パラフィン 5.0(重量%)
(2)マイクロクリスタリンワックス 9.0
(3)デカグリセリンカプリル酸エステル(注3) 30.9
(4)パルミチン酸デキストリル 5.0
(5)d−δ−トコフェロール 0.1
(6)タルク 2.8
(7)カオリン 20.0
(8)マイカ 3.0
(9)酸化チタン 20.0
(10)ベンガラ 1.0
(11)黄酸化鉄 3.0
(12)黒酸化鉄 0.2
注3:デカグリセリンカプリル酸エステルの水酸基価は39、粘度は485cpsであった
製法:(1)〜(5)を混合し、85℃に加熱して溶解する。これにあらかじめ混合粉砕した(6)〜(12)を撹拌しながら添加し、コロイドミルで磨砕分散する。脱気後70℃で容器に流し込んで冷却する。
本発明の実施例2〜実施例4について、発汗の有無を上記と同様に調査したところ、全ての実施例において全く発汗は認められなかった。
Claims (2)
- 固形状油性化粧料において、発汗抑制剤として常温で粘度500mPa・S以下でかつ温度変化による重量あたりの体積変化が0.85mm3/(g・℃)以下のポリグリセリン脂肪酸エステル油を配合する。
- 常温で粘度500mPa・S以下でかつ温度変化による重量あたりの体積変化が0.85mm3/(g・℃)以下のポリグリセリン脂肪酸エステル油が、水酸基価20〜70のデカグリセリンカプリン酸エステル、水酸基価20〜70のデカグリセリンカプリル酸エステル、水酸基価20〜70のデカグリセリンカプリル酸・カプリン酸混合脂肪酸エステル、水酸基価20〜70のドデカグリセリンカプリル酸エステル、水酸基価20〜70のドデカグリセリンカプリン酸エステル、水酸基価30〜70のドデカグリセリンカプリル酸・カプリン酸混合脂肪酸エステルから選択される1種又は2種以上である、請求項1に記載の固形状油性化粧料。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003328187A JP2005089415A (ja) | 2003-09-19 | 2003-09-19 | 固形状油性化粧料 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003328187A JP2005089415A (ja) | 2003-09-19 | 2003-09-19 | 固形状油性化粧料 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005089415A true JP2005089415A (ja) | 2005-04-07 |
Family
ID=34457848
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---|---|---|---|
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---|---|
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2009136633A1 (ja) * | 2008-05-09 | 2009-11-12 | ロート製薬株式会社 | 棒状化粧料、棒状化粧品、及びそれらの製造方法 |
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-
2003
- 2003-09-19 JP JP2003328187A patent/JP2005089415A/ja active Pending
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JP2022507312A (ja) * | 2018-11-13 | 2022-01-18 | ラボラトワール・エム・アンド・エル | 粉末に変化しうる化粧品組成物 |
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