JP2005088731A - タイヤ空気圧警報装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】タイヤの特性値に係らず確実に空気圧の低下を検出できるようにする。
【解決手段】タイヤ個々の特性を示す空気圧感度もしくは空気圧感度に関するデータ(動負荷半径と空気圧の関係等)をタイヤごとにバーコードで表示し、これらタイヤを車両Mに取り付けたときコードリーダ41により、空気圧感度もしくは空気圧感度に関するデータを読み取り、これらの値から空気圧の低下を判定する比較値を演算するようにした。
【選択図】 図1

Description

本発明は、車両におけるタイヤ空気圧の状態を間接的に検出し、その検出結果に基づいてタイヤ空気圧の低下を警報するタイヤ空気圧警報装置に関するものである。
この種のタイヤ空気圧警報装置としては、車両の各車輪の車輪速度を検出する車輪速度検出手段と、この車輪速度検出手段によって検出された各車輪速度に基づいて判定値を導出する判定値導出手段と、この判定値導出手段によって導出された判定値に基づいて車輪のタイヤ空気圧の低下を判定する空気圧低下判定手段と、この空気圧低下判定手段によって車輪のタイヤ空気圧の低下が判定された場合には、その旨を警報する警報手段とを備えたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
この装置においては、特許文献1に記載されているように、各車輪の速度偏差に基づいてタイヤ空気圧の低下を判定するようにするとともに、装着されるタイヤ個々で特性のばらつきがあることから、タイヤの新規装着時や空気圧調整時に全てのタイヤについて同一特性とみなすための初期補正を行い、タイヤの新規装着時や空気圧調整時においては個々のタイヤの特性によって車輪速度差が発生しないようにして、空気圧低下の誤警報が発生しないようにし、この状態から各車輪の速度差が所定値以上になった場合に空気圧低下を警告している。
特開平7−156621号公報(段落番号0006から0009)
上述した装置においては、空気圧低下を判定する所定値が固定値である。このため同一規格のタイヤのみについて空気圧低下の警告が有効になる。しかしながら、タイヤの種類の規格は多種であり、同じ空気圧であったとしても性能に何ら問題がないタイヤもあれば、著しく性能が低下するタイヤもある。このため、空気圧低下を警告する値が固定値であれば、一部の規格のタイヤにしか警告が有効にならず、他の規格のタイヤを装着したときには誤警報を生ずる問題があった。
本発明はこれら規格の異なるタイヤを装着したときにも正確にタイヤ空気圧低下を通知可能な装置とすることを目的とする。
上記の課題を解決するため、請求項1に係る発明の構成上の特徴は、上記のように構成した請求項1に係る発明においては、タイヤ毎に特定された空気圧感度に基づいて警報手段を作動させる比較値を導出する比較値導出手段をさらに備え、空気圧判定手段は判定値と比較値とを比較してタイヤ空気圧が低下しているか否かを判定することである。
請求項2に係る発明の構成上の特徴は、請求項1において、比較値導出手段は、車両に装着されたタイヤのうちの最も空気圧感度の低い該空気圧感度を選択する空気圧感度選択手段を備え、該空気圧感度選択手段より選択された空気圧感度に基づいて比較値を導出することである。
請求項3に係る発明の構成上の特徴は、請求項1において、比較値導出手段は、車両の車両速度に応じた比較値を導出することである。
請求項4に係る発明の構成上の特徴は、請求項1乃至請求項3の何れか一項において、比較値導出手段は、タイヤ特性値に基づいて空気圧感度を導出する空気圧感度導出手段を備えたことである。
請求項5に係る発明の構成上の特徴は、請求項1乃至請求項4の何れか一項において、予めタイヤ毎に記録された空気圧感度もしくは該空気圧感度に関する物理量を取り込む取込手段を備えたことである。
上記のように構成した請求項1に係る発明においては、比較値導出手段がタイヤ毎に特定される空気圧感度に基づいて比較値を導出する。したがって、各タイヤに応じてタイヤ空気圧の低下を警告する比較値が設定され、常に正確なタイヤ空気圧低下の警告をすることができる。
上記のように構成した請求項2に係る発明においては、車両に装着されたタイヤのうちの最も空気圧感度の低い値を比較値として選択する。これにより、最もセンスティブなタイヤの比較値を基準にして各タイヤの空気圧低下を判定することができる。したがって、それぞれ特性の異なるタイヤを装着していても確実に空気圧の低下を検出することができる。
上記のように構成した請求項3に係る発明においては、車両速度に応じた比較値によって空気圧の低下を判定することができるので、車両速度に応じて的確に判定するので、空気圧低下の検出精度をさらに向上させることができる。
上記のように構成した請求項4に係る発明においては、タイヤ特性値に基づいて空気圧感度を導出する。したがって、個々のタイヤの特性値を求めるだけで、確実かつ簡単に空気圧感度を導出することができる。
上記のように構成した請求項4に係る発明においては、外部から空気圧感度または空気圧感度に関する物理量を取り込むことができるので、異なる特性のタイヤを車両に装着しても確実かつ簡単に空気圧の低下を検出することができる。
(第1の実施の形態)
以下、本発明によるタイヤ空気圧警報装置の第1の実施の形態について図面を参照して説明する。このタイヤ空気圧警報装置のブロック図を図1に示す。タイヤ空気圧警報装置は、車輪速センサSFL,SFR,SRL,SRR、制御装置10、警報装置20、通信装置30、読み込み装置40およびコードリーダ41を備えている。車両Mには、車輪速センサSFL,SFR,SRL,SRR、制御装置10、警報装置20および通信装置30が備えられ、読み込み装置40とコードリーダ41は適宜に通信装置30に接続される。車輪速センサSFL,SFR,SRL,SRRは、ホイール(図示省略)とホイールに装着されたタイヤTfl,Tfr,Trl,Trrから構成される左右前後輪Wfl,Wfr,Wrl,Wrrの各車輪速度を検出するものであり、左右前後輪WFL,WFR,WRL,WRRの各回転をそれぞれピックアップすることにより、各回転速度に反比例する周期のパルス列信号をそれぞれ制御装置10に出力する。
制御装置10は、マイクロコンピュータ(図示省略)を有しており、マイクロコンピュータは、バスを介してそれぞれ接続された入出力インターフェース、CPU、RAMおよびROM(いずれも図示省略)を備えている。CPUは、図2、図6のフローチャートに対応したプログラムを実行して、読み込み装置40から読み込まれる空気圧感度または該空気圧感度に関するデータに基づき比較値を導出するとともに、車両走行中に入力された車輪速度に基づいて判定値を導出し、この判定値と比較値の比較に基づいてタイヤの空気圧の低下を判定し、この判定結果に応じて警報装置20を制御するものであり、ROMは前記プログラムを記憶するものであり、RAMは制御に関する演算値を一時的に記憶するものである。
警報装置20は、表示器(例えば、警告ランプ、CRT、液晶など)によって構成されるものであり、制御装置10からの指令により空気圧の低下したタイヤを表示するようになっている。なお、警報装置をスピーカなどの音声発生装置によって構成するようにしてもよく、この場合、空気圧の低下したタイヤを音声によってアナウンスするようにすればよい。
コードリーダ41はタイヤ表面に記録されたバーコード、QRコード等のコードデータを読み取るもので、読み取り装置40はコードリーダ41で読み取られたコードデータをデコードして数値化する。なお、コードリーダ41および読み取り装置40は制御装置10にデータを入力する取込手段の一例を示すものであり、データの取込手段としてはキーボードやタッチパネルのテンキーにより直接入力する方法、または、空気圧感度や該空気圧感度に関するデータをICチップに記録し、このICチップのデータを読み取る方法等がある。
次に、上記のように構成したタイヤ空気圧警報装置の動作を図2のフローチャートに沿って説明する。制御装置10は、車両Mに対してタイヤの組付けおよび交換を行ったときに図2のフローチャートを実行する。
図2のフローチャートが実行されると、制御装置10は、ステップ50において、コードリーダ41によって車両に組み付けられるタイヤのコードデータを読み取る。このコードデータは、例えば空気圧感度や該空気圧感度に関するデータである。空気圧感度とはタイヤの空気圧(圧力:Kpa)と動負荷半径(mm)の関係(傾向)を示すもので、タイヤの個々によって固有の特性を示す。また、空気圧感度に関するデータとは、空気圧感度を求めるために必要なデータであって、図3に示すタイヤの特性を示す、車両速度,輪荷重,空気圧および動負荷半径のデータであり、これらデータから下記数1によって空気圧感度が求められる。
(数1)
空気圧感度(A)=(R1−R2)/(S1−S2)
但し、R1,R2は所定の車両速度において所定の輪荷重をかけたときの空気圧における動負荷半径であり、S1,S2はR1,R2を求めたときの各空気圧である。
例えば輪荷重が300kgfであり、かつ車両速度が50km/hである場合の空気圧感度A1は、図3のデータから上記数1によって(281.8−280.5)/(200−140)を計算して0.021667と算出される。同様に、輪荷重が300kgfであり、かつ車両速度が100km/hである場合の空気圧感度A2、輪荷重が500kgfであり、かつ車両速度が50km/hである場合の空気圧感度A3、および輪荷重が500kgfであり、かつ車両速度が100km/hである場合の空気圧感度A4が算出される。このように算出した各車両速度と輪荷重における空気圧感度をまとめた表が図4に示されている。図5は図4をグラフ化したものである。
制御装置10は、ステップ52においては、ステップ50にて算出された空気圧感度A1〜A4のうち最小のものを選択する。これにより、図3に示すようにタイヤの空気圧および動負荷半径は車両速度と輪荷重によって異なるものの、空気圧に対して動負荷半径の変化が少ない空気圧感度を選択することができる。したがって、この選択された空気圧感度をそのタイヤの空気圧感度として設定することとなる。本実施の形態においては、上述した図5のグラフからもわかるように、輪荷重が500kgf,車両速度が100km/hでの空気圧感度が最も小さいことから、この空気圧感度を選択する。
制御装置10は、ステップ54において、ステップ52にて選択された空気圧感度に基づいて下記数2によって比較値Dthを演算する。この演算を全てのタイヤに対して実行して、各タイヤの比較値Dthを導出する。
(数2)
比較値Dth={MIN(A1,A2,A3,A4)×F×0.01×P}/R
但し、A1〜A4は左右前後輪WFL,WFR,WRL,WRRに装着されたタイヤの空気圧感度、Fは標準設定圧(kpa)、Pはタイヤ空気圧の低下率、RはA1〜A4の中で選択された空気圧感度における動負荷半径である。
そして、制御装置10は、ステップ54にて導出した各タイヤの比較値Dthのうち最小のものを選択し(ステップ56)、この選択された比較値DthをRAMに格納し(ステップ58)、処理を終了する。
上述したように、個々のタイヤに固有の特性である空気圧感度に基づいて比較値Dthを求めることにより、タイヤの種類におよび個体差に係らず適切に空気圧低下の警報を出せるようになり、空気圧低下の警報の精度を向上させることができる。また、車両Mに取り付けられた4個のタイヤのうち最も空気圧感度の低いタイヤのから比較値Dthを求めるので、最もセンスティブなタイヤの比較値Dthを基準にして各タイヤの空気圧低下を判定することができる。したがって、それぞれ特性の異なるタイヤを装着していても確実に空気圧の低下を検出することができる。
次に、図6を参照してタイヤの空気圧低下の検出方法について説明する。制御装置10は、図示しない車両Mのイグニションスイッチがオン状態になったとき、図6のフローチャートに対応したプログラムを実行する。後述する繰り返し実行される各ステップの処理は、所定の短時間(例えば1秒)毎に実行されるようになっている。
制御装置10は、図6のステップ100にてプログラムの実行を開始すると、ステップ102において、制御装置10は、車輪速センサSFL,SFR,SRL,SRRから入力したパルス列信号から各車輪WFL,WFR,WRL,WRRの車輪速度VFL,VFR,VRL,VRRを導出し、これら導出した車輪速度VFL,VFR,VRL,VRRに基づいて車輪速度偏差Dを下記数3より導出する。
(数3)
D=VFR/VFL−VRR/VRL
制御装置10は、ステップ104において、前回まで積算した積算値Dsumに今回導出した車輪速度偏差Dを積算するとともに、ステップ106において、積算回数Cを「1」だけカウントアップする。そして、ステップ108において、積算回数Cが所定回数(例えばL回)に到達したか否かを判定する。制御装置10は、積算回数Cが所定回数L未満の場合には、プログラムをステップ102に戻し、積算回数Cが所定回数L以上となるまで上述したステップ102〜108の処理を繰り返し実行する。
制御装置10は、ステップ108にて、積算回数Cが所定回数(例えばL回)に到達したと判定すると、ステップ110以降の処理を実行して、空気圧低下を判定する。具体的には、ステップ110において、制御装置10は、前述した処理によってL回積算した積算値Dsumの平均値Daveを下記数4より導出する。またステップ112にて、次回の平均値Daveを導出するために積算回数Cをクリアする。
(数4)
Dave=Dsum/C
ステップ114において、制御装置10は、ステップ110にて導出した車輪速度偏差Dの平均値Daveの絶対値|Dave|が図6のフローチャートを実行して求めた比較値Dth以上である場合には、タイヤ空気圧が低下したと判定し、平均値Daveの絶対値|Dave|が比較値Dth未満である場合には、タイヤ空気圧が低下していないと判定する。そして、制御装置10は、ステップ114にてタイヤ空気圧が低下したと判定すると、プログラムをステップ116に進めて、警報装置20に指令を送って空気圧低下を警報するように制御する。その後プログラムをステップ118に進めてプログラムを終了する。またタイヤ空気圧が低下していないと判定すると、プログラムをステップ102に戻し、ステップ114にてタイヤ空気圧が低下したと判定するまで、上述したステップ102〜114の処理を繰り返し実行する。
本実施の形態においては、1つの車輪速度偏差Dのみに基づいて空気圧低下を判定しておらず、最新の複数の所定個数(例えばL個)の車輪速度偏差Dの平均値に基づいて空気圧低下を判定するようにしている。これにより、不適切な車輪速度偏差Dによって判定することを防止することにより、適切な車輪速度偏差Dによって正確かつ確実に空気圧低下を判定することができる。
上述した説明から明らかなように、本実施の形態においては、ステップ50〜56によってタイヤ毎に特定される空気圧感度に基づいて比較値Dthを導出する。したがって、各タイヤに応じてタイヤ空気圧の低下を警告する比較値Dthが設定され、常に正確なタイヤ空気圧低下の警告をすることができる。また、車両に装着されたタイヤのうちの最も空気圧感度の低い値を比較値Dthとして選択する。これにより、最もセンスティブなタイヤの比較値を基準にして各タイヤの空気圧低下を判定することができる。したがって、それぞれ特性の異なるタイヤを装着していても確実に空気圧の低下を検出することができる。
また、タイヤ特性値である動負荷半径に基づいて空気圧感度を導出するので、個々のタイヤの特性値(動負荷半径)を求めるだけで、確実かつ簡単に空気圧感度を導出することができる。また、取り込み手段である読み込み装置40によって外部から空気圧感度または空気圧感度に関する物理量を取り込むことができるので、異なる特性のタイヤを車両に装着しても確実かつ簡単に空気圧の低下を検出することができる。
(第2の実施の形態)
次に、タイヤ空気圧低下を検出するための比較値Dthについて、第2の実施の形態を図7のフローチャートに基づいて説明する。第1の実施の形態でも説明したようにタイヤの動負荷半径は、車両の速度によって同じ空気圧であっても変化する(図3参照)。このため、空気圧低下の検出精度を向上させるためには、車両の速度に応じた比較値Dthを求める必要がある。第2の実施の形態は車両の速度に応じて比較値Dthを求めるようにしている。
制御装置10は、ステップ60において、コードリーダ41によって車両に組み付けられるタイヤのコードデータを読み取る。次にステップ62では空気圧感度を車両速度ごとに上述の数1により求め、この車両速度ごとに求めた空気圧感度のうちから最も小さい値をそれぞれDth_LとDth_Hとする。例えば、車両が低速(50km/h)のときの比較値Dth_Lとして空気圧感度A1,A3のうち小さい方を採用し、車両が高速(100km/h)のときの比較値Dth_Hとして空気圧感度A2,A4のうち小さい方を採用する。
制御装置10は、ステップ64において、車両速度Vにおける比較値Dth(V)を低速および高速の比較値Dth_LとDth_Hに基づいて下記数5により演算する。
(数5)
Dth(v)={(Dth_L−Dth_H)/(V_H−V_L)}×V+2Dth_L−Dth_H
但し、V_LおよびV_Hは、それぞれ低速および高速の比較値Dth_LとDth_Hに対応する車両速度であり、ここではそれぞれ50km/h、100km/hである。
そして、制御装置10は、ステップ64にて導出した各タイヤの比較値Dth(V)のうち最小のものを選択し(ステップ66)、この選択された比較値Dth(V)をRAMに格納し(ステップ68)、処理を終了する。
このように導出した比較値Dth(V)を用いて、上述した空気圧の低下を判定すれば、車両速度に応じた比較値Dthによって空気圧の低下を判定することができるので、車両速度に応じて的確に判定するので、空気圧低下の検出精度をさらに向上させることができる。
なお、上述した各実施の形態においてはタイヤの特性値として動負荷半径を取り上げたが、タイヤの特性値としてグリップ特性を取り上げてもよい。この場合、グリップ特性として、摩擦係数−スリップ率特性、駆動力−スリップ率特性、ドライビングスティフネスなどが挙げられる。
本発明によるタイヤ空気圧警報装置の第1の実施の形態を示すブロック図である。 図1に示す制御装置にて実行されるプログラムを表すフローチャートである。 空気圧と動負荷半径の関係を示す表である。 タイヤの動負荷半径から求められる空気圧感度の表である。 空気圧と動負荷半径の関係を示すグラフである。 図1に示す制御装置にて実行されるプログラムを表すフローチャートである。 第2の実施の形態による制御装置にて実行されるプログラムを表すフローチャートである。
符号の説明
10…制御装置、20…警報装置、30…通信装置、40…読み込み装置、41…コードリーダ、Sfl,Sfr,Srl,Srr…車輪速センサ、Tfl,Tfr,Trl,Trr…タイヤ、左右前後輪Wfl,Wfr,Wrl,Wrr。

Claims (5)

  1. 車両の各車輪の車輪速度を検出する車輪速度検出手段と、
    該車輪速度検出手段によって検出された各車輪速度に関する判定値を導出する判定値導出手段と、
    該判定値導出手段によって導出された判定値に基づいて前記車輪のタイヤ空気圧の低下を判定する空気圧低下判定手段と、
    該空気圧低下判定手段によって前記車輪のタイヤ空気圧の低下が判定された場合には、その旨を警報する警報手段とを備えたタイヤ空気圧警報装置において、
    前記タイヤ毎に特定される空気圧感度に基づいて前記空気圧低下判定手段にて前記判定値との比較に用いられる比較値を導出する比較値導出手段をさらに備え、前記空気圧判定手段は前記判定値と比較値とを比較してタイヤ空気圧が低下しているか否かを判定することを特徴とするタイヤ空気圧警報装置。
  2. 請求項1において、前記比較値導出手段は、前記車両に装着されたタイヤのうちの最も空気圧感度の低い該空気圧感度を選択する空気圧感度選択手段を備え、該空気圧感度選択手段より選択された空気圧感度に基づいて比較値を導出することを特徴とするタイヤ空気圧警報装置。
  3. 請求項1において、前記比較値導出手段は、前記車両の車両速度に応じた比較値を導出することを特徴とするタイヤ空気圧警報装置。
  4. 請求項1乃至請求項3の何れか一項において、前記比較値導出手段は、タイヤ特性値に基づいて空気圧感度を導出する空気圧感度導出手段を備えたことを特徴とするタイヤ空気圧警報装置。
  5. 請求項1乃至請求項4の何れか一項において、予めタイヤ毎に記録された空気圧感度もしくは該空気圧感度に関する物理量を取り込む取込手段を備えたことを特徴とするタイヤ空気圧警報装置。
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JP2007276646A (ja) * 2006-04-07 2007-10-25 Sumitomo Rubber Ind Ltd タイヤ内圧低下検出のためのタイヤ動荷重半径基準値初期化方法
JP2011247645A (ja) * 2010-05-24 2011-12-08 Sumitomo Rubber Ind Ltd タイヤ内圧低下検出方法及び装置、並びにタイヤ内圧低下検出プログラム

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