JP2005088680A - エアバッグ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】乗員の体格や姿勢が異なっても、膨張を完了させたエアバッグにより、乗員を安定して保護可能なエアバッグ装置を提供すること。
【解決手段】 ケース内に折り畳まれて収納されたエアバッグ10が、展開膨張時、ガス流入口から膨張用ガスを流入させて、車両の後方側へ展開する構成のエアバッグ装置。エアバッグ10が、略左右方向に貫通した中央孔11を配置させている。エアバッグ10が、ガス流入口17を配置させた下側膨張部13と、下側膨張部13の前部側に連通して下側膨張部13の上部側に配設される上側膨張部14と、下側膨張部13の後部と上側膨張部14の後部とに連結するように配設される後側膨張部15と、を中央孔11の周囲に配設させた環状体とされる。エアバッグ10は、中央孔11を閉塞させて膨張を完了させるように構成されている。
【選択図】図3

Description

本発明は、着座した乗員の前方に配設されるとともに、ケース内に折り畳まれて収納されたエアバッグが、展開膨張時、ガス流入口から膨張用ガスを流入させて、車両の後方側へ展開する構成のエアバッグ装置に関する。
従来、上記構成のエアバッグ装置では、エアバッグが、左右方向に貫通した中央孔を備えていた(例えば、特許文献1参照)。
特開平6−344844号公報
しかし、従来のエアバッグ装置では、エアバッグに設けられた中央孔は、エアバッグの膨張完了時においても閉塞されない構成であった。すなわち、従来のエアバッグは、膨張完了状態において、中央付近に、左右方向に貫通する中央孔を備えることから、乗員側となる部位において、乗員の拘束性能にばらつきが生じていた。例えば、従来のエアバッグ装置では、膨張を完了させたエアバッグの中央孔における中心軸近傍となる部位に乗員の頭部が干渉すると、中央孔の内径を狭めるように、エアバッグが中央孔側に向かって大きく凹んで変形することとなる。そして、中央孔の中心軸から離れた部位に乗員の頭部が干渉した場合には、エアバッグの凹み量が少ない。そのため、従来のエアバッグ装置では、乗員の体格差や姿勢により、乗員の拘束性能にばらつきが生じて、乗員を安定して保護できない虞れが生じていた。
本発明は、上述の課題を解決するものであり、乗員の体格や姿勢が異なっても、膨張を完了させたエアバッグにより、乗員を安定して保護可能なエアバッグ装置を提供することを目的とする。
本発明に係るエアバッグ装置は、着座した乗員の前方に配設されるとともに、ケース内に折り畳まれて収納されたエアバッグが、展開膨張時、ガス流入口から膨張用ガスを流入させて、車両の後方側へ展開する構成のエアバッグ装置であって、
エアバッグが、
略左右方向に貫通した中央孔を配置させて、
前端付近の下面に、周縁をケースに取り付けるガス流入口を配置させた下側膨張部と、下側膨張部の前部側に連通して下側膨張部の上部側に配設される上側膨張部と、下側膨張部の後部と上側膨張部の後部とに連結するように配設される後側膨張部と、を中央孔の周囲に配設させた環状体として構成されるとともに、
中央孔を閉塞させて膨張を完了させるように構成されていることを特徴とする。
本発明のエアバッグ装置では、エアバッグが、略左右方向に貫通した中央孔を配設させる構成であるが、この中央孔は、エアバッグの膨張完了時に、閉塞されることとなる。そのため、エアバッグの中央孔における中心軸付近が、その周囲に比べて大きく凹むことが防止されて、乗員が干渉した際のエアバッグの凹み量を、乗員側の面において略一定とすることができる。その結果、乗員が、膨張を完了させたエアバッグの乗員側の面のどの部位と干渉することとなっても、乗員を安定して保護することができる。
従って、本発明のエアバッグ装置では、乗員の体格や姿勢が異なっても、膨張を完了させたエアバッグにより、乗員を安定して保護することができる。
また、本発明のエアバッグ装置では、エアバッグが、左右方向に貫通した中央孔を備えた環状体とされていることから、エアバッグの展開膨張初期時において、ガス流入口から流入した膨張用ガスが、直接、乗員側に向かって流入せず、エアバッグの形状に沿って上下方向に広がるように、流入することとなる。そのため、後方側に部分的に大きく突出するのを抑えられた状態で、エアバッグが上下方向に大きく広がって膨張しつつ後方へ移動することとなる。その結果、エアバッグの展開膨張初期時において、乗員側への部分的な押圧力をさせることなく、乗員側となる面の乗員側への移動速度を抑えることができて、前進してくる乗員を的確に保護することができる。
さらに、上記構成のエアバッグ装置において、エアバッグが、ガス流入口から流入した膨張用ガスを、上方と下方との両側に向かうように整流させる整流手段を、内部に配設させている構成とすることが好ましい。
エアバッグ装置を上記のような構成とすれば、ガス流入口から流入した膨張用ガスが、整流手段により、上方と下方との両側に向かうように、エアバッグ内に流入することとなる。そのため、膨張初期時に、エアバッグを、後方側に大きく突出するのを抑えられた状態で、一層、上下方向に大きく広がるように展開させることができる。
さらにまた、上記構成のエアバッグ装置において、エアバッグを、ガス流入口から流入する膨張用ガスを、上方側よりも下方側に多く流入させるような構成とすることが好ましい。
エアバッグ装置を上記のような構成とすれば、エアバッグの展開膨張時において、エアバッグにおける下側膨張部の部位を、上側膨張部の部位よりも迅速に展開させることができることから、エアバッグの展開膨張時において、乗員の腹部がエアバッグに近接している場合にも、エアバッグをボディ側部材と乗員との間に迅速に展開させることができて、乗員を的確に保護することができる。
なお、本発明のエアバッグ装置は、ステアリングホイールに配設される運転席用エアバッグ装置に、適用させることができる。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。まず、本発明の第1実施形態である助手席用エアバッグ装置M1について説明する。助手席用エアバッグ装置M1は、図1・2に示すように、インストルメントパネル(インパネ)1の表面における上面側の内部に配置されるトップマウントタイプである。このエアバッグ装置M1は、折り畳まれたエアバッグ10と、エアバッグ10に膨張用ガスを供給するインフレーター52と、エアバッグ10及びインフレーター52を収納保持するケース54と、エアバッグ10をケース54に取り付けるためのリテーナ50と、折り畳まれたエアバッグ10を覆うエアバッグカバー61と、を備えて構成されている。
エアバッグカバー61は、図1・2に示すように、実施形態の場合、インパネ1と一体的に形成されている。このインパネ1は、裏面側のポリプロピレン等の硬質合成樹脂からなるベース部2と、ベース部2の外表面側を覆う発泡ポリウレタン等の発泡層とスキン層とを有した被覆層3と、を備えて構成されている。そして、エアバッグカバー61の部位には、ベース部2の代わりに、オレフィン系熱可塑性エラストマー等の軟質合成樹脂製の軟質部4が配設されている。このエアバッグカバー61は、周囲に薄肉の破断予定部64を配置させた二つの扉部62F・62Bを配設させて、構成されている。破断予定部64は、インパネ1の上方から見てH字形状に配置されており、二つの扉部62F・62Bが、それぞれ、前端側と後端側とをヒンジ部63として、前後両側に開くように、構成されている。
また、エアバッグカバー61の部位には、扉部62F・62Bの配置位置を囲むように、裏面側から下方へ突出する略四角筒形状の連結壁部65が、配設されている。連結壁部65における前後方向で対向する壁部65a・65bの所定位置には、複数の係止孔66が貫通されている。これらの係止孔66には、ケース54に形成された係止爪60が挿入されることとなり、連結壁部65が係止爪60に係止されることとなる。各係止爪60の連結壁部65の係止は、連結壁部65とケース54との連結状態を確保して、膨張時のエアバッグ10が、円滑に、扉部62F・62Bを押し上げて破断予定部64を破断できるようにするためである。
なお、軟質部4は、実施形態の場合、エアバッグカバー61の各扉部62F・62Bの裏面側と、連結壁部65自体と、扉部62F・62Bの各ヒンジ部63付近のインパネ1の裏面側において連結壁部65を越えた前後部位と、に配置されている。
ケース54は、図1・2に示すように、上端側に長方形状の開口54aを有した板金製の略直方体状に形成され、長方形板状の底壁部55と、底壁部55の外周縁から略四角筒形状に、エアバッグカバー61の上方へ延びる側壁部59と、を備えて構成されている。底壁部55は、左右方向に長く延びた長方形板状としており、中央に、インフレーター52の上部側を下方からエアバッグカバー61側の上方へ挿入可能な略円形に開口した挿入孔56を、備えている。底壁部55の挿入孔56の周縁には、リテーナ50の各ボルト50bを挿通可能な取付孔57が、形成されている。また、底壁部55には、ケース54を車両のボディ6側に連結させるブラケット58が、底壁部55の左右両側部位の下面側に、固定されている。各ブラケット58には、ボルト7を螺合させるためのナット58aが、固着されている。ボディ6側には、リインフォースメント6aから延びるブラケット6bが配設され、ボルト7は、ブラケット6bの取付座6cを貫通して、ナット58aに螺合されている。各ボルト7のナット58aへの締め付けにより、ケース54、すなわち、エアバッグ装置M1が、ボディ6側に取付固定されている。
なお、底壁部55の挿入孔56の周縁近傍には、挿入孔56を囲むように上方へ突出するリブ55aが、形成されている。このリブ55aは、リテーナ50の基部50aの下方領域に配置されて、基部50aの底壁部55側への押圧時、底壁部55とエアバッグ10のガス流入口17の周縁16とのシール性を向上させるために、配設されている。
また、ケース54の側壁部59には、車両の前後の部位の上端に、ケース54の外方でかつ下方へ反転する複数の係止爪60が、形成されている。各係止爪60は、既述したように、エアバッグカバー61の連結壁部65の係止孔66に挿入されて、連結壁部65を係止している。
インフレーター52は、上部側外周面に複数のガス吐出口52bを有した略円柱状の本体部52aを備えたディスクタイプとしている。本体部52aの外周面には、インフレーター52をケース54に取り付けるためのフランジ部52cが、設けられている。フランジ部52cは、本体部52aの外周面から突出する略四角環状(略正方形板状)として、その四隅に、それぞれ、取付孔52dを貫通させている。各取付孔52dは、ケース54の底壁部55の各取付孔57と対応する位置に配置されるとともに、取付孔57の内径寸法と同一の内径寸法としている。
リテーナ50は、板金から形成されて、ケース54の挿入孔56と略同形に開口する孔を備えた基部50aと、基部50aの外周縁からエアバッグカバー61側の上方に延びる略四角筒形状のガイド壁部50cと、を備えて構成されている。基部50aは、外周縁を略四角形状(略正方形状)に形成されて、その四隅の部位に、下方へ延びるボルト50bを固着させている。各ボルト50bは、リテーナ50がエアバッグ10内に配置された状態で、エアバッグ10の取付孔18、ケース54の底壁部55の取付孔57、及び、インフレーター52のフランジ部52cの取付孔52dに挿入されて、ナット51を締め付けられることにより、エアバッグ10とインフレーター52とをケース54の底壁部55に取り付けられている。すなわち、各ボルト50bへのナット51の締め付け時、エアバッグ10のガス流入口17の周縁16が基部50aによって底壁部55に押し付けられて、エアバッグ10が底壁部55に取り付けられ、インフレーター52のフランジ部52cが挿入孔56の周縁に押し付けられて、インフレーター52が底壁部55に取り付けられることとなる。また、リテーナ50のガイド壁部50cは、上方に延びた先端を、インフレーター52の本体部52aの上端面と一致する高さまで、延ばして配設されている。ガイド壁部50cは、基部50aの略四角形とする外縁からエアバッグカバー61側の上方へ延ばしている。
エアバッグ10は、図3〜7に示すように、略左右方向に沿うように、貫通する中央孔11を配置させており、中央孔11を閉塞させて膨張を完了させる環状体として、構成されている。実施形態の場合、エアバッグ10は、膨張完了時の形状を、軸方向を左右方向に沿わせた略三角柱形状とされている。このエアバッグ10は、膨張して膨らむ環状本体部12が、中央孔11の周囲に、下側膨張部13、上側膨張部14、及び、後側膨張部15を、配置させて構成されている。下側膨張部13は、前端13c付近の下面13bにガス流入口17を配置させている。上側膨張部14は、下側膨張部の前部側に連通して、下側膨張部13の上部側に配設されている。後側膨張部15は、下側膨張部13の後部と上側膨張部14の後部とに連結するように、配設されている。そして、実施形態の場合、後側膨張部15における後面15bが、エアバッグ10の展開膨張時に乗員側となる乗員側面30を構成することとなる。
さらに、環状本体部12は、中央孔11の内周側面に位置する内周側基布21と、膨張完了時の内周側基布21と対向するようにエアバッグ10の外周面側に位置する外周側基布26と、から構成されている(図7参照)。そして、これらの基布21・26は、後述する補強布とともに、ポリエステル糸やポリアミド糸等からなる可撓性を有した織布から形成されて、シリコン等のコーティング剤を塗布しないノンコート布として、構成されている。
内周側基布21は、図8に示すように、下側膨張部13の下面13b側を構成する下側パネル部22と、上側膨張部14の下面14b側を構成する上側パネル部23と、後側膨張部15の前面15a側を構成する後側パネル部24と、から構成されている。そして、実施形態の場合、内周側基布21は、下側パネル部22の前縁22a側と上側パネル部23の前縁23a側とを連結し、上側パネル部23の後縁23b側と後側パネル部24の上縁24a側とを連結させて一体化させたような形状とされている。
外周側基布26は、下側膨張部13の上面13a側を構成する下側パネル部27と、上側膨張部14の上面14a側を構成する上側パネル部28と、後側膨張部15の後面15b側を構成する後側パネル部29と、から構成されている。そして、外周側基布26は、下側パネル部27の前縁27a側と上側パネル部28の前縁28a側とを連結し、上側パネル部28の後縁28b側と後側パネル部29の上縁29a側とを連結させて一体化させたような形状とされている。そして、外周側基布26における後側パネル部29が、乗員側面30を構成することとなる。
また、エアバッグ10の外周側基布26における下側パネル部27の前縁27a近傍となる部位には、膨張用ガスGを流入させるように円形に開口されて、周縁16をケース54に取り付けるガス流入口17が、配設されている。ガス流入口17の周縁16には、リテーナ50のボルト50bを挿通させて、流入口周縁16をケース54の底壁部55に取り付けるための複数の取付孔18が、形成されている。エアバッグ10内の内周面側における流入口周縁16には、2枚の補強布31・32が縫合されて配設されるとともに、さらに、補強布32の上面側には、縫合部位の保護を図る補強布33が、縫合されずに、配設されている。さらにまた、外周側基布26における下側パネル部27には、余剰の膨張用ガスGを排気するベントホール19が、左右方向の中央を中心として略左右対称となる2箇所に、開口されている。
さらに、実施形態のエアバッグ10における上側膨張部14の部位には、ガス量調整手段としての調整部35が、配設されている。この調整部35は、上側膨張部14の前端14c付近となる位置において、左右方向の中央を中心として略左右対称となる2箇所に、配設されている。各調整部35は、内周側基布21と外周側基布26とを、補強布36・37を介在させて、楕円形に縫合して接合させることによって、形成されるもので、内周側基布21・外周側基布26における相互の接合部位35aと、接合部位35aの周囲の略円錐台形状の部位21a・26a(本体部35b)と、から構成されている(図7・8参照)。エアバッグ10の展開膨張時において、膨張用ガスGが環状本体部12内に流入すると、外周側基布26は外周側に引っ張られ、内周側基布21も中央孔11を閉塞させるように内部側に向かって引っ張られることから、調整部35の部位においては、各内周側・外周側基布21・26における接合部35aの周囲の部位21a・26a(本体部35b)を引っ張りつつ、接合部位35aが、上側膨張部14における上下方向の略中間部位に、配設されることとなる。すなわち、調整部35が、上側膨張部14の領域を上下方向に沿って分断するような態様となる(図7参照)。そのため、図7に示すごとく、エアバッグ10の展開膨張時に、調整部35により、上側膨張部14の前端14c付近の開口面積が、下側膨張部13の前端13c付近の開口面積より小さくなり、ガス流入口16から流入した膨張用ガスGが、上側膨張部14内よりも、下側膨張部13内に多く流入することとなる。
次に、エアバッグ10の製造について説明する。実施形態の場合、エアバッグ10(環状本体部12)は、ポリエステル糸等の縫合糸39を使用した縫合により、形成されている。予め補強布31・32を縫合しておいた外周側基布26における下側パネル部27の後縁27bと後側パネル部29の下縁29bとを縫合させて、環状とする。このとき、外周側基布26は、補強布31・32を外周側に露出させている。また、内周側基布21を、環状本体12の内部側となる面を外周側に露出させるようにして、下側パネル部22の後縁22bと後側パネル部24の下縁24bとを縫合させて、環状とする。なお、ガス流入口17と取付孔18とは、それぞれ、基布26・補強布31・32・33に形成しておいてもよいし、あるいは、基布26・補強布31・32を縫合して補強布33を載せた後、孔明け加工により、一体的に、ガス流入口17と取付孔18とを、形成してもよい。
次いで、下側パネル部22・27の左縁22c・27c相互と、下側パネル部22・27の右縁22d・27d相互と、を、それぞれ縫着させるとともに、後側パネル部24・29の左縁24c・29c相互と、後側パネル部24・29の右縁24d・29d相互と、をそれぞれ縫着させる。その後、縫合部位の縫い代がエアバッグ10の外周面に露出しないように、基布21・26を反転させる。そして、補強布35・36を介在させた状態で、基布21・26を縫合して、整流部34・34を形成する。その後、上側パネル部23・28の左縁23c・28c相互と、上側パネル部23・28の右縁23d・28d相互と、をそれぞれ縫着させれば、実施形態の環状本体部12(エアバッグ10)を、形成することができる。
上記のように製造したエアバッグ10の車両への搭載を説明すると、まず、補強布33を介在させた状態で、各取付孔18からボルト50bを突出させるように、エアバッグ10の内部にリテーナ50を配設させた状態で、エアバッグ10を折り畳み、さらに、折り崩れしないように、折り畳んだエアバッグ10を破断可能なラッピングシート47(図2参照)でくるんでおく。このエアバッグ10の折り畳みは、予備折り工程を経た後、横折り工程と縦折り工程とを経て、折り畳む。
予備折り工程では、図9のAに示すような予備折りエアバッグ41を形成することとなる。この予備折りでは、エアバッグ10(環状本体部12)を非膨張の状態で、ガス流入口17を下面側に位置させるとともに、ガス流入口17の上方に内周側基布21を介在させて、外周側基布26における後側パネル部29の上縁29a付近(乗員側面30の上端30a付近)を対向させるように配置させて、略左右対称形の平らに展開させるようにする。実施形態の場合、後側膨張部15の上端(後側パネル部29の上縁29a)側と、下側膨張部13の前端(下側パネル部27の前縁27a)側とを略一致させるように、上側膨張部14を構成する部位に左右方向に沿った折目C1を付けて折り畳むようにして、予備折りエアバッグ41が形成されている。
そして、予備折り工程後には、図9のB及び図10に示すごとく、ケース54に収納可能な寸法とするように、左右方向の折目CHを付けてガス流入口17を中心とした前後方向の幅寸法を狭める横折り工程と、前後方向の折目CVを付けて左右方向の幅寸法を狭める縦折り工程と、によって、予備折りエアバッグ41を折り畳む。実施形態の場合、横折り工程は、まず、後縁41a側をガス流入口17に接近させるように、ガス流入口17より後部側の部位42をロール折りしてガス流入口17の上方位置に配置させ、次いで、前縁41b側をガス流入口17に接近させるように、ガス流入口17より前部側の部位43を蛇腹折りして、後部側部位42の上部側に載せるようにして、行なわれる。そして、縦折り工程は、左右の縁41c・41d側をガス流入口17に接近させるように、左右の縁41c・41d側の部位44・45を、蛇腹折りして、ガス流入口17の上方位置に配置させるようにして、行なわれている。
そして、縦折り工程を経てエアバッグ10の折り畳みが完了したならば、既述したごとく、折り崩れしないように、折り畳んだエアバッグ10を破断可能なラッピングシート47でくるんでおく。
そして、各ボルト50bを、上方から取付孔57に挿通させつつ、開口54aから、折り畳んだエアバッグ10を、ケース54の底壁部55上に載置させる。次いで、インフレーター52の本体部52aの上部を、下方から、挿入孔56、ガス流入口17、及び、リテーナ50の基部50aに挿入させるとともに、底壁部55から下方に突出している各ボルト50bを、インフレーター52のフランジ部52cの取付孔52dに挿通させる。その後、インフレーター52のフランジ部52cから突出した各ボルト50bに、ナット51を締結させれば、ケース54の底壁部55に対して、折り畳んだエアバッグ10とインフレーター52とを取り付けることができる。
その後、車両に搭載されたインパネ1におけるエアバッグカバー61の連結壁部65内に、ケース54の側壁部59を挿入させて、ケース54の各係止爪部60を連結壁部65の係止孔66に挿入させて、各係止爪60を連結壁部65に係止させる。そしてさらに、各ブラケット58のナット58aに、取付座6cを経て、ボルト7を締結すれば、助手席用エアバッグ装置M1を車両に搭載することができる。
なお、エアバッグ装置M1の車両への搭載は、予め、インパネ1のエアバッグカバー61に対して、エアバッグ10とインフレーター52とを取り付けたケース54を組み付けておき、インパネ1を車両に取り付ける際、ボルト7を利用して、エアバッグ装置M1をボディ6側に連結固定して、エアバッグ装置M1を車両に搭載してもよい。
エアバッグ装置M1の車両への搭載後、インフレーター52のガス吐出口52bから膨張用ガスGが吐出されれば、エアバッグ10が、膨張して、ラッピングシート47を破断するとともに、エアバッグカバー61の破断予定部64を破断させて、扉部62F・62Bを、図1・2の二点鎖線に示すように開かせることとなる。そして、エアバッグ10は、エアバッグカバー61における扉部62F・62Bの開いた開口67から、大きく突出し、膨張を完了させるとともに、余剰の膨張用ガスGをベントホール19から排出することとなる。なお、図1・11の符号Wの部材は、ウィンドシールドである。
そして、実施形態のエアバッグ装置M1では、エアバッグ10が、略左右方向に貫通した中央孔11を配設させる構成であるが、この中央孔11は、エアバッグ10の膨張完了時に、閉塞されることとなる。そのため、エアバッグ10の中央孔11における中心軸付近が、その周囲に比べて大きく凹むことが防止されて、乗員が干渉した際のエアバッグ10の凹み量を、乗員側面30において略一定とすることができる。その結果、乗員が、膨張を完了させたエアバッグ10における乗員側面30のどの部位と干渉することとなっても、乗員を安定して保護することができる。
従って、実施形態のエアバッグ装置M1では、乗員の体格や姿勢が異なっても、膨張を完了させたエアバッグ10により、乗員を安定して保護することができる。
また、実施形態のエアバッグ装置M1では、エアバッグ10が、左右方向に貫通した中央孔11を備えた環状体とされていることから、エアバッグ10の展開膨張初期時において、ガス流入口17から流入した膨張用ガスGが、直接、乗員側に向かって流入せず、エアバッグ10の形状に沿って上下方向に広がるように、流入することとなる(図4参照)。そのため、図11に示すごとく、後方側に部分的に大きく突出するのを抑えられた状態で、エアバッグ10が、上下方向に大きく広がって膨張しつつ後方へ移動することとなる。その結果、エアバッグ10の展開膨張初期時において、乗員側への部分的な押圧力をさせることなく、乗員側面30の乗員側への移動速度を抑えることができて、前進してくる乗員を的確に保護することができる。
さらに、実施形態のエアバッグ装置では、エアバッグ10における上側膨張部14の領域内に、調整部35を配置させて、ガス流入口17から流入した膨張用ガスGを、上側膨張部14よりも下側膨張部13に多く流入させる構成としている。そのため、下側膨張部13の後端13d側に、多くの膨張用ガスが流入することとなる。その結果、エアバッグ10の展開膨張時において、エアバッグ10における下側膨張部13を、上側膨張部14よりも迅速に展開させることができることから、エアバッグ10の展開膨張時において、乗員の腹部がエアバッグ10に近接している場合にも、エアバッグ10をボディ側となるインパネ1と乗員との間に迅速に展開させることができて、乗員を的確に保護することができる。
また、図12に示すごとく、ガス流入口17の周囲に、膨張用ガスGを上下方向に流すように、上下方向の両端70a・70b(前後方向の両端)を開口させた筒状の整流布70(整流手段)を、配設させる構成のエアバッグ10Aを使用してもよい。このような構成のエアバッグ10Aを用いれば、ガス流入口17から流入した膨張用ガスGが、整流布70により、上方と下方との両側に向かうように、エアバッグ10A内に流入することとなる。そのため、膨張初期時に、エアバッグ10Aを、後方側に大きく突出するのを抑えられた状態で、一層、上下方向に大きく広がるように展開させることができる。
なお、実施形態では、調整部35か整流布70(整流手段)のいずれかを配設させたエアバッグ10・10Aを、それぞれ、例示したが、勿論、1つのエアバッグに整流部と整流布とを両方配設させる構成としてもよい。また、整流手段としては、整流布70に限られるものではなく、例えば、整流手段として、内周側基布21と外周側基布26とを連結させたテザーを、エアバッグ内に流入した膨張用ガスを上方と下方との両側に向かうような形状として、配設させる構成としてもよい。
次に、第2実施形態である運転席用エアバッグ装置M2について説明をする。エアバッグ装置M2は、図13・14に示すごとく、ステアリングホイールSWに搭載されている。エアバッグ装置M2は、図14に示すように、折り畳まれたエアバッグ73と、エアバッグ73に膨張用ガスを供給するインフレーター52Aと、エアバッグ73及びインフレーター52Aを収納保持するケース54Aと、エアバッグ73をケース54に取り付けるためのリテーナ50Aと、折り畳まれたエアバッグ73を覆うエアバッグカバーとしてのパッド61Aと、から構成されている。なお、エアバッグ装置M2において、インフレーター52A、ケース54A、リテーナ50A、及び、エアバッグカバー61A(パッド)は、前述のエアバッグ装置M1における同一の部材と略同様の構成であり、同一の図符号の末尾にAをつけた図符号を付して、説明を省略する。
エアバッグ73は、図15〜17に示すように、略左右方向に沿うように、貫通する中央孔74を配置させており、中央孔74を閉塞させて膨張を完了させる環状体として、構成され、膨張して膨らむ環状本体部75が、中央孔74の周囲に、下側膨張部76、上側膨張部77、及び、後側膨張部78を、配置させて構成されている。そして、実施形態の場合、エアバッグ73は、膨張完了時の形状を、軸方向を左右方向に沿わせるとともに、後側膨張部78を大きく設定して下側膨張部78と後側膨張部78の上端との距離を小さく設定した扁平な略三角柱形状とされている。また、エアバッグ73は、膨張完了時における左右方向の幅寸法を、ステアリングホイールSWの左右方向の幅寸法より小さく設定されている(図13参照)。勿論、左右方向の幅寸法をステアリングホイールSWより大きく設定されたエアバッグを使用してもよい。
環状本体部75は、前述のエアバッグ10と同様に、内周側基布83と外周側基布84と、から構成されている。また、エアバッグ75は、前述のエアバッグ10と同様に、下側膨張部76における前端76a付近の下面76bにガス流入口79と取付孔80とを備える構成であり、外周側基布84における下側膨張部76の部位には、ベントホール80が、開口されている。さらに、エアバッグ75は、前述のエアバッグ10と同様に、上側膨張部77の領域内に、内周側基布83と外周側基布84とを、円形に縫合して接合させた調整部86・86を配設させて、ガス流入口79から流入した膨張用ガスを、上側膨張部77内よりも、下側膨張部76内に多く流入させる構成とされている。
そして、実施形態のエアバッグ73では、内周側基布83における下側膨張部76を構成する部位83aと、後側膨張部78を構成する部位83bと、が、縫合糸39を利用して、略四角形状に縫合される接合部位88により接合されている構成である。すなわち、実施形態のエアバッグ73では、中央孔74における後部側の部位74aが、最初から閉塞される構成である。このような構成のエアバッグ73でも、中央孔74における前部側の部位74bは閉塞されていないことから、エアバッグ73の膨張初期において、この部位74bは、図17の二点鎖線に示すごとく、上下方向に平らに展開したような形状となる。そのため、エアバッグ73の展開膨張時において、ガス流入口79から流入した膨張用ガスGが、直接、乗員側に向かって流入せず、エアバッグ73の形状(中央孔74)に沿って上下方向に広がるように、流入することとなる。また、実施形態のエアバッグ73では、内周側基布83における後側膨張部78を構成する部位83bが、下側膨張部76を構成する部位83aに、接合部位88により接合されていることから、エアバッグ73の展開膨張時に、後側膨張部78が下側膨張部76から離れて車両後方側(乗員側)に向かって大きく突出するように展開するのを抑えることができる。
上記構成のエアバッグ装置M2でも、エアバッグ73の中央孔74は、エアバッグ73の膨張完了時に、閉塞されることとなる。そのため、エアバッグ73の中央孔74における中心軸付近が、その周囲に比べて大きく凹むことが防止されて、乗員が干渉した際のエアバッグ73の凹み量を、後側膨張部78の後面78bである乗員側面において略一定とすることができる。その結果、乗員が、膨張を完了させたエアバッグ73における乗員側面78bのどの部位と干渉することとなっても、乗員を安定して保護することができる。
従って、実施形態のエアバッグ装置M2においても、乗員の体格や姿勢が異なっても、膨張を完了させたエアバッグ73により、乗員を安定して保護することができる。
また、実施形態のエアバッグ装置M2では、エアバッグ73が、左右方向に貫通した中央孔74を備えた環状体とされていることから、エアバッグ73の展開膨張時において、ガス流入口79から流入した膨張用ガスGが、直接、乗員側に向かって流入せず、エアバッグ73の形状に沿って上下方向に広がるように、流入することとなる。そのため、図18に示すごとく、後方側に部分的に大きく突出するのを抑えられた状態で、エアバッグ73が、上下方向に大きく広がって膨張しつつ後方側へ移動することとなる。その結果、エアバッグ73の展開膨張初期時において、乗員側への部分的な押圧力をさせることなく、乗員側面78bの乗員側への移動速度を抑えることができて、前進してくる乗員を的確に保護することができる。特に、実施形態のエアバッグ73では、内周側基布83における後側膨張部78を構成する部位83bが、下側膨張部76を構成する部位83aに、接合部位88により接合されていることから、エアバッグ73の展開膨張時に、後側膨張部78が下側膨張部76から離れて車両後方側(乗員側)に向かって大きく突出するように展開するのを抑えることができて、乗員側面78bの乗員側への速度を一層抑えることができる。
また、実施形態の場合、エアバッグ73における上側膨張部77の領域内に、調整部86を配置させて、ガス流入口79から流入した膨張用ガスGを、上側膨張部77よりも下側膨張部76に多く流入させる構成としている。そのため、エアバッグ73の展開膨張時において、下側膨張部76を、上側膨張部77よりも迅速に展開させることができることから、エアバッグ装置M2のごとく、運転者の腹部Dbが近接して配設される運転者用エアバッグ装置に適用する場合にも、エアバッグ10をボディ側となるステアリングホイールSWの後部SWb側と運転者の腹部Dbとの間に迅速に侵入させるように展開させることができて、運転者の腹部Dbを的確に保護することができる。
本発明の第1実施形態である助手席用エアバッグ装置の車両前後方向の断面図である。 同実施形態のエアバッグ装置の車両前後方向の概略拡大断面図である。 同実施形態に使用するエアバッグを単体で膨張させた状態の斜視図である。 同実施形態に使用するエアバッグを単体で膨張させた状態の車両前後方向の縦断面図である。 同実施形態に使用するエアバッグを単体で膨張させた状態の車両前後方向の横断面図である。 同実施形態に使用するエアバッグを単体で膨張させた状態の左右方向の縦断面図である。 同実施形態に使用するエアバッグの整流部の部位の左右方向の縦断面図である。 同実施形態に使用するエアバッグを構成する部材を示す平面図である。 同実施形態に使用するエアバッグの折り畳み工程を示す図である。 同実施形態に使用するエアバッグの折り畳み工程を示す図であり、図9の後の工程を示す。 同実施形態のエアバッグ装置の作動時を説明する図であり、車両の側方から見た状態を示す。 本発明の他の形態であるエアバッグを単体で膨張させた状態の車両前後方向の断面図である。 本発明の第2実施形態である運転席用エアバッグ装置を搭載させるステアリングホイールの平面図である。 図13のステアリングホイールの概略断面図である。 同実施形態に使用するエアバッグを単体で膨張させた状態の斜視図である。 同実施形態に使用するエアバッグを単体で膨張させた状態の斜視図である。 同実施形態に使用するエアバッグを単体で膨張させた状態の車両前後方向の縦断面図である。 同実施形態のエアバッグ装置の作動時を説明する図である。
符号の説明
10・10A・73…エアバッグ、
11・74…中央孔、
12・75…環状本体部、
13・76…下側膨張部、
14・77…上側膨張部、
15・78…後側膨張部、
17・79…ガス流入口、
35・86…調整部、
52・52A…インフレーター、
54・54A…ケース、
61・61A…エアバッグカバー、
70…整流布(整流手段)、
M1…助手席用エアバッグ装置、
M2…運転席用エアバッグ装置。

Claims (4)

  1. 着座した乗員の前方に配設されるとともに、ケース内に折り畳まれて収納されたエアバッグが、展開膨張時、ガス流入口から膨張用ガスを流入させて、車両の後方側へ展開する構成のエアバッグ装置であって、
    前記エアバッグが、
    略左右方向に貫通した中央孔を配置させて、
    前端付近の下面に、周縁を前記ケースに取り付ける前記ガス流入口を配置させた下側膨張部と、該下側膨張部の前部側に連通して前記下側膨張部の上部側に配設される上側膨張部と、前記下側膨張部の後部と前記上側膨張部の後部とに連結するように配設される後側膨張部と、を前記中央孔の周囲に配設させた環状体として構成されるとともに、
    前記中央孔を閉塞させて膨張を完了させるように構成されていることを特徴とするエアバッグ装置。
  2. 前記エアバッグが、前記ガス流入口から流入した膨張用ガスを、上方と下方との両側に向かうように整流させる整流手段を、内部に配設させていることを特徴とする請求項1に記載のエアバッグ装置。
  3. 前記エアバッグが、前記ガス流入口から流入する膨張用ガスを、上方側よりも下方側に多く流入させるように、構成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のエアバッグ装置。
  4. 前記エアバッグ装置が、ステアリングホイールに搭載される運転席用としていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のエアバッグ装置。
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