JP2005280470A - 助手席用エアバッグ - Google Patents

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Tsutomu Ishii
力 石井
Kazuaki Bito
和彰 尾藤
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Abstract

【課題】乗員の上半身をソフトに受け止めて保護可能な助手席用エアバッグを提供すること。
【解決手段】2枚の上部側・下部側基布38・43の外周縁相互を結合させて構成される助手席用エアバッグ。各上部側・下部側基布38・43が、膨張完了時にエアバッグの後上部側に位置して、頭部拘束部を構成する頭部保護パネル部39・44を配置させて、頭部保護パネル部39・44から、エアバッグの膨張完了時における左右両側の後下側と前方側とに延設される略T字形状とされる。各上部側・下部側基布38・43における頭部保護パネル部39・44の左右両側に延びる部位が、エアバッグの膨張完了時に、肩部拘束部を構成する肩部保護パネル部41・46とされる。連結布34が、左右の肩部拘束部相互を接近させるように、下部側基布43側における左右両側の肩部保護パネル部46・46側を連結している。
【選択図】図7

Description

本発明は、助手席前方のインストルメントパネル(以下、インパネと略す)の上面側に配置されるトップマウントタイプの助手席用エアバッグ装置のエアバッグに関する。
従来、トップマウントタイプの助手席用エアバッグ装置は、折り畳まれたエアバッグが、インパネの上面側に収納されており、膨張用ガスを流入させれば、インパネの上面側に配置されたエアバッグカバーのドアを押し開いて、上方へ突出するとともに、車両の後方側へ展開膨張していた(例えば、特許文献1参照)。
そして、この助手席用エアバッグは、外形形状を略同一とされるとともに、膨張完了時に上部側に配設される上部側基布と、膨張完了時に下部側に配設される下部側基布と、の2枚の基布の周縁相互を結合させて構成されていた。また、エアバッグは、膨張用ガスを流入させるガス流入口周縁を構成する部位と、この部位から、膨張完了時において、左右両側となる後方側に延びるように配設される左側・右側膨張部と、を備えており、左側・右側膨張部の後縁側を、上下方向に沿って配設される連結布の左右方向側の両縁と、それぞれ、結合させて、左側・右側膨張部を連結させる構成であった。そして、従来の助手席用エアバッグでは、エアバッグの膨張完了時において、この連結布により、乗員を拘束させる構成であった。
特開2003−335203公報(図17〜図23参照)
しかし、従来の助手席用エアバッグでは、乗員を拘束させる連結布が、エアバッグの膨張完了時に、略平面状となることから、頭部や胸部、肩部等によって全面側に凹凸を生じさせている乗員の上半身を、ソフトに受け止める点で、改善の余地があった。
本発明は、上述の課題を解決するものであり、乗員の上半身をソフトに受け止めて保護可能な助手席用エアバッグを提供することを目的とする。
本発明に係る助手席用エアバッグは、車両の助手席前方におけるインストルメントパネルの上面側に折り畳まれて収納され、膨張用ガスの流入時に、上方へ突出するとともに、インストルメントパネル上面とインストルメントパネル上方のウィンドシールドとの間を塞ぐように、車両の後方側へ展開膨張する構成とされて、
外形形状を略同一とされるとともに、膨張完了時における外周壁を構成する2枚の基布の外周縁相互を結合させて構成され、
基布が、膨張完了時における上部側に配設される上部側基布と、膨張完了時において下部側に配設される下部側基布と、から構成され、
外周壁の所定箇所を相互に接近させるように連結させる連結布を、備える構成の助手席用エアバッグであって、
各上部側・下部側基布が、膨張完了時にエアバッグの後上部側に位置して、乗員の頭部を拘束可能な頭部拘束部を構成する頭部保護パネル部を配置させて、頭部保護パネル部から、エアバッグの膨張完了時における左右両側の後下側と前方側とに延設される略T字形状とされて、
各上部側・下部側基布における頭部保護パネル部の前方側に延びる部位が、エアバッグの膨張完了時に、膨張用ガスを流入させるガス流入口近傍となる部位を構成するガス流入口側パネル部とされ、
各上部側・下部側基布における頭部保護パネル部の左右両側に延びる部位が、エアバッグの膨張完了時に、頭部拘束部の後下方側に突出するように配設されるとともに、乗員の両肩を拘束可能とされる肩部拘束部を構成する肩部保護パネル部とされて、
下部側基布におけるガス流入口側パネル部に、ガス流入口を構成する開口が、形成され、
連結布が、左右の肩部拘束部相互を接近させるように、下部側基布側における左右両側の肩部保護パネル部側を連結していることを、特徴とする。
本発明の助手席用エアバッグでは、エアバッグを構成する2枚の基布が、外形形状を略同一とした略T字形状とされて、肩部拘束部を構成する肩部保護パネル部が、頭部拘束部を構成する頭部保護パネル部の左右両側から延びるように形成されることから、エアバッグの膨張完了時において、左右の肩部拘束部が、頭部拘束部の後下方側に突出するように、配設されることとなる。そのため、膨張完了時のエアバッグに対して、乗員が前進してくると、まず、左右の肩部拘束部が、乗員の肩部と干渉して、乗員の肩部を拘束し、乗員の移動速度を低減させることとなる。その後、乗員の頭部が、頭部拘束部に拘束されることとなる。本発明の助手席用エアバッグでは、左右の肩部拘束部は、膨張完了時において、連結布により相互に結合されて左右に離れないことから、乗員の肩部を的確に拘束することができる。そのため、本発明の助手席用エアバッグでは、乗員の肩部が肩部拘束部により拘束された後に、乗員の頭部を、移動速度を低減させた状態で、頭部拘束部に拘束させることができて、乗員の頭部を、エアバッグからの反力を抑えて、ソフトに保護することができる。
従って、本発明の助手席用エアバッグでは、乗員の上半身をソフトに受け止めて保護することができる。
勿論、本発明の助手席用エアバッグでは、上部側・下部側基布周縁相互を結合させた後において、連結布を、下部側基布の外周側となる位置に結合させていることから、結合作業が容易である。
また、上記構成の助手席用エアバッグにおいて、頭部保護パネル部を、頭部保護パネル部からガス流入口側パネル部へ延びる方向と逆方向に略沿って、肩部保護パネル部から突出する突出部を備える構成とし、
頭部拘束部を、エアバッグの膨張完了時において、肩部拘束部の上部側に突出するような構成とすることが好ましい。
助手席用エアバッグを上記構成とすれば、乗員の頭部を、肩部拘束部の上部側において厚く膨張させた頭部拘束部により、クッション性良く保護することができる。
さらに、上記構成の助手席用エアバッグにおいて、連結布を、前記エアバッグの膨張完了時において、側方側から見た際に、膨張完了時のエアバッグの後面側から前方となる奥まった位置に、配設させる構成とすることが好ましい。
助手席用エアバッグを上記構成とすれば、連結布が、膨張完了時のエアバッグにおける後面側から前方となる奥まった位置に、配設されていることから、エアバッグの膨張完了時において、最初に連結布が乗員と干渉せずに、クッション性のある肩部拘束部だけで、乗員の肩部を拘束することができる。そして、仮に、乗員の胸部が、連結布と干渉しても、肩部拘束部によって、前方側への移動速度を提言されていることから、連結部により、ソフトに乗員の胸部を受け止めることができる。
さらにまた、上記構成の助手席用エアバッグにおいて、エアバッグ内に、上部側・下部側基布におけるガス流入口側パネル部付近相互を連結して、膨張完了時におけるガス流入口側パネル部間の離隔距離を規制するテザーを、配設させる構成とすることが好ましい。
助手席用エアバッグを上記構成とすれば、エアバッグの膨張完了時において、ガス流入口側部から頭部拘束部にわたるエリアの部位の上下方向の厚さ寸法を規制することが可能となり、この部位が、下方に大きく膨らむように、膨張することを抑えることが可能となる。そのため、例えば、頭部側をインパネ側に配置させたチャイルドシートを助手席にセットしている状態で、エアバッグが膨張しても、チャイルドシートの頭部側が、膨張を完了させたガス流入口側部とインパネとの間に侵入するような態様となり、膨張を完了させたエアバッグのガス流入口側部から頭部拘束部にかけての部位が、チャイルドシートに干渉することを、抑えることができる。勿論、チャイルドシート以外の干渉物が、チャイルドシートの頭部と同様に、インパネ1に近接して配置されている場合にも、膨張を完了させたエアバッグのガス流入口側部から頭部拘束部にかけての部位が、干渉物に干渉することを、抑えることができる。
さらにまた、上記構成の助手席用エアバッグにおいて、テザーを、エアバッグの展開膨張時において、ガス流入口部から流入した膨張用ガスを各肩部拘束部側に整流可能に、後方側を左右方向に広がるテーパ状に形成された整流部を備えた構成とすることが好ましい。
助手席用エアバッグを上記構成とすれば、ガス流入口からエアバッグ内に流入した膨張用ガスを、テザーの整流部により、肩部拘束部側に円滑に流入させることができ、エアバッグを迅速に膨張させることが可能となる。
さらにまた、上記構成の助手席用エアバッグにおいて、各整流部の前端側に、前後方向に開口した開口部を、配設させた構成とすることが好ましい。
助手席用エアバッグを上記構成とすれば、ガス流入口からエアバッグ内に流入した膨張用ガスを、肩部拘束部側に円滑に流入させることができると同時に、整流部の前端側に配設される開口部から、頭部拘束部側にも流入させることができる。そのため、エアバッグを、一層、迅速に膨張させることが可能となる。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明すると、実施形態の助手席用エアバッグ20は、図1に示すように、インパネ(インストルメントパネル)1の上面2側の内部に配置されるトップマウントタイプの助手席用エアバッグ装置Sに使用されるものである。この助手席用エアバッグ装置Sは、折り畳まれたエアバッグ20と、エアバッグ20に膨張用ガスを供給するインフレーター12と、エアバッグ20及びインフレーター12を収納保持するケース10と、エアバッグ20をケース10に取り付けるためのリテーナ16と、折り畳まれたエアバッグ20を覆うエアバッグカバー14と、を備えて構成されている。
なお、本明細書での上下、前後、及び、左右の方向は、車両の直進状態における上下、前後、及び、左右の方向に一致するものである。
エアバッグカバー14は、合成樹脂製のインパネ1と一体的に形成されて、エアバッグ20の展開膨張時に、前後2枚の扉部14a・14bをエアバッグ20に押されて開くように構成されている。また、エアバッグカバー14の扉部14a・14bの周囲には、ケース10に連結される連結壁部14cが形成されている。
インフレーター12は、複数のガス吐出口12bを有した略円柱状の本体部12aと、インフレーター12をケース10に取り付けるためのフランジ部12cと、を備えて構成されている。
ケース10は、上端側に長方形状の開口を有した板金製の略直方体形状に形成され、インフレーター12を下方から挿入させて取り付ける略長方形板状の底壁部10aと、底壁部10aの外周縁から上方に延びてエアバッグカバー14の連結壁部14cを係止する周壁部10bと、を備えて構成されている。ケース10には、底壁部10aの部位に、車両のボディ側に連結される図示しないブラケットが、配設されている。
なお、エアバッグ20とインフレーター12とは、エアバッグ20内に配置される円環状のリテーナ16の複数のボルト16aが、エアバッグ20、インフレーター12のフランジ部12c、及び、ケース底壁部10a、を貫通して、ナット17止めされることにより、ケース10に取り付けられている。
エアバッグ20は、図2〜6に示すように、膨張完了時の形状として、後上部側に位置して乗員Pの頭部MH1を拘束可能とされる頭部拘束部21と、頭部拘束部21の車両前方側に配設されるガス流入口側部23と、頭部拘束部21の後下方側に突出するように配設される2つの肩部拘束部27・27と、を備えて構成されている。ガス流入口側部24と頭部拘束部21は、前後方向に沿って後端側を上部側に位置させるように傾斜して、一体的に形成されている。そして、肩部拘束部27・27は、頭部拘束部21の左右両端側から、下方側に突出するように、配設されている。また、頭部側拘束部21は、肩部拘束部27の上部側において斜め上の車両後方側(乗員M1側)に突出するような突出部22を備えて構成され、この突出部22により、乗員M1の頭部MH1を拘束可能な構成とされている。
ガス流入口側部23における下壁部23b側の部位には、膨張用ガスGを流入させるように、円形に開口されて、周縁25をケース10に取り付けるガス流入口24が、配設されている。ガス流入口24の周縁25には、リテーナ16のボルト16aを挿通させて、流入口周縁25をケース10の底壁部10aに取り付けるための複数の取付孔26が、形成されている。また、頭部拘束部21の上壁部21aにおける左右両端近傍となる部位には、余剰の膨張用ガスGを排気するベントホール28・28が、配設されている。
ガス流入口側部23の領域内において、膨張完了時における頭部拘束部21側となる部位には、膨張完了時における上壁部23aと下壁部23bとの離隔距離を規制可能に、上・下壁部23a・23b間を連結するテザー30が、配設されている。実施形態の場合、テザー30は、エアバッグ20の展開膨張時において、ガス流入口24から流入した膨張用ガスGを肩部拘束部27・27側に整流させるような2つの整流部31・31から、構成されている。各整流部31は、上下で分割された2枚の基布33・33から、構成されている。この整流部31・31は、膨張用ガスGを左右に配設される肩部拘束部27・27側に向かって流すように、後方側を左右方向に広がるテーパ状として、並設されている。また、整流部31・31の前端31a・31a側は、相互に離隔されて、間に、開口部33を配設させる構成である。
また、肩部拘束部27・27は、エアバッグ20の膨張完了時において、内壁部27b・27b側を、連結布34・34を利用して、相互に結合される構成である。各連結布34は、略長方形状とされて、短手方向側の縁部34a・34bを肩部拘束部27の突出方向に略沿わせて、配設されている。また、各連結布34は、長手方向の幅寸法を肩部拘束部27における突出方向側の幅寸法より若干小さくして、肩部拘束部27・27を強固に結合可能な構成とされている。そして、各連結布34は、以下のようにして、肩部拘束部27・27を結合させている。まず、各連結布34における短手方向側の縁部34aを、膨張完了時における車両前方側に向けるようにして、縁部34a近傍となる位置を、縫合糸48を利用して、各肩部拘束部27の内壁部27aにおける前後方向の略中間部位に縫合させて、縁部34aに沿って連結布34の全長にわたって配設される直線状の縫合部位35を形成する。その後、他方の縁部34bを膨張完了時における車両前方側に向けるように、縫合部位35近傍で、各連結布34を折り返し、縫合部位35近傍となる位置で、縫合糸48を利用して相互に縫着させ、縫合部位35に沿って連結布34の全長にわたって配設される直線状の縫合部位36を形成して、連結布34・34相互を連結させれば、左右の肩部拘束部27・27相互を接近させるように、結合させることができる。すなわち、実施形態のエアバッグ20では、肩部拘束部27・27を結合させるための縫合布34・34に配設される縫合部位35・36が、乗員M1側となる後方側に露出しない構成とされている。
実施形態の場合、各連結布34は、肩部拘束部27・27の前後方向の略中間部位において、内壁部27bに縫着されている。すなわち、実施形態の場合、各連結布34は、エアバッグ20の膨張完了時において、側方側から見た際に、膨張完了時のエアバッグ20の後面20a側から前方となる奥まった位置に、配設されることとなる。
また、実施形態のエアバッグ20は、外形形状を略同一とされるとともに、膨張完了時における外周壁を構成する2枚の基布の外周縁相互を縫着させて、構成されている。エアバッグ20は、実施形態の場合、図7に示すように、膨張完了時における上部側に配設される上部側基布38と、膨張完了時において下部側に配設される下部側基布43と、から構成されている。上部側・下部側基布38・43は、テザー30を構成する整流部31、及び、連結布34とともに、ポリエステル糸やポリアミド糸等からなる可撓性を有した織布から形成されて、シリコン等のコーティング剤を塗布しないノンコート布として、構成されている。
上部側基布38は、頭部拘束部23の上壁部23aを構成する頭部保護パネル部39と、頭部保護パネル部39の前方側に延びてガス流入口側部23の上壁部23aを構成するガス流入口側パネル部40と、頭部保護パネル部39の左右両側に延びて肩部拘束部27の外壁部27a・27aを構成する肩部保護パネル部41・41と、を備えた略T字形状とされている。また、頭部保護パネル部39は、ガス流入口側パネル部40の延設方向に沿って左右の肩部保護パネル部46・46から突出するように配設される突出部39aを、備えている。この突出部39aは、頭部拘束部21の突出部22を構成する部位である。また、頭部保護パネル部39には、ベントホール28・28が、配設されている。
下部側基布43は、上部側基布38と外形形状を略同一とされた略T字形状とされて、頭部拘束部23の下壁部23bを構成する頭部保護パネル部44と、ガス流入口側部23の下壁部23bを構成するガス流入口側パネル部45と、肩部拘束部27の内壁部27b・27bを構成する肩部保護パネル部46・46と、を備えた構成とされている。また、頭部保護パネル部44は、上部側基布38における頭部保護パネル部39と同様に、突出部44aを備える構成である。ガス流入口側パネル部45には、ガス流入口24と取付孔26とが、配設されている。そして、肩部保護パネル部46・46に、連結布34が、縫着されることとなる。
次に、実施形態のエアバッグ20の製造について説明する。実施形態の場合、エアバッグ30は、ポリエステル糸等の縫合糸48を使用した縫合により、形成されている。下部側基布43のガス流入口側パネル部45に、予め、ガス流入口24と取付孔26とを形成しておく。各上部側・下部側基布38・43に、テザー30の整流部31を構成する基布32の一端側を、縫合糸48を使用して、縫着させる。そして、上部側基布38と下部側基布43とを、平らに展開した状態で、エアバッグ20の外周壁を構成する面を対向させるようにして、重ね、外周縁を、縫合糸48を使用して、縫合させる。そして、縫合部位が外部に露出しないように、ガス流入口24を利用して、基布38・43を反転させ、各整流部31を構成する基布32・32の他端相互を、ガス流入口24から引き出して、縫合糸48を使用して、縫着させる。
その後、下部側基布43の各肩部保護パネル部46・46に、連結布34の縁部34a近傍となる部位を、縁部34aが、エアバッグ20の膨張完了時における車両前方側(ガス流入口24側)に位置するようにして、縫合糸48を利用して縫着させて、縁部34aに沿うような直線状の縫合部位35を形成する。そして、各連結布34を、他方の縁部34bをガス流入口24側に向けるように、縫合部位35近傍で折り返し、縫合部位35近傍となる位置で、縫合糸48を利用して相互に縫着させ、縫合部位35に沿うような直線状の縫合部位36を形成して、連結布34・34を連結させれば、肩部拘束部27・27を結合させることができて、エアバッグ20を、製造することができる。
上記のように製造したエアバッグ20の車両への搭載を説明すると、まず、各取付孔26からボルト16aを突出させるように、内部にリテーナ16を配設させた状態で、エアバッグ20を折り畳み、さらに、折り崩れしないように、折り畳んだエアバッグ20を、破断可能なラッピングシート19(図1参照)でくるんでおく。ちなみに、このラッピングシート19は、適宜省略してもよい。
そして、各ボルト16aを、ケース底壁部10aに挿通させつつ、折り畳んだエアバッグ20を、ケース10の底壁部10aに載置させる。次いで、インフレーター12の本体部12aを、底壁部10aの下方から、ケース10内に挿入させるとともに、底壁部10aから下方に突出している各ボルト16aを、インフレーター12のフランジ部12cに挿通させる。その後、インフレーター12のフランジ部12cから突出した各ボルト16aに、ナット17を締結させれば、ケース10の底壁部10aに対して、折り畳んだエアバッグ20とインフレーター12とを取り付けることができる。
その後、車両に搭載されたインパネ1におけるエアバッグカバー14の連結壁部14cに、ケース10の周壁部10bを係止させ、ケース10の図示しない所定のブラケットを、ボディ1側の部位に固定させれば、助手席用エアバッグ装置Sを車両に搭載することができる。
エアバッグ装置Sの車両への搭載後、車両の前面衝突時、インフレーター12の各ガス吐出口12bから膨張用ガスGが吐出されれば、エアバッグ20が、膨張して、ラッピング材19を破断するとともに、エアバッグカバー14の扉部14a・14bを図1の二点鎖線に示すように押して開かせることとなる。そして、エアバッグ20は、折りを解消しつつ、エアバッグカバー14における扉部14a・14bの開いた開口から、上方へ突出するとともに、インパネ上面2とインパネ1の上方のウィンドシールド4との間を塞ぐように、車両の後方側へ展開膨張して、図1の二点鎖線、及び、図8・9に示すごとく、膨張を完了させる。
そして、実施形態の助手席用エアバッグ20では、エアバッグ20の膨張完了時において、左右の肩部拘束部27・27が、頭部拘束部21の後下方側に突出するように、配設されることとなる。そのため、膨張完了時のエアバッグ20に対して、乗員M1が前進してくると、図10のAに示すごとく、まず、左右の肩部拘束部27・27が、乗員M1の肩部MS1と干渉して、乗員M1の肩部MS1を拘束し、乗員M1の移動速度を低減させることとなる。その後、図10のBに示すごとく、乗員M1の頭部MH1が、頭部拘束部21に拘束されることとなる。実施形態の助手席用エアバッグで20は、左右の肩部拘束部27・27は、膨張完了時において、連結布34・34により相互に結合されて左右に離れないことから、乗員M1の肩部MS1を的確に拘束することができる。そのため、実施形態のエアバッグ20では、乗員M1の肩部MS1が肩部拘束部27・27により拘束された後に、乗員M1の頭部MH1を、移動速度を低減させた状態で、頭部拘束部21に拘束させることができて、乗員M1の頭部MH1を、エアバッグ20からの反力を抑えて、ソフトに保護することができる。
従って、実施形態の助手席用エアバッグ20では、乗員M1の上半身をソフトに受け止めて保護することができる。
勿論、実施形態の助手席用エアバッグ20では、上部側・下部側基布38・43周縁相互を結合させた後において、連結布34・34を、下部側基布43の外周側となる位置に結合させていることから、結合作業が容易である。
また、実施形態の助手席用エアバッグ20では、頭部拘束部21が、エアバッグ20の膨張完了時において、肩部拘束部27・27の上部側に突出するような突出部22を備える構成である。そのため、乗員M1の頭部MH1を、肩部拘束部27・27の上部側において、突出部22を含めて厚く膨張させた頭部拘束部21により、クッション性良く保護することができる。勿論、このような点を考慮しなければ、頭部拘束部を、突出部を備えない構成としてもよい。
さらに、実施形態の助手席用エアバッグ20では、連結布34を、エアバッグ20の膨張完了時において、側方側から見た際に、膨張完了時のエアバッグ20の後面20a側から前方となる奥まった位置に、配設させている構成である。そのため、エアバッグ20の膨張完了時において、最初に連結布34が乗員M1と干渉せずに、クッション性のある肩部拘束部27・27だけで、乗員M1の肩部MS1を拘束することができる。そして、仮に、乗員M1の胸部が、連結布34と干渉しても、肩部拘束部27・27によって、前方側への移動速度を提言されていることから、連結部34により、ソフトに乗員M1の胸部を受け止めることができる。勿論、このような点を考慮しなければ、連結布を、エアバッグの膨張完了時において、側方側から見た際に、膨張完了時のエアバッグの後面側となる位置に、配設させてもよい。
さらにまた、実施形態の助手席用エアバッグ20では、ガス流入口側部23内に、上部側・下部側基布38・43におけるガス流入口側パネル部40・45相互を連結して、膨張完了時におけるガス流入口側パネル部40・45(上・下壁部23a・23b)間の離隔距離を規制するテザー30を、配設させている構成である。そのため、エアバッグ20の膨張完了時において、ガス流入口側部23から頭部拘束部21にわたるエリアの部位の上下方向の厚さ寸法を規制することが可能となり、この部位が、下方に大きく膨らむように、膨張することを抑えることが可能となる。そのため、例えば、頭部6a側をインパネ1側に配置させたチャイルドシート6を助手席にセットしている状態で、エアバッグ20が膨張しても、チャイルドシート6の頭部6a側が、膨張を完了させたガス流入口側23部とインパネ1との間に侵入するような態様となり、膨張を完了させたエアバッグ20のガス流入口側部23から頭部拘束部21にかけての部位が、チャイルドシートに干渉することを、抑えることができる。なお、チャイルドシート以外の干渉物が、チャイルドシートの頭部と同様に、インパネ1に近接して配置されている場合にも、膨張を完了させたエアバッグのガス流入口側部から頭部拘束部にかけての部位が、干渉物に干渉することを、抑えることができる。勿論、このような点を考慮しなければ、エアバッグにおけるガス流入口側部内に、テザーを配設させない構成としてもよい。
さらにまた、実施形態の助手席用エアバッグ20では、テザー30として、エアバッグ20の展開膨張時において、ガス流入口部23から流入した膨張用ガスGを各肩部拘束部27・27側に整流可能に、後方側を左右方向に広がるテーパ状に形成された整流部31・31を備えた構成のものを使用している。そのため、ガス流入口24からエアバッグ20内に流入した膨張用ガスGを、テザー30の整流部31・31により、肩部拘束部27・27側に円滑に流入させることができ、エアバッグ20を迅速に膨張させることが可能となる。勿論、このような点を考慮しなければ、テザーを、整流部を備えない構成としてもよい。
さらにまた、実施形態の助手席用エアバッグ20では、各整流部31の前端31a側に、前後方向に開口した開口部32を、配設させている。そのため、ガス流入口24からエアバッグ20内に流入した膨張用ガスGを、肩部拘束部27・27側に円滑に流入させることができると同時に、整流部31の前端31a側に配設される開口部32から、頭部拘束部21側にも流入させることができる。そのため、エアバッグ20を、一層、迅速に膨張させることが可能となる。勿論、このような点を考慮しなければ、テザーとして、前端側に開口部を備えない略楔形状に配設される構成のものを使用してもよい。なお、整流部間の開口部の開口幅寸法、及び、整流部の傾斜角度は、エアバッグの膨張完了時における頭部拘束部や肩部拘束部の形状に応じて、変更可能であり、例えば、図13に示すテザー30Aの整流部31A・31Aのごとく、開口部32Aの開口幅寸法を狭く設定したり、あるいは、図14に示すテザー30Bの整流部31B・31Bのごとく、傾斜角度を、後方側の開きを小さくするように、設定してもよい。
なお、実施形態の助手席用エアバッグ20では、膨張を完了させたエアバッグ20において、肩部拘束部27・27が、頭部拘束部21の下端側からインパネ上面2にかけてを塞ぐとともに、車両後方側に向かって大きく突出するように、膨張を完了させることとなる。また、肩部拘束部27・27は、下端側を車両後方側に突出させるように、膨張を完了させることとなる。そのため、小柄な乗員M2が着座している場合にも、図12に示すごとく、まず、肩部拘束部27・27の下部側の部位27cで、乗員M2の肩部MS2を、拘束することができる。そして、肩部MS2が肩部拘束部27・27の下部側の部位27cで拘束され、乗員M2の移動速度を低減させた状態で、乗員M2の頭部MH2が、膨張を完了させたエアバッグ20における頭部拘束部21と肩部拘束部27・27との境界部付近となる部位20bと干渉することとなる。実施形態のエアバッグ20では、乗員M2の肩部MH2が肩部拘束部27・27により、的確に拘束されて、乗員M2の移動速度を大きく低減させることができることから、頭部MH2が、膨張を完了させたエアバッグ20における頭部拘束部21と肩部拘束部27・27との境界部付近となる部位20bと干渉することとなっても、この部位20bにより、乗員M2の頭部MH2を確実に保護することができる。
本発明の位置実施形態である助手席用エアバッグが使用された助手席用エアバッグ装置の車両搭載状態を示す概略縦断面図である。 実施形態のエアバッグを単体で膨張させた状態の斜視図である。 実施形態のエアバッグの縦断面図であり、図2のIII−III部位に対応する。 実施形態のエアバッグの横断面図であり、図3のIV−IV部位に対応する。 実施形態のエアバッグの縦断面図であり、図3のV−V部位に対応する。 実施形態のエアバッグの縦断面図であり、図3のVI−VI部位に対応する。 実施形態のエアバッグを構成する部材を示す平面図である。 実施形態のエアバッグの使用状態を説明する図であり、膨張が完了した状態を説明する車両後方側から見た図である。 実施形態のエアバッグの使用状態を説明する図であり、膨張が完了した状態を説明する側面図である。 実施形態のエアバッグの膨張完了時において、乗員が干渉する状態を説明する図である。 実施形態のエアバッグの膨張完了時において、チャイルドシートが配設されている状態を示す図である。 実施形態のエアバッグの膨張完了時において、小柄な乗員が干渉した状態を示す図である。 本発明のエアバッグにおいて、テザーの他の形態を示す部分拡大平面図である。 テザーのさらに他の形態を示す部分拡大平面図である。
符号の説明
1…インストルメントパネル(インパネ)、
20…助手席用エアバッグ、
20a…後面、
21…頭部拘束部、
22…突出部、
23…ガス流入口側部、
24…ガス流入口、
27…肩部拘束部、
30…テザー、
31…整流部、
33…開口部、
34…連結布、
38…上部側基布、
39…頭部保護パネル部、
40…ガス流入口側パネル部、
41…肩部保護パネル部、
43…下部側基布、
44…頭部保護パネル部、
45…ガス流入口側パネル部、
46…肩部保護パネル部、
M1・M2…乗員、
MH1・MH2…頭部、
MS1・MS2…肩部、
S…助手席用エアバッグ装置。

Claims (6)

  1. 車両の助手席前方におけるインストルメントパネルの上面側に折り畳まれて収納され、膨張用ガスの流入時に、上方へ突出するとともに、前記インストルメントパネル上面と前記インストルメントパネル上方のウィンドシールドとの間を塞ぐように、車両の後方側へ展開膨張する構成とされて、
    外形形状を略同一とされるとともに、膨張完了時における外周壁を構成する2枚の基布の外周縁相互を結合させて構成され、
    前記基布が、膨張完了時における上部側に配設される上部側基布と、膨張完了時において下部側に配設される下部側基布と、から構成され、
    前記外周壁の所定箇所を相互に接近させるように連結させる連結布を、備える構成の助手席用エアバッグであって、
    前記各上部側・下部側基布が、膨張完了時に前記エアバッグの後上部側に位置して、乗員の頭部を拘束可能な頭部拘束部を構成する頭部保護パネル部を配置させて、該頭部保護パネル部から、前記エアバッグの膨張完了時における左右両側の後下側と前方側とに延設される略T字形状とされて、
    前記各上部側・下部側基布における前記頭部保護パネル部の前方側に延びる部位が、前記エアバッグの膨張完了時に、膨張用ガスを流入させるガス流入口近傍となる部位を構成するガス流入口側パネル部とされ、
    前記各上部側・下部側基布における前記頭部保護パネル部の左右両側に延びる部位が、前記エアバッグの膨張完了時に、前記頭部拘束部の後下方側に突出するように配設されるとともに、乗員の両肩を拘束可能とされる肩部拘束部を構成する肩部保護パネル部とされて、
    前記下部側基布における前記ガス流入口側パネル部に、前記ガス流入口を構成する開口が、形成され、
    前記連結布が、左右の前記肩部拘束部相互を接近させるように、前記下部側基布側における左右両側の前記肩部保護パネル部側を連結していることを、特徴とする助手席用エアバッグ。
  2. 前記頭部保護パネル部が、前記頭部保護パネル部から前記ガス流入口側パネル部へ延びる方向と逆方向に略沿って、前記肩部保護パネル部から突出する突出部を備えて構成されて、
    前記頭部拘束部が、前記エアバッグの膨張完了時において、前記肩部拘束部の上部側に突出するように、構成されていることを特徴とする請求項1に記載の助手席用エアバッグ。
  3. 前記連結布が、前記エアバッグの膨張完了時において、側方側から見た際に、膨張完了時の前記エアバッグの後面側から前方となる奥まった位置に、配設されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の助手席用エアバッグ。
  4. 前記エアバッグ内に、前記上部側・下部側基布における前記ガス流入口側パネル部付近相互を連結して、膨張完了時における前記ガス流入口側パネル部間の離隔距離を規制するテザーが、配設されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の助手席用エアバッグ。
  5. 前記テザーが、前記エアバッグの展開膨張時において、前記ガス流入口部から流入した膨張用ガスを、前記各肩部拘束部側に整流可能に、後方側を左右方向に広がるテーパ状に形成された整流部を、備えて構成されていることを特徴とする請求項4に記載の助手席用エアバッグ。
  6. 前記整流部が、前端側に、前後方向に開口した開口部を、配設させていることを特徴とする請求項5に記載の助手席用エアバッグ。
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