JP2005088639A - 建設機械のトラックフレーム - Google Patents

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暁生 星
Kazuhisa Tamura
和久 田村
Kenichi Kimura
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Abstract

【課題】 遊動輪ブラケットを鋳造手段で一体成形することにより、耐久性、寿命を高めると共に、部品点数を削減し組立時の作業性を向上できるようにする。
【解決手段】 サイドフレーム15の前,後方向の一側に設ける遊動輪ブラケット21を、内側にヨークガイド22Aが設けられた左,右の側板部22と、これらの側板部22間を上端側で互いに連結する上板部27と、各側板部22と上板部27の外側面に沿って延び各側板部22が左,右へと拡開するように変形するのを抑える補強リブ29,30等とにより一体形成する。そして、左,右の側板部22は、ヨークガイド22A間で遊動輪3のヨークを前,後に摺動可能にガイドする。また、側板部22の下側には支持腕24,25間にガード板31を着脱可能に設け、履帯5が左,右に横振れするのをガード板31で規制する。
【選択図】 図3

Description

本発明は、例えば油圧ショベル、油圧クレーン等の下部走行体に好適に用いられる建設機械のトラックフレームに関する。
一般に、油圧ショベル等の建設機械は、クローラ(履帯)式の下部走行体を備え、左,右の履帯を走行駆動することにより山岳地、泥濘地等の不整地でも走行安定性を確保できるようにしている。
そして、このようなクローラ式の下部走行体は、上部旋回体が取付けられるセンタフレームと、該センタフレームの左,右両側に位置して前,後方向に延び履帯がそれぞれ取付けられる左,右のサイドフレーム等とからなるトラックフレームを備えている。
この場合、トラックフレームの各サイドフレームは、長さ方向の一側に遊動輪を回転可能に支持するための遊動輪ブラケットを有し、長さ方向の他側には走行用の油圧モータを駆動輪等と一緒に取付けるための駆動輪ブラケットを備える構成としている。
そして、前記履帯は、サイドフレームの長さ方向に延びるように前記遊動輪と駆動輪との間に巻回して取付けられ、走行用の油圧モータで駆動輪を回転駆動することによりサイドフレームの周囲で周回動作して車両の前進,後進動作を行うものである(例えば、特許文献1参照)。
また、この種の従来技術によるトラックフレームでは、遊動輪ブラケット内に前,後方向に延びるヨークガイドを設け、遊動輪を回転可能に支持するヨーク(ベアリングブロック)をヨークガイド内に摺動可能に嵌合して設けると共に、遊動輪ブラケット内に設けた張力調整シリンダおよびスプリング等で前記ヨークを前,後方向に付勢することにより履帯の張力を調整する構成としている。
実開平5−26765号公報
ところで、上述した従来技術によるトラックフレームでは、遊動輪ブラケット内に設けるヨークガイドを、互いに別部材からなる下ガイド板と上ガイド板とにより構成し、これら上,下のガイド板を用いて遊動輪のヨークを上,下両側から摺動可能にガイドする構成としている。
このため、従来技術にあっては、互いに別部材からなる下ガイド板と上ガイド板を遊動輪ブラケットの側板部にそれぞれ溶接する必要が生じ、部品点数が増加するばかりでなく、上,下のガイド板を溶接する作業に多大な労力と時間を費やし、組立時の作業性が悪いという問題がある。
また、ヨークガイドを構成する上ガイド板と下ガイド板とは、遊動輪ブラケットの側板部に溶接手段を用いて別々に接合、固着するため、溶接時の寸法公差、ヨーク挿入時の組立性等を考慮して上ガイド板と下ガイド板との間隔は、ヨークの高さ(厚さ)寸法よりも予め大きく取るようしている。
そして、この場合にヨークの上,下面(摺動面)には機械加工等を施すが、上ガイド板と下ガイド板の摺動面側は溶接後に機械加工を施すのが難しく、実際には機械加工を行っていないので、これによっても上ガイド板と下ガイド板との間隔を予め大きめに設定する構成としているものである。
このため、従来技術では、車両(下部走行体)の組立後にヨークガイドの上ガイド板、下ガイド板とヨークとの間に上,下方向の隙間が形成され、この隙間が原因となって油圧ショベルの掘削作業時等に前,後方向の揺れが車両に発生し、作業時等の安定性を向上するのが難しいという問題がある。
また、不整地等の走行時には、遊動輪を左,右に横振れさせるような外力が履帯から遊動輪へと伝えられることがある。このため、遊動輪ブラケットの各側板部は、左,右方向に拡開されるような外力を受け、遊動輪ブラケット全体の耐久性、寿命が低下するという問題がある。
本発明は上述した従来技術の問題に鑑みなされたもので、本発明の目的は、部品点数を削減することができ、組立時の作業性を向上できるようにした建設機械のトラックフレームを提供することにある。
また、本発明の他の目的は、遊動輪のヨークとヨークガイドとの間の隙間を小さくでき、作業時の振動、揺れ等を抑えて安定性を向上できると共に、遊動輪ブラケット全体の耐久性、寿命を高めることができるようにした建設機械のトラックフレームを提供することにある。
上述した課題を解決するため、本発明は、上部旋回体が取付けられるセンタフレームと、該センタフレームの左,右両側に位置して前,後方向に延び履帯がそれぞれ取付けられる左,右のサイドフレームとを備え、該左,右のサイドフレームには、前,後方向の一側に位置して遊動輪ブラケットを設けてなる建設機械のトラックフレームに適用される。
そして、請求項1の発明が採用する構成の特徴は、前記遊動輪ブラケットを、左,右に離間して前記サイドフレームの前,後方向に延び遊動輪のヨークを摺動可能にガイドするヨークガイドが設けられた左,右の側板部と、該左,右の側板部を上端側で互いに連結する上板部と、前記左,右の側板部および該上板部の外側面に設けられ前記各側板部が左,右へと互いに拡開する方向に変形するのを抑える補強部とから鋳造手段を用いて一体成形する構成としたことにある。
また、請求項2の発明によると、前記補強部は、前記上板部の左,右方向両側から前記各側板部の外面に沿って少なくとも上,下方向に延びる補強リブにより構成している。
また、請求項3の発明によると、前記遊動輪ブラケットの各側板部には、その下部側に位置して前記履帯が遊動輪に対し左,右方向に横振れするのを規制する規制部材を着脱可能に設けてなる構成としている。
一方、請求項4の発明によると、前記サイドフレームは、前,後方向に延びる中間フレーム部と、該中間フレーム部の長さ方向一側に接続フランジを介して設けられる前記遊動輪ブラケットと、前記中間フレーム部の長さ方向他側に他の接続フランジを介して設けられる駆動輪ブラケットとからなり、前記遊動輪ブラケットは、前記左,右の側板部、上板部および補強部を前記接続フランジと共に一体成形する構成としている。
また、請求項5の発明は、前記遊動輪ブラケットは、前記左,右の側板部、上板部、補強部および前記接続フランジを鋳鋼材料を用いて一体成形し、前記接続フランジは前記中間フレーム部の長さ方向一側に溶接手段を用いて接合する構成としている。
さらに、請求項6の発明によると、前記中間フレーム部は、長さ方向一側が前記接続フランジの下面位置を越えて前記各側板部の下面側へと延びる下板を有し、該下板の長さ方向一側には、前記各側板部の下面側を前記接続フランジの下面と共に溶接手段を用いて接合する構成としている。
上述した通り、請求項1に記載の発明によれば、遊動輪ブラケットを、左,右に離間してサイドフレームの前,後方向に延び内側にそれぞれヨークガイドが設けられた左,右の側板部と、該左,右の側板部を上端側で互いに連結する上板部と、前記左,右の側板部が互いに拡開方向に変形するのを抑える補強部とから鋳造により一体成形する構成としているので、遊動輪ブラケットの左,右の側板部には左,右のヨークガイドを一体に形成することができ、従来技術の遊動輪ブラケットの如く側板部に対して上,下のガイド板部等を溶接して設ける必要がなくなる。
これにより、遊動輪ブラケットを左,右の側板部、上板部および補強部からなる一体物(一体の成形品)として形成でき、部品点数を減らして溶接作業の工数を削減できると共に、組立時の作業性を高めることができる。そして、左,右のヨークガイドをヨークの高さ寸法等に合わせて予め決められた寸法に形成でき、ヨークガイドとヨークとの間に隙間が発生するのを小さく抑制できると共に、作業時の振動、揺れ等を抑えて安定性を向上できる。また、遊動輪ブラケットの各側板部が左,右へと拡開方向に変形するのを補強部により抑えることができ、遊動輪ブラケット全体の耐久性、寿命を高めることができる。
また、請求項2に記載の発明は、上板部の左,右方向両側から各側板部の外面に沿って少なくとも上,下方向に延びる補強リブにより補強部を構成しているので、左,右の側板部が外力によって拡開するのを上板部との間の補強リブにより抑えることができ、左,右の側板部を含めて遊動輪ブラケット全体を安定した形状に保ち、耐久性、寿命を向上できる。そして、遊動輪ブラケットを鋳鋼等で一体成形するため、左,右の側板部および上板部の外側面に補強リブを容易に形成することができる。
また、請求項3に記載の発明によると、各側板部の下部側に規制部材を着脱可能に設ける構成としているので、例えば不整地等の走行時に外力の影響で履帯が遊動輪に対し左,右方向に横振れするのを、左,右の規制部材により抑えることができ、走行時の安定性を確保することができる。また、このような規制動作を繰返すことによって、規制部材が履帯との接触、干渉で徐々に摩耗、損傷されたときには、規制部材を交換するだけでよく、左,右の側板部が摩耗、損傷されるのを防止できると共に、耐久性、寿命を大幅に高めることができる。
一方、請求項4に記載の発明によると、遊動輪ブラケットは、各側板部、上板部および補強部を接続フランジと共に一体成形する構成としているので、サイドフレームの本体部となる中間フレーム部に対し、遊動輪ブラケットを接続フランジの位置で容易に取付けることができる。
また、請求項5に記載の発明によると、遊動輪ブラケットは、各側板部、上板部、補強部および接続フランジを鋳鋼材料を用いて一体成形する構成としているので、遊動輪ブラケットと他の部材との溶接作業性を向上でき、前記接続フランジの位置で中間フレーム部の長さ方向一側に溶接手段を用いて容易に接合することができる。
さらに、請求項6に記載の発明は、長さ方向一側が接続フランジの下面位置を越えて各側板部の下面側へと延びる中間フレーム部の下板に対し、各側板部の下面側を前記接続フランジの下面と共に溶接手段を用いて接合することができ、これによって、遊動輪ブラケットと中間フレーム部との接合強度を高めることができると共に、遊動輪ブラケットの各側板部が外力の影響で拡開方向に変形するのを良好に抑えることができ、耐久性、寿命を向上することができる。
以下、本発明の実施の形態による建設機械のトラックフレームを、油圧ショベルの下部走行体に適用した場合を例に挙げ、添付図面に従って詳細に説明する。
ここで、図1ないし図10は本発明の第1の実施の形態を示している。図中、1は油圧ショベル、2は該油圧ショベル1に用いるクローラ式の下部走行体で、該下部走行体2は、後述のセンタフレーム12およびサイドフレーム15等からなるトラックフレーム11を備え、サイドフレーム15の長さ方向一側には、アイドラとしての遊動輪3が設けられている。
また、サイドフレーム15の長さ方向他側には、走行用の油圧モータ(図示せず)等により駆動されるスプロケットとしての駆動輪4が設けられ、該駆動輪4と遊動輪3との間には、サイドフレーム15の長さ方向に延びる左,右の履帯5(図1中に一方のみ図示)が巻装されている。
そして、下部走行体2は、前記油圧モータで履帯5を駆動することにより路上走行等を行うものである。なお、履帯5は、図4に例示するように左,右のトラックリンク5A,5A等を連結ピン5B等で無端状に連結することにより構成されるものである。
6は下部走行体2上に旋回輪7を介して旋回可能に搭載された上部旋回体で、該上部旋回体6には、内部に運転室を画成する操作運転部としてのキャブ8と、カウンタウエイト9等とが設けられている。
10は上部旋回体6の前部側に俯仰動可能に設けられた作業装置で、該作業装置10は、その先端側にバケット10A等の作業具を備え、このバケット10Aにより土砂等の掘削作業を行うものである。
11は本実施の形態で採用したトラックフレームで、該トラックフレーム11は、図2に示すように、後述するセンタフレーム12と、センタフレーム12の左,右両側に配置された左,右のサイドフレーム15,15等とにより構成されている。
12はトラックフレーム11の中央部に位置するセンタフレームで、該センタフレーム12は、図2に示す如く中央の丸胴13と、該丸胴13の外周側から左,右方向および前,後方向に延び、平面形状が全体として「H」形状をなす脚部14とにより構成されている。そして、センタフレーム12の丸胴13には、図1に例示した旋回輪7が取付けられるものである。
また、センタフレーム12の脚部14は、鋼板等からなる複数枚の板材を丸胴13の周囲で溶接手段を用いて接合することにより、所謂ボックス構造体(製缶構造体)として形成されるものである。そして、脚部14の左,右方向両側(先端側)には、後述の各サイドフレーム15が溶接手段を用いて配設される。
15,15はセンタフレーム12の左,右両側に設けられ前,後方向に延びた左,右のサイドフレームで、該各サイドフレーム15は、図2ないし図5に示すように後述の中間フレーム部16、駆動輪ブラケット19および遊動輪ブラケット21等からなり、その長さ方向には図1に示す如く履帯5が遊動輪3と駆動輪4との間に巻回して設けられるものである。
16はサイドフレーム15の本体部を構成し、その前,後方向に延びた中間フレーム部で、該中間フレーム部16は、図2、図3に示す如く鋼板等の金属板材を略台形状に折曲げることにより形成された上板17と、該上板17の下端面に溶接して設けられた下板18とから中空構造をなして形成されている。
そして、中間フレーム部16の下板18は、図3、図5に示すように長さ方向の一側が上板17よりも後述の遊動輪ブラケット21側に向けて延在(突出)する延在板部18Aとなり、この延在板部18Aの上面側には、遊動輪ブラケット21の一部が溶接により固着されるものである。
19は中間フレーム部16の長さ方向他側に接続フランジ20を介して設けられた駆動輪ブラケットで、この駆動輪ブラケット19には、走行用の油圧モータが減速機(いずれも図示せず)等と共に取付けられる。そして、図1に示す駆動輪4は、走行用の油圧モータ等により回転駆動され、履帯5を遊動輪3との間で周回動作させるものである。
21は中間フレーム部16の長さ方向一側に設けられる遊動輪ブラケットで、該遊動輪ブラケット21は、図5ないし図10に示す如く後述する左,右の側板部22,22、上板部27、接続フランジ28および補強リブ29,30等により構成されている。そして、これらの各側板部22、上板部27、接続フランジ28および補強リブ29,30等は、例えば鋳鋼等の金属材料を用いた鋳造手段により一体に成形されているものである。
22,22は遊動輪ブラケット21の一部を構成する左,右の側板部で、これらの側板部22,22は、図2ないし図10に示す如く互いに左,右に離間してサイドフレーム15の前,後方向に延び、その後端側(長さ方向の他側)は後述の接続フランジ28により一体化されている。
また、左,右の側板部22,22間には、遊動輪3が隙間をもって挿入される挿入穴部23が図6に示す如く略U字状をなして形成されている。そして、これらの側板部22は、挿入穴部23よりも後側となる位置で後述の上板部27と接続フランジ28により一体的に連結されている。
ここで、左,右の側板部22,22には、図8、図9に示すように挿入穴部23側となる内面側にヨークガイド22A,22Aが設けられ、これらのヨークガイド22Aは、その横断面がコ字形状に形成されている。そして、各ヨークガイド22Aは、遊動輪ブラケット21の前,後方向に延び、後述のヨーク33を摺動可能にガイドするものである。
また、側板部22の下側端面は、図5、図10に示す如く後述の補強リブ29よりも後側となる部位が接合面部22B,22Bとなり、これらの接合面部22Bは、延在板部18Aの上面側(中間フレーム部16の下板18)に後述する接続フランジ28の下面と共に隅肉溶接等の手段を用いて接合されるものである。
24,25は側板部22の下部側に一体形成された前,後の支持腕で、該支持腕24,25は、図7ないし図9に示す如くヨークガイド22Aの下側部位から下向きに突出し、図7に示すように前,後方向に間隔をもって配置されている。そして、支持腕24,25の下端側には、後述のボルト32が挿通されるボルト挿通穴24A,25Aが形成され、支持腕24,25間には、後述のガード板31がボルト32等を用いて交換可能に取付けられるものである。
また、側板部22には、図8、図9に示すように支持腕24,25の基端(上端)側に位置して凹溝26,26,…が形成され、これらの凹溝26内には、後述するガード板31の上端が嵌合して取付けられるものである。この場合、支持腕24,25は、図8、図9に示す如く左,右方向で僅かに傾いて形成され、後述のガード板31,31は、左,右方向の間隔が上端側で大きく、下端側で小さくなるように配置されている。
そして、支持腕24,25は、図3、図4に示す如く後述のガード板31を遊動輪3の左,右両側に隙間をもって対面させるため、遊動輪3の挿入穴部23に対し下方となる位置で側板部22から下向きに突出形成されている。また、支持腕24,25のうち後側に位置する支持腕25の位置には、後述の補強リブ29が側板部22の外側面に沿って上,下方向に延びるように一体形成されている。
27は左,右の側板部22,22と共に遊動輪ブラケット21を構成する上板部で、該上板部27は、図6ないし図10に示す如く挿入穴部23よりも後側となる位置で各側板部22の上端側を左,右方向で一体に連結するものである。即ち、上板部27は、図6に示すように後述の接続フランジ28と挿入穴部23との間に位置し、左,右の側板部22,22間を図10に示す如く一体化しているものである。
28は遊動輪ブラケット21の端部に一体形成された接続フランジを示し、該接続フランジ28は、遊動輪ブラケット21の後端(長さ方向の他側)を閉塞する平板状の閉塞板として形成され、遊動輪ブラケット21を中間フレーム部16の長さ方向一側に隅肉溶接等の手段で接合するときに、所謂接合部として機能するものである。
そして、接続フランジ28は、遊動輪ブラケット21の一部を構成し、左,右の側板部22と上板部27の後端側を閉塞するように、これらに一体形成されているものである。また、接続フランジ28には、図8ないし図10に示すように貫通穴28Aが穿設され、この貫通穴28Aには、後述のヨーク33と中間フレーム部16との間に配設される履帯張り調整装置(図示せず)等が挿通して取付けられるものである。
29は遊動輪ブラケット21の補強部となる補強リブで、該補強リブ29は、図6に示す如く挿入穴部23の後端側に位置して上板部27の外側面を左,右方向に延びる板状突起として形成されている。また、補強リブ29は、上板部27の左,右方向両側から各側板部22の外面に沿って上,下方向に延びる板状突起としての延長部29A,29Aを有し、これらの延長部29Aの下端側は、図7に示すように前述した支持腕25と滑らかに一体化されている。
そして、補強リブ29は、挿入穴部23の後端側で上板部27と左,右の側板部22,22とを外側から取囲むことにより、遊動輪ブラケット21全体の形状安定性を高め、後述の如く各側板部22が左,右方向(例えば、図6中の矢示A,A方向)に拡開するように変形するのを抑えるものである。
この場合、補強リブ29は、後述のヨーク33(遊動輪3)等からヨークガイド22Aを介して左,右の側板部22,22に付加される荷重(例えば、図6中の矢示A,A方向に付加される荷重)を受承し、遊動輪ブラケット21全体の剛性、強度等を高めるものである。
30,30は側板部22の上端側に設けた補強部としての他の補強リブで、該各補強リブ30は、図6、図7に示す如く前記補強リブ29よりも前側(長さ方向の一側)に位置して各側板部22の上端側を前,後方向に延びる突条として形成されている。そして、これらの補強リブ30も、左,右の側板部22,22が図6中の矢示A,A方向に拡開するように変形するのを抑えるものである。
31,31は左,右の側板部22の支持腕24,25間に設けられた規制部材としてのガード板で、該ガード板31は、鋼板等を用いて図7に示す如く略四角形状をなす平板体として形成され、支持腕24,25のボルト挿通穴24A,25Aと対応する位置にねじ穴31A,31Bが形成されている。
そして、ガード板31は、図5ないし図9に示す如く側板部22の下側で支持腕24,25間にボルト32を用いて着脱可能に取付けられ、ガード板31の上端側は、図8、図9に示す如く各凹溝26内に嵌合されている。これにより、ガード板31は、側板部22の下部側に抜止め状態で固定されるものである。
ここで、各ガード板31は、図4に示す如く履帯5のトラックリンク5A,5Aを左,右方向両側から隙間をもって挟むように配置される。そして、左,右のガード板31,31は、例えば不整地等の走行時に外力の影響で履帯5が遊動輪3に対し図4中の矢示a,a方向(左,右方向)に横振れするのを、履帯5のトラックリンク5A等に接触、干渉して抑え、後述の下ローラ34等と共に履帯5の走行動作を安定させるものである。
また、ガード板31は、履帯5の横振れ動作を繰返し規制することによって、その下部側が履帯5(トラックリンク5A等)との接触、干渉で徐々に摩耗、損傷される。そして、このような場合には、例えば新品のガード板31とボルト32等を介して交換するだけでよく、左,右の側板部22が履帯5により摩耗、損傷されるのをガード板31によって防止できるものである。
次に、33は遊動輪3を回転可能に支持するヨークで、該ヨーク33は、図4に示す如く遊動輪3の左,右両側に位置し各ヨークガイド22Aに沿って前,後方向に延びる左,右のヨーク腕部33A,33Aと、該各ヨーク腕部33Aを後端側で互いに連結し履帯張り調整装置のアジャスタロッドに当接される繋ぎ板部(いずれも図示せず)とにより構成されている。
ここで、左,右のヨーク腕部33A,33Aは、その前端側が略四角形の軸受部として形成され、図4に示す如く遊動輪3を左,右両側から支軸(図示せず)を介して回転可能に支持している。そして、ヨーク33は、左,右のヨーク腕部33A,33Aが遊動輪ブラケット21内で左,右のヨークガイド22A,22Aにそれぞれ摺動可能に挿嵌され、遊動輪3を前,後方向に移動可能にガイドするものである。
この場合、ヨーク33の各ヨーク腕部33Aは、その上,下面に機械加工(例えば、研磨加工等)が施され、その高さ寸法はヨークガイド22Aの溝幅(上,下方向の間隔)にほぼ一致するように形成されている。これにより、左,右のヨークガイド22A,22Aと各ヨーク腕部33Aとの間には、ほとんど隙間が残ることはなく、ガタつき等の発生を良好に抑えることができる。
また、サイドフレーム15の中間フレーム部16内には、ヨーク33との間に履帯張り調整装置(図示せず)が設けられ、この履帯張り調整装置は、ヨーク33を介して遊動輪3を図3中の矢示B方向に付勢することにより、履帯5に張力を与えるものである。
さらに、34,34,…は中間フレーム部16の下側に設けられた複数の下ローラで、これらの下ローラ34は、例えば中間フレーム部16の下板18,18(図10中に二点鎖線で示す)間に取付けられると共に、サイドフレーム15の長さ方向に間隔をもって配置されている。そして、下ローラ34は、サイドフレーム15の下側で履帯5を案内するものである。
本実施の形態による油圧ショベル1のトラックフレーム11は、上述の如き構成を有するもので、次に、その作用について説明する。
まず、トラックフレーム11は、丸胴13および脚部14からなるセンタフレーム12と、該センタフレーム12の左,右両側に位置して前,後方向に延びた左,右のサイドフレーム15,15とにより構成されている。
そして、サイドフレーム15は、前,後方向に延びる中間フレーム部16と、中間フレーム部16の長さ方向一側に接続フランジ28等を介して設けられた遊動輪ブラケット21と、中間フレーム部16の長さ方向他側に他の接続フランジ20を介して設けられた駆動輪ブラケット19とにより構成している。
そして、サイドフレーム15の遊動輪ブラケット21は、図3ないし図10に示す如く左,右の側板部22,22と、これらの側板部22間を遊動輪3の挿入穴部23よりも後側となる位置で上側から左,右方向に連結した上板部27と、各側板部22および上板部27の後端側に位置し中間フレーム16に対する接続フランジとなった接続フランジ28と、補強部としての補強リブ29,30等とにより、鋳造手段を用いて一体成形する構成としている。
また、左,右の側板部22,22には、挿入穴部23に臨む内側に横断面がコ字形状をなす左,右のヨークガイド22A,22Aを一体に形成し、これらのヨークガイド22Aは、その上,下面が遊動輪ブラケット21の前,後方向で互いに平行に延びる構成としている。
このため、従来技術の如く互いに別部材からなる下ガイド板と上ガイド板を、遊動輪ブラケットの側板部にそれぞれ溶接して設ける必要がなくなり、部品点数の削減化を図ることができ、手間のかかる溶接作業を減らして組立時の作業性を向上することができる。
そして、左,右のヨークガイド22A,22Aは、各側板部22の内側に鋳造(鋳鋼)により一体成形しているため、ヨークガイド22Aの溝幅(上,下方向の間隔)をヨーク腕部33Aの高さ寸法に合わせて予め決められた寸法に形成することができる。
これにより、ヨークガイド22Aとヨーク腕部33Aとの間に、例えば上,下方向で隙間が発生するのを小さく抑えることができ、左,右のヨークガイド22A,22Aを用いてヨーク33を前,後方向(例えば、図3中の矢示B方向)に円滑にガイドすることができる。
また、遊動輪ブラケット21の各側板部22には、上板部27の左,右両側から側板部22の外側面に沿って上,下方向に延びる補強リブ29と、該補強リブ29の位置から各側板部22の上端側を前,後方向に延びる他の補強リブ30,30とを一体に形成する構成としている。
このため、例えば不整地等の走行時に履帯5が受ける反力等により、遊動輪3からヨーク33、ヨークガイド22A等を介して左,右の側板部22,22に、例えば図6中に示す矢示A,A方向の外力が付加された場合でも、これらの荷重を補強リブ29,30で受承することができ、遊動輪ブラケット21全体の剛性を高め、強度アップを図ることができる。
そして、これらの補強リブ29,30は、遊動輪ブラケット21の各側板部22が前記外力の作用で左,右方向(例えば、図6中の矢示A,A方向)に拡開するように変形するのを抑え、遊動輪ブラケット21全体の形状安定性を高めることができる。
また、遊動輪ブラケット21の各側板部22は、図5、図10に示す如く補強リブ29よりも後側となる下側端面が接合面部22Bとなり、これらの接合面部22Bが中間フレーム部16の下板18に対し、その延在板部18Aの上面側に接続フランジ28の下面と共に隅肉溶接等の手段で接合されている。
このため、これらの接合面部22B等によっても、遊動輪ブラケット21の各側板部22が左,右方向の拡開力(例えば、図6中に示す矢示A,A方向の力)等で変形するのを抑えることができ、遊動輪ブラケット21全体の形状安定性を高めることができる。
かくして、本実施の形態によるトラックフレーム11は、遊動輪ブラケット21を、ヨークガイド22Aを有する左,右の側板部22,22、上板部27、接続フランジ28および補強リブ29,30等からなる一体物として鋳造手段を用いて成形しているので、部品点数を削減することができ、手間のかかる溶接作業を減らして組立時の作業性を向上することができる。
そして、遊動輪3のヨーク33とヨークガイド22Aとの間の隙間を確実に小さくすることができ、掘削作業時等の振動、揺れを小さく抑えることができると共に、作業時、走行時の安定性を向上することができる。
また、遊動輪ブラケット21を鋳鋼等で一体物として成形する構成としているため、左,右の側板部22,22および上板部27の外側面に補強リブ29,30等を容易に形成することができ、補強リブ29,30等の成形、加工性を高めることができる。
そして、不整地等の走行時における外力の作用で、遊動輪ブラケット21の各側板部22が左,右方向の拡開力(例えば、図6中に示す矢示A,A方向の力)等を受ける場合でも、側板部22等が変形するのを補強リブ29,30および接合面部22B等により抑えることができ、遊動輪ブラケット21全体の形状安定性を高めることができる。
一方、側板部22の下側には、図5ないし図9に示す如く支持腕24,25間にボルト32等を用いてガード板31を着脱可能に設け、図4に示す履帯5のトラックリンク5A,5Aを各ガード板31,31により左,右方向両側から隙間をもって挟む構成としている。
これにより、例えば不整地等の走行時に外力の影響で履帯5が遊動輪3に対して図4中の矢示a,a方向(左,右方向)に横振れする場合でも、左,右のガード板31,31が履帯5のトラックリンク5A等に接触、干渉して横振れを規制することができ、履帯5の走行動作を下ローラ34等と共に安定した状態に保つことができる。
また、ガード板31の下部側が履帯5(トラックリンク5A等)との接触、干渉によって摩耗、損傷された場合には、例えばボルト32等を脱着するだけガード板31を容易に交換することができる。そして、このようなガード板31を用いているため、左,右の側板部22が履帯5によって摩耗、損傷されるのを防ぐことができ、遊動輪ブラケット21の長寿命化を図ることができる。
従って、本実施の形態によれば、遊動輪ブラケット21を鋳鋼等の材料を用いて一体成形することにより、部品点数を削減でき、組立時の作業性を向上することができる。そして、遊動輪3のヨーク33とヨークガイド22Aとの間の隙間を小さくでき、作業時の振動、揺れ等を抑えて安定性を向上することができる。
また、遊動輪ブラケット21の各側板部22が左,右方向の拡開力で変形したり、履帯5のトラックリンク5A等で摩耗、損傷されたりするのを防止でき、遊動輪ブラケット21全体の形状安定性を高めることができると共に、遊動輪ブラケット21全体の耐久性、寿命を向上することができる。
次に、図11は本発明の第2の実施の形態を示し、本実施の形態では、前述した第1の実施の形態と同一の構成要素に同一の符号を付し、その説明を省略するものとする。しかし、本実施の形態の特徴は、遊動輪ブラケット21の側板部22に補強部としての補強リブ41,42,43を追加して設ける構成としたことにある。
ここで、補強リブ41は、前側の支持腕24に対応する位置で側板部22の外側面を上,下方向に延びるように形成され、補強リブ41の下側部位は、支持腕24と滑らかに一体化されている。
また、他の補強リブ42,43は、補強リブ29と補強リブ41との間を前,後方向に延びるように側板部22の外側面に形成され、これらの補強リブ42,43は、上,下方向で互いに離間し互いにほぼ平行となるように配設されているものである。
かくして、このように構成される本実施の形態でも、前記第1の実施の形態とほぼ同様の作用効果を得ることができ、遊動輪ブラケット21の各側板部22が左,右方向の拡開力等を受ける場合でも、側板部22等が変形するのを補強リブ29,41,42,43および接合面部22B等により抑えることができる。
次に、図12は本発明の第3の実施の形態を示し、本実施の形態では、前述した第1の実施の形態と同一の構成要素に同一の符号を付し、その説明を省略するものとする。しかし、本実施の形態の特徴は、遊動輪ブラケット21の側板部51に補強部としての補強リブ52,53を設ける構成としたことにある。
ここで、側板部51は、第1の実施の形態で述べた側板部22とほぼ同様に構成され、ヨークガイド51Aおよび接合面部51B等を有している。また、補強リブ52は、前側の支持腕24に対応する位置で側板部51の外側面を上,下方向に延びるように形成され、補強リブ52の下側部位は、支持腕24と滑らかに一体化されている。
また、他の補強リブ53は、補強リブ29と補強リブ52との間を前,後方向に延びるように側板部51の外側面に設けられ、ヨークガイド51Aよりも上側となる位置に略三角形状をなす補強用の突部として形成されているものである。
かくして、このように構成される本実施の形態でも、前記第1の実施の形態とほぼ同様の作用効果を得ることができ、遊動輪ブラケット21の各側板部51が左,右方向の拡開力等を受ける場合でも、側板部51等が変形するのを補強リブ29,52,53および接合面部22B等により抑えることができる。
なお、前記各実施の形態では、上部旋回体6に操作運転部としてのキャブ8を設ける型式の油圧ショベルを例に挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限るものではなく、例えば運転席の上方を部分的に覆うようにしたキャノピー形式の油圧ショベルに適用してもよいものである。
また、本発明は、油圧ショベルの下部走行体に適用するトラックフレームに限るものではなく、例えば油圧クレーン等の他の建設機械の下部走行体にも広く適用できるものである。
本発明の第1の実施の形態によるトラックフレームが適用された油圧ショベルを示す外観図である。 図1中のトラックフレームを拡大して示す平面図である。 図1中の遊動輪ブラケット等を拡大して示す要部拡大図である。 遊動輪および遊動輪ブラケット等を図3中の矢示IV−IV方向からみた断面図である。 図3中の遊動輪ブラケットを中間フレーム部に接合する前の状態を示す正面図である。 図5に示す遊動輪ブラケットの平面図である。 ガード板を遊動輪ブラケットの側板部から取外した状態を示す正面図である。 遊動輪ブラケットを図5中の矢示VIII−VIII方向からみた断面図である。 遊動輪ブラケットを図5中の矢示IX−IX方向からみた断面図である。 遊動輪ブラケットを図5中の矢示X−X方向からみた断面図である。 第2の実施の形態による遊動輪ブラケットを示す正面図である。 第3の実施の形態による遊動輪ブラケットを示す正面図である。
符号の説明
1 油圧ショベル(建設機械)
2 下部走行体
3 遊動輪
4 駆動輪
5 履帯
6 上部旋回体
7 旋回輪
10 作業装置
11 トラックフレーム
12 センタフレーム
15 サイドフレーム
16 中間フレーム部
17 上板
18 下板
18A 延在板部
19 駆動輪ブラケット
21 遊動輪ブラケット
22,51 側板部
22A,51A ヨークガイド
23 挿入穴部
24,25 支持腕
27 上板部
28 接続フランジ
29 補強リブ(補強部)
30 補強リブ(補強部)
31 ガード板(規制部材)
33 ヨーク
33A ヨーク腕部
41,42,43,52,53 補強リブ(補強部)

Claims (6)

  1. 上部旋回体が取付けられるセンタフレームと、該センタフレームの左,右両側に位置して前,後方向に延び履帯がそれぞれ取付けられる左,右のサイドフレームとを備え、該左,右のサイドフレームには、前,後方向の一側に位置して遊動輪ブラケットを設けてなる建設機械のトラックフレームにおいて、
    前記遊動輪ブラケットは、左,右に離間して前記サイドフレームの前,後方向に延び遊動輪のヨークを摺動可能にガイドするヨークガイドが設けられた左,右の側板部と、該左,右の側板部を上端側で互いに連結する上板部と、前記左,右の側板部および該上板部の外側面に設けられ前記各側板部が左,右へと互いに拡開する方向に変形するのを抑える補強部とから鋳造手段を用いて一体成形する構成としたことを特徴とする建設機械のトラックフレーム。
  2. 前記補強部は、前記上板部の左,右方向両側から前記各側板部の外面に沿って少なくとも上,下方向に延びる補強リブにより構成してなる請求項1に記載の建設機械のトラックフレーム。
  3. 前記遊動輪ブラケットの各側板部には、その下部側に位置して前記履帯が遊動輪に対し左,右方向に横振れするのを規制する規制部材を着脱可能に設けてなる請求項1または2に記載の建設機械のトラックフレーム。
  4. 前記サイドフレームは、前,後方向に延びる中間フレーム部と、該中間フレーム部の長さ方向一側に接続フランジを介して設けられる前記遊動輪ブラケットと、前記中間フレーム部の長さ方向他側に他の接続フランジを介して設けられる駆動輪ブラケットとからなり、前記遊動輪ブラケットは、前記左,右の側板部、上板部および補強部を前記接続フランジと共に一体成形する構成としてなる請求項1,2または3に記載の建設機械のトラックフレーム。
  5. 前記遊動輪ブラケットは、前記左,右の側板部、上板部、補強部および前記接続フランジを鋳鋼材料を用いて一体成形し、前記接続フランジは前記中間フレーム部の長さ方向一側に溶接手段を用いて接合する構成としてなる請求項4に記載の建設機械のトラックフレーム。
  6. 前記中間フレーム部は、長さ方向一側が前記接続フランジの下面位置を越えて前記各側板部の下面側へと延びる下板を有し、該下板の長さ方向一側には、前記各側板部の下面側を前記接続フランジの下面と共に溶接手段を用いて接合する構成としてなる請求項5に記載の建設機械のトラックフレーム。
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