JP2005088390A - 印刷システム、及び印刷方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】 立体的対象物に高精度かつ高品質のインクジェット印刷を行う印刷システムを提供する。
【解決手段】 ワーク(立体的被印刷体)に応じた固定治具7を、ベルトコンベア5に装着する。ワークは固定治具7に固定され、ベルトコンベア5で搬送されつつ、UV硬化型インクによるインクジェット印刷、及びUV露光装置11による露光が行われる。固定治具7とベルトコンベア5に施された位置調整機構により、インクジェットヘッド4と印刷面とのギャップdが一定距離を維持し、インクジェット印刷の安定化、高精度化を図る。また、インクジェットヘッド4とUV露光装置11間に、遮光手段を設け、インクジェットヘッドのノズルの劣化を防ぐ。
【選択図】 図1
【解決手段】 ワーク(立体的被印刷体)に応じた固定治具7を、ベルトコンベア5に装着する。ワークは固定治具7に固定され、ベルトコンベア5で搬送されつつ、UV硬化型インクによるインクジェット印刷、及びUV露光装置11による露光が行われる。固定治具7とベルトコンベア5に施された位置調整機構により、インクジェットヘッド4と印刷面とのギャップdが一定距離を維持し、インクジェット印刷の安定化、高精度化を図る。また、インクジェットヘッド4とUV露光装置11間に、遮光手段を設け、インクジェットヘッドのノズルの劣化を防ぐ。
【選択図】 図1
Description
本発明は、立体的対象物上にUV硬化型インクで印刷する、インクジェットの印刷システムに関するものである。
工業製品には、文字、記号、イラスト等が印字されているが、例えば製造元、商品名、定価等の情報は、初めから商品に印刷されている。この場合は、刷版を作成して、平面的に大量に印刷が行われ、印刷後に立体的に組み立てられる。
これに対し、可変情報、例えば製品のロット毎に異なるロット番号、日付、食品の賞味期限、特定の顧客から要求された内容(例えば「開店10周年記念品」等)のように、さらに商品への印字が必要な場合がある。印字は、立体的商品に刷版を作成せずインクジェット方式で行われる。
インクジェット方式での印刷は、製品に触れずに印字を行うため、製品が移動中に印字を行うことができ、製品を印字のために止める必要がない。また、立体的な製品や、印刷表面が曲面であったり凹凸があったりする製品にも印字が可能である。また、刷版を作成する必要がなく、印字内容の変更が容易である。
例えば、UV硬化型インクを用いるインクジェット印刷方法としては、特許文献1がある。また、製品を製品特有のホルダで保持して、循環コンベアに装着し、液面のインキ皮膜を製品に付着させる液圧転写装置として特許文献2がある。
特開2001−310543号公報
特開2001−079469号公報
しかしながら、高精細用途のインクジェットヘッドは、ワーク(商品等の被印刷体のことを、以降「ワーク」と記す)とのヘッドギャップが大きなものでも1〜2mmと、かなり狭く、インクジェットヘッドとワークとの距離を一定に保って印字するのが困難であった。例えば成型した紙箱の表面等に、インクジェットで高精度な印字をする場合、箱自体の高さのばらつきもあり、インクジェットヘッドとワーク(紙箱)との距離を一定に保つのは難しかった。
また、インクジェットヘッド自体は衝撃に弱く、ワークが衝突したり、ワーク表面で擦ったりすると、ノズルが破壊されることがあり、立体的なワークにインクジェットで高精度な印字をすることは困難であった。
また、立体的なワークにUV硬化型のインクで印字し、その後UVで露光する場合、シート等(2次元的なワーク)に露光する場合と比較すると遮光が難しい。また、UV光の回り込みがインクジェットヘッドに当たると、ヘッド表面に、硬化したインキミストの付着が起こり、印字品質が劣化してしまう問題があった。
本発明で、解決しようとする問題点は、立体的対象物にインクジェット印刷する場合の、印刷精度の低さと、印刷品質の劣化である。
本発明は、このような問題を鑑みてなされたもので、その目的とするところは、立体的対象物に高精度かつ高品質のインクジェット印刷を行う印刷システムを提供することである。
前述した目的を達成するための第1の発明は、搬送装置で、対象物を搬送しつつ対象物にインクジェット印刷及び露光を行う印刷システムであって、前記搬送装置に着脱可能に装着される、前記対象物の保持手段と、前記対象物を前記搬送装置上の前記保持手段へ移載する移載手段と、前記対象物にインクジェット印刷を行うインクジェット印刷手段と、印刷された前記対象物を露光する露光手段と、露光後の前記対象物を前記搬送装置から移載し、集積する集積手段とを、具備することを特徴とする印刷システムである。
印刷システムには、対象物の印刷面と、インクジェット印刷手段のヘッド部との距離を一定に保つ保持機構を、更に設ける。
保持機構は、搬送装置に設けられた水平位置案内コロと、保持手段に設けられた案内溝とで構成され、搬送装置が対象物を搬送時に、水平位置案内コロが案内溝を通過することにより、対象物の印刷面と、インクジェット印刷手段のヘッド部との距離を一定に保つ。水平位置案内コロを設ける区間は、搬送装置の全区間ではなく、インクジェットヘッドの設置区間、露光手段の設置区間、対象物を着脱する区間等である。
対象物の形状に応じた保持手段が選択され、搬送装置に装着される。保持手段にバネなどを備え、対象物を固定しても良い。また、保持手段特有の形状(例えば対象物を落とし込むような形状)により、対象物を固定するようにしても良い。
また、印刷システムは、インクジェット印刷手段に対して、露光手段が発する光線の遮光を行う遮光手段を具備する。
露光手段を、搬送装置を挟んでインクジェット印刷手段の反対側に設け、インクジェット印刷手段との間に遮光手段を設けても良い。
また、露光手段を、搬送装置のインクジェット印刷手段と同じ側に設け、インクジェット印刷手段との間に遮光手段を設けても良い。
露光手段を、搬送装置を挟んでインクジェット印刷手段の反対側に設け、インクジェット印刷手段との間に遮光手段を設けても良い。
また、露光手段を、搬送装置のインクジェット印刷手段と同じ側に設け、インクジェット印刷手段との間に遮光手段を設けても良い。
第1の発明による印刷システムは、対象物を搬送装置で搬送しつつ対象物にインクジェット印刷及び露光を行う。対象物は、対象物に応じた保持手段を介して搬送装置に装着される。搬送装置の水平案内コロが保持手段の案内溝を通過することで、対象物の印刷面とインクジェット印刷手段のヘッド部とが一定距離を保つ。露光手段とインクジェット印刷手段との間には、遮光手段を設ける。
第2の発明は、搬送装置で、対象物を搬送しつつ前記対象物にインクジェット印刷及び露光を行う印刷方法において、前記対象物を、前記搬送装置に装着される保持手段へ移載し、前記対象物は、前記搬送装置により搬送されつつ、インクジェット印刷及び露光が行われ、印刷及び露光後の前記対象物を前記搬送装置から移載し、集積することを特徴とする印刷方法である。
本発明によれば、立体的対象物に高精度かつ高品質のインクジェット印刷を行う印刷システムを提供することができる。
以下に、図面に基づいて本発明の実施の形態を詳細に説明する。図1は、本実施の形態の係る印刷システム1の構成を示す図である。
(1.構成)
(1−1.印刷システム1の構成)
印刷システム1は、移載装置3、固定治具7が装着されたベルトコンベア5、インクジェットヘッド4、UV露光装置11、集積装置17等から構成される。
(1−1.印刷システム1の構成)
印刷システム1は、移載装置3、固定治具7が装着されたベルトコンベア5、インクジェットヘッド4、UV露光装置11、集積装置17等から構成される。
移載装置3は、ワーク9−1(立体的な被印刷体)を搬送しロボットアーム等でベルトコンベア5上の固定治具7に移載して固定する。固定治具7は、ワーク9−1の形状に応じたものが選定され、ベルトコンベア5に着脱可能に取付け部15に装着される。固定治具7については、後で詳細に説明する。
ベルトコンベア5は、ワーク9−1を搬送する装置であり、図2に斜め上から見た図を示す。ベルトコンベア5は、一対のベルト6−1、6−2と複数のローラ19−1、19−2、19−3・・、複数の固定治具取付け部21等からなる。複数のローラ19−1、19−2、19−3・・が一定の速度で回転することで一対のベルト6−1、6−2が同時に方向Aに移動する。一対のベルト6−1とベルト6−2との間には、固定治具取付け部21が接続されている。固定治具取付け部21は、例えば金属板等からなり、固定治具7を取付けるための取付け穴23−1、23−2を備える。
図2に示す位置調整コロ25は、ベルトコンベア5の一部の区間に設けられる。位置調整コロ25は、固定治具7を搬送する方向に回転する構造を持ち、図示していないが支持手段で支持されている。後で説明するが、固定治具7が位置調整コロ25に噛み合って移動することにより、固定治具7に固定されるワーク9−1の印刷面とインクジェットヘッド4との距離が一定に保たれる。また、UV露光装置11の設置された区間、及び固定治具7上にワーク9−1を着脱する位置に、位置調整コロ25を設けても良い。
インクジェットヘッド4は、固定治具7に固定されるワーク9−1の印刷面に、インクジェット方式で印刷する装置である。ワーク9−1がベルトコンベア5で移動している間に、ワーク9−1に非接触で印刷を行う。前述の位置調整コロ25を利用することで、インクジェットヘッド4と印刷面との距離を一定値に保ち、商品ごとの印刷ばらつきを低減し、高印刷品質を維持する。尚、印刷用インクは紫外線を照射することで硬化するUV硬化型インクを用いる。
UV露光装置11は、インクジェットヘッド4で印刷されたワーク9−1の印刷面に、紫外線(UV)照射を行い、インクを硬化させる。UV硬化型インクを使用することで、耐久性のある画質が得られる。図1では、インクジェットヘッド4をベルトコンベア5の上側に配置し、UV露光装置11をベルトコンベア5の下側に配置する。さらにUV露光装置11からの照射光が、インクジェットヘッド4に当たらないようにしきり板13を設置する。
集積装置17は、印刷の終了したワーク9−4をロボットアーム等でベルトコンベア5上の固定治具7から取り外し移載して搬送する。
(1−2.固定治具7の構成)
次に、図3、図4、及び図5により、固定治具7の構成について説明する。
次に、図3、図4、及び図5により、固定治具7の構成について説明する。
図3は固定治具7を示す図である。図4は上方向から固定治具7を見た図である。固定治具7は、バネ27−1、27−2を備え、バネの弾性力を利用してワーク9−1を固定する。図5は、ワーク9−1を固定治具7に装着した図を示す。ワーク9−1の形状に応じて固定治具7が作成され、ワーク9−1はバネ27−1、27−2で押さえられ固定される。
また、固定治具7は、ベルトコンベア5で移動する方向に沿って、固定治具7の両側面にそれぞれ溝31−1、31−2が施される。ベルトコンベア5の位置調整コロ25(図2に示す)が設置されている区間で、位置調整コロ25が溝31−1、31−2と噛み合いつつ、固定治具7が搬送される。位置調整コロ25と溝31−1、31−2とが噛み合うことで、固定治具7の上下位置が一定となる。尚、固定治具7の上下位置を一定に保つ方法は、、溝と位置調整コロの構成に限定されない。
また、固定治具7は、ベルトコンベア5に装着するための突起29−1、29−2を備える。突起29−1、29−2は、図2に示す固定治具取付け部21に設けた取付け穴23−1、23−2にそれぞれ着脱可能に取付けられる。突起の形状や数、或いは取付け方法等は、本実施の形態に限定されない。
(1−3.ワーク)
図6に、本実施の形態で対象となる、立体的被印刷物(ワーク9−1)を示す。例えばワーク9−1は、既に刷版を用いて平面的に領域31等が印刷されており、箱型に組み立てられ中に商品が収められた状態であってもよい。
図6に、本実施の形態で対象となる、立体的被印刷物(ワーク9−1)を示す。例えばワーク9−1は、既に刷版を用いて平面的に領域31等が印刷されており、箱型に組み立てられ中に商品が収められた状態であってもよい。
図7は、インクジェット印刷が終了した状態のワーク9−2を示す。即ち、立体的形状のまま、本実施の形態の印刷システム1により、領域33がインクジェット印刷されたものである。立体的形状で印字できるので、既に商品として梱包されたものへの後印字や、包装の上からの印字も可能である。
インクジェット印刷では、刷版等が不要であり、印字対象個数が少数であっても、対応できる。また、印刷内容の変更も簡単に行うことができる。
(1−4.ワーク、固定治具7の装着)
(1−4.ワーク、固定治具7の装着)
図8は、ベルトコンベア5に固定治具7が取付けられ、さらに固定治具7にワーク9−1が取付けられた図である。ワーク9−1に応じた固定治具7が選定され、固定治具7の突起が、ベルトコンベア5の固定治具取付け部21の穴に取付けられる(取付け位置は、図1に示す取付け部15)。
移載装置3が、ロボットアーム等を用いて、ベルトコンベア5に装着された固定治具7に、ワーク9−1をセットする。ワーク9−1は、固定治具7のバネ27−1、27−2で固定される。
(2.印刷システム1の印刷手順)
次に、印刷システム1の印刷手順を図9のフローチャート、及び図1を中心に説明する。まず、ベルトコンベア5には、印字しようとする立体的被印刷体であるワーク9−1(図6)に応じた固定治具7(図3、図4)が装着されている。
次に、印刷システム1の印刷手順を図9のフローチャート、及び図1を中心に説明する。まず、ベルトコンベア5には、印字しようとする立体的被印刷体であるワーク9−1(図6)に応じた固定治具7(図3、図4)が装着されている。
移載装置3は、ロボットアーム等を用いてワーク9−1をベルトコンベア5の固定治具7に移載し、固定する(ステップ1001)。図1には示していないが、ワーク9−1を移載する位置に、位置調整コロ25(図2に示す)を設け、固定治具7に施した溝31−1、31−2と噛み合うようにして、ワーク9−1の固定精度を上げるようにしてもよい。
また、ワーク9−1をベルトコンベア5の固定治具7に移載する際、ベルトコンベア5は移動中であってもよいし、一時停止するようにベルトコンベア5の速度を調整しても良い。
ワーク9−1がベルトコンベア5の移動とともに方向Aに搬送され、インクジェットヘッド4の設置された区間に入ると、ベルトコンベア5には位置調整コロ25が設けられており、ワーク9−1に施された溝31−1、31−2と噛み合いつつ搬送される。従って、ワーク9−1の印刷面と、インクジェットヘッド4とのギャップdが一定となり、印刷時の印刷精度を向上させることができる。
次に、インクジェットヘッド4とワーク9−1とのギャップdを一定値に保ちつつ、インクジェットヘッド4はUV硬化型インクを用いてワーク9−1への印字を行う(ステップ1002)。ワーク9−1は、ベルトコンベア5で搬送されつつ印字が行われる。インクジェットヘッド4が、ワーク9−1に印字した後のワーク9−2を、図7に示す。図7の領域33が、インクジェット印刷されたものである。
次に、印字されたワーク9−2は、ベルトコンベア5で搬送され、インクジェットヘッド4とは逆側に移動する。尚、インクジェットヘッド4の設置された区間を過ぎると、ベルトコンベア5の位置調整コロ25は必要ない。
UV露光装置11は、インクジェットヘッド4とは逆側に配置され、搬送されてきたワーク9−3に紫外線を照射しUV露光を行う(ステップ1003)。UV露光型インクは紫外線照射を受けて硬化し、耐久性のある印字を得る。
尚、UV露光装置11の照射光が、インクジェットヘッド4に当たらないようにするため、UV露光装置11とインクジェットヘッド4との間には、図1に示すようなしきり板13を設け照射光を遮断する。
また、UV露光装置11での露光を行う区間に位置調整コロ25を設置し、露光時の固定治具7の搬送の安定化を図ってもよい。
次に、ベルトコンベア5で搬送されたワーク9−4は、ロボットアーム等で固定治具7から取り外され、集積装置17に移載され集積される(ステップ1004)。ワーク9−4が、ロボットアーム等で固定治具7から取り外される位置に位置調整コロ25を設置し、取り外し作業の安定化を図ってもよい。
(3.その他の実施の形態)
図10は、他の実施の形態の紫外線遮断手段を示したものである。図10は、インクジェットヘッド4とUV露光装置11とが、ベルトコンベア5の同じ側にある場合に、インクジェットヘッド4とUV露光装置11との間にシャッタ35を設ける場合を示す。UV露光装置11がUV光をワーク9−3に照射する際に、シャッタ35を方向Yに移動させ、照射光がインクジェットヘッド4に当たらないようにする。UV光が照射されないとき、シャッタ35は方向Xに移動し、ワーク9−3や固定治具7の移動を妨げない。
図10は、他の実施の形態の紫外線遮断手段を示したものである。図10は、インクジェットヘッド4とUV露光装置11とが、ベルトコンベア5の同じ側にある場合に、インクジェットヘッド4とUV露光装置11との間にシャッタ35を設ける場合を示す。UV露光装置11がUV光をワーク9−3に照射する際に、シャッタ35を方向Yに移動させ、照射光がインクジェットヘッド4に当たらないようにする。UV光が照射されないとき、シャッタ35は方向Xに移動し、ワーク9−3や固定治具7の移動を妨げない。
また、図11は他の実施の形態の固定治具を示したものである。図11の固定治具37は、ワーク9を落とし込むお椀型形状をしている。ワーク9は、固定治具37に落とし込むように装着され、固定される。突起39−1、39−2を、ベルトコンベア5の取付け穴23−1、23−2に取付ける。固定治具37は、バネなどの部品を用いない簡単な構造であり、複数の種類のワーク9に共通して利用することも可能である。
また、図には示していないが、インクジェット印刷の際、ワークの高さを測定するセンサを設置し、測定したワークの高さに応じてインクジェットヘッドの高さを調整して印字するようにしても良い。この場合は、ワークの印刷面とインクジェットヘッドとの距離を、センサを用いて一定値に保ち、印刷精度を向上させる。
ベルトコンベア5の搬送は、一定速度であってもよいし、必要に応じて搬送・停止をプログラムするようにしても良い。
(4.効果)
このように、本実施の形態では、立体的なワークを治具に正確に固定し、位置調整コロ25を利用して搬送位置を安定化させることで、UV硬化型インクジェット方式の高精細な印刷が可能になる。また、同時にインクジェットヘッドの破損を防止する効果が得られる。
このように、本実施の形態では、立体的なワークを治具に正確に固定し、位置調整コロ25を利用して搬送位置を安定化させることで、UV硬化型インクジェット方式の高精細な印刷が可能になる。また、同時にインクジェットヘッドの破損を防止する効果が得られる。
また、UV露光装置11とインクジェットヘッド4との間に紫外線遮断手段を設けたので、UV光のインクジェットヘッド4への照射を防ぎ、インクジェットヘッドのノズルの劣化を防止する効果がある。
尚、本発明の技術的範囲は、前述した実施の形態に限られるものではない。当業者であれば、本願で開示した技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
また、本実施の形態の「印字」には、絵柄等を印刷することも含まれる。
1………印刷システム
3………移載装置
4………インクジェットヘッド
5………ベルトコンベア
6−1、6−2………ベルト
7、37………固定治具
9−1、9−2、9−3、9−4………ワーク
11………UV露光装置
13………しきり板
15………取付け部
17………集積装置
19−1、19−2、19−3………ローラ
21………固定治具取付け部
23−1、23−2………取付け穴
25………位置調整コロ
27−1、27−2………バネ
29−1、29−2、39−1、39−2………突起
31、33………印字領域
35………シャッタ
3………移載装置
4………インクジェットヘッド
5………ベルトコンベア
6−1、6−2………ベルト
7、37………固定治具
9−1、9−2、9−3、9−4………ワーク
11………UV露光装置
13………しきり板
15………取付け部
17………集積装置
19−1、19−2、19−3………ローラ
21………固定治具取付け部
23−1、23−2………取付け穴
25………位置調整コロ
27−1、27−2………バネ
29−1、29−2、39−1、39−2………突起
31、33………印字領域
35………シャッタ
Claims (8)
- 搬送装置で、対象物を搬送しつつ対象物にインクジェット印刷及び露光を行う印刷システムであって、
前記搬送装置に着脱可能に装着される、前記対象物の保持手段と、
前記対象物を前記搬送装置上の前記保持手段へ移載する移載手段と、
前記対象物にインクジェット印刷を行うインクジェット印刷手段と、
印刷された前記対象物を露光する露光手段と、
露光後の前記対象物を前記搬送装置から移載し、集積する集積手段と、
を、具備することを特徴とする印刷システム。 - 前記対象物の印刷面と、前記インクジェット印刷手段のヘッド部との距離を一定に保つ保持機構を、更に設けることを特徴とする請求項1記載の印刷システム。
- 前記保持機構は、前記搬送装置に設けられた水平位置案内コロと、
前記保持手段に設けられた案内溝と、で構成され、
前記搬送装置が前記対象物を搬送時に、前記水平位置案内コロが前記案内溝を通過することにより、前記対象物の印刷面と、前記インクジェット印刷手段のヘッド部との距離が一定に保たれることを特徴とする請求項2記載の印刷システム。 - 前記対象物の形状に応じた前記保持手段が選択され、前記搬送装置に装着されることを特徴とする請求項2記載の印刷システム。
- 前記インクジェット印刷手段に対して、前記露光手段が発する光線の遮光を行う遮光手段を具備することを特徴とする請求項1記載の印刷システム。
- 前記露光手段を、前記搬送装置を挟んで前記インクジェット印刷手段の反対側に設け、前記インクジェット印刷手段との間に前記遮光手段を設けることを特徴とする請求項5記載の印刷システム。
- 前記露光手段を、前記搬送装置の前記インクジェット印刷手段と同じ側に設け、前記インクジェット印刷手段との間に前記遮光手段を設けることを特徴とする請求項5記載の印刷システム。
- 搬送装置で、対象物を搬送しつつ前記対象物にインクジェット印刷及び露光を行う印刷方法において、
前記対象物を、前記搬送装置に装着される保持手段へ移載し、
前記対象物は、前記搬送装置により搬送されつつ、インクジェット印刷及び露光が行われ、
印刷及び露光後の前記対象物を前記搬送装置から移載し、集積することを特徴とする印刷方法。
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