JP2005088097A - 横型マシニングセンタ - Google Patents

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JP2005088097A JP2003321909A JP2003321909A JP2005088097A JP 2005088097 A JP2005088097 A JP 2005088097A JP 2003321909 A JP2003321909 A JP 2003321909A JP 2003321909 A JP2003321909 A JP 2003321909A JP 2005088097 A JP2005088097 A JP 2005088097A
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Kazuyuki Hiramoto
一之 平元
Akihiro Mochizuki
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Abstract

【課題】 機械本体の卓上サイズを可能にでき、ひいては小物ワークの大量生産を可能にできる横形マシニングセンタを提供する。
【解決手段】 ベッド2上に固着されたコラム3によりサドル4をX軸方向に移動可能に支持し、該サドル4によりタレットベース5をY軸方向に移動可能に支持し、該タレットベース5によりクイル6をZ軸方向に移動可能に支持し、該クイル6にタレットヘッド20をクイル軸回りに所定の角度位置に回転割り出し可能に装着し、該タレットヘッド20に複数の工具Tを上記クイル軸線Cを中心とする円周上に位置するように、かつ上記クイル軸線Cと平行に配置する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、工具を軸線が水平方向に向くように配置した横型マシニングセンタに関し、特に機械全体を小型(卓上サイズ)化することができるようにした構成上の改善に関する。
横形のタレット式マシニングセンタとして、タレットヘッドの外周面を多角面体に形成し、各面体に工具を放射状に取り付け、該タレットヘッドを横方向に移動させることにより加工作業を行うようにしたものがある(例えば、特許文献1参照)。
特開平6−134640号公報
ところで、部品のサイズや加工作業の内容によっては、極めて小型(卓上サイズ)の横形マシニングセンタが要請されている。一方、上記従来の横形マシニングセンタの場合、多角形状のタレットヘッドの外周面に工具を放射状をなすように取り付け、さらにこの放射方向にタレットヘッドを移動させて加工作業を行なうように構成されており、機械全体の設置スペースを小さくする場合に適した構成であるとは言えない。
本発明は、上記実情に鑑みてなされたもので、容易に卓上サイズまで小型化することができ、従って設置スペースを小さくでき、ひいては小物ワークの大量生産を可能にできる横形マシニングセンタを提供することを目的としている。
本発明は、ベッド上に固着されたコラムによりサドルを左右(X軸)方向に移動可能に支持し、該サドルによりタレットベースを上下(Y軸)方向に移動可能に支持し、該タレットベースによりクイルを前後(Z軸)方向に移動可能に支持し、該クイルにタレットヘッドをクイル軸回りに回転割り出し可能に装着し、該タレットヘッドに複数の工具を上記クイル軸を中心とする円周上に位置するように、かつ上記クイル軸と平行に配置したことを特徴とする横型マシニングセンタである。
本発明によれば、X軸,Y軸,Z軸方向に相対移動可能に支持されたクイルにタレットヘッドを回転割り出し可能に装着し、該タレットヘッドのクイル軸を中心とする円周上に複数の工具を該クイル軸と平行に配置し、タレットヘッドを回転駆動して次加工工具を加工位置に回転割り出しするとともに、クイルをクイル軸方向に進退させることで加工作業を行なうようにしたので、機械全体を容易に小型化して設置面積を小さくでき、従って複数台を設置することができ、ひいては小物ワークの大量生産が可能であり、小物ワークの生産性を向上できる。
以下、本発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
図1なしい図3は、本発明の一実施形態による横形マシニングセンタを説明するための図であり、図1は横形マシニングセンタの斜視図、図2はタレットヘッドの断面図、図3は工具駆動モータの断面図である。
図において、1は横形マシニングセンタを示しており、これは概ね縦横寸法が500〜800mm程度で、X軸,Y軸,Z軸方向における加工ストロークが150mm程度の卓上型のものである。
上記横形マシニングセンタ1は、機械正面から見て、有底箱状の固定ベッド2の後端部2aに垂直上方に延び、中央部に開口を有する枠状のコラム3を固着し、該コラム3により同じく中央部に開口を有する枠状のサドル4を左右(X軸)方向に移動可能に支持し、該サドル4により上記開口内に位置するよう形成されたタレットベース5を上下(Y軸)方向に移動可能に支持し、該タレットベース5によりクイル6を前後(Z軸)方向に移動可能に支持した概略構造を有している。上記固定ベッド2の前端部2bにはワークWが搭載されるテーブル7が配設されている。
上記コラム3は中央部に開口を有する矩形枠状に形成されている。このコラム3の前面には上下一対のガイドレール8,8が配設されており、該各ガイドレール8により上記サドル4がX軸方向に移動可能に支持されている。該サドル4はコラム3の上面に配設されたボールねじ9aとサーボモータ9bにより往復駆動される。
上記サドル4は上ベース11と下ベース12とを左右の支柱13,13により結合することにより中央部に開口を有する枠状に形成されている。この左右の支柱13の前面にはガイドレール14が配設されており、該左右のガイドレール14より上記タレットベース5がY軸方向に移動可能に支持されている。該タレットベース5は上,下ベース11,12により支持された左右のボールねじ15a,15aとサーボモータ15b,15bにより往復駆動される。
上記タレットベース5はサドル4及びコラム3の開口内を通って後方に延びる概ね直方体状に形成されたベース本体5bの左,右にフランジ部5c,5cを形成したものである。上記ベース本体5bの軸芯部には摺動孔5aが形成されており、該摺動孔5a内に上記クイル6がZ軸方向に摺動可能にかつ回転不能に挿入されている。該クイル6と摺動孔5aとの間はシール部材16によりシールされている。このクイル6はタレットベース5のベース本体5bの略全長に渡る長さを有する円筒状のもので、コラム3の背面側に配設された不図示のボールねじ,サーボモータにより往復駆動される。
上記クイル6の前端部にはタレットヘッド20が装着されている。このタレットヘッド20は、上記クイル6内に挿入され軸受23,24を介して回転可能に支持された円筒状のタレット軸22と、該タレット軸22の前端面22aに複数本のボルト26により着脱可能に締結固定されたタレット本体25とを有している。
上記タレット本体25は、中心部に凹部25aを有する円形のドラム本体25bの外周部に所定角度間隔をあけて複数のモータ取付け孔25cを形成した構造のものであり、該ドラム本体25bの底壁部25eは上記凹部25aを介して挿入された上記ボルト26により上記タレット軸22に取付けられている。また上記底壁部25eには後方に突出する円筒状のフランジ部25dが形成されている。
上記各モータ取付け孔25cにはそれぞれ工具駆動モータ33がこれの回転軸線Rがクイル軸線Cと平行になるよう装着されている。この各工具駆動モータ33は、ドラム本体25bに固定されたハウジング38内に軸受39,39を介して回転軸40を回転自在にかつ軸方向に移動不能に挿入し、該回転軸40の外周面にロータ41を配置するとともに、ハウジング38の内周面にロータ41と対向するようにステータ42を配置した構造となっている。なお、43は回転軸40の回転速度・回転角度を検出するセンサである。
上記各工具駆動モータ33の回転軸40には工具Tが装着されたコレット45がテーパ嵌合により固定されている。この各工具Tは、タレット本体25の前端面のクイル軸線Cを中心とする円周上に位置するように、かつクイル軸線Cと平行になるよう配置されている。このようにして各工具駆動モータ33は工具毎に設けられており、各工具Tをそれぞれ独立して回転駆動するように構成されている。
上記タレットヘッド20にはクイル軸線C回りに所望の工具Tを所定の加工位置に回転割り出し位置決めする回転割り出し機構28が配設されており、該回転割り出し機構28は、以下の構造となっている。
上記クイル6の前端部に形成された外周フランジ部21aには環状の固定側カップリング29がボルト30により締結固定されている。該固定側カップリング29の外側には環状の旋回側カップリング31が同軸をなすように配置されており、該旋回側カップリング31は上記タレット本体25のフランジ部25dにボルト32により締結固定されている。
上記フランジ部25dとクイル6の外周フランジ部21aより前側部分との間には断面凸形状の環状の結合カップリング35が上記固定側,旋回側カップリング29,31の両方に噛合する噛合位置と、該両カップリング29,31の噛合を解除する噛合解除位置との間で軸方向に進退可能に配置されている。
この結合カップリング35は、上記クイル6の前端部21bにボルト締め固定された断面凹状のシリンダ部材36に係合可能に支持されており、該結合カップリング35とシリンダ部材36とで形成された油圧室37,37に油圧を供給することにより軸方向に進退駆動される。
上記タレット軸22の後端部22bにはウォームホイール40が固着されており、該ウォームホイール40には不図示の回転割り出し駆動モータにより回転駆動されるウォームギヤ41が噛合している。
上記結合カップリング35が固定側,旋回側カップリング29,31の両方に噛合する噛合位置にあるときにはタレットヘッド20は所望の工具Tが加工位置に位置するように位置決め固定されており、該加工位置にある工具Tで切削加工が行なわれる。
次加工工具を加工位置に割り出すには、結合カップリング35が油圧により噛合解除位置に前進して両カップリング29,31との噛合を解除する。これによりタレット軸22及びタレット本体25がクイル6に対して回転可能となり、回転割り出しモータによりタレット本体25が回転し、次加工工具を加工位置に回転割り出しする。次加工工具が加工位置に割り出されると、結合カップリング35が油圧により噛合位置に後退して固定側,旋回側カップリング29,31の両方に噛合する。その結果、タレット本体25は位置決め固定され、次加工工具により切削加工が行なわれる。
本実施形態によれば、タレットヘッド20の前端面に工具Tをクイル軸Cと平行に配置、該工具Tをクイル軸C方向に進退させて加工作業を行なうようにしたので、例えばタレットヘッドの外周面に工具を放射状に取り付け、工具を放射状に移動させるようにしたものに比較して機械全体を容易に小型化でき、設置面積が小さくて済む。従って機械の設置台数を増加することが容易であり、ひいては小物ワークの大量生産が容易である。
また、クイル6の前端面にタレットヘッド20を所定の角度位置に回転割り出し可能に装着し、該タレットヘッド20のクイル軸線Cを中心とする円周上に複数の工具Tを該クイル軸線Cと平行に配置したので、上述のようにタレットヘッド20を回転駆動するだけで次加工工具を加工位置に回転割り出しすることができ、従来の自動工具交換装置により工具を交換するといった必要はなく、加工時間を短縮できる。これにより小物ワークの大量生産を行なう場合の生産性を向上できる。
本発明の一実施形態による横形マシニングセンタの斜視図である。 上記横形マシニングセンタのタレットヘッドの断面図である。 上記タレットヘッドに装着された工具駆動モータの断面図である。
符号の説明
1 横形マシニングセンタ
2 固定ベッド
3 コラム
4 サドル
5 タレットベース
6 クイル
20 タレットヘッド
C クイル軸線
T 工具

Claims (1)

  1. ベッド上に固着されたコラムによりサドルを左右(X軸)方向に移動可能に支持し、該サドルによりタレットベースを上下(Y軸)方向に移動可能に支持し、該タレットベースによりクイルを前後(Z軸)方向に移動可能に支持し、該クイルにタレットヘッドをクイル軸回りに回転割り出し可能に装着し、該タレットヘッドに複数の工具を上記クイル軸を中心とする円周上に位置し、かつ上記クイル軸と平行となるよう配置したことを特徴とする横型マシニングセンタ。
JP2003321909A 2003-09-12 2003-09-12 横型マシニングセンタ Withdrawn JP2005088097A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112247638A (zh) * 2020-10-12 2021-01-22 吉林大学 基于可靠性设计的高自由度多角度调节型快速换刀机构

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