JP2005086979A - 電動機 - Google Patents
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Abstract
【課題】 負荷側および反負荷側の軸受が故障しても回転子と固定子が接触することがなく、また工作機械主軸を破損させることのない電動機を提供する。
【解決手段】 内周部に固定子1を有する筒状のフレーム2と、フレーム2の負荷側および反負荷側の両端に嵌合取付けした負荷側ブラケット3および反負荷側ブラケット4と、負荷側ブラケット3および反負荷側ブラケット4に、負荷側軸受5および反負荷側軸受6を介して回転自在に支持された回転軸7と、回転軸7の外周面に嵌合取付けされた回転子8とを有する電動機において、負荷側ブラケット3および反負荷側ブラケット4における負荷側軸受5および反負荷側軸受6のそれぞれの傍らに、負荷側補助軸受11および反負荷側補助軸受12を配置する。
【選択図】 図1
【解決手段】 内周部に固定子1を有する筒状のフレーム2と、フレーム2の負荷側および反負荷側の両端に嵌合取付けした負荷側ブラケット3および反負荷側ブラケット4と、負荷側ブラケット3および反負荷側ブラケット4に、負荷側軸受5および反負荷側軸受6を介して回転自在に支持された回転軸7と、回転軸7の外周面に嵌合取付けされた回転子8とを有する電動機において、負荷側ブラケット3および反負荷側ブラケット4における負荷側軸受5および反負荷側軸受6のそれぞれの傍らに、負荷側補助軸受11および反負荷側補助軸受12を配置する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、回転軸を軸受を介して回転自在に支持する例えば主軸駆動用などの電動機に関するもので、特に軸受の支持構造に関するものである。
従来のたとえば工作機械の主軸駆動用として用いられる電動機は、内周部に固定子1を有する筒状のフレーム2と、前記フレーム2の負荷側および反負荷側の両端に嵌合取付けした負荷側ブラケット3および反負荷側ブラケット4と、前記負荷側ブラケット3および反負荷側ブラケット4に、それぞれ1個の負荷側軸受5および反負荷側軸受6を介して回転自在に支持された回転軸7と、前記回転軸7の外周面に嵌合取付けされた回転子8とを有して構成されている(例えば、特許文献1参照)。
なお、図において、9は反負荷側軸受6に予圧を与える予圧ばねで、10は回転軸8に連結された工作機械主軸ユニットである。
特開平10−210703号公報
なお、図において、9は反負荷側軸受6に予圧を与える予圧ばねで、10は回転軸8に連結された工作機械主軸ユニットである。
しかしながら、このような従来の主軸駆動用の電動機においては、つぎのような問題があった。
・ 電動機の運転中に負荷側軸受5または反負荷側軸受6が故障して回転軸7を保持できなくなると、回転軸7が重力によって図の下方向に下がり、回転子8が固定子1と接触して擦れまわることになる。そのため、溶着が発生したり、固定子1の電線や絶縁を破損してしまうおそれがある。
・ また、回転軸7が振れ回るため、回転軸7にカップリングなどによって直結にて連結された工作機械主軸ユニット10にラジアル荷重を与え、工作機械主軸ユニット10の内部にある軸受などの部品を破損してしまうおそれがある。
本発明は、このような問題を解決するためになされたもので、負荷側および反負荷側の軸受が故障しても回転子と固定子が接触することがなく、また工作機械主軸を破損させることのない電動機を提供することを目的とするものである。
・ 電動機の運転中に負荷側軸受5または反負荷側軸受6が故障して回転軸7を保持できなくなると、回転軸7が重力によって図の下方向に下がり、回転子8が固定子1と接触して擦れまわることになる。そのため、溶着が発生したり、固定子1の電線や絶縁を破損してしまうおそれがある。
・ また、回転軸7が振れ回るため、回転軸7にカップリングなどによって直結にて連結された工作機械主軸ユニット10にラジアル荷重を与え、工作機械主軸ユニット10の内部にある軸受などの部品を破損してしまうおそれがある。
本発明は、このような問題を解決するためになされたもので、負荷側および反負荷側の軸受が故障しても回転子と固定子が接触することがなく、また工作機械主軸を破損させることのない電動機を提供することを目的とするものである。
本発明は、このような問題を解決するためになされたもので、内周部に固定子を有する筒状のフレームと、前記フレームの負荷側および反負荷側の両端に嵌合取付けした負荷側ブラケットおよび反負荷側ブラケットと、前記負荷側ブラケットおよび反負荷側ブラケットに、負荷側軸受および反負荷側軸受を介して回転自在に支持された回転軸と、前記回転軸の外周面に嵌合取付けされた回転子とを有する電動機において、前記負荷側ブラケットおよび反負荷側ブラケットにおける前記負荷側軸受および反負荷側軸受のそれぞれの傍らに、負荷側補助軸受および反負荷側補助軸受を配置したものである。
本発明によれば、負荷側軸受および反負荷側軸受の近傍に補助軸受を配置して電動機を構成しているので、負荷側軸受および反負荷側軸受が故障しても、負荷側補助軸受および反負荷側補助軸受が回転軸と接触して、回転子と固定子が接触するのを防ぐことができる。またそれにより、この電動機と連結している工作機械主軸ユニット等を破損させることがないという効果がある。
以下、本発明の実施例を図1に基づいて説明する。
図1は、本発明の実施例における電動機を示す側断面図である。
本発明の電動機は、図1に示すように、、内周部に固定子1を有する筒状のフレーム2と、前記フレーム2の負荷側および反負荷側の両端に嵌合取付けした負荷側ブラケット3および反負荷側ブラケット4と、前記負荷側ブラケット3および反負荷側ブラケット4に、それぞれ1個の負荷側軸受5および反負荷側軸受6を介して回転自在に支持された回転軸7と、前記回転軸7の外周面に嵌合取付けされた回転子8とを有して構成されるとともに、前記負荷側ブラケットおよび反負荷側ブラケットにおける前記負荷側軸受5および反負荷側軸受6のそれぞれの傍らに、負荷側補助軸受11および反負荷側補助軸受12を配置して構成されている。
前記負荷側補助軸受11および反負荷側補助軸受12は、前記負荷側軸受5および反負荷側軸受6よりも小さい構成されるとともに、前記負荷側軸受5および反負荷側軸受6が正常な状態において、負荷側補助軸受11および反負荷側補助軸受12は、回転軸7の外周面に対して僅かな隙間を設けて配置されている。
このような構成において、運転中に負荷側軸受5あるいは反負荷側軸受6が故障して回転軸7を保持できなくなっても、負荷側補助軸受11あるいは反負荷側軸受7の内径と回転軸7の隙間を回転子8と固定子1の隙間を考慮して小さく設定することで、負荷側補助軸受11あるいは反負荷側軸受6が回転軸7と接触して回転可能となり、回転子8と固定子1は接触することはない。
また、回転軸7の振れ回りを小さくすることができるので、カップリングなどによって直結にて連結された工作機械主軸ユニット10に与えるラジアル荷重は小さくなる。
なお、負荷側軸受5あるいは反負荷側軸受6が故障すると電動機の回転負荷が大きくなるため、過負荷検出装置などで容易に検出できるので、負荷側補助軸受11あるいは反負荷側補助軸受12が接触した状態で長期に運転されることはない。
また、本発明の電動機は、軸垂直向きで使用した場合にも同様の効果がある。
本発明の電動機は、図1に示すように、、内周部に固定子1を有する筒状のフレーム2と、前記フレーム2の負荷側および反負荷側の両端に嵌合取付けした負荷側ブラケット3および反負荷側ブラケット4と、前記負荷側ブラケット3および反負荷側ブラケット4に、それぞれ1個の負荷側軸受5および反負荷側軸受6を介して回転自在に支持された回転軸7と、前記回転軸7の外周面に嵌合取付けされた回転子8とを有して構成されるとともに、前記負荷側ブラケットおよび反負荷側ブラケットにおける前記負荷側軸受5および反負荷側軸受6のそれぞれの傍らに、負荷側補助軸受11および反負荷側補助軸受12を配置して構成されている。
前記負荷側補助軸受11および反負荷側補助軸受12は、前記負荷側軸受5および反負荷側軸受6よりも小さい構成されるとともに、前記負荷側軸受5および反負荷側軸受6が正常な状態において、負荷側補助軸受11および反負荷側補助軸受12は、回転軸7の外周面に対して僅かな隙間を設けて配置されている。
このような構成において、運転中に負荷側軸受5あるいは反負荷側軸受6が故障して回転軸7を保持できなくなっても、負荷側補助軸受11あるいは反負荷側軸受7の内径と回転軸7の隙間を回転子8と固定子1の隙間を考慮して小さく設定することで、負荷側補助軸受11あるいは反負荷側軸受6が回転軸7と接触して回転可能となり、回転子8と固定子1は接触することはない。
また、回転軸7の振れ回りを小さくすることができるので、カップリングなどによって直結にて連結された工作機械主軸ユニット10に与えるラジアル荷重は小さくなる。
なお、負荷側軸受5あるいは反負荷側軸受6が故障すると電動機の回転負荷が大きくなるため、過負荷検出装置などで容易に検出できるので、負荷側補助軸受11あるいは反負荷側補助軸受12が接触した状態で長期に運転されることはない。
また、本発明の電動機は、軸垂直向きで使用した場合にも同様の効果がある。
1 固定子
2 フレーム
3 負荷側ブラケット
4 反負荷側ブラケット
5 負荷側軸受
6 反負荷側軸受
7 回転軸
8 回転子
9 予圧ばね
10 工作機械主軸ユニット
11 負荷側補助軸受
12 反負荷側補助軸受
2 フレーム
3 負荷側ブラケット
4 反負荷側ブラケット
5 負荷側軸受
6 反負荷側軸受
7 回転軸
8 回転子
9 予圧ばね
10 工作機械主軸ユニット
11 負荷側補助軸受
12 反負荷側補助軸受
Claims (3)
- 内周部に固定子を有する筒状のフレームと、前記フレームの負荷側および反負荷側の両端に嵌合取付けした負荷側ブラケットおよび反負荷側ブラケットと、前記負荷側ブラケットおよび反負荷側ブラケットに、負荷側軸受および反負荷側軸受を介して回転自在に支持された回転軸と、前記回転軸の外周面に嵌合取付けされた回転子とを有する電動機において、
前記負荷側ブラケットおよび反負荷側ブラケットにおける前記負荷側軸受および反負荷側軸受のそれぞれの傍らに、負荷側補助軸受および反負荷側補助軸受を配置したことを特徴とする電動機。 - 前記負荷側補助軸受および反負荷側補助軸受は、前記負荷側軸受および反負荷側軸受よりも小さいことを特徴とする請求項1に記載の電動機。
- 前記負荷側軸受および反負荷側軸受が正常な状態において、負荷側補助軸受および反負荷側補助軸受は、回転軸の外周面に対して僅かな隙間を設けていることを特徴とする請求項1または2に記載の電動機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003319839A JP2005086979A (ja) | 2003-09-11 | 2003-09-11 | 電動機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003319839A JP2005086979A (ja) | 2003-09-11 | 2003-09-11 | 電動機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005086979A true JP2005086979A (ja) | 2005-03-31 |
Family
ID=34418666
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003319839A Pending JP2005086979A (ja) | 2003-09-11 | 2003-09-11 | 電動機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005086979A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102016111862A1 (de) | 2015-07-06 | 2017-01-12 | Fanuc Corporation | Wellenstützvorrichtung, die abnehmbar an einem Motorkörper angebracht ist, und Motor, der mit der Wellenstützvorrichtung versehen ist |
CN109702728A (zh) * | 2018-12-29 | 2019-05-03 | 沈阳航空航天大学 | 舵机用径向零力矩延长轴及其装配方法 |
-
2003
- 2003-09-11 JP JP2003319839A patent/JP2005086979A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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DE102016111862A1 (de) | 2015-07-06 | 2017-01-12 | Fanuc Corporation | Wellenstützvorrichtung, die abnehmbar an einem Motorkörper angebracht ist, und Motor, der mit der Wellenstützvorrichtung versehen ist |
CN109702728A (zh) * | 2018-12-29 | 2019-05-03 | 沈阳航空航天大学 | 舵机用径向零力矩延长轴及其装配方法 |
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