JP2005086169A - 半導体装置製造用治具、半導体装置製造方法および半導体装置 - Google Patents

半導体装置製造用治具、半導体装置製造方法および半導体装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 接合不良の発生を生じ難い半導体装置を提供すること、また、接合不良の発生を防止できるとともにコストを抑制できる半導体装置製造用治具および半導体装置製造方法を提供すること。
【解決手段】 半導体装置製造用治具10Aは直方体状の筐体であり、その内部に半導体パッケージ用の挿入空間11と、該挿入空間11に対向する両側面において、筐体の長手方向に沿って配置された第1の案内溝14a、14bと、該第1の案内溝14a、14bのそれぞれに対して平行に配置された第2の案内溝15a、15bとを備えている。第2の案内溝15は、上部半導体パッケージ(半導体部品)の縁部を遊嵌し、かつ上部半導体パッケージの横方向の移動を規制する。また、第1の案内溝14は、下部半導体パッケージ(半導体部品搭載用基板)の縁部を遊嵌し、かつ下部半導体パッケージの横方向の移動を規制する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、半導体装置製造用治具、半導体装置製造方法および半導体装置に関するものである。
半導体装置を製造する場合、一般に、基板上に半導体チップを搭載し、その後、半田を溶融・凝固させることにより、基板と半導体チップとを接合する処理が施される。
このような処理は、従来、特許文献1に記載されているような方法により行われていた。
すなわち、マウンタを用いて、基板(半導体部品搭載用基板)上に、半導体チップ(半導体部品)を搭載し、その後、半導体チップが搭載された基板を、リフロー炉内を搬送させつつ、基板の端子部分に設けられた半田を溶融・凝固させるにより、半導体チップと基板とを接合することにより、半導体装置を製造していた。しかしながら、このような方法では、基板上に半導体チップが載置された後、リフロー炉まで搬送される際に、振動等により半導体チップの位置のずれが発生することがあった。また、通常、基板は長板状のフレームであるが、このような場合、半導体チップと基板とを接合する際に、半田を溶融させる熱エネルギーに比べて、非常に大きな熱エネルギーを基板および半導体チップに与えることが多かった。すなわち、基板が長板形状のものであると、リフロー炉を通過するのに要する時間が長くなり、結果として、基板および半導体チップが受ける熱エネルギー(熱履歴)が必要以上に大きくなり、基板に反り等を生じ易く、また、半導体チップ等にも悪影響を及ぼす可能性があった。
このようなずれや反り等を生じると、基板と半導体チップとの半田接合不良等が発生し易くなり、半導体装置の歩留りが低下し、また良品としての製造された半導体装置についても、その信頼性が低くなるという問題点があった。
また、近年、携帯電話等の電子機器における高機能化の傾向は益々強くなる傾向にある。この傾向に伴って電子機器に搭載されるLSI等の半導体装置に求められる機能も高くなる傾向にあるが、半導体装置に求められる機能の全てを1チップ化することは、半導体装置の開発期間の長期化および開発コストの増加等を招くため問題である。そこで、これらの問題を解決するため、異なる種類のLSI等の半導体パッケージ同士を積層して一体化したモジュール構造を有する半導体装置が用いられるが、このようなモジュール構造を有する半導体装置の製造においても、上記と同様な問題点を有していた。
特開平11−97839号公報(第10頁左欄第14〜24行目)
本発明の目的は、接合不良の発生を生じ難い半導体装置を提供すること、また、接合不良の発生を防止できるとともにコストを抑制できる半導体装置製造用治具および半導体装置製造方法を提供することにある。
このような目的は、下記の本発明により達成される。
本発明の半導体装置製造用治具は、第1の方向に延在する第1の辺と、前記第1の辺に略直交する第2の方向に延在する第2の辺とを有する、略長方形状の板状の半導体部品搭載用基板と、板状の半導体部品とを接合してなる半導体装置の製造に用いる半導体装置製造用治具であって、
前記半導体部品搭載用基板の前記第1の辺を前記第1の方向に移動可能に支持し、かつ前記第2の方向に関する前記半導体部品搭載用基板の移動を規制する第1の案内手段と、前記半導体部品の縁部を遊嵌し、かつ前記第2の方向に関する前記半導体部品の移動を規制する第2の案内手段とから選択される少なくとも一方を備えることを特徴とする。
これにより、半導体装置の製造において接合不良の発生を防止できるとともにコストを抑制できる半導体装置製造用治具を提供することができる。
本発明の半導体装置製造用治具では、前記第2の案内手段は、前記半導体部品の前記半導体部品搭載用基板に対する前記第1の方向への相対的な移動を規制する規制手段を有するものであることが好ましい。
これにより、半導体部品搭載用基板と半導体部品との位置合わせを容易かつ確実に行うことができ、得られる半導体装置の信頼性は特に優れたものとなる。
本発明の半導体装置製造用治具では、前記第1の案内手段および前記第2の案内手段は溝であることが好ましい。
これにより、半導体部品搭載用基板および半導体部品をスライドさせて半導体装置製造用治具に容易に挿入することができる。その結果、半導体部品搭載用基板と半導体部品との位置合わせ、接合等をさらに効率よく行うことができ、半導体装置の生産性をさらに高めることができる。
本発明の半導体装置製造用治具では、前記第2の案内手段の溝幅は前記半導体部品の厚みより大きいことが好ましい。
これにより、半導体部品の厚み方向に関する自由な移動を確保することができ、半導体装置製造用治具を上下反転させること等により、容易かつ確実に半導体部品を半導体部品搭載用基板に接触させることができる。その結果、半導体部品搭載用基板と半導体部品との位置合わせ、接合等をさらに効率よく行うことができ、半導体装置の生産性をさらに高めることができる。
本発明の半導体装置製造用治具では、前記半導体部品搭載用基板および前記半導体部品が、それぞれ、前記第1の案内手段および前記第2の案内手段に遊嵌された状態において、
前記第1の案内手段の溝幅と、前記半導体部品搭載用基板の前記第1の案内手段により遊嵌される部位の厚さとの差が、前記第2の案内手段の溝幅と前記半導体部品の前記第2の案内手段により遊嵌される部位の厚さとの差より小さいことが好ましい。
これにより、容易かつ確実に半導体部品を半導体部品搭載用基板に接触させることができる。その結果、半導体部品搭載用基板と半導体部品との位置合わせ、接合等をさらに効率よく行うことができ、半導体装置の生産性をさらに高めることができる。
本発明の半導体装置製造用治具では、筐体状を呈することが好ましい。
これにより、半導体装置製造用治具の取り扱いが容易になり、結果として、半導体部品搭載用基板と半導体部品との位置合わせ、接合等をさらに効率よく行うことができ、半導体装置の生産性をさらに高めることができる。
本発明の半導体装置製造用治具では、前記半導体部品搭載用基板と前記半導体部品との上下が反転可能であることが好ましい。
これにより、半導体装置製造用治具を上下反転させること等により、容易かつ確実に半導体部品を半導体部品搭載用基板に接触させることができる。その結果、半導体部品搭載用基板と半導体部品との位置合わせ、接合等をさらに効率よく行うことができ、半導体装置の生産性をさらに高めることができる。
本発明の半導体装置製造用治具では、前記半導体部品搭載用基板は複数の前記半導体部品を搭載するフレーム状を呈し、前記半導体部品は個片化されていることが好ましい。
これにより、半導体部品搭載用基板を切り分けることにより、容易に個片化された複数個の半導体装置を得ることができる。
本発明の半導体装置製造用治具では、前記半導体部品搭載用基板上には複数個の前記半導体部品が複数列状に搭載されることが好ましい。
これにより、少ない工程数で多量の半導体装置を効率よく製造することができる。
本発明の半導体装置製造用治具では、前記半導体部品搭載用基板と前記半導体部品とを接近させるように、前記半導体部品搭載用基板および/または前記半導体部品を押圧する押圧手段を有することが好ましい。
これにより、高温雰囲気による半導体部品搭載用基板の反り等の発生を、より効果的に防止することができ、結果として、半導体装置における半導体部品と半導体部品搭載用基板との接合の信頼性をさらに高めることができる。
本発明の半導体装置製造用治具では、前記第1の案内手段と前記第2の案内手段との間に配設される板状の仕切手段を有することが好ましい。
これにより、半導体部品の半導体装置製造用治具への挿入時における、半導体部品搭載用基板と半導体部品との不用意な接触をより効果的に防止することができ、さらに、半導体装置製造用治具を上下反転させた際等に、半導体部品が半導体部品搭載用基板に衝突して半導体部品の半導体部品搭載用基板に対する相対位置がずれるのを効果的に防止することができる。
本発明の半導体装置製造方法は、本発明の半導体装置製造用治具を用いることを特徴とする。
これにより、接合不良の発生を防止できるとともにコストを抑制できる半導体装置製造方法を提供することができる。
本発明の半導体装置製造方法は、第1の方向に延在する第1の辺と、前記第1の辺に略直交する第2の方向に延在する第2の辺とを有する、略長方形状の板状の半導体部品搭載用基板と、板状の半導体部品とを接合してなる半導体装置を製造する方法であって、
前記第2の方向に関する前記半導体部品搭載用基板の移動を規制しつつ、前記半導体部品搭載用基板の前記第1の辺に対応する縁部を遊嵌する第1の案内工程と、
前記第2の方向に関する前記半導体部品の移動を規制しつつ、前記半導体部品の縁部を遊嵌する第2の案内工程と、
前記半導体部品を前記半導体部品の厚み方向に関して所定の距離だけ移動させて前記半導体部品と前記半導体部品搭載用基板とをろう材を介して接触させる移動工程と、
前記半導体部品と前記半導体部品搭載用基板とを互いに前記ろう材を介して接触させたまま加熱する加熱工程とを有することを特徴とする。
これにより、接合不良の発生を防止できるとともにコストを抑制できる半導体装置製造方法を提供することができる。
本発明の半導体装置は、本発明の半導体装置製造用治具を用いて製造されたことを特徴とする。
これにより、接合不良の発生等を生じ難い、信頼性の高い半導体装置を提供することができる。
本発明の半導体装置は、本発明の方法により製造されたことを特徴とする。
これにより、接合不良の発生等を生じ難い、信頼性の高い半導体装置を提供することができる。
本発明によれば、接合不良の発生を生じ難い半導体装置を提供することができる。また、本発明によれば、接合不良の発生を防止できるとともにコストを抑制できる半導体装置製造用治具および半導体装置製造方法を提供することができる。
また、半導体部品搭載用基板および該半導体部品搭載用基板に搭載された半導体部品を搬送する際、振動等による半導体部品のずれの発生を防止することができ、また、マウンタや構成が複雑な半導体装置製造用治具の必要性を排除することができ、これにより、半導体装置における接合不良の発生を防止できるとともに半導体装置の製造工程におけるコストを抑制できる。
以下、本発明の半導体装置製造用治具の好適な実施形態について説明する。
まず、本発明の第1実施形態に係る半導体装置および半導体装置製造用治具について説明する。
図1は、本発明の第1実施形態に係る半導体装置製造用治具の一例を示す斜視図であり、図2は、図1における線I−Iに沿う断面図であり、図3は、半導体部品搭載用基板(下部半導体パッケージ)の構成の一例を示す図であり、図3(a)は、半導体部品搭載用基板(下部半導体パッケージ)の断面図、図3(b)は、半導体部品搭載用基板(下部半導体パッケージ)の平面図を示し、図4は、半導体部品(上部半導体パッケージ)の構成の一例を示す図であり、図4(a)は、半導体部品(上部半導体パッケージ)の断面図、図4(b)は、半導体部品(上部半導体パッケージ)の平面図を示し、図5は、本発明の半導体装置の構成の一例を示す断面図である。
半導体装置の説明に先立ち、本実施形態で用いる下部半導体パッケージ(半導体部品搭載用基板)、上部半導体パッケージ(半導体部品)について説明する。
下部半導体パッケージ(半導体部品搭載用基板)73は、板状の基板71と、ACF(Anisotropic Conductive Film、異方性導電膜)を用いて実装されたドライバIC72と、端子である複数個のランド75とを有している(図3参照)。
基板71は、例えば、Si等の半導体材料や、アラミド樹脂等の樹脂材料等で構成されたものである。基板71の厚さ(平均)は、特に限定されないが、通常、0.05〜1mm程度とされる。また、基板71は、単層で構成されたもののみならず、複数の層の積層体で構成されたものでもよい。
ランド75は、後述する上部半導体パッケージ(半導体部品)74の半田ボール76に対応するパターンで設けられている。
ランド75は、例えば、無電解メッキ法、電解メッキ法等の各種メッキ法等により形成されたものであるが、ランド75は無電解メッキ法により形成されたものであるのが好ましい。無電解メッキ法を用いてランド75を形成することにより、ランド75同士の間隔(ピッチ)をより小さく(例えば、5〜30μm程度)なるように設定(設計)することができる。これにより、半導体装置70や該半導体装置を備える電子機器(例えば、携帯電話等)の高性能化、小型化に伴って要求される、狭ピッチ化(端子の配設密度の高密度化)に好適に対応することができる。
ランド75の構成材料としては、例えば、Ni、Au、Cu、Sn、Agまたはこれらを含む合金等が挙げられるが、これらの中でも、特に、Ni、Au、Cu、Snまたはこれらを含む合金であるのが好ましい。これらは、導電性に優れ、また、ドライバIC72や後述する半田ボール76の構成材料との密着性にも優れている。
ランド75は、それぞれ、ほぼ等しい厚さ(高さ)に設定されており、その厚さ(平均)は、特に限定されないが、例えば、5〜30μm程度とされる。また、ランド75の横断面積も、特に限定されず、例えば、5×10−3〜5×10−2mm程度とされる。
このようなランド75は、例えば、基板71の面上に、フォトリソグラフィー法により、所望のレジストパターンを形成し、このレジストパターンをマスクとして無電解メッキ法を行うことにより形成することができる。
このような下部半導体パッケージ(半導体部品搭載用基板)73は、全体として略長方形状のフレーム状を成しており、第1の方向に延在する第1の辺731a、731bと、前記第1の辺731a、731bに略直交する第2の方向に延在する第2の辺732a、732bとを有している。
また、上部半導体パッケージ(半導体部品)74は、略長方形状の板状を成しており、3層のメモリが積層されてなる上部半導体パッケージ本体741と、下部半導体パッケージ73の各ランド75に対応して配置された複数の半田ボール76とを有している(図4参照)。
半田ボール76の構成材料は、特に限定されないが、ろう材を主とするものであるのが好ましい。ろう材は、比較的低温で溶融するとともに、導電性に優れ、また、入手も容易である。ろう材としては、例えば、Pb−Sn系半田等のPb含有半田や、Sn−Ag−Cu系半田、Sn−Zn系半田、Sn−Cu系半田、Sn−Bi系半田等のような、実質的にPbを含まない鉛フリー半田(Pb不含半田)、銀ろう、銅ろう、リン銅ろう、黄銅ろう、アルミろう、ニッケルろう等が挙げられ、これらのうちの1種または2種以上を組み合わせて用いることができるが、中でも、Pb含有半田、鉛フリー半田(Pb不含半田)等の半田が好ましい。特に、鉛フリー半田(Pb不含半田)は、接合強度と環境に対する影響との両立の観点から、特に有利である。
半田ボール76の形成方法としては、特に限定されないが、例えば、ディッピング法、印刷法、電解メッキ、浸漬メッキ、無電解メッキ等の湿式メッキ法、熱CVD、プラズマCVD、レーザーCVD等の化学蒸着法(CVD)、真空蒸着、スパッタリング、イオンプレーティング等の乾式メッキ法、溶射等が挙げられるが、これらの中でも、特に、ディッピング法または印刷法が好ましい。かかる方法によれば、半田ボール76を容易かつ確実に形成することができる。
ディッピング法を用いる場合、半田ボール76は、例えば、溶融状態の半田ボール76の構成材料中に、上部半導体パッケージ74の有する端子(図示せず)の端部付近を浸漬させることにより形成することができる。
また、印刷法を用いる場合、半田ボール76は、例えば、貫通孔を有するマスクを用いて、スキージで溶融状態の半田ボール76の構成材料を掃くことにより、貫通孔を介して上部半導体パッケージ74の上面に供給して形成することができる。なお、このマスクには、ランド75を無電解メッキ法により形成する際のレジストパターンを用いることもできる。
図5に示すように、半導体装置70は、複数個のランド75と、これらのランド75に対応する部位に形成された複数個の半田ボール76が接合することにより、下部半導体パッケージ(半導体部品搭載用基板)73と上部半導体パッケージ(半導体部品)74とが一体化したものである。このような半導体装置70は、以下で詳述するような半導体装置製造用治具、半導体装置製造方法を用いて製造されたものである。
次に半導体装置製造用治具の第1実施形態について説明する。以下の説明では、図1および2中の上側を「上」、下側を「下」と言う。
図1、図2に示す半導体装置製造用治具10Aは略直方体状の筐体であり、その内部に半導体パッケージ用の(半導体部品および半導体部品搭載用基板を挿入するための)挿入空間11を有し、該挿入空間11は長手方向に関する両端(前後端)面において開口する。挿入空間11は、半導体装置製造用治具10Aにおける図中下面に配置された複数の貫通孔12によって半導体装置製造用治具10Aの外部と連通するとともに、半導体装置製造用治具10Aにおける図中上面に配置された上記長手方向に沿う貫通溝13によって半導体装置製造用治具10Aの外部と連通する。
貫通孔12および貫通溝13は、例えば、半導体装置製造用治具10Aの周囲の雰囲気が高温になった際(例えば、半導体装置製造用治具10Aがリフロー炉内へ搬入された際)、高温雰囲気を挿入空間11へ効率よく導くので、挿入空間11内へ挿入された下部半導体パッケージ73や上部半導体パッケージ74の加熱効率を高めることができる。
また、半導体装置製造用治具10Aは、挿入空間11に対向する両側面において、上記長手方向に沿って配置された第1の案内溝(第1の案内手段)14a、14bと、第1の案内溝(レール)14a、14bより上側に設けられ、かつ、第1の案内溝14a、14bに対して平行に配置された第2の案内溝(第2の案内手段)15a、15bと、第1の案内溝14aおよび第2の案内溝15a、並びに第1の案内溝14bおよび第2の案内溝15bの間において、これらの案内溝によって形成された突状部16a、16bと、上記長手方向に関する一端(後端)において第1の案内溝14aから第1の案内溝14bにわたって配置された第1の度当たり板17と、上記長手方向に関する一端(後端)において第2の案内溝15aから第2の案内溝15bにわたって配置された第2の度当たり板(規制手段)18とを備えている。
半導体装置製造用治具10Aにおいては、上部半導体パッケージ74(半導体部品)が第2の案内溝(レール)15a、15bに沿ってスライドされて、挿入空間11内に挿入される。同様に、半導体装置製造用治具10Aにおいては、下部半導体パッケージ73(半導体部品搭載用基板)が第1の案内溝14a、14bに沿ってスライドされて、挿入空間11内に挿入される。その際、第1の案内溝14a、14bが、それぞれ、下部半導体パッケージ73の第1の辺731a、731bに対応する縁部を遊嵌する(下部半導体パッケージ73を第1の方向に移動可能に支持する)。
このように、半導体装置製造用治具10Aにおいては、挿入空間11内に上部半導体パッケージ74(半導体部品)が第2の案内溝15に沿ってスライドされて挿入されるとともに下部半導体パッケージ73(半導体部品搭載用基板)が第1の案内溝14(14a、14b)に沿ってスライドされて挿入されるので、下部半導体パッケージ73および上部半導体パッケージ74を容易に挿入することができる。
また、半導体装置製造用治具10Aにおいては、第2の案内溝15aおよび第2の案内溝15bの間隔が上部半導体パッケージ74の幅より若干大きく、さらに、第2の案内溝15の図中上下方向に関する長さ(溝幅)が上部半導体パッケージ74の厚み(半田ボール76を除く基板部分の厚み)より大きくなっている。これにより、第2の案内溝15は、板状の上部半導体パッケージ74の縁部を容易かつ確実に遊嵌するとともに、図中左右方向(第2の方向)に関する上部半導体パッケージ74の移動を規制することができる。
また、半導体装置製造用治具10Aにおいては、第1の案内溝14aおよび第1の案内溝14bの間隔が下部半導体パッケージ73の幅(第2の辺732a、732bの長さ)より若干大きく、さらに、第1の案内溝14の図中上下方向に関する長さ(溝幅)が下部半導体パッケージ73の厚み(基板71の厚み)より若干大きくなっている。これにより、第1の案内溝14は、下部半導体パッケージ73の第1の辺731a、731bに対応する縁部を容易かつ確実に遊嵌するとともに、図中左右方向(第2の方向)に関する下部半導体パッケージ73の移動を規制することができる。
また、第2の案内溝15の図中上下方向に関する長さ(溝幅)と上部半導体パッケージ74の厚み(半田ボール76を除く基板部分の厚み)との差は、第1の案内溝14の図中上下方向に関する長さ(溝幅)と下部半導体パッケージ73の厚み(基板71の厚み)との差より大きくなっている。これにより、例えば、後述するような半導体製造方法において、半導体装置製造用治具10Aを上下方向に反転させることにより、ランド75とこれに対応する位置に設けられた半田ボール76とを、容易かつ確実に接触させることができる。
さらに、上述したように第1の案内溝14および第2の案内溝15は互いに平行に配置されているので、第1の案内溝14(14a、14b)および第2の案内溝15(15a、15b)は、下部半導体パッケージ73および上部半導体パッケージ74の相対的な移動を規制する。
したがって、半導体装置製造用治具10Aによって下部半導体パッケージ73および該下部半導体パッケージ73に搭載された上部半導体パッケージ74を搬送する際、振動等による上部半導体パッケージ74のずれの発生を好適に防止することができ、また、マウンタや構成が複雑な半導体装置製造用治具の必要性を排除することができ、これにより、下部半導体パッケージ73と上部半導体パッケージ74との接合不良(ろう接不良)の発生を防止できるとともに半導体装置の製造工程におけるコストを抑制できる。
また、半導体装置製造用治具10Aは、下部半導体パッケージ73および上部半導体パッケージ74が挿入空間11に挿入された際(後述するように、半導体装置製造用治具10Aを上下方向に反転させた場合も含む)に、下部半導体パッケージ73および上部半導体パッケージ74とは、これらの端部付近のみで接触するように構成されている。すなわち、半導体装置製造用治具10Aは、下部半導体パッケージ73および上部半導体パッケージ74が挿入空間11に挿入された際に、下部半導体パッケージ73の下面と半導体装置製造用治具10Aとの間や、上部半導体パッケージ74の上面と半導体装置製造用治具10Aとの間には、空間(空隙)が存在し、下部半導体パッケージ73、上部半導体パッケージ74が、全面(下面または上面)で半導体装置製造用治具10Aと接触することがないように構成されている。これにより、下部半導体パッケージ73、上部半導体パッケージ74に与えられた熱が、半導体装置製造用治具10Aに奪われてしまうのを効果的に防止することができ、下部半導体パッケージ73や上部半導体パッケージ74を効率よく加熱することができる。また、これにより、下部半導体パッケージ73や上部半導体パッケージ74を高温雰囲気下に暴露する時間を短縮する(下部半導体パッケージ73や上部半導体パッケージ74の熱履歴を抑制する)ことができ、最終的に得られる半導体装置70の信頼性を特に優れたものとすることができる。
また、前述したように、半導体装置製造用治具10Aは、第1の度当たり板17と第2の度当たり板18とを備えている。これにより、下部半導体パッケージ73を第1の度当たり板17に突き当たるまで挿入するとともに、上部半導体パッケージ74を第2の度当たり板18に突き当たるまで挿入するだけで、上記長手方向に関する下部半導体パッケージ73および上部半導体パッケージ74の相対位置をより確実に規制することができる。すなわち、下部半導体パッケージ73および上部半導体パッケージ74の、第1の方向への不本意な移動をより確実に規制することができる。このとき、上記長手方向に関する第1の度当たり板17および第2の度当たり板18の間の所定の距離は、下部半導体パッケージ73や上部半導体パッケージ74の仕様によって任意に設定される。
また、前述したように、半導体装置製造用治具10Aは、直方体の筐体状を呈している。これにより、下部半導体パッケージ73や上部半導体パッケージ74が挿入空間11に挿入されても、半導体装置製造用治具10Aの取り扱い(例えば、移動、持ち運び等)を容易にすることができる。ここで、半導体装置製造用治具10Aは、その筐体の肉厚が比較的薄い(例えば、10〜15mm)のが好ましく、また、熱伝導率のよい金属や輻射熱を発する材料(例えば、アルミ、チタン、銅合金、ステンレス等)で構成されたものであるのがよい。これにより、熱伝導性が改善されるため、ヒータ等の追加デバイスを必要とすることなく、下部半導体パッケージ73と上部半導体パッケージ74とを、短時間でかつ確実に、ろう接(半田接合)することができる。
次に、半導体装置製造用治具10Aを用いて下部半導体パッケージ73および上部半導体パッケージ74から半導体装置を製造する方法について図面を用いて説明する。
図6は、図1、図2に示す半導体装置製造用治具を用いた半導体装置製造方法の一例を示す図であり、図7は、半導体部品搭載用基板(下部半導体パッケージ)の構成の他の一例を示す平面図である。なお、以下の説明では、図6中の上側を「上」、下側を「下」と言う。
まず、貫通孔12が図中上方を向くように、半導体装置製造用治具10Aを配置する。その後、上部半導体パッケージ74を第2の案内溝15に沿って挿入空間11内に挿入し、ランド75が配置された面にフラックスが予め塗布された下部半導体パッケージ73を第1の案内溝14に沿って挿入空間11内に挿入する。このとき、上部半導体パッケージ74は、半田ボール76が配置された面が、図中上方を向くように挿入し、上部半導体パッケージ74は、フラックスが塗布された面が、図中下方(ランド75が設けられた面を図中上方)を向くように挿入する。これにより、挿入空間11内において半田ボール76とランド75とは互いに対向する(図6(a)参照)。
このとき、半田ボール76とランド75との隙間(距離)は、通常、100μm程度であるのが好ましいが、下部半導体パッケージ73や上部半導体パッケージ74の仕様に応じて任意に設定される。この隙間は、第1の案内溝14や第2の案内溝15の溝幅、第1の案内溝14および第2の案内溝15の図中上下方向に関する間隔(幅)、基板71や下部半導体パッケージ73の厚み、ランド75の高さ、半田ボール76の直径、フラックスの塗布厚さ等のパラメータによって決定されるが、いかなる場合においても、下部半導体パッケージ73および上部半導体パッケージ74の挿入の際、半田ボール76とフラックスとが接触しないように上記パラメータが設定されるのが好ましい。
また、下部半導体パッケージ73のランド75が配置された面に塗布されるフラックスは、ロジン系フラックスまたは水溶性フラックスのいずれでもよく、ロジン系フラックスとしては、例えば、非活性ロジン(Rosin base)フラックス、弱活性ロジン(Mildly Activated Rosin base)フラックス、若しくは活性ロジン(Activated Rosin base)フラックス等が挙げられ、これらのいずれも用いることが可能であるが、特に、弱活性ロジンフラックスが半田付け性(接合性)の観点から好ましい。
次いで、図示しない反転手段により、半導体装置製造用治具10Aを図中上下方向に関して反転させる。このとき、上述したように、第2の案内溝15の溝幅が上部半導体パッケージ74の厚みより(例えば、100μm程度)大きいので、上部半導体パッケージ74の図中上下方向(厚み方向)に関する自由な移動を確保することができ、半導体装置製造用治具10Aが反転された際、上部半導体パッケージ74は図中下方に移動する。また、このとき、突状部16(16a、16b)の図中上下方向に関する長さ(以下「突状部16の厚み」という。)がランド75の高さおよび半田ボール76の直径の合計よりも小さく、例えば、約200μmに設定されているので、半田ボール76は対応するランド75に接触する(図6(b)参照)。このように、本実施形態では、半導体装置製造用治具10Aを上下反転させる等により、好適に上部半導体パッケージ74を下部半導体パッケージ73に接触させることができる。
このとき、半田ボール76の潰し代は、突状部16の厚み、半田ボール76の直径およびランド75の高さ等のパラメータにより決定されるが、半田ボール76の直径のバラツキが10μm程度発生するので、突状部16の厚みはこのバラツキを吸収可能な値、例えば、100〜200μm程度に設定される。また、突状部16の厚みは、通常、上部半導体パッケージ74と下部半導体パッケージ73との半田接合後における、これらの距離と実質的に等しくなるように設定される。
その後、一端に平板を有し、かつ、軸に雄ネジが形成された押圧棒41と、該押圧棒41の軸の雄ネジに螺合するナット42とを有する押圧治具40を使用して、上部半導体パッケージ74を所定の荷重で押圧する(図6(c)参照)。すなわち、押圧治具40を使用して、上部半導体パッケージ74を介して下部半導体パッケージ73に所定の荷重の負荷を加える。次に、このように上部半導体パッケージ74を押圧した状態で、リフロー炉内へ半導体装置製造用治具10Aを搬送し、上部半導体パッケージ74および下部半導体パッケージ73をリフローによって接合させる。リフローの条件は、特に限定されないが、例えば、雰囲気の温度が150〜300℃程度、好ましくは200〜260℃程度とされ、リフローの時間が、例えば、1〜30分程度、好ましくは3〜10分程度とされる。また、必要に応じて、例えば、高周波、超音波等を付与しつつ行うようにしてもよい。
このように、半導体装置製造用治具10Aでは、押圧治具40によって間接的に下部半導体パッケージ73を押圧するので、リフロー炉内の高温雰囲気による下部半導体パッケージ73の反りの発生を防止することができる。その結果、下部半導体パッケージ73と上部半導体パッケージ74との半田接合不良の発生をより効果的に防止することができる。
そして、半導体装置製造用治具10Aをリフロー炉内から取り出し、押圧治具40による押圧を解除した後、半導体装置製造用治具10Aから、リフローによって上部半導体パッケージ74が接合された下部半導体パッケージ73、すなわち、半導体装置70を取り出す(図6(d)参照)。
このようにして得られた半導体装置70は、例えば、携帯電話、インクジェット式吐出装置(例えばインクジェットプリンタ)、ラップトップ型パーソナルコンピュータ、テレビ、ビデオカメラ、ビデオテープレコーダ、カーナビゲーション装置、ページャ、電子手帳(通信機能付も含む)、電子辞書、電卓、電子ゲーム機器、ワードプロセッサ、ワークステーション、テレビ電話、防犯用テレビモニタ、電子双眼鏡、POS端末、医療機器(例えば電子体温計、血圧計、血糖計、心電図計測装置、超音波診断装置、電子内視鏡)、魚群探知機、各種測定機器、計器類(例えば、車両、航空機、船舶の計器類)、フライトシュミレータ等に適用することができる。
なお、以上の説明では、半導体装置製造用治具10Aの挿入空間11に、下部半導体パッケージ73および上部半導体パッケージ74を、それぞれ1個ずつ挿入して、これらを接合するものとして説明したが、半導体装置製造用治具10Aの挿入空間11には、例えば、第1の案内溝14および第2の案内溝15の長手方向に沿って、それぞれ、複数個の下部半導体パッケージ73および複数個の上部半導体パッケージ74を挿入してもよい。これにより、複数個の半導体装置70を同時に製造することができ、半導体装置70の生産性が向上する。特に、本実施形態では、下部半導体パッケージ73の第1の方向の長さ(第1の辺731の長さ)と、上部半導体パッケージ74の第1の方向の長さとが実質的に等しいため、このような方法により、半導体装置70を好適に製造することができる。
また、例えば、下部半導体パッケージは、図7に示すような構成のものであってもよい。すなわち、下部半導体パッケージ73’は、前述した下部半導体パッケージ73を複数個備えたような構成を有していてもよい。これにより、1個の下部半導体パッケージ73’に対し、複数個の上部半導体パッケージ74を実装(接合)し、その後、これを複数個に切り分ける(個片化)することにより、複数個の半導体装置70を得ることができ、半導体装置70の生産性が向上する。また、このような下部半導体パッケージ73’を用いることにより、下部半導体パッケージと上部半導体パッケージとの位置合わせの精度をより優れたものとすることができ、得られる半導体装置70の信頼性も向上する。
以下、本発明の第2実施形態に係る半導体装置製造用治具および該半導体装置製造用治具を用いた半導体装置製造方法について説明するが、前記第1実施形態との相違点を中心に説明し、同様の事項については、その説明を省略する。
図8は、本発明の第2実施形態に係る半導体装置製造用治具の一例を示す斜視図であり、図9、図10は、図8に示す半導体装置製造用治具を用いた半導体装置製造方法の一例を示す図である。なお、以下の説明では、図8ないし図10中の上側を「上」、下側を「下」と言う。
まず、本実施形態の半導体装置製造用治具の構成について説明する。
図8に示すように、半導体装置製造用治具10Bは、挿入空間11に対向する両側面において、上記長手方向に沿って配置された第1の案内溝14a、14b、第2の案内溝15a、15b、突状部16a、16bの他に、第2の案内溝(第2の案内手段)15a、15b内に、第1の案内溝14a、14bのそれぞれに対して平行に配置するように形成された仕切溝51a、51bと、第1の案内溝14a、14bのそれぞれに対して平行に配置された階段状の案内台52a、52bと、仕切溝51a、51bの長手方向に沿ってスライドさせることによって着脱可能な平板状の仕切板53(仕切手段)とを備えている。
第1の案内溝14(14a、14b)と案内台52(52a、52b)との図中上下方向に関する距離は、前記第1実施形態の半導体装置製造用治具10Aにおける第1の案内溝14と第2の案内溝15との図中上下方向に関する間隔よりも大きく設定されている。また、下部半導体パッケージ73が第1の案内溝14に沿って挿入空間11に挿入され、かつ、上部半導体パッケージ74が案内台52に沿って挿入空間11に挿入された際、仕切板53は挿入空間11を下部半導体パッケージ73が挿入された空間と上部半導体パッケージ74が挿入された空間に仕切るが、ランド75および半田ボール76が仕切板53に接触しないように仕切溝51(51a、51b)の位置は第1の案内溝14および案内台52に対して設定されている。なお、半導体装置製造用治具10Bが第1の度当たり板17および第2の度当たり板18相当の度当たり板を有していてもよいことは言うまでもない。
次に、半導体装置製造用治具10Bを用いた半導体装置の製造方法について説明する。
まず、半導体装置製造用治具10Bを貫通孔12が図中上方を向くように配置する。その後、仕切溝51に仕切板53が遊嵌された状態で、上部半導体パッケージ74を案内台52(第2の案内溝15)に沿って挿入空間11内に挿入し、ランド75が配置された面にフラックスが予め塗布された下部半導体パッケージ73を第1の案内溝14に沿って挿入空間11内に挿入する。このとき、上部半導体パッケージ74は、半田ボール76が配置された面が、図中上方を向くように挿入し、上部半導体パッケージ74は、フラックスが塗布された面が、図中下方(ランド75が設けられた面を図中上方)を向くように挿入する。これにより、挿入空間11内において半田ボール76とランド75とは互いに対向する(図9(a))。
次いで、半導体装置製造用治具10Bを図中上下方向に関して反転させる。このとき、突状部16(16a、16b)は、仕切板53よりも下部半導体パッケージ73側に設けられているため、上部半導体パッケージ74は図中下方に移動し、仕切板53に当接して停止する(図9(b))。その後、仕切板53をスライドさせて挿入空間11から抜き去ることにより、上部半導体パッケージ74はさらに図中下方に移動して半田ボール76が対応するランド75に接触する(図9(c))。このときの上部半導体パッケージ74の図中下方に関する移動距離は小さいので、半田ボール76はランド75に柔らかに接触する。
以上のように、半導体装置製造用治具10Bでは、第1の案内溝14と案内台52との間に平板状の仕切板53を有するので、上部半導体パッケージ74の挿入空間11への挿入時における不用意な下部半導体パッケージ73と上部半導体パッケージ74との接触を防止し、さらに、半導体装置製造用治具10Bを上下反転させた際、上部半導体パッケージ74の半田ボール76が下部半導体パッケージ73のランド75に勢いよく衝突して半田ボール76が対応するランド75からずれるのを防止できる。その結果、製造される半導体装置70の歩留りが向上するとともに、最終的に得られる半導体装置70の信頼性を特に優れたものとすることができる。
その後、押圧治具40を使用して、上部半導体パッケージ74を所定の荷重で押圧する(図10(d)参照)。すなわち、押圧治具40を使用して、上部半導体パッケージ74を介して下部半導体パッケージ73に所定の荷重の負荷を加える。次に、このように上部半導体パッケージ74を押圧した状態で、リフロー炉内へ半導体装置製造用治具10Bを搬送し、上部半導体パッケージ74および下部半導体パッケージ73をリフローによって接合させる。
そして、半導体装置製造用治具10Bをリフロー炉内から取り出し、押圧治具40による押圧を解除した後、半導体装置製造用治具10Bから、リフローによって上部半導体パッケージ74が接合された下部半導体パッケージ73、すなわち、半導体装置70を取り出す(図10(e)参照)。
以下、本発明の第3実施形態に係る半導体装置製造用治具について説明するが、前記第1、第2実施形態との相違点を中心に説明し、同様の事項については、その説明を省略する。
図11は、本発明の第3実施形態に係る半導体装置製造用治具の一例を示す斜視図であり、図12は、図11における線II−IIに沿う断面図であり、図13は、図11、図12に示す半導体装置製造用治具を用いた製造方法での一工程を示す断面図であり、図14は、図11、図12に示す半導体装置製造用治具を用いて製造される半導体装置の構成の一例を示す断面図である。図11、図13中の上側を「上」、下側を「下」と言う。
図11、図12に示すように、本実施形態の半導体装置製造用治具10Cは、上部半導体パッケージ74’を遊嵌する(第1の方向に移動可能に支持する)第1の案内溝14a、14bが、それぞれ2つずつ設けられており、図中の左右方向に、上部半導体パッケージ74’を並列して配置することができるように構成されている。これにより、図14に示すような1個の下部半導体パッケージ73’’上に複数個の上部半導体パッケージ74’が搭載(接合)された半導体装置70’を好適に製造することができる。
また、半導体装置製造用治具10Cでは、下側に(貫通孔12が形成されている壁面の内面に)、突状部54が設けられている。これにより、上部半導体パッケージ74’の押圧時や、下部半導体パッケージ73’’と上部半導体パッケージ74’との接合時(リフロー時)等に、下部半導体パッケージ73’’(特に、面積の大きい下部半導体パッケージ73’’)に反り等が生じるのをより効果的に防止することができる(図13参照)。
また、半導体装置製造用治具10Cでは、案内溝(第1の案内溝14、第2の案内溝15)の長手方向に関する一端(後端)において、第1の案内溝14aから第1の案内溝14bにわたって配置された第1の度当たり板17と、上記長手方向に関する一端(後端)から所定の距離だけ他端(前端)側にずれた位置において第2の案内溝15aから第2の案内溝15bにわたって配置された第2の度当たり板(規制手段)18とを備えている。すなわち、本実施形態では、案内溝(第1の案内溝14、第2の案内溝15)の長手方向に関して異なる部位に、第1の度当たり板17と第2の度当たり板18とが設けられている。これにより、例えば、下部半導体パッケージ73’’の第2の辺732b(第1の度当たり板17に突き当たる側の縁部)からランド75までの長さと、上部半導体パッケージ74’の縁部(第2の度当たり板18に突き当たる側の縁部)から半田ボール76までの長さとが異なる場合であっても、下部半導体パッケージ73’’と上部半導体パッケージ74’との相対位置を好適に規制することができる。
半導体装置製造用治具10Cは、例えば、前述した実施形態と同様にして用いることができる。
以上、本発明の半導体装置製造用治具、半導体装置製造方法および半導体装置について、図示の実施形態に基づいて説明したが、本発明はこれらに限定されるものではない。
例えば、上述した実施形態では、挿入空間へ上部半導体パッケージを挿入した後に下部半導体パッケージを挿入するものとして説明したが、先に下部半導体パッケージを挿入してもよいし、上部半導体パッケージと下部半導体パッケージとを同時に挿入してもよい。
また、前述した実施形態では、押圧治具は上部半導体パッケージを押圧するものとして説明したが、押圧治具の配置を変更して下部半導体パッケージを押圧してもよく、または、2つ以上の押圧治具を使用して下部半導体パッケージおよび上部半導体パッケージのそれぞれを押圧してもよい。
また、前述した実施形態では、半導体装置製造用治具を反転させて上部半導体パッケージを下部半導体パッケージに接触させるものとして説明したが、半導体装置製造用治具を反転させることなく、例えば、貫通孔を半導体装置製造用治具の下方に配置し、第1の案内溝の溝幅に余裕を持たせ、下部半導体パッケージを下方から押上げて上部半導体パッケージに接触させてもよい。
本発明の第1実施形態に係る半導体装置製造用治具の一例を示す斜視図である。 図1における線I−Iに沿う断面図である。 半導体部品搭載用基板(下部半導体パッケージ)の構成の一例を示す図であり、図3(a)は、半導体部品搭載用基板(下部半導体パッケージ)の断面図、図3(b)は、半導体部品搭載用基板(下部半導体パッケージ)の平面図を示す。 半導体部品(上部半導体パッケージ)の構成の一例を示す図であり、図4(a)は、半導体部品(上部半導体パッケージ)の断面図、図4(b)は、半導体部品(上部半導体パッケージ)の平面図を示す。 本発明の半導体装置の構成の一例を示す断面図である。 図1ないし図3に示す半導体装置製造用治具を用いた半導体装置製造方法の一例を示す図である。 半導体部品搭載用基板(下部半導体パッケージ)の構成の他の一例を示す平面図である。 本発明の第2実施形態に係る半導体装置製造用治具の一例を示す斜視図である。 図8に示す半導体装置製造用治具を用いた半導体装置製造方法の一例を示す図である。 図8に示す半導体装置製造用治具を用いた半導体装置製造方法の一例を示す図である。 本発明の第3実施形態に係る半導体装置製造用治具の一例を示す斜視図である。 図11における線II−IIに沿う断面図である。 図11、図12に示す半導体装置製造用治具を用いた製造方法での一工程を示す断面図である。 図11、図12に示す半導体装置製造用治具を用いて製造される半導体装置の構成の一例を示す断面図である。
符号の説明
10A、10B、10C……半導体装置製造用治具 11……挿入空間 12……貫通孔 13……貫通溝 14、14a、14b……第1の案内溝 15、15a、15b……第2の案内溝 16、16a、16b……突状部 17……第1の度当たり板 18……第2の度当たり板 40……押圧治具 41……押圧棒 42……ナット 51、51a、51b……仕切溝 52、52a、52b……案内台 53……仕切板 54……突状部 70、70’……半導体装置 71……基板 72……ドライバIC 73、73’、73’’……下部半導体パッケージ 731a、731b……第1の辺 732a、732b……第2の辺 74、74’……上部半導体パッケージ 741……上部半導体パッケージ本体 75……ランド 76……半田ボール

Claims (15)

  1. 第1の方向に延在する第1の辺と、前記第1の辺に略直交する第2の方向に延在する第2の辺とを有する、略長方形状の板状の半導体部品搭載用基板と、板状の半導体部品とを接合してなる半導体装置の製造に用いる半導体装置製造用治具であって、
    前記半導体部品搭載用基板の前記第1の辺を前記第1の方向に移動可能に支持し、かつ前記第2の方向に関する前記半導体部品搭載用基板の移動を規制する第1の案内手段と、前記半導体部品の縁部を遊嵌し、かつ前記第2の方向に関する前記半導体部品の移動を規制する第2の案内手段とから選択される少なくとも一方を備えることを特徴とする半導体装置製造用治具。
  2. 前記第2の案内手段は、前記半導体部品の前記半導体部品搭載用基板に対する前記第1の方向への相対的な移動を規制する規制手段を有するものである請求項1に記載の半導体装置製造用治具。
  3. 前記第1の案内手段および前記第2の案内手段は溝である請求項1または2に記載の半導体装置製造用治具。
  4. 前記第2の案内手段の溝幅は前記半導体部品の厚みより大きい請求項3に記載の半導体装置製造用治具。
  5. 前記半導体部品搭載用基板および前記半導体部品が、それぞれ、前記第1の案内手段および前記第2の案内手段に遊嵌された状態において、
    前記第1の案内手段の溝幅と、前記半導体部品搭載用基板の前記第1の案内手段により遊嵌される部位の厚さとの差が、前記第2の案内手段の溝幅と前記半導体部品の前記第2の案内手段により遊嵌される部位の厚さとの差より小さい請求項3または4に記載の半導体装置製造用治具。
  6. 筐体状を呈する請求項1ないし5のいずれかに記載の半導体装置製造用治具。
  7. 前記半導体部品搭載用基板と前記半導体部品との上下が反転可能である請求項1ないし6のいずれかに記載の半導体製造用治具。
  8. 前記半導体部品搭載用基板は複数の前記半導体部品を搭載するフレーム状を呈し、前記半導体部品は個片化されている請求項1ないし7のいずれかに記載の半導体装置製造用治具。
  9. 前記半導体部品搭載用基板上には複数個の前記半導体部品が複数列状に搭載される請求項8に記載の半導体装置製造用治具。
  10. 前記半導体部品搭載用基板と前記半導体部品とを接近させるように、前記半導体部品搭載用基板および/または前記半導体部品を押圧する押圧手段を有する請求項1ないし9のいずれかに記載の半導体装置製造用治具。
  11. 前記第1の案内手段と前記第2の案内手段との間に配設される板状の仕切手段を有する請求項1ないし10のいずれかに記載の半導体装置製造用治具。
  12. 請求項1ないし11のいずれかに記載の半導体装置製造用治具を用いることを特徴とする半導体装置製造方法。
  13. 第1の方向に延在する第1の辺と、前記第1の辺に略直交する第2の方向に延在する第2の辺とを有する、略長方形状の板状の半導体部品搭載用基板と、板状の半導体部品とを接合してなる半導体装置を製造する方法であって、
    前記第2の方向に関する前記半導体部品搭載用基板の移動を規制しつつ、前記半導体部品搭載用基板の前記第1の辺に対応する縁部を遊嵌する第1の案内工程と、
    前記第2の方向に関する前記半導体部品の移動を規制しつつ、前記半導体部品の縁部を遊嵌する第2の案内工程と、
    前記半導体部品を前記半導体部品の厚み方向に関して所定の距離だけ移動させて前記半導体部品と前記半導体部品搭載用基板とをろう材を介して接触させる移動工程と、
    前記半導体部品と前記半導体部品搭載用基板とを互いに前記ろう材を介して接触させたまま加熱する加熱工程とを有することを特徴とする半導体装置製造方法。
  14. 請求項1ないし11のいずれかに記載の半導体装置製造用治具を用いて製造されたことを特徴とする半導体装置。
  15. 請求項12または13に記載の方法により製造されたことを特徴とする半導体装置。
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