JP2005086169A - 半導体装置製造用治具、半導体装置製造方法および半導体装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 半導体装置製造用治具10Aは直方体状の筐体であり、その内部に半導体パッケージ用の挿入空間11と、該挿入空間11に対向する両側面において、筐体の長手方向に沿って配置された第1の案内溝14a、14bと、該第1の案内溝14a、14bのそれぞれに対して平行に配置された第2の案内溝15a、15bとを備えている。第2の案内溝15は、上部半導体パッケージ(半導体部品)の縁部を遊嵌し、かつ上部半導体パッケージの横方向の移動を規制する。また、第1の案内溝14は、下部半導体パッケージ(半導体部品搭載用基板)の縁部を遊嵌し、かつ下部半導体パッケージの横方向の移動を規制する。
【選択図】 図1
Description
このような処理は、従来、特許文献1に記載されているような方法により行われていた。
すなわち、マウンタを用いて、基板(半導体部品搭載用基板)上に、半導体チップ(半導体部品)を搭載し、その後、半導体チップが搭載された基板を、リフロー炉内を搬送させつつ、基板の端子部分に設けられた半田を溶融・凝固させるにより、半導体チップと基板とを接合することにより、半導体装置を製造していた。しかしながら、このような方法では、基板上に半導体チップが載置された後、リフロー炉まで搬送される際に、振動等により半導体チップの位置のずれが発生することがあった。また、通常、基板は長板状のフレームであるが、このような場合、半導体チップと基板とを接合する際に、半田を溶融させる熱エネルギーに比べて、非常に大きな熱エネルギーを基板および半導体チップに与えることが多かった。すなわち、基板が長板形状のものであると、リフロー炉を通過するのに要する時間が長くなり、結果として、基板および半導体チップが受ける熱エネルギー(熱履歴)が必要以上に大きくなり、基板に反り等を生じ易く、また、半導体チップ等にも悪影響を及ぼす可能性があった。
また、近年、携帯電話等の電子機器における高機能化の傾向は益々強くなる傾向にある。この傾向に伴って電子機器に搭載されるLSI等の半導体装置に求められる機能も高くなる傾向にあるが、半導体装置に求められる機能の全てを1チップ化することは、半導体装置の開発期間の長期化および開発コストの増加等を招くため問題である。そこで、これらの問題を解決するため、異なる種類のLSI等の半導体パッケージ同士を積層して一体化したモジュール構造を有する半導体装置が用いられるが、このようなモジュール構造を有する半導体装置の製造においても、上記と同様な問題点を有していた。
本発明の半導体装置製造用治具は、第1の方向に延在する第1の辺と、前記第1の辺に略直交する第2の方向に延在する第2の辺とを有する、略長方形状の板状の半導体部品搭載用基板と、板状の半導体部品とを接合してなる半導体装置の製造に用いる半導体装置製造用治具であって、
前記半導体部品搭載用基板の前記第1の辺を前記第1の方向に移動可能に支持し、かつ前記第2の方向に関する前記半導体部品搭載用基板の移動を規制する第1の案内手段と、前記半導体部品の縁部を遊嵌し、かつ前記第2の方向に関する前記半導体部品の移動を規制する第2の案内手段とから選択される少なくとも一方を備えることを特徴とする。
これにより、半導体装置の製造において接合不良の発生を防止できるとともにコストを抑制できる半導体装置製造用治具を提供することができる。
これにより、半導体部品搭載用基板と半導体部品との位置合わせを容易かつ確実に行うことができ、得られる半導体装置の信頼性は特に優れたものとなる。
これにより、半導体部品搭載用基板および半導体部品をスライドさせて半導体装置製造用治具に容易に挿入することができる。その結果、半導体部品搭載用基板と半導体部品との位置合わせ、接合等をさらに効率よく行うことができ、半導体装置の生産性をさらに高めることができる。
これにより、半導体部品の厚み方向に関する自由な移動を確保することができ、半導体装置製造用治具を上下反転させること等により、容易かつ確実に半導体部品を半導体部品搭載用基板に接触させることができる。その結果、半導体部品搭載用基板と半導体部品との位置合わせ、接合等をさらに効率よく行うことができ、半導体装置の生産性をさらに高めることができる。
前記第1の案内手段の溝幅と、前記半導体部品搭載用基板の前記第1の案内手段により遊嵌される部位の厚さとの差が、前記第2の案内手段の溝幅と前記半導体部品の前記第2の案内手段により遊嵌される部位の厚さとの差より小さいことが好ましい。
これにより、容易かつ確実に半導体部品を半導体部品搭載用基板に接触させることができる。その結果、半導体部品搭載用基板と半導体部品との位置合わせ、接合等をさらに効率よく行うことができ、半導体装置の生産性をさらに高めることができる。
これにより、半導体装置製造用治具の取り扱いが容易になり、結果として、半導体部品搭載用基板と半導体部品との位置合わせ、接合等をさらに効率よく行うことができ、半導体装置の生産性をさらに高めることができる。
本発明の半導体装置製造用治具では、前記半導体部品搭載用基板と前記半導体部品との上下が反転可能であることが好ましい。
これにより、半導体装置製造用治具を上下反転させること等により、容易かつ確実に半導体部品を半導体部品搭載用基板に接触させることができる。その結果、半導体部品搭載用基板と半導体部品との位置合わせ、接合等をさらに効率よく行うことができ、半導体装置の生産性をさらに高めることができる。
これにより、半導体部品搭載用基板を切り分けることにより、容易に個片化された複数個の半導体装置を得ることができる。
本発明の半導体装置製造用治具では、前記半導体部品搭載用基板上には複数個の前記半導体部品が複数列状に搭載されることが好ましい。
これにより、少ない工程数で多量の半導体装置を効率よく製造することができる。
これにより、高温雰囲気による半導体部品搭載用基板の反り等の発生を、より効果的に防止することができ、結果として、半導体装置における半導体部品と半導体部品搭載用基板との接合の信頼性をさらに高めることができる。
これにより、半導体部品の半導体装置製造用治具への挿入時における、半導体部品搭載用基板と半導体部品との不用意な接触をより効果的に防止することができ、さらに、半導体装置製造用治具を上下反転させた際等に、半導体部品が半導体部品搭載用基板に衝突して半導体部品の半導体部品搭載用基板に対する相対位置がずれるのを効果的に防止することができる。
これにより、接合不良の発生を防止できるとともにコストを抑制できる半導体装置製造方法を提供することができる。
本発明の半導体装置製造方法は、第1の方向に延在する第1の辺と、前記第1の辺に略直交する第2の方向に延在する第2の辺とを有する、略長方形状の板状の半導体部品搭載用基板と、板状の半導体部品とを接合してなる半導体装置を製造する方法であって、
前記第2の方向に関する前記半導体部品搭載用基板の移動を規制しつつ、前記半導体部品搭載用基板の前記第1の辺に対応する縁部を遊嵌する第1の案内工程と、
前記第2の方向に関する前記半導体部品の移動を規制しつつ、前記半導体部品の縁部を遊嵌する第2の案内工程と、
前記半導体部品を前記半導体部品の厚み方向に関して所定の距離だけ移動させて前記半導体部品と前記半導体部品搭載用基板とをろう材を介して接触させる移動工程と、
前記半導体部品と前記半導体部品搭載用基板とを互いに前記ろう材を介して接触させたまま加熱する加熱工程とを有することを特徴とする。
これにより、接合不良の発生を防止できるとともにコストを抑制できる半導体装置製造方法を提供することができる。
これにより、接合不良の発生等を生じ難い、信頼性の高い半導体装置を提供することができる。
本発明の半導体装置は、本発明の方法により製造されたことを特徴とする。
これにより、接合不良の発生等を生じ難い、信頼性の高い半導体装置を提供することができる。
また、半導体部品搭載用基板および該半導体部品搭載用基板に搭載された半導体部品を搬送する際、振動等による半導体部品のずれの発生を防止することができ、また、マウンタや構成が複雑な半導体装置製造用治具の必要性を排除することができ、これにより、半導体装置における接合不良の発生を防止できるとともに半導体装置の製造工程におけるコストを抑制できる。
まず、本発明の第1実施形態に係る半導体装置および半導体装置製造用治具について説明する。
図1は、本発明の第1実施形態に係る半導体装置製造用治具の一例を示す斜視図であり、図2は、図1における線I−Iに沿う断面図であり、図3は、半導体部品搭載用基板(下部半導体パッケージ)の構成の一例を示す図であり、図3(a)は、半導体部品搭載用基板(下部半導体パッケージ)の断面図、図3(b)は、半導体部品搭載用基板(下部半導体パッケージ)の平面図を示し、図4は、半導体部品(上部半導体パッケージ)の構成の一例を示す図であり、図4(a)は、半導体部品(上部半導体パッケージ)の断面図、図4(b)は、半導体部品(上部半導体パッケージ)の平面図を示し、図5は、本発明の半導体装置の構成の一例を示す断面図である。
下部半導体パッケージ(半導体部品搭載用基板)73は、板状の基板71と、ACF(Anisotropic Conductive Film、異方性導電膜)を用いて実装されたドライバIC72と、端子である複数個のランド75とを有している(図3参照)。
ランド75は、後述する上部半導体パッケージ(半導体部品)74の半田ボール76に対応するパターンで設けられている。
ランド75は、それぞれ、ほぼ等しい厚さ(高さ)に設定されており、その厚さ(平均)は、特に限定されないが、例えば、5〜30μm程度とされる。また、ランド75の横断面積も、特に限定されず、例えば、5×10−3〜5×10−2mm2程度とされる。
このような下部半導体パッケージ(半導体部品搭載用基板)73は、全体として略長方形状のフレーム状を成しており、第1の方向に延在する第1の辺731a、731bと、前記第1の辺731a、731bに略直交する第2の方向に延在する第2の辺732a、732bとを有している。
半田ボール76の構成材料は、特に限定されないが、ろう材を主とするものであるのが好ましい。ろう材は、比較的低温で溶融するとともに、導電性に優れ、また、入手も容易である。ろう材としては、例えば、Pb−Sn系半田等のPb含有半田や、Sn−Ag−Cu系半田、Sn−Zn系半田、Sn−Cu系半田、Sn−Bi系半田等のような、実質的にPbを含まない鉛フリー半田(Pb不含半田)、銀ろう、銅ろう、リン銅ろう、黄銅ろう、アルミろう、ニッケルろう等が挙げられ、これらのうちの1種または2種以上を組み合わせて用いることができるが、中でも、Pb含有半田、鉛フリー半田(Pb不含半田)等の半田が好ましい。特に、鉛フリー半田(Pb不含半田)は、接合強度と環境に対する影響との両立の観点から、特に有利である。
また、印刷法を用いる場合、半田ボール76は、例えば、貫通孔を有するマスクを用いて、スキージで溶融状態の半田ボール76の構成材料を掃くことにより、貫通孔を介して上部半導体パッケージ74の上面に供給して形成することができる。なお、このマスクには、ランド75を無電解メッキ法により形成する際のレジストパターンを用いることもできる。
図1、図2に示す半導体装置製造用治具10Aは略直方体状の筐体であり、その内部に半導体パッケージ用の(半導体部品および半導体部品搭載用基板を挿入するための)挿入空間11を有し、該挿入空間11は長手方向に関する両端(前後端)面において開口する。挿入空間11は、半導体装置製造用治具10Aにおける図中下面に配置された複数の貫通孔12によって半導体装置製造用治具10Aの外部と連通するとともに、半導体装置製造用治具10Aにおける図中上面に配置された上記長手方向に沿う貫通溝13によって半導体装置製造用治具10Aの外部と連通する。
貫通孔12および貫通溝13は、例えば、半導体装置製造用治具10Aの周囲の雰囲気が高温になった際(例えば、半導体装置製造用治具10Aがリフロー炉内へ搬入された際)、高温雰囲気を挿入空間11へ効率よく導くので、挿入空間11内へ挿入された下部半導体パッケージ73や上部半導体パッケージ74の加熱効率を高めることができる。
さらに、上述したように第1の案内溝14および第2の案内溝15は互いに平行に配置されているので、第1の案内溝14(14a、14b)および第2の案内溝15(15a、15b)は、下部半導体パッケージ73および上部半導体パッケージ74の相対的な移動を規制する。
図6は、図1、図2に示す半導体装置製造用治具を用いた半導体装置製造方法の一例を示す図であり、図7は、半導体部品搭載用基板(下部半導体パッケージ)の構成の他の一例を示す平面図である。なお、以下の説明では、図6中の上側を「上」、下側を「下」と言う。
そして、半導体装置製造用治具10Aをリフロー炉内から取り出し、押圧治具40による押圧を解除した後、半導体装置製造用治具10Aから、リフローによって上部半導体パッケージ74が接合された下部半導体パッケージ73、すなわち、半導体装置70を取り出す(図6(d)参照)。
図8は、本発明の第2実施形態に係る半導体装置製造用治具の一例を示す斜視図であり、図9、図10は、図8に示す半導体装置製造用治具を用いた半導体装置製造方法の一例を示す図である。なお、以下の説明では、図8ないし図10中の上側を「上」、下側を「下」と言う。
図8に示すように、半導体装置製造用治具10Bは、挿入空間11に対向する両側面において、上記長手方向に沿って配置された第1の案内溝14a、14b、第2の案内溝15a、15b、突状部16a、16bの他に、第2の案内溝(第2の案内手段)15a、15b内に、第1の案内溝14a、14bのそれぞれに対して平行に配置するように形成された仕切溝51a、51bと、第1の案内溝14a、14bのそれぞれに対して平行に配置された階段状の案内台52a、52bと、仕切溝51a、51bの長手方向に沿ってスライドさせることによって着脱可能な平板状の仕切板53(仕切手段)とを備えている。
まず、半導体装置製造用治具10Bを貫通孔12が図中上方を向くように配置する。その後、仕切溝51に仕切板53が遊嵌された状態で、上部半導体パッケージ74を案内台52(第2の案内溝15)に沿って挿入空間11内に挿入し、ランド75が配置された面にフラックスが予め塗布された下部半導体パッケージ73を第1の案内溝14に沿って挿入空間11内に挿入する。このとき、上部半導体パッケージ74は、半田ボール76が配置された面が、図中上方を向くように挿入し、上部半導体パッケージ74は、フラックスが塗布された面が、図中下方(ランド75が設けられた面を図中上方)を向くように挿入する。これにより、挿入空間11内において半田ボール76とランド75とは互いに対向する(図9(a))。
そして、半導体装置製造用治具10Bをリフロー炉内から取り出し、押圧治具40による押圧を解除した後、半導体装置製造用治具10Bから、リフローによって上部半導体パッケージ74が接合された下部半導体パッケージ73、すなわち、半導体装置70を取り出す(図10(e)参照)。
図11は、本発明の第3実施形態に係る半導体装置製造用治具の一例を示す斜視図であり、図12は、図11における線II−IIに沿う断面図であり、図13は、図11、図12に示す半導体装置製造用治具を用いた製造方法での一工程を示す断面図であり、図14は、図11、図12に示す半導体装置製造用治具を用いて製造される半導体装置の構成の一例を示す断面図である。図11、図13中の上側を「上」、下側を「下」と言う。
半導体装置製造用治具10Cは、例えば、前述した実施形態と同様にして用いることができる。
例えば、上述した実施形態では、挿入空間へ上部半導体パッケージを挿入した後に下部半導体パッケージを挿入するものとして説明したが、先に下部半導体パッケージを挿入してもよいし、上部半導体パッケージと下部半導体パッケージとを同時に挿入してもよい。
また、前述した実施形態では、半導体装置製造用治具を反転させて上部半導体パッケージを下部半導体パッケージに接触させるものとして説明したが、半導体装置製造用治具を反転させることなく、例えば、貫通孔を半導体装置製造用治具の下方に配置し、第1の案内溝の溝幅に余裕を持たせ、下部半導体パッケージを下方から押上げて上部半導体パッケージに接触させてもよい。
Claims (15)
- 第1の方向に延在する第1の辺と、前記第1の辺に略直交する第2の方向に延在する第2の辺とを有する、略長方形状の板状の半導体部品搭載用基板と、板状の半導体部品とを接合してなる半導体装置の製造に用いる半導体装置製造用治具であって、
前記半導体部品搭載用基板の前記第1の辺を前記第1の方向に移動可能に支持し、かつ前記第2の方向に関する前記半導体部品搭載用基板の移動を規制する第1の案内手段と、前記半導体部品の縁部を遊嵌し、かつ前記第2の方向に関する前記半導体部品の移動を規制する第2の案内手段とから選択される少なくとも一方を備えることを特徴とする半導体装置製造用治具。 - 前記第2の案内手段は、前記半導体部品の前記半導体部品搭載用基板に対する前記第1の方向への相対的な移動を規制する規制手段を有するものである請求項1に記載の半導体装置製造用治具。
- 前記第1の案内手段および前記第2の案内手段は溝である請求項1または2に記載の半導体装置製造用治具。
- 前記第2の案内手段の溝幅は前記半導体部品の厚みより大きい請求項3に記載の半導体装置製造用治具。
- 前記半導体部品搭載用基板および前記半導体部品が、それぞれ、前記第1の案内手段および前記第2の案内手段に遊嵌された状態において、
前記第1の案内手段の溝幅と、前記半導体部品搭載用基板の前記第1の案内手段により遊嵌される部位の厚さとの差が、前記第2の案内手段の溝幅と前記半導体部品の前記第2の案内手段により遊嵌される部位の厚さとの差より小さい請求項3または4に記載の半導体装置製造用治具。 - 筐体状を呈する請求項1ないし5のいずれかに記載の半導体装置製造用治具。
- 前記半導体部品搭載用基板と前記半導体部品との上下が反転可能である請求項1ないし6のいずれかに記載の半導体製造用治具。
- 前記半導体部品搭載用基板は複数の前記半導体部品を搭載するフレーム状を呈し、前記半導体部品は個片化されている請求項1ないし7のいずれかに記載の半導体装置製造用治具。
- 前記半導体部品搭載用基板上には複数個の前記半導体部品が複数列状に搭載される請求項8に記載の半導体装置製造用治具。
- 前記半導体部品搭載用基板と前記半導体部品とを接近させるように、前記半導体部品搭載用基板および/または前記半導体部品を押圧する押圧手段を有する請求項1ないし9のいずれかに記載の半導体装置製造用治具。
- 前記第1の案内手段と前記第2の案内手段との間に配設される板状の仕切手段を有する請求項1ないし10のいずれかに記載の半導体装置製造用治具。
- 請求項1ないし11のいずれかに記載の半導体装置製造用治具を用いることを特徴とする半導体装置製造方法。
- 第1の方向に延在する第1の辺と、前記第1の辺に略直交する第2の方向に延在する第2の辺とを有する、略長方形状の板状の半導体部品搭載用基板と、板状の半導体部品とを接合してなる半導体装置を製造する方法であって、
前記第2の方向に関する前記半導体部品搭載用基板の移動を規制しつつ、前記半導体部品搭載用基板の前記第1の辺に対応する縁部を遊嵌する第1の案内工程と、
前記第2の方向に関する前記半導体部品の移動を規制しつつ、前記半導体部品の縁部を遊嵌する第2の案内工程と、
前記半導体部品を前記半導体部品の厚み方向に関して所定の距離だけ移動させて前記半導体部品と前記半導体部品搭載用基板とをろう材を介して接触させる移動工程と、
前記半導体部品と前記半導体部品搭載用基板とを互いに前記ろう材を介して接触させたまま加熱する加熱工程とを有することを特徴とする半導体装置製造方法。 - 請求項1ないし11のいずれかに記載の半導体装置製造用治具を用いて製造されたことを特徴とする半導体装置。
- 請求項12または13に記載の方法により製造されたことを特徴とする半導体装置。
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