JP2005084652A - 画像取込機能付き投影装置および投影制御プログラム、並びに投影制御方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】 スクリーンの描画画像を鮮明に取り込むとともに取込画像の利用の自由度を向上するのに好適な画像取込機能付き投影装置を提供する。
【解決手段】 プロジェクタ100は、スクリーン200に投影画像を投影する投影部120と、スクリーン200に描画された描画画像を取り込む画像取込部122とを備え、描画画像の取込時に投影部120の投影光量を減衰させるようになっている。
【選択図】 図1
【解決手段】 プロジェクタ100は、スクリーン200に投影画像を投影する投影部120と、スクリーン200に描画された描画画像を取り込む画像取込部122とを備え、描画画像の取込時に投影部120の投影光量を減衰させるようになっている。
【選択図】 図1
Description
本発明は、スクリーンに投影画像を投影するとともにスクリーンの描画画像を取り込む装置およびプログラム、並びに方法に係り、特に、スクリーンの描画画像を鮮明に取り込むとともに取込画像の利用の自由度を向上するのに好適な画像取込機能付き投影装置および投影制御プログラム、並びに投影制御方法に関する。
近年、プレゼンテーションを行うのに画像取込機能付きプロジェクタが利用されている。画像取込機能付きプロジェクタは、ホワイトボード(登録商標)等の投影および描画可能なスクリーンに投影画像を投影するとともに、スクリーンに手書きで描画を行った内容を取り込むことができる。
従来、画像取込機能付きプロジェクタとしては、例えば、特許文献1に開示されている投影像記憶システム、および特許文献2に開示されている画像入出力装置があった。
従来、画像取込機能付きプロジェクタとしては、例えば、特許文献1に開示されている投影像記憶システム、および特許文献2に開示されている画像入出力装置があった。
特許文献1記載の発明は、投影画像を外部カメラで撮像し、外部カメラの映像出力信号はケーブルにてマルチメディアプロジェクタのビデオ信号入力端子に接続し、マルチメディアプロジェクタ内の画像メモリに記録する。記録映像は投影と紙への印字を可能にする。
特許文献2記載の発明は、レンズシステムを介して、変調された光束をスクリーンに投射する画像出力部と、レンズシステムを介してスクリーンに表示されている画像情報を取得する画像入力部とを有する。
特開2001−312001号公報
特開2003−44839号公報
特許文献2記載の発明は、レンズシステムを介して、変調された光束をスクリーンに投射する画像出力部と、レンズシステムを介してスクリーンに表示されている画像情報を取得する画像入力部とを有する。
このように、特許文献1および2記載の発明にあってはいずれも、プロジェクタの投影画像と、スクリーンの描画画像の両方を1つの画像として取り込むようになっている。したがって、投影画像が明るいときは、描画画像が見えづらくなり、取込画像のうち描画画像の部分が不鮮明になる可能性があるという問題があった。
また、取込画像から投影画像と描画画像を分離することが難しいため、取込画像を利用する場合の自由度が低いという問題もあった。
また、取込画像から投影画像と描画画像を分離することが難しいため、取込画像を利用する場合の自由度が低いという問題もあった。
そこで、本発明は、このような従来の技術の有する未解決の課題に着目してなされたものであって、スクリーンの描画画像を鮮明に取り込むとともに取込画像の利用の自由度を向上するのに好適な画像取込機能付き投影装置および投影制御プログラム、並びに投影制御方法を提供することを目的としている。
〔発明1〕 上記目的を達成するために、発明1の画像取込機能付き投影装置は、
投影および描画可能なスクリーンに投影画像を投影する投影手段と、前記スクリーンに描画された描画画像を取り込む画像取込手段とを備える投影装置であって、
前記投影手段を制御する投影制御手段と、前記画像取込手段を制御する画像取込制御手段とを備え、
前記投影制御手段は、前記画像取込制御手段が前記描画画像を取り込むのに同期してその取込時に、前記投影手段の投影光量を減衰させまたは前記投影手段による投影を停止させるようになっていることを特徴とする。
投影および描画可能なスクリーンに投影画像を投影する投影手段と、前記スクリーンに描画された描画画像を取り込む画像取込手段とを備える投影装置であって、
前記投影手段を制御する投影制御手段と、前記画像取込手段を制御する画像取込制御手段とを備え、
前記投影制御手段は、前記画像取込制御手段が前記描画画像を取り込むのに同期してその取込時に、前記投影手段の投影光量を減衰させまたは前記投影手段による投影を停止させるようになっていることを特徴とする。
このような構成であれば、本発明に係る画像取込機能付き投影装置をスクリーンに向けて設置すると、投影制御手段により、投影手段が制御されてスクリーンに投影画像が投影される。そして、例えば、投影画像に重畳させてスクリーンに描画を行うと、画像取込制御手段により、画像取込手段が制御されてスクリーンの描画画像が取り込まれる。このとき、投影制御手段により、画像取込制御手段が描画画像を取り込むのに同期してその取込時に、投影手段の投影光量が減衰しまたは投影手段による投影が停止する。
これにより、描画画像の取込時には、投影手段の投影光量が低減しまたは投影手段による投影が行われないので、従来に比して、描画画像を比較的鮮明に取り込むことができるという効果が得られる。
〔発明2〕 さらに、発明2の画像取込機能付き投影装置は、
投影および描画可能なスクリーンに投影画像を投影する投影手段を備え、前記スクリーンに描画された描画画像を取り込む画像取込手段を取付可能な投影装置であって、
前記投影手段を制御する投影制御手段と、前記画像取込手段が取り付けられたときに当該画像取込手段を制御する画像取込制御手段とを備え、
前記投影制御手段は、前記画像取込制御手段が前記描画画像を取り込むのに同期してその取込時に、前記投影手段の投影光量を減衰させまたは前記投影手段による投影を停止させるようになっていることを特徴とする。
〔発明2〕 さらに、発明2の画像取込機能付き投影装置は、
投影および描画可能なスクリーンに投影画像を投影する投影手段を備え、前記スクリーンに描画された描画画像を取り込む画像取込手段を取付可能な投影装置であって、
前記投影手段を制御する投影制御手段と、前記画像取込手段が取り付けられたときに当該画像取込手段を制御する画像取込制御手段とを備え、
前記投影制御手段は、前記画像取込制御手段が前記描画画像を取り込むのに同期してその取込時に、前記投影手段の投影光量を減衰させまたは前記投影手段による投影を停止させるようになっていることを特徴とする。
このような構成であれば、本発明に係る画像取込機能付き投影装置に画像取込手段を取り付け、本発明に係る画像取込機能付き投影装置をスクリーンに向けて設置すると、投影制御手段により、投影手段が制御されてスクリーンに投影画像が投影される。そして、例えば、投影画像に重畳させてスクリーンに描画を行うと、画像取込制御手段により、画像取込手段が制御されてスクリーンの描画画像が取り込まれる。このとき、投影制御手段により、画像取込制御手段が描画画像を取り込むのに同期してその取込時に、投影手段の投影光量が減衰しまたは投影手段による投影が停止する。
これにより、描画画像の取込時には、投影手段の投影光量が低減しまたは投影手段による投影が行われないので、従来に比して、描画画像を比較的鮮明に取り込むことができるという効果が得られる。
〔発明3〕 さらに、発明3の画像取込機能付き投影装置は、発明1および2のいずれかの画像取込機能付き投影装置において、
さらに、前記投影画像および前記描画画像を対応付ける画像対応付手段を備え、
前記画像対応付手段は、前記画像取込制御手段で取り込んだ描画画像と、前記投影制御手段で投影した投影画像であってその描画画像の取込時またはその前後に投影していたものとを対応付けるようになっていることを特徴とする。
〔発明3〕 さらに、発明3の画像取込機能付き投影装置は、発明1および2のいずれかの画像取込機能付き投影装置において、
さらに、前記投影画像および前記描画画像を対応付ける画像対応付手段を備え、
前記画像対応付手段は、前記画像取込制御手段で取り込んだ描画画像と、前記投影制御手段で投影した投影画像であってその描画画像の取込時またはその前後に投影していたものとを対応付けるようになっていることを特徴とする。
このような構成であれば、画像対応付手段により、取り込まれた描画画像と、その描画画像の取込時またはその前後に投影していた投影画像とが対応付けられる。
これにより、描画画像と投影画像の対応付けを参照すれば、描画画像と投影画像の合成およびその分離を比較的容易に行うことができるので、従来に比して、取込画像の利用の自由度を向上することができるという効果が得られる。
これにより、描画画像と投影画像の対応付けを参照すれば、描画画像と投影画像の合成およびその分離を比較的容易に行うことができるので、従来に比して、取込画像の利用の自由度を向上することができるという効果が得られる。
ここで、画像対応付手段は、描画画像と投影画像とを対応付けるようになっていればどのような構成であってもよく、例えば、描画画像の画像データと投影画像の画像データとを対応付けて記憶手段に記憶するようになっていてもよいし、画像データを記憶することなく、描画画像と投影画像の対応付けを示すリンク情報を生成するようになっていてもよい。以下、発明13の投影制御プログラムにおいて同じである。
〔発明4〕 さらに、発明4の画像取込機能付き投影装置は、発明3の画像取込機能付き投影装置において、
前記投影制御手段は、前記画像取込制御手段が前記描画画像を取り込むのに同期してその取込時またはその前後に投影していた投影画像の画像信号を取得するようになっており、
前記画像対応付手段は、前記画像取込制御手段で取り込んだ描画画像の画像データと、前記投影制御手段で取得した画像信号により構成される投影画像の画像データとを対応付けて記憶手段に記憶するようになっていることを特徴とする。
前記投影制御手段は、前記画像取込制御手段が前記描画画像を取り込むのに同期してその取込時またはその前後に投影していた投影画像の画像信号を取得するようになっており、
前記画像対応付手段は、前記画像取込制御手段で取り込んだ描画画像の画像データと、前記投影制御手段で取得した画像信号により構成される投影画像の画像データとを対応付けて記憶手段に記憶するようになっていることを特徴とする。
このような構成であれば、投影制御手段により、画像取込制御手段が描画画像を取り込むのに同期してその取込時またはその前後に投影していた投影画像の画像信号が取得される。そして、画像対応付手段により、取り込まれた描画画像の画像データと、取得された画像信号により構成される投影画像の画像データとが対応付けられて記憶手段に記憶される。
これにより、描画画像の画像データと、投影画像の画像データとが対応付けられて記憶されるので、描画画像と投影画像の合成およびその分離をさらに容易に行うことができる。したがって、取込画像の利用の自由度をさらに向上することができるという効果が得られる。
〔発明5〕 さらに、発明5の画像取込機能付き投影装置は、発明3の画像取込機能付き投影装置において、
前記投影制御手段は、投影データに基づいて前記投影手段により前記投影画像を投影し、前記画像取込制御手段が前記描画画像を取り込むのに同期してその取込時またはその前後に投影していた投影画像の画像データを前記投影データから取得するようになっており、
前記画像対応付手段は、前記画像取込制御手段で取り込んだ描画画像の画像データと、前記投影制御手段で取得した画像データとを対応付けて記憶手段に記憶するようになっていることを特徴とする。
〔発明5〕 さらに、発明5の画像取込機能付き投影装置は、発明3の画像取込機能付き投影装置において、
前記投影制御手段は、投影データに基づいて前記投影手段により前記投影画像を投影し、前記画像取込制御手段が前記描画画像を取り込むのに同期してその取込時またはその前後に投影していた投影画像の画像データを前記投影データから取得するようになっており、
前記画像対応付手段は、前記画像取込制御手段で取り込んだ描画画像の画像データと、前記投影制御手段で取得した画像データとを対応付けて記憶手段に記憶するようになっていることを特徴とする。
このような構成であれば、投影制御手段により、投影データに基づいて投影手段により投影画像が投影される。また、投影制御手段により、画像取込制御手段が描画画像を取り込むのに同期してその取込時またはその前後に投影していた投影画像の画像データが投影データから取得される。そして、画像対応付手段により、取り込まれた描画画像の画像データと、取得された画像データとが対応付けられて記憶手段に記憶される。
これにより、描画画像の画像データと、投影画像の画像データとが対応付けられて記憶されるので、描画画像と投影画像の合成およびその分離をさらに容易に行うことができる。したがって、取込画像の利用の自由度をさらに向上することができるという効果が得られる。
〔発明6〕 さらに、発明6の画像取込機能付き投影装置は、発明4および5のいずれかの画像取込機能付き投影装置において、
前記画像対応付手段は、前記描画画像と前記投影画像とを合成してその合成画像の画像データを前記記憶手段に記憶するようになっていることを特徴とする。
〔発明6〕 さらに、発明6の画像取込機能付き投影装置は、発明4および5のいずれかの画像取込機能付き投影装置において、
前記画像対応付手段は、前記描画画像と前記投影画像とを合成してその合成画像の画像データを前記記憶手段に記憶するようになっていることを特徴とする。
このような構成であれば、画像対応付手段により、描画画像と投影画像とが合成されてその合成画像の画像データが記憶手段に記憶される。
これにより、取込画像として描画画像と投影画像の合成画像を利用することができるので、取込画像の利用の自由度をさらに向上することができるという効果が得られる。
〔発明7〕 さらに、発明7の画像取込機能付き投影装置は、発明6の画像取込機能付き投影装置において、
前記画像対応付手段は、異なる複数の画像合成方法のうちいずれかの指定を入力し、指定された画像合成方法により前記描画画像と前記投影画像とを合成するようになっていることを特徴とする。
これにより、取込画像として描画画像と投影画像の合成画像を利用することができるので、取込画像の利用の自由度をさらに向上することができるという効果が得られる。
〔発明7〕 さらに、発明7の画像取込機能付き投影装置は、発明6の画像取込機能付き投影装置において、
前記画像対応付手段は、異なる複数の画像合成方法のうちいずれかの指定を入力し、指定された画像合成方法により前記描画画像と前記投影画像とを合成するようになっていることを特徴とする。
このような構成であれば、異なる複数の画像合成方法のうちいずれかが指定されてその指定が入力されると、画像対応付手段により、指定された画像合成方法により描画画像と投影画像とが合成される。
これにより、指定した画像合成方法により合成した合成画像が得られるので、取込画像の利用の自由度をさらに向上することができるという効果が得られる。
これにより、指定した画像合成方法により合成した合成画像が得られるので、取込画像の利用の自由度をさらに向上することができるという効果が得られる。
〔発明8〕 さらに、発明8の画像取込機能付き投影装置は、発明6および7のいずれかの画像取込機能付き投影装置において、
前記画像対応付手段は、前記描画画像および前記投影画像を分離可能な形式で前記描画画像と前記投影画像とを合成するようになっていることを特徴とする。
このような構成であれば、画像対応付手段により、描画画像および投影画像を分離可能な形式で描画画像と投影画像とが合成される。
前記画像対応付手段は、前記描画画像および前記投影画像を分離可能な形式で前記描画画像と前記投影画像とを合成するようになっていることを特徴とする。
このような構成であれば、画像対応付手段により、描画画像および投影画像を分離可能な形式で描画画像と投影画像とが合成される。
これにより、取込画像として描画画像と投影画像の合成画像を利用することができるほか、その合成画像から描画画像および投影画像を分離してそれぞれを利用することができるので、取込画像の利用の自由度をさらに向上することができるという効果が得られる。
〔発明9〕 さらに、発明9の画像取込機能付き投影装置は、発明4ないし8のいずれかの画像取込機能付き投影装置において、
前記記憶手段は、取付可能な外付メモリ、またはネットワーク経由で利用可能な外部メモリであることを特徴とする。
〔発明9〕 さらに、発明9の画像取込機能付き投影装置は、発明4ないし8のいずれかの画像取込機能付き投影装置において、
前記記憶手段は、取付可能な外付メモリ、またはネットワーク経由で利用可能な外部メモリであることを特徴とする。
このような構成であれば、外付メモリが取り付けられまたは外部メモリが利用可能となると、画像対応付手段により、描画画像の画像データと、投影画像の画像データとが対応付けられて外付メモリまたは外部メモリに記憶される。
〔発明10〕 さらに、発明10の画像取込機能付き投影装置は、発明1ないし9のいずれかの画像取込機能付き投影装置において、
さらに、レンズシステムを備え、
前記投影手段は、前記レンズシステムを介して前記投影画像を投影するようになっており、
前記画像取込手段は、前記レンズシステムを介して前記描画画像を取り込むようになっていることを特徴とする。
〔発明10〕 さらに、発明10の画像取込機能付き投影装置は、発明1ないし9のいずれかの画像取込機能付き投影装置において、
さらに、レンズシステムを備え、
前記投影手段は、前記レンズシステムを介して前記投影画像を投影するようになっており、
前記画像取込手段は、前記レンズシステムを介して前記描画画像を取り込むようになっていることを特徴とする。
このような構成であれば、投影手段により、レンズシステムを介して投影画像が投影される。また、画像取込手段により、レンズシステムを介して描画画像が取り込まれる。
これにより、投影画像の光路と同じ光路を介して描画画像が取り込まれるので、歪みの少ない描画画像を取り込むことができるという効果が得られる。
〔発明11〕 一方、上記目的を達成するために、発明11の投影制御プログラムは、
投影および描画可能なスクリーンに投影画像を投影する投影手段と、前記スクリーンに描画された描画画像を取り込む画像取込手段とを備えるコンピュータに対して、前記投影手段を制御する投影制御手段、および前記画像取込手段を制御する画像取込制御手段として実現される処理を実行させるためのプログラムであって、
前記投影制御手段は、前記画像取込制御手段が前記描画画像を取り込むのに同期してその取込時に、前記投影手段の投影光量を減衰させまたは前記投影手段による投影を停止させるようになっていることを特徴とする。
これにより、投影画像の光路と同じ光路を介して描画画像が取り込まれるので、歪みの少ない描画画像を取り込むことができるという効果が得られる。
〔発明11〕 一方、上記目的を達成するために、発明11の投影制御プログラムは、
投影および描画可能なスクリーンに投影画像を投影する投影手段と、前記スクリーンに描画された描画画像を取り込む画像取込手段とを備えるコンピュータに対して、前記投影手段を制御する投影制御手段、および前記画像取込手段を制御する画像取込制御手段として実現される処理を実行させるためのプログラムであって、
前記投影制御手段は、前記画像取込制御手段が前記描画画像を取り込むのに同期してその取込時に、前記投影手段の投影光量を減衰させまたは前記投影手段による投影を停止させるようになっていることを特徴とする。
このような構成であれば、コンピュータによってプログラムが読み取られ、読み取られたプログラムに従ってコンピュータが処理を実行すると、発明1の画像取込機能付き投影装置と同等の作用および効果が得られる。
〔発明12〕 さらに、発明12の投影制御プログラムは、
投影および描画可能なスクリーンに投影画像を投影する投影手段を備え、前記スクリーンに描画された描画画像を取り込む画像取込手段を取付可能なコンピュータに対して、前記投影手段を制御する投影制御手段、および前記画像取込手段が取り付けられたときに当該画像取込手段を制御する画像取込制御手段として実現される処理を実行させるためのプログラムであって、
前記投影制御手段は、前記画像取込制御手段が前記描画画像を取り込むのに同期してその取込時に、前記投影手段の投影光量を減衰させまたは前記投影手段による投影を停止させるようになっていることを特徴とする。
〔発明12〕 さらに、発明12の投影制御プログラムは、
投影および描画可能なスクリーンに投影画像を投影する投影手段を備え、前記スクリーンに描画された描画画像を取り込む画像取込手段を取付可能なコンピュータに対して、前記投影手段を制御する投影制御手段、および前記画像取込手段が取り付けられたときに当該画像取込手段を制御する画像取込制御手段として実現される処理を実行させるためのプログラムであって、
前記投影制御手段は、前記画像取込制御手段が前記描画画像を取り込むのに同期してその取込時に、前記投影手段の投影光量を減衰させまたは前記投影手段による投影を停止させるようになっていることを特徴とする。
このような構成であれば、コンピュータによってプログラムが読み取られ、読み取られたプログラムに従ってコンピュータが処理を実行すると、発明2の画像取込機能付き投影装置と同等の作用および効果が得られる。
〔発明13〕 さらに、発明13の投影制御プログラムは、発明11および12のいずれかの投影制御プログラムにおいて、
さらに、前記投影画像および前記描画画像を対応付ける画像対応付手段として実現される処理を実行させるためのプログラムであって、
前記画像対応付手段は、前記画像取込制御手段で取り込んだ描画画像と、前記投影制御手段で投影した投影画像であってその描画画像の取込時またはその前後に投影していたものとを対応付けるようになっていることを特徴とする。
〔発明13〕 さらに、発明13の投影制御プログラムは、発明11および12のいずれかの投影制御プログラムにおいて、
さらに、前記投影画像および前記描画画像を対応付ける画像対応付手段として実現される処理を実行させるためのプログラムであって、
前記画像対応付手段は、前記画像取込制御手段で取り込んだ描画画像と、前記投影制御手段で投影した投影画像であってその描画画像の取込時またはその前後に投影していたものとを対応付けるようになっていることを特徴とする。
このような構成であれば、コンピュータによってプログラムが読み取られ、読み取られたプログラムに従ってコンピュータが処理を実行すると、発明3の画像取込機能付き投影装置と同等の作用および効果が得られる。
〔発明14〕 一方、上記目的を達成するために、発明14の投影制御方法は、
投影および描画可能なスクリーンに投影画像を投影する投影手段と、前記スクリーンに描画された描画画像を取り込む画像取込手段とを備える投影装置を制御する方法であって、
前記投影手段を制御する投影制御ステップと、前記画像取込手段を制御する画像取込制御ステップとを含み、
前記投影制御ステップは、前記画像取込制御ステップで前記描画画像を取り込むのに同期してその取込時に、前記投影手段の投影光量を減衰させまたは前記投影手段による投影を停止させることを特徴とする。
〔発明14〕 一方、上記目的を達成するために、発明14の投影制御方法は、
投影および描画可能なスクリーンに投影画像を投影する投影手段と、前記スクリーンに描画された描画画像を取り込む画像取込手段とを備える投影装置を制御する方法であって、
前記投影手段を制御する投影制御ステップと、前記画像取込手段を制御する画像取込制御ステップとを含み、
前記投影制御ステップは、前記画像取込制御ステップで前記描画画像を取り込むのに同期してその取込時に、前記投影手段の投影光量を減衰させまたは前記投影手段による投影を停止させることを特徴とする。
これにより、発明1の画像取込機能付き投影装置と同等の効果が得られる。
〔発明15〕 さらに、発明15の投影制御方法は、
投影および描画可能なスクリーンに投影画像を投影する投影手段を備え、前記スクリーンに描画された描画画像を取り込む画像取込手段を取付可能な投影装置を制御する方法であって、
前記投影手段を制御する投影制御ステップと、前記画像取込手段が取り付けられたときに当該画像取込手段を制御する画像取込制御ステップとを含み、
前記投影制御ステップは、前記画像取込制御ステップで前記描画画像を取り込むのに同期してその取込時に、前記投影手段の投影光量を減衰させまたは前記投影手段による投影を停止させることを特徴とする。
〔発明15〕 さらに、発明15の投影制御方法は、
投影および描画可能なスクリーンに投影画像を投影する投影手段を備え、前記スクリーンに描画された描画画像を取り込む画像取込手段を取付可能な投影装置を制御する方法であって、
前記投影手段を制御する投影制御ステップと、前記画像取込手段が取り付けられたときに当該画像取込手段を制御する画像取込制御ステップとを含み、
前記投影制御ステップは、前記画像取込制御ステップで前記描画画像を取り込むのに同期してその取込時に、前記投影手段の投影光量を減衰させまたは前記投影手段による投影を停止させることを特徴とする。
これにより、発明2の画像取込機能付き投影装置と同等の効果が得られる。
〔発明16〕 さらに、発明16の投影制御方法は、発明14および15のいずれかの投影制御方法において、
さらに、前記投影画像および前記描画画像を対応付ける画像対応付ステップを含み、
前記画像対応付ステップは、前記画像取込制御ステップで取り込んだ描画画像と、前記投影制御ステップで投影した投影画像であってその描画画像の取込時またはその前後に投影していたものとを対応付けることを特徴とする。
〔発明16〕 さらに、発明16の投影制御方法は、発明14および15のいずれかの投影制御方法において、
さらに、前記投影画像および前記描画画像を対応付ける画像対応付ステップを含み、
前記画像対応付ステップは、前記画像取込制御ステップで取り込んだ描画画像と、前記投影制御ステップで投影した投影画像であってその描画画像の取込時またはその前後に投影していたものとを対応付けることを特徴とする。
これにより、発明3の画像取込機能付き投影装置と同等の効果が得られる。
ここで、画像対応付ステップは、描画画像と投影画像とを対応付ければどのような方法であってもよく、例えば、描画画像の画像データと投影画像の画像データとを対応付けて記憶手段に記憶してもよいし、画像データを記憶することなく、描画画像と投影画像の対応付けを示すリンク情報を生成してもよい。
ここで、画像対応付ステップは、描画画像と投影画像とを対応付ければどのような方法であってもよく、例えば、描画画像の画像データと投影画像の画像データとを対応付けて記憶手段に記憶してもよいし、画像データを記憶することなく、描画画像と投影画像の対応付けを示すリンク情報を生成してもよい。
以下、本発明の第1の実施の形態を図面を参照しながら説明する。図1ないし図6は、本発明に係る画像取込機能付き投影装置および投影制御プログラム、並びに投影制御方法の第1の実施の形態を示す図である。
本実施の形態は、図1に示すように、本発明に係る画像取込機能付き投影装置および投影制御プログラム、並びに投影制御方法をプロジェクタ100に適用したものである。
本実施の形態は、図1に示すように、本発明に係る画像取込機能付き投影装置および投影制御プログラム、並びに投影制御方法をプロジェクタ100に適用したものである。
まず、本発明を適用するプロジェクタ100の外観構成を図1を参照しながら説明する。
図1(a)は、プロジェクタ100の斜視図である。
図1(b)は、プロジェクタ100の正面図である。
図1において、プロジェクタ100は、スクリーン200に対して正面を向き所定の位置に設置されている。スクリーン200は、ホワイトボード(登録商標)等からなり、プロジェクタ100による投影が可能であるとともに、ペン202により投影画像に重畳させて描画が可能となっている。
図1(a)は、プロジェクタ100の斜視図である。
図1(b)は、プロジェクタ100の正面図である。
図1において、プロジェクタ100は、スクリーン200に対して正面を向き所定の位置に設置されている。スクリーン200は、ホワイトボード(登録商標)等からなり、プロジェクタ100による投影が可能であるとともに、ペン202により投影画像に重畳させて描画が可能となっている。
プロジェクタ100の正面には、スクリーン200に向けて投影部(後述)からの光束を放射する投影レンズ102と、スクリーン200での反射光を集光して取り込む取込レンズ104とが設けられている。
プロジェクタ100の上面には、取込ボタン106が、プロジェクタ100の背面には、外付メモリ108を取り付けるメモリスロット110がそれぞれ設けられている。
プロジェクタ100の上面には、取込ボタン106が、プロジェクタ100の背面には、外付メモリ108を取り付けるメモリスロット110がそれぞれ設けられている。
プロジェクタ100は、投影データを記憶した外付メモリ108をメモリスロット110に挿入し、所定の操作が行われたときは、外付メモリ108から投影データを読み出し、読み出した投影データに基づいて、投影レンズ102を介してスクリーン200に投影画像を投影する。また、取込ボタン106が押下されたときは、取込レンズ104を介してスクリーン200の描画画像を取り込み、取り込んだ描画画像の画像データを外付メモリ108に記憶する。
次に、プロジェクタ100の構成を図2を参照しながら詳細に説明する。
図2は、プロジェクタ100の構成を示す機能ブロック図である。
プロジェクタ100は、図2に示すように、投影レンズ102を介してスクリーン200に投影画像を投影する投影部120と、取込レンズ104を介してスクリーン200の描画画像を取り込む画像取込部122と、投影部120を制御する投影制御部124と、画像取込部122を制御する画像取込制御部126と、投影画像および描画画像を合成して外付メモリ108に記憶する画像合成部128とで構成されている。
図2は、プロジェクタ100の構成を示す機能ブロック図である。
プロジェクタ100は、図2に示すように、投影レンズ102を介してスクリーン200に投影画像を投影する投影部120と、取込レンズ104を介してスクリーン200の描画画像を取り込む画像取込部122と、投影部120を制御する投影制御部124と、画像取込部122を制御する画像取込制御部126と、投影画像および描画画像を合成して外付メモリ108に記憶する画像合成部128とで構成されている。
外付メモリ108は、投影データを記憶する投影データ記憶部130と、描画画像および投影画像の合成画像の画像データを記憶する画像データ記憶部132とで構成されている。投影データとしては、例えば、プレゼンテーションソフトのデータ、ラスターデータ、動画像データまたは静止画像データを利用することができる。
次に、投影部120の内部構造を図3および図4を参照しながら詳細に説明する。
次に、投影部120の内部構造を図3および図4を参照しながら詳細に説明する。
図3は、投影部120の内部構造を示す平面図である。
図4は、投影部120の内部構造を示す側面図である。
図3および図4において、ハロゲン電球やメタルハライド電球と反射板にて構成された光源20より発した可視光は、レンズ21、熱線カットフィルタ22、反射鏡23およびレンズ24にて構成される光学系において集光され、ほほ平行光としての可視光を得る。光源20より発生する熱量は、放熱ファン34にて強制排出される。光源20としては、例えば、LEDを利用することができる。
図4は、投影部120の内部構造を示す側面図である。
図3および図4において、ハロゲン電球やメタルハライド電球と反射板にて構成された光源20より発した可視光は、レンズ21、熱線カットフィルタ22、反射鏡23およびレンズ24にて構成される光学系において集光され、ほほ平行光としての可視光を得る。光源20より発生する熱量は、放熱ファン34にて強制排出される。光源20としては、例えば、LEDを利用することができる。
照明光学系より照射される可視光は、ダイクロイックミラーにより赤色・緑色・青色の三原色に分光される。まず、レンズ24からの可視光は、青反射ミラー25により青色が分光され、分光した青色光は、青反射ミラー28を経て青表示パネル31を照明する。一方、青反射ミラー25を透過した可視光は、赤反射ミラー26により赤色が分光され、分光した赤色光は、赤表示パネル32を照明する。一方、赤反射ミラー26を透過した緑色光は、緑表示パネル33を照明する。
青表示パネル31の表示画像は、赤反射ミラー29および緑反射ミラー30を透過して投影レンズ102に至る。赤表示パネル32の表示画像は、赤反射ミラー29を経て投影レンズ102に至る。緑表示パネル33の表示画像は、緑反射ミラー27および緑反射ミラー30を経て投影レンズ102に至る。
表示パネル31〜33は、投影レンズ102からの光学距離が同一になるよう配置されており、ダイクロイックミラーによりそれぞれの表示画像は、投影レンズ102において合成され、拡大投影される。
表示パネル31〜33は、投影レンズ102からの光学距離が同一になるよう配置されており、ダイクロイックミラーによりそれぞれの表示画像は、投影レンズ102において合成され、拡大投影される。
35は、脚であり投影角度の調節を行う。36は回路部であり、コントロール回路および電源回路が配置される。
図2に戻り、画像取込部122は、CCD(Charge Coupled Device)やCMOS(Complementary Mental-Oxide Semiconductor)等の撮像素子からなり、取込レンズ104を介して集光した光を撮像素子で受光して光電変換する。
図2に戻り、画像取込部122は、CCD(Charge Coupled Device)やCMOS(Complementary Mental-Oxide Semiconductor)等の撮像素子からなり、取込レンズ104を介して集光した光を撮像素子で受光して光電変換する。
画像取込制御部126は、取込ボタン106が押下されたときは、画像取込部122により描画画像を取り込む。
投影制御部124は、所定の操作が行われたときは、投影データ記憶部130から投影データを読み出し、読み出した投影データに基づいて投影部120により投影画像を投影する。また、取込ボタン106が押下されたときは、画像取込制御部126が描画画像を取り込むのに同期してその取込時に投影していた投影画像の画像データを投影データから取得するとともに、画像取込制御部126が描画画像を取り込むのに同期してその取込時に投影部120の投影光量を減衰させる。投影光量の減衰は、光源20を消灯させることにより行う。
投影制御部124は、所定の操作が行われたときは、投影データ記憶部130から投影データを読み出し、読み出した投影データに基づいて投影部120により投影画像を投影する。また、取込ボタン106が押下されたときは、画像取込制御部126が描画画像を取り込むのに同期してその取込時に投影していた投影画像の画像データを投影データから取得するとともに、画像取込制御部126が描画画像を取り込むのに同期してその取込時に投影部120の投影光量を減衰させる。投影光量の減衰は、光源20を消灯させることにより行う。
画像合成部128は、画像取込制御部126で取り込んだ描画画像の画像データ、および投影制御部124で取得した画像データに基づいて、描画画像および投影画像を分離可能な形式で描画画像と投影画像とを合成し、合成した合成画像の画像データを画像データ記憶部132に記憶する。
次に、プロジェクタ100のより具体的な構成を図5を参照しながら詳細に説明する。
次に、プロジェクタ100のより具体的な構成を図5を参照しながら詳細に説明する。
図5は、プロジェクタ100の構成を示すブロック図である。
プロジェクタ100は、図5に示すように、制御プログラムに基づいて演算およびシステム全体を制御するCPU50と、所定領域にあらかじめCPU50の制御プログラム等を格納しているROM52と、ROM52等から読み出したデータやCPU50の演算過程で必要な演算結果を格納するためのRAM54と、外部装置に対してデータの入出力を媒介するI/F58とで構成されており、これらは、データを転送するための信号線であるバス59で相互にかつデータ授受可能に接続されている。
プロジェクタ100は、図5に示すように、制御プログラムに基づいて演算およびシステム全体を制御するCPU50と、所定領域にあらかじめCPU50の制御プログラム等を格納しているROM52と、ROM52等から読み出したデータやCPU50の演算過程で必要な演算結果を格納するためのRAM54と、外部装置に対してデータの入出力を媒介するI/F58とで構成されており、これらは、データを転送するための信号線であるバス59で相互にかつデータ授受可能に接続されている。
I/F58には、外部装置として、取込ボタン106と、メモリスロット110と、投影部120と、画像取込部122とが接続されている。
CPU50は、マイクロプロセッシングユニット(MPU)等からなり、ROM52の所定領域に格納されている所定のプログラムを起動させ、そのプログラムに従って、図6のフローチャートに示す投影制御処理を実行するようになっている。
CPU50は、マイクロプロセッシングユニット(MPU)等からなり、ROM52の所定領域に格納されている所定のプログラムを起動させ、そのプログラムに従って、図6のフローチャートに示す投影制御処理を実行するようになっている。
図6は、投影制御処理を示すフローチャートである。
投影制御処理は、投影制御部124、画像取込制御部126および画像合成部128として実現される処理であって、CPU50において実行されると、図6に示すように、まず、ステップS100に移行するようになっている。
ステップS100では、取込ボタン106が押下されたか否かを判定し、取込ボタン106が押下されたと判定したとき(Yes)は、ステップS102に移行するが、そうでないと判定したとき(No)は、取込ボタン106が押下されるまでステップS100で待機する。
投影制御処理は、投影制御部124、画像取込制御部126および画像合成部128として実現される処理であって、CPU50において実行されると、図6に示すように、まず、ステップS100に移行するようになっている。
ステップS100では、取込ボタン106が押下されたか否かを判定し、取込ボタン106が押下されたと判定したとき(Yes)は、ステップS102に移行するが、そうでないと判定したとき(No)は、取込ボタン106が押下されるまでステップS100で待機する。
ステップS102では、投影部120の投影光量を減衰させ、ステップS104に移行して、画像取込部122により描画画像を取り込み、ステップS106に移行する。
ステップS106では、投影部120の投影光量を元の状態に復帰させ、ステップS108に移行して、描画画像の取込時に投影していた投影画像の画像データを投影データから取得し、ステップS110に移行する。
ステップS106では、投影部120の投影光量を元の状態に復帰させ、ステップS108に移行して、描画画像の取込時に投影していた投影画像の画像データを投影データから取得し、ステップS110に移行する。
ステップS110では、取り込んだ描画画像の画像データ、および取得した画像データに基づいて、描画画像および投影画像を分離可能な形式で描画画像と投影画像とを合成し、ステップS112に移行して、合成した合成画像の画像データを外付メモリ108に記憶し、一連の処理を終了して元の処理に復帰させる。
次に、本実施の形態の動作を説明する。
次に、本実施の形態の動作を説明する。
投影画像を投影する場合、ユーザは、プロジェクタ100において、外付メモリ108をメモリスロット110に挿入し、所定の操作を行う。
プロジェクタ100では、所定の操作が行われると、外付メモリ108から投影データが読み出され、読み出された投影データに基づいて投影部120により投影画像が投影される。投影部120からの投影画像は、投影レンズ102を介してスクリーン200に投影される。
プロジェクタ100では、所定の操作が行われると、外付メモリ108から投影データが読み出され、読み出された投影データに基づいて投影部120により投影画像が投影される。投影部120からの投影画像は、投影レンズ102を介してスクリーン200に投影される。
次に、描画画像および投影画像を取り込む場合、ユーザは、投影画像に重畳させてスクリーン200にペン202により描画を行い、プロジェクタ100において取込ボタン106を押下する。
プロジェクタ100では、取込ボタン106が押下されると、ステップS102,S104を経て、投影部120の投影光量が減衰し、画像取込部122により描画画像が取り込まれる。描画画像の取込が完了すると、ステップS106,S108を経て、投影部120の投影光量が元の状態に復帰し、描画画像の取込時に投影していた投影画像の画像データが投影データから取得される。そして、ステップS110,S112を経て、取り込まれた描画画像の画像データ、および取得された画像データに基づいて、描画画像と投影画像とが分離可能な形式で合成され、合成された合成画像の画像データが外付メモリ108に記憶される。
プロジェクタ100では、取込ボタン106が押下されると、ステップS102,S104を経て、投影部120の投影光量が減衰し、画像取込部122により描画画像が取り込まれる。描画画像の取込が完了すると、ステップS106,S108を経て、投影部120の投影光量が元の状態に復帰し、描画画像の取込時に投影していた投影画像の画像データが投影データから取得される。そして、ステップS110,S112を経て、取り込まれた描画画像の画像データ、および取得された画像データに基づいて、描画画像と投影画像とが分離可能な形式で合成され、合成された合成画像の画像データが外付メモリ108に記憶される。
このようにして、本実施の形態では、プロジェクタ100は、スクリーン200に投影画像を投影する投影部120と、スクリーン200に描画された描画画像を取り込む画像取込部122とを備え、描画画像の取込時に投影部120の投影光量を減衰させるようになっている。
これにより、描画画像の取込時には、投影部120の投影光量が低減するので、従来に比して、描画画像を比較的鮮明に取り込むことができる。
これにより、描画画像の取込時には、投影部120の投影光量が低減するので、従来に比して、描画画像を比較的鮮明に取り込むことができる。
さらに、本実施の形態では、プロジェクタ100は、描画画像の取込時に投影していた投影画像の画像データを投影データから取得し、取り込んだ描画画像の画像データ、および取得した画像データに基づいて描画画像と投影画像とを合成し、合成した合成画像の画像データを外付メモリ108に記憶するようになっている。
これにより、取込画像として描画画像と投影画像の合成画像を利用することができるので、従来に比して、取込画像の利用の自由度を向上することができる。
これにより、取込画像として描画画像と投影画像の合成画像を利用することができるので、従来に比して、取込画像の利用の自由度を向上することができる。
さらに、本実施の形態では、プロジェクタ100は、描画画像および投影画像を分離可能な形式で描画画像と投影画像とを合成するようになっている。
これにより、取込画像として描画画像と投影画像の合成画像を利用することができるほか、その合成画像から描画画像および投影画像を分離してそれぞれを利用することができるので、取込画像の利用の自由度をさらに向上することができる。
これにより、取込画像として描画画像と投影画像の合成画像を利用することができるほか、その合成画像から描画画像および投影画像を分離してそれぞれを利用することができるので、取込画像の利用の自由度をさらに向上することができる。
さらに、本実施の形態では、プロジェクタ100は、光源20としてLEDを利用し、光源20を消灯させることにより投影部120の投影光量を減衰させるようになっている。
これにより、高圧水銀ランプを利用した場合に比して発光・消灯の切換を高速に行うことができるので、投影部120の投影光量の減衰を比較的高速に行うことができる。
これにより、高圧水銀ランプを利用した場合に比して発光・消灯の切換を高速に行うことができるので、投影部120の投影光量の減衰を比較的高速に行うことができる。
上記第1の実施の形態において、プロジェクタ100は、発明1、3、5、6、8、9、14または15の投影装置に対応し、外付メモリ108は、発明5、6または9の記憶手段に対応し、投影部120は、発明1、5、11、12、14または15の投影手段に対応している。また、画像取込部122は、発明1、11、12、14または15の画像取込手段に対応し、投影制御部124およびステップS102,S108は、発明1、3、5、11ないし13の投影制御手段、または発明14ないし16の投影制御ステップに対応している。
また、上記第1の実施の形態において、画像取込制御部126およびステップS104は、発明1、3、5、11ないし13の画像取込制御手段、または発明14ないし16の画像取込制御ステップに対応し、画像合成部128およびステップS110,S112は、発明3、5、6、8または13の画像対応付手段に対応している。
以下、本発明の第2の実施の形態を図面を参照しながら説明する。図7ないし図9は、本発明に係る画像取込機能付き投影装置および投影制御プログラム、並びに投影制御方法の第2の実施の形態を示す図である。
以下、本発明の第2の実施の形態を図面を参照しながら説明する。図7ないし図9は、本発明に係る画像取込機能付き投影装置および投影制御プログラム、並びに投影制御方法の第2の実施の形態を示す図である。
本実施の形態は、図7に示すように、本発明に係る画像取込機能付き投影装置および投影制御プログラム、並びに投影制御方法をプロジェクタ100およびノート型PC300に適用したものであり、上記第1の実施の形態と異なるのは、携帯端末400に内蔵のカメラ410を利用して描画画像を取り込む点にある。以下、上記第1の実施の形態と異なる部分についてのみ説明し、上記第1の実施の形態と重複する部分については同一の符号を付して説明を省略する。
まず、本発明を適用する投影システムの概略構成を図7を参照しながら説明する。
図7は、本発明を適用する投影システムの概略構成を示す図である。
図7において、プロジェクタ100には、通信ケーブル199を介してノート型PC300が接続されている。ノート型PC300は、携帯端末400と無線により通信可能に接続されている。無線通信としては、例えば、Bluetoothを用いた近距離無線通信を利用することができる。
図7は、本発明を適用する投影システムの概略構成を示す図である。
図7において、プロジェクタ100には、通信ケーブル199を介してノート型PC300が接続されている。ノート型PC300は、携帯端末400と無線により通信可能に接続されている。無線通信としては、例えば、Bluetoothを用いた近距離無線通信を利用することができる。
プロジェクタ100は、投影レンズ102および投影部120を有して構成されている。上記第1の実施の形態と異なるのは、取込レンズ104、取込ボタン106、メモリスロット110、画像取込部122、投影制御部124、画像取込制御部126および画像合成部128を有していない点にある。
ノート型PC300は、メモリスロット110、投影制御部124、画像取込制御部126および画像合成部128のほか、携帯端末400と無線通信を行う無線通信部(不図示)を有して構成されている。
ノート型PC300は、メモリスロット110、投影制御部124、画像取込制御部126および画像合成部128のほか、携帯端末400と無線通信を行う無線通信部(不図示)を有して構成されている。
携帯端末400は、内蔵のカメラ410と、ノート型PC300と無線通信を行う無線通信部(不図示)とを有して構成されている。
次に、ノート型PC300のより具体的な構成を説明する。
ノート型PC300は、CPU、ROM、RAMおよびI/F等をバス接続した一般的なコンピュータと同一機能を有して構成されており、ROMの所定領域に格納されている所定のプログラムを起動させ、そのプログラムに従って、図8のフローチャートに示す投影制御処理を実行するようになっている。
次に、ノート型PC300のより具体的な構成を説明する。
ノート型PC300は、CPU、ROM、RAMおよびI/F等をバス接続した一般的なコンピュータと同一機能を有して構成されており、ROMの所定領域に格納されている所定のプログラムを起動させ、そのプログラムに従って、図8のフローチャートに示す投影制御処理を実行するようになっている。
図8は、投影制御処理を示すフローチャートである。
投影制御処理は、投影制御部124、画像取込制御部126および画像合成部128として実現される処理であって、CPUにおいて実行されると、図8に示すように、まず、ステップS200に移行するようになっている。
ステップS200では、携帯端末400からの取込開始通知を受信したか否かを判定し、取込開始通知を受信したと判定したとき(Yes)は、ステップS202に移行するが、そうでないと判定したとき(No)は、取込開始通知を受信するまでステップS200で待機する。
投影制御処理は、投影制御部124、画像取込制御部126および画像合成部128として実現される処理であって、CPUにおいて実行されると、図8に示すように、まず、ステップS200に移行するようになっている。
ステップS200では、携帯端末400からの取込開始通知を受信したか否かを判定し、取込開始通知を受信したと判定したとき(Yes)は、ステップS202に移行するが、そうでないと判定したとき(No)は、取込開始通知を受信するまでステップS200で待機する。
ステップS202では、プロジェクタ100の投影光量を減衰させる命令(以下、光量減衰命令という。)をプロジェクタ100に送信し、ステップS204に移行して、光量減衰通知を携帯端末400に送信し、ステップS206に移行する。
ステップS206では、携帯端末400からの取込完了通知を受信したか否かを判定し、取込完了通知を受信したと判定したとき(Yes)は、ステップS208に移行するが、そうでないと判定したとき(No)は、取込完了通知を受信するまでステップS206で待機する。
ステップS206では、携帯端末400からの取込完了通知を受信したか否かを判定し、取込完了通知を受信したと判定したとき(Yes)は、ステップS208に移行するが、そうでないと判定したとき(No)は、取込完了通知を受信するまでステップS206で待機する。
ステップS208では、プロジェクタ100の投影光量を元の状態に復帰させる命令(以下、光量復帰命令という。)をプロジェクタ100に送信し、ステップS210に移行して、描画画像の取込時に投影していた投影画像の画像データを投影データから取得し、ステップS212に移行する。
ステップS212では、描画画像の画像データを受信し、ステップS214に移行して、受信した画像データ、および取得した画像データに基づいて、描画画像および投影画像を分離可能な形式で描画画像と投影画像とを合成し、ステップS216に移行して、合成した合成画像の画像データを外付メモリ108に記憶し、一連の処理を終了して元の処理に復帰させる。
ステップS212では、描画画像の画像データを受信し、ステップS214に移行して、受信した画像データ、および取得した画像データに基づいて、描画画像および投影画像を分離可能な形式で描画画像と投影画像とを合成し、ステップS216に移行して、合成した合成画像の画像データを外付メモリ108に記憶し、一連の処理を終了して元の処理に復帰させる。
次に、携帯端末400のより具体的な構成を説明する。
携帯端末400は、CPU、ROM、RAMおよびI/F等をバス接続した一般的なコンピュータと同一機能を有して構成されており、ROMの所定領域に格納されている所定のプログラムを起動させ、そのプログラムに従って、図9のフローチャートに示す描画画像取込処理を実行するようになっている。
携帯端末400は、CPU、ROM、RAMおよびI/F等をバス接続した一般的なコンピュータと同一機能を有して構成されており、ROMの所定領域に格納されている所定のプログラムを起動させ、そのプログラムに従って、図9のフローチャートに示す描画画像取込処理を実行するようになっている。
図9は、描画画像取込処理を示すフローチャートである。
描画画像取込処理は、例えば、JAVA(登録商標)やBREW等のアプリケーションとして構成可能な処理であって、CPUにおいて実行されると、図9に示すように、まず、ステップS300に移行するようになっている。
ステップS300では、取込要求を入力したか否かを判定し、取込要求を入力したと判定したとき(Yes)は、ステップS302に移行するが、そうでないと判定したとき(No)は、取込要求を入力するまでステップS300で待機する。
描画画像取込処理は、例えば、JAVA(登録商標)やBREW等のアプリケーションとして構成可能な処理であって、CPUにおいて実行されると、図9に示すように、まず、ステップS300に移行するようになっている。
ステップS300では、取込要求を入力したか否かを判定し、取込要求を入力したと判定したとき(Yes)は、ステップS302に移行するが、そうでないと判定したとき(No)は、取込要求を入力するまでステップS300で待機する。
ステップS302では、取込開始要求をノート型PC300に送信し、ステップS304に移行する。
ステップS304では、光量減衰通知を受信したか否かを判定し、光量減衰通知を受信したと判定したとき(Yes)は、ステップS306に移行するが、そうでないと判定したとき(No)は、光量減衰通知を受信するまでステップS304で待機する。
ステップS304では、光量減衰通知を受信したか否かを判定し、光量減衰通知を受信したと判定したとき(Yes)は、ステップS306に移行するが、そうでないと判定したとき(No)は、光量減衰通知を受信するまでステップS304で待機する。
ステップS306では、カメラ410により描画画像を取り込み、ステップS308に移行して、取込完了通知をノート型PC300に送信し、ステップS310に移行して、取り込んだ描画画像の画像データをノート型PC300に送信し、一連の処理を終了して元の処理に復帰させる。
次に、本実施の形態の動作を説明する。
次に、本実施の形態の動作を説明する。
投影画像を投影する場合、ユーザは、ノート型PC300において、外付メモリ108をメモリスロット110に挿入し、所定の操作を行う。
ノート型PC300では、所定の操作が行われると、外付メモリ108から投影データが読み出され、読み出された投影データに基づいて投影画像の画像信号が生成され、生成された画像信号がプロジェクタ100に送信される。
ノート型PC300では、所定の操作が行われると、外付メモリ108から投影データが読み出され、読み出された投影データに基づいて投影画像の画像信号が生成され、生成された画像信号がプロジェクタ100に送信される。
プロジェクタ100では、画像信号を受信すると、受信した画像信号に基づいて投影部120により投影画像が投影される。投影部120からの投影画像は、投影レンズ102を介してスクリーン200に投影される。
次に、描画画像および投影画像を取り込む場合、ユーザは、投影画像に重畳させてスクリーン200にペン202により描画を行い、カメラ410をスクリーン200に向け、携帯端末400において取得要求を入力する。
次に、描画画像および投影画像を取り込む場合、ユーザは、投影画像に重畳させてスクリーン200にペン202により描画を行い、カメラ410をスクリーン200に向け、携帯端末400において取得要求を入力する。
携帯端末400では、取得要求を入力すると、ステップS302を経て、取込開始要求がノート型PC300に送信される。
ノート型PC300では、取込開始要求を受信すると、ステップS202を経て、光量減衰命令がプロジェクタ100に送信される。
プロジェクタ100では、光量減衰命令を受信すると、投影部120の投影光量が減衰する。
ノート型PC300では、取込開始要求を受信すると、ステップS202を経て、光量減衰命令がプロジェクタ100に送信される。
プロジェクタ100では、光量減衰命令を受信すると、投影部120の投影光量が減衰する。
ノート型PC300では、投影光量の減衰が完了すると、ステップS204を経て、光量減衰通知が携帯端末400に送信される。
携帯端末400では、光量減衰通知を受信すると、ステップS306〜S310を経て、カメラ410により描画画像が取り込まれ、取り込まれた描画画像の画像データが取込完了通知とともにノート型PC300に送信される。
携帯端末400では、光量減衰通知を受信すると、ステップS306〜S310を経て、カメラ410により描画画像が取り込まれ、取り込まれた描画画像の画像データが取込完了通知とともにノート型PC300に送信される。
ノート型PC300では、取込完了通知を受信すると、ステップS208を経て、光量復帰命令がプロジェクタ100に送信される。
プロジェクタ100では、光量復帰命令を受信すると、投影部120の投影光量が元の状態に復帰する。
ノート型PC300では、投影光量の復帰が完了すると、ステップS210,S212を経て、描画画像の取込時に投影していた投影画像の画像データが投影データから取得され、描画画像の画像データを受信する。そして、ステップS214,S216を経て、受信した画像データ、および取得された画像データに基づいて、描画画像と投影画像とが分離可能な形式で合成され、合成された合成画像の画像データが外付メモリ108に記憶される。
プロジェクタ100では、光量復帰命令を受信すると、投影部120の投影光量が元の状態に復帰する。
ノート型PC300では、投影光量の復帰が完了すると、ステップS210,S212を経て、描画画像の取込時に投影していた投影画像の画像データが投影データから取得され、描画画像の画像データを受信する。そして、ステップS214,S216を経て、受信した画像データ、および取得された画像データに基づいて、描画画像と投影画像とが分離可能な形式で合成され、合成された合成画像の画像データが外付メモリ108に記憶される。
このようにして、本実施の形態では、ノート型PC300は、スクリーン200に投影画像を投影するプロジェクタ100と、スクリーン200に描画された描画画像を取り込む携帯端末400を通信可能に接続し、描画画像の取込時にプロジェクタ100の投影光量を減衰させるようになっている。
これにより、描画画像の取込時には、プロジェクタ100の投影光量が低減するので、従来に比して、描画画像を比較的鮮明に取り込むことができる。
これにより、描画画像の取込時には、プロジェクタ100の投影光量が低減するので、従来に比して、描画画像を比較的鮮明に取り込むことができる。
さらに、本実施の形態では、ノート型PC300は、描画画像の取込時に投影していた投影画像の画像データを投影データから取得し、描画画像の画像データを携帯端末400から受信し、受信した画像データ、および取得した画像データに基づいて描画画像と投影画像とを合成し、合成した合成画像の画像データを外付メモリ108に記憶するようになっている。
これにより、取込画像として描画画像と投影画像の合成画像を利用することができるので、従来に比して、取込画像の利用の自由度を向上することができる。
さらに、本実施の形態では、ノート型PC300は、描画画像および投影画像を分離可能な形式で描画画像と投影画像とを合成するようになっている。
これにより、取込画像として描画画像と投影画像の合成画像を利用することができるほか、その合成画像から描画画像および投影画像を分離してそれぞれを利用することができるので、取込画像の利用の自由度をさらに向上することができる。
さらに、本実施の形態では、ノート型PC300は、描画画像および投影画像を分離可能な形式で描画画像と投影画像とを合成するようになっている。
これにより、取込画像として描画画像と投影画像の合成画像を利用することができるほか、その合成画像から描画画像および投影画像を分離してそれぞれを利用することができるので、取込画像の利用の自由度をさらに向上することができる。
上記第2の実施の形態において、プロジェクタ100およびノート型PC300は、発明2、3、5、6、8、9、14または15の投影装置に対応し、外付メモリ108は、発明5、6または9の記憶手段に対応し、投影部120は、発明2、5、11、12、14または15の投影手段に対応している。また、カメラ410は、発明2、11、12、14または15の画像取込手段に対応し、投影制御部124およびステップS202,S210は、発明2、3、5、11ないし13の投影制御手段、または発明14ないし16の投影制御ステップに対応している。
また、上記第2の実施の形態において、画像取込制御部126およびステップS212は、発明2、3、5、11ないし13の画像取込制御手段、または発明14ないし16の画像取込制御ステップに対応し、画像合成部128およびステップS214,S216は、発明3、5、6、8または13の画像対応付手段に対応している。
なお、上記第1の実施の形態において、プロジェクタ100は、描画画像の取込時に投影していた投影画像の画像データを投影データから取得し、取り込んだ描画画像の画像データ、および取得した画像データに基づいて描画画像と投影画像とを合成するように構成したが、これに限らず、投影画像の画像信号を取得するように構成することもできる。具体的には、描画画像を取り込むのに同期してその取込時に投影していた投影画像の画像信号を取得し、取り込んだ描画画像の画像データと、取得した画像信号により構成される投影画像の画像データとを合成する。
なお、上記第1の実施の形態において、プロジェクタ100は、描画画像の取込時に投影していた投影画像の画像データを投影データから取得し、取り込んだ描画画像の画像データ、および取得した画像データに基づいて描画画像と投影画像とを合成するように構成したが、これに限らず、投影画像の画像信号を取得するように構成することもできる。具体的には、描画画像を取り込むのに同期してその取込時に投影していた投影画像の画像信号を取得し、取り込んだ描画画像の画像データと、取得した画像信号により構成される投影画像の画像データとを合成する。
この場合において、プロジェクタ100は、発明4の投影装置に対応し、外付メモリ108は、発明4の記憶手段に対応し、投影制御部124およびステップS102,S108は、発明4の投影制御手段に対応し、画像取込制御部126およびステップS104は、発明4の画像取込制御手段に対応している。また、画像合成部128およびステップS110,S112は、発明4の画像対応付手段に対応している。
また、上記第1の実施の形態において、プロジェクタ100は、単一の画像合成方法により描画画像と投影画像とを合成するように構成したが、これに限らず、異なる複数の画像合成方法を用意しておき、複数の画像合成方法のうちいずれかの指定を入力し、指定された画像合成方法により描画画像と投影画像とを合成するように構成することもできる。画像合成方法としては、例えば、描画画像と投影画像とを1対1の大きさで合成する第1の方法、一方の画像を主体的に(大きく)他方の画像を副次的に(小さく)して合成する第2の方法、または一方の画像の全部と他方の画像の一部を合成する第3の方法が考えられる。第2および第3の方法の場合、一方の画像の所定箇所に窓を形成し、窓から他方の画像を臨ませるという合成の方法がある。
これにより、指定した画像合成方法により合成した合成画像が得られるので、取込画像の利用の自由度をさらに向上することができる。
この場合において、プロジェクタ100は、発明7の投影装置に対応し、画像合成部128およびステップS110,S112は、発明7の画像対応付手段に対応している。
また、上記第1の実施の形態において、プロジェクタ100は、異なる2枚のレンズ102,104を介して投影画像の投影および描画画像の取込を行うように構成したが、これに限らず、共通のレンズを介して投影画像の投影および描画画像の取込を行うように構成することもできる。
この場合において、プロジェクタ100は、発明7の投影装置に対応し、画像合成部128およびステップS110,S112は、発明7の画像対応付手段に対応している。
また、上記第1の実施の形態において、プロジェクタ100は、異なる2枚のレンズ102,104を介して投影画像の投影および描画画像の取込を行うように構成したが、これに限らず、共通のレンズを介して投影画像の投影および描画画像の取込を行うように構成することもできる。
これにより、投影画像の光路と同じ光路を介して描画画像が取り込まれるので、歪みの少ない描画画像を取り込むことができる。
この場合において、プロジェクタ100は、発明10の投影装置に対応し、投影部120は、発明10の投影手段に対応し、画像取込部122は、発明10の画像取込手段に対応している。
この場合において、プロジェクタ100は、発明10の投影装置に対応し、投影部120は、発明10の投影手段に対応し、画像取込部122は、発明10の画像取込手段に対応している。
以上のバリエーションは、第2の実施の形態においても同様に適用することができる。
また、上記第1および第2の実施の形態においては、描画画像と投影画像とを合成し、合成した合成画像の画像データを外付メモリ108に記憶するように構成したが、これに限らず、描画画像と投影画像とを合成せず、それら画像データを単に対応付けて外付メモリ108に記憶するように構成してもよいし、投影データのうち投影画像に対応する部分に描画画像を挿入するように構成してもよい。また、描画画像の画像データまたは投影画像の画像データを記憶することなく、描画画像と投影画像との対応付けを示すリンク情報を記憶するように構成することもできる。すなわち、描画画像と投影画像との対応付けが把握できる形態であればどのような構成であってもよい。
また、上記第1および第2の実施の形態においては、描画画像と投影画像とを合成し、合成した合成画像の画像データを外付メモリ108に記憶するように構成したが、これに限らず、描画画像と投影画像とを合成せず、それら画像データを単に対応付けて外付メモリ108に記憶するように構成してもよいし、投影データのうち投影画像に対応する部分に描画画像を挿入するように構成してもよい。また、描画画像の画像データまたは投影画像の画像データを記憶することなく、描画画像と投影画像との対応付けを示すリンク情報を記憶するように構成することもできる。すなわち、描画画像と投影画像との対応付けが把握できる形態であればどのような構成であってもよい。
また、上記第1および第2の実施の形態においては、描画画像および投影画像を分離可能な形式で描画画像と投影画像とを合成し、合成した合成画像の画像データを外付メモリ108に記憶するように構成したが、より具体的には、描画画像の画像データ、投影画像の画像データおよびそれらを合成するための合成情報を対応付けて外付メモリ108に記憶するように構成することもできる。
また、上記第1および第2の実施の形態においては、描画画像の取込時に投影部120の投影光量を減衰させるように構成したが、これに限らず、描画画像の取込時に投影部120による投影を停止させるように構成することもできる。
また、上記第1および第2の実施の形態においては、描画画像の取込時に投影していた投影画像の画像データを投影データから取得するように構成したが、これに限らず、描画画像の取込前後に投影していた投影画像の画像データを投影データから取得するように構成することもできる。
また、上記第1および第2の実施の形態においては、描画画像の取込時に投影していた投影画像の画像データを投影データから取得するように構成したが、これに限らず、描画画像の取込前後に投影していた投影画像の画像データを投影データから取得するように構成することもできる。
また、上記第1および第2の実施の形態においては、外付メモリ108を利用するように構成したが、これに限らず、HDD等の外部メモリまたはネットワーク経由で利用可能な外部メモリ(例えば、データベースサーバ)を利用するように構成することもできる。
また、上記第1および第2の実施の形態において、プロジェクタ100は、光源20としてLEDを利用したが、これに限らず、光源20として高圧水銀ランプを利用することもできる。
また、上記第1および第2の実施の形態において、プロジェクタ100は、光源20としてLEDを利用したが、これに限らず、光源20として高圧水銀ランプを利用することもできる。
また、上記第1および第2の実施の形態においては、光源20を消灯することにより投影部120の投影光量を減衰させるように構成したが、これに限らず、投影光量の減衰は、画素の色相を暗色系の色(例えば、黒)に変化することにより行ってもよいし、画素の輝度を低下させることにより行ってもよいし、光源20からの光束をシャッター機構等で遮蔽することにより行ってもよい。
また、上記第1および第2の実施の形態において、図6、図8および図9のフローチャートに示す処理を実行するにあたってはいずれも、ROMにあらかじめ格納されている制御プログラムを実行する場合について説明したが、これに限らず、これらの手順を示したプログラムが記憶された記憶媒体から、そのプログラムをRAMに読み込んで実行するようにしてもよい。
ここで、記憶媒体とは、RAM、ROM等の半導体記憶媒体、FD、HD等の磁気記憶型記憶媒体、CD、CDV、LD、DVD等の光学的読取方式記憶媒体、MO等の磁気記憶型/光学的読取方式記憶媒体であって、電子的、磁気的、光学的等の読み取り方法のいかんにかかわらず、コンピュータで読み取り可能な記憶媒体であれば、あらゆる記憶媒体を含むものである。
また、上記第1の実施の形態においては、本発明に係る画像取込機能付き投影装置および投影制御プログラム、並びに投影制御方法をプロジェクタ100に、上記第2の実施の形態においては、本発明に係る画像取込機能付き投影装置および投影制御プログラム、並びに投影制御方法をプロジェクタ100およびノート型PC300に適用したが、これに限らず、本発明の主旨を逸脱しない範囲で他の場合にも適用可能である。
20…光源,21,24…レンズ,22…熱線カットフィルタ,23…反射鏡,25…青反射ミラー,26,29…赤反射ミラー,27,30…緑反射ミラー,28…青反射ミラー,31…青表示パネル,32…赤表示パネル,33…緑表示パネル,34…放熱ファン,35…脚,36…回路部,50…CPU,52…ROM,54…RAM,58…I/F,59…バス,100…プロジェクタ,102…投影レンズ,104…取込レンズ,106…取込ボタン,108…外付メモリ,110…メモリスロット,120…投影部,122…画像取込部,124…投影制御部,126…画像取込制御部,128…画像合成部,130…投影データ記憶部,132…画像データ記憶部,199…通信ケーブル,200…スクリーン,202…ペン,300…ノート型PC,400…携帯端末,410…カメラ
Claims (16)
- 投影および描画可能なスクリーンに投影画像を投影する投影手段と、前記スクリーンに描画された描画画像を取り込む画像取込手段とを備える投影装置であって、
前記投影手段を制御する投影制御手段と、前記画像取込手段を制御する画像取込制御手段とを備え、
前記投影制御手段は、前記画像取込制御手段が前記描画画像を取り込むのに同期してその取込時に、前記投影手段の投影光量を減衰させまたは前記投影手段による投影を停止させるようになっていることを特徴とする画像取込機能付き投影装置。 - 投影および描画可能なスクリーンに投影画像を投影する投影手段を備え、前記スクリーンに描画された描画画像を取り込む画像取込手段を取付可能な投影装置であって、
前記投影手段を制御する投影制御手段と、前記画像取込手段が取り付けられたときに当該画像取込手段を制御する画像取込制御手段とを備え、
前記投影制御手段は、前記画像取込制御手段が前記描画画像を取り込むのに同期してその取込時に、前記投影手段の投影光量を減衰させまたは前記投影手段による投影を停止させるようになっていることを特徴とする画像取込機能付き投影装置。 - 請求項1および2のいずれかにおいて、
さらに、前記投影画像および前記描画画像を対応付ける画像対応付手段を備え、
前記画像対応付手段は、前記画像取込制御手段で取り込んだ描画画像と、前記投影制御手段で投影した投影画像であってその描画画像の取込時またはその前後に投影していたものとを対応付けるようになっていることを特徴とする画像取込機能付き投影装置。 - 請求項3において、
前記投影制御手段は、前記画像取込制御手段が前記描画画像を取り込むのに同期してその取込時またはその前後に投影していた投影画像の画像信号を取得するようになっており、
前記画像対応付手段は、前記画像取込制御手段で取り込んだ描画画像の画像データと、前記投影制御手段で取得した画像信号により構成される投影画像の画像データとを対応付けて記憶手段に記憶するようになっていることを特徴とする画像取込機能付き投影装置。 - 請求項3において、
前記投影制御手段は、投影データに基づいて前記投影手段により前記投影画像を投影し、前記画像取込制御手段が前記描画画像を取り込むのに同期してその取込時またはその前後に投影していた投影画像の画像データを前記投影データから取得するようになっており、
前記画像対応付手段は、前記画像取込制御手段で取り込んだ描画画像の画像データと、前記投影制御手段で取得した画像データとを対応付けて記憶手段に記憶するようになっていることを特徴とする画像取込機能付き投影装置。 - 請求項4および5のいずれかにおいて、
前記画像対応付手段は、前記描画画像と前記投影画像とを合成してその合成画像の画像データを前記記憶手段に記憶するようになっていることを特徴とする画像取込機能付き投影装置。 - 請求項6において、
前記画像対応付手段は、異なる複数の画像合成方法のうちいずれかの指定を入力し、指定された画像合成方法により前記描画画像と前記投影画像とを合成するようになっていることを特徴とする画像取込機能付き投影装置。 - 請求項6および7のいずれかにおいて、
前記画像対応付手段は、前記描画画像および前記投影画像を分離可能な形式で前記描画画像と前記投影画像とを合成するようになっていることを特徴とする画像取込機能付き投影装置。 - 請求項4ないし8のいずれかにおいて、
前記記憶手段は、取付可能な外付メモリ、またはネットワーク経由で利用可能な外部メモリであることを特徴とする画像取込機能付き投影装置。 - 請求項1ないし9のいずれかにおいて、
さらに、レンズシステムを備え、
前記投影手段は、前記レンズシステムを介して前記投影画像を投影するようになっており、
前記画像取込手段は、前記レンズシステムを介して前記描画画像を取り込むようになっていることを特徴とする画像取込機能付き投影装置。 - 投影および描画可能なスクリーンに投影画像を投影する投影手段と、前記スクリーンに描画された描画画像を取り込む画像取込手段とを備えるコンピュータに対して、前記投影手段を制御する投影制御手段、および前記画像取込手段を制御する画像取込制御手段として実現される処理を実行させるためのプログラムであって、
前記投影制御手段は、前記画像取込制御手段が前記描画画像を取り込むのに同期してその取込時に、前記投影手段の投影光量を減衰させまたは前記投影手段による投影を停止させるようになっていることを特徴とする投影制御プログラム。 - 投影および描画可能なスクリーンに投影画像を投影する投影手段を備え、前記スクリーンに描画された描画画像を取り込む画像取込手段を取付可能なコンピュータに対して、前記投影手段を制御する投影制御手段、および前記画像取込手段が取り付けられたときに当該画像取込手段を制御する画像取込制御手段として実現される処理を実行させるためのプログラムであって、
前記投影制御手段は、前記画像取込制御手段が前記描画画像を取り込むのに同期してその取込時に、前記投影手段の投影光量を減衰させまたは前記投影手段による投影を停止させるようになっていることを特徴とする投影制御プログラム。 - 請求項11および12のいずれかにおいて、
さらに、前記投影画像および前記描画画像を対応付ける画像対応付手段として実現される処理を実行させるためのプログラムであって、
前記画像対応付手段は、前記画像取込制御手段で取り込んだ描画画像と、前記投影制御手段で投影した投影画像であってその描画画像の取込時またはその前後に投影していたものとを対応付けるようになっていることを特徴とする投影制御プログラム。 - 投影および描画可能なスクリーンに投影画像を投影する投影手段と、前記スクリーンに描画された描画画像を取り込む画像取込手段とを備える投影装置を制御する方法であって、
前記投影手段を制御する投影制御ステップと、前記画像取込手段を制御する画像取込制御ステップとを含み、
前記投影制御ステップは、前記画像取込制御ステップで前記描画画像を取り込むのに同期してその取込時に、前記投影手段の投影光量を減衰させまたは前記投影手段による投影を停止させることを特徴とする投影制御方法。 - 投影および描画可能なスクリーンに投影画像を投影する投影手段を備え、前記スクリーンに描画された描画画像を取り込む画像取込手段を取付可能な投影装置を制御する方法であって、
前記投影手段を制御する投影制御ステップと、前記画像取込手段が取り付けられたときに当該画像取込手段を制御する画像取込制御ステップとを含み、
前記投影制御ステップは、前記画像取込制御ステップで前記描画画像を取り込むのに同期してその取込時に、前記投影手段の投影光量を減衰させまたは前記投影手段による投影を停止させることを特徴とする投影制御方法。 - 請求項14および15のいずれかにおいて、
さらに、前記投影画像および前記描画画像を対応付ける画像対応付ステップを含み、
前記画像対応付ステップは、前記画像取込制御ステップで取り込んだ描画画像と、前記投影制御ステップで投影した投影画像であってその描画画像の取込時またはその前後に投影していたものとを対応付けることを特徴とする投影制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2003320156A JP2005084652A (ja) | 2003-09-11 | 2003-09-11 | 画像取込機能付き投影装置および投影制御プログラム、並びに投影制御方法 |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2011126064A (ja) * | 2009-12-16 | 2011-06-30 | Seiko Epson Corp | 表示システム、および表示システムの制御方法、プロジェクター |
JP2013065046A (ja) * | 2012-12-26 | 2013-04-11 | Canon Inc | 画像投射装置 |
-
2003
- 2003-09-11 JP JP2003320156A patent/JP2005084652A/ja not_active Withdrawn
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