JP2005083024A - 戸締り確認システム用後付けキット - Google Patents

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Abstract

【課題】 既存の施解錠装置に、容易に取り付けができ、かつ生産コストのかからない戸締り確認システム用後付けキットを提供する。
【解決手段】 施解錠装置の可動部103、501に取り付けられ、永久磁石120、502を備える被感知部160と、磁石の近傍に配置されて施解錠装置の施解錠動作による磁石の近接を感知するセンサー125と、該センサーを内蔵するとともにセンサーの磁石への近接感知をきっかけとして発せられる施解錠信号を発信する発信機150、503とを備え、さらに、発信機から離隔された位置に配置されるべき施解錠信号を受信する防犯コントローラ180とを具備する戸締り確認システム用後付けキットにおいて、被感知部は施解錠装置の可動部に取り付け可能に構成する。
【選択図】 図3


Description

本発明は、後付け可能に構成された戸締り確認システムに関する。
近年、空き巣等の犯罪件数の増大に伴い、建物のドア、窓等の施解錠装置に防犯システムを取り付ける場合が多い。防犯システムには、サッシのクレセント等の施解錠装置の近傍に設置され、このクレセントの施錠解錠信号を送信する複数の子機と、複数の子機からの施解錠信号を受信して各子機の施解錠状態を表示する親機とを備え、この親機を玄関等に設置し、外出時、または就寝時に、この親機で各サッシの戸締り状態を確認する戸締り確認システムが使用されている。
実際に外部からサッシのガラスパネル等が破壊され、クレセントが施解錠された場合にはクレセントの近傍に設置された子機が察知して親機に信号を送信し、信号を受信した親機は、家主の携帯電話等に信号を送信して不法侵入を伝えるシステムとなっている。さらに、セキュリティーシステム等に加入している場合には、管理室に非常信号が送信されるようシステム化することも可能である。
特許文献1には、開口部装置に取り付けられた戸締り確認システムが開示されており、図9にはその子機300、およびクレセント400が示されている。サッシは、内障子と外障子とを備える引き違いサッシであり、子機300はクレセント400に隣接して設けられている。レバー部410には磁石が埋設されており、子機300には磁石に対向するセンサー410a、および410bが配備されている。なお、センサー410a、および410bは、子機300の下端部420に内蔵されているため破線で示す。戸締り確認システムが作動中の状態では、センサー410a、および410bが、センサー410a、および410bに磁石が近接した施錠状態、および磁石が離れた解錠状態を感知し、子機300から親機に信号が発信されている。
また、このような戸締り確認システムを取り付けるには、既存のクレセントがある場合、一般的にはクレセント全体をハンドル部に磁石の取り付けられたものと新たに交換し、さらに子機300も同時に取り付けることにより対応している。
特開2002−213122号公報
しかし、既存のクレセントの中には交換ができないものもあり、また、交換できたとしても費用が高くつくという問題があった。そのため、戸締り確認システムを後付けの加工で付与する方法が望まれていたが、クレセント等の既存の施解錠装置は、デザインが多様であるため、これらの施解錠装置に共通して容易に取り付けられ、かつ生産コストのかからない戸締り確認システムの開発はなされていなかった。
そこで本発明は、既存の施解錠装置に、容易に取り付けができ、かつ生産コストのかからない戸締り確認システム用後付けキットを提供することを課題とする。
以下、本発明について説明する。なお、本発明の理解を容易にするために添付図面の参照符号を括弧書きにて付記するが、それにより本発明が図示の形態に限定されるものではない。
請求項1の発明は、施解錠装置の可動部(103、501)に取り付けられ、永久磁石(120、502)を備える被感知部(160)と、磁石の近傍に配置されて施解錠装置の施解錠動作による磁石の近接を感知するセンサー(125)と、該センサーを内蔵するとともにセンサーの磁石への近接感知をきっかけとして発せられる施解錠信号を発信する発信機(150、503)とを備え、さらに、発信機から離隔された位置に配置されるべき施解錠信号を受信する防犯コントローラ(180)とを具備する戸締り確認システム用後付けキットであって、被感知部は施解錠装置の可動部に取り付け可能に構成されている、ことを特徴とした戸締り確認システム用後付けキットを提供して前記課題を解決する。
請求項1の発明によれば、予め取り付けられている施解錠装置に、磁石、磁石を感知する発信機、および防犯コントローラを後付けでき、施解錠装置全体を交換することなく戸締り確認システムが取り付けられるため、手間、およびコストを省くことができる。
請求項2の発明は、請求項1に記載の戸締り確認システム用後付けキットにおいて、施解錠装置の可動部(103、501)に、熱収縮材からなる装着部材(160)を介して前記被感知部(160)が取り付け可能とされたことを特徴とする。
請求項2の発明によれば、予め取り付けられている様々な形状の可動部に、熱収縮材の装着部材によって簡便に磁石を後付けすることができるため、施解錠装置全体を交換することなく戸締り確認システムが取り付けられ、手間、およびコストを省くことができる。
請求項3の発明は、請求項1に記載の戸締り確認システム用後付けキットにおいて、施解錠装置の可動部(103、501)に、装着部材(160)を介して前記被感知部(160)が取り付け可能とされており、前記装着部材は容器(163)と充填材(164)とを備え、前記容器に前記充填材が充填されることにより前記被感知部が前記可動部に固定されることを特徴とする。
請求項3の発明によれば、予め取り付けられている様々な形状の可動部に、磁石を備えた容器を、樹脂材を充填することによって簡便に後付けすることができるため、施解錠装置全体を交換することなく戸締り確認システムが取り付けられ、手間、およびコストを省くことができる。
請求項4の発明は、躯体に設けられた枠体(50)と、枠体に取り付けられた障子(60、70)と、障子に取り付けられている施解錠装置とを備えた開口部装置であって、施解錠装置の可動部(103、501)には、請求項1〜3のいずれかに記載の戸締り確認システム用後付けキットの被感知部(160)が取り付けられ、障子の框にはキットの発信機(150、503)が、センサー(125)と被感知部に備えられた磁石とが近接するようにして取り付けられ、キットの防犯コントローラ(180)は、発信機とは離隔して配置されている開口部装置(200)を提供して前記課題を解決する。
請求項4の発明によれば、開口部装置に予め取り付けられている施解錠装置に、磁石、磁石を感知する発信機、および防犯コントローラを後付けでき、施解錠装置全体を交換することなく戸締り確認システムが取り付けられるため、手間、およびコストを省くことができる。
請求項1の発明によれば、予め取り付けられている施解錠装置に、磁石、磁石を感知する発信機、および防犯コントローラを後付けでき、施解錠装置全体を交換することなく戸締り確認システムが取り付けられるため、手間、およびコストを省くことができる。
また、請求項2の発明によれば、予め取り付けられている様々な形状の可動部に、熱収縮材の装着部材によって簡便に磁石を後付けすることができるため、施解錠装置全体を交換することなく戸締り確認システムが取り付けられ、手間、およびコストを省くことができる。
また、請求項3の発明によれば、予め取り付けられている様々な形状の可動部に、磁石を備えた容器を樹脂材を充填することによって簡便に後付けすることができるため、施解錠装置全体を交換することなく戸締り確認システムが取り付けられ、手間、およびコストを省くことができる。
さらに、請求項4の発明によれば、開口部装置に予め取り付けられている施解錠装置に、磁石、磁石を感知する発信機、および防犯コントローラを後付けでき、施解錠装置全体を交換することなく戸締り確認システムが取り付けられるため、手間、およびコストを省くことができる。
本発明のこのような作用及び利得は、次に説明する発明を実施するための最良の形態から明らかにされる。
以下本発明を図面に示す実施形態に基づき説明する。
図1は、本発明に係る戸締り確認システム用後付けキットが取り付けられた引き違い窓200が閉じられた状態を室外側から概略的に示した正面図である。なお、本実施例では引き違い窓、およびクレセントを例として説明する。
図示の引き違い窓200は、建物(図示せず)の所定箇所に取り付けられる枠体50と、枠体50に取り付けられた2枚の可動障子である内障子60、および外障子70とを備えている。枠体50は、上枠51、下枠52、右縦枠53、および左縦枠54によって構成されている。また、内障子60は、上框61と、下框62と、右縦框63と、左縦框64と、これらの框に固定されたガラスパネル65とを備えており、左縦框64の室内側には引き手(図1には現われていない。)が取り付けられている。外障子70との召し合わせ框である右縦框63(図1においては、下記の外障子70の左縦框74と召しあっており現れていない。)の中央部付近には回動手掛用部材100(以下において「クレセント100」という。)と、クレセント100の近傍に設けられた発信機150(以下において「子機150」という。)とが取り付けられている。
外障子70は、上框71、下框72、右縦框73、左縦框74、およびこれらの框に固定されたガラスパネル75を備えており、右縦框73の室内側には引き手(図1には現われていない。)が取り付けられている。内障子60との召し合わせ框である左縦框74にはクレセント100と係合する係合部76が設けられている。
図2には、図1の引き違い窓200の外障子70を図の左方向に引寄せて、窓を開放した状態における、II−II線に沿った断面図を示している。外障子70にはガラスパネル130a、および130bが、複層ガラスとして上下端部をグレージングチャネル131a、および131bを介して上框71、および下框72に取り付けられている。下框72には、滑車132が設けられており、下枠52から上方向に立設されたレール133の上に配置されている。滑車132が、レール133の上を回転しつつ見付け方向へと移動されることによって、障子70の開閉が可能となっている。一方、上框71には嵌合溝134が形成されており、上端部は上枠51に設けられた突片135の厚さとほぼ同じ厚みの溝幅となるよう設けられている。よって、突片135が、上框71に形成された嵌合溝134に隙間なく嵌合されることによって、障子70の開閉時においてガタつきなく滑らかに見付け方向へと移動させることができる。
同様に、内障子60にはガラスパネル136a、および136bが、複層ガラスとして上下端部をグレージングチャネル137a、および137bを介して上框61、および下框62に取り付けられている。下框62には、滑車138が設けられており、下枠52から上方向に立設されたレール139の上に配置されている。滑車138が、レール139の上を回転しつつ見付け方向へと移動されることによって、障子60の開閉が可能となっている。一方、上框61には嵌合溝140が形成されており、上端部は上枠51に設けられた突片141の厚さとほぼ同じ厚みの溝幅となるよう設けられている。よって、突片141が、上框61に形成された嵌合溝140に隙間なく嵌合されることによって、障子60の開閉時においてガタつきなく滑らかに見付け方向へと移動させることができる。
本開口部装置(引き違い窓)200を施解錠するための装置として、内障子60の右縦框(図示せず)には子機150、およびクレセント100が取り付けられており、クレセント100内に形成されているハンドル部103を回動させることによって施解錠が可能であるように構成されている。
図3は、内障子60の右縦框63の見込み面63aに、クレセント100、および子機150が装着されている様子を概略的に示した斜視図である。なお、図3は施錠時の状態を示している。係合部76に錠止片102が係合されると、ハンドル部103とともに、ハンドル部103の下部(解錠時の状態)に取り付けられている、磁石120が内蔵された装着部160が、センサー125a、および125bを保持した子機150に対応する位置へ移動される。
このように、センサー125に磁石120が感知されている状態であるか、非感知の状態であるかにより戸締り確認システムが作動されるよう構成されている。施錠状態は、センサー125によって感知され、子機150からは施錠信号が防犯コントローラ180(図8参照。なお、以下において「親機」という。)に送信される。
一方、クレセント100が図3に示した矢印方向に回動され、ハンドル部103、およびハンドル部103に埋設されている磁石120が、子機150に設けられているセンサー125から離れていくと、子機150からは解錠信号が親機180(図8参照)に送信される。よって、外出時、または就寝時等において、外部からの侵入者が解錠をみた場合はただちに管理者に知れることとなる。
図4(a)は、図3を室内側方向から見た側面図を示す。なお、よりよく説明をするために、子機150、およびクレセント100の一部を透視図にて表す。子機150の左側にはセンサー基盤151がねじ152a、および152bによって固定されている。センサー基盤151の上部には、DC電池153が取り付けられている。また、下端部には、上記センサー125bが配備されており、上記のとおりハンドル部103の装着部材160に取り付けられている磁石120を感知するようになっている。ハンドル部103の固定されている台座部104は、ねじ105a、および105bによって右縦框63に固定されている。
磁石120と、子機150のセンサー125bとは、図4に示すように所定の間隔(数ミリ程度)となるよう取り付けられており、所定の間隔以上になると磁石120はセンサー125b(図4には現われていないが、センサー125aについても同様である。)に感知されないようになる。本実施例に示されている発信機150、および装着部材160は、多様なデザインからなる既存の縦框63及びクレセント100に後付けで取り付けられる。しかし、既存の開口部装置に取り付けられた場合の磁石120と、子機150のセンサー125bとの間隔はクレセントごとにそれぞれ異なる。この間隔を調整する調整機構として、センサー基盤151を磁石120に近接、もしくは隔離させるために、ねじ152a、および152bを使用し、ねじ152a、および152bの締め付けの程度によって距離を調節している。
また、図4(b)には、図4(a)の変形例を示す。右縦框63とハンドル部103とが近接している場合には、上記のとおり、ねじ152a、および152bを締め付けて右縦框63に近づける調節機構だけでは磁石120を備えた装着部材160が装着できない場合もある。よって、装着部材160の下部(解錠時の状態)に、センサー125bに対応されるように切り欠き部166を形成し、切り欠き部166に合わせた形状の磁石が取り付けられたものを、ハンドル部103に装着する。
上述した構造のうち、本発明では、磁石120を備えた装着部材160の取り付け方法に最大の特徴を備えている。以下に実施例によって詳細に説明する。
(実施例1)
図5は、装着部材160が取り付けられたクレセント100の一例を示す室内側側面図である。装着部材160は、既存のクレセント100の下部に下部全面を覆うように取り付けられており、本部材161に熱収縮材が使用されている。
熱収縮材には例えば三菱化学製ヒシチューブ(軟質ポリ塩化ビニール系)が使用されており、軟質ポリ塩化ビニール系の熱収縮材は加熱によって短時間に収縮するため加工効率に優れ、複雑な形状のものでも気密性の高い状態で被覆することができるという特徴が備えられている。従って、様々なデザインのクレセント100においても、ハンドル部103の下端部に磁石120を後付けで簡便に取り付けることができる。また、加熱による収縮後は、ビス162a、および162bによって外部からハンドル部103にさらに確実に固定することもできる。実際に熱収縮チューブをクレセントのハンドル部103に取り付けるには、ハンドル部103の外径よりやや大きめに形成した熱収縮チューブにハンドル部先端を差し入れ、熱湯を熱収縮チューブに注ぐことにより、チューブが収縮して、ハンドル部103に密着される。
(実施例2)
図6は、装着部材160が取り付けられたクレセント100の一例を示す室内側側面図である。装着部材160は、既存のクレセント100の下部に下部全面を覆うように嵌めいれられており、外側に現われている磁石120の取り付けられたケース163と、ケース163内部に充填された充填材164とで構成されている。
充填材164にはウレタン系の樹脂が使用されている。装着部材160の装着は、予め工場等で生産されたケース163が現場において嵌め入れられ、さらにケース163に発泡性を有するウレタン系樹脂の充填材164が充填されることによって行われる。従って、様々なデザインのクレセント100においても、ハンドル部103の下端部に磁石120の取り付けられたケース163を、後付けで取り付けることができる。
上記の実施例では、戸締り確認システムの後付け方法をクレセント100を例として説明したが、玄関口等に設けられているサムターンにも取り付けることができる。下記に実施例3として説明する。
(実施例3)
図7には、装着部材160が取り付けられたサムターン500の一例を示す。サムターン500のつまみ部501には磁石502が装着部材160を介して後付けで取り付けられている。磁石502に対応する位置には、子機503が取り付けられており、上記引き違い窓に取り付けられたクレセント100と同様の構成とすることが可能である。なお、磁石502の後付け方法は、上記実施例1〜2で示した方法のうち、いずれにおいても可能である。
上記の実施例では、いずれの場合においてもクレセント、サムターンの可動部材を交換する必要がなく、後付けで部材を取り付けるのみでよい。また、後付けされる部材は簡便な作業によって容易に取り付けられ、さらに装着部を構成する材料はいずれも加工効率がよく、現場対応も可能であるため、作業効率、生産コストにおいても優れている。
図8には戸締り確認システムが作動する様子を概略的に示す。なお、図8においては上記実施例1、および2で示したクレセント100を例として説明するが、サムターン500についても同様のシステムが適用される。この戸締り確認システムは、上記クレセント100a〜100c、および子機150a〜150cを備えた複数の窓(I)〜(III)と、これら窓(I)〜(III)の子機150a〜150cと無線通信可能に構成された親機180とを備えている。
親機180は、例えば玄関等の戸締り確認システムの作動をオン、オフに操作しやすい場所に設置され、台所、和室、浴室等に設置された窓(I)〜(III)の子機150a〜150cからのクレセント100a〜100cの施解錠信号を受信して、受信表示を行う表示装置181が設けられている。表示装置181により、建物管理者等は建物に設けられている窓において、どの窓がどのような施解錠状態におかれているかがすぐにわかるようになっている。一方、親機180から、外出先の関係者や建物管理者の携帯電話、もしくはコンピューター等に信号を送信することも可能であり、異変が生じた場合には時間を経ずして知らせることも可能である。
なお、磁石、およびセンサーを備えた子機の取り付けには、上記実施例の他に、既存するドアのデッドボルトに穴をあけて磁石を取り付け、磁石に対応する位置に子機を取り付ける構成がある。また、木造サッシやビル用サッシのクレセント、ラッチ、ハンドル、サムターン等の戸締り金具の可動部に、磁石の取り付け用ポケットを製造段階で予め作っておき、子機を、ポケット内に装着した磁石の位置にあわせて取り付ける、という構成としても上記の実施例と同様の効果を奏することができる。
以上、現時点において、もっとも、実践的であり、かつ、好ましいと思われる実施形態に関連して本発明を説明したが、本発明は、本願明細書中に開示された実施形態に限定されるものではなく、引き違い窓の他にも縦滑り出し窓、および横滑り出し窓等にも適用される。また、請求の範囲および明細書全体から読み取れる発明の要旨或いは思想に反しない範囲で適宜変更可能であり、そのような変更を伴う戸締り確認システム用後付けキットもまた本発明の技術的範囲に包含されるものとして理解されなければならない。
引き違い窓を室外側から概略的に示す正面図である。 図1におけるII−II線に沿った断面図である。 右縦框に、クレセント、および子機が装着されている様子を概略的に示す斜視図である 図3に示したクレセント、および子機を、室内側方向から見た側面図である。 図4(a)の変形例を示す図である。 装着部材が取り付けられたクレセントの一例を示す室内側側面図である。 装着部材が取り付けられたクレセントの一例を示す室内側側面図である。 装着部材が取り付けられたサムターンの一例を示す室内側側面図である。 戸締り確認システムが作動する様子を概略的に示す図である。 従来例を示す図である。
符号の説明
50 枠体
60、70 障子
103 ハンドル部(可動部)
125 センサー
160 装着部材(被感知部)
163 容器
164 充填材
180 親機(防犯コントローラ)
200 開口部装置
150、503 子機(発信機)
100 クレセント(施解錠装置)
500 サムターン(施解錠装置)
501 つまみ部(可動部)
120、502、 磁石

Claims (4)

  1. 施解錠装置の可動部に取り付けられ、永久磁石を備える被感知部と、前記磁石の近傍に配置されて前記施解錠装置の施解錠動作による前記磁石の近接を感知するセンサーと、該センサーを内蔵するとともに前記センサーの前記磁石への近接感知をきっかけとして発せられる施解錠信号を発信する発信機とを備え、さらに、前記発信機から離隔された位置に配置されるべき前記施解錠信号を受信する防犯コントローラとを具備する戸締り確認システム用後付けキットであって、
    前記被感知部は、前記施解錠装置の可動部に取り付け可能に構成されている、
    ことを特徴とした戸締り確認システム用後付けキット。
  2. 前記施解錠装置の可動部に、熱収縮材からなる装着部材を介して前記被感知部が取り付け可能とされた、請求項1に記載の戸締り確認システム用後付けキット。
  3. 前記施解錠装置の可動部に、装着部材を介して前記被感知部が取り付け可能とされており、前記装着部材は容器と充填材とを備え、前記容器に前記充填材が充填されることにより前記被感知部が前記可動部に固定される請求項1に記載の戸締り確認システム用後付けキット。
  4. 躯体に設けられた枠体と、前記枠体に取り付けられた障子と、前記障子に取り付けられている施解錠装置とを備えた開口部装置であって、
    前記施解錠装置の可動部には、請求項1〜3のいずれかに記載の戸締り確認システム用後付けキットの被感知部が取り付けられ、
    前記障子の框には前記キットの発信機が、前記センサーと前記被感知部に備えられた磁石とが近接するようにして取り付けられ、
    前記キットの防犯コントローラは、前記発信機とは離隔して配置されている、開口部装置。
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