JP2002180770A - サッシ窓用防犯網戸 - Google Patents

サッシ窓用防犯網戸

Info

Publication number
JP2002180770A
JP2002180770A JP2000376100A JP2000376100A JP2002180770A JP 2002180770 A JP2002180770 A JP 2002180770A JP 2000376100 A JP2000376100 A JP 2000376100A JP 2000376100 A JP2000376100 A JP 2000376100A JP 2002180770 A JP2002180770 A JP 2002180770A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
screen door
door
frame
security
screen
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000376100A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Ninomiya
博 二宮
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP2000376100A priority Critical patent/JP2002180770A/ja
Publication of JP2002180770A publication Critical patent/JP2002180770A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G08SIGNALLING
    • G08BSIGNALLING OR CALLING SYSTEMS; ORDER TELEGRAPHS; ALARM SYSTEMS
    • G08B13/00Burglar, theft or intruder alarms
    • G08B13/02Mechanical actuation
    • G08B13/12Mechanical actuation by the breaking or disturbance of stretched cords or wires
    • GPHYSICS
    • G08SIGNALLING
    • G08BSIGNALLING OR CALLING SYSTEMS; ORDER TELEGRAPHS; ALARM SYSTEMS
    • G08B13/00Burglar, theft or intruder alarms
    • G08B13/02Mechanical actuation
    • G08B13/08Mechanical actuation by opening, e.g. of door, of window, of drawer, of shutter, of curtain, of blind

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Burglar Alarm Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 防犯効果が高く、それ自体単一商品として取
扱うことができ、既存網戸に対し交換自在のサッシ窓用
防犯網戸を提供する。 【解決手段】 網戸とガラス戸を相互に固定出来る特殊
錠と、制御部内蔵の電子符号器及び警報装置や電池等の
部品を枠内に内蔵し、枠の固定位置からのずれに加え
て、網ないし縦桟が破損したことの検出、並びに前記特
殊錠が解錠された状態を検出し、暗証符号の入力がない
限り、いずれか1つのセンサ異常検出で警報するように
した格子付のサッシ窓用防犯網戸。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、枠間に人の出入り
を阻止する縦桟を設けて堅牢に構成し、枠内に網戸及び
ガラス戸相互の移動を阻止する特殊錠や電子符号器及び
制御部並びに警報装置、或いはその電源電池を埋め込ん
で、網戸そのものに安全防犯機能を持たせ、既存の網戸
と交換自在に構成されたサッシ窓用防犯網戸に関する。
【0002】
【従来の技術】夏の暑い夜、窓を閉めクーラを効かせて
就寝することが多い。しかし、これは健康に悪く、かつ
不経済である。そこで窓を開けて網戸とし、クーラを使
わず安眠したいものである。しかしながら、一般に網戸
には錠が無く、破られ易いので不安全で危険である。こ
こに防犯網戸の必要性がある。
【0003】従来の防犯網戸に関するものの例として
は、例えば特開昭57−133991号公報(戸)に示
されるものの例がある。この戸は、格子付網戸を構成し
て網戸を破れにくくし、この網戸を他の戸に対し固定す
る1個の錠を用いて戸締まりするようにしたもので、比
較的簡単な構成で防犯できる点に特徴がある。この格子
付網戸を用いれば、格子を通じての通風により室内を涼
しくすることができ、格子によって泥棒の侵入を防ぐこ
とが期待される。
【0004】しかしながら、この格子付網戸を他の戸に
対して固定する1つの錠は、例えばそれが回転ねじ式の
ものである場合、網を破り格子内に外から手を入れて解
錠される恐れがある。また、この場合、網戸以外の他の
戸に改造を必要とするので、このままではサッシ窓にお
ける交換用の網戸として利用できないという問題点があ
る。
【0005】また、従来の防犯用網戸の例としては、特
開昭49−111443号公報(窓用網戸の防犯警報装
置)の例がある。この警報装置は、網戸に張られた電線
の電流遮断でベルを鳴らすようにしたものである。
【0006】しかしながら、この警報装置は、施錠につ
いて考慮されておらず、また、コントロールパネルが室
内側に配置されるものであり、固定網戸の場合は良い
が、サッシ窓用網戸のように移動式の場合には適用し難
い問題点がある。
【0007】さらに、従来の防犯網戸に使用できる機能
としては、特開平11−86148号公報(引き戸用防
犯ベル)に示されるように引き戸が開かれるとベルが鳴
るものの他種々の方式、装置が提案されている。
【0008】しかしながら、これら種々の方式、装置を
適用しても、単一商品として実際利用、販売できる防犯
網戸が構成できていないのが実情である。その理由は、
従来の多くのものはサッシ窓に対しシステム構成されて
おり交換網戸としては販売できなかったり、サッシ枠に
検知部分の一部が設置されており、網戸又はガラス戸の
開閉に支障があったり、サッシ窓やガラス戸の改造が必
要であったり、防犯効果が期待できなかったり、或いは
高価すぎる構成であったりするからである。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明は、上
記従来技術に鑑みて、防犯効果が高く、単一商品として
実際利用、販売できる防犯網戸を構成し、既存の網戸と
交換自在のサッシ窓用防犯網戸を提供することを目的と
する。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本発明は、特許請求の範囲に記載の通りのサッシ窓用防
犯網戸を構成した。即ち、本発明のサッシ窓用防犯網戸
は、開放窓を形成するサッシと、その底面及び天面に備
えられた複数のレールに対し夫々移動自在に取付けられ
た複数のガラス戸と、前記レールと並行して設けられた
網戸用のレールに移動自在に取付けられ前記ガラス戸を
一位置に合わせた状態で開放位置に配置可能の網戸とを
備えたサッシ窓に対し、それ自体単一商品として取扱わ
れ既存の網戸と交換自在に構成されるサッシ窓用防犯網
戸であって、比較的肉薄の枠と、その枠内に人の出入り
を阻止できる複数の縦桟と、その表面に虫の出入りを阻
止できる網とを備え、前記サッシ窓に合わせて規格寸法
で製作された網戸本体を設け、前記網戸本体の枠内に
は、通常は前記枠の内部に位置し、施錠時は、前記ガラ
ス戸の前記網戸寄りの端面に略接触するよう突出され、
網戸及びガラス戸の相互の移動を阻止する突出部材を備
えた特殊錠と、操作面を室内側として内部に制御部を備
えた電子符号器と、前記制御装置で制御される警報装置
と、これらを駆動する電源電池を設け、加えて前記網戸
本体の関連部位には、前記網又は及び前記縦桟の破損状
況を検出するセンサと、前記網戸本体の前記開放位置に
対するずれを検出するセンサとを設け、前記制御部は、
前記操作面に予め定めた暗証符号が入力されたときを除
いて、前記センサのいずれか1つが異常を検出したとき
前記警報装置に警報出力信号を出力することを特徴とす
る。また、安全度を更に高め、安心感を持たせるために
は、前記特殊錠の旋錠状態を検出するセンサーを設けた
ことを特徴とする。
【0011】前記特殊錠の施錠状態は、前記突出部材の
作動状態を検出するリミットスイッチや磁気センサで構
成できる。前記網又は及び前記縦桟の破損状況は、網を
破っての手の侵入や桟を曲げての人の侵入を検出するも
のであり、網に沿って配線したエナメル線の断線や格子
内に配線した細い電線の断線等で検出できる。網又は縦
桟の破損の検出は防犯レベルによって使い分ける。前記
網戸本体の前記開放位置に対するずれは、網戸外枠に備
えたリミットスイッチ等により、サッシとの距離のずれ
で検出できる。網に沿って配線するエナメル線は、網戸
素材線と同一径かそれより細い径とし、色も同一色とす
れば配線上、何らの違和感が生じない。
【0012】以上のように構成された本発明の防犯用網
戸は、網戸の枠内に防犯手段である特殊錠、制御装置本
体、センサ類、警報装置、電池を組込んだ形であるの
で、単一商品として扱うことができ、既存のサッシやガ
ラス戸を改造することなく通常網戸と交換できる。交換
された網戸は、複数の縦桟を有し格子付網戸とされてい
るので簡単に破られることはない。
【0013】また、本発明の防犯網戸には、特殊錠が内
蔵されており、前記開放位置(網戸利用位置)で突出部
材をガラス戸の一端に対し突出させることにより、相互
の移動を阻止でき、戸締まりできる。突出部材を枠内に
収納した状態では、枠面から突出しているものは無く、
網戸を自由に移動できる。
【0014】さらに、本発明の防犯用網戸には、上記セ
ンサ類の作動状態を検出し、例えば4桁の暗証符号が入
力されない限り、各センサの内1つが異常のときブザー
や音声等警報出力する制御部が備えられている。
【0015】従って、網戸外方から人が侵入しようとす
るとき、網や縦桟を破れば警報し、特殊錠の突出部材を
収納すれば警報し、特に網戸を外そうと動かしただけで
警報するので、完全防犯でき安心して利用できる。仮
に、無理やり網戸をレールから外した状態では、警報は
鳴りっぱなしとなる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して本発明
の実施形態を説明する。図1は本発明の一実施形態に係
る防犯網戸の室内側から見た正面図、図2〜図6は、そ
の詳細及び使用方式等を示す説明図である。
【0017】本発明の防犯網戸は、固定窓を形成するサ
ッシと、その底面及び天面に備えられた複数のレールに
対し夫々移動自在に取付けられた複数のガラス戸と、前
記レールと並行して設けられた網戸用のレールに移動自
在に取付けられ前記ガラス戸を一位置に合わせた状態で
開放位置に配置可能の網戸とを備えたサッシ窓に対し、
既存の網戸と交換自在に構成される。
【0018】図1に示すように、本発明の一実施形態に
係る防犯網戸1は、図示しないサッシ窓の網戸用レール
に着脱可能とすべく、上下、左右の4本の外枠2−1,
2−2,2−3,2−4及び中枠2−5を組合わせ、規
格寸法の枠2(2−1〜4)を備えて成る。上下の枠2
−1,2−2には、図示しないサッシ窓の網戸用レール
に沿って移動すべく、たとえば下方枠2−2には戸車を
付ける等、適宜レール対応部材を備えている。また、左
右の枠2−3,2−4には、左又は右端部に移動したと
き、図示しないサッシ窓の枠に係合するよう形成されて
いる。これらの点は、枠2を10〜20mm程度と比較
的肉薄とし通常網戸よりは強固とされる以外、余り変わ
る所がない。
【0019】中枠2−5で区切られた上下の窓は、夫々
5本の縦桟3で仕切られ、1スパン10〜15cm程度
として縦桟3の破損なしでは外から人が侵入できないよ
うにしている。縦桟3の外側に、上下夫々分けて樹脂製
の網4が張られる。この網4は、各枠2の周囲に備えた
凹部に線状材を嵌合させ網4の端部を固定する等によ
り、交換自在に張られる点は、通常網戸と異なる所がな
い。
【0020】前記左の枠2−3の中央には、上より順に
警報装置としてのブザー5と、制御装置としての電子符
号器6と、ずれ検出センサとしてのリミットスイッチ7
が、その表面を枠2−3表面より突出させることなく、
埋め込まれている。
【0021】上枠2−1及び下枠2−2の右方寄りの位
置には、その内部に仕組んだ突出部材(図3で詳述す
る)を網戸使用位置(前述開放位置)でガラス戸の端面
と略接触させる位置で突出できる位置に、特殊錠8−
1,8−2が夫々埋込まれている。
【0022】前記縦桟3の内部には、各縦桟が曲げら
れ、或いは切断されたとき、その破損を検出するための
センサとして細い電線9が内蔵されている。また、前記
網4の内側で、前記特殊錠8−1,8−2及び前記電子
符号器6の近くには、網4を破って外から手を入れ前記
特殊錠8−1,8−2を解錠しようとする操作或いは電
子符号器6の内部の電池に備えた電池を抜き取ろうとす
る操作を事前に検出するセンサとしてエナメル線10が
ループ状に張られている。このループを切断すれば、電
流遮断でエナメル線切断を検知できる構成である。特殊
錠8−1,8−2には、図3で詳述するように、その内
部に備えた突出部材(平板)の作動状態を検出するため
の磁気センサが設けられている。各センサ類は、全て前
記電子符号器6の制御部と接続される。
【0023】図2に示すように、各縦桟3内に配線され
た破損検出用の細い電線9は外枠2−1,2−2及び中
枠2−5内で集合され、縦桟3内の電線のうち、いずれ
か1本が断線されたら異常と検出する態様で電子符号錠
6の制御部と接続される。図には、特殊錠8−2に内蔵
した磁気センサやリミットスイッチ7を含めた各センサ
類やブザー5が電子符号錠6の制御部と夫々接続される
ことが示されている。
【0024】図3に示すように、特殊錠8(8−1,8
−2)は、ケース本体11の上端又は下端の左右に一対
備えられたブッシュ12(12−1,12−2)と、こ
のブッシュ12に対し水平面内で回動自在の軸13と、
この軸13に固定され軸13の回転に伴ってケース本体
11に対して収納、突出自在の平板14と、この平板1
4を突出方向に付勢するばね15と、平板14を収納位
置で固定し、ワンクリック等による引出し操作で突出さ
せることができる図示しないストップ機構と、平板14
が収納されている状態を検出する磁気センサ16とで構
成されている。
【0025】従って、枠2(2−1,2−2)に埋込ま
れた特殊錠8(8−1,8−2)は、例えばワンクリッ
クで平板14を突出させ、(c)図にのみ示すガラス戸
17の端部と接触して網戸1及びガラス戸17の相互の
移動を阻止することができる。(c)図において、平板
14の先端をガラス窓17の内側まで延長し、その先端
位置でガラス窓17の内側と接触するピンPを設け、平
板14でガラス戸17を抱え込むようにして施錠するこ
ともできる。このようなピンPを設けると、枠を持ち上
げて外から引いても枠がガラス戸17に固定され、外れ
ず、高度の防犯機能を持たせることができる。
【0026】図4に示すように、電子符号器18は、ケ
ース本体19の室内側表面に操作パネル20を係合し、
その内部にマイクロコンピュータ及びインターフェイス
等から成る制御部21及び電池22を内蔵して成る。操
作パネル20の表面にはLEDのように消費電力の小さ
なランプ23が埋込まれている。
【0027】操作パネル20には、数値1〜0の10個
の数値キーと、上、下矢印キーと、消去、設定の文字キ
ー、合計14個のキーを備えている。暗証符号の設定は
4桁で行われ、「設定」キーを操作した後、暗証符号、
例えば「1234」をキー入力し、次いで「消去」のキ
ーを操作しない限り、制御部21は各センサの内1つの
異常を検出後ブザー5へ警報指令信号を出力する構成で
ある。
【0028】図5に示すように、上下一対の磁気センサ
16と、3部分に分けられ網4の内側に張られたエナメ
ル線10と、上下の各縦桟3内に仕組まれた上下一対の
細い電線10と、網戸の固定位置からのずれを検出する
リミットスイッチ7から成るセンサ群24は、夫々制御
部21と接続される。制御部21には、上記10個の操
作キー群25と、前記電池22及びブザー5と夫々接続
される。
【0029】図6は、前記制御部21が行う防犯処理を
示すフローチャートである。本処理は、防犯網戸1を所
定位置に固定し、特殊錠8−1,8−2の平板14を突
出させて網戸1及びガラス戸17を相互に開かないよう
にした後、操作パネル20の「設定」キーをオンした後
開始される。
【0030】ステップ601で「設定」キーをオンする
と、ステップ602で例えば青色のランプ23が点灯す
る。以後制御部はステップ603,604,605で、
夫々センサ群の内1つに異常はないが、電池切れしない
か、解除信号入力されないかを常時センシングする。ス
テップ605での解除操作の判別は、網戸1の利用者が
網戸1を開けたいとき、暗証例えば「1234」を入力
して後「消去」のキーがオンされたか否かを判別するも
のである。ステップ603で異常検出の場合にはステッ
プ606へ移行し、即ブザー5を作動させ異常を警報す
る。ステップ604で電池切れ検出のときはステップ6
07でランプを点滅に変更する。
【0031】従って、本発明の制御部21は、図6に示
す防犯処理により、網戸1の利用者が解除操作をしない
限り、いずれか1つのセンサ異常で警報出力信号を出力
することができる。例えば、第3者が外から網戸に触
り、開けようとして枠2を持ち上げ、或いはガタガタと
ゆり動かしたような場合にはリミットスイッチ7が作動
して警報出力される。特殊錠8の解錠をすれば磁気セン
サ16が作動して警報する。それまでに網4が破られれ
ばエナメル線10が断線して事前に警報出力される。縦
桟3を曲げれば細い電線9が断線して警報出力される。
一度警報が出力されると、解除には暗証キーの操作につ
いで「消去」キーが操作されねばならない。仮に網戸1
がレールから外れたとしても警報は出力され続ける。こ
れでは、到底泥棒できない状況となる。
【0032】警報出力停止のため、電子符号錠6内に設
けた電池22を取外すことが考えられる。このため、網
4の電子符号器6寄りの位置にもエナメル線10が張っ
てある。網全体にエナメル線10のループを張っておく
こともできる。ただし、エナメル線10を網4全体に対
して張っておく場合には、縦桟3の破損は網4の破損に
直接関係するので、縦桟3に設けた細い電線9は省略で
きる。
【0033】以上により、本例に示した防犯網戸1を用
いれば、網戸1を閉め、特殊錠8をかけ、電子符号器6
の「設定」キーを押せば防犯できる。開けるときは暗証
入力し「消去」キーを押せばよい。取扱いが大変便利で
ある。
【0034】防犯処理中は、各種設けたセンサの内1つ
に異常があれば警報する。このセンサとしては、網4を
破られた場合だけでなく、網戸を外そうとする操作に基
いて枠がずれると検出される。特殊錠8が解錠された場
合や、縦桟3が破損したときは勿論である。このよう
に、本発明の防犯網戸1は完全防犯できるので、安心し
て網戸利用できる。さらなる安心のためには、網戸警報
機能に対し保険をかけておくこともできる。
【0035】図7は、本発明の他の実施形態を示す説明
図である。本例の防犯網戸26は、サッシに設けた穴に
対しピンを突出し施錠する形のピン式の錠27−1,2
7−2を追加設置したものである。このようなピン式の
錠27−1,27−2を設けておけば、枠2を持ち上
げ、強引に網戸を引外す操作に抗して、網戸をより外さ
れにくくすることができる。ただし、本形態を実施する
にはサッシに穴を明けるという追加工事が必要であり、
オプション利用される。
【0036】本発明は、上記実施形態に限定されるもの
ではなく、この他適宜の設計的変更を行うことにより、
適宜態様で実施し得る。例えば、特殊錠8は上下一対で
なくとも一方を省略することもできる。細い電線9やエ
ナメル線10の断線によるセンシングでは、ループ線の
断線でなく断線部分による抵抗変化の測定で行うことも
できる。この他、警報出力を電話通報し、警備会社等に
通報できる等である。
【0037】ピン式の錠27−1,27−2は、上下一
対でなく、下方中央に1個設けるだけでもよい。
【0038】
【発明の効果】以上の通り、本発明は、網戸とガラス戸
を相互に固定する特殊錠と、制御部内蔵の電子符号器及
び警報装置や電池等の部品を枠内に内蔵し、枠の固定位
置からのずれに加えて、網ないし縦桟が破損したことの
検出、加えて前記特殊錠が解錠された状態を検出し、暗
証符号の入力がない限りいずれか1つのセンサ異常で警
報するようにした防犯網戸であるので、既存網戸と交換
自在の態様で単一商品として取扱え、網戸を外そうとす
る行為、網戸を破損する行為、特殊錠を解錠する行為全
てに対して警報でき、安心して利用でき、大きな防犯効
果を期待できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る防犯網戸を室内側か
ら見た正面図である。
【図2】上記網戸の制御装置付近における各センサ類と
の結線状況を示す部分拡大正面図である。
【図3】上記網戸で用いる特殊錠の拡大正面図(a)
と、その左側面図(b)と、突出部材の突出された状況
を示す左側面図(c)。
【図4】上記網戸で用いる電子符号錠の正面図(a)及
びその右側面図(b)。
【図5】各センサと電子符号錠及び電池ブザーの接続状
況を示すブロック図である。
【図6】電子符号器の防犯処理方式を示すフローチャー
トである。
【図7】本発明の他の実施形態に係る防犯網戸を室内側
から見た正面図である。
【符号の説明】
1 防犯網戸 2−1〜2−5 枠 3 縦桟 4 網 5 ブザー 6 電子符号器 7 リミットスイッチ 8−1,8−2 特殊錠 9 細い電線 10 エナメル線 11 ケース本体 12(12−1,12−2) ブッシュ 13 軸 14 平板 15 ばね 16 磁気センサ 17 ガラス戸 18 電子符号器 19 ケース本体 20 操作パネル 21 制御部 22 電池 23 ランプ 24 センサ群 25 操作キー群 26 防犯網戸 27(27−1,27−2) ピン式錠
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成12年12月15日(2000.12.
15)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項1
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【補正内容】
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本発明は、特許請求の範囲に記載の通りのサッシ窓用防
犯網戸を構成した。即ち、本発明のサッシ窓用防犯網戸
は、開放窓を形成するサッシと、その底面及び天面に備
えられた複数のレールに対し夫々移動自在に取付けられ
た複数のガラス戸と、前記レールと並行して設けられた
網戸用のレールに移動自在に取付けられ前記ガラス戸を
一位置に合わせた状態で開放位置に配置可能の網戸とを
備えたサッシ窓に対し、それ自体単一商品として取扱わ
れ既存の網戸と交換自在に構成されるサッシ窓用防犯網
戸であって、比較的肉薄の枠と、その枠内に人の出入り
を阻止できる複数の縦桟と、その表面に虫の出入りを阻
止できる網とを備え、前記サッシ窓に合わせて規格寸法
で製作された網戸本体を設け、前記網戸本体の枠内に
は、通常は前記枠の内部に位置し、施錠時は、前記ガラ
ス戸の前記網戸寄りの端面に略接触するよう突出され、
網戸及びガラス戸の相互の移動を阻止する突出部材を備
えた特殊錠と、操作面を室内側として内部に制御部を備
えた電子符号器と、前記制御部で制御される警報装置
と、これらを駆動する電源電池を設け、加えて前記網戸
本体の関連部位には、前記網又は及び前記縦桟の破損状
況を検出するセンサと、前記網戸本体の前記開放位置に
対するずれを検出するセンサとを設け、前記制御部は、
前記操作面に予め定めた暗証符号が入力されたときを除
いて、前記センサのいずれか1つが異常を検出したとき
前記警報装置に警報出力信号を出力することを特徴とす
る。また、安全度を更に高め、安心感を持たせるために
は、前記特殊錠の旋錠状態を検出するセンサーを設けた
ことを特徴とする。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0023
【補正方法】変更
【補正内容】
【0023】図2に示すように、各縦桟3内に配線され
た破損検出用の細い電線9は外枠2−1,2−2及び中
枠2−5内で集合され、縦桟3内の電線のうち、いずれ
か1本が断線されたら異常と検出する態様で電子符号器
6の制御部と接続される。図には、特殊錠8−2に内蔵
した磁気センサやリミットスイッチ7を含めた各センサ
類やブザー5が電子符号器6の制御部と夫々接続される
ことが示されている。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0026
【補正方法】変更
【補正内容】
【0026】図4に示すように、電子符号器6は、ケー
ス本体19の室内側表面に操作パネル20を係合し、そ
の内部にマイクロコンピュータ及びインターフェイス等
から成る制御部21及び電池22を内蔵して成る。操作
パネル20の表面にはLEDのように消費電力の小さな
ランプ23が埋込まれている。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0032
【補正方法】変更
【補正内容】
【0032】警報出力停止のため、電子符号器6内に設
けた電池22を取外すことが考えられる。このため、網
4の電子符号器6寄りの位置にもエナメル線10が張っ
てある。網全体にエナメル線10のループを張っておく
こともできる。ただし、エナメル線10を網4全体に対
して張っておく場合には、縦桟3の破損は網4の破損に
直接関係するので、縦桟3に設けた細い電線9は省略で
きる。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る防犯網戸を室内側か
ら見た正面図である。
【図2】上記網戸の制御装置付近における各センサ類と
の結線状況を示す部分拡大正面図である。
【図3】上記網戸で用いる特殊錠の拡大正面図(a)
と、その左側面図(b)と、突出部材の突出された状況
を示す左側面図(c)。
【図4】上記網戸で用いる電子符号器の正面図(a)及
びその右側面図(b)。
【図5】各センサと電子符号器及び電池ブザーの接続状
況を示すブロック図である。
【図6】電子符号器の防犯処理方式を示すフローチャー
トである。
【図7】本発明の他の実施形態に係る防犯網戸を室内側
から見た正面図である。
【符号の説明】 1 防犯網戸 2−1〜2−5 枠 3 縦桟 4 網 5 ブザー 6 電子符号器 7 リミットスイッチ 8−1,8−2 特殊錠 9 細い電線 10 エナメル線 11 ケース本体 12(12−1,12−2) ブッシュ 13 軸 14 平板 15 ばね 16 磁気センサ 17 ガラス戸 19 ケース本体 20 操作パネル 21 制御部 22 電池 23 ランプ 24 センサ群 25 操作キー群 26 防犯網戸 27(27−1,27−2) ピン式錠
【手続補正7】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図4
【補正方法】変更
【補正内容】
【図4】

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 開放窓を形成するサッシと、その底面及
    び天面に備えられた複数のレールに対し夫々移動自在に
    取付けられた複数のガラス戸と、前記レールと並行して
    設けられた網戸用のレールに移動自在に取付けられ前記
    ガラス戸を一位置に合わせた状態で開放位置に配置可能
    の網戸とを備えたサッシ窓に対し、それ自体単一商品と
    して取扱われ既存の網戸と交換自在に構成されるサッシ
    窓用防犯網戸であって、 比較的肉薄の枠と、その枠内に人の出入りを阻止できる
    複数の縦桟と、その表面に虫の出入りを阻止できる網と
    を備え、前記サッシ窓に合わせて規格寸法で製作された
    網戸本体を設け、 前記網戸本体の枠内には、通常は前記枠の内部に位置
    し、施錠時は、前記ガラス戸の前記網戸寄りの端面に略
    接触するよう突出され、網戸及びガラス戸の相互の移動
    を阻止する突出部材を備えた特殊錠と、操作面を室内側
    として内部に制御部を備えた電子符号器と、前記制御装
    置で制御される警報装置と、これらを駆動する電源電池
    を設け、 前記網戸本体の関連部位には、前記網又は及び前記縦桟
    の破損状況を検出するセンサと、前記網戸本体の前記開
    放位置に対するずれを検出するセンサとを設け、 前記制御部は、前記操作面に予め定めた暗証符号が入力
    されたときを除いて、前記センサのいずれか1つが異常
    を検出したとき前記警報装置に警報出力信号を出力する
    ことを特徴とするサッシ窓用防犯網戸。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のサッシ窓用防犯網戸で
    あって、前記網戸本体の特殊錠には、該特殊錠の旋錠状
    態を検出するセンサを設けたことを特徴とするサッシ窓
    用防犯網戸。
JP2000376100A 2000-12-11 2000-12-11 サッシ窓用防犯網戸 Pending JP2002180770A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000376100A JP2002180770A (ja) 2000-12-11 2000-12-11 サッシ窓用防犯網戸

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000376100A JP2002180770A (ja) 2000-12-11 2000-12-11 サッシ窓用防犯網戸

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002180770A true JP2002180770A (ja) 2002-06-26

Family

ID=18845011

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000376100A Pending JP2002180770A (ja) 2000-12-11 2000-12-11 サッシ窓用防犯網戸

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002180770A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103206162A (zh) * 2013-03-27 2013-07-17 成都阳光铝制品有限公司 单轨推拉防盗纱窗
CN103206163A (zh) * 2013-03-27 2013-07-17 成都阳光铝制品有限公司 一种带有防盗纱窗的平开窗
CN109403800A (zh) * 2018-12-12 2019-03-01 苏州赛福缇门窗科技有限公司 集成式多防护功能的平开窗
CN110288792A (zh) * 2019-06-17 2019-09-27 北京筑福国际抗震技术有限责任公司 一种老旧住宅采用金钢丝报警系统进户门构件及施工方法
CN113775287A (zh) * 2021-09-10 2021-12-10 浙江旗创科技集团有限公司 一种具有防盗防虫铝合金系统窗纱一体窗

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103206162A (zh) * 2013-03-27 2013-07-17 成都阳光铝制品有限公司 单轨推拉防盗纱窗
CN103206163A (zh) * 2013-03-27 2013-07-17 成都阳光铝制品有限公司 一种带有防盗纱窗的平开窗
CN109403800A (zh) * 2018-12-12 2019-03-01 苏州赛福缇门窗科技有限公司 集成式多防护功能的平开窗
CN110288792A (zh) * 2019-06-17 2019-09-27 北京筑福国际抗震技术有限责任公司 一种老旧住宅采用金钢丝报警系统进户门构件及施工方法
CN113775287A (zh) * 2021-09-10 2021-12-10 浙江旗创科技集团有限公司 一种具有防盗防虫铝合金系统窗纱一体窗
CN113775287B (zh) * 2021-09-10 2022-11-18 浙江旗创科技集团有限公司 一种具有防盗防虫铝合金系统窗纱一体窗

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6225903B1 (en) Alarm system armed and disarmed by a deadbolt on a door
US11898371B2 (en) Tamper alarm for electronic lock
EP2019378A2 (en) Coded security sensor for a door
JP2002180770A (ja) サッシ窓用防犯網戸
JP4263978B2 (ja) 防犯装置及び防犯サッシ
IT201900011694A1 (it) Interruttore di sicurezza con touch panel per il controllo di accessi di macchine o impianti industriali
JP3285849B2 (ja) ドアのオートロック装置
JP5129532B2 (ja) 錠前装置および施解錠方法
JPH09184332A (ja) サッシ
JP6028996B2 (ja) クレセント錠用施解錠検出装置
CN109869046B (zh) 一种门窗防盗警报触发的控制方法及装置
CN202215078U (zh) 可防盗报警的卷闸门锁
KR20110010309U (ko) 도어락의 손잡이 작동 감지장치
KR20200093791A (ko) 방범기능을 갖는 창호시스템
JP2014067130A (ja) 警備システム
JP2005113616A (ja) アラーム装置、および開口部装置
JP2006037344A (ja) 電気錠の制御装置およびプログラム
CA2383407C (en) Alarm system armed and disarmed by a deadbolt on a door
JP4257585B2 (ja) 電気錠装置
JP7261764B2 (ja) 防犯システム
JPH069265Y2 (ja) 出入管理装置
JP2010168755A (ja) 建物
JP2018028936A (ja) 防犯システム
US20220412122A1 (en) Actuating handle and device for securing against break-ins
KR100265110B1 (ko) 강화유리도어용 전자록장치