JP2005082982A - 錠装置 - Google Patents

錠装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2005082982A
JP2005082982A JP2003313293A JP2003313293A JP2005082982A JP 2005082982 A JP2005082982 A JP 2005082982A JP 2003313293 A JP2003313293 A JP 2003313293A JP 2003313293 A JP2003313293 A JP 2003313293A JP 2005082982 A JP2005082982 A JP 2005082982A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lock
cylinder lock
unit
locking part
electronic
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2003313293A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4297758B2 (ja
Inventor
Noriaki Hamada
徳明 浜田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Alpha Corp
Original Assignee
Alpha Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Alpha Corp filed Critical Alpha Corp
Priority to JP2003313293A priority Critical patent/JP4297758B2/ja
Publication of JP2005082982A publication Critical patent/JP2005082982A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4297758B2 publication Critical patent/JP4297758B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】外部からのシリンダ錠の施解錠操作を物理的に禁止することにより防犯性能を向上させた錠装置の提供を目的とする。
【解決手段】電子的認証部1での認証成立により錠本体2のデッドボルト3を進退動させて施解錠する電動施錠部4と、
真正キーの挿入を条件に前記デッドボルト3を進退動させるシリンダ錠5とを有する錠装置であって、
前記電動施錠部4には、予め設定された電動施錠部4の動作条件を診断する診断回路6と、
該診断回路6が故障を検出した際にのみ前記シリンダ錠5の回転拘束を解除するシリンダ錠ロック部7とが設けられる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、錠装置に関するものである。
電気錠等とシリンダ錠とを併存させた錠装置としては、例えば、特許文献1に記載されたものが知られている。この従来例において、ドアには利用者が所持する携帯機から所定の電子信号との照合がとれた際に解錠動作する遠隔操作装置と、キー挿入孔がカバーにより覆われたシリンダ錠とが装着される。
カバーの開閉はカバー検知手段により検出されており、カバー検知手段がカバーへの操作を検知すると、警告手段から警告信号が出力される。
警告手段、カバー検知手段の電源は、遠隔操作装置駆動用の電源と共用化されており、通常の遠隔操作装置による運用時においては、シリンダ錠への不正操作を行うべく、カバーを操作すると警告が発せられる。
これに対し、停電時においては、カバーへの操作によっても警告装置の電源も断状態となっているために、機械式キーを使用したドア解錠操作が可能となる。
特開2001-271523号公報
しかし、上述した従来例におけるシリンダ錠への不正操作は、警告信号による信号出力によりシリンダ錠への不正操作を消極的に防止するものであるために、信頼性に欠けるという欠点を有する。
本発明は、以上の欠点を解消すべくなされたものであって、外部からのシリンダ錠の施解錠操作を物理的に禁止することにより防犯性能を向上させた錠装置の提供を目的とする。
本発明によれば上記目的は、
電子的認証部1での認証成立により錠本体2のデッドボルト3を進退動させて施解錠する電動施錠部4と、
真正キーの挿入を条件に前記デッドボルト3を進退動させるシリンダ錠5とを有する錠装置であって、
前記電動施錠部4には、予め設定された電動施錠部4の動作条件を診断する診断回路6と、
該診断回路6が故障を検出した際にのみ前記シリンダ錠5の回転拘束を解除するシリンダ錠ロック部7とが設けられる錠装置を提供することにより達成される。
図1に本発明の原理ブロック図を示す。錠装置は、錠本体2のデッドボルト3を操作してドア等の施錠対象への施解錠操作を行うように構成され、真正キーの挿入を条件にデッドボルト3への操作が可能なシリンダ錠5に加え、電子的認証部1での認証成立により施解錠動作がなされる電動施錠部4を有する。
電子的認証部1での認証信号には、利用者が所持するIDカード、RF-IDタグ等により担持される電子情報に加え、予め登録された利用者の暗証番号、または指紋等のバイオメトリックス的特徴が利用でき、電子的認証部1は、これらに応じて、カードリーダ、RF-IDリーダ、キーパッド、指紋認識装置等として構成される。
電動施錠部4には制御部8が設けられ、該制御部8の配下に上記電子的認証部1、錠本体2を駆動するためのアクチュエータ9、シリンダ錠ロック部7、動作条件登録部10、および診断回路6が接続される。シリンダ錠ロック部7は、通常の運用状態においてシリンダ錠5をロックしてシリンダ錠5への回転操作を不能にし、シリンダ錠5を使用した解錠操作を禁止する。
診断回路6は、制御部8から診断要求信号を受領すると、動作条件登録部10に動作条件を問い合わせ、電動施錠部4が所定の動作条件で駆動されているか否かを診断する。診断回路6の起動タイミングは、例えば、利用者側から電子的認証部1に対する認証要求が出力された時等、運用の状態を考慮して適宜決定される。
診断回路6によって、電動施錠部4が所定の動作条件を充足していないことが検出されると、制御部8は、上記シリンダ錠ロック部7を制御してシリンダ錠5へのロックを解除し、シリンダ錠5を使用した施解錠操作を可能にする。
診断回路6により診断される電動施錠部4の動作条件に加えるか否かは、シリンダ錠5による解錠操作が必要か否かにより判断され、例えば、動作時の電源電圧、あるいはアクチュエータ9の故障等を条件に加えた場合には、停電、電池消耗等の電源不備、あるいはアクチュエータ9への歯車列の噛み込み等が発生した場合には、自動的にシリンダ錠5による操作を可能にすることができる。
診断回路6による診断は、電子的動作の診断、例えば、電子的認証部1の診断の場合には、擬似IDコードを電子的認証部1に送出して認証結果を評価することにより可能であり、ギアの噛み込み等の機械的動作の診断の場合には、アクチュエータ9に所定量の動作信号を送出し、動作の有無を確認するスイッチ等の出力を監視することにより簡単に実現できる。
本発明によれば、通常状態では、シリンダ錠5の操作を確実に不能することができるために、防犯性能を向上させることが可能であり、かつ、電源の異常等の場合には、自動的にシリンダ錠5による施解錠操作可能状態に切り替えるために、信頼性が向上する。
図2に示すように、錠装置は、錠本体2の制御装置として構成され、電動施錠部4と、シリンダ錠5とから構成される。シリンダ錠5は、図外のシリンダケース内に真正な解錠キーによってのみ回転操作可能ロータを挿入して形成され、ロータを回転操作することにより錠本体2のデッドボルト3を進退動させ、錠本体2の施解錠操作をすることができる。
なお、この実施の形態において、錠装置は錠本体2の制御装置として構成される場合を示すが、錠本体2を含めた装置として構成することもできる。
電動施錠部4は、制御部8からの制御信号が通るバスライン11上に図外のインターフェイス回路を介して接続されるアクチュエータ9と、シリンダ錠ロック部7とを有する。アクチュエータ9には、モータ、ソレノイド等が使用され、制御部8からの施解錠信号に基づいて、錠本体2のデッドボルト3を駆動する。
シリンダ錠ロック部7は、通常の運用状態においては、例えばシリンダケースとロータとの回転境界に差し込まれる閂を有して構成され、後述するように、制御部8からロック解除信号が出力されると、上記閂をロータの回転境界から退避させ、ロータの回転を可能にする。
また、バスライン11には、電子的認証部1、動作条件検出部12、診断回路6、動作条件登録部10が接続され、図3に示す動作フローに従って動作する。この実施の形態において、電子的認証部1は、利用者の所持するRF-IDタグカード(IDカード13)に担持される電子ID情報により利用者確認を行うもので、IDカード13から発信される電子ID情報を読み取るIDリーダ1aと、IDリーダ1aからの出力により利用権限を認証するID照合回路1bとから構成される。
いま、利用者がIDカード13を近接させると(ステップS1)、動作条件検出部12はIDリーダ1aの出力を取り込み、制御部8を経由して診断回路6に出力する。診断回路6は、動作条件登録部10にアクセスしてIDカード13接近時の出力閾値を読み取り、電子的認証部1における電子ID情報の情報取得動作が所定の条件に達しているか否かを判定する(ステップS2)。
ステップS2において所定の動作条件に達していないと判定された場合には、シリンダ錠ロック部7によるロータのロック状態を解除する(ステップS30)。この実施の形態において、シリンダ錠ロック部7のロック解除用アクチュエータ(図示せず)としては、マイクロモータが使用される。
一方、ステップS2において電子ID情報の情報取得動作が良好であることが確認されると、診断回路6によるID照合回路1bの確認が行われる(ステップS3)。ID照合回路1bの確認は、診断回路6から所定のID信号をID照合回路1bに出力し、戻り値による良否判定をして行われる。なお、診断回路6による診断は、診断対象からの出力と、当該診断対象について予め設定され、動作条件登録部10に格納された判定基準とを比較して行われるが、説明を簡潔にするために、以後の説明においては、単に診断回路6による良否判定として述べる。
商用電源を使用することなく、内蔵のバッテリ14により駆動されるこの実施の形態において、ステップS3による判定が良好で、利用者のIDカード13が認証されると(ステップS4)、診断回路6による電池電圧の検査が行われる。電池電圧の診断は、ステップS5において電池電圧が規定値以上であるか否かを判定し、規定値以下である場合、すなわち、電池14が消耗している場合には、警告発信した後、カウンタ15による動作回数のカウントを開始する(ステップS6)。カウント開始の電源電圧の規定値は、適数回の使用が可能な電力をもとに算出される。
ステップS7においてカウンタ15が規定回数以上に達した状態では錠本体を解錠状態で停止させ(ステップ8)、シリンダ錠ロック部7のロックを解除する(ステップS30)。これにより、電池交換や修理を促すと同時に電気錠使用状態からシリンダ錠使用状態へのスムーズな移行が可能となる。
一方、ステップS5で電源電圧が良好であることが確認されると、診断回路6によりアクチュエータ9への駆動信号の有無、出力が診断され(ステップS9)、不良と診断された場合には、ステップS30に制御が移行する。これに対し、ステップS9が良好な場合には、アクチュエータ9が駆動され(ステップ10)、施解錠操作が行われる。アクチュエータ9の動作は、診断回路6により診断されて歯車列の異常、あるいはアクチュエータ9の異常が検出された場合には、ステップS30に制御が移され、シリンダ錠5による操作を可能にする。
また、ステップS30においてシリンダ錠5による操作を可能にした後、電池の入れ替え、あるいは、修理がなされた場合には、ステップS31において電池電圧、ステップS32においてその他の異常が診断され、双方に異常がない場合には、シリンダ錠ロック部7を再びロック状態に移行させ(ステップS33)、初期状態に復帰する。
本発明の原理ブロック図である。 本発明の実施の形態を示すブロック図である。 図3のフローチャートである。
符号の説明
1 電子的認証部
2 錠本体
3 デッドボルト
4 電動施錠部
5 シリンダ錠
6 診断回路
7 シリンダ錠ロック部

Claims (1)

  1. 電子的認証部での認証成立により錠本体のデッドボルトを進退動させて施解錠する電動施錠部と、
    真正キーの挿入を条件に前記デッドボルトを進退動させるシリンダ錠とを有する錠装置であって、
    前記電動施錠部には、予め設定された電動施錠部の動作条件を診断する診断回路と、
    該診断回路が故障を検出した際にのみ前記シリンダ錠の回転拘束を解除するシリンダ錠ロック部とが設けられる錠装置。


JP2003313293A 2003-09-04 2003-09-04 錠装置 Expired - Fee Related JP4297758B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003313293A JP4297758B2 (ja) 2003-09-04 2003-09-04 錠装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003313293A JP4297758B2 (ja) 2003-09-04 2003-09-04 錠装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005082982A true JP2005082982A (ja) 2005-03-31
JP4297758B2 JP4297758B2 (ja) 2009-07-15

Family

ID=34414255

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003313293A Expired - Fee Related JP4297758B2 (ja) 2003-09-04 2003-09-04 錠装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4297758B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2012105717A1 (ja) * 2011-02-03 2014-07-03 帝人株式会社 車両骨格部材

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2012105717A1 (ja) * 2011-02-03 2014-07-03 帝人株式会社 車両骨格部材

Also Published As

Publication number Publication date
JP4297758B2 (ja) 2009-07-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4973785B2 (ja) ドアカーテシスイッチ異常検出装置及び方法
US8044768B2 (en) Keyless entry system using communication via human body
CN100469624C (zh) 电子式转向管柱锁定装置及其控制方法
JP4428182B2 (ja) エンジン始動制御システム
JP2009513844A (ja) 自動車のための電子的に作動可能なロック装置
JP2004285712A (ja) 車両用キーレスエントリー装置及び車両用ドアアンロック方法
CN105298239A (zh) 一种安全性高的房门锁具及其解锁和反锁方法
JP2008255726A (ja) シリンダ錠装置
CN108131058A (zh) 丝杆传动双系统智能锁
JPH10119722A (ja) ステアリングロック装置
JP4297758B2 (ja) 錠装置
US7388469B2 (en) Electronic key apparatus for vehicle and arrest cancellation method for rotation arresting device
JP4364764B2 (ja) 電動ステアリングロック装置
JP5297771B2 (ja) 燃料タンクキャップのロック装置
JP2001130381A (ja) 車両用電子キー装置
US6867684B1 (en) Method for operating a vehicle, and a device for carrying out said method
JP2005256367A (ja) 指紋認証装置付き扉用ロックハンドル装置
JP3186457B2 (ja) 複合錠前装置
JP2009051336A (ja) 車両盗難防止システム
JP4342857B2 (ja) 鍵装置及びこれを用いた料金精算処理装置
JP2005212505A (ja) 車両用自動ドア開閉装置
JPH10131568A (ja) 車両用キー装置
CN108131059A (zh) 一种双系统的智能锁
JP3193957B2 (ja) 防犯錠前
JP4964104B2 (ja) 生体認証システム及び生体認証方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060421

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20081218

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090106

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090309

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20090309

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20090309

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090414

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090414

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120424

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120424

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120424

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130424

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130424

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140424

Year of fee payment: 5

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees