JP2005081161A - フィルタユニット - Google Patents

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Asataro Nishikawa
浅太郎 西川
Shoji Hirota
祥二 広田
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AKUSHII KK
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AKUSHII KK
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Abstract

【課題】段ボールシート製の枠体を有するフィルタユニットで、フィルタエレメントの折り曲げ加工線と直交する側の両端辺部をシールする接着剤の堰を簡単に形成することである。
【解決手段】接着剤8の流し込みで固着シールされるフィルタエレメント1の両端辺部に対向する段ボールシート製枠体3の各側板2aに、フィルタエレメント1の前後両面側で延びる切り込み線9を入れ、これらの切り込み線9に沿って堰板10を差し込むことにより、流し込まれる接着剤8の堰を簡単に形成できるようにした。
【選択図】図3

Description

この発明は、気体用のフィルタユニットに関するものである。
ビルや工場等の空調や換気用に使用される気体用のフィルタユニットには、帯状のろ材をプリーツ状に折り曲げ加工して、通気用の前後面を矩形状としたフィルタエレメントを、その矩形状の四周を側板で囲い、前後面が通気用に開口した枠体に収納したものがある。フィルタエレメントを収納する枠体には、金属製、木製およびプラスチック製のものが多く用いられている。
また、前記帯状のろ材としてはろ紙や不織布が用いられ、プリーツ状に折り曲げ加工されたフィルタエレメントの形態としては、比較的広幅のプリーツ状に折り曲げ加工して、通気用の前後面を矩形状としたものと、狭幅のプリーツ状に折り曲げ加工したものをジグザグに配列して、通気用の前後面を矩形状としたものが代表的である。この種のフィルタエレメントは、枠体の側板との間の四周をシールされるが、折り曲げ加工線と直交する側の両端辺部と、これに対向する各側板との間は、接着剤の流し込みで固着シールされるものが多い。接着剤としては、ホットメルト樹脂や2液を混合して重合させるもの等が用いられている。
このようなフィルタユニットでは、流し込まれる接着剤が枠体の外にはみ出さないように、フィルタエレメントの前記両端辺部と対向する各側板に、流し込まれる接着剤を堰き止める所定高さの堰を、フィルタエレメントの前後両面側で設けている。この堰は、通常、L字状アングル部材を接着やねじ止め等で側板に取り付けることにより形成されている。
一方、フィルタユニットを軽量で安価なものとし、かつ、使用済み後の処分を容易にするために、フィルタエレメントを収納する枠体を段ボールシートで形成したものがある(例えば、特許文献1参照。)。この特許文献1に記載されたものでは、フィルタエレメントの折り曲げ加工線と直交する側の両端辺部をシールするために、この両端辺を覆うように板紙製の当て材を接着し、この当て材を対向する段ボールシートの側板内面に接着している。
特許第3232427号公報(第2−3頁、第1−2図)
上述した従来の金属製等の枠体を有するフィルタユニットに設けられるシール用接着剤の堰は、L字状アングル部材を接着やねじ止め等で側板に取り付けて形成されているので、その形成に手間がかかる問題がある。
一方、特許文献1に記載の枠体を段ボールシートで形成したフィルタユニットは、軽量かつ安価で、使用済み後の処分も容易な利点があるが、フィルタエレメントの折り曲げ加工線と直交する側の両端辺部をシールするために、この両端辺に当て材を接着し、この当て材を段ボールシートの側板内面に接着しているので、旧来の接着剤の流し込みで固着シールする方法に較べて、接着箇所が多く、作業に手間がかかる問題がある。
そこで、この発明の課題は、段ボールシート製の枠体を有するフィルタユニットで、フィルタエレメントの折り曲げ加工線と直交する側の両端辺部をシールする接着剤の堰を簡単に形成することである。
上記の課題を解決するために、この発明は、帯状のろ材をプリーツ状に折り曲げ加工して、通気用の前後面を矩形状としたフィルタエレメントを、その矩形状の四周を側板で囲い、前後面が通気用に開口した段ボールシート製の枠体に収納し、前記フィルタエレメントの折り曲げ加工線と直交する両端の辺部と、この両端辺部に対向する枠体の各側板との間を、接着剤の流し込みで固着シールするフィルタユニットにおいて、前記フィルタエレメントの両端辺部に対向する枠体の各側板に、前記収納されたフィルタエレメントの前後両面側で延びる切り込み線を入れ、これらの切り込み線に沿って、前記流し込まれる接着剤を堰き止める堰板を差し込む構成を採用した。
すなわち、フィルタエレメントの両端辺部に対向する枠体の各側板に、フィルタエレメントの前後両面側で延びる切り込み線を入れ、これらの切り込み線に沿って堰板を差し込むことにより、シール用に流し込まれる接着剤の堰を簡単に形成できるようにした。なお、切り込み線は必ずしも連続的なものである必要はなく、適当な間隔を開けたものとして、この切り込み線の間隔に合わせた差込片を堰板に設けてもよい。
前記フィルタエレメントの両端辺部に対向し、前記切り込み線が入れられる各側板を、複層の段ボールシートで形成することにより、切り込み線の深さを十分に確保して、差し込まれる堰板をより安定して支持することができる。
前記堰板を厚紙で形成することにより、使用済み後のフィルタユニットの処分を、より容易に行うことができる。
また、この発明は、帯状のろ材をプリーツ状に折り曲げ加工して、通気用の前後面を矩形状としたフィルタエレメントを、その矩形状の四周を側板で囲い、前後面が通気用に開口した段ボールシート製の枠体に収納し、前記フィルタエレメントの折り曲げ加工線と直交する両端の辺部と、この両端辺部に対向する枠体の各側板との間を、接着剤の流し込みで固着シールするフィルタユニットにおいて、前記フィルタエレメントの両端辺部に対向する枠体の各側板の前後端面に、紙またはプラスチックの帯状シートを接着し、これらの帯状シートの側端を前記枠体の内側に張り出させて、この帯状シートの枠体内側への張り出し部で、前記流し込まれる接着剤を堰き止める堰を形成する構成も採用した。
すなわち、フィルタエレメントの両端辺部に対向する枠体の各側板の前後端面に、紙またはプラスチックの帯状シートを接着し、これらの帯状シートの側端を前記枠体の内側に張り出させることにより、この帯状シートの張り出し部で、シール用に流し込まれる接着剤の堰を簡単に形成できるようにした。なお、この帯状シートには、予め接着剤が塗布された紙やプラスチックの接着テープを用いることもできる。
この発明のフィルタユニットは、接着剤の流し込みで固着シールされるフィルタエレメントの両端辺部に対向する段ボールシート製枠体の各側板に、フィルタエレメントの前後両面側で延びる切り込み線を入れ、これらの切り込み線に沿って堰板を差し込むようにしたので、流し込まれる接着剤の堰を簡単に形成することができる。
前記フィルタエレメントの両端辺部に対向し、切り込み線が入れられる各側板を、複層の段ボールシートで形成することにより、切り込み線の深さを十分に確保して、差し込まれる堰板をより安定して支持することができる。
前記堰板を厚紙で形成することにより、使用済み後のフィルタユニットの処分を、より容易に行うことができる。
また、この発明のフィルタユニットは、接着剤の流し込みで固着シールされるフィルタエレメントの両端辺部に対向する段ボールシート製枠体の各側板の前後端面に、紙またはプラスチックの帯状シートを接着し、これらの帯状シートの側端を前記枠体の内側に張り出させるようにしたので、この帯状シートの張り出し部で接着剤の堰を簡単に形成することができる。
以下、図1乃至図6に基づき、この発明の実施形態を説明する。図1乃至図3は、第1の実施形態を示す。このフィルタユニットは、図1および図2に示すように、不織布を広幅のプリーツ状に折り曲げ加工して、通気用の前後面が矩形状とされたフィルタエレメント1と、複層の段ボールシートで形成された上下の側板2aおよび左右の側板2bを枠状に組み立てた枠体3とで基本的に構成されている。フィルタエレメント1は、プリーツ間の間隔を保持するビード1aが設けられ、通気用の前後面を枠体3の前後面の開口に向けて収納されている。
前記枠体3は、上下の側板2aと左右の側板2bの突合せ端部に設けられた凸部4と凹部5を嵌め合わせることにより組み立てられ、各側板2a、2bの突合せコーナ部で前後に設けられた各凹段差部6に、枠体3を補強するための複層の段ボールシートで形成されたコーナ片7が嵌め込まれている。図示は省略するが、各側板2a、2bは3層の段ボールシートで、各コーナ片7は2層の段ボールシートで形成され、それぞれ端面を薄紙で目張りされて、断面からのリークが生じないようになっている。
図2および図3に示すように、前記フィルタエレメント1は、プリーツの折り曲げ加工線と直交する上下端の辺部と、これらの辺部に対向する上下の側板2aとの間を、接着剤8の流し込みで固着シールされ、上下の各側板2aには、フィルタエレメント1の前後両面側で延びる切り込み線9が入れられて、これらの切り込み線9に沿って、流し込まれた接着剤8を堰き止める厚紙製の堰板10が差し込まれている。なお、図示は省略するが、フィルタエレメント1と左右の側板2bとの間は、接着剤で両者を接着することによりシールされている。
図4および図5は、第2の実施形態を示す。このフィルタユニットは、枠体3の形態は第1の実施形態のものと同じであり、フィルタエレメント1が、不織布を狭幅のプリーツ状に折り曲げ加工して、プリーツ間隔を保持するビード1aを設けたものを、さらにジグザグに配列して、通気用の前後面を矩形状に形成したものとされ、プリーツの折り曲げ加工線と直交する上下端の辺部と上下の側板2aとの間が、接着剤8の流し込みで固着シールされている。
この実施形態では、前記ジグザグに配列されたフィルタエレメント1の前後両面側で、切り込み線9が配列に合わせたジグザグ形状に上下の各側板2aに入れられ、接着剤8を堰き止める厚紙製の堰板10が、これらのジグザグ形状の切り込み線9に沿って折り曲げて差し込まれている。
図6は、第3の実施形態を示す。このフィルタユニットは、フィルタエレメント1も枠体3も第1の実施形態と同じ形態のものであり、前記接着剤8を堰き止める堰の形態のみが異なる。この実施形態では、接着剤8が流し込まれる上下の側板2aの前後端面に、やや厚手の紙の帯状シート11が、一方の側端を各側板2aの外側に折り曲げて接着され、もう一方の側端が枠体3の内側に張り出しており、この帯状シート11の張り出し部11aで、流し込まれた接着剤8の堰が形成されている。各帯状シート11は、上下の各側板2aの断面からのリークを防止する役目もしている。
上述した各実施形態では、枠体の各側板を複層の段ボールシートで形成したが、単層の段ボールシートで形成することもできる。ただし、堰板を差し込む切り込み線が入れられる側板は、複層の段ボールシートで形成するのが望ましい。なお、枠体の組み立て方は、実施形態のものに限定されることはなく、折り曲げや差し込み等を組み合わせて、任意の方法で組み立てることができる。
また、堰板を差し込む切り込み線は、必ずしも連続的なものである必要はなく、適当な間隔を開けたものとして、この切り込み線の間隔に合わせた差込片を堰板に設けてもよい。
第1の実施形態のフィルタユニットを示す概観斜視図 図1の分解斜視図 図1の要部拡大斜視図 第2の実施形態のフィルタユニットを示す概観斜視図 図4のV−V線に沿った断面図 第3の実施形態のフィルタユニットを示すの要部拡大斜視図
符号の説明
1 フィルタエレメント
1a ビード
2a、2b 側板
3 枠体
4 凸部
5 凹部
6 凹段差部
7 コーナ片
8 接着剤
9 切り込み線
10 堰板
11 帯状シート
11a 張り出し部

Claims (4)

  1. 帯状のろ材をプリーツ状に折り曲げ加工して、通気用の前後面を矩形状としたフィルタエレメントを、その矩形状の四周を側板で囲い、前後面が通気用に開口した段ボールシート製の枠体に収納し、前記フィルタエレメントの折り曲げ加工線と直交する両端の辺部と、この両端辺部に対向する枠体の各側板との間を、接着剤の流し込みで固着シールするフィルタユニットにおいて、前記フィルタエレメントの両端辺部に対向する枠体の各側板に、前記収納されたフィルタエレメントの前後両面側で延びる切り込み線を入れ、これらの切り込み線に沿って、前記流し込まれる接着剤を堰き止める堰板を差し込むようにしたことを特徴とするフィルタユニット。
  2. 前記フィルタエレメントの両端辺部に対向し、前記切り込み線が入れられる各側板を、複層の段ボールシートで形成した請求項1に記載のフィルタユニット。
  3. 前記堰板を厚紙で形成した請求項1または2に記載のフィルタユニット。
  4. 帯状のろ材をプリーツ状に折り曲げ加工して、通気用の前後面を矩形状としたフィルタエレメントを、その矩形状の四周を側板で囲い、前後面が通気用に開口した段ボールシート製の枠体に収納し、前記フィルタエレメントの折り曲げ加工線と直交する両端の辺部と、この両端辺部に対向する枠体の各側板との間を、接着剤の流し込みで固着シールするフィルタユニットにおいて、前記フィルタエレメントの両端辺部に対向する枠体の各側板の前後端面に、紙またはプラスチックの帯状シートを接着し、これらの帯状シートの側端を前記枠体の内側に張り出させて、この帯状シートの枠体内側への張り出し部で、前記流し込まれる接着剤を堰き止める堰を形成するようにしたことを特徴とするフィルタユニット。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011133382A (ja) * 2009-12-25 2011-07-07 Toyobo Co Ltd 放射性物質除去フィルターユニット

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