JP2005081125A - エンドレス粘着クリーナー - Google Patents

Abstract

【課題】 粘着テープ式の清浄具にあっては、１回転ごとにテープを切り捨てなければ使えない不便さがある。
【解決手段】 粘着ロールテープ１に巻き取り紙管２を圧着させて相互を同期回転させ、汚れたテープ部を連続して巻き取るようにした。
【選択図】 図１

Description

本発明はカーペットや服に付着したゴミや埃を連続で清浄する粘着クリーナーに関するものである。

カーペットや服に付着したゴミや埃を清浄する道具のなかに、粘着テープを用いて清浄する道具がある。

吸引式掃除具では清浄しにくいカーペット等繊維類の清浄具としては粘着式テープが利用されている。

粘着式テープはロールテープになっていて、一回転分でテープを切り捨てる方法がとられている。

ゴミや埃が付着した一回転分のロールテープを切り取り線で、切り取り捨てて、新規の面で再び使用している。

解決しようとする問題点は、直径５５ミリの太巻ロールテープであっても一回転の長さは僅か１２７．７ミリ即ち、約１３センチしかない。
汚れの程度にもよるが、この長さでは極く僅かな面積しか清浄できない。
例えば、家庭の６畳間のカーペットを一回転１３センチのロールテープで掃除をした場合、少なくても６回、多くて２０回以上、ゴミや埃が付着したロールテープを一回転分づつ、即ち１３センチづつ切り取り線で切り捨てながら使用しなければならない。
一回の掃除の最中に何回も手入れをしなければならないこと自体が折角の道具を使いにくいものにしてしまっている。
ゴミや埃が付着した粘着テープを一枚一枚剥ぎとる作業が大変困難なものであることも問題である。

課題を解決しようとする課題

本発明は、ゴミや埃が付着して汚れたテープ部を自動的に巻き取りながら、ワンロール全部を連続して使い切れるようにしたことを特徴とする粘着式ロールテープ清浄具。

発明の効果

本発明の粘着クリーナーは、広い面積を清浄する場合においても、途中においてはなんの手入れも要しないという使い勝手のよい利点をもった掃除機である。

巻き取り側の管は、粘着ロールテープをワンロール巻き取ったあと、ロールテープと共に廃棄できるように新しい粘着ロールテープの芯である紙管に、巻き取り用の切り込みをいれたものを順繰りに利用できるようにした。

図１は、本発明装置の１実施例を説明するための側面図であ。

図１の図中、カーペット床６を矢印ａの方向へ粘着ロールテープ１を矢印ｂの方向に回転させながら掃除をするとき、粘着ロールテープ１の外周部に接触する位置に、巻き取り紙管２を置き、この相互間を圧着させて同期回転させるように伸縮ベルト５を設けたものである。

このとき、伸縮ベルト５は回転を伝える伝導ベルトとしての役割があるわけではなく、単にテープ１と紙管２とを圧着させることを目的とした伸縮ベルトとしての役割を持たせている。

伸縮ベルト５の目的が圧着目的であるので、ベルト掛けプーリーは固定プーリーではなくフリープーリーとなる。

プーリーをフリープーリーとしなければならない他の理由として、ロールテープ１と紙管２の相互間の回転数が刻々と変化するからである。

また、新品状態のテープ外形と使い終わったあとのテープ外形とは、ゴミ・埃の付着により直径が若干異なる。この逃げの方法として紙管２の軸を受ける軸穴を若干長穴とする。

広い面積のカーペット敷き床上のゴミや埃を、途中において手間を掛ずに一発で掃除ができるのは勿論、オーバーコートなどの衣服、部屋の壁などを連続して清浄化できるのであるから、今後においては業務用への利用の可能性が広まる。

エンドレス粘着クリーナーの実施方法を示した説明図である。（実施例１）

符号の説明

１ 粘着ロールテープ
２ 巻き取り紙管
３ 支持枠骨
４ 握り手ロッド
５ 伸縮ベルト
６ カーペット床

Claims (1)

1. 粘着式ロールペーパーを連続使用できるように、巻き取り紙管を設け、これをベルトで粘着式ロールペーパーに圧着、同期回転させて巻き取ることを特徴とする清浄具。

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