JP2005081018A - 遊戯媒体払出装置及び遊戯装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 貯留されている遊戯媒体を確実に払い出すことのできる新しい遊戯媒体払出装置を実現する。
【解決手段】 ボーナス用景品Qを貯留する箱型コンテナ302を、固定テーブル1010に沿って景品払出口1008上方まで移動自在にガイド部320で支持する。箱型コンテナ302の底の扉部306は、貯留されたボーナス用景品Qの重量で開こうとするが、扉部306下面の支持キャスター310が固定テーブル1010の上面と当接して開くのを抑さえる。スライドテーブル1012によって押される景品P’がガイドプレート312に当たり、箱型コンテナ302が景品払出口1008の上方にまで押されて移動すると、支持キャスター310が固定テーブル1010の端部からはずれて支えを失い、扉部306が開いてボーナス用景品Qが払い出される。
【選択図】図2

Description

本発明は、遊戯面から押出されて落下した遊戯媒体を払い出す遊戯装置に用いられる遊戯媒体払出装置等に関する。
プッシャー型の景品払出ゲーム機と称される遊戯装置がある。プッシャー型の景品払出ゲーム機は、回転するターンテーブル上に配置された景品を掬い上げるショベルと、固定テーブルと、固定テーブル上を景品払出口に近づき或いは遠ざかるように移動するスライドテーブルとを備えている。プレーヤが始動指示を入力すると、ショベルが自動的にターンテーブルから景品を掬い上げ、次いでプレーヤが落下指示を入力すると、ショベルは掬い上げた景品を固定テーブルの上に落下させる。固定テーブルに落された景品は、順次スライドテーブルによって押され、やがて固定テーブルから落下する。落下した景品が上手く景品払出口に入れば、プレーヤは景品を獲得できる構成となっている。すなわち、景品は遊戯媒体としての役割を担っている。こうしたプッシャー型の景品払出ゲーム機は、ルールが解り易く誰でもが楽しめるゲームとして、特に女性や子供に人気がある。
中には、景品払出口近傍の上方に傾き可能に設けられたボーナス用の景品を収容(貯留)する収納容器(「貯留器」とも言う)と、収納容器に連結されて固定テーブルに載置される錘部材を設けたものが知られている(特許文献1参照)。具体的には、ボーナス用景品を収容して景品払出口上方で吊るされたバケツの口と、固定テーブル上の錘とを紐で結ぶといった構成である。この場合、錘部材が固定テーブル上の景品と同様にして押されて落下すると、錘部材と連結している収納容器は錘部材の落下によって傾けられ、収容していたボーナス用景品を景品払出口に落下する仕組みとなっている。このようにボーナス用景品を別途収容し、特定の条件が揃うとボーナス用景品を払い出す装置を備えると、一度に大量の景品を獲得できるという射幸心を煽り、よりゲームの面白くすることができる。
特許第3372508号
上述のようなボーナス用景品の払出装置は、ゲームの楽しさを演出する重要な要素であり、常に目新しい仕掛が要求されている。またその一方で、従来のボーナス用景品払出装置では、貯留されていたボーナス用景品が全て払い出されずに一部が残ってしまうと言う問題があり、その解決も望まれている。例えば、上述のバケツの口から紐で錘が結ばれている構成の場合、バケツが傾斜してボーナス用景品が払い出されて行くと、バケツ本体とバケツ内に残ったボーナス用景品との総重量によってバケツを立たせようとする力と、錘部材によってバケツを傾けようとする力とが釣り合う状態が発生し、残ったボーナス用景品は払い出されない場合がある。こうした問題は菓子や玩具といった景品を扱う場合に限らず、コインやメダルと言ったものを遊戯媒体とする遊戯媒体払出装置においても同様である。
本発明は上記課題を鑑みてなされたものであり、貯留されている遊戯媒体を確実に払い出すことのできる新しい遊戯媒体払出装置を実現することである。
上記課題を解決するために、第1の発明は、遊戯面(例えば、図2の固定テーブル1010の上面)から押出されて落下した遊戯媒体を払い出す遊戯装置(例えば、図1の景品払出装置1000)に用いられる遊戯媒体払出装置(例えば、図2のボーナス用景品払出装置300)であって、
遊戯媒体を貯留可能であって、貯留した遊戯媒体を放出可能な放出口と、前記放出口を開閉可能な扉部(例えば、図3の扉部306、蝶番308)と、前記遊戯面に当接させることで前記放出口を前記扉部によって閉塞するよう前記扉部に設けられた脚部(例えば、図3の支持キャスター310、ガイドプレート312)とを有する貯留部(例えば、図3の箱型コンテナ302)と、前記遊戯面に前記脚部を当接させた状態で前記貯留部を移動可能に係合させ、当該状態における貯留部を前記脚部が前記遊戯面から外れるまで移動可能に係合させるよう構成した支持部(例えば、図2のガイド部320)と、を備えることを特徴とする。
ここで言う「遊戯媒体」とは、お菓子や玩具といった景品、コイン、メダルを含む意味である。第1の発明によれば、貯留部の放出口には扉部が設けられており、更にこの扉部には脚部が設けられていて、脚部が遊戯面に当接した状態では扉は閉じた状態となる。すなわち、扉部で放出口が閉じられたスペースに遊戯媒体を貯留することができる。
また、貯留部は、支持部によって脚部が遊戯面に当接した状態で移動可能に係合されており、脚部が遊戯面から外れる位置まで移動できる。そして、脚部に遊戯面上で押出部貯留部が移動して脚部が遊戯面に当接しない状況になると、扉部が開いて放出口から貯留していた遊戯媒体を放出することができる。
より好適には、第2の発明のように、第1の発明の遊戯媒体払出装置であって、前記放出口は、前記扉部が開いた場合に貯留した遊戯媒体が自重によって落下するように設けられ、前記脚部は、前記放出口を閉ざした状態における扉部から下方に向かって突設されていることとしても良い。
第2の発明によれば、第1の発明と同様の効果を奏するとともに、扉部を開閉する手段を設けずとも、確実に貯留していた遊戯媒体を払い出すことができる。
第3の発明は、遊戯面から押出されて落下した遊戯媒体を払い出す遊戯装置に用いられる遊戯媒体払出装置であって、
遊戯媒体を載置可能な貯留部(例えば、図9のトレー型コンテナ402)と、前記貯留部を回動可能に、且つ移動可能に係合させる支持部(例えば、図9のガイド部320、ガイドローラ321、ガイドレール322)とを備え、前記貯留部は、前記遊戯面に当接させることによって当該貯留部に載置した遊戯媒体の落下を防止する脚部(例えば、図9の支持キャスター410)を有し、前記支持部は、前記貯留部の脚部を前記遊戯面に当接させ、且つ前記遊戯面に前記脚部が当接した状態における貯留部を、前記脚部が前記遊戯面から外れるまで移動可能に係合するように構成されていることを特徴とする。
第3の発明によれば、貯留部は、支持部に回動可能に支持されているので自在に傾斜するが、脚部によって支えられることで傾斜せずに保たれ、遊戯媒体を載置させて貯留することができる。一方、支持部は、脚部が前記遊戯面から外れるところまで貯留部を移動可能に支持している。したがって、貯留部が移動して脚部が遊戯面に当接しなくなると、貯留部は支えを失って回動して傾き、載置していた遊戯媒体を落として払い出すことができる。
第4の発明は、第1〜3の発明のうち何れか一つの発明の遊戯媒体払出装置であって、前記脚部は、前記遊戯面の端部から先端が落下するときに、当該遊戯面の端部に当接して前記貯留部に推進力を付与する当接面(例えば、図4のガイドプレート312)を有することを特徴とする。
第4の発明によれば、第1〜3の発明のうち何れか一つの発明と同様の効果を奏するとともに、脚部が遊戯面の端部から落下する際に、貯留部を更に遊戯面の端部から離れる方向に移動させる力を得ることができる。
第5の発明は、遊戯面(例えば、図2の固定テーブル1010の上面)上に載置した遊戯媒体を押出部(例えば、図2のスライドテーブル1012)により押し、前記遊戯面の端部から払出口(例えば、図2の景品払出口1008)に遊戯媒体を落下させ、遊戯媒体を獲得する遊戯装置(例えば、図1の景品払出装置1000)であって、
下方に向けて開扉する扉部(例えば、図3の扉部306、蝶番308)が下部に設けられ、この扉部の外面に脚部(例えば、図3の支持キャスター310、ガイドプレート312)が設けられた遊戯媒体貯留可能な貯留部(例えば、図3の箱型コンテナ302)と、前記扉部を閉めた状態で前記脚部を前記遊戯面に当接させ、且つこの脚部が前記遊戯面上では遊戯面に当接した状態で移動するように、前記遊戯面上方と前記払出口の上方において移動可能に前記貯留部を係合させた支持部(例えば、図2のガイド部320、ガイドローラ321、ガイドレール322)と、を備え、
遊戯面上に載置された遊戯媒体を介して前記押出部の力が前記遊戯面に当接させた前記脚部に伝わり、前記貯留部が前記払出口方向に移動し、前記脚部が前記遊戯面に当接しなくなったときに前記扉部が開扉し、前記貯留部に貯留した遊戯媒体が前記払出口に落下することを特徴とする。
第5の発明によれば、貯留部の下部には下方に向けて開閉する扉部が設けられている。この扉部には脚部が設けられており、脚部が遊戯面に当接した状態では扉は閉じた状態となる。すなわち、扉部で放出口が閉じられたスペースに遊戯媒体を貯留することができる。また、貯留部は、支持部によって脚部が遊戯面に当接した状態で移動可能に係合されており、押出部によって押された遊戯面上の遊戯媒体が脚部に当り、間接的に押出部からの力を受けて払出口の上方まで移動することができる。したがって、貯留部が、払出口の上方まで移動すると、脚部が遊戯面に当接しない状態となり、扉部が開いて放出口から貯留していた遊戯媒体を払出口に向けて放出することができる。
第6の発明は、遊戯面上に載置した遊戯媒体を押出部により押し、前記遊戯面の端部から払出口に遊戯媒体を落下させ、遊戯媒体を獲得する遊戯装置であって、
遊戯媒体を載置可能な貯留部(例えば、図9のトレー型コンテナ402)と、前記貯留部を回動可能に、且つ前記遊戯面上方と前記払出口上方とにおいて移動可能に係合させた支持部(例えば、図9のガイド部320、ガイドローラ321、ガイドレール322)とを備え、
前記貯留部は、前記遊戯面に当接させることによって当該貯留部に載置した遊戯媒体の落下を防止する脚部(例えば、図9の支持キャスター410)を有し、前記支持部は、前記脚部が前記遊戯面上では遊戯面に当接した状態で移動するように設けられ、前記遊戯面に当接させた前記脚部に、前記遊戯面上に載置された遊戯媒体を介して前記押出部の力が伝わり、前記貯留部が遊戯面上方から前記払出口方向に移動し、前記脚部が前記遊戯面に当接しなくなったときに前記貯留部が回動し、前記貯留部に載置した遊戯媒体が前記払出口に落下することを特徴とする。
第6の発明によれば、貯留部は、支持部に回動可能に支持されているので自在に傾斜するが、脚部によって支えられることで傾斜せずに保たれ、遊戯媒体を載置して貯留することができる。一方、支持部は、貯留部を払出口の上方まで移動可能に支持している。貯留部は、支持部によって脚部が遊戯面に当接した状態で移動可能に係合されており、押出部によって押された遊戯面上の遊戯媒体が脚部に当り、間接的に押出部からの力を受けて払出口の上方まで移動することができる。したがって、貯留部が、払出口の上方まで移動すると脚部が遊戯面に当接しない状態となり、貯留部は、支えを失って回動して傾き載置していた遊戯媒体を払出口に向けて落として払い出すことができる。
第7の発明は、第5又は6の発明の遊戯装置であって、前記脚部は、前記遊戯面の端部から先端が落下するときに、当該遊戯面の端部に当接して前記貯留部に推進力を付与する当接面(例えば、図4のガイドプレート312)を有することを特徴とする。
第7の発明によれば、第5又は6の発明と同様の効果を奏するとともに、脚部が遊戯面の端部から落下する際に、貯留部を更に遊戯面の端部から離れる方向に移動させる力を得ることができる。
第8の発明は、押し出されて、遊戯面(例えば、図2の固定テーブル1010の上面)から落下した遊戯媒体を払い出す遊戯装置(例えば、図1の景品払出装置1000)に用いられる遊戯媒体払出装置(例えば、図2のボーナス用景品払出装置300)であって、遊戯媒体を放出する放出口を開放又は閉塞する扉部(例えば、図3の扉部306、蝶番308)と、前記遊戯面に当接して前記扉部が開くのを防ぐ脚部(例えば、図3の支持キャスター310、ガイドプレート312)とを有し、遊戯媒体を貯留する貯留部(例えば、図3の箱型コンテナ302)と、前記脚部を前記遊戯面に当接させた状態で前記貯留部を前記遊戯面に沿って移動可能に支持する支持部(例えば、図2のガイド部320)と、を備えることを特徴とする。
ここで言う「遊戯媒体」とは、お菓子や玩具といった景品、コイン、メダルを含む意味である。第8の発明によれば、扉部によって開放又は閉塞される放出口を有する貯留部に遊戯媒体を貯留し、遊戯面に沿って移動可能に支持することができる。そして、貯留部の扉は、脚部が遊戯面と当接する脚部によって開くのが妨げられている。したがって、貯留部が遊戯面外まで移動すると脚部が遊戯面に当接しなくなり、その結果扉部が開いて貯留していた遊戯媒体を放出することができる。
第9の発明は、第8の発明の遊戯媒体払出装置であって、前記貯留部は、外周面に耳部(例えば、図3のガイドローラ321)を有し、前記支持部は、前記脚部が前記遊戯面上に当接して前記扉部が閉じた状態の前記貯留部の前記耳部より低く、且つ、前記遊戯面外より前記遊戯面上に延出するように略平行に設けられた棒体又は板状体であり、前記貯留部の前記耳部が前記支持部に掛かり、前記貯留部が前記延出方向に案内されることで前記遊戯面に沿った移動がなされることを特徴とする。
第9の発明によれば、第8の発明と同様の効果を奏するとともに、支持部が遊戯面上方に延出しているので、貯留部を所定方向へ確実に移動させることができる。
第10の発明は、払出口の上方に端部が位置する遊戯面(例えば、図2の固定テーブル1010の上面)上を押出部(例えば、図2のスライドテーブル1012)が周期運動することにより、前記遊戯面上に載置された遊戯媒体(例えば、図2の景品P’)が押され、前記端部から前記払出口に落下した遊戯媒体が払い出される遊戯媒体払出装置(例えば、図1の景品払出装置1000)に用いられる遊戯媒体払出装置(例えば、図2のボーナス用景品払出装置300)であって、
下方に向けて自然開扉する扉部(例えば、図3の扉部306、蝶番308)が下部に設けられ、この扉部の外側面に脚部(例えば、図3の支持キャスター310、ガイドプレート312)が設けられ、胴部(例えば、図3の筒部304)の外周面に耳部(例えば、図3のガイドローラ321)が設けられたボーナス用遊戯媒体の貯留部(例えば、図2の箱型コンテナ302)と、
前記扉部が閉扉し、前記脚部が前記遊戯面上に当接した閉扉起立状態の前記貯留部の前記耳部より低く、且つ前記払出口の上方の位置に上面が位置するように平行に設けられた棒又は板状の支持部(例えば、図2のガイド部320)と、を備え、
前記閉扉起立状態の前記貯留部の前記脚部が前記押出部によって押された遊戯媒体に当接されることにより前記貯留部が移動するとともに、前記支持部に掛かる前記耳部により前記貯留部の前記払出口への落下が防止され、前記貯留部が前記払出口上方に移動した時に前記脚部が前記遊戯面上に当接しなくなって前記扉部が自然開扉することを特徴とする。
ここで言う「遊戯媒体」とは、お菓子や玩具といった景品、コイン、メダルを含む意味である。第10の発明によれば、ボーナス用遊戯媒体を貯留する貯留部には、下方に向けて自然開扉する扉部が設けられており、貯留されているボーナス用遊戯媒体はその重量で扉部を開け落下する構成となっている。ただし、扉部の外側面に設けられた脚部が遊戯面の上面と当接するように配置されていて、貯留部が遊戯面上に位置する場合には、この脚部で扉部が開くのを防ぐ働きをする。すなわち、貯留部は、扉部が閉じられてボーナス用遊戯媒体を貯留した状態で、遊戯面上に脚部で起立して支持されている(閉扉起立状態)。
そして、貯留部が、押出部によって押された遊戯媒体に当接されることにより払出口の上方に移動する。貯留部が払出口の上方に移動すると、支持部に掛かる耳部により貯留部が払出口へ落下するのを防止するように作用し、その一方で、脚部が前記遊戯面上に当接しなくなるために扉が自然に開く。したがって、貯留部は底が抜けた状態となり、貯留されていたボーナス用遊戯媒体は、その一部が残ることなく確実に払出口に排出される。
第11の発明は、第10の発明の遊戯媒体払出装置であって、前記支持部は前記遊戯面上に延出して構成され、前記閉扉起立状態の前記貯留部の移動が当該延出方向に案内されることを特徴とする。
第11の発明によれば、第10の発明と同様の効果を奏するとともに、支持部は遊戯面上方に延出しているので、貯留部が払出口以外の方向に移動するのを防ぎ、確実に払出口に向けて案内することができる。
より好適には第12の発明のように、第11の発明の遊戯媒体払出装置であって、前記遊戯面上で前記閉扉起立状態にある前記貯留部の前記耳部が前記支持部の前記延出した部分に掛かるように構成する。
第12の発明の発明によれば、第11の発明と同様の効果を奏するとともに、遊戯面上に位置する段階から、耳部が支持部に掛かるようにすることで、貯留部のガイドを確実にすることができる。
より具体的には、第13の発明のように、第9又は12の発明の遊戯媒体払出装置であって、前記貯留部は、胴部が角形の箱体形状を成しており、前記耳部は胴部の相対する1組の側面それぞれに設けられて前記支持部の前記延出した部分に掛かり、前記貯留部が前記支持部の前記延出方向に平行移動するように案内される、としても良い。
第14の発明は、第8〜13の発明のうち何れか一つの発明の遊戯媒体払出装置であって、前記貯留部は、一端が前記扉部の外側面の端部に固定され、他端が前記脚部の遊戯面当接側の端部に向けて傾斜された傾斜板(例えば、図4のガイドプレート312)を有することを特徴とする。
第14の発明によれば、第8〜13の発明のうち何れか一つの発明と同様の効果を奏するとともに、扉部が開く時に傾斜板と遊戯面の端部(角部)とが当接し、傾斜板の斜面に沿って端部がスライドするようにして扉が開く。すなわち、遊戯面の端部が扉部に引っ掛かって開扉が妨げられるのを防ぐことができる。
第15の発明は、押し出されて、遊戯面上から落下した遊戯媒体を払い出す遊戯装置に用いられる遊戯媒体払出装置であって、遊戯媒体を載置可能な貯留部(例えば、図9のトレー型コンテナ402)と、軸方向が水平方向である前記貯留部の回動軸部(例えば、図9のガイドローラ321)を前記遊戯面に対して平行、且つ移動可能に支持する支持部(例えば、図9のガイドレール322)と、を備え、前記貯留部には、前記遊戯面に当接することによって、前記回動軸部による前記貯留部の回動を防止する脚部(例えば、図9の支持キャスター410)が設けられている、ことを特徴とする。
第15の発明によれば、遊戯媒体を載置して貯留している貯留部は、支持部によって軸方向が水平を向いた受胎で、遊戯面に対して平行に移動自在に支持されている。そして、支持部によって支持されている状態では、脚部によって貯留部が回動軸部を中心に回動するのを防いでいる。したがって、貯留部が遊戯面外に移動して脚部が遊戯面と当接しなくなると、貯留部は回動軸部を中心に回転して傾斜し、載置していた遊戯媒体を払い出すことができる。
より具体的には、第16の発明のように、第15の発明の遊戯媒体払出装置であって、前記貯留部は、前記貯留部の重心を通らない位置であって、外周面の対称位置に1組の耳部を有し、前記回動軸部は、前記耳部によって形成され、前記支持部は、前記脚部が前記遊戯面上に当接した状態の前記貯留部の前記耳部より低く、且つ、前記遊戯面外より前記遊戯面上に延出するように略平行に設けられた棒体又は板状体であり、前記貯留部の前記耳部が前記支持部に掛かり、前記貯留部の移動が前記延出方向に案内される構成としても良い。
第16の発明によれば、第15の発明と同様の効果を奏するとともに、支持部が遊戯面上方に延出しているので、貯留部を所定方向へ確実に移動させることができる。
第17の発明は、払出口の上方に端部が位置する遊戯面上を押出部が周期運動することにより、前記遊戯面上に載置された遊戯媒体が押され、前記端部から前記払出口に落下した遊戯媒体が払い出される遊戯装置に用いられる遊戯媒体払出装置であって、
前記払出口の上方から前記遊戯面中央部上方に向けて延出し、上面が同じ高さの平行な1組の棒又は板状の支持部(例えば、図9のガイドレール322)と、前記払出口からみて当該貯留部の重心より奥側で且つ左右対称となる位置に1組設けられた耳部(例えば、図9のガイドローラ321)及び前記払出口から見て前記耳部より手前側で且つ胴部下面に設けられた脚部(例えば、図9の支持キャスター410)を有するボーナス用遊戯媒体の貯留部(例えば、図9のトレー型コンテナ402)と、を備え、
前記耳部が前記支持部に掛けられ、前記脚部が前記遊戯面上に当接した起立状態における前記貯留部の前記脚部が、前記押出部によって押された遊戯媒体に当接されることによって前記貯留部が移動するとともに、前記脚部が前記払出口上方に移動した時に前記遊戯面上に当接しなくなり、前記貯留部が前記支持部によって前記耳部で吊り下げられた前方落下状態となることを特徴とする。
第17の発明によれば、貯留部は、重心より後方側に支持部に掛かる耳部と、重心より前方側の下面に遊戯面の上面に当接する脚部とを具備している。脚部は、貯留部が遊戯面上に位置する状態では、貯留されているボーナス用遊戯媒体の重量によって貯留部が耳部を軸として回転し傾斜するのを支えて、扉部が開くのを抑制するように作用する。しかし、貯留部が押出部によって押された遊戯媒体に当接されて払出口上方まで移動すると、脚部が前記遊戯面上に当接しなくなる。そのため、貯留部が耳部で吊り下げられた状態なって耳部を軸にして回転し、前方落下の状態となる。したがって、貯留部が傾くことで貯留されていたボーナス用遊戯媒体が払出口に落下する。この場合、耳部が貯留部の重心より後方に設けられているので、貯留部は一度前方落下状態となると、傾斜前の姿勢に戻ることはできない。したがって、前述のバケツと錘とを連結させるといった構成で見られるような、貯留部の傾斜が元に戻ってボーナス用遊戯体が残る事象の発生を防ぎ、確実に貯留している遊戯体を払い出すことができる。
より好適には第18の発明のように、第17の発明の遊戯媒体払出装置であって、前記耳部は、前記貯留部の胴部の上部に設けることとしても良い。
第18の発明によれば、第17の発明と同様の効果を奏するとともに、重心から耳部までの距離をより遠くすることができるので、脚部が前記払出口上方に移動して前記遊戯面上に当接しなった場合に貯留部をより回転し易くできる。したがって、ボーナス用遊戯媒体がより速やかに払い出され、払出時の爽快感が増す。
更により好適には、第19の発明のように、第17又は18の発明の遊戯媒体払出装置であって、前記払出口からみて前記貯留部の手前側の内側面は、奥側に行くに従って下方に傾斜した傾斜面として形成するとしても良い。
第19の発明によれば、第17又は18の発明と同様の効果を奏するとともに、貯留部の払出口側に傾斜面を設けることで、貯留部が傾斜した際によりスムーズにボーナス用遊戯媒体を払い出すことができる。
第20の発明は、第17〜19の発明のうち何れか一つの発明の遊戯媒体払出装置であって、前記支持部の上面が、前記遊戯面の前記端部から離れるに従って下方に傾斜して成る形状(例えば、図13のガイド部320−6、彎曲部322c)を有していることを特徴とする。
第20の発明によれば、第17〜19の発明のうち何れか一つの発明と同様の効果を奏するとともに、払出口上方に達した貯留部は、支持部の傾斜形状によって遊戯面の端部から離れるように下方に向かって自重でスライドする。したがって、ボーナス用遊戯媒体を放出した貯留部を遊戯媒体の端部から離すことで、以降のゲームプレイにおいて遊戯面上の遊戯媒体が貯留部と当って払い出しの邪魔とならないようにできる。
第21の発明は、第8〜20の発明のうち何れか一つの発明の遊戯媒体払出装置を備える遊戯装置である。
第21の発明によれば、第8〜20の発明のうち何れか一つの発明と同様の効果を遊戯装置において実現することができる。
本発明によれば、放出口には扉部が設けられ、更にこの扉部には脚部が設けられていて、脚部が遊戯面に当接した状態では扉は閉じた状態となる貯留部に、扉部で放出口が閉じられたスペースに遊戯媒体を貯留することができる。また、貯留部を、支持部によって脚部が遊戯面に当接した状態で移動可能に係合し、脚部が遊戯面から外れる位置まで移動可能とすることによって、脚部に遊戯面上で押出部貯留部が移動して脚部が遊戯面に当接しない状況になると、扉部が開いて放出口から貯留していた遊戯媒体を放出することができる。
また、貯留部を支持部に回動可能に支持させるとともに、脚部によって支えることで傾斜せずに遊戯媒体を載置させて貯留することができる。更に、支持部によって脚部が前記遊戯面から外れるところまで貯留部を移動可能に支持することによって、貯留部が移動して脚部が遊戯面に当接しなくなると、貯留部を傾むかせて載置していた遊戯媒体を落として払い出すことができる。
また、ボーナス用遊戯媒体を貯留する貯留部には、下方に向けて自然開扉する扉部が設けられており、貯留されているボーナス用遊戯媒体はその重量で扉部を開け落下する構成となっている。ただし、扉部の外側面に設けられた脚部が遊戯面の上面と当接するように配置されていて、貯留部が遊戯面上に位置する場合には、この脚部で扉部が開くのを防ぐ働きをする。そして、貯留部が、押出部によって押された遊戯媒体に当接されることにより払出口の上方に移動する。貯留部が払出口の上方に移動すると、支持部に掛かる耳部により貯留部が払出口へ落下するのを防止するように作用し、その一方で、脚部が前記遊戯面上に当接しなくなるために扉が自然に開く。したがって、貯留されていたボーナス用遊戯媒体を、その一部が残ることなく確実に払出口に払い出すことができる。
また、貯留部を、重心より後方側に支持部に掛かる耳部と、重心より前方側の下面に遊戯面の上面に当接する脚部とを具備する構成とした場合、脚部は、貯留部が遊戯面上に位置する状態では、貯留されているボーナス用遊戯媒体の重量によって貯留部が耳部を回転軸として傾斜するの抑制するように作用する。しかし、貯留部が押出部によって押された遊戯媒体に当接されて払出口上方まで移動すると、脚部が前記遊戯面上に当接しなくなる。しがたって、貯留部が耳部で吊り下げられた状態なって耳部を回転軸として回転して、前方落下の傾いた状態となり、貯留されていたボーナス用遊戯媒体を払い出すことができる。耳部が貯留部の重心より後方に設けられているので、貯留部は一度前方落下状態となると傾斜前の姿勢に自然に戻ることは無く、確実にボーナス用遊戯体を払い出すことができる。
本発明を適用した最良の実施形態として、菓子や小型の玩具等の景品やメダルなどを遊戯媒体として払い出す遊戯装置を例に挙げて説明する。以下では遊戯媒体を「景品」として説明しているが、メダルやコインなどでも良いのは勿論である。
〔第1実施形態〕
図1は、本発明を適用した遊戯装置1000の外観の一例を示す図である。遊戯装置1000は、所謂「プッシャーゲーム機」或いは「プッシャー型景品払出ゲーム機」と呼ばれる遊戯装置である。同図に示すように、遊戯装置1000は、(1)複数の景品Pを載置して貯留するターンテーブル1002と、(2)ターンテーブル1002に配置された景品Pを掬い上げるショベル装置1004と、(3)掬い上げた景品P’をショベル装置1004から降ろして載置する固定テーブル1010と、(4)固定テーブル1010に沿って景品払出口1008に近づき或いは遠ざかるように往復スライド運動するスライドテーブル1012と、(5)ショベル装置1004の操作部1014と、(6)CPUやLSIなどの演算処理装置やICメモリ1024及び電気回路等を有し遊戯装置1000の動作を統合的に制御する制御ユニット1020と、(7)ボーナス用遊戯媒体払出装置300と、(8)電源部(図示略)とを備える。そして、景品Pに外部から干渉できないように、透明なカバー1017でこれらを覆い保護している。
ターンテーブル1002は、上向きに開口する環状溝を形成し、溝部分の底上面に多数の景品Pを載置できるようになっている。そして、遊戯装置1000の中央に設けられた回転軸Aを中心に、ターンテーブル用モータ(図示略)の駆動によって所定平面上をゆっくりと回転する。
固定テーブル1010は、ターンテーブル1002の上方において装置中央から装置外縁方向に延出する平板である。固定テーブル1010の外縁側端部は、景品払出口1008上方に達するように構成されている。
スライドテーブル1012は、固定テーブル1010上面に沿って景品払出口1008に近づき或いは遠ざかるように往復スライド運動する平板である。スライドテーブル1012の駆動方法は公知の技術を適宜使用するものとし、ここでの説明は省略する。
ショベル装置1004は、操作部1014からの操作入力に応じて、アーム1004aをモータ1004cによって回転させ、ショベル1004bでターンテーブル1002に配置された景品Pを掬い上げ、そして固定テーブル1010に落下させる。
固定テーブル1010上に落とされた景品P’は、スライドテーブル1012のスライド運動によって景品払出口1008方向に押される。そして、景品P’が固定テーブル1010の端まで押されて景品払出口1008に落下すると、プレーヤはその景品P’を景品払出口1008から連通する景品取出口1018より取り出すことができる。すなわち、固定テーブル1010の上面は遊戯面に相当し、景品P,P’は遊戯媒体に該当する。
本実施形態における遊戯装置1000は、ショベル1004、固定テーブル1010、スライドテーブル1012、操作部1014及び景品払出口1008を一組として、計4個所のプレイポジションを上面視略十字に備える。従って、本実施の形態における遊戯装置1000では同時に4人のプレーヤがゲームを楽しむことができる。
カバー1017は、透明樹脂等によって成形され内部の様子を見ることが出来る透明なカバーである。カバー1017の上部には着脱自在な補給口蓋1017aが設けられており、この補給口蓋1017aを開けてターンテーブル1002に景品Pを補充することができる。
[ボーナス用景品払出装置の構成の説明]
ボーナス用景品払出装置300は、ボーナス用の特別な遊戯媒体であるボーナス用景品を貯留し、特定の条件が揃った場合に貯留しているボーナス用景品を払い出す手段である。
図2は、本実施形態におけるボーナス用景品払出装置300の構成の一例を示すための(a)斜視図と、(b)側面図である。同図(a)に示すように、本実施形態におけるボーナス用景品払出装置300は、ボーナス用景品Qを貯留する箱型コンテナ302と、箱型コンテナ302をスライド移動自在に支持し、固定テーブル1010の上方から景品払出口1008の上方へガイドするガイド部320とを有する。
ガイド部320は、ガイドレール322と、ガイドレール322を遊戯装置1000の筐体に固定する取り付けステー324とからなる略L字型の一対の部品である。本実施形態では、ガイド部320は、ガイドレール322が固定テーブル1010の上方で互いに平行となり、且つ、スライドテーブル1012の往復スライド方向に沿って略水平となるように配置される。
取り付けステー324は、ビス326a及び326bで、例えば、景品払出口1008の側壁面に固定される。ビス326a用のビス穴は通常の丸穴であるが、ビス326b用のビス穴は弧を成した長穴328であり、ビス326aを回転中心として長穴328の方向に取り付けステー324を回転させて取り付けることができる。これによって、ガイドレール322の設置角度を変えることができる。
以下では、ガイドレール322を基準にして景品払出口1008の方向を「前」、景品払出口1008から遠ざかる方向(装置の中央方向)を「後」、及び前後方向から略水平に直角を成す方向を「右」「左」と言う。尚、本実施形態ではガイドレール322を棒状としているが、板状としても良いのは勿論である。
図3は、本実施形態における箱型コンテナ302の構成の一例を示す斜視図である。同図(a)に示すように、箱型コンテナ302は、胴体に相当する上部と下部とが開口した筒部304と、筒部304の底部に設けられた扉部306とでボーナス用景品Qを貯留するスペースを形成する。また、筒部304の左右の外側面にはガイドローラ321が回転自在に備えられており、ガイドローラ321でガイドレール322上を転動することによって、箱型コンテナ302はガイドレール322に沿って前後にスライド移動することができる。
箱型コンテナ302は、内部が透けて見える構成であっても良いし、見えない構成としても良い。例えば前者の場合は、中にどんなボーナス用景品Qが入っているかが明らかとなるのでユーザの射幸心を煽る効果がある。
扉部306は、箱型コンテナ302の底面全体が開口する扉であって、右扉306Rと左扉306Lとがそれぞれ筒部304の左右側部に蝶番308で回動自在に固定された左右両開きの扉構造を成している。本実施形態では、左右の扉はほぼ同じ長さを有しており、箱型コンテナ302の底がほぼ中央から下方にむけて左右に開く構成となっている。
右扉306Rと左扉306Lとの合わせ位置には、同図中の拡大図に示すような組構造が形成されており、右扉306Rの扇動側の端部を左扉306Lの扇動側の端部で下支えする構成となっている。その結果、左扉306Lが開かないと右扉306Rも開かない仕組みとなっている。
左扉306Lの下面には、支持キャスター310が下方に延出するようにして設けられている。支持キャスター310は、固定テーブル1010の上面に当接して前後方向に自在に転動する。したがって、箱型コンテナ302が固定テーブル1010の上方に位置する場合、より具体的には支持キャスター310が固定テーブル1010の上面に当接している限り、箱型コンテナ302に貯留されているボーナス用景品Q及び扉部306の重量によって扉部306が押し開かれるのを支持キャスター310が支え、扉部306が開くのを抑制している。
図4は、本実施形態における箱型コンテナ302の構成を説明するための側面図と、支持キャスター310の拡大図である。同図(a)に示すように、支持キャスター310は、後方から前方へ向けて下向きに傾斜するガイドプレート312を具備する。ガイドプレート312の支持キャスター310側の端は、二股の略U字型を成しており、U字の先端がそれぞれ支持キャスター310の車輪の車軸近傍まで延出し、U字の底部が車輪直後に位置するように構成されている。
そして、支持キャスター310は、同図(b)に示すように、ガイドプレート312の上端が筒部304の後方側外側面の下端に合うように固定される。尚、支持キャスター310の設置数は単数に限らず複数でも良い。例えば、右扉306R、左扉306Lのそれぞれに設けるとしても良い。
ガイドプレート312は、スライドテーブル1012の往復スライド運動によって景品払出口1008に向かって押された景品P’と当接する。すなわち、箱型コンテナ302は、景品P’とガイドプレート312とを介して間接的に景品払出口1008に向かって押される。その結果、箱型コンテナ302はガイドレール322に沿って景品払出口1008に向かってスライド移動することになる。
尚、ガイドプレート312の左右方向の幅は、支持キャスター310にスライドテーブル1012によって押された景品P’が噛み込まないようにするのに十分な幅を持たせることを必要条件とし、適宜その幅を設定して構わない。例えば、幅を大きくすればそれだけ多くの景品P’が当接するので、箱型コンテナ302がより移動し易くなり、よりボーナス用景品Qが払い出される確立が高くなる。
また、ガイドプレート312は、左右方向に屈曲又は彎曲させた形状としても良い。例えば、ガイドプレート312を支持キャスター310とは別体とし、遊戯装置1000の設置者が予め用意された複数の形状のガイドプレート312を、支持キャスター310や扉部306、筒部304の何れかに着脱自在とする構成としても良い。上から見てガイドプレート312が箱型コンテナ302の後方向きに凸となるように屈曲又は彎曲している場合には、景品P’がガイドプレート312を押す力を逃がす効果をもたらし、箱型コンテナ302が移動しにくくなる。反対に前方向きに凸とするならば、景品P’がガイドプレート312から左右に逃げ難くなり箱型コンテナ302がより移動し易くなる。したがって、ガイドプレート312の屈曲や彎曲の形態によって、ボーナス用景品Qの所謂「ペイアウト率」を調節することができる。
[動作の説明]
図5は、本実施形態におけるボーナス用景品払出装置300の作動に至るまでを連続的に示した側面図である。同図(a)では、箱型コンテナ302がまだ固定テーブル1010の上方に位置している。支持キャスター310が固定テーブル1010の上面に当接しているので、ボーナス用景品Qによる荷重Wによって扉部306が開こうとしても支持キャスター310によって支えられて閉じたままとなっている。やがて、スライドテーブル1012の往復スライド運動によって押された景品P’がガイドプレート312に当接して、箱型コンテナ302が景品払出口1008方向(前方向)に移動する。
同図(b)は、箱型コンテナ302が景品払出口1008の上方に差し掛かり、支持キャスター310が固定テーブル1010の端部から脱輪した状態を示している。支持キャスター310が固定テーブル1010の端部から脱輪することによって、ボーナス用景品Qによる荷重Wによって左扉306Lが開き始める。この際、ガイドプレート312が固定テーブル1010の角と接触し、該角が左扉306Lの後方側端部に引っかからないように作用する。ガイドプレート312の上端が、筒部304の後方側率面の下端と近接するように固定されているので、固定テーブル1010の角は、箱型コンテナ302に引っかかることなく逃がされる。すなわち、ガイドプレート312は扉部306をスムーズに開かせるためのガイドとしての役割を担っている。
その結果、同図(c)に示すように左扉306Lはガイドプレート312によってガイドされてスムーズに下方に向かって開き、左扉306Lが開くことで右扉306Rも開く。箱型コンテナ302は、ガイドレール322で支持されたままの姿勢で、底全体におよぶ扉部306が開くことによって、貯留されていたボーナス用景品Qは残ることなく確実に排出される。その結果、箱型コンテナ302に貯留されていたボーナス用景品Qが、景品払出口1008に払い出される。
尚、箱型コンテナ302は、厳密な直方体形状である必要はなく、例えば側壁の合わせ位置が丸くても良いし、下方に向けて末広がりな縦断面を有する形状であっても良い。或いは、円やその他の形状の断面を有する管状体であっても良い。ただし、ボーナス用景品Qが払出される際に抵抗を生むような、例えば下方に向かって窄む縦断面を有する形状は避けるのが好ましい。
〔第2実施形態〕
次に、本発明を適用した第2実施形態として、第1実施形態とは構成が異なる扉部306の例を説明する。尚、第1実施形態と同様の構成要素については同じ符号をつけ、適宜説明を省略するものとする。
図6は、本実施形態における箱型コンテナ302−2の構成の一例を示す(a)斜透視図と(b)下部断面図である。同図(a)に示すように、本実施形態における箱型コンテナ302−2は、上下及び景品払出口1008側(前方側)が開口した筒部305と、箱型コンテナ302−2の前方側立面を成す第1扉306aと、同底面を成す第2扉306bとによって、ボーナス用景品Qを貯留するスペースを形成している。
第1扉306aは、単数又は複数の扉である。第1扉306aは、筒部305の前方側上端部でシャフト303aによって上下方向に回動自在に軸支され、更に、スプリング309によって上方に回動するように付勢されている。
第2扉306bは、箱型コンテナ302−2の全底面を成す単一の扉である。第2扉306bは、筒部305の下方後端部でシャフト303bによって上下回動自在に軸支され、前方側の左右ほぼ中央の位置に支持キャスター310が設置されている。また、同図に示すように、第2扉306bの前方側端部には、例えば、上方に向けてL字状に屈曲したストッパー部307が形成されており、第1扉306aの下端と引っ掛かって第1扉306aが上方に跳ね上がるのを抑制する。
図7は、本実施形態におけるボーナス用景品払出装置300の作動に至るまでを連続的に示した側面図である。同図(a)では、箱型コンテナ302−2がまだ固定テーブル1010の上方に位置している。支持キャスター310が固定テーブル1010の上面に当接することによって、ボーナス用景品Qによる荷重Wによって第2扉306bが開こうとしても、支持キャスター310によって支えられて閉じたままとなっている。また、ストッパー部307で下端を係止された第1扉306aも同様に閉じたままである。やがて、スライドテーブル1012の往復スライド運動によって押された景品P’がガイドプレート312に当接すると、箱型コンテナ302−2は景品払出口1008方向(前方向)に移動する。
同図(b)は、箱型コンテナ302−2が景品払出口1008の上方に差し掛かり、支持キャスター310が固定テーブル1010の端部から脱輪した状態を示している。支持キャスター310が固定テーブル1010の端部から脱輪することによって、ボーナス用景品Qによる荷重Wによって第2扉306bが開き始める。第2扉306bが開き始めるとストッパー部307による係止が解け、第1扉306aはスプリング309による付勢力で上方へ跳ね上がるようにして開く。その結果、同図(c)に示すように第1扉306aと第2扉306bとの両方が開き、貯留していたボーナス用景品Qを一気に払い出す。
尚、箱型コンテナ302−2を、中が見えない不透明な材料で製作し、第1扉306aの内側の面や箱型コンテナ302−2の後方側内面にボーナス画像4(図5参照)を設けるとしても良い。この場合、ボーナス用景品Qの排出とともに第1扉306aが跳ね上がることでボーナス画像4が現われる構成となり、更にユーザの達成感を高めることができる。ボーナス画像4の内容は適宜設定して構わないのは勿論である。
〔第3実施形態〕
次に、本発明を適用した第3実施形態としてボーナス用景品の貯留部(コンテナ部)の構成が異なる例を説明する。尚、第1及び第2実施形態と同様の構成要素については同じ符号を付け、説明を省略するものとする。
図8は、本実施形態におけるトレー型コンテナの一例を示す斜視図である。本実施形態におけるボーナス用景品Qの貯留部であるトレー型コンテナ402は、第1実施形態における箱型コンテナ302に相当する。同図に示すように、トレー型コンテナ402は、上面に載置されたボーナス用景品Qを排出し易くする傾斜部405を有するトレー404と、傾斜部405の下面より下方に延出し前後方向に転動する支持キャスター410とを有し、左右外側面の後部側にガイドローラ321が取り付けられている。
トレー型コンテナ402は、後部がガイドローラ321を介してガイドレール322上に移動自在に軸支され、前部が支持キャスター410によって固定テーブル1010上面に当接して配置される。したがって、トレー型コンテナ402の重心はガイドローラ321の取り付け位置より前方に存在し、その重量はガイドローラ321を中心にして下向きに回転させるように作用する。しかし、支持キャスター410が固定テーブル1010上面に当接している状態では、支持キャスター410が重量を支えることによって、ガイドローラ321を中心とした回転を抑制し、トレー型コンテナ402が前方に傾くのを抑制する。
図9は、本実施形態におけるボーナス用景品払出装置が作動するまでを示す側面図である。同図(a)では、トレー型コンテナ402がまだ固定テーブル1010の上方に位置している。支持キャスター410が固定テーブル1010の上面に当接しているので、トレー型コンテナ402が回動して前方に傾くのを抑制している。やがて、スライドテーブル1012の往復スライド運動によって押された景品P’がガイドプレート312に当接すると、トレー型コンテナ402は景品払出口1008方向(前方向)に移動する。
同図(b)は、トレー型コンテナ402が景品払出口1008の上方に差し掛かり、支持キャスター410が固定テーブル1010の端部から脱輪した状態を示している。支持キャスター410が固定テーブル1010の端部から脱輪することによって、ボーナス用景品Qによる荷重Wによってトレー型コンテナ402はガイドローラ321を中心にして下方に回動し、トレー404が景品払出口1008に向かって傾斜する。従って、貯留されていたボーナス用景品Qは傾斜部405を伝って払い出される。
〔第4実施形態〕
次に、本発明を適用した第4実施形態として、ボーナス用景品の貯留部(コンテナ部)の構成が異なる例を説明する。尚、第1〜第3実施形態と同様の構成要素については同じ符号を付け、説明を省略するものとする。
図10は、本実施形態におけるトレー型コンテナの一例を示す斜視図である。本実施形態におけるボーナス用景品Qの貯留部であるトレー型コンテナ502は、第1実施形態における箱型コンテナ302、第3実施形態おけるトレー型コンテナ402に相当する。同図に示すように、トレー型コンテナ502は、載置して貯留したボーナス用景品Qを排出し易くする傾斜部505を有するトレー504と、トレー504の下面又は側面より下方に向けて延出し、固定テーブル1010上の景品Pと当接するプッシュプレート506とを有する。また、トレー504の左右外側面の前部及び後部には、ガイドローラ321a〜321dが取り付けられており、ガイドレール322に沿って4輪で自在に移動することができる。
したがって、スライドテーブル1012によって押された景品Pがプッシュプレート506を押し、間接的にトレー型コンテナ402は前方に移動することになる。すなわち、プッシュプレート506は、貯留部の移動させる力を得るという点において、第1実施形態のガイドプレート312と同様の作用を奏する。したがって、プッシュプレート506の幅や形状は、第1実施形態のガイドプレート312と同様に適宜設定することによって、移動させる力をコントロールして所謂「ペイアウト率」を調節することができる。
図11は、本実施形態におけるボーナス用景品払出装置が作動するまでを示す側面図である。同図(a)では、トレー型コンテナ502がまだ固定テーブル1010の上方に位置している。本実施形態におけるガイド部320−4では、ガイドレール322は固定テーブル1010の上方に位置する部位は直線を成しており略水平となるように設けられているが、景品払出口1008側の端部は下方に向けて彎曲する彎曲部322cを形成し、更にその先端にはトレー型コンテナ502の落下を防ぐストッパー325が設けられている。やがて、スライドテーブル1012の往復スライド運動によって押された景品P’がプッシュプレート506に当接すると、トレー型コンテナ502は景品払出口1008方向(前方向)に移動する。
同図(b)は、トレー型コンテナ502が景品払出口1008の上方に差し掛かり、プッシュプレート506が固定テーブル1010の端部から離れた状態を示している。この状態になると、前方側のガイドローラ321a及び321cが、彎曲部322cに達し、その結果トレー型コンテナ502は彎曲部322cの傾斜を下り始める。そして、トレー型コンテナ502が傾くと、貯留されていたボーナス用景品Qが傾斜部505から景品払出口1008に排出され、彎曲部322cの傾斜を下りきったトレー型コンテナ502はストッパー325で止まる。
〔第5実施形態〕
次に、本発明を適用した第5実施形態としてボーナス用景品が払い出されるまでの目安を表示するインジケータ手段を具備する場合を説明する。尚、第1実施形態と同様の構成要素については、同じ符号をつけ説明を省略するものとする。
図12は、本実施形態におけるインジケータ手段の構成の一例を示す斜視図である。同図に示すように、ガイド部320の取り付けステー324には、上部が開口した透明なシリンダ340が固定されている。シリンダ340内には、シリンダ340を挿通自在な表示体342が箱型コンテナ302の側面から伸びるワイヤー344で吊るされている。したがって、シリンダ340に対する表示体342の相対的な位置は、箱型コンテナ302が景品払出口1008から遠いほど上部に位置し、箱型コンテナ302が景品払出口1008から近づくにつれて表示体342は下がる。
シリンダ340には、支持キャスター310が固定テーブル1010から脱輪する直前の位置を示す位置に、目標到達点を示す目盛や表示物346が設けられており、プレーヤは表示体342の相対的な位置関係から、あとどの程度で箱型コンテナ302の扉が開くかの目安を付けることができる。これによって、箱型コンテナ302に隠れて見難い支持キャスター310を覗き見してその位置を確認しなくともすむ。また、ボーナス用景品Qが払い出されるまでの到達度を明確に示すことで、プレーヤの射幸心と興奮を煽ることができる。
〔変形例の説明〕
以上、本発明の第1〜第5実施形態について説明したが、本発明はこれらに限定されるものではなく、発明の趣旨を逸脱しない限りにおいて、適宜構成要素の追加・省略・変更を行っても良い。
例えば、支持キャスターを、所謂ローラによって固定テーブル1010の上面を転動するとしたが、例えば、固定テーブル1010の上面を滑るスライダーによって実現するとしても良い。
また、図13に示すように、第4実施形態で示したガイド部320−4と同様の形状のガイド部320−6を、第1実施形態で示した箱型コンテナ302との組合せで用いても良い。
同図(b)に示すように、この場合、彎曲部322cを、箱型コンテナ302の扉部306が開く位置から彎曲を始めるように形成又は配置する。これによって、同図(a)に示すように、扉部306が開いた状態の箱型コンテナ302は、破線表示の位置から実線表示の位置へ彎曲部322cに沿って固定テーブル1010から離れるように下る。したがって、箱型コンテナ302と固定テーブル1010の端部との間が広がり、以降のゲームプレイにおいてスライドテーブル1012によって押される景品P’が、扉部306が開いた状態の箱型コンテナ302に引っ掛かる事象が発生しにくくなる。これは、大小様々な大きさの品が景品とされる場合において特に効果を生む。例えば、同図(a)の場合、箱型コンテナ302が破線表示の位置から先に移動できない場合には、景品Pb’は箱型コンテナ302につかえてしまうが、箱型コンテナ302が実線表示の位置まで移動すれば、景品Pb’を払い出すことができる。
本発明を適用した遊戯装置の外観の一例を示す図。 第1実施形態におけるボーナス用景品払出装置の設置例を示すための(a)斜視図と、(b)側面図。 第1実施形態における箱型コンテナの構成を説明するための斜視図。 第1実施形態における箱型コンテナの構成を説明するための側面図と、支持キャスターの拡大図。 第1実施形態におけるボーナス用景品払出装置の作動に至るまでを連続的に示した側面図。 第2実施形態における箱型コンテナの構成を示す(a)斜透視図と(b)下部断面図。 第2実施形態におけるボーナス用景品払出装置の作動に至るまでを連続的に示した側面図。 第3実施形態におけるトレー型コンテナの一例を示す斜視図。 第3実施形態におけるボーナス用景品払出装置が作動するまでを示す側面図。 第4実施形態におけるトレー型コンテナの一例を示す斜視図。 第4実施形態におけるボーナス用景品払出装置が作動するまでを示す側面図。 第5実施形態におけるインジケータ手段の構成の一例を示す斜視図。 第4実施形態で示したガイド部と同様の形状のガイド部を、第1実施形態で示した箱型コンテナとの組合せて使用する場合の構成の一例を示す図。(a)は全体側面図、(b)はガイド部の拡大側面図。
符号の説明
300 ボーナス用景品払出装置
302 箱型コンテナ
304,305 筒部
306 扉部
308 蝶番
309 スプリング
310 支持キャスター
312 ガイドプレート
320 ガイド部
321 ガイドローラ
322 ガイドレール
322c 彎曲部
324 取り付けステー
328 長穴
340シリンダ
342 表示体
346 表示物
402 トレー型コンテナ
404 トレー
405 傾斜部
410 支持キャスター
502 トレー型コンテナ
504 トレー
506 プッシュプレート
P 景品
Q ボーナス用景品

Claims (7)

  1. 遊戯面から押出されて落下した遊戯媒体を払い出す遊戯装置に用いられる遊戯媒体払出装置であって、
    遊戯媒体を貯留可能であって、貯留した遊戯媒体を放出可能な放出口と、前記放出口を開閉可能な扉部と、前記遊戯面に当接させることで前記放出口を前記扉部によって閉塞するよう前記扉部に設けられた脚部とを有する貯留部と、
    前記遊戯面に前記脚部を当接させた状態で前記貯留部を移動可能に係合させ、当該状態における貯留部を前記脚部が前記遊戯面から外れるまで移動可能に係合させるよう構成した支持部と、
    を備えることを特徴とする遊戯媒体払出装置。
  2. 前記放出口は、前記扉部が開いた場合に貯留した遊戯媒体が自重によって落下するように設けられ、
    前記脚部は、前記放出口を閉ざした状態における扉部から下方に向かって突設されていることを特徴とする請求項1に記載の遊戯媒体払出装置。
  3. 遊戯面から押出されて落下した遊戯媒体を払い出す遊戯装置に用いられる遊戯媒体払出装置であって、
    遊戯媒体を載置可能な貯留部と、
    前記貯留部を回動可能に、且つ移動可能に係合させる支持部とを備え、
    前記貯留部は、前記遊戯面に当接させることによって当該貯留部に載置した遊戯媒体の落下を防止する脚部を有し、
    前記支持部は、前記貯留部の脚部を前記遊戯面に当接させ、且つ前記遊戯面に前記脚部が当接した状態における貯留部を、前記脚部が前記遊戯面から外れるまで移動可能に係合するように構成されていることを特徴とする遊戯媒体払出装置。
  4. 前記脚部は、前記遊戯面の端部から先端が落下するときに、当該遊戯面の端部に当接して前記貯留部に推進力を付与する当接面を有することを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載の遊戯媒体払出装置。
  5. 遊戯面上に載置した遊戯媒体を押出部により押し、前記遊戯面の端部から払出口に遊戯媒体を落下させ、遊戯媒体を獲得する遊戯装置であって、
    下方に向けて開扉する扉部が下部に設けられ、この扉部の外面に脚部が設けられた遊戯媒体貯留可能な貯留部と、
    前記扉部を閉めた状態で前記脚部を前記遊戯面に当接させ、且つこの脚部が前記遊戯面上では遊戯面に当接した状態で移動するように、前記遊戯面上方と前記払出口の上方において移動可能に前記貯留部を係合させた支持部と、
    を備え、遊戯面上に載置された遊戯媒体を介して前記押出部の力が前記遊戯面に当接させた前記脚部に伝わり、前記貯留部が前記払出口方向に移動し、前記脚部が前記遊戯面に当接しなくなったときに前記扉部が開扉し、前記貯留部に貯留した遊戯媒体が前記払出口に落下することを特徴とする遊戯装置。
  6. 遊戯面上に載置した遊戯媒体を押出部により押し、前記遊戯面の端部から払出口に遊戯媒体を落下させ、遊戯媒体を獲得する遊戯装置であって、
    遊戯媒体を載置可能な貯留部と、
    前記貯留部を回動可能に、且つ前記遊戯面上方と前記払出口上方とにおいて移動可能に係合させた支持部とを備え、
    前記貯留部は、前記遊戯面に当接させることによって当該貯留部に載置した遊戯媒体の落下を防止する脚部を有し、
    前記支持部は、前記脚部が前記遊戯面上では遊戯面に当接した状態で移動するように設けられ、
    前記遊戯面に当接させた前記脚部に、前記遊戯面上に載置された遊戯媒体を介して前記押出部の力が伝わり、前記貯留部が遊戯面上方から前記払出口方向に移動し、前記脚部が前記遊戯面に当接しなくなったときに前記貯留部が回動し、前記貯留部に載置した遊戯媒体が前記払出口に落下することを特徴とする遊戯装置。
  7. 前記脚部は、前記遊戯面の端部から先端が落下するときに、当該遊戯面の端部に当接して前記貯留部に推進力を付与する当接面を有することを特徴とする請求項5又は6に記載の遊戯装置。
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