JP2005080870A - 洋式便座及び蓋開閉用つまみ - Google Patents

Abstract

【課題】洋式トイレの便座及び蓋は、掃除のし易さ、耐久性を要求されるため、突起類を付けることができないために、つかむところがなく、開閉するのに、両手である程度しっかりと持たなければならず、不衛生でもあり、危険でもある。また、用途によって１枚の場合と、２枚の場合とがあります。
【解決手段】掃除の時に取り外せ、汚れたり壊れたりしたときには交換できるように着脱式にしたつまみを２個のクリップで取付け、簡単に開閉できるようにします。つまみの形状は縦型で、指を差し込む穴があり、レバー操作式の抜き差しプレートで枚数の切り替えをします。
【選択図】 図１

Description

本発明は、洋式便座及び、蓋の開閉用の、つまみに関する物である。

洋式便座は、デザインにおいて、衛生面が最優先事項であり、更に耐久性、安全性等の問題もあって、一切突起物のない形状である。これは、掃除しやすさ、壊れにくさ、突起による危険性の排除を追求した形状であり、開閉操作がしやすい物ではなく、特に蓋は開けっ放しにされることも多く、蓋の機能を果たす物ではなかった。
特開２０００−７９０７６号公報

解決しようとする問題点は、便座及び蓋が、衛生面、及び安全面の理由から、取っ手になる突起がないために、しっかりと持たなければならず、手指の広い面積で接触し、しかも、不安定な状態で開閉しなければならず、逆に不衛生であり、危険でもあるという点である。

本発明は、衛生面、耐久性といった、便座及び蓋に要求される機能を損なわずに、開閉操作をし易くするために、着脱式という方法を採る。掃除するときは取り外せて、汚れがひどくなったり、破損したときは、交換できる。

以上説明したとおり、本発明は、便座及び蓋の、衛生面、及び耐久性を損なわずに、開閉をし易くするものであり、手指との接触面を少なくする事で、利用する側にとっても衛生的な開閉を可能とするものである。

発明の実施の形態を実施例にもとづき図面を参照して説明する。

図１は、全体の側面の断面図である。
便座蓋は、機種によっても、位置によっても違う曲線で構成されていて、曲線上の任意の２点で支える必要があるために、クリップ（２）を２個使う。１人で１度に扱えるクリップの数も２個である。（図３）
クリップ（２）の挟み面をゴム様（３）にするのは、プラスチック同士では滑るし、傷にもなり、それらを防ぐのが目的である。
便座、及び蓋は、機種によって形状も様々であるが、便座下面は、便器本体との取り合いの都合上、平面であり、便器との間には間隙がある。そこに枚数選択用プレート（４）を差し込むのだが、クリップで取り付ける便座蓋の形状が様々なので、角度、及び高さの調整が必要なのである。（図４）
本体（１）を縦型にするのは、横型では、閉じたときと、開けたときの便座の位置が大きく違うために、手首が返って操作し難く、完了する前に指が離れてしまう。これを解消するために縦型とする。（図２）
指を通す穴（７）を設けるのは、よりつまみ易くすることで開閉操作を安定させ、指で触れる面積を小さくし、しかも、他のものに触れる機会の少ない指の側面部分で操作できるために、他に及ぼす影響も少なくて済むのである。更に、枚数選択用レバー（５）の操作をするための支点となる。人差し指を穴に差し込んで、親指でレバーを操作できるのである。
枚数選択用プレート（４）は、蓋と同時に便座も開閉するかどうかを選択する装置である。作動は、出、入、の２ポジションで、レバーにて操作する。入のポジションの時はケースの中に収まる構造である。更に、中間に止まらぬようにスプリング（６）等で張りを持たせる物とする。また、このプレートを基準に、本発明を便座蓋に取付け、クリップの高さ、及び角度を調整する物である。

全体の形状及び概念を示す側面の断面図である。 本体部を縦に見た形状を示す側面図である。 クリップによる、便座蓋への取付け部分を示す平面図である。 クリップによる取付けの調整を示す図である。

符号の説明

１ つまみ本体
２ クリップ
３ クリップ用ゴム
４ 枚数選択用プレート
５ レバー
６ スプリング
７ 指を通す穴
８ クリップ用アーム

Claims (1)

1. 着脱式で、便座蓋のへりに、角度及び高さが調整（図４）及び固定できる２個の挟む面がゴム様（３）のクリップ（２）で取り付ける（図３）、縦型で（図４）、指を差し込む穴（７）がある本体（１）に、レバー（５）で２ポジションの操作をする、枚数選択用のスライド式プレート（４）をつけ、スプリング等（６）でプレートが中間で止まらないようにし、引っ込めた時はケースに収納できるつまみ。
   

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