JP2005080489A - ワイヤハーネスが挿通されるグロメットを備える機器 - Google Patents

ワイヤハーネスが挿通されるグロメットを備える機器 Download PDF

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Abstract

【課題】 コストの削減が可能なグロメットの防水構造を有する機器を提供する。
【解決手段】 自動車は、エンジン室4と車室5とを仕切るダッシュボード3と、ダッシュボード3に結合されたホルダ6に装着される防水用グロメット2と、グロメット2に挿通されてエンジン室4内および車室5内に渡って配索されるワイヤハーネス1とを備える。グロメット2は、ホルダ6の貫通孔に挿通される本体21と、本体21に一体成形されてワイヤハーネス1のエンジン室4内に配索される第1ハーネス部1aの本体21寄りの部分を被覆するチューブ部22とを有し、チューブ部22の先端部22bは下方に向かって延びている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ワイヤハーネスが挿通される防水用グロメットを備え、該グロメットにより、該グロメットが装着される仕切部材の貫通孔を通じて水が侵入することが防止される機器に関する。そして、例えば、ワイヤハーネスは、エンジン室と車室とに渡って配索された自動車用ワイヤハーネスであり、機器は自動車である。
従来、自動車用ワイヤハーネスが、エンジン室と車室とを仕切るパネルを挿通して配索される場合、ワイヤハーネスが挿通するパネルの部分にはグロメットが装着され、ワイヤハーネスはグロメットに挿通される。そして、グロメットとパネルとの間およびグロメットとワイヤハーネスとの間には、エンジン室から貫通孔を通じて車室への水の侵入を防止する手段が設けられる。
例えば、特許文献1に開示されたワイヤハーネスの防水構造では、グロメットに連結されて取り付けられる防水具が設けられる。防水具は、グロメットのエンジンルーム側の先端部に連結される先端を有する横向き筒部と、自動車の下方に向けて配置される下向き筒部とを有する。また、特許文献2に開示されたグロメットは、係止用鍔部と止水剤充填筒部とを備え、止水剤充填筒部に充填された後に硬化した止水剤により、グロメットとワイヤハーネスとの間がシールされる。さらに、グロメットが装着される貫通穴には、その周縁からエンジンルーム側に突出するバーリングが設けられ、このバーリングの内周面にグロメットの係止溝の底面に突設されたシールリブが圧接される。
特開平10−224941号公報 特開平10−285753号公報
前記従来技術では、グロメットとワイヤハーネスとの間からの水の侵入を防止するために、防水具や止水剤が必要になること、また止水剤が使用される場合は、止水材を充填する作業が付加され、さらに止水剤が硬化するのに時間を要することから、グロメットの防水構造のコストが増加する。また、グロメットとバーリングとが、貫通穴の径方向において内周面で圧接するだけでは、ワイヤハーネスに伝達される振動などによりワイヤハーネスが径方向に振れると、グロメットが径方向に弾性変形して、シール性が低下することがある。さらに、貫通穴が鉛直平面に沿って形成されていると、ワイヤハーネスを貫通穴に挿入し、さらにグロメットを貫通穴に挿入する作業は、いずれも水平方向からの作業になるため、作業がしにくく、グロメットの装着作業性が良好ではない。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、請求項1−6記載の発明は、コストの削減が可能なグロメットの防水構造を有する機器を提供することを目的とする。そして、請求項2−5記載の発明は、装着部とグロメットとの間のシール性の向上を図ることを目的とし、請求項4記載の発明は、グロメットの装着作業を容易にすることをも目的とし、請求項6記載の発明は、コストの増加を抑制するとともに、装着部の設計の自由度を大きくすることを目的とする。
請求項1記載の発明は、第1空間と第2空間とを仕切る仕切部材と、前記仕切部材に設けられる装着部の貫通孔に挿通されて装着される防水用グロメットと、前記グロメットに挿通されて前記第1空間および前記第2空間に渡って配索されるワイヤハーネスと、を備え、前記グロメットにより前記第1空間から前記貫通孔を通じて前記第2空間への水の侵入が防止される機器において、前記グロメットは、前記貫通孔に挿通される本体と、前記本体に一体成形されて前記ワイヤハーネスの前記第1空間に配索される部分である第1ハーネス部の前記本体寄りの部分を被覆するチューブ部とを有し、前記チューブ部の先端部は下方に向かって延びている機器である。
これによれば、第1空間内の第1ハーネスのうち、仕切部材に設けられる装着部に装着されたグロメットの本体寄りの部分は、本体に一体成形されたチューブ部により覆われることで、本体とチューブ部との間から水が侵入が防止され、またチューブ部の先端部は下方に向かって延びることで、先端部からチューブ部の内部に水が侵入することが防止または抑制されるので、付加的な部材や止水剤は不要である。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の機器において、前記装着部は、前記貫通孔を規定する環状の周縁部と、径方向外方で前記周縁部の周囲に形成された周囲部とを有し、前記周縁部は、前記周囲部の前記第1空間側の基底面に対して前記貫通孔の軸線方向で前記第1空間に向かう方向である基準方向に突出し、前記周縁部は、前記貫通孔の周壁面を構成する内周面を有する内周部と、前記基底面に連続して前記基準方向に突出する外周面を有する外周部と、前記内周部および前記外周部を連結すると共に前記基底面よりも前記基準方向に突出した位置で前記内周面および前記外周面に連続する頂面を有する頂部とを有し、前記本体には、前記周縁部が係合する環状溝が設けられ、前記周縁部と前記環状溝との係合状態で、前記環状溝の内周壁面が前記内周面に、前記環状溝の外周壁面が前記外周面に、前記内周壁面と前記外周壁面との間の軸線方向での壁面が前記頂面に、それぞれ液密に接触するものである。
これによれば、装着部の周縁部とグロメットの環状溝との係合状態で、本体は、内周壁面と外周壁面との間の軸線方向での壁面を挟んで、径方向に離れた内周壁面および外周壁面で、周縁部に液密に接触するので、ワイヤハーネスが振れて、グロメットの本体が径方向に変形したとしても、内周壁面および外周壁面の少なくともいずれか一方は、シール圧が増加する方向に変形するので、周縁部と本体との間のシール性の低下が防止または抑制される。
請求項3記載の発明は、請求項2記載の機器において、前記グロメットの、前記外周壁面よりも径方向外方に位置する軸線方向での壁面が、前記基底面に液密に接触するものである。
これによれば、グロメットの外周壁面よりも径方向外方の壁面が、軸線方向で周囲部の基底面に液密に接触するので、装着部とグロメットとの間のシール性の低下が防止または抑制される。
請求項4記載の発明は、請求項1記載の機器において、前記装着部は前記第1空間側に突出する突出部を有し、前記貫通孔は、その軸線が前記第1空間側に延びる方向で上方を向くように前記突出部の上壁に形成され、前記上壁には、前記貫通孔を規定すると共に前記グロメットに設けられる環状溝に係合する環状の周縁部と、径方向外方で前記周縁部の周囲に形成された周囲部とが形成され、前記周囲部は、前記仕切部材から前記第1空間側に離れるにつれて下方に傾斜する傾斜面からなる上面を有するものである。
これによれば、貫通孔が上方を向いているので、貫通孔に上方からワイヤハーネスおよびグロメットを挿通することができる。また、上壁の上面は下方に傾斜する傾斜面であるため、上面上の水の排水性が良好であるので、上面を通じて、装着部とグロメットとの間から水が侵入することが防止または抑制される。
請求項5記載の発明は、請求項4記載の機器において、前記装着部には、前記突出部の上方に前記第1空間に開放する凹部が形成され、前記装着部と前記グロメットとが液密に接触するシール面のうちの径方向で最も外側に位置する最外周シール面の最上部および最上部付近の部分が、鉛直方向で上方から見て前記凹部の壁面により隠される被遮蔽部となっているものである。
これによれば、装着部とグロメットとの最外周シール面の最上部および最上部付近の上部である被遮蔽部が凹部の壁面により覆われるため、該被遮蔽部には上方から鉛直に落下する水が直接当たることがないので、装着部とグロメットとが液密に接触し始める境界部の上部から水が侵入することが防止または抑制されて、装着部とグロメットとの間から水が侵入することが防止または一層抑制される。
請求項6記載の発明は、請求項4または請求項5記載の機器において、前記装着部は、前記仕切部材とは別部材であると共に前記仕切部材に結合されたホルダから構成されるものである。
これによれば、仕切部材に突出部や凹部を形成する必要がないので、仕切部材の成形が複雑化することが回避される。また、貫通孔の軸線の方向や傾斜面の傾斜角の変更は、仕切部材全体を変更することなく、ホルダのみの変更で可能であり、さらにホルダを異なる機種で共通化することができる。
請求項1記載の発明によれば、付加的な部材や止水剤は不要であるので、コストの削減が可能なグロメットの防水構造を有する機器が得られる。
請求項2記載の発明によれば、引用された請求項記載の発明の効果に加えて、次の効果が奏される。すなわち、内周壁面および外周壁面により、周縁部と本体との間のシール性の低下が防止または抑制されるので、装着部とグロメットとの間のシール性が向上する。
請求項3記載の発明によれば、引用された請求項記載の発明の効果に加えて、次の効果が奏される。すなわち、グロメットの外周壁面よりも径方向外方の壁面により、装着部とグロメットとの間のシール性の低下が防止または抑制されるので、装着部とグロメットとの間のシール性が一層向上する。
請求項4記載の発明によれば、引用された請求項記載の発明の効果に加えて、次の効果が奏される。すなわち、貫通孔に上方からワイヤハーネスおよびグロメットを挿通することができるので、装着部へのグロメットの装着作業が容易になる。しかも、上面上の水の排水性が良好であることで、装着部とグロメットとの間からの水の侵入が防止または抑制されるので、装着部とグロメットとの間のシール性が向上する。
請求項5記載の発明によれば、引用された請求項記載の発明の効果に加えて、次の効果が奏される。すなわち、上方から鉛直に落下する水が外周面の被遮蔽部に直接当たることがなく、装着部とグロメットとが液密に接触し始める境界部の上部から水が侵入することが防止または抑制されて、装着部と本体との間から水が侵入することが防止または一層抑制されるので、装着部とグロメットとの間のシール性が向上する。
請求項6記載の発明によれば、引用された請求項記載の発明の効果に加えて、次の効果が奏される。すなわち、仕切部材の成形が複雑化することが回避されるので、コストの増加が抑制される。また、貫通孔の軸線の方向や上面の傾斜角などの傾斜形態の変更は、ホルダのみの変更で可能であるので、装着部の設計の自由度が大きくなるうえ、ホルダを異なる機種で共通化できるので、コスト削減に寄与できる。
以下、本発明の実施形態を図1ないし図3を参照して説明する。
図1,図2を参照すると、本発明が適用されたワイヤハーネス1は自動車用ワイヤハーネスであり、ワイヤハーネス1が挿通される防水用グロメット2は、機器としての自動車に備えられる。
前記自動車には、仕切部材であるダッシュボード3により仕切られた、第1空間としてのエンジン室4と、第2空間としての車室5とが形成され、エンジン室4内にはエンジンとしての内燃機関が配置される。ダッシュボード3には、グロメット2が装着される装着部としてのホルダ6が設けられており、ワイヤハーネス1がグロメット2に挿通されてエンジン室4および車室5に渡って配索されている。
ワイヤハーネス1は、エンジン室4内で配索される部分である第1ハーネス部1aと、車室5内で配索される部分である第2ハーネス部1bとを有する。第1ハーネス部1aは、エンジン室4内に配置されるバッテリ、前記内燃機関や変速機などを制御する電子制御ユニット、点火コイルなどの複数の電気部品に接続される。一方、第2ハーネス部1bは、車速メータなどの表示器などの複数の電気部品に接続される。そして、ワイヤハーネス1およびグロメット2は、エンジン室4内で水に曝され得る。
ホルダ6は、板材からなるダッシュボード3とは別の部材により構成される。金属の板材に曲げ加工が施されて形成されたホルダ6は、ダッシュボード3に結合手段であるボルト7により着脱可能に結合される。ホルダ6は、エンジン室4側に山状に突出する突出部10と、突出部10の上方に位置して、車室5側に突出することによりエンジン室4に開放する開口を持つ凹部11とを有する。
突出部10はグロメット2を保持する保持壁12を有し、保持壁12には、ワイヤハーネス1およびグロメット2が挿通される貫通孔13と、貫通孔13を規定する環状の、ここでは円環状の周縁部14と、径方向外方で周縁部14の周囲に形成された周囲部15とが形成される。周縁部14は、周囲部15のエンジン室4側の壁面である基底面15aに対して軸線方向A1でエンジン室4側に向かう方向A2(すなわち、後述する基準方向A2)に突出する円環状の突出部から構成される。具体的には、周縁部14は、貫通孔13の周壁面を構成する円柱面からなる内周面16aを有する内周部16と、周囲部15に連続すると共に周囲部15に対して基準方向A2に突出する外周部17と、径方向で内周部16および外周部17との間で両者に全周で連続する頂部18とを有する。そして、外周部17は、平面からなる環状の基底面15aに連続すると共に基準方向A2に向かって小径となるように突出する円錐面からなる外周面17aを有し、頂部18は、基底面15aよりも基準方向A2に突出した位置で内周面16aおよび外周面17aに連続する平面からなる環状の頂面18aを有する。そして、保持壁12は、突出部10の上壁でもあり、また基底面15aは、保持壁12の上面でもある。
ここで、基準方向A2は、軸線L1が貫通孔13からエンジン室4に向かう方向になる。また、この明細書および特許請求の範囲において、軸線方向A1とは、貫通孔13の軸線L1が延びる方向を意味し、径方向とは、軸線L1または貫通孔13に対する径方向を意味し、周方向とは、軸線L1または貫通孔13に対する周方向を意味する。
貫通孔13は、その軸線L1が貫通孔13からエンジン室4に向かって斜め上方に指向する円孔からなり、該軸線L1を含む鉛直平面である基準平面に直交する方向から見て、前記基準平面に直交する鉛直平面との交線L2と軸線L1とがなす劣角である傾斜角θが、鋭角となるように、好ましくは基底面15aにおける水の所要の排水性を確保したうえで、45°以下となるように形成される。また、基底面15aおよび頂面18aは、軸線L1に直交する平面P1に平行またはほぼ平行な平面である。それゆえ、保持壁12は、全体的に、ホルダ6以外のダッシュボード3からエンジン室4側に離れるにつれて、下方に傾斜しており、基底面15aおよび頂面18aは、ダッシュボード3からエンジン室4側に離れるにつれて下方に傾斜する傾斜面である。
一方、グロメット2は、ワイヤハーネス1が挿通される挿通孔20と、周縁部14が嵌合することにより周縁部14と係合する環状溝27が形成された設けられた筒状の本体21と、エンジン室4内で第1ハーネス部1aの本体21寄りの部分を被覆する筒状のエンジン室側チューブ部22と、本体21を挟んでチューブ部21とは反対側に位置して車室5内で第2ハーネス部1bの本体21寄りの部分を被覆する筒状の車室側チューブ部23とを有する。そして、ゴムまたはエラストマーからなるグロメット2において、いずれも本体21よりも小径の両チューブ部22,23は、本体21に一体成形されている。
挿通孔20は、本体21により形成される大径部20aと、両チューブ部22,23によりそれぞれ形成される小径部20b,20cとを有する。
図2,図3を参照すると、本体21は、グロメット2がホルダ6に装着された状態(以下、装着状態という。)で、貫通孔13に対して、エンジン室4側に位置する第1フランジ24と、車室5側に位置する第2フランジ25と、貫通孔13内に位置して両フランジ24,25を連結する筒部26とを有する。そして、両フランジ24,25および筒部26により環状溝27が形成される。また、両フランジ24,25は、貫通孔13の直径よりも大きな外径を有し、第1フランジ24の外径は、第2フランジ25の外径よりも大きい。
円形の外周を有する第1フランジ24は、頂面18aに軸線方向A1で対面して接触する内側壁面24aと、その外周縁部24hに形成されて基底面15aに軸線方向A1で対面して接触する外側壁面24bと、径方向で内側壁面24aと外側壁面24bとの間にあって両壁面24a,24bに連続すると共に外周面17aに径方向で対面して接触する外周壁面24cとを有する。また、円形の外周を有する第2フランジ25は、内周部16の軸線方向A1での端面16bに軸線方向A1で接触する壁面25aを有し、円筒状の筒部26は、内周面16aに径方向で接触する内周壁面26aを有する。さらに、内側壁面24a、外側壁面24b、外周壁面24cおよび内周壁面26aには、シール圧を高めるための環状の突状からなるリップ24a1,24b1,24c1,26a1が形成されている。また、内側壁面24aは、径方向で内周壁面26aと外周壁面24cとの間の軸線方向A1での壁面であり、外側壁面24bは、外周壁面24cよりも径方向外方に位置する軸線方向A1での壁面である。
ここで、内側壁面24a、外周壁面24c、内周壁面26aおよび壁面25aにより、環状溝27の壁面が構成される。そして、ホルダ6における周縁部14および周囲部15と、グロメット2における第1,第2フランジ24,25および筒部26とは、前記装着状態において、互いにそれぞれ対面する内側壁面24aと頂面18a、外側壁面24bと基底面15a,外周壁面24cと外周面17a、内周壁面26aと内周面16a、壁面25aと端面16bとが、それぞれシール面を構成するように、各壁面24a,24b,24c,26a,25aに弾性変形を生じさせる形状(寸法を含む。)にそれぞれ設定される。また、第1フランジ24の外径は、グロメット2がホルダ6に装着される際に、ワイヤハーネス1に取り付けられたグロメット2が、貫通孔13を通じてワイヤハーネス1と共にエンジン室4側から車室5側に引き込まれるときに、第2フランジ25が内周部16に当接してグロメット2が弾性的に変形することで第2フランジ25が縮径して、内周部16が第2フランジ25を乗り越えて環状溝27に嵌合することができる大きさに設定される。
そして、周縁部14が環状溝27に嵌合して、周縁部14と環状溝27とが係合した状態で、すなわち前記装着状態で、壁面25aが端面16bに、内周壁面26aが内周面16aに、内側壁面24aが頂面18aに、外周壁面24cが外周面17aに、外側壁面24bが基底面15aに、それぞれ液密に接触する。このとき、各リップ26a1,24a1,24c1,24b1(貫通孔13に挿通される前の、自然の状態にあるグロメット2の要部が二点鎖線で示されている。)が対面するホルダの各面16a,18a,17a,15aにより押し潰されることにより、シール圧が高められて、ホルダ6とグロメット2との間のシール性が向上する。そして、第1フランジ24の、外側壁面24bを有する外周縁部24hは、基準方向A2とは反対方向に突出していることから、第1フランジ24は、頂面18aから外周面17aを経て基底面15aの少なくとも一部を覆う傘形状のフランジである。
図1,図2を参照すると、グロメット2の挿通孔20内では、ワイヤハーネス1の電線群1cが外装やテープ巻きなどの被覆部材により結束されていない状態で挿通されている。そして、第1ハーネス部1aの本体21寄りの部分を被覆するチューブ部22は、本体21との連結部である基部22aから軸線L1に沿って基準方向A2に延びた後、下方に屈曲することにより形成される下方向部分22cを有する。この下方向部分22cは、先端部22bを含んでおり、先端部22bの開口(図示されず)は、下方に向かって開放している。チューブ部22は、基部22aと先端部22bとの間の適宜数の箇所で、クリップ41,42およびステー43,44からなる支持部材を介して車体側部材、ここではサイドパネル8に支持される。
チューブ部22は、長手方向に伸縮可能となるように蛇腹部を有し、その先端部22bにおいて、外装部品やテープなどの被覆部材、ここでは外装部品である保護チューブ45により被覆された第1ハーネス部1aの部分に、管状のジョイント46により一体に結合される。このジョイント46は、ヒンジ部(図示されず)により結合されて開閉可能な2つの半円筒を有し、先端部22bと、先端部22bに隣接する第1ハーネス部1aの隣接部1a1とが、収容された後、ネジなどの結合手段により閉じられる。このジョイント46は、チューブ部22と隣接部1a1とを結合し、好ましくは液密に結合しており、ジョイント46はステー47を介してサイドパネル8に支持される。
車室5内で延びるチューブ部23は、先端部22bに結束部材であるテープ48が巻かれることにより、電線群1cが結束された状態で第2ハーネス部1bに一体に結合される。
グロメット2がホルダ6に装着された状態で、周囲部15の最上部15eおよび最上部15e寄りの上部、外周部17の最上部17eおよび最上部17e寄りの上部、第1フランジ24の最上部24eおよび最上部24e寄りの上部が、ホルダ6の凹部11内に収容されて、鉛直方向で下方を見たとき凹部11の壁面11aにより隠される被遮蔽領域内に位置する被遮蔽部となっている。そして、この被遮蔽部には、ホルダ6とグロメット2とが液密に接触するシール面のうち、径方向で最も外側に位置する最外周シール面である基底面15aおよび外側壁面24b(図3参照)の最上部15a1,24b1(図3参照)および最上部15a1,24b1寄りの上部も含まれる。このため、該被遮蔽部には、ホルダ6とグロメット2とが液密に接触し始める境界部50の最上部50aおよび該最上部50a付近の上部が含まれる。このため、この被遮蔽部には、上方から鉛直方向と平行に落下する水滴が直接当たることが防止される。また、前記基準平面と外周面17aの最上部17a1において、前記基準平面と外周面17aとの交線L3は、基準方向A2で上方に傾斜している。
次に、前述のように構成された実施形態の作用および効果について説明する。
グロメット2のチューブ部22が蛇腹部で折り畳まれて縮められた状態で、治具により挿通孔20が拡げられ、その拡大された挿通孔20にワイヤハーネス1の一方の端部、ここでは第2ハーネス部1b側の端部から、ワイヤハーネス1が挿通される。その後、チューブ部22と第1ハーネス部1aとがジョイント46により結合され、チューブ部23と第2ハーネス部1bとがテープ48により束ねられて結合されることにより、グロメット2とワイヤハーネス1とが一体に結合される。
ホルダ6へのグロメット2の装着作業の概要は次のとおりである。先ず、グロメット2が取り付けられたワイヤハーネス1は、エンジン室4側から、第2ハーネス部1bを先にして、ダッシュボード3に固定されたホルダ6の貫通孔13に挿入される。次いで、グロメット2は、チューブ部23が貫通孔13を通り抜けて車室5側に位置し、第2フランジ25が周縁部14に載置されてエンジン室4側に位置する状態である仮置き状態とされる。その後、車室5側からワイヤハーネス1と共にグロメット2を車室5内に引き込むことにより、第2フランジ25が周縁部14の内周部16に当接して縮径するように弾性変形し、内周部16が第2フランジ25を乗り越え、周縁部14が環状溝27に嵌合する。そして、この嵌合状態で周縁部14と環状溝27との係合により、グロメット2が、ホルダ6、ひいてはダッシュボード3に装着される。
その後、エンジン室4内で、第2ハーネス部1bが、クリップ41,42およびステー43,44などの保持手段を介して車体に保持される。
そして、グロメット2がホルダ6に装着され、ワイヤハーネス1がグロメット2の挿通孔20を通ってエンジン室4および車室5に渡って配索された状態で、貫通孔13に挿通された状態の本体21に一体成形されたチューブ部22が第1ハーネス部1aの本体21寄りの部分を被覆し、チューブ部22の先端部22bがエンジン室4内で下方に向かって延びていることにより、本体21に一体成形されたチューブ部22により覆われることで、本体21とチューブ部22との間から水が侵入が防止され、またチューブ部22の先端部22bが下方に向かって延びることで、先端部22bからチューブ部22の内部に水が侵入することが防止または抑制される。この結果、付加的な部材や止水剤は不要であるので、コストの削減が可能なグロメット2の防水構造を有する自動車が得られる。
さらに、先端部22bは、保護チューブ45により被覆された第1ハーネス部1aの部分に、ジョイント46により、液密状態で一体に結合されることにより、先端部22bからチューブ部22の内部に水が侵入することが確実に防止される。
グロメット2の本体21には、周囲部15の基底面15aに対して基準方向A2に突出する周縁部14が係合する環状溝27が設けられ、周縁部14と環状溝27との係合状態で、内周壁面26aが内周面16aに、外周壁面24cが外周面17aに、内側壁面24aが径方向での内周壁面26aと外周壁面24cとの間の頂面18aに、それぞれ液密に接触することにより、本体21は、内側壁面24aを挟んで径方向に離れた内周壁面26aおよび外周壁面24cで、周縁部14に液密に接触するので、内燃機関や車体の振動によりワイヤハーネス1が振れて、その振れたワイヤハーネス1により本体21が径方向に変形したとしても、内周壁面26aおよび外周壁面24cの少なくともいずれか一方は、シール圧が増加する方向に変形するので、周縁部14と本体21との間のシール性の低下が防止または抑制されて、ホルダ6とグロメット2との間のシール性が向上する。
さらに、グロメット2の、外周壁面24cよりも径方向外方に位置する外側壁面24bが、周囲部15の基底面15aに液密に接触するので、ホルダ6とグロメット2との間のシール性の低下が防止または抑制されて、ホルダ6とグロメット2との間のシール性が一層向上する。
そして、グロメット2の壁面25aが端面16bに液密に接触することで、結局、グロメット2は、軸線方向A1において、壁面25a、内側壁面24aおよび外側壁面24bの3箇所のシール面でホルダ6に液密に接触し、径方向において、内周壁面26aおよび外周壁面24cの2箇所のシール面でホルダ6に液密に接触するので、ホルダ6とグロメット2の間の高いシール性が得られる。
突出部10の保持壁12には、貫通孔13が、軸線L1がエンジン室4に延びる方向で上方を向くように突出部10に形成され、さらに保持壁12には、周縁部14と周囲部15とが形成され、基底面15aは、ダッシュボード3からエンジン室4側に離れるにつれて下方に傾斜する傾斜面であることにより、貫通孔13が上方を向いているため、貫通孔13に上方からワイヤハーネス1およびグロメット2を挿通することができるので、ホルダ6へのグロメット2の装着作業が容易になる。しかも、基底面15aは下方に傾斜する傾斜面であるため、基底面15a上の水の排水性が良好であるので、基底面15aに連続する外周面17aを通じて、ホルダ6と本体21との間から水が侵入することが防止または抑制されるので、ホルダ6とグロメット2との間のシール性が向上する。
ホルダ6には、突出部10の上方にエンジン室4に開放する凹部11が形成され、ホルダ6とグロメット2とが液密に接触するシール面のうち、径方向で最も外側に位置する最外周シール面である基底面15aおよび外側壁面24bの最上部15a1,24b1および最上部15a1,24b1寄りの上部は、鉛直方向で上方から見て凹部11の壁面11aにより隠される前記被遮蔽部となっていることにより、前記被遮蔽部となる基底面15aおよび外側壁面24bの最上部15a1,24b1および最上部15a1,24b1寄りの上部には、上方から鉛直に落下する水が直接当たることがなく、ホルダ6とグロメット2とが液密に接触し始める境界部50の上部から水が侵入することが防止または抑制されて、ホルダ6と本体21との間から水が侵入することが防止または一層抑制されるので、ホルダ6とグロメット2との間のシール性が向上する。
ホルダ6は、ダッシュボード3とは別部材であると共にダッシュボード3に結合されたホルダ6から構成されることにより、ダッシュボード3に突出部10や凹部11を形成する必要がないので、ダッシュボード3の成形が複雑化することが回避される回避されるので、コストの増加が抑制される。また、貫通孔13の軸線L1の方向や基底面15aの傾斜角などの傾斜形態の変更は、ダッシュボード3全体を変更することなく、ホルダ6のみの変更で可能であるので、ホルダ6の設計の自由度が大きくなるうえ、ホルダ6を異なる機種で共通化できるので、コスト削減に寄与できる。
以下、前述した実施形態の一部の構成を変更した実施形態について、変更した構成に関して説明する。
仕切部材は、エンジン室4と車室5とを仕切るダッシュボード3であったが、水滴が存在する第1空間と、第1空間からの水の侵入が望ましくない第2空間を仕切る部材であればよい。また、機器は、自動車以外のものであってもよく、したがってワイヤハーネスも、自動車以外に使用されるものであってよい。
ホルダ6は、合成樹脂により成形されもよい。また、装着部は、ダッシュボード3とは別の部材であるホルダ6から構成されることなく、ダッシュボード3に一体成形された部分により構成されてもよい。周縁部14の外周面17aは円柱面から構成されてもよい。
エンジンは、内燃機関以外の燃焼機関であってもよく、さらに燃焼機関以外の原動機、例えば電動モータであってもよい。内燃機関は、前記実施形態では車両に使用されるものであったが、鉛直方向を指向するクランク軸を備える船外機などの船舶推進装置に使用されるものであってもよい。
本発明の実施形態である自動車の、ワイヤハーネスが挿通されたグロメットを、中心にエンジン室側からの要部斜視図である。 図1のホルダおよびグロメットの基準平面での断面図である。 図2のホルダおよびグロメットの要部拡大図である。
符号の説明
1…ワイヤハーネス、1a…第1ハーネス部、2…グロメット、3…ダッシュボード、4…エンジン室、5…車室、6…ホルダ、7…ボルト、8…サイドパネル、9…、10…突出部、11…凹部、11a…壁面、12…保持壁、13…貫通孔、14…周縁部、15…周囲部、15a…基底面、16…内周部、16a…内周面、17…外周部、17a…外周面、18…頂部、18a…頂面、20…挿通孔、21…本体、22,23…チューブ部、22b…先端部、24,25…フランジ、24a…内側壁面、24b…外側壁面、24c…外周壁面、26…筒部、27…環状溝、
41,42…クリップ、43,44…ステー、45…保護チューブ、46…ジョイント、47…ステー、48…テープ、50…境界部、50a…最上部、
A1…軸線方向、A2…基準方向、L1…軸線、L2,L3…交線、θ…傾斜角、P1…直交平面。

Claims (6)

  1. 第1空間と第2空間とを仕切る仕切部材と、前記仕切部材に設けられる装着部の貫通孔に挿通されて装着される防水用グロメットと、前記グロメットに挿通されて前記第1空間および前記第2空間に渡って配索されるワイヤハーネスと、を備え、前記グロメットにより前記第1空間から前記貫通孔を通じて前記第2空間への水の侵入が防止される機器において、
    前記グロメットは、前記貫通孔に挿通される本体と、前記本体に一体成形されて前記ワイヤハーネスの前記第1空間に配索される部分である第1ハーネス部の前記本体寄りの部分を被覆するチューブ部とを有し、前記チューブ部の先端部は下方に向かって延びていることを特徴とする機器。
  2. 前記装着部は、前記貫通孔を規定する環状の周縁部と、径方向外方で前記周縁部の周囲に形成された周囲部とを有し、前記周縁部は、前記周囲部の前記第1空間側の基底面に対して前記貫通孔の軸線方向で前記第1空間に向かう方向である基準方向に突出し、前記周縁部は、前記貫通孔の周壁面を構成する内周面を有する内周部と、前記基底面に連続して前記基準方向に突出する外周面を有する外周部と、前記内周部および前記外周部を連結すると共に前記基底面よりも前記基準方向に突出した位置で前記内周面および前記外周面に連続する頂面を有する頂部とを有し、前記本体には、前記周縁部が係合する環状溝が設けられ、前記周縁部と前記環状溝との係合状態で、前記環状溝の内周壁面が前記内周面に、前記環状溝の外周壁面が前記外周面に、前記内周壁面と前記外周壁面との間の軸線方向での壁面が前記頂面に、それぞれ液密に接触することを特徴とする請求項1記載の機器。
  3. 前記グロメットの、前記外周壁面よりも径方向外方に位置する軸線方向での壁面が、前記基底面に液密に接触することを特徴とする請求項2記載の機器。
  4. 前記装着部は前記第1空間側に突出する突出部を有し、前記貫通孔は、その軸線が前記第1空間側に延びる方向で上方を向くように前記突出部の上壁に形成され、前記上壁には、前記貫通孔を規定すると共に前記グロメットに設けられる環状溝に係合する環状の周縁部と、径方向外方で前記周縁部の周囲に形成された周囲部とが形成され、前記周囲部は、前記仕切部材から前記第1空間側に離れるにつれて下方に傾斜する傾斜面からなる上面を有することを特徴とする請求項1記載の機器。
  5. 前記装着部には、前記突出部の上方に前記第1空間に開放する凹部が形成され、前記装着部と前記グロメットとが液密に接触するシール面のうちの径方向で最も外側に位置する最外周シール面の最上部および最上部付近の部分が、鉛直方向で上方から見て前記凹部の壁面により隠される被遮蔽部となっていることを特徴とする請求項4記載の機器。
  6. 前記装着部は、前記仕切部材とは別部材であると共に前記仕切部材に結合されたホルダから構成されることを特徴とする請求項4または請求項5記載の機器。


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