JP2005080453A - 保護継電機能付き同期投入装置 - Google Patents

保護継電機能付き同期投入装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2005080453A
JP2005080453A JP2003309930A JP2003309930A JP2005080453A JP 2005080453 A JP2005080453 A JP 2005080453A JP 2003309930 A JP2003309930 A JP 2003309930A JP 2003309930 A JP2003309930 A JP 2003309930A JP 2005080453 A JP2005080453 A JP 2005080453A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
protective relay
slot
cpu
relay function
data
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2003309930A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3726193B2 (ja
Inventor
Shinichi Imazawa
慎一 今沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nishishiba Electric Co Ltd
Original Assignee
Nishishiba Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nishishiba Electric Co Ltd filed Critical Nishishiba Electric Co Ltd
Priority to JP2003309930A priority Critical patent/JP3726193B2/ja
Publication of JP2005080453A publication Critical patent/JP2005080453A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3726193B2 publication Critical patent/JP3726193B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Supply And Distribution Of Alternating Current (AREA)
  • Emergency Protection Circuit Devices (AREA)

Abstract

【課題】複数の機能を1つにまとめて計測モジュールとして独立させてPLCのスロットに収納する保護継電機能付き同期投入装置を提供する。
【解決手段】本発明の保護継電機能付き同期投入装置は、各スロットに挿入された機器間のデータ交換を可能とするI/Oバスを備え、かつ複数のスロットからなるマザーボードと、スロットに挿入可能な少なくとも1つの計測モジュールと、スロットに挿入可能な少なくとも1つのI/Oモジュールと、スロットに挿入可能で、かつI/Oバスにより計測モジュールとI/Oモジュールとデータ交換を行うCPUとを備えているので、各種保護継電器の整定や使用/不使用の選択をPLC本体側CPUのソフトウェアで行うことができ、さらに計測モジュールのサンプリングが高速のため、事故時の急峻な計測値の変化を捕らえて保存することが可能となり、運転支援にも役立てることができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、発電機を制御する際に必要となる保護継電機能付き同期投入装置に関する。
通常、発電機を制御する際に、プログラマブルロジックコントローラ(PLC)と、発電機を保護する保護継電器と、発電機が系統と連系する際に必要な同期投入装置及び発電機あるいは系統の電気諸量を計測する計測装置(トランスデューサ)が必要となる。
従来は、図3に示すように、制御盤5内にPLC1、保護継電器2、同期投入装置3及び計測装置(トランスデューサ)4のように、各々別々に取付けていたため、その取付配置には広いスペースを必要としていた。
また、保護継電器をPLCのスロットに実装する方式では、PLCと保護継電器の取り付けスペースを省スペース化することができるが、発電機を系統に投入する際に必要となる同期投入装置は別に設置する必要がある。過電圧/不足電圧の保護を例にとると、VTからの信号を、保護継電器と同期投入装置の両方に電線にて入力しなければ実現できず、省配線には難があり、また電圧検出部を保護継電器と同期投入装置の両方に持つ必要があり、機能が重複する分コストがかかるという問題があった。
例えば、1つの対象物に複数種の保護をする場合、通常の保護継電器では、1つの継電器は1つの機能しかもたないので、保護する種類の数だけ保護継電器が必要となる。そうすると、これら複数の保護継電器では、計測入力部分が保護継電器同士で重複することになる。また、発電機同期投入装置にも計測入力部分があり、保護継電器の計測入力部分と重複する。更に、系統あるいは発電機の電気諸量を計測する計測入力部分も重複する。
本発明(請求項1乃至請求項4対応)は、上記事情に対処するためになされたもので、その課題は、複数の機能を1つにまとめて計測モジュールとして独立させてPLCのスロットに収納する保護継電機能付き同期投入装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の保護継電機能付き同期投入装置の発明は、各スロットに挿入された機器間のデータ交換を可能とするI/Oバスを備え、かつ複数のスロットからなるマザーボードと、スロットに挿入可能な少なくとも1つの計測モジュールと、スロットに挿入可能な少なくとも1つのI/Oモジュールと、スロットに挿入可能で、かつI/Oバスにより計測モジュールとI/Oモジュールとデータ交換を行うCPUとを備えたことを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1記載の保護継電機能付き同期投入装置において、前記CPUは、変流器と変圧器からのデータを計測モジュールを介して電圧、電流、力率、有効電力、無効電力のデータを高速にサンプリングすることにより、前記電気諸量を計測する機能を備えたことを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1記載の保護継電機能付き同期投入装置において、前記CPUは、前記計測モジュールを介してデータサンプリングされた電圧、周波数、位相データを基に、発電機を系統に同期投入する同期投入機能を持つことを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1記載の保護継電機能付き同期投入装置において、前記CPUは、前記計測モジュールのデータにより、PLC本体側CPUで保護継電器の動作を行う機能を持つことを特徴とする。
本発明によれば、各種保護継電器の整定や使用/不使用の選択、並びに発電機を系統に同期投入する際に、必要となる同期投入装置もPLC本体側CPUのソフトウェアで行うことができる。また、計測モジュールのサンプリングが高速のため、事故時の急峻な計測値の変化を捕らえて保存することが可能となり、運転支援にも役立てることができる、という効果を奏する。
本発明は、重複する機能を1つにまとめて計測モジュールとして独立させてPLCのスロットに収納することにより、保護継電器の機能と、発電機同期投入装置の機能と、電気諸量の計測装置を、PLC本体側CPUのソフトウェアで実現することにより、省スペース化を図ると共に、重複した機能は省略することが可能となる。それにより、保護継電機能の追加ないし削除はハードウェアの変更をすることなくPLC本体側CPUの設定変更のみで可能になる。
また、発電機同期投入装置の使用/不使用、計測装置の使用/不使用や設定変更が、ハードウェアの変更では無く、PLC本体側のCPUソフトウェアにより選択できるようになる。
更に、保護継電器をPLCのスロットに納めた場合は、事故発生時の電流等のデータを保護継電器のメモリからPLC本体側のCPUが読み出したり、PLC本体側のCPUから保護継電器に各種設定値を書き込んだりという操作が必要になるが、本発明では保護継電器機能をPLC本体側のCPUが持っているので、そのような操作無しに故障時のデータ解析が可能で、操作が簡単になることから運転支援に貢献できると共に、PLC本体側のCPUから設定値を保護継電器に転送する操作が不要になり、設定ミスや設定漏れを防ぐことが可能になる。
図1は本発明の実施例1の保護継電器機能付き発電機同期投入装置と計測モジュールのブロック図である。
図1に示すように、本実施形態に係るプログラマブルロジックコントローラ(PLC)1は、CT、VTの信号を高速にサンプリングしてデジタルデータとしてPLCのPCUに渡すことのできる計測モジュール11をもち、データバス7を介してPLC本体側のCPU6に数ミリ秒の単位でサンプリングデータを渡すことが可能になっている。また、計測モジュール11は、デュアルポートメモリ8とデータサンプリング9とCT,VT2次入力回路10から構成されている。
図2は実施例1に係るPLCの本体側CPUを電力系統に適用したブロック図である。
図2に示すように、PLC1は、CPU6と計測モジュール11と複数のI/Oモジュール12とから構成されている。発電機18は遮断器17を介して系統と連携されている。遮断器17の系統側にはVT(系統側検出用)14、発電機側にはVT(発電機側検出用)15とCT16が取り付けられており、VT14、VT15及びCT16で計測されたデータは、VT、CT2次入力回路13を介して計測モジュール11に入力される。PLC1本体側のCPU6では、計測モジュール11を介して得られたデータを基に、力率,有効電力,無効電力を算出して保護継電器と同期投入装置の機能、すなわち投入,同期投入,遮断,トリッブ出力信号を遮断器17へ与える機能を受け持っている。
また、本実施例では、I/Oバスは各スロットに挿入された機器間のデータ交換を可能とし、かつ複数のスロットからなる図示しないマザーボードと、スロットに挿入可能な少なくとも1つの計測モジュール11と、スロットに挿入可能な少なくとも1つのI/Oバスと、スロットに挿入可能でかつI/Oバスにより計測モジュール11とI/Oモジュール12とデータ交換を行うCPU6とを備えている。
このように保護継電器と同期投入装置の機能を、PLC本体側のCPU6に持たせることにより、1つの計測モジュール11で保護継電器と同期投入装置のデータサンプリング部分を共有することができ、これにより省スペースが可能となる。
また、各種保護継電器の整定や使用/不使用の選択や、発電機を系統に同期投入する際に、必要となる同期投入装置もPLC本体側CPUのソフトウェアで行うことができる。さらに、PLCで電気諸量の計測を行う際には、通常トランスジューサの出力をPLCのAD変換器に入力するが、計測モジュールで測定したデータがそのまま使用できるので、トランスジューサが不要になる。また、トランスジューサ出力をAD変換する場合には、通常数百msの時間がかかるが、本実施例では高速の処理が可能になる。
これにより、通常PLCとは別置きの保護継電器と同期投入装置およびトランスジューサが不要になるので、大幅な省スペースが可能となり、重複する機能を省けることから、信頼性の向上につながる。
本実施例の変形例として、2台以上の計測モジュールを同じPLCのスロットに収納する構成としても本実施例と同様の効果を奏する。
本発明の実施例1の保護継電器機能付き発電機同期投入装置と計測モジュールのブロック図。 本発明の実施例1に係るPLCの本体側CPUを電力系統に適用したブロック図。 従来の制御盤内に配置されたPLC、保護継電器、同期投入装置及び計測装置の配置図。
符号の説明
1…プログラマブルロジックコントローラ(PLC)、2…保護継電器、3…同期投入装置、4…計測装置、5…制御盤、6…PLC本体側のCPU、7…データバス、8…デュアルポートメモリ、9…データサンプリング,10…CT,VT2次入力回路、11…計測モジュール、12…I/Oモジュール、13…VT、CT2次入力回路、14…VT(系統側検出用)、15…VT(発電機側検出用)、16…CT、17…遮断器、18…発電機。

Claims (4)

  1. 各スロットに挿入された機器間のデータ交換を可能とするI/Oバスを備え、かつ複数のスロットからなるマザーボードと、スロットに挿入可能な少なくとも1つの計測モジュールと、スロットに挿入可能な少なくとも1つのI/Oモジュールと、スロットに挿入可能で、かつI/Oバスにより計測モジュールとI/Oモジュールとデータ交換を行うCPUとを備えたことを特徴とする保護継電機能付き同期投入装置。
  2. 請求項1記載の保護継電機能付き同期投入装置において、前記CPUは、変流器と変圧器からのデータを計測モジュールを介して電圧、電流、力率、有効電力、無効電力のデータを高速にサンプリングすることにより、前記電気諸量を計測する機能を備えたことを特徴とする保護継電機能付き同期投入装置。
  3. 請求項1記載の保護継電機能付き同期投入装置において、前記CPUは、前記計測モジュールを介してデータサンプリングされた電圧、周波数、位相データを基に、発電機を系統に同期投入する同期投入機能を持つことを特徴とする保護継電機能付き同期投入装置。
  4. 請求項1記載の保護継電機能付き同期投入装置において、前記CPUは、前記計測モジュールのデータにより、PLC本体側CPUで保護継電器の動作を行う機能を持つことを特徴とする保護継電機能付き同期投入装置。

JP2003309930A 2003-09-02 2003-09-02 保護継電機能付き同期投入装置 Expired - Lifetime JP3726193B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003309930A JP3726193B2 (ja) 2003-09-02 2003-09-02 保護継電機能付き同期投入装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003309930A JP3726193B2 (ja) 2003-09-02 2003-09-02 保護継電機能付き同期投入装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005080453A true JP2005080453A (ja) 2005-03-24
JP3726193B2 JP3726193B2 (ja) 2005-12-14

Family

ID=34411947

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003309930A Expired - Lifetime JP3726193B2 (ja) 2003-09-02 2003-09-02 保護継電機能付き同期投入装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3726193B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019068677A (ja) * 2017-10-04 2019-04-25 東芝三菱電機産業システム株式会社 インターフェース装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019068677A (ja) * 2017-10-04 2019-04-25 東芝三菱電機産業システム株式会社 インターフェース装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP3726193B2 (ja) 2005-12-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2750288B2 (ja) 電力用信号処理システム
JP5433115B1 (ja) プロセスバス対応保護制御システム、マージングユニットおよび演算装置
EP1373045B1 (en) Electric load management center
US9104190B2 (en) Safety module for an automation device
US6892115B2 (en) Method and apparatus for optimized centralized critical control architecture for switchgear and power equipment
JP2002315233A (ja) 変電機器保護制御システム
JP3808891B2 (ja) ディジタル形保護制御装置
JP4848015B2 (ja) スイッチング装置の上流に配置された保護装置の監視方法
KR102066887B1 (ko) 이중화된 보호제어모듈을 구비한 모터제어반용 시스템
JP2005080453A (ja) 保護継電機能付き同期投入装置
KR100813799B1 (ko) 전력계통 감시용 전자장치의 시각 동기화 장치 및 방법
US8564420B2 (en) Control module with connection devices for connection to connection terminals of a load feeder and load feeder
JP2003009374A (ja) ディジタル保護継電装置
JPH03277115A (ja) 保護装置
EP4394327A1 (en) Sensor device with power supply management
JP5592189B2 (ja) ディジタル保護制御装置
KR101062286B1 (ko) 모니터링 장치
JPH01202113A (ja) デジタル保護リレー装置
JPH11262165A (ja) 保護継電器装置
JP2002078182A (ja) 電力系統のディジタル保護制御装置
JP3981884B2 (ja) 電力系統保護制御装置
JPH06187898A (ja) 回路遮断器
JP3452751B2 (ja) 電力系統保護継電装置
KR100981047B1 (ko) 발전기에서 전기 출력 신호 선택 장치
JP3880941B2 (ja) ディジタル保護継電装置

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050517

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050715

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20050830

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20050912

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 3726193

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081007

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091007

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091007

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101007

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111007

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121007

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131007

Year of fee payment: 8

EXPY Cancellation because of completion of term