JP2005079878A - アンテナ - Google Patents

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Masahiko Murase
正彦 村瀬
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Abstract

【課題】
偏波角度の調整が容易で,1箇所でバランス良く安定したマイクロ波機器の支持を可能とするアンテナを提供することを課題とする。
【解決手段】
マイクロ波機器の筐体が挿入可能な凹部を有し,該凹部の底にはマイクロ波機器の導波管フランジ面と,フィードホン,またはフィードホンと連結したOMTの導波管フランジ面とを電気的,機械的に連結する導波管構造の穴が貫通されたアダプターにより,パラボラ反射鏡に固定された支持アームの支持部材7に対して180度以上回動可能で,その任意の回動角度に調整および固定できるように構成した。
フィードホン,またはフィードホンと連結したOMT,アダプター,マイクロ波機器を連結した送受信装置の略重心位置で,アダプターを支持アームの支持部材で支持することにより,重量バランス良く一箇所で支持するように構成した。
【選択図】 図3

Description

本発明は,主に衛星を使ったVSAT(Very Small Aperture Terminal)の地球局に用いられるアンテナに関し,詳しくはその送信機の固定および偏波角度の調整に関する。
従来のアンテナでは,重量のある送信機を偏波角度の調整できるように支持するために,送信機を筐体の離れた2個所で支持していた。
(例えば,特許文献1参照)
特開2002−151921号公報
しかし,従来のアンテナによると,送信機のように重量のあるマイクロ波機器では,その筐体を離れた2箇所で支持していたので構造が複雑で取り付けや偏波角度の調整に時間がかかるといった問題が有った。
そこで本願においては,こうした問題点を解決するためになされたものであり,
その目的は,導波管構造の穴を貫通させたアダプターを用いて,偏波角度の調整が容易で,一箇所で安定にマイクロ波機器を支持するアンテナを提供することを課題とする。
他の目的は,送受信装置の略重心位置で,上記アダプターを支持アームの支持部材で支持することによりバランス良く送受信装置を支持できるアンテナを提供することを課題とする。
上記課題を解決するために,請求項1の発明は,マイクロ波の通信に使用するパラボラ反射鏡を有するアンテナにおいて,導波管の開口部を備えたマイクロ波機器の導波管フランジ面と,フィードホン,またはフィードホンと連結したOMTを備え,マイクロ波機器の筐体が挿入可能な凹部を有し,該凹部の底には導波管構造の穴が貫通され,マイクロ波機器のフランジ面とフィードホン,またはフィードホンと連結したOMTの導波管フランジ面とを電気的,機械的に連結するアダプターで構成される。
請求項2の発明は,貫通した導波管の中心を軸として,パラボラ反射鏡に固定された支持アームの支持部材に対するマイクロ波機器の回動角度が180度以上調整可能で,その任意の回動角度に調整および固定できるアダプターで構成される。
請求項3の発明は,上記フィードホン,またはフィードホンと連結したOMTと,アダプター,マイクロ波機器を連結した時の略重心位置に,アダプターと支持アームの接合部を設けるように構成される。
以上詳述したように,請求項1の発明によれば,マイクロ波の通信に使用するパラボラ反射鏡を有するアンテナにおいて,マイクロ波機器と,フィードホン,またはフィードホンと連結したOMTを備え,
マイクロ波機器の筐体が挿入可能な凹部を有し,該凹部の底にはマイクロ波機器の導波管フランジ面および,フィードホン,またはフィードホンと連結したOMTの導波管フランジ面とを電気的,機械的に連結する導波管構造の穴が貫通されたアダプターを用いたので,マイクロ波機器を安定な状態で支持できる
請求項2の発明によれば,上記アダプターに取り付けたマイクロ波機器は上記アダプターに設けた導波管の中心を軸として,パラボラ反射鏡に固定された支持アームの支持部材に対して回動角度を180度以上調整可能でその任意の角度に固定できるので,最初にどの角度にマイクロ波機器を取り付けても容易に所望の回動角度に調整および固定ができる。
請求項3の発明によれば,上記フィードホン,またはフィードホンと連結したOMTと,アダプター,マイクロ波機器を連結した送受信装置の略重心位置で,アダプターを支持アームの支持部材で支持しているので,重量バランス良く一箇所で支持することができる。
以下に,本発明を具体化した実施形態の例を,基に詳細に説明する。
図1,はVSATの地球局に用いられるアンテナ装置の側面図であって,パラボラ反射鏡1の焦点位置の近傍には支持アーム11に取り付けられた送受信装置8が配置されている。
送受信装置8はフィードホン2,OMT3,アダプター4,受信機5,送信機6で構成されている。
衛星から水平偏波で送信された12.25〜12.75GHzの電波は,パラボラ反射鏡1で反射され,フィードホン2,OMT3,アダプター4,を介して受信機5に入力され,増幅,周波数変換等の処理後,受信出力端子から室内装置へ接続される。
一方,室内装置から出力された送信信号は送信機6の送信入力端子に送られ,送信機6で14.0〜14.5GHzに周波数変換され,増幅等の処理後,アダプター4,OMT3,フィードホン2,パラボラ反射鏡1を介して垂直偏波で衛星へ放射される。
衛星と地球局の間で通信をするには,衛星の電波の偏波角度に地球局のアンテナ装置の偏波角度をあわせる必要がある。
次に,本発明のアンテナにおける構造および偏波角度の調整方法について,図3,図4の送受信装置の分解図を基に説明する。
アダプター4のOMT側フランジ面4aには,フィードホン2と受信機5が取り付けられたOMT3が接合される。また,アダプター4のアダプター凹部4gには送信機6が嵌め込まれ,送信機側フランジ面4hと送信機のフランジ面6aが接合される。
フィードホン2,受信機5,OMT3および送信機6が取り付けられたアダプター4は支持部7へ,円弧状の溝7bとアダプター4の円弧状の凸条4cが嵌合するように,さらに,押さえ片7aの円弧状の溝7cとアダプター4の円弧状の凸条4cが嵌合するように,ビス12を締め付けることにより固定される。
また,ビス12を緩めることにより,円弧状の溝7bとアダプター4の円弧状の凸条4c,および,押さえ片7aの円弧状の溝7cとアダプター4の円弧状の凸条4cとの間にわずかに隙間が生じてアダプター4は支持部7に対して回動可能になる。偏波角度の調整をする場合はこのような状態にして,受信機5の出力端子9にスペクトラムアナライザー等の機器を接続して,受信出力が最大になるように偏波角度を調整し,その位置でビス12を締め付けて固定する。
なお,衛星から送信される電波の偏波角度に地球局のアンテナ装置の偏波角度が合っていれば,地球局から送信する電波の偏波角度はOMT3により90度の角度差となる。
図5は,フィードホン2,OMT3,受信機5を取り外した状態で,OMT3側からアダプター4を見たときのようすを示す。
図5(a),図5(b)図5(c)は支持部7に対して,アダプター4の取り付け角度を変化させたとき,アダプターの導波管4aの角度が,アダプターの導波管4aの中心30を軸にして変化する様子を示している。このように,支持部7に対するアダプターの導波管4bの角度を変えることにより,衛星に対するアンテナの偏波角度を調整することができる。
図2は送受信装置のみの側面図を示す。アダプター4により,支持部7を送受信装置8の略重心位置に配置したので,重量バランスが良く,重量のある送受信装置8を使用する場合でも一箇所で支持することができる。
また,支持部7に対してアダプター4は180度以上の広範囲で回動可能なので,最初に任意の角度で送受信装置8を取り付けても容易に所望する偏波角度に調整および固定することができる。
図6(a)はアダプター4,支持部7,押さえ片7aの断面図を示す。
これまでの説明は,送受信装置に送信機6,受信機5を備えた例を示したが,送信機6のみを取り付けて使用してもよいし,受信機5のみのを取り付けて使用してもよい。このような場合には,OMT3の使用しないポートは終端または短絡等の処理をしても良い。また,OMT3を使用しない場合は,アダプター4の導波管に適合するフィードホンを使用するか,または変換器を用いる。
さらに,重量やその他の条件によっては送信機6と受信機5を入れ替えて使用してもよい。また,送信機のみ2台,または受信機のみ2台の組み合わせで使用してもよい。OMT3およびアダプター4にはフィルター等を形成しても良い。
また,アダプター4には放熱のためのフィンを設けても良い。アダプター4の凸条4cおよび支持部7の溝7b,押さえ片7aの溝7cは一本でも良いし,複数あっても良い。また,アダプター4の凸条4cを溝にして,支持部7の溝7bおよび押さえ片7aの溝7cを凸条にしても良い。この場合には,押さえ片7aの凸条は設けなくてもよい。
アダプター4の凹部4gのフランジ面以外では,送信機6はアダプター4の凹部4gに密着するように取り付けても良いし,空間を設けて固定しても良い。
尚,本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく,本発明の趣旨を逸脱しない範囲で各部の構成並びに周波数等を適宜に変更して実施することも可能である。
本発明に係るアンテナ装置の側面図の1例を示す。 送受信装置の側面図の1例を示す。 送受信装置の分解図の1例を示す。 アダプター4と送信機6の嵌合の1例を示す。 アダプター4を回転させた例を示す。 アダプター4,支持部7,押さえ片7aの断面図を示す。
符号の説明
1…パラボラ反射鏡,2…フィードホン,3…OMT,4…アダプター,4a…アダプターのOMT側フランジ面,4b…アダプター4の導波管, 4c…凸条,4g…凹部,4h…送信機側フランジ面,5…受信機,6…送信機,6a…送信機のフランジ面,7…支持部,7a…押さえ片,7b…溝,7c…溝,7d…アダプター受け部,8…送受信装置,9…受信出力端子,10…送信入力端子,11…支持アーム,12…ビス,20…ポール。

Claims (3)

  1. パラボラ反射鏡を有し,導波管の開口部を備えた送信機または受信機等のマイクロ波機器と,フィードホン,またはフィードホンと連結した偏波分波機(以降OMTと表す)を備え,
    マイクロ波機器の筐体が挿入可能な凹部を有し,該凹部の底には導波管構造の穴が貫通され,マイクロ波機器のフランジ面と,フィードホンまたはフィードホンと連結したOMTの導波管フランジ面とを電気的,機械的に連結するアダプターを設けたことを特徴としたアンテナ。
  2. 上記アダプターに取り付けたマイクロ波機器は,上記アダプターに設けた導波管構造の穴の中心を軸として,
    パラボラ反射鏡に固定された支持アームの支持部材に対して回動角度を180度以上調整可能で,その任意の角度に固定することを特徴とした請求項1に記載のアンテナ。
  3. 上記フィードホン,またはフィードホンと連結したOMTと,アダプター,マイクロ波機器を連結した送受信装置の略重心位置で,アダプターを支持アームの支持部材で支持することを特徴とした請求項1又は請求項2の何れかに記載のアンテナ。
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