JP2005079060A - 燃料電池管、燃料電池モジュール、水電解モジュール - Google Patents

燃料電池管、燃料電池モジュール、水電解モジュール Download PDF

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Abstract

【課題】
温度分布の関係で使用されていないスペースを有効的に利用し、体積あたりの発電効率を向上させる。
【解決手段】
第1燃料電池(A)を有する第1燃料電池部1−iと、第1燃料電池(A)と異なる第2燃料電池(B)を有する第2燃料電池部1−jとを具備する固体電解質型燃料電池モジュールを用いる。第1燃料電池(A)は、第1温度範囲で運転される。第2燃料電池(B)は、第2温度範囲で運転される。第1燃料電池部1−iは、第1燃料電池(A)が基体管上に設けられた第1燃料電池管である。第2燃料電池部1−jは、第2燃料電池(B)が基体管上に設けられた第2燃料電池管1−jである。
【選択図】 図1

Description

本発明は、固体電解質型燃料電池管、固体電解質型燃料電池モジュール、固体電解質型水電解モジュールに関し、特に効率を改善する固体電解質型燃料電池管、固体電解質型燃料電池モジュール、固体電解質型水電解モジュールに関する。
燃料ガスと酸化剤ガス(例示:空気)とを供給され、電力を発生する燃料電池が知られている。基体管上に横縞状又は縦縞状に燃料電池を形成した燃料電池管や、平板型の燃料電池を複数積層した燃料電池スタックの形で発電を行うことが知られている。燃料電池の構造をそのまま用いて水蒸気を電気分解して水素と酸素を得る水電解セル(水素製造装置)が知られている。
燃料電池の一つである固体酸化物型燃料電池(SOFC)及びその逆反応を用いる水素製造装置は、1000℃程度の高温で発電される。そのため、発電部(水電解部)とその周辺の非発電部(非水電解部)とでは、大幅な温度差が生じやすい。例えば、燃料電池管の場合、燃料電池を支持している端の支持部と発電をしている中央付近の発電部とでは、大幅な温度差が生じる。そのため、支持部の近傍まで燃料電池を設けることが出来ず、その部分がデッドスペースとなっている。また、複数の燃料電池管で形成される燃料電池モジュールの場合、モジュールを収める容器の壁面に近いほど容器内の温度が低くなる。そのため、壁面の近傍まで燃料電池管を設けることが出来ず、その部分がデッドスペースとなっている。
そのような本来非発電の領域に燃料電池を設けることは可能である。しかし、温度が低いため、十分な発電性能は望めない。そのため、逆に抵抗になり、効率を低下させる可能性がある。このようなことは、他のタイプの燃料電池(例示:平板型)や、水電解セル(水素製造装置)についても、同様に当てはまる。
使用されていないスペースを有効に利用して、発電を行うことが可能な技術が望まれる。低温領域と高温領域とが混在する場合でも、有効に発電を行うことが可能な技術が望まれる。体積あたりの発電効率を向上させることが可能な技術が求められる。
関連する技術として、特開2002−237312号公報に固体電解質型燃料電池の技術が開示されている。この技術の目的は、低温で作動させた場合でも燃料供給板及び空気供給板の電気抵抗が増大せず、発電効率を向上し得る。この技術の固体電解質型燃料電池は、固体電解質層とこの固体電解質層の両面に配設された燃料極層および空気極層とからなる発電セルと、前記燃料極層に燃料ガスを、前記空気極層に酸素を含む酸化剤ガスをそれぞれ供給し得るように構成された金属セパレータとを備えた固体電解質型燃料電池において、前記金属セパレータが銀又は金のいずれか一方によりめっきされている。
特開2002−237312号公報
従って、本発明の目的は、使用されていないスペースを有効に利用して、発電を行うことが可能な固体電解質型燃料電池管、固体電解質型燃料電池モジュールを提供することである。
また、本発明の他の目的は、低温領域と高温領域とが混在する場合でも、有効に発電を行うことが可能な固体電解質型燃料電池管、固体電解質型燃料電池モジュールを提供することである。
本発明の更に他の目的は、体積あたりの発電効率を向上させることが可能な固体電解質型燃料電池管、固体電解質型燃料電池モジュールを提供することである。
本発明の別の目的は、使用されていないスペースを有効に利用して、水電解を行うことが可能な固体電解質型水電解モジュールを提供することである。
本発明の更に別の目的は、低温領域と高温領域とが混在する場合でも、有効に水電解を行うことが可能な固体電解質型水電解モジュールを提供することである。
以下に、発明を実施するための最良の形態で使用される番号・符号を用いて、課題を解決するための手段を説明する。これらの番号・符号は、特許請求の範囲の記載と発明を実施するための最良の形態との対応関係を明らかにするために括弧付きで付加されたものである。ただし、それらの番号・符号を、特許請求の範囲に記載されている発明の技術的範囲の解釈に用いてはならない。
従って、上記課題を解決するために、本発明の固体電解質型燃料電池管は、基体管(16)と、基体管(16)上に設けられた第1燃料電池(Aの17)と、基体管(16)上に設けられ、第1燃料電池(Aの17)と異なる第2燃料電池(Bの17)とを具備する。
上記の固体電解質型燃料電池管において、第1燃料電池(Aの17)は、第1温度範囲で運転され、第2燃料電池(Bの17)は、第2温度範囲で運転される。
第1温度範囲と第2温度範囲とは、等しくはないが、一部が重なっていても良い。
上記の固体電解質型燃料電池管において、第1燃料電池(Aの17)は安定化ジルコニア系の電解質(14)を用いる。第2燃料電池(Bの17)は、セリア系又はランタンガレート系のいずれかの電解質(14)を用いる。
ここで、安定化ジルコニア系の電解質は、ジルコニアにジルコニウム以外の物質を添加した物質である。セリア系の電解質は、セリアにセリウム以外に物質を添加した物質である。ランタンガレート系の電解質は、ランタンガレートにランタニウム及びガリウム以外の物質を添加した物質である。添加される各物質は、導電率や強度などに応じて適宜決定される。
上記の固体電解質型燃料電池管において、第1燃料電池(Aの17)及び第2燃料電池(Bの17)の少なくとも一方は、燃料極(13)及び空気極(15)の少なくとも一方に、電解質(14)と同じ材料を含む。
上記の固体電解質型燃料電池管において、その第1温度範囲は、900℃〜1000℃である。その第2温度範囲は、600℃〜900℃である。
上記課題を解決するために、本発明の固体電解質型燃料電池モジュールは、第1燃料電池(Aの17/Aの27、Aの57)を有する第1燃料電池部(1−i、42−i)と、第1燃料電池(Aの17/Aの27、Aの57)と異なる第2燃料電池(Bの17/Bの27、Bの57)を有する第2燃料電池部(1−j、42−j)とを具備する。ただし、i、jは自然数で、燃料電池の総数未満である。
上記の固体電解質型燃料電池モジュールにおいて、第1燃料電池(Aの17/Aの27、Aの57)は、第1温度範囲で運転される。第2燃料電池(Bの17/Bの27、Bの57)は、第2温度範囲で運転される。
上記の固体電解質型燃料電池モジュールにおいて、第1燃料電池部(1−i)は、第1燃料電池(Aの17/Aの27)が基体管(16/26)上に設けられた第1燃料電池管(1−i)である。第2燃料電池部(1−j)は、第2燃料電池(Bの17/Bの27)が基体管(16/26)上に設けられた第2燃料電池管(1−j)である。
上記の固体電解質型燃料電池モジュールにおいて、第1燃料電池管(1−i)は、円筒横縞型及び円筒縦縞型のいずれかである。第2燃料電池管(1−j)は、円筒横縞型及び円筒縦縞型のいずれかである。
上記の固体電解質型燃料電池モジュールにおいて、第1燃料電池管(1−i)は、基体管(16)上に設けられた第1燃料電池(Aの17)とは異なる第3燃料電池(Cの17)を更に含む。
上記の固体電解質型燃料電池モジュールにおいて、第1燃料電池部(42−i)は、平板型の第1燃料電池(Aの57)が積層された第1燃料電池スタック(42−i)である。第2燃料電池部(42−j)は、平板型の第2燃料電池(Bの57)が積層された第2燃料電池スタック(42−j)である。
上記の固体電解質型燃料電池モジュールにおいて、第1燃料電池スタック(42−i)は、第1燃料電池(Aの57)とは異なる平板型の第3燃料電池(Bの57)を更に含む。
上記の固体電解質型燃料電池モジュールにおいて、第1燃料電池(Aの57)は安定化ジルコニア系の電解質(54)を用いる。第2燃料電池(Bの57)は、セリア系及びランタンガレート系のいずれかの電解質(54)を用いる。
上記の固体電解質型燃料電池モジュールにおいて、第1燃料電池(Aの57)及び第2燃料電池(Bの57)の少なくとも一方は、燃料極(53)及び空気極(55)の少なくとも一方に、電解質(54)と同じ材料を含む。
上記課題を解決するために、本発明の固体電解質型水電解モジュールは、第1水電解セル(Aの17/Aの27、Aの57)を有する第1水電解部(1−i、42−i)と、第1水電解セル(Aの17/Aの27、Aの57)と異なる第2水電解セ(Bの17/Bの27、Bの57)ルを有する第2水電解部(1−j、42−j)とを具備する。
上記の固体電解質型水電解モジュールにおいて、第1水電解セル(Aの17/Aの27、Aの57)は、第1温度範囲で運転される。第2水電解セル(Bの17/Bの27、Bの57)は、第2温度範囲で運転される。
上記の固体電解質型水電解モジュールにおいて、第1水電解部(1−i)は、第1水電解セル(Aの17/Aの27)が基体管(16/26)上に設けられた第1水電解セル管(1−i)である。第2水電解部(1−j)は、第2水電解セル(Bの17/Bの27)が基体管(16/26)上に設けられた第2水電解セル管(1−j)である。
上記の固体電解質型水電解モジュールにおいて、第1水電解セル管(1−i)は、円筒横縞型及び円筒縦縞型のいずれかである。第2水電解セル管(1−j)は、円筒横縞型及び円筒縦縞型のいずれかである。
上記の固体電解質型水電解モジュールにおいて、第1水電解部(42−i)は、平板型の第1水電解セル(Aの57)が積層された第1水電解スタック(42−i)である。第2水電解部(42−j)は、平板型の第2水電解セル(Bの57)が積層された第2水電解スタック(42−j)である。
上記の固体電解質型水電解モジュールにおいて、第1水電解セル(Aの57)は安定化ジルコニア系の電解質(54)を用いる。第2水電解セル(Bの57)は、セリア系及びランタンガレート系のいずれかの電解質(54)を用いる。
上記の固体電解質型水電解モジュールにおいて、第1水電解セル(Aの57)及び第2水電解セル(Bの57)の少なくとも一方は、燃料極(53)及び空気極(55)の少なくとも一方に、電解質(54)と同じ材料を含む。
本発明により、温度分布の関係で使用されていない燃料電池管のスペースや燃料電池モジュールのスペース、又は、水電解セル管のスペースや水電解モジュールのスペースについて、セルの種類を変えることにより有効に利用することができるようになる。
以下、本発明の固体電解質型燃料電池管、固体電解質型燃料電池モジュール及び固体電解質型水電解モジュールの実施の形態に関して、添付図面を参照して説明する。
実施の形態において、固体酸化物燃料電池(SOFC)管及びそれを用いた固体電解質型燃料電池(SOFC)モジュールを例に示して説明する。ただし、燃料電池の逆反応である水電解を用いる水素製造装置の固体電解質型水電解モジュールにそれらを適用することも可能であり、ここではその説明を省略する。
(第1の実施の形態)
まず、本発明のSOFC管及びSOFCモジュールの第1の実施の形態について、添付図面を参照して説明する。
図1は、本発明のSOFCモジュールの第1の実施の形態の構成を示す図である。SOFCモジュール10は、複数のSOFC管1(1−1〜1−m:mは自然数で、SOFC管の総数)、燃料供給室2、燃料排出室3、空気供給室4を具備する。図中、配線に関わる構成は省略している。
燃料供給室2は、図示しない配管から燃料ガスを供給される。そして、ガスが流通可能なように管板8に接合されたSOFC管1へその燃料ガスを送出する。燃料排出室3は、ガスが流通可能なように管板9に接合されたSOFC管1から使用済みの燃料ガスを供給される。そして、その燃料ガスを他の図示しない配管へ送出する。管板8及び管板9の温度は、概ね600℃である。燃料供給室2(管板8を含む)及び燃料排出室3(管板9を含む)は、例えば耐熱性の金属で形成される。
空気供給室4は、図示しない配管から空気(酸素を含むガス)を供給される。そして、SOFC管1の外側に、その空気を供給する。使用済みの空気は、他の図示しない配管から送出する。空気供給室4は、図示しないヒータ又はSOFC管1の発電に伴う発熱で高温となっている。その熱(主に熱輻射)で管板8及び管板9が損傷を受けないように、管板8側に下部断熱ボード6、管板9側に上部断熱ボード7が設けられている。SOFC管1は、両端部において下部断熱ボード6及び上部断熱ボード7を貫通している。その部分のSOFC管1の周囲は若干の空間がとってあり、加えて、下部断熱ボード6及び上部断熱ボード7は、多孔質の断熱材なので、管板8及び管板9の位置まで、空気を行き渡らせることができる。空気共有室4は、例えば、耐熱性の金属(内壁を断熱材で覆う)で形成される。
SOFC管1(1−1〜1−m:mは自然数)は、基体管上に複数の燃料電池が形成されている。一端を燃料供給室2の管板8、他端を燃料排出室3の管板9内部に接続されている。端部は例えば締り嵌めで接合し、シール剤で密着させる。SOFC管1は、燃料供給室2から燃料ガスをその内側に供給され、発電に使用した後、燃料排出室3へ送出する。一方、空気供給室4内で、空気をその外側に供給され、発電に使用する。燃料電池で電力を発生する。
空気供給室4の発電室5(下部断熱ボード6及び上部断熱ボード7の無い部分)は、主にSOFC管1の発電に伴う発熱で、高い所で概ね1000℃となっている。空気供給室4内全体が均一な温度であると、空気供給室4の全体に、同じ種類の燃料電池を設置するすることができる。しかし、使用する材料やガスの流れなどにより、空気供給室4内の温度は均一ではない。例えば、下部断熱ボード6及び上部断熱ボード7での部分では、意識的に管板8及び管板9が600℃程度になるようにしている。発電室5では、上部の温度が高めになっている。
図中、SOFC管1上の符号で示すように、例えば、Cで示される領域は、比較的温度が低い。温度範囲は、例えば概ね600℃〜800℃である。Bで示される領域は、それよりも温度が高い。温度範囲は、例えば概ね800℃〜900℃である。Aで示される領域は、それよりも更に温度が高い。温度範囲は、例えば概ね900℃〜1000℃である。すなわち、SOFC管1内に、温度分布が存在する場合がある。加えて、図に示すように、SOFCモジュール10内にも温度分布が存在する場合がある。ここで、SOFC管1において、YSZ(イットリア安定化ジルコニア)を電解質とする燃料電池を用いる場合、運転温度として900℃〜1000℃が好ましい。そのため、従来の場合、燃料電池を設置できる範囲は、この図の例では領域Aだけに限られる。又は、領域B及び領域Cを高温にする処置を施す必要がある。ただし、領域A、領域B及び領域Cの温度範囲は、上記の例に限定されるものではない。
しかし本発明においては、このような温度分布に対応して、それぞれの温度範囲に適した種類の電解質を有する燃料電池を予めSOFC管1に設置しておく。例えば、領域AにはYSZ、領域BにはCeO2(セリア)、領域CにはLaGaO3(ランタンガレート)である。それにより、この図の例では、更に、領域Bや領域Cを用いることも可能となる。すなわち、空気供給室4に低温領域と高温領域とが混在する場合でも、使用されていないスペースを有効に利用して、発電を行うことが可能となる。そして、領域B及び領域Cを高温にする処置を施す必要がなくなる。すなわち、余計な設備及びエネルギーを消費することがなく、単位体積当たりの効率を向上させることができる。
SOFC管1について更に説明する。
図2は、本発明のSOFC管の第1の実施の形態における構成を示す図である。SOFC管1は、基体管16、燃料極13と電解質14と空気極15とを含む複数の燃料電池(セル)17、インタコネクタ12を備える。円筒横縞型である。燃料極13は、多孔質の基体管16上に膜状に形成される。そして、その上に膜状の電解質14が、更にその上に膜状の空気極15がそれぞれ積層されてセル17となる。セル17同士は、インタコネクタ12により接続されている。
このようなセル17において、電解質14の種類により、燃料極13及び空気極15は例えば以下のような材料を用いる。
(1)電解質:ジルコニア系電解質(Aの領域で発電可能な電解質)
例示:YSZ、SSZ(スカンジア安定化ジルコニア)
但し、イットリア又はスカンジアのモル数は設計に応じて適宜設定。
燃料極:ジルコニア系電解質に適した物質
例示:NiO/MgAl、NiO/ジルコニア系電解質
ここで、ジルコニア系電解質は、上記の電解質に対応する。
YSZの場合:NiO/YSZ、SSZの場合:NiO/SSZ
空気極:ジルコニア系電解質に適した物質
例示:LaSrMnO、LaSrCaMnO、LaSrCoO及びLaSrMnO/ジルコニア系電解質
ここで、ジルコニア系電解質は、上記の電解質に対応する。
YSZの場合:LaSrMnO/YSZ、SSZの場合:LaSrMnO/SSZ
(2)電解質:ランタンガレート系電解質(Bの領域で発電可能な電解質)
例示:LaGaO、LaSrGaMgO、LaSrGaMgCoO
燃料極:ランタンガレート系電解質に適した物質
例示:NiO/MgAl、NiO/YSZ、NiO/CSZ、NiO/LaGaO
空気極:ランタンガレート系電解質に適した物質
例示:LaSrMnO、LaSrCaMnO、LaSrCoO、LaSrMnO/LaGaO
(3)電解質:セリア系電解質(Cの領域で発電可能な電解質)
例示:CeO、CeSmO
燃料極:セリア系電解質に適した物質
例示:NiO/MgAl、NiO/YSZ、NiO/CSZ、NiO/CeO
空気極:セリア系電解質に適した物質
例示:LaSrMnO、LaSrCaMnO、LaSrCoO、LaSrMnO/CeO
上記の電解質、燃料極及び空気極として挙げた各物質は、例であり、これらの物質に限定されるものではない。すなわち、電解質、燃料極及び空気極は、燃料電池の運転温度、運転装置内の温度分布、スタックや管内の温度分布などに応じて、適宜選択することができる。
上記の(1)〜(3)において、燃料極や空気極に電解質と同じ物質を含ませることにより、燃料極及び空気極における内部抵抗を低減することができる。それにより、燃料電池の効率を向上することができる。
図2に示されるSOFC管1は、例えば、押し出し成形した基体管16にスクリーン印刷でセル17を形成し、焼成することで形成することができる。
図3は、本発明のSOFC管の第1の実施の形態における構成の応用例を示す図である。SOFC管1は、基体管26、燃料極23と電解質24と空気極25とを含む燃料電池(セル)27、インタコネクタ22を備える。円筒縦縞型である。空気極25は、多孔質の基体管26上に膜状に形成される。そして、その上に膜状の電解質24が、更にその上に膜状の燃料極23がそれぞれ積層されてセル27となる。SOFC管1全体で1つのセル17である。基体管26は、空気極25であっても良い。
このようなセル27においても、電解質24、燃料極23及び空気極25は例えば上記(1)〜(3)のような材料を用いる。そして、図3に示されるSOFC管1は、例えば、押し出し成形した基体管26にスクリーン印刷でセル27を形成し、焼成することで形成することができる。
本発明により、温度分布の関係で使用されていない燃料電池管のスペースや燃料電池モジュールのスペース(図1における領域Cや領域B)について、燃料電池の種類を変えることにより有効に利用することができるようになる。あるいは、領域B及び領域Cを高温にする処置を施す必要がなくなる。すなわち、余計な設備及びエネルギーを消費することがなく、効率を向上させることができる。それにより、低温領域と高温領域とが混在する場合でも、体積あたりの発電効率を向上させることが可能となる。
反応のさせ方を逆にし、水蒸気を燃料極側に供給し、セルに電気を流すことで、水電解を行うことができる。そして、燃料極側に水素を発生させ、空気極側に酸素を発生させる固体電解質型水電解モジュールとすることができる。その構成は、図1〜図3と同様である。
すなわち、温度分布の関係で使用されていないスペースを有効に利用して、低温領域と高温領域とが混在する場合でも、有効に水電解を行うことが可能となる。
(第2の実施の形態)
次に、本発明のSOFCモジュールの第2の実施の形態について、添付図面を参照して説明する。
図4は、本発明のSOFCモジュールの第2の実施の形態の構成を示す図である。SOFCモジュール40は、断熱容器46、複数のSOFCスタック41(41−1〜41−n:nは自然数、nはスタックの総数)、マニホールド42〜45を具備する。図中、配線に関わる構成は省略している。
マニホールド42は、図示しない配管から燃料ガスを供給される。そして、ガスが流通可能なように接合されたSOFCスタック41へその燃料ガスを送出する。マニホールド43は、ガスが流通可能なように接合されたSOFCスタック41から使用済みの燃料ガスを供給される。そして、その燃料ガスを他の図示しない配管へ送出する。マニホールド42〜43は、例えばセラミックスで形成される。
マニホールド44は、図示しない配管から空気(酸素を含むガス)を供給される。そして、ガスが流通可能なように接合されたSOFCスタック41へその空気を供給する。マニホールド45は、ガスが流通可能なように接合されたSOFCスタック41から使用済みの空気を供給される。そして、その空気を他の図示しない配管から送出する。マニホールド44〜45は、例えばセラミックスで形成される。
SOFCスタック41(41−1〜41−n:nは自然数)は、複数の平板型の燃料電池が、インタコネクタを挟んで積層された構造である。マニホールド42から燃料ガスを供給され発電に用いる。使用済みの燃料ガスをマニホールド43へ送出する。マニホールド44から空気を供給され発電に用いる。使用済みの空気をマニホールド45へ送出する。燃料電池で電力を発生する。
断熱容器46は、例えば、内壁を断熱材で覆うようにして、耐熱性の金属で形成される。断熱容器46は、主にSOFCスタック41の発電に伴う発熱で、高い所で概ね1000℃となっている。断熱容器46内全体が均一な温度であると、断熱容器46の全体に、同じ種類の燃料電池を有するSOFCスタック41を設置するすることができる。しかし、断熱容器46内の温度は均一ではない場合がある。例えば、側壁に近いSOFCスタック41−1や41−nは、中央部に比較して低温になっている。
図中、SOFCモジュール40での符号で示すように、例えば、Bで示される領域は、比較的温度が低い。温度範囲は概ね800℃〜900℃である。Aで示される領域は、それよりも温度が高い。温度範囲は概ね900℃〜1000℃である。すなわち、SOFCモジュール40内に、温度分布が存在する場合がある。ここで、SOFCスタック41において、YSZ(イットリア安定化ジルコニア)を電解質とする燃料電池を用いる場合、運転温度として900℃〜1000℃が好ましい。そのため、従来の場合、燃料電池を設置できる範囲は、この図の例では領域Aだけに限られる。又は、領域Bを高温にする処置を施す必要がある。
しかし本発明においては、このような温度分布に対応して、それぞれの温度範囲に適した種類の電解質を有する燃料電池を予めSOFCスタック41に設置しておく。例えば、領域AにはYSZ、領域BにはCeO(セリア)又はLaGaO(ランタンガレート)である。それにより、この図の例では、更に領域Bを用いることも可能となる。すなわち、断熱容器46内に低温領域と高温領域とが混在する場合でも、使用されていないスペースを有効に利用して、発電を行うことが可能となる。そして、領域Bを高温にする処置を施す必要がなくなる。すなわち、余計な設備及びエネルギーを消費することがなく、単位体積当たりの効率を向上させることができる。
ただし、領域A、領域Bの温度範囲は、上記の例に限定されるものではない。各領域に用いる物質は、第1の実施の形態に示したとおりである。ただし、それらに限定されるものではない。電解質、燃料極及び空気極は、燃料電池の運転温度、運転装置内の温度分布、スタックや管内の温度分布などに応じて、適宜選択することができる。
SOFCスタック41について更に説明する。
図5は、本発明のSOFCモジュールの第2の実施の形態の構成を示す図である。SOFCスタック41は、複数の平板型の燃料電池(セル)57が、インタコネクタ52を挟んで積層されている。
図中、SOFCスタック41での符号で示すように、例えば、Bで示される領域は、比較的温度が低い。温度範囲は概ね800℃〜900℃である。Aで示される領域は、それよりも温度が高い。温度範囲は概ね900℃〜1000℃である。すなわち、SOFCスタック41内に、温度分布が存在する場合がある。ここで、SOFCスタック41において、YSZ(イットリア安定化ジルコニア)を電解質とする燃料電池を用いる場合、運転温度として900℃〜1000℃が好ましい。そのため、従来の場合、燃料電池を設置できる範囲は、この図の例では領域Aだけに限られる。又は、領域Bを高温にする処置を施す必要がある。
しかし本発明においては、このような温度分布に対応して、それぞれの温度範囲に適した種類の電解質を有する燃料電池を予めセル57に設置しておく。例えば、領域AにはYSZ、領域BにはCeO(セリア)又はLaGaO(ランタンガレート)である。それにより、この図の例では、更に領域Bを用いることも可能となる。すなわち、断熱容器46内に低温領域と高温領域とが混在する場合でも、使用されていないスペースを有効に利用して、発電を行うことが可能となる。そして、領域Bを高温にする処置を施す必要がなくなる。すなわち、余計な設備及びエネルギーを消費することがなく、単位体積当たりの効率を向上させることができる。
燃料電池(セル)57について更に説明する。
図6は、本発明のSOFCモジュールの第2の実施の形態における燃料電池の構成を示す図である。燃料電池(セル)57は、燃料極53と電解質54と空気極55とを含み、他のセル57とインタコネクタ52を介して直列に接続されている。
このようなセル57において、電解質54の種類により、燃料極53及び空気極55は例えば上記の(1)〜(3)のような材料を用いる。そして、図6に示されるセル57は、例えば、ドクターブレードで成形した電解質54にスクリーン印刷で燃料極53及び空気極54を形成し、焼成することで形成することができる。インターコネクタ52は、焼結板に溝加工を施して形成できる。
本発明により、温度分布の関係で使用されていない燃料電池のスペースや燃料電池スタックのスペース(図5や図4における領域B)について、燃料電池の種類を変えることにより有効に利用することができるようになる。あるいは、領域Bを高温にする処置を施す必要がなくなる。それにより、低温領域と高温領域とが混在する場合でも、体積あたりの発電効率を向上させることが可能となる。
反応のさせ方を逆にし、水蒸気を燃料極側に供給し、セルに電気を流すことで、水電解を行うことができる。そして、燃料極側に水素を発生し、空気極側に酸素を発生させる固体電解質型水電解モジュールとすることができる。その構成は、図4〜図6と同様である。
すなわち、温度分布の関係で使用されていないスペースを有効に利用して、低温領域と高温領域とが混在する場合でも、有効に水電解を行うことが可能となる。
図1は、本発明のSOFCモジュールの第1の実施の形態の構成を示す図である。 図2は、本発明のSOFC管の第1の実施の形態における構成を示す図である。 図3は、本発明のSOFC管の第1の実施の形態における構成の応用例を示す図である。 図4は、本発明のSOFCモジュールの第2の実施の形態の構成を示す図である。 図5は、本発明のSOFCモジュールの第2の実施の形態の構成を示す図である。 図6は、本発明のSOFCモジュールの第2の実施の形態における燃料電池の構成を示す図である。
符号の説明
1(1−1〜1−m:mは自然数) SOFC管
2 燃料供給室
3 燃料排出室
4 空気供給室
5 発電室
6 下部断熱ボード
7 上部断熱ボード
8、9 管板
10、40 SOFCモジュール
12、22、52 インタコネクタ
13、23、53 燃料極
14、24、54 電解質空気極
15、25、55
16、26 基体管
17、27、57 燃料電池(セル)
41(41−1〜1−n:nは自然数) SOFCスタック
42〜45 マニホールド

Claims (21)

  1. 基体管と、
    前記基体管上に設けられた第1燃料電池と、
    前記基体管上に設けられ、前記第1燃料電池と異なる第2燃料電池と
    を具備する
    固体電解質型燃料電池管。
  2. 請求項1に記載の固体電解質型燃料電池管において、
    前記第1燃料電池は、第1温度範囲で運転され、
    前記第2燃料電池は、第2温度範囲で運転される
    固体電解質型燃料電池管。
  3. 請求項2に記載の固体電解質型燃料電池管において、
    前記第1燃料電池は安定化ジルコニア系の電解質を用い、
    前記第2燃料電池は、セリア系又はランタンガレート系のいずれかの電解質を用いる
    固体電解質型燃料電池管。
  4. 請求項3に記載の固体電解質型燃料電池管において、
    前記第1燃料電池及び前記第2燃料電池の少なくとも一方は、燃料極及び空気極の少なくとも一方に、前記電解質と同じ材料を含む
    固体電解質型燃料電池管。
  5. 請求項2乃至4のいずれか一項に記載の固体電解質型燃料電池管において、
    前記第1温度範囲は、900℃〜1000℃であり、
    前記第2温度範囲は、600℃〜900℃である
    固体電解質型燃料電池管。
  6. 第1燃料電池を有する第1燃料電池部と、
    前記第1燃料電池と異なる第2燃料電池を有する第2燃料電池部と
    を具備する
    固体電解質型燃料電池モジュール。
  7. 請求項6に記載の固体電解質型燃料電池モジュールにおいて、
    前記第1燃料電池は、第1温度範囲で運転され、
    前記第2燃料電池は、第2温度範囲で運転される
    固体電解質型燃料電池モジュール。
  8. 請求項6又は7に記載の固体電解質型燃料電池モジュールにおいて、
    前記第1燃料電池部は、前記第1燃料電池が基体管上に設けられた第1燃料電池管であり、
    前記第2燃料電池部は、前記第2燃料電池が基体管上に設けられた第2燃料電池管である
    固体電解質型燃料電池モジュール。
  9. 請求項8に記載の固体電解質型燃料電池モジュールにおいて、
    前記第1燃料電池管は、円筒横縞型及び円筒縦縞型のいずれかであり、
    前記第2燃料電池管は、円筒横縞型及び円筒縦縞型のいずれかである
    固体電解質型燃料電池モジュール。
  10. 請求項8又は9に記載の固体電解質型燃料電池モジュールにおいて、
    前記第1燃料電池管は、基体管上に設けられた第1燃料電池とは異なる第3燃料電池を更に含む
    固体電解質型燃料電池モジュール。
  11. 請求項6又は7に記載の固体電解質型燃料電池モジュールにおいて、
    前記第1燃料電池部は、平板型の前記第1燃料電池が積層された第1燃料電池スタックであり、
    前記第2燃料電池部は、平板型の前記第2燃料電池が積層された第2燃料電池スタックである
    固体電解質型燃料電池モジュール。
  12. 請求項11に記載の固体電解質型燃料電池モジュールにおいて、
    前記第1燃料電池スタックは、前記第1燃料電池とは異なる平板型の第3燃料電池を更に含む
    固体電解質型燃料電池モジュール。
  13. 請求項6乃至12のいずれか一項に記載の固体電解質型燃料電池モジュールにおいて、
    前記第1燃料電池は安定化ジルコニア系の電解質を用い、
    前記第2燃料電池は、セリア系及びランタンガレート系のいずれかの電解質を用いる
    固体電解質型燃料電池モジュール。
  14. 請求項13に記載の固体電解質型燃料電池モジュールにおいて、
    前記第1燃料電池及び前記第2燃料電池の少なくとも一方は、燃料極及び空気極の少なくとも一方に、前記電解質と同じ材料を含む
    固体電解質型燃料電池モジュール。
  15. 第1水電解セルを有する第1水電解部と、
    前記第1水電解セルと異なる第2水電解セルを有する第2水電解部と
    を具備する
    固体電解質型水電解モジュール。
  16. 請求項15に記載の固体電解質型水電解モジュールにおいて、
    前記第1水電解セルは、第1温度範囲で運転され、
    前記第2水電解セルは、第2温度範囲で運転される
    固体電解質型水電解モジュール。
  17. 請求項15又は16に記載の固体電解質型水電解モジュールにおいて、
    前記第1水電解部は、前記第1水電解セルが基体管上に設けられた第1水電解セル管であり、
    前記第2水電解部は、前記第2水電解セルが基体管上に設けられた第2水電解セル管である
    固体電解質型水電解モジュール。
  18. 請求項17に記載の固体電解質型水電解モジュールにおいて、
    前記第1水電解セル管は、円筒横縞型及び円筒縦縞型のいずれかであり、
    前記第2水電解セル管は、円筒横縞型及び円筒縦縞型のいずれかである
    固体電解質型水電解モジュール。
  19. 請求項15又は16に記載の固体電解質型水電解モジュールにおいて、
    前記第1水電解部は、平板型の前記第1水電解セルが積層された第1水電解スタックであり、
    前記第2水電解部は、平板型の前記第2水電解セルが積層された第2水電解スタックである
    固体電解質型水電解モジュール。
  20. 請求項15乃至19のいずれか一項に記載の固体電解質型水電解モジュールにおいて、
    前記第1水電解セルは安定化ジルコニア系の電解質を用い、
    前記第2水電解セルは、セリア系及びランタンガレート系のいずれかの電解質を用いる
    固体電解質型水電解モジュール。
  21. 請求項20に記載の固体電解質型水電解モジュールにおいて、
    前記第1水電解セル及び前記第2水電解セルの少なくとも一方は、燃料極及び空気極の少なくとも一方に、前記電解質と同じ材料を含む
    固体電解質型水電解モジュール。
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