JP2005078340A - Usbバス電流制限回路 - Google Patents

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和義 曽我部
Shinichi Aikawa
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Abstract

【課題】 本発明は、持ち運びに便利で、コストを低くでき、バス電流が制限電流値を超えることを防止するUSBバス電流制限回路を提供することを目的とする。
【解決手段】 USBにより上位装置に接続されるUSB接続機器でUSB20の電源線を通して供給されるバス電流を所定の制限電流値で制限するUSBバス電流制限回路であって、バス電流を検出し検出電流値が前記制限電流値を超える直前でレベル変化する制御信号を生成する検出手段R1,32,34,36と、制御信号のレベル変化により前記USB接続機器の負荷28に供給する信号レベルを減衰させるゲイン調整手段38を有する。
【選択図】 図1

Description

本発明はUSB(Universal Serial Bus)バス電流制限回路に関し、特に、USB接続機器でUSBの電源線を通して供給されるバス電流を制限電流値で制限するUSBバス電流制限回路に関する。
パーソナルコンピュータ等の上位装置にUSBで接続されてデータを供給されるUSB接続機器がある。USBには電源線が用意されており、USB接続機器はUSBの電源線を通して上位装置から供給される電源を使用して動作することができる。このUSBバス電源の消費電流規定は500mA以下に制限されている。
USB接続機器の一つとしてUSBスピーカがある。USBスピーカで再生する音源は、消費電流が500mA以下で発音できる音源もあれば、発音するのに500mAを超える音源もある。このため、従来のUSBスピーカではUSBの他に外部から電源の供給を受ける構成とされている。
図4は、従来のUSBスピーカの一例のブロック構成図を示す。同図中、USB10は電源線Vbus、アース線GND、2本のデータ線D+,D−よりなり、USBスピーカ12内のUSBコントローラ14に接続されている。USBコントローラ14は電源線Vbus及びアース線GNDから供給される電源と補助電源部16から供給される電源を使用し、データ線D+,D−から供給される音声データをアナログ化したのち、スピーカ15に供給して発音させる。
また、ACアダプタ等の外部電源から電源線V+,アース線GNDから供給される電源はUSBスピーカ12内の補助電源部16に供給される。補助電源部16はUSBコントローラ14の消費電流が500mAを超えたときに電源を供給する。
また、例えば、特許文献1には、USBスピーカ内にバッテリを設け、USBスピーカの消費電流が制限電流値(500mA)以下のときにバッテリを充電し、USBスピーカの消費電流が制限電流値を超えUSBからの供給電流が不足したときにバッテリから不足した電流を供給することが記載されている。
特開2000−29544号公報
図4に示す従来のUSBスピーカでは、補助電源部16が必要であるためコストアップとなり、また、ACアダプタ等の外部電源が必要であるため持ち運びにも不便であるといった問題があった。
また、特許文献1に記載のUSBスピーカでは、大音量が長時間続く場合にバッテリから供給する電流が足りなくなるという問題があった。
本発明は、上記の点に鑑みなされたもので、持ち運びに便利で、コストを低くでき、バス電流が制限電流値を超えることを防止するUSBバス電流制限回路を提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、USBにより上位装置に接続されるUSB接続機器でUSB(20)の電源線を通して供給されるバス電流を所定の制限電流値で制限するUSBバス電流制限回路であって、
前記バス電流を検出し検出電流値が前記制限電流値を超える直前でレベル変化する制御信号を生成する検出手段(R1,32,34,36)と、
前記制御信号のレベル変化により前記USB接続機器の負荷(28)に供給する信号レベルを減衰させるゲイン調整手段(38)を有することにより、
バス電流が制限電流値を超えることを防止することができ、持ち運びに便利でコストを低く抑えることができる。
請求項2に記載の発明では、前記検出手段は、
前記バス電流を電圧に変換する変換手段(R1,32)と、
変換電圧の低域成分を抽出するフィルタ手段(34)と、
前記フィルタ手段の出力を2値化するバッファ手段(36)を有することにより、制御信号を生成することができる。
請求項3に記載の発明では、ゲイン調整手段(38)は、
前記USB接続機器の負荷(28)に供給する信号レベルを分圧する分圧回路(R11,R12,R13,C3)と、
前記制御信号のレベル変化により前記分圧回路の動作を開始させるスイッチ手段(Q2)を有することにより、負荷に供給する信号レベルのゲインを可変調整することができる。
請求項4に記載の発明では、前記変換手段は、
前記バス電流に基づく電流が流れる抵抗(R1)と、
前記抵抗の両端電圧を差動増幅する差動増幅器(32)とよりなるため、バス電流を検出することができる。
なお、上記括弧内の参照符号は、理解を容易にするために付したものであり、一例にすぎず、図示の態様に限定されるものではない。
請求項1に記載の発明によれば、バス電流が制限電流値を超えることを防止することができ、持ち運びに便利でコストを低く抑えることができる。
請求項2に記載の発明によれば、制御信号を生成することができる。
請求項3に記載の発明によれば、負荷に供給する信号レベルのゲインを可変調整することができる。
請求項4に記載の発明では、前記変換手段によれば、バス電流を検出することができる。
図1は、本発明回路を適用したUSBスピーカの一例のブロック構成図を示す。同図中、USB20は電源線Vbus、アース線GND、2本のデータ線D+,D−よりなり、USBスピーカ22内のUSBコントローラ24に接続されている。USBコントローラ24は電源線Vbus及びアース線GNDから供給される電源を使用し、データ線D+,D−から供給される音声データをアナログ化して音声信号とする。音声信号はUSBバス電流制限回路26を通してスピーカ28に供給されて発音させる。
図2及び図3は、本発明のUSBバス電流制限回路の一実施形態の構成図、回路図それぞれを示す。
図2及び図3において、端子30には、電源線VbusからUSBスピーカ22に流れ込む電流の一部を取り出した電流I1が流れ込み、この電流I1は検出抵抗R1を流れる。検出抵抗R1の端子30の一端は差動増幅回路32の非反転入力端子に接続され、検出抵抗R1の他端は差動増幅回路32の反転入力端子に接続されている。差動増幅回路32は検出抵抗R1の両端電圧を差動増幅して電流I1を電圧に変換する。この差動増幅回路32の増幅度は制御系のゲイン及び応答性を決定しており、その出力電圧は低域フィルタ(LPF)34に供給される。
低域フィルタ34は、図3に示すように、一端を差動増幅回路32の出力端子に接続され他端をダイオードD2のアノードに接続された抵抗R2と、ダイオードD2のカソードに一端を接続され他端を接地されたコンデンサC2と、ダイオードD2のカソードに一端を接続され他端をダイオードD3に接続された抵抗R3(R3>R2)と、ダイオードD3のカソードに一端を接続され他端を接地された抵抗R4と、ダイオードD2のカソードに一端を接続され他端をpnpトランジスタQ1のベースに接続された抵抗R5とより構成されている。ダイオードD3のアノードには基準電圧Vref2が印加されている。
差動増幅回路32の出力電圧が基準電圧Vref2より低いときは、ダイオードD3がオンして低域フィルタ34の時定数はR3・C2で大きくなり応答を遅くしており、差動増幅回路32の出力電圧が基準電圧Vref2より高いときは、ダイオードD2がオンして低域フィルタ34の時定数はR2・C2で小さくなり応答を速くしており、発振状態にならないようにしている。
差動増幅回路32の出力は低域フィルタ34で低域成分を抽出されたのち、エミッタフォロア構成のトランジスタQ1及び抵抗R6で構成されるバッファ36に供給される。低域フィルタ34の出力電圧が低い状態ではトランジスタQ1はオンであるが、低域フィルタ34の出力電圧が高くなってトランジスタQ1のベース・エミッタ間電圧が約0.6Vより低くなると、トランジスタQ1はオフとなる。
トランジスタQ1のコレクタ電圧は制御信号としてゲイン調整器38に供給される。低域フィルタ34の出力電圧が低いときトランジスタQ1がオンするためバッファ36が出力する制御信号はローレベルとなる。低域フィルタ34の出力電圧が上昇してトランジスタQ1がオフするとバッファ36が出力する制御信号はハイレベルとなる。この制御信号がローレベルからハイレベルに変化するタイミングは、バス電流が制限電流値を超える直前である。
ゲイン調整器38は、上記制御信号を供給されると共に、端子39にUSBコントローラ24が出力する音声信号を供給され、制御信号がローレベルのとき音声信号に対するゲインを1とし、制御信号がハイレベルのとき音声信号に対するゲインを低下させ、端子40から出力する音声信号をスピーカ28に供給する。
ゲイン調整器38は、制御信号をnpnトランジスタQ2のベースに供給する抵抗R10と、エミッタに基準電圧Vref2を印加されたトランジスタQ2と、トランジスタQ2のコレクタに接続された抵抗R11及びこれに並列接続された抵抗R12とコンデンサC3の直列接続回路よりなるコレクタ抵抗回路42と、一端を端子39に接続され他端を端子40及びコレクタ抵抗回路42に接続された抵抗R13からなる。
制御信号がローレベルのときトランジスタQ2はオフしており、端子39から供給される音声信号はゲイン調整器38で減衰されることなく抵抗R13を通って端子40から出力される。
制御信号がハイレベルのときトランジスタQ2はオンする。このため、端子39から供給される音声信号は、抵抗R13とコレクタ抵抗回路42で構成される分圧回路で分圧されることによって減衰され端子40から出力される。
つまり、USBコントローラ24に流れ込む電流が500mAの制限電流値を超えようとした場合、差動増幅回路32の出力電圧が大となり制御信号はローレベルからハイレベルとなり、ゲイン調整器38は音声信号に対するゲインを低下させる。これによって、音声信号のレベルは低下し、スピーカ28に供給される電流は低下するため、USBコントローラ24に流れ込む電流は制限電流値を超えることはない。
本実施例では、従来のような補助電源部が不要であるためコストを低く抑えることができ、また、ACアダプタ等の外部電源が不要であるため持ち運びにも便利である
なお、図2、図3でゲイン調整器38は1チャネル分を表示しているが、左右2チャネルの音声信号がある場合にはゲイン調整器38を2回路設ける。
なお、上記実施例では、USBスピーカを例にとって説明したが、USB接続機器としてはモータやプランジャ等のUSBアクチュエータであっても良く、上記実施例に限定されない。
本発明回路を適用したUSBスピーカの一例のブロック構成図である。 本発明のUSBバス電流制限回路の一実施形態の構成図である。 本発明のUSBバス電流制限回路の一実施形態の回路図である。 従来のUSBスピーカの一例のブロック構成図である。
符号の説明
20 USB
22 USBスピーカ
24 USBコントローラ
26 USBバス電流制限回路
28 スピーカ
32 差動増幅回路
34 低域フィルタ
36 バッファ
38 ゲイン調整器
42 コレクタ抵抗回路
C1〜C3 コンデンサ
D1〜D3 ダイオード
Q1〜Q3 トランジスタ
R1〜R13 抵抗

Claims (4)

  1. USBにより上位装置に接続されるUSB接続機器でUSBの電源線を通して供給されるバス電流を所定の制限電流値で制限するUSBバス電流制限回路であって、
    前記バス電流を検出し検出電流値が前記制限電流値を超える直前でレベル変化する制御信号を生成する検出手段と、
    前記制御信号のレベル変化により前記USB接続機器の負荷に供給する信号レベルを減衰させるゲイン調整手段を
    有することを特徴とするUSBバス電流制限回路。
  2. 請求項1記載のUSBバス電流制限回路において、
    前記検出手段は、
    前記バス電流を電圧に変換する変換手段と、
    変換電圧の低域成分を抽出するフィルタ手段と、
    前記フィルタ手段の出力を2値化するバッファ手段を
    有することを特徴とするUSBバス電流制限回路。
  3. 請求項1または2記載のUSBバス電流制限回路において、
    前記ゲイン調整手段は、
    前記USB接続機器の負荷に供給する信号レベルを分圧する分圧回路と、
    前記制御信号のレベル変化により前記分圧回路の動作を開始させるスイッチ手段を
    有することを特徴とするUSBバス電流制限回路。
  4. 請求項2記載のUSBバス電流制限回路において、
    前記変換手段は、
    前記バス電流に基づく電流が流れる抵抗と、
    前記抵抗の両端電圧を差動増幅する差動増幅器とよりなる
    ことを特徴とするUSBバス電流制限回路。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010507289A (ja) * 2006-10-13 2010-03-04 アドバンスト・アナロジック・テクノロジーズ・インコーポレイテッド 電流制限検出器による電流制限制御
US10764497B2 (en) 2017-05-29 2020-09-01 Seiko Epson Corporation Document camera, method for controlling document camera, and electronic apparatus

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