JP2005077137A - エンコーダの出力信号処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】A/D変換器のbit長が小さい場合でも、サンプリングする際の量子化誤差を低減でき、分解能を向上できるようにする。
【解決手段】光学式エンコーダ10が有する光検出素子18A、18Bから出力される2相の正弦波状信号a、bを、増幅回路20A、20BでA0、B0にした後、A/D変換器26A、26Bに入力してデジタル信号に変換し、その後、デジタル演算処理を行なうエンコーダの出力信号処理装置において、前記A/D変換器26A、26Bの入力信号A0、B0に付加するディザ信号(ホワイトノイズN)を発生するノイズジェネレータ22と、前記A/D変換器26A、26Bの出力信号A2、B2から、ディザに起因する高周波成分を除去するデジタルローパスフィルタ28A、28Bと、を備えた。
【選択図】図1

Description

本発明は、エンコーダの出力信号処理装置に係り、特に、光電式、電磁誘導式、磁気抵抗式等のエンコーダやマイケルソン型レーザー干渉計等が出力する2相以上の正弦波状信号をデジタル的に内挿処理する際に適用して好適な、エンコーダの出力信号処理装置に関する。
エンコーダから出力される2相以上の正弦波状信号を、A/D変換器に入力してデジタル信号に変換した後、該信号についてデジタル的に内挿処理を行なうエンコーダの出力信号処理装置としては、エンコーダから出力される位相が90°異なるA相、B相の正弦波状信号を所定の周波数でサンプリングしてデジタルデータに変換するA/D変換器を備え、このA/D変換器により得られたデジタルデータに基づいて、各サンプリング点の位相角データを、逆正接関数(tan-1)の演算処理をして求めるようにしたものが開示されている(例えば、特許文献1参照)。
このように、内挿処理では、エンコーダから出力される2相又はそれ以上の正弦波状信号を、A/D変換器によりアナログからデジタルに変換する処理が一般に行なわれている。
特開平10−311741号公報
しかしながら、前記のようにエンコーダ(レーザー干渉計を含む)から出力される正弦波状信号をアナログからデジタルに変換するためのA/D変換器は、bit長が小さい場合には安価に入手可能であるが、LSB(最下位bit、最小分解能)が大きいために、サンプリング時の量子化誤差が大きくなり、分解能が低下してしまうという問題がある。これは、A/D変換器のbit長を大きくすれば回避することが可能であるが、この場合は逆に変換器が高価にならざるを得ないという問題がある。
本発明は、前記従来の問題点を解決するべくなされたもので、A/D変換器のbit長が小さい場合でも、サンプリングする際の量子化誤差を小さくすることができ、A/D変換の分解能を向上することができるエンコーダの出力信号処理装置を提供することを課題とする。
本発明は、エンコーダから出力される2相以上の正弦波状信号を、A/D変換器に入力してデジタル信号に変換した後、演算処理を行なうエンコーダの出力信号処理装置において、前記A/D変換器の入力信号に付加するディザ信号を発生するディザ信号発生手段と、前記A/D変換器の出力信号から高周波成分を除去するデジタルローパスフィルタと、を備えたことにより、前記課題を解決したものである。
本発明は、又、前記ディザ信号発生手段が、ホワイトノイズを発生するノイズジェネレータとする場合には、適切なディザ信号を発生することが可能となる。
本発明は、又、前記ディザ信号発生手段が、前記エンコーダからの出力信号を増幅するオペアンプであり、該アンプが発生するノイズを前記ディザ信号として利用するようにしてもよく、又、前記ディザ信号発生手段が、前記エンコーダからの出力信号を増幅するオペアンプであり、該アンプに接続された抵抗から発生する熱雑音を前記ディザ信号として利用するようにしてもよい。
本発明によれば、A/D変換器のbit長が小さい場合でも、サンプリングする際の量子化誤差を低減することができ、A/D変換の分解能を向上することができる。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
図1には、本発明に係る第1実施形態のエンコーダの出力信号処理装置の概要を示す。
本実施形態においては、光電式エンコーダ10が検出部として設置され、該エンコーダ10は、波長λの光を照射する光源12と、光源光が照射されるスケールピッチ:λのメインスケール14と、該メインスケール14に対向配置された2つのインデックススケール16A、16Bと、各インデックススケール16A、16Bをそれぞれ通過した光を検出する光検出素子(フォトダイオード)18A、18Bとを備えている。又、これらインデックススケール16Aと16Bは位相差が90°になるように配置されており、一方の光検出素子18Aからは位相0°の正弦波状アナログ信号aが、他方の光検出素子18Bからは位相90°の正弦波状アナログ信号bが、以下に説明する出力信号処理装置に出力されるようになっている。
本実施形態の出力信号処理装置は、上記エンコーダ10、即ち光検出素子18A、18Bから出力される2相の正弦波状信号a、bを、それぞれA0、B0に増幅するオペアンプ(増幅回路)20A、20Bと、ホワイトノイズ(熱雑音)を発生するノイズジェネレータ(ディザ信号発生手段)22と、該ノイズジェネレータ22から出力されるノイズNを上記アナログ増幅信号A0、B0にそれぞれ加算して、ノイズ(ディザ)付加信号A1、B1を生成する加算回路24A、24Bと、生成されたノイズ付加信号A1、B1をそれぞれ対応するデジタル信号A2、B2に変換するA/D変換器(ADC)26A、26Bと、変換されたデジタル信号A2、B2から高周波成分を除いて有効デジタル信号A3、B3を生成するデジタルローパスフィルタ28A、28Bと、生成された有効デジタル信号A3、B3を用いて逆正接(tan-1)演算処理することにより位置Xを出力する逆正接演算処理部30とを備えている。
本実施形態について詳述すると、前記ノイズジェネレータ22は、A/D変換器26A、26BによりA/D変換する際の量子化誤差を低減するディザリング処理のために、前記エンコーダ10の光検出素子18A、18Bから出力される2相信号a、bを増幅した信号A0、B0にノイズとしてディザ信号を付加するために発生する。
このディザリング処理の技術は、その技術そのものが周知でなかったこともあるが、(1)最適であるとされるホワイトノイズ発生の回路が複雑であることや、(2)デジタルローパスフィルタによる処理回路を高速で演算できなかったことから、エンコーダの内挿技術に利用されていなかった。ところが、オーディオ関連では既に利用されており、例えば、J.Vanderkooy and S.P.Lipshitz,“Resolution Below the Least Significant Bit in Digital Systems with Dither,”J.Audio Eng.Soc., vol.32,pp.106-113(1984 Mar.);correction ibid.,p.889(1984 Nov.).の文献に開示されている。
ディザリングにより量子化誤差を低減するために最適なディザ信号は、実効値(rms)でLSB(最下位bit)の1/3であることが知られており、ディザ信号を付加することによりA/D変換器の分解能を1LSB以下に改善できることが、上記文献に紹介されている。
又、近年の技術進歩に伴い、前記(1)の回路や(2)のフィルタ等の性能も改善され、コスト面でも対応可能になってきた。そこで、本実施形態では前記ノイズジェネレータ22により、実効値であればA/D変換器26A(26B)の1LSBの1/3以上、peak−peak値であれば約1LSB以上の電圧レベルのホワイトノイズを発生させるようにし、これをディザ信号として前記増幅後の2相信号A0、B0にそれぞれ加算する。このノイズジェネレータ22としては、ホワイトノイズを発生する、例えばMM5437擬似ランダム・ノイズ・ジェネレータ・チップを使用することができる。
又、前記デジタルローパスフィルタ28A(28B)は、A/D変換器26A(26B)の出力信号A2(B2)から、ディザ信号付加に起因する高周波成分(ノイズ成分)を除去し、有効成分のみを抽出する働きをする。このフィルタ28は、積和演算で構成できるため、演算の分解能を1LSBより十分小さな値にすることにより、該フィルタから出力されるA3(B3)を1LSBより小さい分解能で得ることができる。
図2は、デジタルローパスフィルタ28Aの入力A2と出力A3の関係の一例を、時間軸(横軸)を極端に拡大して示したものである。このフィルタ28Aの入力A2は、1LSB=5mmVのA/D変換器26Aに、rms=1LSBのホワイトノイズを前記加算回路24Aで印加した信号A1を入力してA/D変換した後の出力信号である。又、デジタルローパスフィルタ28Aとしては、ストップバンド150kHz,−15dBのIIR(Infinite Inpuls Respons;無限インパルス応答)を使用した。
この図2に細線で示すように、入力であるA/D変換信号A2には、ホワイトノイズ(ディザ信号)に起因する多数の高周波成分が含まれているのに対して、太線で示すようにpeak−peak値で1/5LSBの出力信号A3が得られ、分解能が凡そ5倍向上している。
比較のために、図3(A)に示すオペアンプ20A、20Bの出力に相当する2相の正弦波状信号A、Bの全体について、ホワイトノイズを加算しない従来のA/D変換器26A、26Bの出力に相当する2相デジタル信号を同図(B)に示す。
これに対して、本実施形態の場合には、図4(A)に示す図3(A)と同様の2相信号に対してホワイトノイズNを印加しているため、オペアンプ20A、20Bの出力は、ノイズ成分が重畳されているため、同図(B)に示すように粗いデジタル信号になっているが、デジタルローパスフィルタ28A、28Bで処理することにより、その出力信号を同図(C)に示すような、従来の回路による図3(B)に比べて高分解能のデジタル信号が得られることが分かる。
又、前記逆正接演算処理部30は、前記デジタルローパスフィルタ28A、28Bから出力される位相差90°の2相信号A3、B3を入力し、次式
x=(λ/2π)tan-1(B3/A3) …(1)
による逆正接変換処理を行なって位置xを得る。この逆正接演算処理部30で行なう変換処理としては、前記特許文献1と同様に、予め作成してある位相角とB3/A3との関係のルックアップテーブルを参照する方法を利用できる。
本実施形態によれば、2相正弦波状信号をA/D変換器に入力して得られるデジタルデータについて、tan-1を計算するエンコーダの内挿回路(出力信号処理装置)において、bit長の小さい安価なA/D変換器であっても、量子化誤差を低減し、A/D変換の分解能を向上することができることから、内挿精度を向上することができる。
次に、本発明に係る第2実施形態について図5を参照して説明する。
本実施形態では、前記第1実施形態の場合のようなノイズジェネレータ22は採用せず、ディザ信号発生手段として、センサ出力を増幅するためのオペアンプ20A、20B自体を利用する。従って、この図5は、ノイズジェネレータ22と、加算回路24A、24Bが除かれている以外は、前記図1と実質的に同一である。
図6には、ディザ信号発生手段として機能するオペアンプ20(20A、20B)におけるノイズ生成の原理をイメージと共に示す。
このオペアンプ20には、入力換算ノイズに相当する仮想的なノイズ源32からノイズNiが入力されると共に、反転入力端子に接続した高抵抗R1に起因する熱雑音NR1がノイズ源34から入力されるようになっている。これらのノイズNiとNR1は、フォトダイオード18の接合容量Cjと、オペアンプ20の位相補償用コンデンサC1の比で増幅されることから、オペアンプ20の出力端子に発生するノイズをNとすると、次式
N=(Cj/C1)(Ni+NR1) …(2)
で表わすことができる。
本実施形態の場合は、第1実施形態の場合のようなノイズジェネレータ22は不要である上に、簡単な抵抗素子R1を追加するか、あるいは元々オペアンプが持っている固有のノイズ特性を積極的に利用することにより、ディザリングが可能となる。
なお、本実施形態では、上記高抵抗R1を加えなければ、オペアンプ固有の入力換算ノイズNiのみを利用することができ、このノイズNiは周波数fに反比例した1/fノイズであるが、ディザリングには十分である。又、抵抗R1から発生する熱雑音NR1を積極的に利用する場合には、この熱雑音NR1はホワイトノイズであるため、ディザリングには最適である。
図7には、本発明に係る第3実施形態の出力信号処理装置の概要を示す。
本実施形態では、エンコーダ10を構成する3つのインデックススケール16A、16B、16Cが、対応する各光検出素子18A、18B、18Cから0°、120°、240°の位相角の3相の正弦波状信号a、b、cがそれぞれ出力されるように配置されている。そして、これら3相の出力信号a、b、cに対応するオペアンプ20A、20B、20Cと、各オペアンプの出力A0、B0、C0にノイズジェネレータ22からのノイズを付加する加算回路24A、24B、24Cと、これら3相の加算信号A1、B1、C1から、例えばA1、B1の2相信号に変換する3相/2相変換回路36とを備えている。それ以外の構成は、前記第1実施形態の図1の回路と実質的に同一である。
ここに、3相/2相変換回路32について説明する。前述した如く、位置xを求めるためには、90°位相差2相正弦波より前記式(1)で求められる。これを書き直すと、次式
tanθ=(sinθ/cosθ)=(B3/A3) ・・・(1´)
但し、θ=(2π/λ)x
となる。
ところが、120°位相差3相信号A、B、C(図7のA0、B0、C0に相当)は、直接位相θあるいは位置xを求められないため、上記3相/2相変換回路36では、次式
A1=A+(1/2)(B+C)=sinθ|analog
B1=(√3/2)(B−C)=cosθ|analog ・・・(3)
により、90°位相差2相正弦波へ変換する。
図8には、3相信号(上図)と変換された2相信号(下図)との関係を示す。
式(3)は、特に図示していないが、加減算と定数の積で表わせるため、たとえばオペアンプで容易に実現できる。また、ADCを3ch用意すれば、A、B、CをAD変換した後、ディジタル演算で式(3)を実現することも可能である。
図9には、本発明に係る第4実施形態に適用されるレーザ干渉計の概要を示す。本実施形態は、前記光電式エンコーダ10の代わりに、図示するような位相差が90°の4相信号を出力するレーザー干渉計40を検出部として採用している。
このレーザー干渉計40としては、特開2000−258124号公報に開示されているものを利用できる。即ち、互いに直交する直線偏光(P,S)からなる光束が入射される方向に順に配設された4分割回折格子42、位相差水晶板44、45度方位に光学軸を有する45度方位偏光板46及び4分割受光素子(センサ)48とを備えている。上記格子板42は、入射される光束を、千鳥状位相回折格子等により4分割するもので、上記水晶板44は、光路上に位置する1つの基板に厚さが異なる4つの領域44A〜44Dが形成されているものである。又、上記受光素子48は、水晶板44の各領域44A〜44Dを透過すると共に、偏光板46を透過した光束をそれぞれ受光する4つの受光領域48A〜48Dが形成されている。
本実施形態においては、図示しない可干渉光源からのレーザー光を光学式プローブ状偏光プリズムにより2分割し、それぞれの光路を経由した光束の波面の位相を変調し、互いに直交する直線偏光(P,S)として波面を重ね合わせた後に前記光束として入射され、前記4分割回折格子42により4つの等価な光束に振幅分割される。これらの光束は、4つの段差を設けた前記水晶板44の異なる領域44A〜44Dをそれぞれ透過し、各透過光束を前記偏光板46を透過させることにより45度偏光成分を取り出し、各干渉光束を受光素子48の4つの領域48A〜48Dによりそれぞれ受光することにより、該受光素子48から位相差が0°、90°、180°、270°の4つの位相差信号が出力される。
このように受光素子48から出力される4つの位相差信号は、前記第3実施形態の場合と同様に、各信号に対応する4つのオペアンプと4つの加算回路でそれぞれ処理して、4つのディザ付加信号とした後、前記図7に示した3相/2相変換回路36に相当する4相/2相変換回路(いずれも図示は省略)に入力する。そして、入力された4相信号から互いに位相が90°異なる、例えばA1、B1の2相信号に変換(選択)した後、例えば前記図1に示した第1実施形態の場合と同様の処理を行なうことができる。
以上説明したとおり、本発明によれば、A/D変換器のbit長が小さい場合でも、サンプリングする際の量子化誤差を低減することができ、A/D変換の分解能を向上することができる。
本発明に係る一実施形態の出力信号処理装置の概要を示す回路図 本発明におけるデジタルローパスフィルタ処理の効果を示す線図 従来のA/D変換の結果をイメージで示す線図 本発明のA/D変換とフィルタ処理の結果のイメージを示す線図 本発明に係る第2実施形態の出力信号処理装置の概要を示す回路図 ディザ信号発生手段としてのオペアンプの特徴を示すイメージを含む回路図 本発明に係る第3実施形態の出力信号処理装置の概要を示す回路図 3相信号と変換後の2相信号の関係を示す線図 本発明に係る第4実施形態に適用されるレーザー干渉計の概要を示す斜視図
符号の説明
10…光電式エンコーダ
12…光源
14…メインスケール
16…インデックススケール
18…光検出素子(フォトダイオード)
20…オペアンプ(増幅回路)
22…ノイズジェネレータ
24…加算回路
26…A/D変換器
28…デジタルローパスフィルタ
30…逆正接(tan-1)演算処理部
32、34…仮想的ノイズ源
36…3相/2相変換回路

Claims (4)

  1. エンコーダから出力される2相以上の正弦波状信号を、A/D変換器に入力してデジタル信号に変換した後、演算処理を行なうエンコーダの出力信号処理装置において、
    前記A/D変換器の入力信号に付加するディザ信号を発生するディザ信号発生手段と、
    前記A/D変換器の出力信号から高周波成分を除去するデジタルローパスフィルタと、を備えたことを特徴とするエンコーダの出力信号処理装置。
  2. 前記ディザ信号発生手段が、ホワイトノイズを発生するノイズジェネレータであることを特徴とする請求項1に記載のエンコーダの出力信号処理装置。
  3. 前記ディザ信号発生手段が、前記エンコーダからの出力信号を増幅するオペアンプであり、該アンプが発生するノイズを前記ディザ信号として利用することを特徴とする請求項1に記載のエンコーダの出力信号処理装置。
  4. 前記ディザ信号発生手段が、前記エンコーダからの出力信号を増幅するオペアンプであり、該アンプに接続された抵抗から発生する熱雑音を前記ディザ信号として利用することを特徴とする請求項1に記載のエンコーダの出力信号処理装置。
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