JP2005076472A - 建設機械のエンジン負荷軽減装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】エンジンの出力軸に油圧ポンプの駆動軸を接続した建設機械に於いて、簡単且つ安価な構成で、エンジンの回転が低下したときのエンジン負荷を軽減する。
【解決手段】エンジンの出力軸に油圧ポンプの駆動軸を接続した建設機械に於いて、前記エンジン20の出力軸21と油圧ポンプ23の駆動軸24との間にクラッチ22を介装し、コントローラ50の制御によりクラッチ22を任意にオンオフできるようにする。
【選択図】図2

Description

本発明は建設機械のエンジン負荷軽減装置に関するものであり、特に、エンジンの出力軸に油圧ポンプの駆動軸を接続した建設機械のエンジン負荷軽減装置に関するものである。
従来、エンジンの出力軸に油圧ポンプの駆動軸を直結した建設機械は知られている。例えば、油圧ポンプのポートブロックやポンプハウジング本体へ切換弁を一体に取り付け、或いは、油圧ポンプとともに切換弁をエンジンのフライホイールハウジングへ一体に取り付けて、両者間を配管のない通路で連結した構成が提案されている(特許文献1参照)。
また、アクセルペダルや作業レバー等が一定時間以上操作されないときは、エンジンの回転数をアイドリング回転数若しくはアイドリング回転数以下に低下させて省エネを図る、所謂オートアイドリングを備えた建設機械が知られている(特許文献2参照)。更に、不必要なときはエンジンの回転を自動的に停止させる、所謂アイドリングストップ機能を備えたものもある。
ここで、油圧ショベル等の建設機械に使用されるディーゼルエンジンの場合は、エンジン負荷の変動によりエンジンの回転数が増減すると、燃料噴射率を精度よく制御できずに黒煙が発生する。油圧ポンプの傾転信号や吐出圧信号からポンプ負荷トルクを求め、これらを加算してエンジン負荷信号とし、このエンジン負荷信号とエンジン回転数とから燃料噴射率を決定して、プリストロークアクチュエータを制御するとともに、燃料噴射開始時期を変えないように目標噴射時期を演算してタイマーアクチュエータを制御する装置も知られている(特許文献3)。
実開平6−73379号公報。 特開2000−8923号公報。 特開平10−339189号公報。
しかし、特許文献3記載の発明は、エンジン負荷信号を演算して各アクチュエータを制御するためにエンジンコントローラが必要であり、構成が複雑になるとともにコスト高になるという不具合がある。
そこで、エンジンの出力軸に油圧ポンプの駆動軸を接続した建設機械に於いて、簡単且つ安価な構成で、エンジンの回転が低下したときのエンジン負荷を軽減するために解決すべき技術的課題が生じてくるのであり、本発明はこの課題を解決することを目的とする。
本発明は上記目的を達成するために提案されたものであり、請求項1記載の発明は、エンジンの出力軸に油圧ポンプの駆動軸を接続した建設機械に於いて、前記エンジンの出力軸と油圧ポンプの駆動軸との間にクラッチを介装したことを特徴とする建設機械のエンジン負荷軽減装置を提供する。
前記クラッチをオンすれば、エンジンの出力軸の回転が油圧ポンプの駆動軸へ伝達され、油圧ポンプが駆動される。これに対して、クラッチをオフすれば、エンジンの出力軸の回転が油圧ポンプの駆動軸へ伝達されず、エンジン負荷が低減される。
請求項2記載の発明は、上記クラッチを任意にオンオフできるように構成した建設機械のエンジン負荷軽減装置を提供する。
上記クラッチを任意にオンオフできるように構成したので、例えばエンジンの回転が低下したときに該クラッチをオフすれば、油圧ポンプの駆動が停止してエンジン負荷が減少する。
一般的には、油圧ポンプの駆動トルク分、エンジンのアイドリング回転数を高めにする必要があるが、請求項1記載の発明は、エンジンの出力軸と油圧ポンプの駆動軸との間にクラッチを介装してあり、該クラッチをオフすることにより、油圧ポンプの駆動が停止してエンジン負荷が減少するため、アイドリング回転数を低回転に抑止できる。
請求項2記載の発明は、上記クラッチを任意にオンオフできるように構成したので、例えばオートアイドリングなどで、エンジンの回転が低下したときに該クラッチをオフすれば、油圧ポンプの駆動が停止してエンジン負荷が減少する。また、例えばアイドリングストップ機能を備えた機械で頻繁にエンジン始動を行う場合に、該クラッチをオフすれば、エンジン負荷が減少するので、始動時の黒煙発生を低下させることができる。
以下、本発明の一実施の形態を図面に従って詳述する。図1は建設機械の一例として油圧ショベル10を示し、下部走行体11の上に旋回機構12を介して上部旋回体13が旋回自在に載置されている。上部旋回体13にはその前方一側部にキャブ14が設けられ、且つ、前方中央部にブーム15が俯仰可能に取り付けられている。更に、ブーム15の先端にアーム16が上下回動自在に取り付けられ、該アーム16の先端にバケット17が取り付けられている。
図2は油圧回路を示し、エンジン20の出力軸21にクラッチ22を介して油圧ポンプ23の駆動軸24が接続されている。該クラッチ22は任意にオンオフでき、例えばコントローラ50からの制御信号によりオンオフする。或いは、手動にてオンオフするように構成してもよい。
油圧ポンプ23の吐出油路25には各アクチュエータ用のコントロール弁26,27,28が設けられている。また、タンク29の手前に絞り30を設け、該絞り30の手前からネガコン油路31を分岐して前記油圧ポンプ23の傾転角レギュレータ32へ接続する。
前記アクチュエータ用のコントロール弁26,27,28の中で、旋回モータ33用のコントロール弁27について説明すれば、旋回用のリモコン弁34を操作することにより、該リモコン弁34の二次側油路35,36の何れかにパイロット圧が発生し、前記コントロール弁27のスプールが切り換わる。
前記二次側油路35,36はシャトル弁37を介して接続されており、該シャトル弁37の出口油路に圧力スイッチ38を設置する。前記リモコン弁34を左右何れかの方向へ操作した場合は、シャトル弁37にてどちらかのパイロット圧が高圧選択されて圧力スイッチ38がオンとなる。従って、制御手段であるコントローラ50は、該圧力スイッチ38のオン信号により旋回用のリモコン弁34が操作されたことを判別できる。
通常は、コントローラ50からの制御信号にて前記クラッチ22がオンとなっているので、エンジン20の出力軸21の回転が該クラッチ22を介して駆動軸24へ伝達され、油圧ポンプ23が駆動される。従って、油圧ポンプ23から吐出油路25へ吐出された圧油が各コントロール弁26,27,28へ導出される。各操作レバーが何れも操作されないときは、圧油が各コントロール弁26,27,28のセンターバイパスを通過してタンク29に戻る。
前述したように、例えば旋回用のリモコン弁34を操作すれば、該リモコン弁34の二次側油路35,36の何れかにパイロット圧が発生し、前記コントロール弁27のスプールが切り換わって、前記油圧ポンプ23から吐出された圧油が旋回モータ33に供給され、該旋回モータ33が左右何れかの方向へ回転する。
いま、例えばオートアイドリング機能が作動している場合は、コントローラ50が各リモコンバルブの操作の有無を監視し、所定時間以上リモコンバルブの操作がないときはエンジン20の回転をアイドリング回転に低下させて省エネを図る。これと同時に、該コントローラ50から前記クラッチ22へ制御信号を出力し、クラッチ22をオフにして油圧ポンプ23の駆動を停止する。従って、アイドリング時のエンジン負荷が低減されるため、従来型よりもアイドリング回転数を低回転に設定できる。
また、例えばアイドリングストップ機能を備えた機械で頻繁にエンジン始動を行う場合に、エンジン始動の際に、コントローラ50の制御信号によりクラッチ22をオフすれば、エンジン負荷が減少するので、始動時の黒煙発生を低下させることができる。
尚、本発明は、本発明の精神を逸脱しない限り種々の改変を為すことができ、そして、本発明が該改変されたものに及ぶことは当然である。
図は本発明の一実施の形態を示すものである。
油圧ショベルの側面図。 油圧回路図。
符号の説明
20 エンジン
21 出力軸
22 クラッチ
23 油圧ポンプ
24 駆動軸
50 コントローラ

Claims (2)

  1. エンジンの出力軸に油圧ポンプの駆動軸を接続した建設機械に於いて、
    前記エンジンの出力軸と油圧ポンプの駆動軸との間にクラッチを介装したことを特徴とする建設機械のエンジン負荷軽減装置。
  2. 上記クラッチを任意にオンオフできるように構成した請求項1記載の建設機械のエンジン負荷軽減装置。
JP2003304963A 2003-08-28 2003-08-28 建設機械のエンジン負荷軽減装置 Pending JP2005076472A (ja)

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