JP2005076431A - 押出し材のねじ用溝形状 - Google Patents
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Abstract
【課題】 金属押出し材等を用いてサッシ枠等を組み立てる場合、一方の材にねじをねじ込むためのねじ穴を全長にわたって設けておき、他方の材からねじ穴にねじをねじ込んで固定していた。しかも、このねじ穴は当該押出し材等の押出し方向等に沿って設けるしかなく、押出し方向等に対し垂直方向にねじ穴を設けるには後加工するしか方法がなかった。
【解決手段】 本発明は、上記課題を達成するために押出し材等となる金属を問わず押出し方向等の断面形状で略U字形状の溝を設け、該溝を利用して材を固定するときに使用するタッピンねじの呼び径寸法の65〜95%の範囲に該溝の幅寸法を形成するものである。
【選択図】 図1
【解決手段】 本発明は、上記課題を達成するために押出し材等となる金属を問わず押出し方向等の断面形状で略U字形状の溝を設け、該溝を利用して材を固定するときに使用するタッピンねじの呼び径寸法の65〜95%の範囲に該溝の幅寸法を形成するものである。
【選択図】 図1
Description
本発明は、アルミニウ厶合金等を材料とする金属材料の押出し材あるいは引き抜き材(以下、押出し材等という)に設けるねじ用の溝形状に関するものである。
従来から、アルミニウ厶合金等を材料とした押出し材等を用いて製作した材でサッシ枠等を組み立てる場合、通常ねじを使用して組み立てて固定するが、そのとき押出し材等のダイス型の構造上その押出し方向あるいは引き抜き方向(以下、押出し方向等という)の断面にねじをねじ込むためのねじ穴を設けることは知られている。
しかし、同様の材をねじで固定するために必要なねじ穴を押出し方向等に対し垂直方向に設ける必要が生じた場合、後加工するしか方法がなかった(例えば、類似する方法として特許文献1参照。)。
特開平11−107629
解決しようとする問題点は、背景技術で述べたように金属押出し材等を用いてサッシ枠等を組み立てる場合、一方の材にねじをねじ込むためのねじ穴を全長にわたって設けておき、他方の材からねじ穴にねじをねじ込んで固定していた。しかも、このねじ穴は該押出し材等の押出し方向等の押出し等断面に設けるしかなく、押出し方向等に対し垂直方向にねじ穴を設けるには後加工するしか方法がなかった。また、この後加工は、押出し材等による部品加工の手軽さを阻害していた。
本発明は、上記課題を達成するために押出し材等となる金属を問わず押出し方向等の断面形状で略U字形状の溝を設け、該溝を利用して材を固定するときに使用するタッピンねじの呼び径寸法の65〜95%の範囲に該溝の幅寸法を形成するものである。
本発明による金属押出し材等は上記の構造のとおりであるから、一方の材に設けた略U字形状の溝で形成されたねじ用溝に、他方の材から該略U字形状の溝で形成されたねじ用溝にタッピンねじをねじ込んでの固定が可能となり、後加工の必要もないのでコストの低減を計れる。また、該略U字溝に沿う方向に、即ち押出し方向等に従来から使われている形状のねじ穴を設けることにより、該略U字溝に対し別一の垂直方向に他方の材からの固定も可能となる。さらに、該略U字溝の断面方向からタッピンねじをねじ込むことも可能であり、すべて後加工を必要としない。
本発明を実施するための最良の形態を図1に基づき説明すると、例えばアルミニウム合金製の押出し材等1に略U字形状の溝3を設け、溝3の幅寸法Wを使用寸るタッピンねじの呼び径寸法の65〜95%の範囲として該押出し材等を形成する。タッピンねじは図中の矢印(⇒)の方向6からねじ込む。また、タッピンねじをねじ込む方向は押出し材等の断面方向8からも可能である。
この場合、使用するタッピンねじの呼び径を3(単位:ミリメートル)とすると該溝幅寸法は、1.95〜2.85ミリメートルにすればよい。該幅寸法の小さいときはねじ込む際により大きな力を要するので短い距離をねじ込むのに適し、該幅寸法の大きいときはねじ込む際の力は小さくてよいので長い距離をねじ込むのに適する。
さらに、図2のように従来からある形状のねじ穴4を設けることにより、本発明による略U字形状の溝の押出し方向等に沿った別一の垂直方向への固定が出来る。
また、図3のように従来からある形状のねじ穴5を、本発明による略U字形状の溝の下部に設けることにより図2と同様の効果を得ることが出来る。また、該略U字形状溝の断面方向8からタッピンねじをねじ込むことによっても同様の効果が得られる。
図1は、本発明による金属押出し材等の断面斜視図で、Wは該溝の幅寸法を示す。
図2は、本発明による金属押出し材等の一例の断面斜視図で、従来からある形状のねじ穴も設けたものである。
図3は、本発明による金属押出し材等の一例の断面斜視図で、U字形状溝の中に従来からある形状のねじ穴を設けたものである。
図4は、本発明による金属押出し材等の一例の断面斜視図で、従来からある形状のねじ穴を設けたものである。
図5は、本発明による金属押出し材等の一例の断面斜視図で、図3と同様にU字形状溝の中に従来からある形状のねじ穴を設けたものである。
本発明の押出し材等金属部材は、従来から押出し材等に使われている技術、製造方法をそのまま有効に利用出来、しかも今まで必要としていた後加工工程を省略あるいは減らすことにより製造コストの削減が計れる。
1 押出し材等
2 押出し方向等
3 略U字形状の溝
4 従来からある形状のねじ穴
5 従来からある形状のねじ穴
6 タッピンねじのねじ込み方向
7 押出し材等断面
8 別方向からのタッピンねじのねじ込み方向
2 押出し方向等
3 略U字形状の溝
4 従来からある形状のねじ穴
5 従来からある形状のねじ穴
6 タッピンねじのねじ込み方向
7 押出し材等断面
8 別方向からのタッピンねじのねじ込み方向
Claims (1)
- 金属を材料とした押出し材あるいは引き抜き材(以下、押出し材等という)において、該材を組み立てるときに使用する夕ッピンねじ用の穴を、該押出し材等の押出し断面で略U字形状の溝とし、使用するタッピンねじの呼び径寸法の65〜95%の範囲の寸法となるように該溝の幅寸法を形成することにより、後加工することなく該タッピンねじの使用を可能とした押出し材等金属部材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003346330A JP2005076431A (ja) | 2003-08-28 | 2003-08-28 | 押出し材のねじ用溝形状 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2003346330A JP2005076431A (ja) | 2003-08-28 | 2003-08-28 | 押出し材のねじ用溝形状 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2005076431A true JP2005076431A (ja) | 2005-03-24 |
Family
ID=34419526
Family Applications (1)
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JP2003346330A Pending JP2005076431A (ja) | 2003-08-28 | 2003-08-28 | 押出し材のねじ用溝形状 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005076431A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN1298451C (zh) * | 2005-06-16 | 2007-02-07 | 上海交通大学 | 螺旋式挤压成型加工装置 |
CN1298448C (zh) * | 2005-06-16 | 2007-02-07 | 上海交通大学 | 折线式挤压成型方法 |
CN1298449C (zh) * | 2005-06-16 | 2007-02-07 | 上海交通大学 | 螺旋式挤压成型方法 |
CN1298450C (zh) * | 2005-06-16 | 2007-02-07 | 上海交通大学 | 折线式挤压成型装置 |
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2003
- 2003-08-28 JP JP2003346330A patent/JP2005076431A/ja active Pending
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