JP2005076028A - 石炭の粉塵を抑制する方法および組成物 - Google Patents

石炭の粉塵を抑制する方法および組成物 Download PDF

Info

Publication number
JP2005076028A
JP2005076028A JP2004227064A JP2004227064A JP2005076028A JP 2005076028 A JP2005076028 A JP 2005076028A JP 2004227064 A JP2004227064 A JP 2004227064A JP 2004227064 A JP2004227064 A JP 2004227064A JP 2005076028 A JP2005076028 A JP 2005076028A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
manganese
coal
dust
liquid
containing compound
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2004227064A
Other languages
English (en)
Inventor
William J Colucci
ウイリアム・ジエイ・コルチ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Afton Chemical Corp
Original Assignee
Afton Chemical Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Afton Chemical Corp filed Critical Afton Chemical Corp
Publication of JP2005076028A publication Critical patent/JP2005076028A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C10PETROLEUM, GAS OR COKE INDUSTRIES; TECHNICAL GASES CONTAINING CARBON MONOXIDE; FUELS; LUBRICANTS; PEAT
    • C10LFUELS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; NATURAL GAS; SYNTHETIC NATURAL GAS OBTAINED BY PROCESSES NOT COVERED BY SUBCLASSES C10G, C10K; LIQUEFIED PETROLEUM GAS; ADDING MATERIALS TO FUELS OR FIRES TO REDUCE SMOKE OR UNDESIRABLE DEPOSITS OR TO FACILITATE SOOT REMOVAL; FIRELIGHTERS
    • C10L9/00Treating solid fuels to improve their combustion
    • C10L9/10Treating solid fuels to improve their combustion by using additives
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C10PETROLEUM, GAS OR COKE INDUSTRIES; TECHNICAL GASES CONTAINING CARBON MONOXIDE; FUELS; LUBRICANTS; PEAT
    • C10LFUELS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; NATURAL GAS; SYNTHETIC NATURAL GAS OBTAINED BY PROCESSES NOT COVERED BY SUBCLASSES C10G, C10K; LIQUEFIED PETROLEUM GAS; ADDING MATERIALS TO FUELS OR FIRES TO REDUCE SMOKE OR UNDESIRABLE DEPOSITS OR TO FACILITATE SOOT REMOVAL; FIRELIGHTERS
    • C10L5/00Solid fuels
    • C10L5/02Solid fuels such as briquettes consisting mainly of carbonaceous materials of mineral or non-mineral origin
    • C10L5/24Combating dust during shaping or briquetting; Safety devices against explosion

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Oil, Petroleum & Natural Gas (AREA)
  • Geochemistry & Mineralogy (AREA)
  • Geology (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • General Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Environmental & Geological Engineering (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Liquid Carbonaceous Fuels (AREA)
  • Solid Fuels And Fuel-Associated Substances (AREA)
  • Emulsifying, Dispersing, Foam-Producing Or Wetting Agents (AREA)

Abstract

【課題】 石炭の粉塵を抑制する方法及び組成物の提供。
【解決手段】 石炭の粉塵を抑制する本発明の方法および組成物は、燃焼改善剤でもあるという付加的な利点を与える例えば有機マンガン化合物のような金属含有化合物を含んでいる。該有機金属化合物を適切な粉塵抑制用の液体と混合する。該有機金属化合物はメチルシクロペンタジエニルマンガントリカルボニルを含んでいることができる。
【選択図】 なし

Description

本発明は石炭の粉塵を抑制する方法および組成物に関する。本発明の方法および組成物はまた同時に石炭の燃焼を改善する添加物を含んでいる。特定的に述べれば、本発明の方法および組成物は,石炭の取扱中および石炭を燃焼させる前において,粉塵抑制剤を用いマンガン含有化合物を石炭に対して塗布する方法および組成物に関する。
石炭の粉塵の問題はよく知られているとおりである。この問題は石炭を取り扱う産業全体を通じて、即ち鉱山、輸送地点、および利用設備または他の利用地点において生じる。この問題は、輸送地点および利用設備が人口密集地域または環境的に敏感な地域にきわめて接近していると一層増大する結果を招く。
従来の粉塵抑制システムは機械的方法および化学的な方法の両方を含んでいる。例えば粉塵捕集装置は、浮遊して同伴した粉塵を捕捉するか、粉塵の沈降を誘起するか、或いは粉塵を封じ込める装置を含んでいる。しかし、最も普通の粉塵抑制法は石炭を水で湿らせる方法である。水は廉価であり、粉塵を除去するために大量に加えることができる。しかし水を加えると石炭に特有の発熱量が減少する。
単独で用いられる水に加えて、他の水性添加物も知られており使用されている。これらの中には表面活性剤を含む溶液が含まれる。水性の発泡体も知られている。さらにまた、アスファルトの乳化物または他の有機性の塗布材料を含んで成る水性組成物を使用することもできる。
粉塵を減少させまたは除去するために油および樹脂を塗布することも知られている。油の噴霧には原油、残油、廃油または燃料油を使用する方法が含まれる。
粉塵を減少させるために石炭に塗布することができる他の液体には、合成および天然の両方の重合体が含まれる。例えば蔗糖および蔗糖関連生成物を含む植物性材料を含有する液体が知られている。粉塵の粒子を捕集するかこれを粘着させる他の重合体も使用されてきた。
粉塵を減少させる問題とは関係なく、石炭の完全燃焼を改良することが望ましい。フライアッシュ中の炭素は石炭の不完全燃焼から生じる。従って、石炭の燃焼室からのフライアッシュの全発生量を減少させるためには、フライアッシュ中の炭素を減少させることが望ましい。また、炭素含量が低いフライアッシュは廃棄が容易であり、また高炭素含量のフライアッシュに比べ、粒子状物質の発生を抑制するのにしばしば使用される静電集塵器によって一層容易に捕捉される。
本発明は石炭の粉塵抑制用の液体に金属含有化合物を添加することにより該粉塵抑制用の液体を強化する方法に関する。この金属含有添加剤は燃焼改善剤である。粉塵抑制剤と同時に燃焼改善剤を添加すると、石炭の取り扱い業者は、一つの混合物を加えこれを石炭に対して1回塗布するという単一の工程段階で、粉塵を抑制し燃焼を改善する問題を解決することができる。
文献には、石炭からの粉塵を抑制するために石炭に加えることができる広範囲な種類の液体が詳細に記載されている。これらの液体には水、油、表面活性剤、重合体分散物、重合体溶液、凝集剤、および樹脂、並びにこれらの1種またはそれ以上の混合物が含まれる。特に、Membry,W.B.著、「Fundamentals of Dust Suppression During Coal Handling」、Australian Coal Industry Research Laboratories Limited(1981年発行)、P.R.82−2,ISBN 0 86772 072 7参照のこと。上記のこれらの従来法の液体を含む任意の粉塵抑制用の液体にマンガンを含む化合物を加えることができる。その結果溶液、乳化液、混合物、またはこれらの任意の他の組み合わせが得られる。
以前に指摘されたように、粉塵抑制剤は石炭の取り扱い工程の種々の段階で塗布することができる。この工程の間粉塵抑制剤を多数回塗布することができる。金属(マンガンを含むがそれに限定されるものではない)を含む化合物と液体の粉塵抑制剤との組み合わせから得られる混合物は、石炭の取り扱いにおける任意の段階で塗布することができる。金属含有化合物を含む混合物は、石炭の取り扱いにおける最終使用者の段階、即ち施設の燃焼工場または他の炉の場所で加えることができる。別法として、販売用に石炭の性質を改善するために、採鉱操作の中で金属含有化合物を液体の粉塵抑制剤と組み合わせることができる。この金属には、マンガン、鉄、セリウム、銅、モリブデン、白金族金属、アルカリおよびアルカリ土類金属、および燃焼システムで炭素を酸化する触媒として知られている他の金属が含まれる。
燃焼反応に対する触媒としてのマンガンの効果を増強するためには、石炭と混合するマンガン化合物ではマンガンを単核または小さいクラスターの形で利用しなければならない。このようにすれば燃焼の際に多くの量のマンガンが石炭(炭素)粒子の上に分散する。
石炭の中に自然に存在する大部分の量のマンガンは、燃焼を改善しフライアッシュ中の炭素の量を低減させる上で顕著な効果はないと考えられている。何故ならば、マンガンは結晶の形で硫黄または燐のような元素と結合しているからである。従って、石炭(炭素)の粒子を取り囲んでその燃焼を助ける触媒として働くのに利用できる単核の或いは小さいクラスター状のマンガン原子はあまり多くの量では存在しない。従って天然に得られるマンガンが燃焼に及ぼす効果は無視できると思われる。
原子3〜50個およびそれ以上の大きさのクラスターは、1〜3個の金属原子を含む大きさの化合物として金属添加剤を含む燃料により供給される焔の中で動的に形成される。これらのクラスターは一般に反応性が大きすぎるので、通常の周囲条件において分離することはできない。
金属の触媒作用を目的とした焔の中における金属クラスターの大きさの分布の測定は、Linteris,G.,Rumminger,M.,Babushok,V.,Chelliah,H.,Lazzarini,T.,および Wanigarathne,P.等によって行なわれている。Final Report:Non−Toxic Metallic Fire Suppressants.National Institute of Standards and Technology(NIST),Technology Administration,U.S. Department of Commerce, May 2002.http://fire.nist.gov/bfrlpubs/fire02 PDF/f02011.pdf..section 3.5,該レポートの53頁から始まる表題「Laser Scattering Experiments of Particles in Fe(CO)−Inhibited Flames」の項参照のこと。
「単核(mononuclear)」化合物と言う言葉は、一つの化合物の中で1個のマンガン原子が結合している実質的に可溶性の化合物を含むものとする。その一例としては種々の有機溶媒に可溶な有機金属マンガン化合物がある。金属原子の「小さいクラスター」をもつ化合物は、2〜約50個のマンガン原子を有するものを含んでいる。この別の態様においては、金属原子は依然として燃焼反応に対する効果的な触媒となり得るのに十分なほど分散しているか或いは分散することができる。単核の原子および小さいクラスターになった原子について溶解度を議論する場合、溶解度と言う言葉は伝統的な意味において液体媒質の中に完全に溶解する場合と、部分的に溶解するかまたは懸濁する場合の両方を意味している。マンガン原子が単一の原子としてまたは最高50個までの原子のクラスターとして適切に分散している限り、マンガン原子は燃焼反応に対して積極的な触媒効果を与えるのに十分である。
2〜50個の原子の金属化合物クラスターの例は通常の周囲条件においては希であるが、単一原子ないし3個までの金属原子のクラスターの形で金属原子を含む燃料を供給された焔の中では極めて一般的である。マンガンの場合には、メチルシクロペンタジエニルマンガントリカルボニル(MMT)、マンガノセン、および文献に記載されている多くの他のモノマンガン有機金属化合物を含む多数の単原子化合物が存在する。また、七酸化マンガン(Mn)、マンガンデカカルボニル[Mn(CO)10]等のような二核金属化合物も存在する。三核マンガンクラスターの一例はクエン酸マンガン(II)[Mn(C]である。2〜50個およびそれ以上の原子のクラスターは燃焼過程の関数として火炎面の中で動的につくられる。これらは不安定な反応種であり、そのクラスターの大きさの分布はそれらが関与する燃焼過程によって速度論的および熱力学的に平衡が保たれている。
MMTのような単原子のマンガン化合物から出発すると、3個の金属原子から500個以上の金属原子までのさまざまな大きさのクラスターをその場でつくることができる。これは、金属原子から有機配位子を抜き取る任意の機構によって促進される熱力学的に有利な過程である。これらの配位子は原子状態において金属を安定化し、それを引き抜くと金属原子は互いに引き付け合い、安定性を得るために結合して絶えず成長する大きさをもつクラスターになる。このようにして一緒になった原子が多いほど、クラスターは安定になる。クラスターが大きいほど、金属の燃焼触媒としての効果は小さくなる。燃焼には、例えば温度、酸素、および金属原子から反応により配位子を取り去る燃料に関連したフリーラジカルのような金属のクラスターの生成を促進する幾つかの機構が組み合わされている。
温度の上昇は、一方では、安定化を行なっている配位子を引き抜くことによりクラスターの生成を促進する。しかし、温度が火炎面で測定されるような高い温度、即ち2500℃以上に保持されていると、原子はこの区域において動的に隔離した状態に保たれる。
火炎面のいずれの側(燃料を取り込む側および放出する側)においても、火炎面から外側へと減少する温度勾配がつくられる。火炎面の中でつくられた裸の金属原子は、熱力学的に(熱力学的な要求)火炎面から遠ざかりこれらの温度勾配を低い方へと流れて行く。温度が低下するにつれ、原子を隔離した状態に保っていた動的な力は減少し、原子は絶えず成長する大きさのクラスターの中で凝集し、熱力学的な安定性が達成される。燃焼触媒としての金属の最も効果的な形は、気相反応(燃焼)に対し最大の表面積を与える単原子の形である。温度および酸素が複雑に組み合わされた燃焼の要素であることは当然な事実であるから、クラスターの生成速度をこれらの二つのパラメータによって変更することはできない。従って触媒活性を保持または増加させるために変更すべき因子としては、原料有機金属化合物の熱および空気に対する安定性、燃焼している燃料の希釈、即ち空気の装入量、および燃焼火炎面の中への装荷燃料の圧力が残る。
単核化合物の例には、1個の有機基と少なくとも1個の金属イオンまたは金属原子を有する有機金属化合物が含まれる。本発明の具体化例における有機金属化合物の好適な有機基には、アルコール、アルデヒド、ケトン、エステル、無水物、スルフォネート、フォスフォネート、キレート、フェネート、クラウンエーテル、ナフテネート、カルボン酸、アミド、アセチルアセトネート、およびこれらの混合物が含まれる。マンガンを含む有機金属化合物は例えばマンガントリカルボニル化合物を含んでいることができる。このような化合物は例えば米国特許第4,568,357号明細書;同第4,674,447号明細書;同第5,113,803号明細書面;同第5,599,357号明細書;同第5,944,858号明細書、および欧州特許第466 512 Bl号明細書に記載されている。
使用できる適当なマンガントリカルボニル化合物には、シクロペンタジエニルマンガントリカルボニル、メチルシクロペンタジエニルマンガントリカルボニル、ジメチルシクロペンタジエニルマンガントリカルボニル、トリメチルシクロペンタジエニルマンガントリカルボニル、テトラメチルシクロペンタジエニルマンガントリカルボニル、ペンタメチルシクロペンタジエニルマンガントリカルボニル、エチルシクロペンタジエニルマンガントリカルボニル、ジエチルシクロペンタジエニルマンガントリカルボニル、プロピルシクロペンタジエニルマンガントリカルボニル、イソプロピルシクロペンタジエニルマンガントリカルボニル、t−ブチルシクロペンタジエニルマンガントリカルボニル、オクチルシクロペンタジエニルマンガントリカルボニル、ドデシルシクロペンタジエニルマンガントリカルボニル、エチルメチルシクロペンタジエニルマンガントリカルボニル、インデニルマンガントリカルボニル等、およびこれらの化合物の2種またはそれ以上の混合物が含まれる。一例は室温で液体のシクロペンタジエニルマンガントリカルボニル、例えばメチルシクロペンタジエニルマンガントリカルボニル、エチルシクロペンタジエニルマンガントリカルボニル、シクロペンタジエニルマンガントリカルボニルとメチルシクロペンタジエニルマンガントリカルボニルとの液体混合物、メチルシクロペンタジエニルマンガントリカルボニルとエチルシクロペンタジエニルマンガントリカルボニルとの混合物等である。
このような化合物の製造法は文献、例えば米国特許第2,818,417号明細書に記載されている。この特許の全文は引用により本明細書に包含される。
2〜約50個の原子から成る小さいクラスターを有するマンガン化合物の例には、上記に挙げたものが含まれる。他の例には、非揮発性の低クラスター・サイズ(小さい大きさのクラスター)(1〜3個の金属原子)のマンガン化合物、例えばビス−シクロペンタジエニルマンガン、ビス−メチルシクロペンタジエニルマンガン、マンガンナフテネート、クエン酸マンガンII等が含まれ、これらは水溶性であるか有機溶媒に可溶である。他の例には粗製MMTの蒸溜重質残渣に見出だされるような、重合体および/またはオリゴマーの有機マトリックスの中に埋め込まれた非揮発性の低クラスター・マンガン化合物が含まれる。この他の、マンガンを含まない例には、鉄、セリウム、銅、モリブデン、白金族金属、アルカリおよびアルカリ土類金属、および燃焼系において炭素の酸化の触媒になることが知られている他の金属から成る群から選ばれる非揮発性の、金属の低クラスター・サイズの化合物が含まれる。
石炭に対するマンガン化合物の処理割合は重量で1〜約500ppmの範囲である。別法においてはこの処理割合はマンガンの重量で約5〜100ppmである。さらに他の具体化例において処理割合は、石炭に対してマンガンの重量で20ppmである。
本明細書および特許請求の範囲の任意の場所において化学名で引用された反応原料および成分は、それが単数または複数のいずれにしても、それらが化学名または化学的なタイプ(例えば基質燃料、溶媒等)によって引用された他の物質と接触する前に存在したものとして同定されると理解されたい。得られる混合物または溶液或いは反応媒質の中でどのような化学変化、変換および/または反応が起こるかは問題でない。何故ならば、このような変化、変換および/または反応は、特定の反応原料および/または成分を本明細書に従って必要とされる条件下において一緒にした場合に当然起こる結果だからである。従ってこれらの反応原料および成分は所望の化学反応の遂行(例えば有機金属化合物の生成)または所望の組成物(例えば添加濃縮物または添加する燃料配合物)の生成において一緒にされるべき成分として同定される。また、添加物の成分は、それ自身独立におよび/または予めつくった添加物の組み合わせおよび/または部分的な組み合わせをつくるのに使用される成分として基質燃料の中にまたはそれと一緒に添加または配合することができるものと認識されたい。従って、特許請求の範囲および以下に記述する本発明の態様において、物質、成分および/または構成要素は現在形(含んで成る、ある、等)で引用されてはいるが、これらの物質、成分または構成要素に対する引用は、本明細書の記述に従って1種またはそれ以上の他の物質、成分および/または構成要素と最初に配合または混合する直前に存在した状態に基づくものである。これらの物質、成分または構成要素がこのような配合または混合操作の過程またはその直後において化学的な反応または変換により元の同一性を失ない得るという事実は、本明細書および特許請求の範囲を正確に理解し評価する上において全く些細な問題である。
本明細書の多くの場所において多数の米国特許、刊行された外国特許出願および刊行された技術論文が参照されている。このように引用されたすべての文献は明らかに完全に記載されたものとして本明細書に包含されるものとする。
本発明は実施する場合多くの変形を行なうことができる。従って上記の説明は本明細書に記載された特定の例に限定するものではなく、またそれが本発明を限定すると考えるべきではない。そうではなく本発明に包含される範囲は添付特許請求の範囲および法律によって許容されるその均等物として記載されている。
本発明の出願人は本明細書に記載された任意の具体化例を公共の目的に資する考えはなく、また上記に記載された変形または代替物が文字通りの厳密な意味で特許請求の範囲に入らないとしても、これらの変形または代替物は均等の原則の下に本発明の一部を構成するものと考えられたい。
本発明の主な特徴および態様は次の通りである。
1.石炭からの粉塵を抑制する方法において、該方法は
マンガンを含む化合物を提供し;
粉塵抑制用の液体を提供し;
該マンガン含有化合物を該粉塵抑制用の液体と組み合わせて混合物をつくり;
マンガン含有化合物と粉塵抑制用の液体との該混合物を石炭と接触させる工程を含んで成り、
この際石炭からの粉塵の生成を抑制するのに効果的な量で該混合物を石炭と接触させる方法。
2.該マンガン含有化合物は1個の有機基と少なくとも1種の金属のイオンまたは原子を含む有機金属化合物である上記第1項記載の方法。
3.該有機金属化合物の有機基はアルコール、アルデヒド、ケトン、エステル、無水物、スルフォネート、フォスフォネート、キレート、フェネート、クラウンエーテル、ナフテネート、カルボン酸、アミド、アセチルアセトネート、およびこれらの混合物から成る群から選ばれる上記第2項記載の方法。
4.該有機金属化合物はメチルシクロペンタジエニルマンガントリカルボニルを含んで成る上記第2項記載の方法。
5.該マンガン含有化合物はシクロペンタジエニルマンガントリカルボニル、メチルシクロペンタジエニルマンガントリカルボニル、ジメチルシクロペンタジエニルマンガントリカルボニル、トリメチルシクロペンタジエニルマンガントリカルボニル、テトラメチルシクロペンタジエニルマンガントリカルボニル、ペンタメチルシクロペンタジエニルマンガントリカルボニル、エチルシクロペンタジエニルマンガントリカルボニル、ジエチルシクロペンタジエニルマンガントリカルボニル、プロピルシクロペンタジエニルマンガントリカルボニル、イソプロピルシクロペンタジエニルマンガントリカルボニル、t−ブチルシクロペンタジエニルマンガントリカルボニル、オクチルシクロペンタジエニルマンガントリカルボニル、ドデシルシクロペンタジエニルマンガントリカルボニル、エチルメチルシクロペンタジエニルマンガントリカルボニル、インデニルマンガントリカルボニル等、およびこれらの化合物の2種またはそれ以上の混合物から成る群から選ばれる上記第2項記載の方法。
6.該マンガン含有化合物は石炭の重量の約20ppmの量で含まれている上記第1項記載の方法。
7.該マンガン含有化合物は石炭の重量の約5〜100ppmの量で含まれている上記第1項記載の方法。
8.該マンガン含有化合物は重量で石炭に関し約1〜500ppmの量で含まれている上記第1項記載の方法。
9.該マンガン含有化合物は単核金属化合物である上記第1項記載の方法。
10.該マンガン含有化合物は約2個ないし約50個以下の金属原子から成るクラスターを含んで成る上記第1項記載の方法。
11.粉塵抑制用の液体は水、油、表面活性剤、重合体分散物、重合体溶液、凝集剤および樹脂、および1種またはそれ以上の上記材料の混合物から成る群から選ばれる上記第1項記載の方法。
12.更に該混合物を石炭の燃焼を改善するのに有効な量で石炭と接触させる上記第1項記載の方法。
13.更に該マンガン含有化合物はビス−シクロペンタジエニルマンガン、ビス−メチルシクロペンタジエニルマンガン、マンガンナフテネート、およびクエン酸マンガンIIから成る群から選ばれる少なくとも1種の非揮発性の低クラスター・サイズ(1〜3個の金属原子)のマンガン化合物を含んで成る上記第1項記載の方法。
14.更に該マンガン含有化合物は重合体および/またはオリゴマーの有機マトリックスの中に埋め込まれた非揮発性の低クラスター・マンガン化合物を含んで成る上記第1項記載の方法。
15.石炭からの粉塵を抑制する方法において、該方法は
マンガンを含む化合物と粉塵抑制用の液体との混合物を提供し;
該マンガンを含む化合物と粉塵抑制用の液体との混合物を石炭と接触させる工程を含んで成り、
この際石炭からの粉塵の生成を抑制するのに効果的な量で該混合物を石炭と接触させる方法。
16.石炭により発生する粉塵を抑制するための液体において、該液体はマンガン含有化合物を含んで成り、ここで該マンガン含有化合物は石炭の重量の約1〜500ppmの処理割合で加えられる液体。
17.該マンガン含有化合物は石炭の重量の約5〜100ppmの処理割合で加えられる上記第16項記載の石炭により発生する粉塵を抑制するための液体。
18.該マンガン含有化合物は石炭の重量に関し約20ppmの処理割合で加えられる上記第16項記載の石炭により発生する粉塵を抑制するための液体。
19.該マンガン含有化合物は1個の有機基と少なくとも1種の金属のイオンまたは原子を含む有機金属化合物である上記第16項記載の石炭により発生する粉塵を抑制するための液体。
20.該有機金属化合物の有機基はアルコール、アルデヒド、ケトン、エステル、無水物、スルフォネート、フォスフォネート、キレート、フェネート、クラウンエーテル、ナフテネート、カルボン酸、アミド、アセチルアセトネート、およびこれらの混合物から成る群から選ばれる上記第19項記載の石炭により発生する粉塵を抑制するための液体。
21.該マンガン含有化合物はメチルシクロペンタジエニルマンガントリカルボニルを含んでいる上記第16項記載の石炭により発生する粉塵を抑制するための液体。
22.該マンガン含有化合物はシクロペンタジエニルマンガントリカルボニル、メチルシクロペンタジエニルマンガントリカルボニル、ジメチルシクロペンタジエニルマンガントリカルボニル、トリメチルシクロペンタジエニルマンガントリカルボニル、テトラメチルシクロペンタジエニルマンガントリカルボニル、ペンタメチルシクロペンタジエニルマンガントリカルボニル、エチルシクロペンタジエニルマンガントリカルボニル、ジエチルシクロペンタジエニルマンガントリカルボニル、プロピルシクロペンタジエニルマンガントリカルボニル、イソプロピルシクロペンタジエニルマンガントリカルボニル、t−ブチルシクロペンタジエニルマンガントリカルボニル、オクチルシクロペンタジエニルマンガントリカルボニル、ドデシルシクロペンタジエニルマンガントリカルボニル、エチルメチルシクロペンタジエニルマンガントリカルボニル、インデニルマンガントリカルボニル等、およびこれらの化合物の2種またはそれ以上の混合物から成る群から選ばれる上記第16項記載の石炭により発生する粉塵を抑制するための液体。
23.該マンガン含有化合物は単核金属化合物である上記第16項記載の石炭により発生する粉塵を抑制するための液体。
24.該マンガン含有化合物は約2個ないし約50個以下の金属原子から成るクラスターを含んで成る上記第16項記載の石炭により発生する粉塵を抑制するための液体。
25.石炭からの粉塵を抑制する方法において、該方法は
金属を含む化合物を提供し;
粉塵抑制用の液体を提供し;
該金属含有化合物を該粉塵抑制用の液体と組み合わせて混合物をつくり;
金属含有化合物と粉塵抑制用の液体との該混合物を石炭と接触させる工程を含んで成り、
この際石炭からの粉塵の生成を抑制するのに効果的な量で該混合物を石炭と接触させ、またここで該金属含有化合物は鉄、セリウム、銅、モリブデン、白金族金属、アルカリおよびアルカリ土類金属、および燃焼系において炭素の酸化の触媒になることが知られている他の金属から成る群から選ばれる少なくとも1種の非揮発性の低クラスター・サイズの金属を含んで成る方法。

Claims (3)

  1. 石炭からの粉塵を抑制する方法において、該方法は
    マンガンを含む化合物を提供し;
    粉塵抑制用の液体を提供し;
    該マンガン含有化合物を該粉塵抑制用の液体と組み合わせて混合物をつくり;
    マンガン含有化合物と粉塵抑制用の液体との該混合物を石炭と接触させる工程を含んで成り、
    この際石炭からの粉塵の生成を抑制するのに効果的な量で該混合物を石炭と接触させることを特徴とする方法。
  2. 石炭からの粉塵を抑制する方法において、該方法は
    マンガンを含む化合物と粉塵抑制用の液体との混合物を提供し;
    該マンガンを含む化合物と粉塵抑制用の液体との混合物を石炭と接触させる工程を含んで成り、
    この際石炭からの粉塵の生成を抑制するのに効果的な量で該混合物を石炭と接触させることを特徴とする方法。
  3. 石炭により発生する粉塵を抑制するための液体において、該液体はマンガン含有化合物を含んで成り、ここで該マンガン含有化合物は石炭の重量の約1〜500ppmの処理割合で加えられることを特徴とする液体。
JP2004227064A 2003-08-28 2004-08-03 石炭の粉塵を抑制する方法および組成物 Pending JP2005076028A (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US10/651,140 US7101493B2 (en) 2003-08-28 2003-08-28 Method and composition for suppressing coal dust

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005076028A true JP2005076028A (ja) 2005-03-24

Family

ID=34104726

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004227064A Pending JP2005076028A (ja) 2003-08-28 2004-08-03 石炭の粉塵を抑制する方法および組成物

Country Status (10)

Country Link
US (2) US7101493B2 (ja)
EP (1) EP1510568A1 (ja)
JP (1) JP2005076028A (ja)
CN (1) CN1597832A (ja)
AU (1) AU2004205078B2 (ja)
BR (1) BRPI0403558A (ja)
CA (1) CA2475876A1 (ja)
MX (1) MXPA04007804A (ja)
RU (1) RU2004126257A (ja)
SG (1) SG109573A1 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014105277A (ja) * 2012-11-27 2014-06-09 Kobe Steel Ltd 石炭の発塵抑制方法
CN106178803A (zh) * 2016-07-29 2016-12-07 国电新能源技术研究院 一种去除气相混合物中细颗粒物的方法
CN106178804A (zh) * 2016-07-29 2016-12-07 国电新能源技术研究院 一种去除气相混合物中细颗粒物的系统

Families Citing this family (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6863825B2 (en) 2003-01-29 2005-03-08 Union Oil Company Of California Process for removing arsenic from aqueous streams
BRPI0602881A (pt) * 2006-07-21 2008-03-11 3M Innovative Properties Co composição supressora de poeira
US8066874B2 (en) 2006-12-28 2011-11-29 Molycorp Minerals, Llc Apparatus for treating a flow of an aqueous solution containing arsenic
BRPI0700507B1 (pt) * 2007-02-12 2016-01-05 Coque Do Sul Do Brasil Ltda pó de carvão aditivado com hidratos de carbono solúveis em água de uso na composição de areia a verde para moldagem de peças fundidas
US8349764B2 (en) 2007-10-31 2013-01-08 Molycorp Minerals, Llc Composition for treating a fluid
US8252087B2 (en) 2007-10-31 2012-08-28 Molycorp Minerals, Llc Process and apparatus for treating a gas containing a contaminant
WO2012099623A1 (en) * 2011-01-18 2012-07-26 Dsi Underground Systems, Inc. Rock dusting compositions and methods of use thereof
US9233863B2 (en) 2011-04-13 2016-01-12 Molycorp Minerals, Llc Rare earth removal of hydrated and hydroxyl species
CN102585965B (zh) * 2012-02-27 2013-07-24 宜兴市创新精细化工有限公司 能同时提高煤炭燃烧效率及降低NOx排放量的添加剂
US9464253B2 (en) 2012-03-27 2016-10-11 The Lubrizol Corporation Coal additive for improved furnace operation
US20150115197A1 (en) * 2013-10-28 2015-04-30 Natural Alternatives, Llc Dust suppression composition and method
AU2015226889B2 (en) 2014-03-07 2019-09-19 Secure Natural Resources Llc Cerium (IV) oxide with exceptional arsenic removal properties
CN104028306B (zh) * 2014-06-09 2016-06-29 中国海洋石油总公司 一种煤炭燃烧复合催化剂
WO2017200988A1 (en) 2016-05-20 2017-11-23 3M Innovative Properties Company Dust suppression compositions and methods
CN106701022A (zh) * 2016-11-15 2017-05-24 中海油天津化工研究设计院有限公司 一种具有催化煤炭燃烧作用的扬尘抑制剂及其制备方法
CN109735359A (zh) * 2019-01-24 2019-05-10 太原理工大学 抑制民用焦炭燃烧烟尘逸散的钾基复合助剂制备及应用

Family Cites Families (65)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2086775A (en) * 1936-07-13 1937-07-13 Leo Corp Method of operating an internal combustion engine
US2151432A (en) * 1937-07-03 1939-03-21 Leo Corp Method of operating internal combustion engines
US2818417A (en) * 1955-07-11 1957-12-31 Ethyl Corp Cyclomatic compounds
US3927992A (en) 1969-11-19 1975-12-23 Ethyl Corp Coal combustion process and composition
US4036605A (en) * 1971-09-01 1977-07-19 Gulf Research & Development Company Chelates of cerium (IV), their preparation and gasoline containing said chelates
US4104036A (en) * 1976-03-08 1978-08-01 Atlantic Richfield Company Iron-containing motor fuel compositions and method for using same
US4139349A (en) * 1977-09-21 1979-02-13 E. I. Du Pont De Nemours & Co. Fuel compositions containing synergistic mixtures of iron and manganese antiknock compounds
US4317657A (en) * 1978-03-27 1982-03-02 Ethyl Corporation Gasoline additive fluids to reduce hydrocarbon emissions
US4175927A (en) * 1978-03-27 1979-11-27 Ethyl Corporation Fuel compositions for reducing hydrocarbon emissions
US4266946A (en) * 1980-04-28 1981-05-12 Ethyl Corporation Gasoline containing exhaust emission reducing additives
US4674447A (en) * 1980-05-27 1987-06-23 Davis Robert E Prevention of fouling in internal combustion engines and their exhaust systems and improved gasoline compositions
US4390345A (en) * 1980-11-17 1983-06-28 Somorjai Gabor A Fuel compositions and additive mixtures for reducing hydrocarbon emissions
US4425252A (en) * 1981-11-19 1984-01-10 Exxon Research & Engineering Co. Method for respiratory coal dust abatement
US4474580A (en) * 1982-03-16 1984-10-02 Mackenzie Chemical Works, Inc. Combustion fuel additives comprising metal enolates
AU3432684A (en) * 1983-10-05 1985-04-23 Lubrizol Corporation, The Manganese and copper containing compositions
US4891050A (en) * 1985-11-08 1990-01-02 Fuel Tech, Inc. Gasoline additives and gasoline containing soluble platinum group metal compounds and use in internal combustion engines
US4568357A (en) * 1984-12-24 1986-02-04 General Motors Corporation Diesel fuel comprising cerium and manganese additives for improved trap regenerability
US4670020A (en) * 1984-12-24 1987-06-02 Ford Motor Company Carbon ignition temperature depressing agent and method of regenerating an automotive particulate trap utilizing said agent
US4588416A (en) * 1985-09-20 1986-05-13 Ethyl Corporation Fuel compositions
CN1004137B (zh) * 1985-10-15 1989-05-10 凯姆克里特国际公司 高强度改性铺路沥青组合物的制备方法
US4804388A (en) * 1987-10-02 1989-02-14 Ira Kukin Combustion control by addition of manganese and magnesium in specific amounts
DE3801947A1 (de) * 1988-01-23 1989-08-03 Veba Oel Ag Verfahren zum betreiben eines otto-motors
DE3809307A1 (de) * 1988-03-19 1989-09-28 Veba Oel Ag Motorschmieroel fuer dieselmotoren und verfahren zum betreiben eines dieselmotors
US4908045A (en) * 1988-12-23 1990-03-13 Velino Ventures, Inc. Engine cleaning additives for diesel fuel
US6051040A (en) * 1988-12-28 2000-04-18 Clean Diesel Technologies, Inc. Method for reducing emissions of NOx and particulates from a diesel engine
US5034020A (en) * 1988-12-28 1991-07-23 Platinum Plus, Inc. Method for catalyzing fuel for powering internal combustion engines
US5501714A (en) * 1988-12-28 1996-03-26 Platinum Plus, Inc. Operation of diesel engines with reduced particulate emission by utilization of platinum group metal fuel additive and pass-through catalytic oxidizer
US5584894A (en) * 1992-07-22 1996-12-17 Platinum Plus, Inc. Reduction of nitrogen oxides emissions from vehicular diesel engines
CA2045706C (en) 1990-07-13 2002-09-17 Thomas Albert Leeper Gasoline engine fuels of enhanced properties
US5599357A (en) * 1990-07-13 1997-02-04 Ehtyl Corporation Method of operating a refinery to reduce atmospheric pollution
US5944858A (en) * 1990-09-20 1999-08-31 Ethyl Petroleum Additives, Ltd. Hydrocarbonaceous fuel compositions and additives therefor
US5113803A (en) * 1991-04-01 1992-05-19 Ethyl Petroleum Additives, Inc. Reduction of Nox emissions from gasoline engines
US5376154A (en) * 1991-05-13 1994-12-27 The Lubrizol Corporation Low-sulfur diesel fuels containing organometallic complexes
TW230781B (ja) * 1991-05-13 1994-09-21 Lubysu Co
US5551957A (en) * 1992-05-06 1996-09-03 Ethyl Corporation Compostions for control of induction system deposits
AU668151B2 (en) * 1992-05-06 1996-04-26 Afton Chemical Corporation Composition for control of induction system deposits
CA2103683C (en) * 1992-08-17 1998-06-16 George Weeks Methods of controlling dust and compositions produced thereby
EP0590814B1 (en) * 1992-09-28 1996-12-18 Ford Motor Company Limited A particulate and exhaust gas emission control system
CA2149035C (en) 1992-11-10 2005-01-18 Jeremy D. Peter-Hoblyn Method for reducing harmful emissions from a diesel engine equipped with a particulate trap
US6003303A (en) * 1993-01-11 1999-12-21 Clean Diesel Technologies, Inc. Methods for reducing harmful emissions from a diesel engine
US6152972A (en) 1993-03-29 2000-11-28 Blue Planet Technologies Co., L.P. Gasoline additives for catalytic control of emissions from combustion engines
DE4423003C2 (de) * 1993-07-06 1999-01-21 Ford Werke Ag Verfahren und Vorrichtung zum Reduzieren von NO¶x¶ in den Abgasen von Kraftfahrzeugverbrennungsmotoren
US5511517A (en) 1994-02-10 1996-04-30 Ethyl Corporation Reducing exhaust emissions from otto-cycle engines
US6086647A (en) 1994-04-29 2000-07-11 Rag Coal West, Inc. Molasses/oil coal treatment fluid and method
US5732548A (en) * 1994-10-07 1998-03-31 Platinum Plus, Inc. Method for reducing harmful emissions from two-stroke engines
DE19504450A1 (de) * 1995-02-10 1996-08-22 Florian Gamel Abgasreinigungsvorrichtung für Verbrennungskraftmaschinen
EP0846151A1 (en) * 1995-04-24 1998-06-10 The Associated Octel Company Limited Improved combustion
GB9508248D0 (en) * 1995-04-24 1995-06-14 Ass Octel Process
US5658486A (en) * 1995-05-25 1997-08-19 Rogers; Larry D. Method and apparatus for producing dust control solution
JPH09243943A (ja) * 1996-03-13 1997-09-19 Minolta Co Ltd レーザビーム走査光学装置
CA2205143C (en) * 1996-05-14 2003-07-15 Ethyl Corporation Enhanced combustion of hydrocarbonaceous burner fuels
BE1010304A5 (fr) 1996-05-24 1998-05-05 Retina Int Bv Charbon de bois.
US5879116A (en) * 1996-09-23 1999-03-09 Criswell; Richard Self-locking machine screw for high temperature applications
US5809774A (en) * 1996-11-19 1998-09-22 Clean Diesel Technologies, Inc. System for fueling and feeding chemicals to internal combustion engines for NOx reduction
GB2321906A (en) * 1997-02-07 1998-08-12 Ethyl Petroleum Additives Ltd Fuel additive for reducing engine emissions
US6361754B1 (en) * 1997-03-27 2002-03-26 Clean Diesel Technologies, Inc. Reducing no emissions from an engine by on-demand generation of ammonia for selective catalytic reduction
US5809775A (en) * 1997-04-02 1998-09-22 Clean Diesel Technologies, Inc. Reducing NOx emissions from an engine by selective catalytic reduction utilizing solid reagents
US5976475A (en) * 1997-04-02 1999-11-02 Clean Diesel Technologies, Inc. Reducing NOx emissions from an engine by temperature-controlled urea injection for selective catalytic reduction
US5924280A (en) * 1997-04-04 1999-07-20 Clean Diesel Technologies, Inc. Reducing NOx emissions from an engine while maximizing fuel economy
TW509719B (en) * 1997-04-17 2002-11-11 Clean Diesel Tech Inc Method for reducing emissions from a diesel engine
DE19818536C2 (de) * 1998-04-24 2002-04-11 Daimler Chrysler Ag Verfahren zur Neutralisierung von Schwefeldioxid und/oder Schwefeltrioxid in Abgasen
US6193767B1 (en) * 1999-09-28 2001-02-27 The Lubrizol Corporation Fuel additives and fuel compositions comprising said fuel additives
US6729248B2 (en) * 2000-06-26 2004-05-04 Ada Environmental Solutions, Llc Low sulfur coal additive for improved furnace operation
US6629407B2 (en) * 2000-12-12 2003-10-07 Ethyl Corporation Lean burn emissions system protectant composition and method
US7341447B2 (en) * 2002-12-06 2008-03-11 Afton Chemical Intangibles Delivering manganese from a lubricant source into a fuel combustion system

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014105277A (ja) * 2012-11-27 2014-06-09 Kobe Steel Ltd 石炭の発塵抑制方法
CN106178803A (zh) * 2016-07-29 2016-12-07 国电新能源技术研究院 一种去除气相混合物中细颗粒物的方法
CN106178804A (zh) * 2016-07-29 2016-12-07 国电新能源技术研究院 一种去除气相混合物中细颗粒物的系统

Also Published As

Publication number Publication date
CA2475876A1 (en) 2005-02-28
CN1597832A (zh) 2005-03-23
BRPI0403558A (pt) 2005-06-07
RU2004126257A (ru) 2006-02-10
US20050139804A1 (en) 2005-06-30
EP1510568A1 (en) 2005-03-02
AU2004205078B2 (en) 2006-10-05
US7101493B2 (en) 2006-09-05
US20050045853A1 (en) 2005-03-03
MXPA04007804A (es) 2005-03-23
SG109573A1 (en) 2005-03-30
AU2004205078A1 (en) 2005-03-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20050139804A1 (en) Method and composition for suppressing coal dust
US7862628B2 (en) Mixed metal catalyst additive and method for use in hydrocarbonaceous fuel combustion system
JP2005337702A (ja) ユーティリティ用石炭燃焼炉のNOxの放出を添加剤により抑制する方法
CN102348787B (zh) 煤的燃烧或有关煤的燃烧的改进
JPH11502242A (ja) ディーゼルエンジンにおける白金族の利用
CN101375027B (zh) 使用包含稀土元素胶态分散体的润滑组合物催化烟炱燃烧的发动机的运行方法
JP2005043043A (ja) 石炭に対するマンガン添加物により石炭の燃焼からのフライアッシュ中のカーボン量を減少させる方法
KR20050010711A (ko) 석탄 버너에서의 망간 사용으로 인한 산화질소류, 및 회분중 탄소의 동시 감소 방법
CN101583673A (zh) 用于涂料的阻燃添加剂的制备方法及其产品
JP5967598B2 (ja) 消火剤および消火方法
US4585462A (en) Combustion improver fuel additive
JPH0413798A (ja) 燃料添加剤
CN110484315B (zh) 一种汽油清净剂及其制备方法
JP2012509953A (ja) 燃料添加組成物の改良又はそれに関する改良
JP2009091593A (ja) 油中水滴型エマルジョン燃料
CA2347123A1 (fr) Composition combustible sous forme d'une emulsion derivant de dechets heterogenes graisseux et procede pour sa fabrication
WO2008073017A1 (en) Fuel or crude oil additive and fuel or crude oil composition comprising said additive
PL421754A1 (pl) Modyfikator spalania paliw płynnych takich jak oleje popirolityczne, oleje z termolizy opon i oleje pozostałościowe pochodzenia rafineryjnego
JP2010051942A (ja) 界面活性剤組成物とこれを用いた高性能エマルジョン及びその製造法
JPH09302360A (ja) 石油系燃料用添加剤
JPS612795A (ja) 燃料油添加剤
JPS6320390A (ja) 微粉炭−油混合物中灰分の付着防止方法

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080130

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080212

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080509

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20080527

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20080624