JP2005075960A - 土壌団子製造装置及びこれを用いた土壌団子 - Google Patents

土壌団子製造装置及びこれを用いた土壌団子 Download PDF

Info

Publication number
JP2005075960A
JP2005075960A JP2003309427A JP2003309427A JP2005075960A JP 2005075960 A JP2005075960 A JP 2005075960A JP 2003309427 A JP2003309427 A JP 2003309427A JP 2003309427 A JP2003309427 A JP 2003309427A JP 2005075960 A JP2005075960 A JP 2005075960A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
soil
soil mixture
dumpling
mixture
rotating cylinder
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2003309427A
Other languages
English (en)
Inventor
Seizo Noritomi
清蔵 乗冨
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NORITOMI TEKKOSHO KK
Original Assignee
NORITOMI TEKKOSHO KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NORITOMI TEKKOSHO KK filed Critical NORITOMI TEKKOSHO KK
Priority to JP2003309427A priority Critical patent/JP2005075960A/ja
Publication of JP2005075960A publication Critical patent/JP2005075960A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Soil Conditioners And Soil-Stabilizing Materials (AREA)
  • Processing Of Solid Wastes (AREA)
  • Treatment Of Sludge (AREA)
  • Glanulating (AREA)

Abstract

【課題】 有用微生物群を媒体となる土壌中に安定的に担持させ、汚染物質などの浄化効率に優れた団子状の土壌混合物を得ることができるとともに、その搬送や計量、保管などの際の取り扱い性やメンテナンス性、汚染物質などに適用する際の混合性に優れた土壌混合物を効率的に製造できる土壌団子製造装置を提供する。
【解決手段】 回転軸11aが傾斜配置されて回転駆動される傾斜回転筒体11と、傾斜回転筒体11の下端に設けられ土壌混合物が供給される土壌混合物投入部13と、傾斜回転筒体11内に固定配置され前記土壌混合物をその傾斜した内部周壁面上で転動させながら上方に押し上げる螺旋部14と、傾斜回転筒体11の上部周壁面に開口して団子状に成形された前記土壌混合物が排出される土壌団子排出部15と、を有して土壌団子製造装置10を構成した。
【選択図】 図1

Description

本発明は有用微生物群を含む土壌混合物を団子状に形成させる土壌団子製造装置及び土壌団子に関するものである。
従来、光合成細菌や乳酸菌、酵母菌などの有用な微生物を組み合わせて培養した有用微生物群(EM:Effective Microorganisms、以下EMと表記する)が知られており、このEMによる有機物分解作用(発酵作用)を利用して、土壌改良や悪臭の分解除去、河川の浄化を行ったり、また一般家庭などでは生ゴミの消臭や堆肥化を行ったりする機会なども増え、このように様々な用途に利用可能なEMに対して需要が高まってきている。
このようなEMは、培養によって増殖させて所定の活性を引き出した培養液を、米ぬかや油かす、魚粉、稲わら、籾殻、おから、ビールかす、粉炭、ゼオライト、かに殻、土壌などの媒体と混ぜてこれを乾燥した発酵資材の形態で利用される。
かかる有用微生物群を含む発酵資材は、一般にEMボカシと呼ばれており、上記の各媒体は安価に入手可能なことから、一般家庭などでも適宜製造されて使用されている。
EMボカシなどの発酵資材や肥料などに土壌を混合する装置に関連して、例えば以下のような技術のものが開示されている。
特許文献1には、機枠に土と肥料を混合する回転体を回転自在に設け、該回転体に土と肥料を投入する投入口を設け、該投入口にスライド作動により開閉する開閉蓋体を設け、検知装置により回転体を所望時間若しくは所望回転数回転させるようにした肥料混合機が記載されている。
特開平8−245287号公報
しかしながら、前記特許文献1に記載のような肥料混合機では、単に土壌とこれに添加される肥料などとが単に均一混合されたものが得られるだけで、EMを媒体となる土壌中に安定的に担持させることができず、雨水などでEMが容易に流出してEMを用いた汚染物質の浄化効率が悪いという課題があった。
さらに、その土壌混合物が粘性の大きい泥土状などに形成されるので、その搬送や計量保管などの際の取り扱い性やメンテナンス性が悪いことに加えて、土壌混合物を汚染物質などに添加混合する際の混合性に欠けるという課題があった。
本発明は上記従来の課題を解決するためになされたもので、EMを媒体となる土壌中に安定的に担持させ、汚染物質などの浄化効率に優れた団子状の土壌混合物を土壌団子として得ることができるとともに、その搬送や計量、保管などの際の取り扱い性やメンテナンス性、汚染物質などに適用する際の混合性に優れた土壌混合物を効率的に製造することのできる土壌団子製造装置を提供することを目的とする。
(1)本発明の土壌団子製造装置は、供給される土壌混合物を団子状に形成する土壌団子製造装置であって、その回転軸が傾斜配置されて回転駆動される傾斜回転筒体と、前記傾斜回転筒体の下端に設けられ前記土壌混合物が供給される土壌混合物投入部と、前記傾斜回転筒体内に固定配置され前記土壌混合物をその傾斜した内部周壁面上で転動させながら上方に押し上げる螺旋部と、前記傾斜回転筒体の上部周壁面に開口して団子状に成形された前記土壌混合物が排出される土壌団子排出部と、を有するように構成されている。
(2)本発明の土壌団子製造装置は、前記(1)において、前記土壌混合物が米ぬか、油かす、魚粉、もみがら、糖蜜などの有機資材に有用微生物群を添加して発酵させた発酵資材に有害物質を含む汚泥や土壌を添加混合したEM含有物であることにも特徴を有している。
(3)本発明の土壌団子製造装置は、前記(1)又は(2)において、回転駆動される前記傾斜回転筒体の外壁部をローラを介して回転自在に支持する回転体受部と、前記外壁部の円周上に互いに所定間隔を置いて突設され前記ローラに間欠的に接触して前記傾斜回転筒体に衝撃力を付加する突起部を備えたことにも特徴を有している。
(4)本発明の土壌団子製造装置は、前記(1)〜(3)において、前記螺旋部が前記傾斜回転筒体の内壁面から所定高さで突出して形成されたスパイラル羽根と、前記スパイラル羽根の先端を被覆固定するゴム材やプラスチック材などの先端保護部材とを有することもできる。
(5)本発明の土壌団子製造装置は、前記(1)〜(4)において、前記土壌混合物が供給されその底部が略半割円筒状に形成された混合機本体と、前記混合機本体内に配置された回転ドラムと、前記回転ドラムの円周面に形成された撹拌翼とを有し、前記傾斜回転筒体の前記土壌混合物投入部に混合調整された土壌混合物を供給する混合機が設けられていることにも特徴を有している。
(6)本発明の土壌団子製造装置は、前記(5)において、前記混合機から供給される土壌混合物をその本体内部に設けられて回転駆動される撹拌羽根で圧縮混練する圧縮搬送機の排出口又は前記混合機の側部排出口から押し出される棒状の土壌混合物を所定長さに順次切断するカッター部と、前記カッター部により略円柱状に切り出された土壌混合物を前記傾斜回転筒体の前記土壌混合物投入部にガイドして供給する土壌混合物供給装置と、を備えたことにも特徴を有している。
(7)本発明の土壌団子は、前記(1)〜(6)の土壌団子製造装置により団子状に形成された土壌混合物を保持温度15〜35℃、保持時間15〜25日間の乾燥発酵条件に保持して乾燥発酵させたことに特徴を有している。
請求項1記載の発明によれば、その回転軸が傾斜配置されて回転駆動される傾斜回転筒体と、前記傾斜回転筒体の下端に設けられ前記土壌混合物が供給される土壌混合物投入部と、前記傾斜回転筒体内に固定配置され前記土壌混合物をその傾斜した内部周壁面上で転動させながら上方に押し上げる螺旋部と、前記傾斜回転筒体の上部周壁面に開口して団子状に成形された前記土壌混合物が排出される土壌団子排出部とを有するので、土壌混合物投入部に供給される泥状などの土壌混合物が土壌団子排出部で排出される間に、螺旋部で転動させながら所定大きさの団子状に効率的に形成させることができる。また、土壌混合物が団子状に形成されるので、その搬送や計量、保管などの際の取り扱い性やメンテナンス性に優れている。
請求項2記載の発明によれば、前記土壌混合物が米ぬか、油かす、魚粉、もみがら、糖蜜などの有機資材に有用微生物群を添加して発酵させた発酵資材に有害物質を含む汚泥や土壌を添加混合したEM含有物であるので、所定大きさの団子状に形成された土壌混合物中にEMを媒体となる土壌中に安定的に担持させることができ、汚染物質などに適用する際にその浄化効率に優れた土壌混合物を製造することができる。
請求項3記載の発明によれば、請求項1又は2記載の効果に加えて、回転駆動される前記傾斜回転筒体の外壁部をローラを介して回転自在に支持する回転体受部と、前記外壁部の円周上に互いに所定間隔を置いて突設され前記ローラに間欠的に接触して前記傾斜回転筒体に衝撃力を付加する突起部を備えているので、傾斜回転筒体の回転駆動中に所定の振動を付加して、土壌混合物が壁面に付着するのを防止して常時良好な形態の団子状土壌混合物を得ることができ、その生産性を高めることができる。
請求項4記載の発明によれば、請求項1〜3のいずれか1項に記載の効果に加えて、前記螺旋部が前記傾斜回転筒体の内壁面から所定高さで突出して形成されたスパイラル羽根と、前記スパイラル羽根の先端を被覆固定するゴム材やプラスチック材などの先端保護部材とを有するので、スパイラル羽根に沿って移動して団子状に形成される土壌混合物がスパイラル羽根先端に接触して破損するようなことがなく、形態性に優れた土壌混合物を効率的に得ることができる。
請求項5記載の発明によれば、請求項1〜4のいずれか1項に記載の効果に加えて、前記土壌混合物が供給されその底部が略半割円筒状に形成された混合機本体と、前記混合機本体内に配置された回転ドラムと、前記回転ドラムの円周面に形成された撹拌翼とを有し、前記傾斜回転筒体の前記土壌混合物投入部に混合調整された土壌混合物を供給する混合機が設けられているので、品質の一定した有用微生物群を含む土壌混合物を必要量だけ傾斜回転筒体に安定供給することができ、土壌混合物を汚染物質に適用する際の浄化効率性や取り扱い性をさらに向上させることができる。
請求項6記載の発明によれば、請求項5記載の効果に加えて、前記混合機から供給される土壌混合物をその本体内部に設けられて回転駆動される撹拌羽根で圧縮混練する圧縮搬送機の排出口又は前記混合機の側部排出口から押し出される棒状の土壌混合物を所定長さに順次切断するカッター部と、前記カッター部により略円柱状に切り出された土壌混合物を前記傾斜回転筒体の前記土壌混合物投入部にガイドして供給する土壌混合物供給装置と、を備えるので、混合機や圧縮搬送機で均一混合され所定長さに形成された土壌混合物を傾斜回転筒体に安定して供給することができ、粒径の揃った団子状の土壌混合物を回転筒内で容易に転動させて形成することができ、その生産性をさらに高めることができる。
請求項7記載の発明によれば、土壌団子製造装置により団子状に形成された土壌混合物を所定の乾燥発酵条件に保持して乾燥発酵させるので、EMをその媒体となる土壌中に安定的に担持させることができ、これを汚染物質などの浄化処理に効果的に適用することができる。
本発明は、EMをその媒体となる土壌中に安定的に保持させ、汚染物質などの浄化効率に優れた団子状の土壌混合物を効率的に得られる土壌団子製造装置を提供することを目的としてなされたもので、その回転軸が傾斜配置されて回転駆動される傾斜回転筒体と、前記傾斜回転筒体の下端に設けられ前記土壌混合物が供給される土壌混合物投入部と、前記傾斜回転筒体内に固定配置され前記土壌混合物をその傾斜した内部周壁面上で転動させながら上方に押し上げる螺旋部と、前記傾斜回転筒体の上部周壁面に開口して団子状に成形された前記土壌混合物が排出される土壌団子排出部と、を有して土壌団子製造装置を構成することで前記目的を実現したものである。
以下実施の形態に係る土壌団子製造装置について図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
図1は本発明の実施の形態1に係る土壌団子製造装置の正面図であり、図2はその平面図であり、図3はその側面図である。
図1〜図3において、10は実施の形態1の土壌団子製造装置、11はその回転軸11aが水平面に対して所定角度に傾斜配置される略円筒状に形成された傾斜回転筒体、12は傾斜回転筒体11を所定回転速度で回転駆動させるためのモータやベルト、ギア、スプロケットなどを備えた駆動部、13は傾斜回転筒体11の下端に設けられた土壌混合物投入部、14は傾斜回転筒体11に固定配置され供給される土壌混合物をその傾斜した内部周壁面上で転動させながら上方に押し上げるための螺旋部、15は傾斜回転筒体11の上部周壁面に開口して団子状に成形された土壌混合物が排出される土壌団子排出部、16は傾斜回転筒体11の土壌混合物投入部13に混合調整された土壌混合物を供給するための混合機本体16aを備えた混合機、17は発酵資材及び土壌を混合するための混合機16の回転ドラム、18は混合機16から供給される土壌混合物をその圧縮搬送機本体18a内部に設けられて回転駆動される撹拌羽根18bにより圧縮混練する圧縮搬送機、19は圧縮搬送機18の排出口18cから押し出される棒状の土壌混合物を所定長さに順次切断するためのカッター部、20はカッター部19により切り出された土壌混合物を傾斜回転筒体11下端の土壌混合物投入部13にガイドして供給するための全体が湾曲して形成されたシュートやコンベアなどからなる土壌混合物供給装置である。
傾斜回転筒体11はスチールやアルミ合金などで略円筒状に形成され、例えば10〜45度の傾斜角度に回転自在に保持される。この傾斜角度が10度より小さいと、良好な団子状の土壌混合物が得られなくなるような傾向が現れ、逆に45度を超えると駆動部の負荷が大きくなる上に所要粒径の土壌混合物が得られなくなるので好ましくない。
傾斜回転筒体11はローラを有した回転体受部11bによって回転自在に支持され、その内周面や外周面に形成された歯車部などに噛合する減速器やベルト機構などを備えた駆動部12を介して所定の回転速度、例えば10〜30rpmで回転駆動されるようになっている。
なお、この回転速度は傾斜回転筒体11に供給される土壌混合物の供給量やその種類などに応じて調整して、所定粒径の団子状に形成された土壌混合物が得られるようすることが望ましい。
この回転速度が10rpmより遅くなると、傾斜回転筒体11内で転動される土壌混合物の団粒化が不十分となって、均一な粒径のものが得られにくくなる。逆に回転速度が30rpmより速くなると、回転力が過剰となって、団粒化した土壌混合物が破壊される傾向が生じるので好ましくない。
なお、駆動部12は、ベルト機構を用いることにより泥などが付着して作動不良などを生じることが歯車機構の場合よりも少なくでき、耐久性やメンテナンス性の面で優れている。
螺旋部14は傾斜回転筒体11の内壁面にスパイラル状に突起して形成されたスパイラル羽根と、スパイラル羽根の先端に被覆固定されたゴム材からなる先端保護部材を備えており、傾斜回転筒体11が回転されることにより、土壌混合物投入部13に土壌混合物供給装置20を介して投入された所定量の土壌混合物をこのスパイラル羽根及び船体保護部材に係止させて転動させながら傾斜回転筒体11上部の土壌団子排出部15に向けて押し上げて全体を団子状に形成させる機能を有している。
このようにスパイラル羽根の先端に軟質のゴム材が装着されているので、スパイラル羽根の先端で団子状になった土壌混合物が接触して、形が崩れたり破損されたりすることがなく良好な団子状態に土壌混合物を形成させることができる。
なお、傾斜回転筒体11には必要に応じて、ファンヒータやファンなどの熱風や冷風の供給機を配置して、傾斜回転筒体11に所定量の熱風や冷風が流れるようすることもできる。これによって、螺旋部14によって筒体の内周面で転動される土壌混合物の団粒化を促進するとともに、その乾燥処理とを同時に行うことができ、生産性をさらに高めこともできる。
混合機は、米ぬかや、油かす、魚粉などからなる発酵資材と土壌とを混合して有用微生物群を含む土壌混合物を調整混合するための製造装置であって、内部に回転撹拌羽根などを有した一般的なモルタルミキサなどのタイプのものも適用できる。本実施の形態の混合機16は混合機本体16aに回転軸16bを介して配置された回転ドラム17を所定の回転速度で回転駆動させることによって、回転ドラム17内に供給された土壌混合物を撹拌混合し、回転ドラム17の周面などに設けられた扉部17aを開いて、ここで後述する圧縮搬送機18上部供給口に投入するようにしている。なお、回転ドラム17の円周面には、回転ドラム17から突出した掻取翼17bが取り付けられ、これによって混合機本体16aの底部に堆積した土壌混合物を掻き上げて排出できるようになっている。
また、混合機としては、図1〜図3に記載のものの他に例えば、発酵資材や土壌の供給口を兼用する上面開口部と、両者を混合した土壌混合物を排出する側部排出口とを形成したドラム部と、同ドラム部内に配設され正回転時に前記土壌混合物を混合し、逆回転時に土壌混合物を前記側部排出口に向けて搬送可能とした撹拌翼を備える撹拌部と、同撹拌部を正逆回転駆動可能とした駆動部とを備え、前記撹拌部はドラム部の略中心を通るように長手方向に沿って軸架した同転軸に複数の撹拌翼を取付け、しかも、前記撹拌翼は前記回転軸に対して平行な撹拌機能面と前記回転軸に対して所定角度傾斜した排出機能面とを有する略三角柱形状に形成されたものを適用することができる。これによって、品質の一定した有用微生物群を含む土壌混合物が好適に得られるようにすることもできる。
圧縮搬送機18は、円筒状に形成された圧縮搬送機本体18aの軸芯に沿って配置された撹拌羽根18bを回転させることにより、混合機16から内部に供給される土壌混合物を撹拌羽根18bと圧縮搬送機本体18aの間で圧縮力又は摩擦力を付加しながらその排出口に向けて吐出させる装置である。これによって、土壌混合物が所定強度を有するように圧密され、傾斜回転筒体11内における土壌混合物の団粒化を容易にして、生産性を高めることができる。なお、圧縮搬送機18の排出口にその開口部のサイズを変更できるシャッター部材を設け、このシャッター部材を用いて最終的に得られる土壌団子の大きさを調整するようにしてもよい。
カッター部19は圧縮搬送機18の排出口18cから押し出される棒状の土壌混合物をその長さ方向に所定長さで順次切断するプラスチック材や金属材などからなる切断刃19aを備えている。切断刃19aは排出口18cに片側の刃面が当接してその基端部を軸として上下に往復動されるようにしている。これによって、所定量毎に塊状となった土壌混合物をシュートやコンベアなどの土壌混合物供給装置20を介して土壌混合物投入部13に供給することができ、所定サイズに揃った団子状の土壌混合物を得ることができる。
土壌混合物供給装置20はプラスチックや金属などで樋状に湾曲して形成されたガイド部分やコンベアであり、その終端が傾斜回転筒体11下端の開口部からその内側に例えば5〜30cmの位置に挿入されて固定配置され、ここをカッター部19で切断された土壌混合物が転がりながら団子状に成形することもできるようにしている。
混合機16に供給される土壌混合物は、EMボカシと土壌との混合物であり、ボカシとは一般に微生物で発酵させた有機物資材をいう。このようなEMボカシは例えば、以下のようにして作成することができる。
(a)米ぬか、油かす、魚粉などの材料をよくまぜあわせる。
(b)糖蜜などを少量の湯で溶かし、水を加えて希釈液をつくる。
(c)その液にEMを入れて、EM、糖蜜の約100倍程度の希釈混合液とする。
(d)混合液を(a)の材料にかけてよくかきまぜる。
(e)(d)を黒ビニール袋などに入れて密封して発酵させる。
EMボカシの発酵度合いは臭気で判定する。甘酸っぱい発酵臭ならOK、腐敗臭があればNGである。完成後は陰干しして湿気のこないように保存する。
このようなEMボカシを汚染土壌や堆積へどろなどに適用することにより、その微生物の作用により土壌中やへどろ中などに含有された農薬や有害な化学物質を分解して汚染された土壌やへどろなどを浄化できる。また、米ぬかをEMで発酵させて乾燥させたものを用いて、通常「ボカシ」といわれている粉末をつくり、これを生ゴミが出るたびに、散布して密閉しておくことにより発酵させて有用な有機肥料とすることができ、各家庭から出る生ゴミを減らすこともできる。
土壌団子製造装置10により団子状に形成されたEMを含む土壌混合物をさらに所定の乾燥発酵条件下で保持させる。例えば、土壌混合物を保持温度15〜35℃、保持時間15〜25日間の乾燥発酵条件に保持させることが望ましい。
この保持温度が15℃より低いと、EM菌の繁殖が不活性となり、逆に35℃を超えると腐敗臭などが多くなるような弊害を生じるので好ましくない。また、保持時間が15日より少ないと発酵が不十分で所定の汚染除去効果が発揮できず、逆に35日を超えても汚染除去効果に変化がなく雑菌などの繁殖が顕著になるので好ましくない。
このような土壌団子を適用することにより、EMの土壌中からの流出を抑制して保持性を高めることができ、無農薬、無化学肥料農業の実現、除草剤を使用しない雑草対策、無耕起栽培、環境を保全する農業の実現などに効果的に寄与させることができる。
以上説明したように本実施の形態1の土壌団子製造装置10によれば、土壌混合物投入部13に供給される泥状などの土壌混合物が土壌団子排出部15で排出される間に螺旋部14で転動させながら所定大きさの団子状に効率的に形成させることができる。この団子状に形成された土壌混合物を必要に応じて乾燥させて、休眠状態のEMを媒体となる土壌や堆積へどろ中に安定的に保持させることができ、汚染物質などに適用する際にその浄化効率に優れた土壌混合物を製造することができる。
すなわち、通常、EMボカシだけではEM菌を安定に保持させることができず、汚染された土壌などに団粒化されていないEMボカシを直接投入すると、ほとんどの部分が雨水などで容易に流出してしまいその浄化効果などを充分に発揮させることができない。しかし、土壌混合物を団子状にすることによって、EM菌の安定保持を可能にし、また、乾燥によりEM菌を休眠状態に維持させることができるので、長期に渡る保管も容易にすることができる。
また、土壌混合物投入部13に混合調整された土壌混合物を供給する混合機16が設けられるので、品質の一定した有用微生物群を含む土壌混合物を必要量だけ傾斜回転筒体11に安定供給でき、土壌混合物を汚染物質に適用する際の浄化効率性や取り扱い性をさらに向上させることができる。
さらに、土壌混合物を圧縮混練する圧縮搬送機18と、棒状に押し出される土壌混合物を所定長さに順次切断するカッター部19と、略円柱状に切り出された土壌混合物を傾斜回転筒体11の土壌混合物投入部13にガイドして供給する土壌混合物供給装置20とを備えるので、混合機16や圧縮搬送機18で均一混合され所定長さに形成された土壌混合物を傾斜回転筒体11に常時安定して供給することができる。
(実施の形態2)
図4は本発明の実施の形態2に係る土壌団子製造装置の正面図であり、図5はその平面図であり、図6はその側面図である。
図4〜図6において、30は実施の形態2の土壌団子製造装置、31は圧縮搬送機18の排出口18cから押し出される棒状の土壌混合物の先端位置を検知するための赤外線センサの受光部、32は赤外線センサの発光部、33はカッター部19の切断刃19aの刃面に水滴を供給するための刃面に近接して配置された水滴供給部、34は水滴供給部33に水を供給する水タンク、35は赤外線センサの受光部31から取得される検知信号に基づいてカッター部19を作動させるための制御部、36はカッター部19により切り出された土壌混合物を傾斜回転筒体11下端の土壌混合物投入部13にて供給するためのコンベア(土壌混合物供給装置の一例)、37は傾斜回転筒体11上側に開口した土壌団子排出部15から排出される土壌団子Dを受けるための樋状ガイド、38は樋状ガイド37を介して土壌団子Dが収納される団子収納トレイ、39は回転体受部11bのローラが当接して嵌合する傾斜回転筒体11外壁部の円環状レール部39aの周上に互いに所定間隔を置いて突設された突起部である。
なお、実施の形態2の土壌団子製造装置30は、実施の形態1の土壌団子製造装置10に圧縮搬送機18から押し出され土壌混合物の長さを検知するための赤外線センサと、カッター部19の刃面に土壌混合物が付着するのを防止するための水滴供給部33と、傾斜回転筒体11外壁部における回転体受部11bのローラが当接する円環状レール部39aの周上に突起部39を付加したものなどであり、その他の構成は略同様であるので、同様の機能を有するものについては同一の符号を付してその説明を省略する。
赤外線センサは、圧縮搬送機18の排出口18cから所定距離の位置に配置された受光部31と発光部32とを備え、圧縮搬送機18から押し出される土壌混合物の先端位置を検出する位置センサであり、このような非接触式センサに換えてリミットスイッチなどを有して土壌混合物の先端を押させることで作動する機械接触式のものを用いることもできる。
水滴供給部33は、カッター部19の切断刃19aの刃面に対して約0.5〜3mmの間隔をおいて固定配置されている。これによって、水タンク34に貯留された水が刃面を濡らすように水滴状に供給され、常時、切断刃19aの片側が乾燥しないように保持して、粘着性の土壌混合物が刃先や刃面に付着して、切れあじなどの操作性が低下するのを防止するようにしている。
制御部35は、赤外線センサの受光部31から取得される信号に基づいて、カッター部19を制御して、圧縮搬送機18から棒状に押し出される土壌混合物を常時一定長さに切断して、最終的に粒径の揃った土壌団子Dとするための装置であり、必要に応じて土壌団子製造装置30に配置することができる。
樋状ガイド37の三角断面状などの底部には帯状やチューブ状などゴム材37aを敷設して、これによって樋状ガイド37に落下した土壌団子Dに過大な衝撃力が加わらないように緩和するとともに、土壌団子Dが樋状ガイド37上を滑り落ちやすくして団子収納トレイ38に土壌団子Dが収納されるようにしている。なお、土壌団子Dの落ち口となる土壌団子排出部15の周囲にもゴム板などからなるガイド部材を配置して、土壌団子Dを保護するようにしてもよい。
傾斜回転筒体11の外周の円環状レール部39aには突起部39が形成され、ローラを介して傾斜回転筒体11を回転自在に支持する回転体受部11bに接触して、これによる衝撃力が間欠的に傾斜回転筒体11に付加される。このような周期的な衝撃力を加えることによって、粘性の大きな土壌混合物などが傾斜回転筒体11の内壁に付着堆積して作動不良を生じたり、土壌団子Dがいびつに形成されたりするのを効果的に防止することができる。なお、11cは傾斜回転筒体11内部の保守点検作業などを行うためにその開口した傾斜回転筒体11の胴部にヒンジなどを介して設けられた開閉扉である。
土壌団子製造装置30では、実施の形態1の混合機16を用いことができる他に、圧縮搬送機18の供給口18dに混合機の一例である図示しないモルタルミキサなどで混合された土壌混合物を投入することもできる。
モルタルミキサは円筒状容器の中央に配置された羽根を有する撹拌混合装置であり、垂直方向に配置された回転軸の回りに羽根を回転させ円筒状容器内の土壌混合物の撹拌混合ができ、簡単かつ比較的軽量な構造を有して現場間を容易に移動できるようにしている。
図7に示すように傾斜回転筒体11下端の土壌混合物投入部13もしくは螺旋部14の下端近傍の端部止板40の周囲などに、板状などに形成されたガイド板41、42などを適宜配置するとともに、スパイラル羽根の先端にはチューブ状のゴム材からなる先端保護部材43aを被覆固定し、さらに、前記スパイラル羽根の近傍に円環状やチューブ状のゴム製のガイド体43bを配設して、粘着性の土壌混合物が付着したり、スパイラル状の螺旋部14の角や縁の部分に接触、落下して土壌混合物が分断されたりしないように保護すると共に、螺旋部14内に土壌混合物が回転上昇する運動が円滑に行えるようにガイドさせるようにしている。
実施の形態2の土壌団子製造装置30は以上のように構成されているので、常時、所定量でカットされた土壌団子混合物が傾斜回転筒体11に安定供給され、この土壌混合物を螺旋部14により転動させ、所定の振動を付加して内壁面への付着を防止しながら所定大きさの団子状に効率的に形成させることができる。
本発明は有用微生物群を含む土壌混合物を団子状に形成させる土壌団子製造装置の分野に適用でき、所定大きさの団子状土壌混合物を効率的に形成させ、これを乾燥させて媒体となる土壌中に休眠状態のEMを安定的に担持させた土壌改良材等が得られる。
本発明の実施の形態1に係る土壌団子製造装置の正面図である。 その平面図である。 その側面図である。 本発明の実施の形態2に係る土壌団子製造装置の正面図である。 その平面図である。 その側面図である。 土壌混合物投入部近傍に配置されるガイド部材等の説明図である。
符号の説明
10 実施の形態1の土壌団子製造装置
11 傾斜回転筒体
11a 回転軸
11b 回転体受部
11c 開閉扉
12 駆動部
13 土壌混合物投入部
14 螺旋部
15 土壌団子排出部
16 混合機
16a 混合機本体
16b 回転軸
17 回転ドラム
17a 扉部
17b 掻取翼
18 圧縮搬送機
18a 圧縮搬送機本体
18b 撹拌羽根
18c 排出口
18d 供給口
19 カッター部
19a 切断刃
20 土壌混合物供給装置
30 実施の形態2の土壌団子製造装置
31 赤外線センサの受光部
32 赤外線センサの発光部
33 水滴供給部
34 水タンク
35 制御部
36 コンベア(土壌混合物供給装置)
37 樋状ガイド
37a ゴム材
38 団子収納トレイ
39 突起部
39a 円環状レール部
40 端部止板
41,42 ガイド板
43a 先端保護部材
43b ガイド体
D 土壌団子

Claims (7)

  1. 供給される土壌混合物を団子状に形成する土壌団子製造装置であって、その回転軸が傾斜配置されて回転駆動される傾斜回転筒体と、前記傾斜回転筒体の下端に設けられ前記土壌混合物が供給される土壌混合物投入部と、前記傾斜回転筒体内に固定配置され前記土壌混合物をその傾斜した内部周壁面上で転動させながら上方に押し上げる螺旋部と、前記傾斜回転筒体の上部周壁面に開口して団子状に成形された前記土壌混合物が排出される土壌団子排出部と、を有することを特徴とする土壌団子製造装置。
  2. 前記土壌混合物が米ぬか、油かす、魚粉、もみがら、糖蜜などの有機資材に有用微生物群を添加して発酵させた発酵資材に有害物質を含む汚泥や土壌を添加混合したEM含有物であることを特徴とする請求項1記載の土壌団子製造装置。
  3. 回転駆動される前記傾斜回転筒体の外壁部をローラを介して回転自在に支持する回転体受部と、前記外壁部の円周上に互いに所定間隔を置いて突設され前記ローラに間欠的に接触して前記傾斜回転筒体に衝撃力を付加する突起部を備えたことを特徴とする請求項1又は2記載の土壌団子製造装置。
  4. 前記螺旋部が前記傾斜回転筒体の内壁面から所定高さで突出して形成されたスパイラル羽根と、前記スパイラル羽根の先端を被覆固定するゴム材やプラスチック材などの先端保護部材とを有することを特徴とする請求項1〜3の内いずれか1項に記載の土壌団子製造装置。
  5. 前記土壌混合物が供給されその底部が略半割円筒状に形成された混合機本体と、前記混合機本体内に配置された回転ドラムと、前記回転ドラムの円周面に形成された撹拌翼とを有し、前記傾斜回転筒体の前記土壌混合物投入部に混合調整された土壌混合物を供給する混合機が設けられていることを特徴とする請求項1〜4の内いずれか1項に記載の土壌団子製造装置。
  6. 前記混合機から供給される土壌混合物をその本体内部に設けられて回転駆動される撹拌羽根で圧縮混練する圧縮搬送機の排出口又は前記混合機の側部排出口から押し出される棒状の土壌混合物を所定長さに順次切断するカッター部と、前記カッター部により略円柱状に切り出された土壌混合物を前記傾斜回転筒体の前記土壌混合物投入部にガイドして供給するコンベアやシュートなどの土壌混合物供給装置と、を備えたことを特徴とする請求項5に記載の土壌団子製造装置。
  7. 請求項1〜6の内いずれか1項に記載の土壌団子製造装置により団子状に形成された土壌混合物を保持温度15〜35℃、保持時間15〜25日間の乾燥発酵条件に保持して乾燥発酵させたことを特徴とする土壌団子。

JP2003309427A 2003-09-01 2003-09-01 土壌団子製造装置及びこれを用いた土壌団子 Pending JP2005075960A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003309427A JP2005075960A (ja) 2003-09-01 2003-09-01 土壌団子製造装置及びこれを用いた土壌団子

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003309427A JP2005075960A (ja) 2003-09-01 2003-09-01 土壌団子製造装置及びこれを用いた土壌団子

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005075960A true JP2005075960A (ja) 2005-03-24

Family

ID=34411560

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003309427A Pending JP2005075960A (ja) 2003-09-01 2003-09-01 土壌団子製造装置及びこれを用いた土壌団子

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2005075960A (ja)

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008174438A (ja) * 2007-01-17 2008-07-31 Fujio Goto 消臭剤及び液肥製造機の設置と、分解処理水を買取り回収、液肥としてリサイクルする販売システム。
CN103170500A (zh) * 2013-03-12 2013-06-26 付融冰 一种土壤或污泥中重金属和有机污染物的电动去除装置
CN103978022A (zh) * 2014-04-18 2014-08-13 杭州师范大学 一种用于土壤重金属阻控技术研究的装置
CN104823808A (zh) * 2015-05-13 2015-08-12 安徽三普机械有限公司 挖树机土球规格调控装置
CN105170496A (zh) * 2015-09-08 2015-12-23 宁国市南方耐磨材料有限公司 一种用于耐磨球除杂的设备
CN106734179A (zh) * 2017-03-08 2017-05-31 祝凤娟 一种土壤修复装置
CN112554124A (zh) * 2020-12-22 2021-03-26 山东财源和信节能工程有限公司 一种溢油海岸处理装置
CN112692048A (zh) * 2020-12-09 2021-04-23 中国地质环境监测院 一种污染土壤处理修复装置及方法
CN113277203A (zh) * 2021-04-14 2021-08-20 刘仁兴 一种保存施放一体式微生物菌剂包装球
CN114160560A (zh) * 2021-11-16 2022-03-11 容春山 一种环境治理用的土壤修复系统
WO2023047527A1 (ja) * 2021-09-24 2023-03-30 株式会社チップトン コーティング槽用のディスク及びコーティング槽
CN116351863A (zh) * 2023-04-19 2023-06-30 云南师范大学 一种土壤修复用追肥装置

Cited By (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008174438A (ja) * 2007-01-17 2008-07-31 Fujio Goto 消臭剤及び液肥製造機の設置と、分解処理水を買取り回収、液肥としてリサイクルする販売システム。
CN103170500A (zh) * 2013-03-12 2013-06-26 付融冰 一种土壤或污泥中重金属和有机污染物的电动去除装置
CN103978022A (zh) * 2014-04-18 2014-08-13 杭州师范大学 一种用于土壤重金属阻控技术研究的装置
CN104823808A (zh) * 2015-05-13 2015-08-12 安徽三普机械有限公司 挖树机土球规格调控装置
CN105170496A (zh) * 2015-09-08 2015-12-23 宁国市南方耐磨材料有限公司 一种用于耐磨球除杂的设备
CN106734179A (zh) * 2017-03-08 2017-05-31 祝凤娟 一种土壤修复装置
CN112692048A (zh) * 2020-12-09 2021-04-23 中国地质环境监测院 一种污染土壤处理修复装置及方法
CN112554124A (zh) * 2020-12-22 2021-03-26 山东财源和信节能工程有限公司 一种溢油海岸处理装置
CN112554124B (zh) * 2020-12-22 2022-12-13 江苏鸿源石化机械有限公司 一种溢油海岸处理装置
CN113277203A (zh) * 2021-04-14 2021-08-20 刘仁兴 一种保存施放一体式微生物菌剂包装球
CN113277203B (zh) * 2021-04-14 2023-01-06 深圳市爱格丽生物科技有限公司 一种保存施放一体式微生物菌剂包装球
WO2023047527A1 (ja) * 2021-09-24 2023-03-30 株式会社チップトン コーティング槽用のディスク及びコーティング槽
CN114160560A (zh) * 2021-11-16 2022-03-11 容春山 一种环境治理用的土壤修复系统
CN116351863A (zh) * 2023-04-19 2023-06-30 云南师范大学 一种土壤修复用追肥装置
CN116351863B (zh) * 2023-04-19 2023-10-03 云南师范大学 一种土壤修复用追肥装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN108187850B (zh) 一种土壤修复治理装置
JP2005075960A (ja) 土壌団子製造装置及びこれを用いた土壌団子
JPH07500557A (ja) 有機塵芥処理装置及び方法
KR102284180B1 (ko) 유기성 슬러지 교반장치
US7052902B2 (en) Continuously operational biological reactor
EP1520845B1 (en) Device and method for composting
CA2842986A1 (en) Method and device for the mechanical or mechanical-biological treatment of waste
JP4013575B2 (ja) 生ごみ処理装置
KR102083014B1 (ko) 유기성 슬러지 교반장치 및 이를 이용한 유기성 슬러지 감량 및 소멸화 시스템
JP2008086915A (ja) 生ゴミ処理装置
KR100900766B1 (ko) 유기성 폐기물 처리장치
JP4880821B2 (ja) 撹拌粉砕装置
CN214571440U (zh) 一种养猪粪水处理装置
KR101574263B1 (ko) 축산 폐기물 교반기
CN110922230B (zh) 一种堆肥好氧发酵前处理装置
JP2004050172A (ja) 有機性廃棄物の処理方法およびその装置
CA2435017C (en) Continuous composter
CN221045228U (zh) 一种生物有机肥料消毒器
CN219356219U (zh) 一种反应系统
KR102399165B1 (ko) 유기성 폐기물 처리시스템
JP2003080096A (ja) 粉砕装置
JPH11277038A (ja) 生ごみ処理装置
JP2000024627A (ja) 生ゴミ処理システム
JPH078830A (ja) 撹拌粉砕装置
JPH11100288A (ja) 移動手段を備えた堆肥化装置及び有機廃棄物の堆肥化方法