JP2005075184A - 車載モニタ装置 - Google Patents

車載モニタ装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2005075184A
JP2005075184A JP2003309075A JP2003309075A JP2005075184A JP 2005075184 A JP2005075184 A JP 2005075184A JP 2003309075 A JP2003309075 A JP 2003309075A JP 2003309075 A JP2003309075 A JP 2003309075A JP 2005075184 A JP2005075184 A JP 2005075184A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
unit
monitor
vehicle
imaging
monitor device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2003309075A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazunari Wada
一成 和田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP2003309075A priority Critical patent/JP2005075184A/ja
Publication of JP2005075184A publication Critical patent/JP2005075184A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)
  • Arrangements Of Lighting Devices For Vehicle Interiors, Mounting And Supporting Thereof, Circuits Therefore (AREA)

Abstract

【課題】 後部座席や前部座席に着座する乗員が映像を楽しんだり、後部座席に着座する乗員の様子を撮像したり、装置をコンパクトに構成して車室内空間を有効利用する。
【解決手段】 表示部11とリモコン操作部12を備えた前部モニタユニット10と、制御部21と映像入出力部22、カードインタフェース23を備えた制御ユニット20と、表示部31と撮像部32と室内灯33とリモコン操作部34とを備えた後部モニタユニット30を備え、さらに前部モニタユニット10に角度調整部14を設け、後部モニタユニット30にはヒンジ部36と回動部37からなる角度調整部を設ける。後部座席または前部座席に着座する乗員が映像を楽しんだり、後部座席に着座する乗員の様子をカメラ等で撮像してその映像や画像を記録して後で再生して楽しむことができ、モニタ部に表示部と撮像部と室内灯が一体に組み込まれているため、装置をコンパクトに構成して車室内空間を有効利用することができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、車両内の天井等に設置されて、座席に着座した乗員がテレビ等の映像を楽しむことができる車載モニタ装置に関する。
従来、この種の車載モニタ装置は、RSE(Rear Seat Entertainment)といって、後部座席に座る乗員が、狭い空間内でも快適にドライブを楽しめるように工夫されたものである。映像を映し出すディスプレイは、前部座席のヘッドレストの後側または天井に取り付けられる。ディスプレイを天井に設置する場合は、運転者のリアビューミラーによる後方視界の妨げとならない位置に設置され、ディスプレイ非使用時には、邪魔にならないように天井に平行な格納位置に移動され、使用時には格納位置から見やすいようにほぼ垂直位置に移動できるように構成されている。また、画面を見やすいように画面の角度を調整できるようになっている。
また、別の種類の車載モニタ装置として、車両の運転者が視線をあまり動かさずに、助手席や後部座席の同乗者等の様子を確認できるように、カメラを車両内の天井中央付近に設置して、このカメラにより映した映像を運転席前方のダッシュボード上に設置したディスプレイに表示する装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−104132号公報
しかしながら、従来の後部座席の乗員に映像を提供する映像表示装置では、ディスプレイには既存の映像データを表示することしかできず、また、後部座席の乗員を撮像する映像表示装置では、映し出された映像は運転者しか見ることができないという問題があった。また、従来の映像表示装置では、映像を表示したり、カメラで撮像したりするだけの機能しかなく、また車室内で撮像するためには専用の照明装置が必要となり、装置をコンパクトに構成することが難しいという問題があった。
本発明は、このような従来の問題を解決するものであり、後部座席や前部座席に着座する乗員が映像を楽しんだり、後部座席に着座する乗員の様子を撮像したり、装置をコンパクトに構成して車室内空間を有効利用することのできる車載モニタ装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明の車載モニタ装置は、映像を表示する表示部と車室内を撮像する撮像部と車室内を照明する室内灯とを備えたモニタ部と、前記表示部および前記撮像部における映像表示動作および撮像動作を制御するとともに、前記撮像部による撮像時には前記室内灯を点灯して被写体を照明する制御部とを備えた構成を有する。この構成により、後部座席や前部座席に着座する乗員が映像を楽しんだり、後部座席に着座する乗員の様子をカメラ等で撮像できるばかりでなく、モニタ部に表示部と撮像部と室内灯が組み込まれているため、装置をコンパクトに構成して車室内空間を有効利用することができる。
また、本発明の車載モニタ装置は、前記制御部が、前記撮像部がビデオカメラである場合に、撮像時に前記室内灯の輝度を高めるように制御することを特徴とする。この構成により、室内灯により車室内を明るく照明して被写体を明瞭に撮像することができる。
また、本発明の車載モニタ装置は、前記制御部が、前記撮像部がデジタルスチールカメラである場合に、撮像時に前記室内灯の輝度を瞬間的に高めるように制御することを特徴とする。この構成により、車室内の被写体をデジタルスチールカメラにより明瞭に撮像することができる。
また、本発明の車載モニタ装置は、前記制御部が、前記室内灯の点灯を撮像時と非撮像時とで別々に制御することを特徴とする。この構成により、非撮像時には通常の室内灯として利用することができ、車両ドアの開閉に連動して点消灯したり、利用者が室内灯のみを点灯させて読書したりすることができ、利便性を高めることができる。
また、本発明の車載モニタ装置は、前記制御部が、前記撮像部により撮像した映像または画像を記録する映像記録部を備えたことを特徴とする。この構成により、撮像した映像または画像を記録媒体に記録して後で再生して楽しむことができ、娯楽性を高めることができる。
また、本発明の車載モニタ装置は、前記映像記録部が、ビデオ記録部であることを特徴とする。この構成により、撮像した映像をビデオテープやDVD等に記録することができる。
また、本発明の車載モニタ装置は、前記映像記録部が、メモリー記録部であることを特徴とする。この構成により、撮像した映像または画像をメモリーカードやSDカード等に記録することができる。
また、本発明の車載モニタ装置は、前記モニタ部が、前記モニタ部の角度を調整可能な角度調整部を備えたことを特徴とする。この構成により、モニタ部を見やすい角度に調整できるとともに、非使用時には、邪魔にならないように天井に平行な格納位置に移動させ、使用時には格納位置から使用位置へ引き出すことができる。
また、本発明の車載モニタ装置は、前記モニタ部が後部座席用のモニタ部であり、さらに前記制御部に接続された前部座席用のモニタ部を備えたことを特徴とする。この構成により、前部の運転席に着座した運転者または助手席に着座した乗員が、映像または画像を楽しむことができ、またカメラ等により撮像した後部座席に着座する乗員の様子を見ることができる。
また、本発明の車載モニタ装置は、前記モニタ部が、車両内の天井に設置されたレールに沿って移動可能な移動手段を備えたことを特徴とする。この構成により、モニタ部を移動手段を通じて天井のレールに沿って移動させることにより、モニタ部を前部座席でも後部座席でもいずれの場所でも見やすい位置へ移動させることができ、また左右方向にも移動させることができる。また、ワゴン車やマイクロバス等の座席数の多い車両に適用することにより、利便性をより一層向上させることができる。
また、本発明の車載モニタ装置は、前記撮像部が暗視対応カメラであり、前記室内灯として赤外線発光ダイオードを使用することを特徴とする。この構成により、夜間においても撮像することができる。
また、本発明の車載モニタ装置は、前記モニタ部が、前記モニタ部の方向および角度を調整可能な電動駆動部を備え、前記電動駆動部を前部座席から遠隔操作可能であることを特徴とする。この構成により、パン機構およびチルト機構を備えた電動駆動部によりモニタ部を後部座席方向に向けて左右の乗員を撮像したり、前部座席方向に向けて助手席の乗員を撮像したりすることができる。
また、本発明の車載モニタ装置は、前記電動駆動部を使用して車室内を撮像する場合、前記制御部は、前記モニタ部の前記電動駆動部による左右方向への移動を、前記モニタ部の向きに応じて制御することを特徴とする。この構成により、例えば、後部座席の撮影映像を前部座席の表示部に表示した場合に、モニタ部を前部座席からの操作で左右に移動させるときは、操作方向と移動方向とが逆になるので、前部座席を撮像した場合と同様の感覚で操作した場合は、カメラが意図した方向と反対側に移動してしまう。したがって、このような場合には、制御部がモータの回転を逆方向に制御することにより、意図した方向にカメラが向けることができ、利便性を向上させることができる。
本発明は、映像を表示する表示部と車室内を撮像する撮像部と車室内を照明する室内灯とを備えたモニタ部と、表示部および撮像部における映像表示動作および撮像動作を制御するとともに、撮像部による撮像時には室内灯を点灯して被写体を照明する制御部とを備えているので、後部座席や前部座席に着座する乗員が映像を楽しんだり、後部座席に着座する乗員の様子をカメラ等で撮影することができ、モニタ部に表示部と撮像部と室内灯とが組み込まれているため、装置をコンパクトに構成して車室内空間を有効利用することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を用いて説明する。
(実施の形態1)
図1は本発明の第1の実施の形態における車載モニタ装置の構成を示している。図1において、モニタ部である前部モニタユニット10は、車両内の運転席前方のダッシュボード上または中央のコンソール等に設置されるものであり、液晶ディスプレイ等の表示部11と、リモコン操作部12を有し、ダッシュボード13等に角度調整部14を介して取り付けられる。角度調整部14は、ボールソケットジョイント等の全方向に角度調整可能なものである。
前部モニタユニット10が接続される制御部である制御ユニット20は、ダッシュボードの下などに取付けられるものであり、映像表示動作および撮像動作を制御する制御部21と、ビデオテープやDVD等に対する読み出しおよび書き込みを行う映像入出力部22と、メモリーカードやSDカード等に対する読み出しおよび書き込みを行うカードインタフェース23を有する。制御部21は、撮影した画像を信号処理して表示用の映像信号に変換したり、入力されたビデオ等の映像信号を処理するDSPや符復号化処理を行うコーデックを備えたマイクロプロセッサである。映像入出力部22では、VHS等のアナログ信号またはDVD等のデジタル信号が処理され、カードインタフェース23では、圧縮符号化されたデジタル信号が処理される。
制御ユニット20に接続されるモニタ部である後部モニタユニット30は、液晶ディスプレイ等の表示部31と、CCDを使用したビデオカメラ等の撮像部32と、発光ダイオード等からなる室内灯33と、リモコン操作部34とを有する。後部モニタユニット30は、車両内の天井35にヒンジ部36および回動部37を介して取り付けられる。ヒンジ部36はヒンジジョイントで構成され、後部モニタユニット30を垂直状態と水平状態の間で回動させるものであり、回動部37はボールソケットジョイントで構成され、垂直状態における後部モニタユニット30の角度を全方向に調整可能なものである。ここで、制御ユニット20は、前部モニタユニット10または後部モニタユニット30と一体であることを妨げるものではない。
図2は後部モニタユニット30の外観を示している。図2において、後部モニタユニット30の筐体30aの前面には表示部31の画面31aが配置され、その上部に撮像部32のカメラ32aが配置され、その上部には、ヒンジ部36および回動部37が取り付けられている。画面31aの左横には室内灯33が配置され、画面31aの下部にはリモコン操作部34のリモコン受光部34aが配置されている。
次に、本実施の形態1の動作について説明する。車両のイグニションキーをオンすると、制御ユニット20が起動し、前部モニタユニット10および後部モニタユニット30の動作が可能になる。後部乗員が、リモコン操作部34により後部モニタユニット30を立ち上げると、制御ユニット20の制御部21がその信号を受信し、表示部31の画面にメニューを表示させる。後部乗員は、その中から「映画を見る」を選択すると、視聴可能な映画の一覧が表示される。制御ユニット20にTVチューナが備えられている場合には、テレビも視聴可能になる。後部乗員の選択に応じて、制御ユニット20の制御部21が、要求のあった映像を映像入出力部22から読み出して、表示部31の画面にその映像が表示させる。後部乗員は、ヒンジ部36および回動部37を介して後部モニタユニット30の角度を見やすい位置に調整する。映像を楽しんだ後は、リモコン操作部34によりスイッチオフし、ヒンジ部36を介して後部モニタユニット30を天井35と平行な格納位置に移動させる。この格納位置では、後部モニタユニット30は、表示部31の画面等が下側に向いて、室内灯33が車室内を照明できるようになっている。
後部乗員が室内灯33だけを使用したい場合は、後部モニタユニット30を天井35に垂直な使用位置に移動させた後、リモコン操作部34により「照明」ボタンをオンすることにより、制御ユニット20の制御部21がその信号を受信して室内灯33が点灯するので、後部乗員は、その角度を調整して手元に光が来るように調整する。使用後は、リモコン操作部34により「照明」ボタンをオフする。
運転席の運転者または助手席の乗員が後部乗員の様子を見たい場合は、前部モニタユニット10のリモコン操作部12により前部モニタユニット10を立ち上げると、制御ユニット20の制御部21がその信号を受信し、表示部11の画面にメニューを表示させる。前部乗員が、その中から「撮影する」を選択すると、制御ユニット20の制御部21は、後部モニタユニット30の撮像部33を起動するとともに、室内灯33の輝度を撮影に必要な輝度に高める。撮像部33で撮影された画像は、電気信号に変換されて増幅された後、制御部21に送られて映像信号に変換され、前部モニタユニット10の表示部11に送られて表示される。前部乗員は、角度調整部14により前部モニタユニット10を見やすい角度に調整する。映像信号は、制御ユニット20の映像入出力部22またはカードインターフェース23にも送られて撮影した映像が記録される。撮影後は、映像入出力部22またはカードインターフェース23で記録した記録媒体を家に持ち帰り、パソコン等に接続して楽しむことができる。なお、前部座席の乗員も、運転中の運転者を除いて、後部乗員と同様に映画やテレビの映像を楽しむことができる。なお、後部モニタユニット30を前方に向ければ、前部座席に着座する乗員を撮影することができる。
また、撮像部22としてデジタルスチールカメラが搭載されている場合は、後部座席または前部座席の乗員は自分たちの写真を撮ることができる。リモコン操作部34からメニュー画面の「写真を撮る」を選択すると、制御部21は後部モニタユニット30の撮像部22を動作状態とするとともに、表示部31または表示11に撮像部22で撮影した画像を表示するので、乗員は画面に自分が移るように自分を移動させるか、後部モニタユニット30を移動させた後、リモコン操作部34の「写真」ボタンをオンする。これにより、制御部21が、室内灯23の輝度を写真撮影に必要な輝度まで瞬間的に高めてフラッシングするので、その時のデジタルスチールカメラの映像がカードインタフェース23により記録媒体に記録される。利用者は、この記録媒体を家に持ち帰ってプリントするか、写真屋でプリントしてもらう。
このように、本実施の形態1によれば、表示部11とリモコン操作部12を備えた前部モニタユニット10と、制御部21と映像入出力部22、カードインタフェース23を備えた制御部20と、表示部31と撮像部32と室内灯33とリモコン操作部34とを備えた後部モニタユニット30を備え、さらに前部表示部ユニット10に角度調整部14を設け、後部モニタユニット30にはヒンジ部36と回動部37からなる角度調整部を設けたので、後部座席または前部座席に着座する乗員が映像を楽しんだり、後部座席に着座する乗員の様子をカメラ等で撮影してその映像や画像を記録して後で再生して楽しむことができるばかりでなく、表示部と撮像部と室内灯が一体に組み込まれているため、装置をコンパクトに構成して車室内空間を有効利用することができる。また、モニタユニットを撮影方向に移動させたり、見やすい角度に調整できるとともに、非使用時には、邪魔にならないように天井に平行な格納位置に移動させ、使用時には格納位置から使用位置へ戻すことができる。さらに、室内灯の点消灯を撮影時と非撮影時とで独立して制御できるので、室内灯のみを点灯させることができる。
(実施の形態2)
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。図3は本発明の第2の実施の形態における車載モニタ装置の構成を示している。図3において、制御ユニット40は、上記した実施の形態1の制御ユニット20と同様な構成を有し、ダッシュボードの下などに取付けられ、映像表示動作および撮像動作を制御する制御部41と、ビデオテープやDVD等に対する読み出しおよび書き込みを行う映像入出力部42と、メモリーカードやMDカード等に対する読み出しおよび書き込みを行うカードインタフェース43を有する。制御部41は、撮影した画像を信号処理して表示用の映像信号に変換したり、入力されたビデオ等の映像信号を処理するDSPや符復号化処理を行うコーデックを備えたマイクロプロセッサである。映像入出力部42では、VHS等のアナログ信号またはDVD等のデジタル信号が処理され、カードインタフェース43では、圧縮符号化されたデジタル信号が処理される。
制御ユニット40に接続されるモニタユニット50は、上記した実施の形態1の後部モニタユニット30と同様な構成を有し、液晶ディスプレイ等の表示部51と、CCDカメラ等の撮像部52と、発光ダイオード等からなる室内灯53と、リモコン操作部54とを有する。モニタユニット50が、実施の形態1の後部モニタユニット30と異なるのは、モニタユニット50を移動させる移動手段を備えていることである。モニタユニット50は、車両内の天井55に固定されたレール56に沿って転動するローラ57を備え、ローラ57は支持シャフト58の上端部に回転可能に取り付けられ、支持シャフト58の下端部は、モニタユニット50の上部に固定された角度調整部59に取り付けられている。角度調整部59は、全方向に調整可能なボールソケットジョイントで構成されている。
図4は本実施の形態2におけるモニタユニット50の天井55への取付構造を示している。天井55に固定されたレール56は、前部の運転席61および助手席62の上部前方に掛け渡された第1水平部56aと、後部左右の座席63、64の上部前方に掛け渡された第2水平部56bと、第1水平部56aと第2水平部56bの中央部に掛け渡された垂直部56cとからなる。したがって、モニタユニット50は、ローラ57を介して、第1水平部56aと第2水平部56bとの間を垂直部56cを通って移動することができる。
次に、本実施の形態2における動作について説明する。本実施の形態2における制御ユニット40およびモニタユニット50自体の動作は実施の形態1と同様なので、ここでは、モニタユニット50の位置調整動作についてのみ説明する。モニタユニット50を使用したい乗員は、モニタユニット50を掴んで自分の座席位置の上方位置まで移動させると、モニタユニット50はローラ57を介してレール56上を移動する。モニタユニット50が自分の座席位置の上方位置まで来ると、図示されないロック手段によりローラ57をロックした後、リモコン操作部54によりメニュー画面を呼び出して、映像を表示したり、撮像部52により後部座席の様子を映し出す。モニタユニット50を、実施の形態1の後部モニタユニット30と同様に、天井に平行な格納位置へヒンジを介して折り畳めるようにしてもよい。
このように、本実施の形態2によれば、実施の形態1の効果に加えて、移動手段を備えているので、1台のモニタユニット50を前部座席および後部座席の乗員が共用することができ、車室内スペースを有効利用することができる。
(他の実施の形態)
本発明の他の実施の形態として、撮像部32または52のカメラとして暗視対応カメラを使用し、室内灯33または53として赤外線発光ダイオードを使用して構成することができる。このように構成することにより、夜間においても撮影することができる。
また、本発明の他の実施の形態として、実施の形態1におけるヒンジ部36と回動部37からなる角度調整部を、監視カメラ等に使用されているモータを使用したパン機構およびチルト機構を備えた電動駆動部とし、この電動駆動部を前部座席から乗員がリモコン操作部12により遠隔操作できるように構成することができる。このように構成することにより、電動駆動部によりモニタユニットを後部座席方向に向けて左右の乗員を撮影したり、前部座席方向に向けて助手席の乗員や運転者を撮影したりすることができる。この場合、制御部21は、後部モニタユニット30の電動駆動部による左右方向への移動を、後部モニタユニット30の向きに応じて制御する。こうすることにより、例えば、後部座席の撮影映像を前部座席の表示部に表示した場合は左右が逆になるので、前部座席を撮影した場合と同様の感覚で操作した場合は、カメラが意図した方向と反対側に移動してしまう。したがって、このような場合には、制御部がモータの回転を逆方向に制御することにより、意図した方向にカメラが向けることができ、利便性を向上させることができる。
本発明に係る車載モニタ装置は、車両内に設置されて、座席に座る乗員が画面に映された映像等を見ることができ、座席に着座した乗員の様子等をカメラ等で撮像することができる車載モニタ装置等に対して有用であり、画面に映される画像は、テレビ画像、ナビゲーション画像、インターネット画像等の種類は問わず、適用される車両は、乗用車のみならず、バス等にも適用可能である。
本発明の第1の実施の形態における車載モニタ装置の構成を示すブロック図 本発明の第1の実施の形態における車載モニタ装置の外観を示す正面図 本発明の第2の実施の形態における車載モニタ装置の構成を示すブロック図 本発明の第2の実施の形態における車載モニタ装置の取付構造を示す斜視図
符号の説明
10 前部モニタユニット
11 表示部
12 リモコン操作部
20 制御ユニット
21 制御部
22 映像入出力部
23 カードインタフェース
30 後部モニタユニット
31 表示部
32 撮像部
33 室内灯
34 リモコン操作部
35 天井
36 ヒンジ部
37 回動部
40 制御ユニット
41 制御部
42 映像入出力部
43 カードインタフェース
50 モニタユニット
51 表示部
52 撮像部
53 室内灯
54 リモコン操作部
55 天井
56 レール
57 ローラ
58 支持シャフト
59 角度調整部
61 運転席
62 助手席
63、64 後部座席

Claims (13)

  1. 映像を表示する表示部と車室内を撮像する撮像部と車室内を照明する室内灯とを備えたモニタ部と、前記表示部および前記撮像部における映像表示動作および撮像動作を制御するとともに、前記撮像部による撮像時には前記室内灯を点灯して被写体を照明する制御部とを備えた車載モニタ装置。
  2. 前記制御部は、前記撮像部がビデオカメラである場合に、撮像時に前記室内灯の輝度を高めるように制御することを特徴とする請求項1記載の車載モニタ装置。
  3. 前記制御部は、前記撮像部がデジタルスチールカメラである場合に、撮像時に前記室内灯の輝度を瞬間的に高めるように制御することを特徴とする請求項1記載の車載モニタ装置。
  4. 前記制御部は、前記室内灯の点灯を撮像時と非撮像時とで別々に制御することを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の車載モニタ装置。
  5. 前記制御部は、前記撮像部により撮像した映像または画像を記録する映像記録部を備えたことを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の車載モニタ装置。
  6. 前記映像記録部は、ビデオ記録部であることを特徴とする請求項5記載の車載モニタ装置。
  7. 前記映像記録部は、メモリー記録部であることを特徴とする請求項5記載の車載モニタ装置。
  8. 前記モニタ部は、前記モニタ部の角度を調整可能な角度調整部を備えたことを特徴とする請求項1ないし請求項7のいずれかに記載の車載モニタ装置。
  9. 前記モニタ部は、後部座席用のモニタ部であり、さらに前記制御部に接続された前部座席用のモニタ部を備えたことを特徴とする請求項1ないし請求項8のいずれかに記載の車載モニタ装置。
  10. 前記モニタ部は、車両内の天井に設置されたレールに沿って移動可能な移動手段を備えたことを特徴とする請求項1ないし請求項8記載の車載モニタ装置。
  11. 前記撮像部は、暗視対応カメラであり、前記室内灯として赤外線発光ダイオードを使用することを特徴とする請求項1ないし請求項10のいずれかに記載の車載モニタ装置。
  12. 前記モニタ部は、前記モニタ部の方向および角度を調整可能な電動駆動部を備え、前記電動駆動部を前部座席から遠隔操作可能であることを特徴とする請求項9記載の車載モニタ装置。
  13. 前記電動駆動部を使用して車室内を撮像する場合、前記制御部は、前記モニタ部の前記電動駆動部による左右方向への移動を、前記モニタ部の向きに応じて制御することを特徴とする請求項12記載の車載モニタ装置。
JP2003309075A 2003-09-01 2003-09-01 車載モニタ装置 Pending JP2005075184A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003309075A JP2005075184A (ja) 2003-09-01 2003-09-01 車載モニタ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003309075A JP2005075184A (ja) 2003-09-01 2003-09-01 車載モニタ装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005075184A true JP2005075184A (ja) 2005-03-24

Family

ID=34411346

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003309075A Pending JP2005075184A (ja) 2003-09-01 2003-09-01 車載モニタ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2005075184A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008517351A (ja) * 2006-01-13 2008-05-22 アプロ テクノロジー インコーポレイテッド 双方向レンズ及び画像表示スクリーンを備えた駆動モジュール
JP2010089651A (ja) * 2008-10-08 2010-04-22 Honda Motor Co Ltd モニタ位置調整装置
JP2011116219A (ja) * 2009-12-02 2011-06-16 Koito Mfg Co Ltd 車内監視システム
JP2020040535A (ja) * 2018-09-11 2020-03-19 日野自動車株式会社 車両の室内構造
WO2023021917A1 (ja) * 2021-08-20 2023-02-23 株式会社デンソー 乗員撮像装置
WO2023119538A1 (ja) * 2021-12-23 2023-06-29 三菱電機株式会社 乗員監視装置、および、乗員監視方法

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008517351A (ja) * 2006-01-13 2008-05-22 アプロ テクノロジー インコーポレイテッド 双方向レンズ及び画像表示スクリーンを備えた駆動モジュール
JP2010089651A (ja) * 2008-10-08 2010-04-22 Honda Motor Co Ltd モニタ位置調整装置
JP4701278B2 (ja) * 2008-10-08 2011-06-15 本田技研工業株式会社 モニタ位置調整装置
US8364352B2 (en) 2008-10-08 2013-01-29 Honda Motor Co., Ltd. Monitor position adjustment device
JP2011116219A (ja) * 2009-12-02 2011-06-16 Koito Mfg Co Ltd 車内監視システム
JP2020040535A (ja) * 2018-09-11 2020-03-19 日野自動車株式会社 車両の室内構造
WO2023021917A1 (ja) * 2021-08-20 2023-02-23 株式会社デンソー 乗員撮像装置
WO2023119538A1 (ja) * 2021-12-23 2023-06-29 三菱電機株式会社 乗員監視装置、および、乗員監視方法
JP7446545B2 (ja) 2021-12-23 2024-03-08 三菱電機株式会社 乗員監視装置、および、乗員監視方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7230523B2 (en) Vehicular rear view mirror/video display
JP2004501399A (ja) ヘッドレスト及びシートビデオ撮影装置
JP3985333B2 (ja) 後方確認装置
JP3947726B2 (ja) 車載用表示制御装置、車載用表示装置、表示制御方法、制御プログラムおよび記録媒体
JP2014229049A (ja) 電子機器及びドライブレコーダー
JP2023181327A (ja) 自動車用ドライビングレコーダ
JP2005075184A (ja) 車載モニタ装置
JP2022058355A (ja) 電子機器
JP2008118475A (ja) クレードル装置及びその制御方法、並びにプログラム及び記憶媒体
TW201024133A (en) Vehicle projection and photography device
JP2000115759A (ja) 撮像表示装置
JP2008280037A (ja) 移動体用表示装置
JP2009300572A (ja) 車載用情報表示装置
JP6738986B2 (ja) 電子機器
JP4232462B2 (ja) 移動体用表示装置
JP7475045B2 (ja) 車両用ルームミラー
US20050125123A1 (en) On-vehicle rear-seat display device
JP4242791B2 (ja) 車載用画像情報処理装置
JP3166032B2 (ja) 撮影装置
JP2005088759A (ja) 幅寄せカメラ
JP7462978B2 (ja) 車両用ルームミラー
JP2005335600A (ja) リアモニタ及びその取り付け装置
JP2023075475A (ja) 車両用表示装置
JP6291646B2 (ja) 電子機器及びドライブレコーダー
US8112772B2 (en) Electronic apparatus

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050715

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080327

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080401

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20080729