JP2005073425A - 電力変換装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】部品数を削減しコストを低減する電力変換装置を提供する。
【解決手段】電力用変換装置100においては、パワーモジュール111,112から生じた熱は、パワーモジュール111,112の下側に設けられたヒートシンク130により放熱される。ヒートシンク130は、内部に冷却媒体が流れる冷却水路140が形成されており効率よく放熱が行われるようになっている。この冷却水路140の一部である第5の冷却水路部145は、パワーモジュール111,112側に突出し高さが出るように形成されており、この突出部分に直接的に制御基板120が設置される。したがって、この制御基板120において発熱部品121等から生じた熱も、ヒートシンク130に直接的に伝導され放熱される。この結果、部品点数を削減するとともに、冷却効率を高めることができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、電力用半導体素子とその電力用半導体素子を制御する制御基板とを有する電力変換装置に関し、特に、構成が簡単で冷却効率の高い電力変換装置に関する。
電力用スイッチング素子等の電力用半導体素子を有するパワーモジュールと、このパワーモジュールを制御する制御回路が設けられた制御基板とを一体的に構成した電力変換装置が知られている。
この種の電力変換装置においては、たとえば特許文献1に記載のパワーモジュールのように、パワーモジュールの一方の面側に取り付け部材を介して制御基板を設置した構成が広く使用されている。
特開2002−76257号公報
ところで、このような構成の電力変換装置においては、前述したように、パワーモジュールの上方に制御基板等の部品を配置する構成となっているため、取り付け部が必要となり、コストが増加するという問題がある。
本発明は、このような問題に鑑みてなされたものであって、その目的は、取り付け部等の部品を不要とすることにより部品点数を削減しコストを低減する電力変換装置を提供することにある。
前記目的を達成するために、本発明の電力変換装置は、電力用半導体素子を有するパワーモジュールと、前記パワーモジュールの一方の面側に設けられ、前記パワーモジュールの前記電力用半導体素子を制御する制御回路が形成された制御基板と、前記パワーモジュールの他方の面側に設けられ、前記パワーモジュールを冷却する冷却媒体の流路である冷却流路が内部に形成された冷却流路形成部材とを有する電力変換装置であって、前記冷却流路形成部材は、前記パワーモジュールの側面付近において前記他方の面側から前記一方の面側に突出した突出部を有し、前記制御基板は、前記冷却流路形成部材の前記突出部の先端面に設置される電力変換装置である。
このような構成の電力用変換装置においては、パワーモジュールから生じた熱は、パワーモジュールの他方の面側に設けられた冷却流路形成部材に放熱される。冷却流路形成部材は、内部に冷却媒体が流れる冷却流路が形成され効率よく放熱が行われるようになっており、パワーモジュールは効率よく冷却される。
また、この冷却流路形成部材の一部がパワーモジュールの他方の面側に突出するように形成されており、この突出部分に直接的に制御基板が設置される。したがって、制御基板において生じた熱も、冷却流路形成部材に直接的に伝導され、これにより効率よく放熱される。
この結果、従来の同様の構造の電力用変換装置に必要であった制御基板の取り付け部等の構造が不要となる。
このように本発明によれば、取り付け部等の部品を不要とすることにより部品点数を削減しコストを低減する電力変換装置を提供することができる。
第1の実施の形態
本発明の第1の実施の形態の電力変換装置について図1を参照して説明する。
図1は、本発明の第1の実施の形態の電力変換装置の構成を示す図であり、図1(A)は電力変換装置の平面図であり、図1(B)は図1(A)のA−’Aの断面図である。
図1(A)および図1(B)に示すように、電力変換装置100は、2つのパワーモジュール111,112、制御基板120、ヒートシンク(冷却流路形成部材)130、冷却水路140およびケース150を有する。
なお、以下の説明においては、図1(A)に示す平面図において紙面と平行な方向を平面方向と称し、紙面と垂直な方向を垂直方向と称する。また、垂直方向においては、ケース150側を上側、ヒートシンク130側を下側と称する。
パワーモジュール111,112は、各々たとえば大電力用の半導体素子、例えばIGBTによって構成され、図1(B)に示すように、ヒートシンク130の上面に載置される。また、この2つのパワーモジュール111,112は、図1(A)に示すように、平面方向に並べて配置される。
ヒートシンク130の内部には、これらパワーモジュール111,112を冷却するための冷却水路140が形成される。冷却水路140は、2つのパワーモジュール111,112を1つの水路で冷却するために、図1(A)に示すようにU字形状に形成される。すなわち、冷却水路140は、電力変換装置100の一方の端部で折り返され、折り返し部分の前後が各々パワーモジュール111,112を冷却するための水路として構成される。
より具体的には、冷却水路140は、第1の冷却水路部141−1,141−2、第2の冷却水路部142−1,142−2、第3の冷却水路部143−1,143−2、第4の冷却水路部144−1,144−2および第5の冷却水路部145により構成される。
これらの水路部のうち、第1の冷却水路部141−1,141−2〜第4の冷却水路部144−1,144−2は、2つのパワーモジュール111,112を各々冷却する2つの同一形状の冷却水路を構成する。すなわち、冷却水路140は、第5の冷却水路部145を折り返し部分として、その前後に2つの同一形状の冷却水路が配置された構成となっている。
なお、以下の説明において、これらの同一形状の冷却水路については、いずれの冷却水路かを特段に指定せず、また対応する符号も単に第1の冷却水路部141、第2の冷却水路部142、第3の冷却水路部143および第4の冷却水路部144という符合を用いて説明を行うものとする。
第1の冷却水路部141は、外部から供給される冷却水の出入口となるパイプ部分であり、円形の断面形状を有する。
第3の冷却水路部143は、パワーモジュール111,112を冷却する主たる水路部分である。第3の冷却水路部143は、パワーモジュール111,112のヒートシンク130との接着部分の近傍に形成される。また、第3の冷却水路部143は、パワーモジュール111,112と冷却水路との熱抵抗を小さくするため、パワーモジュール111,112の接着面と平行な平面方向に水路幅が広くなり、その分、電力変換装置100の垂直方向に高さが低くなるように形成されている。
第5の冷却水路部145は、パワーモジュール111,112が配置されていない領域に形成される冷却水路140の折り返し部分の水路である。第5の冷却水路部145は、電力変換装置100の平面方向のサイズを小さくするために、平面方向には水路幅を狭くし、その分垂直方向に水路の高さが高くなるように形成されている。
この際、第5の冷却水路部145が形成される部分およびその周辺のヒートシンク130の上面は、ヒートシンク130に設置されたパワーモジュール111,112の上面の高さより高くなるように構成される。すなわち、第5の冷却水路部145は、パワーモジュール111,112側に突出するように構成される。この高くなった第5の冷却水路部145の上面(突出部先端面)に、後述する制御基板がネジ留めされ固定される。
第2の冷却水路部142は、第1の冷却水路部141と第3の冷却水路部143とを円滑に接続するための水路である。
また、第4の冷却水路部144は、第3の冷却水路部143と第5の冷却水路部145とを円滑に接続するための水路である。
一般に、断面形状の異なる水路に冷却水を流すと、絞り作用によって圧損が増える。そこで、冷却水路140においては、全水路に渡って断面積を等しくし、絞り作用による圧損が増えないようにしている。すなわち、円形断面の第1の冷却水路部141、平面方向に扁平な断面の第3の冷却水路部143および垂直方向に高い断面の第5の冷却水路部145はいずれもその断面積が等しくなるように形成される。また、それらを接続する第2の冷却水路部142および第4の冷却水路部144も、断面積を一定に維持した状態で、それらの水路を滑らかに接続する。
このように構成されるヒートシンク130およびパワーモジュール111,112の上部に、制御基板120が設けられる。制御基板120は、第5の冷却水路部145が形成される部分のヒートシンク130の上面、すなわち、パワーモジュール111,112よりも高い位置に形成されるヒートシンク130の上面に、直接ネジ止めされて固定される。この制御基板120には、CPU,電源レギュレータ、電源トランスおよびトランジスタ等の種々の回路素子が実装され、また、それらを接続する配線が形成され、パワーモジュール111,112の制御回路が形成される。
これら実装されたパワーモジュール111,112や制御基板120を覆うように、ヒートシンク130にケース150が被せられ、電力変換装置100が構成される。
このような構成の電力変換装置100においては、冷却水路140に対して冷却水が流されることにより、パワーモジュール111,112からの放熱が効率よく行われ、パワーモジュール111,112の冷却が促進される。
また、制御基板120上の例えば発熱素子121等の回路素子からの発熱は、制御基板120から直接的にヒートシンク130に放熱される。したがって、制御基板120上の発熱部品の冷却効率も高めることができる。
また、制御基板120が、直接、ヒートシンク130に取り付けられていることから、従来必要であったネジ・スタッド付きスペーサ等の取り付け部が不要となり、コストを低減することができる。また、取り付け部をヒートシンク130に取り付ける工数を削減することができ、生産性よく電力変換装置100を製造することができる。
なお、本実施の形態においては、制御基板120のみをヒートシンク130に取り付けるようにしているが、たとえば、平滑コンデンサや電流センサ等をヒートシンク130の第5の冷却水路部145近傍の高くなった部分に取り付けるようにしてもよい。そのようにすれば、平滑コンデンサや電流センサの取り付け部が不要となり、一層コストを低減することができる。また、平滑コンデンサや電流センサを直接ヒートシンク130に接続することになるので、これらの発熱部品の冷却効果を高めることができる。
第2の実施の形態
本発明の第2の実施の形態の電力変換装置について図2を参照して説明する。
第1の実施の形態においては、制御基板を直接ヒートシンクに取り付ける構成の電力変換装置について説明した。しかしながら、発熱部品が制御基板の中央部にレイアウトされた場合には、その部品からの発熱を効率よくヒートシンクに伝達する必要がある。そのためには、放熱シートおよび銅やアルミニウム等の熱伝導媒体を介して発熱部品の熱をヒートシンクに放熱するのが有効である。そのような構成の電力変換装置について、本発明の第2の実施の形態として説明する。
図2は、本発明の第2の実施の形態の電力変換装置200の構成を示す断面図である。
電力変換装置200は、2つのパワーモジュール111,112、制御基板220、ヒートシンク130、冷却水路140、ケース150、熱伝導媒体260および放熱シート(非導電性放熱部材)271,272を有する。
パワーモジュール111,112、ヒートシンク130、冷却水路140およびケース150の構成は、前述した第1の実施の形態の電力変換装置100と同一なので説明を省略する。
第2の実施の形態の電力変換装置200においては、ヒートシンク130に設置されたパワーモジュール111,112の上部であって、第5の冷却水路部145が形成される部分のヒートシンク130の上面に、まず熱伝導媒体260が設置される。熱伝導媒体260は、銅やアルミニウム等の熱伝導性の高い物質で形成された平板上部材である。
この熱伝導媒体260の上に、所定の間隙を隔てて制御基板220を設置する。制御基板220は、任意の位置に発熱部品が実装された基板であるが、ここでは例示のために第1および第2の2つの発熱部品221,222を図示する。第1の発熱部品221は、第5の冷却水路部145が形成される部分のヒートシンク130のほぼ上部に配置された部品であり、第2の発熱部品222は、制御基板220のほぼ中央部に配置された部品である。
これら第1および第2の発熱部品221,222が実装される部分の熱伝導媒体260と制御基板220との間隙部分には、各々、放熱シート271および272が配置される。
このような構成の電力変換装置200においても、冷却水路140に対して冷却水が流されることにより、パワーモジュール111,112からの放熱が効率よく行われ、パワーモジュール111,112の冷却が促進される。
また、図2に例示する第1および第2の発熱部品221,222等の制御基板220上の発熱部品からの発熱は、制御基板220から放熱シート271,272および熱伝導媒体260を介してヒートシンク130に放熱される。従来は、これに加えてさらに熱伝導媒体260の取り付け部を介して放熱されていたが、本実施の形態においては、前述したように熱伝導媒体260がヒートシンク130に直接取り付けられているため、取り付け部を介する必要がない。したがって、従来に比して発熱部品の放熱を効果的に行い、冷却効率を高めることができる。
また、熱伝導媒体260が、直接、ヒートシンク130に取り付けられていることから、従来必要であったネジ・スタッド付きスペーサ等の熱伝導媒体260の取り付け部が不要となり、コストを低減することができる。
また、取り付け部をヒートシンク130に取り付ける工数を削減することができ、生産性よく電力変換装置200を製造することができる。
第3の実施の形態
本発明の第3の実施の形態の電力変換装置について図3を参照して説明する。
第2の実施の形態においては、制御基板の任意の位置に発熱部品が配置されていたため、熱伝導媒体を介して放熱を行うようにした。しかしながら、制御基板上の発熱部品の配置が制御基板をヒートシンクに取り付ける位置に限定できるならば、熱伝導媒体を使用しないより簡単な構成で効率よく放熱を行うことができる。そのような構成の電力変換装置について、本発明の第3の実施の形態として説明する。
図3は、本発明の第3の実施の形態の電力変換装置300の構成を示す断面図である。
電力変換装置300は、2つのパワーモジュール111,112、制御基板320、ヒートシンク130、冷却水路140、ケース150および放熱シート(非導電性放熱部材)370を有する。
パワーモジュール111,112、ヒートシンク130、冷却水路140およびケース150の構成は、前述した第1の実施の形態の電力変換装置100と同一なので説明を省略する。
第3の実施の形態の電力変換装置300においては、ヒートシンク130に設置されたパワーモジュール111,112の上部であって、第5の冷却水路部145が形成される部分のヒートシンク130の上面に、制御基板320がヒートシンク130の上面と所定の間隙を隔てて設置されている。
制御基板320には、図3に例示する発熱部品321等の発熱部品が実装されるが、設計段階で部品レイアウトを考慮することにより、それらの発熱部品は、制御基板320の第5の冷却水路部145が形成される部分のヒートシンク130の上部に配置される。
図3に例示する発熱部品321等の発熱部品が実装される部分の制御基板320とヒートシンク130の上面との間隙部分には、放熱シート370が配置される。
このような構成の電力変換装置300においても、冷却水路140に対して冷却水が流されることにより、パワーモジュール111,112からの放熱が効率よく行われ、パワーモジュール111,112の冷却が促進される。
また、図3に例示する発熱部品321等の制御基板320上の発熱部品からの発熱は、制御基板320から放熱シート370を介してヒートシンク130に放熱される。第2の実施の形態として例示した電力変換装置200においては、これに加えてさらに熱伝導媒体を介して放熱されていたが、本実施の形態においてはこれが不要となっている。したがって、第2の実施の形態の電力変換装置200に比して発熱部品の放熱を効果的に行い、冷却効率を高めることができる。
したがって、発熱部品の全てを、制御基板320上の第5の冷却水路部145の上部に相当する領域に配置できる場合には、このような構成とするのが有効である。
また、このような構成であれば、熱伝導媒体が不要となり、コストを低減することができる。
また、熱伝導媒体をヒートシンク130に取り付ける工数を削減することができ、生産性よく電力変換装置300を製造することができる。
なお、以上説明した実施の形態は、本発明の理解を容易にするために記載されたものであって、本発明を限定するために記載されたものではない。したがって、上記の実施の形態に開示された各要素は、本発明の技術的範囲に属する全ての設計変更や均等物をも含む趣旨である。
たとえば、前述した第1〜第3の実施の形態の電力変換回路においては、冷却水路140の中の折り返し部分である第5の冷却水路部145の部分のヒートシンク130を、パワーモジュール111,112設置方向に突出させ高さをもたせるように構成し、ここに制御基板や熱伝導媒体を固定する構成であった。しかしながら、パワーモジュール方向に突出させる部分はこれに限られるものではなく任意の位置でよい。たとえば、冷却媒体の出入口である第1の冷却水路部141とパワーモジュールを冷却する第3の冷却水路部143との間の第2の冷却水路部142の部分のヒートシンク130を、パワーモジュール設置方向に突出させ、これに制御基板や熱伝導媒体を固定するようにしてもよい。
また、パワーモジュール設置領域の周囲に冷却水路が配置されるような新たな水路をパワーモジュールを冷却するための水路中に形成し、この部分においてその水路を規定するヒートシンクをパワーモジュール側に突出させ、これに制御基板等を固定するようにしてもよい。
なお、それらヒートシンク(冷却流路形成部材)の前記突出部は、その先端面が、前記パワーモジュールの上面(ヒートシンクとの接着面の反対面)を越える位置まで突出するのが好適である。そのように構成することで、これに設置した制御基板や熱伝導媒体を、パワーモジュールの上面と一定の間隙をおいて配置することができるからである。しかしながら、ヒートシンクの突出部の先端面にさらに放熱シートや他の熱伝導体を介在させて制御基板や熱伝導媒体を設置することもでき、そのような場合には、それらの介在物を含めた制御基板等の設置面がパワーモジュールの上面を越していればよい。すなわち、ヒートシンク自体の上面は、パワーモジュールの上面を超えない場合もあり得る。そのような場合も、その構成は本発明の趣旨に沿ったものであり、本発明の範囲内であることは明らかである。
また、前述した第1〜第3の実施の形態の電力変換装置は、2つのパワーモジュール111,112を具備する構成であった。しかし、パワーモジュールの搭載個数は1個でもよいし3個以上でもよく任意である。
また、前述した第1〜第3の実施の形態の電力変換装置においては、2つのパワーモジュール111,112に対して1つの冷却水路140により冷却を行っていた。しかしながら、冷却水路を、各パワーモジュールに対応して、あるいは、パワーモジュールとは無関係に、複数系統具備する構成としてもよい。
また、冷却水路140を流される冷却媒体は水に限られるものではなく、任意の流体を用いてよい。
図1は、本発明の第1の実施の形態の電力変換装置の構成を示す図であり、図1(A)は電力変換装置の平面図であり、図1(B)は図1(A)のA−’Aの断面図である。 図2は、本発明の第2の実施の形態の電力変換装置の構成を示す図であり、電力変換装置の断面図である。 図3は、本発明の第3の実施の形態の電力変換装置の構成を示す図であり、電力変換装置の断面図である。
符号の説明
100,200,300…電力変換装置
111,112…パワーモジュール
120,220,320…制御基板
121,221,222,321…発熱部品
130…ヒートシンク
140…冷却水路
141…第1の冷却水路部
142…第2の冷却水路部
143…第3の冷却水路部
144…第4の冷却水路部
145…第5の冷却水路部
150…ケース
260…熱伝導媒体
271,272,370…放熱シート

Claims (5)

  1. 電力用半導体素子を有するパワーモジュールと、
    前記パワーモジュールの前記電力用半導体素子を制御する制御回路が形成され、前記パワーモジュールの一方の面側に設けらた制御基板と、
    前記パワーモジュールを冷却する冷却媒体の流路である冷却流路が内部に形成され、前記パワーモジュールの他方の面側に設けられた冷却流路形成部材と
    を有する電力変換装置であって、
    前記冷却流路形成部材は、前記パワーモジュールの側面付近において前記他方の面側から前記一方の面側に突出した突出部を有し、
    前記制御基板は、前記冷却流路形成部材の前記突出部の先端面に設置される
    電力変換装置。
  2. 前記冷却流路形成部材の前記突出部においては、当該突出部の前記先端面近傍に前記冷却流路が形成される
    請求項1に記載の電力変換装置。
  3. 熱伝導率の高い材料で形成された平板状部材であって、前記冷却流路形成部材の前記突出部の前記先端面に設置された熱伝導媒体をさらに有し、
    前記制御基板は、前記熱伝導媒体上に設置される
    請求項1または2に記載の電力変換装置。
  4. 前記熱伝導媒体と前記制御基板との間に、非導電性放熱部材が介在された
    請求項3に記載の電力変換装置。
  5. 前記制御基板は、所定の間隙をおいて前記冷却流路形成部材の前記突出部の先端面に設置され、
    前記制御基板と前記冷却流路形成部材との間に、非導電性放熱部材が介在された
    請求項1または2に記載の電力変換装置。
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