JP2005073123A - 画像符号化装置、及び方法、及びプログラムを記録した記憶媒体 - Google Patents

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Abstract

【課題】 冗長であったJPEGブロック位置情報をランレングス符号化してデータ量を減らすとともに、符号情報にブロック数を入れ込むことで簡単にランレングスプレーンにJPEGプレーンを合成することを実現する。
【解決手段】 画像を複数の領域に分割し、それぞれに対して適切な符号化方法を用いる第一の符号化手段と、上記複数の領域を合成するための位置情報を符号化する第二の符号化手段と、上記第一の符号化手段と上記第二の符号化手段で符号化されたデータを用いてデータ系列を形成するフォーマット形成手段を有し、上記フォーマット形成手段が生成したデータを符号化方法によって判定する符号化判定手段と、上記符号化判定手段で第一の符号化手段による符号化と判定されたデータを復号化する第一の復号化手段と、上記符号化判定手段で第二の符号化手段による符号化と判定されたデータから合成情報を生成する合成情報生成手段と、上記第一の復号化手段で復号化されたデータと上記合成情報からもとの画像を形成することを特徴とする画像符号化装置。
【選択図】 図1

Description

本発明は、画像を複数の領域に分割し、それぞれの領域に対して適切な符号化方法を適用する画像符号化装置、及び方法、及びプログラムを記録した記憶媒体に関する。
従来より、画像情報を複数の領域に分割し、それぞれの領域に対して適切な符号化方法を適用する画像符号化方法が数多く提案されている。以後このような複数の符号化方法を適用した方法を“ハイブリッド符号化法”と呼ぶこととする。
ハイブリッド符号化方法については、例えば、下記、特許文献1等に開示が有る。
このようなハイブリッド符号化が数多く提案される理由は画像情報の一般的な性質に起因する。一般的な画像情報は大きく文字領域と自然画領域の2種類に分類することが可能である。よく知られているように、文字領域と自然画領域では統計的性質が全く異なるため、全ての領域を1種類の圧縮方法符によって号化するよりは、それぞれの領域に対して別々の符号化方法を適用した方が、圧縮率を向上させることが可能である。そこで代表的なハイブリッド符号化法では、前記文字領域には劣化を生じない可逆符号化であるランレングス符号化法を、自然画領域には非可逆符号化法であるJPEG(Joint Photographic Expert Group)を適用している。なお、ランレングス符号化法やJPEGに関しては、関連する文献が数多く存在するため、ここでの詳細な説明は省略する。
図2及び図11は、代表的なハイブリッド符号化法を用いたプリンティングシステムを示しており、図2は符号化側、図11は復号化側の処理のブロック図となっている。上述したように、符号化方法としてランレングス符号化法とJPEGの2種類を備えている。また、図1は符号化処理が、図10は復号化処理が実行されるハードウェアのブロック図を示している。
まず、符号化側の処理から説明する。図2は符号化側の処理のブロック図を示している。一般的なプリンティングシステムにおいては、入力端子200から入力された画像情報はまず拡大処理部201に入力され、同部においてプリンタの印刷解像度に適した解像度や、ユーザーが指定した印刷サイズに拡大する処理が行われる。例えば、入力端子200から入力された画像が、解像度300dpi、5cm×6cmのサイズであり、この画像を入力解像度600dpiのプリンタで、20cm×24cmの大きさで印刷する場合、拡大処理部201では原画像を縦横8倍に拡大する処理が施される。なお、本実施例において取り扱う画像情報は、RGB成分で拡大処理が施された画像はプレーン分割部202に入力され、同部において、図3に示すような8画素正方ブロック単位で二つのプレーンに画像を分割する。
図4〜図7は、プレーン分割部202での処理の内容を示している。図4は大まかなブロック分割処理のフローチャートであり、図5は特徴検出処理(図4のS402〜S404)の詳細な処理のフローチャートである。図2に示すプレーン分割部202は、図4に示すブロック毎に順に処理を行う。図4ではまずS401において変数flagの初期化を行い、S402〜S404において、入力されたブロックの各色成分毎に図5に示す特徴検出処理を行う。後述する特徴検出処理においては、ブロック内での輝度値の変化が激しいなど、文字領域や、自然画領域でもエッジ部であり、画質劣化を生じるべきでないと判断されたような場合には、上述した変数flagをインクリメントする。RGB各成分に対して同様の特徴検出処理を施した結果、S405で変数flagが3以上であると判断された場合には、S408に進み、そのブロックはランレングス符号化を行うことに決定する。変数flagが3未満の場合には、多少の劣化が生じても問題がないブロックであると判断し、S406でJPEGを行うことになる。
次に特徴検出処理について説明する。図5の特徴検出処理では、まずS501においてブロック内の輝度値のヒストグラム、および行、列毎の和(sum_raw[i],sum_clm[i])、および最大、最小輝度値(max、min)を算出する。以下S502〜S506ではその結果に応じて判定を行う。
S502では、ヒストグラムを算出した結果、図7(a)に示したように、出現した輝度値が2種類以下となった場合、S507に進み、変数flagをインクリメントして終了する。なお、図7において、横軸は輝度値、縦軸は出現度数を示している。
S503では、図7(b)に示すように、最大、最小輝度値の差(diff1)が閾値Th1以上であるか、あるいは隣り合う出現レベル間の差(diff2)がTh2以上であった場合、そのブロックは非常に輝度値の変化が激しいと判定し、S507に進んで変数flagをインクリメントする。
S504では、閾値Th_HighLevelよりも大きい輝度値の度数の総和が、閾値Th_IncludeRatio以上であった場合、そのブロックは自然画領域のエッジ部である可能性が高いため、S507に進んで変数flagをインクリメントする。
S505〜S506では、S501で算出した行、列毎の和(sum_raw[i],sum_clm[i])を用いて、行、列毎の類似度を算出する。具体的に説明すると、S501では図6の点線で示した方向で輝度値の和を算出する。その結果、例えば行に関して説明すると、sum_raw[0]〜sum_raw[7]の8つの和が算出されることになる。これらの和を比較し、8つの和が全て同一値であれば、図8(a)に示すような水平方向のグラデーション領域である可能性が高い。このようなグラデーション領域に対してJPEGのような非可逆符号化を適用すると画質劣化が顕著になる恐れがあるため、可逆符号化を適用するべきである。そのため、S507に進んで変数flagをインクリメントする。以上が、特徴検出処理の説明である。
上記したブロック分割処理を行った結果、JPEGを行うべきと判断されたブロック(図3の薄い灰色ブロック)は抽出され、図1のRAM103内に確保されたメモリバッファ内に順番に格納され、JPEGプレーン303を形成する。原画像上のJPEGブロックの位置は任意の輝度値、例えば(R,G,B)=(255,255,255)で埋め(図3の濃い灰色ブロック)、その結果ランレングスプレーン301が形成される。
それぞれのプレーンは、ランレングス符号化部203およびJPEG符号化部204に入力され、符号化処理が行われる。その結果得られた符号化データは、フォーマット形成部211に入力され、指定形式のフォーマットが形成された後、インターフェースを介してホストデバイスに接続されているコンピュータに転送される。
また、ランレングスプレーン301内のJPEGブロック位置情報302も同時に生成される。JPEGブロック位置情報302とは、図3に示すブロックすべてに割り当てられた1bitの情報であり、JPEGを行うべきと判断されたブロックには“1”を、そうではないブロックに対しては“0”を割り当てたものである。復号化側ではJPEG位置情報302を参照することにより、復号化したランレングスプレーン上の正しい位置に、復号化したJPEGブロックを合成することが可能となる。
図9は形成されるフォーマットの例を示している。同図では図3に示した8Nライン(N:整数)で構成されるラスターユニット単位で、ランレングスデータ、JPEGブロック位置情報302、JPEGデータの順にフォーマットを形成している。
以上が、符号化側の処理の説明である。
次に復号化側の説明を行う。図11は復号化側の処理のブロック図を示している。復号化側では、インターフェースを介して受け取ったデータ系列からランレングス符号化データとJPEG符号化データを分離し、それぞれランレングス復号化部1101およびJPEG復号化部1102に入力される。復号化後の画像データ、およびJPEGブロック位置情報はプレーン合成部1109に入力され、画像の再構成が行われる。
その後画像データは色処理部1110を経てプリンタエンジン部1111に入力され、印字媒体上に印刷される。
以上が従来例の説明である。
特開平08−116430号公報
しかし、従来提案していたハイブリッド符号化法には以下のような問題点があった。
上述のプリンティングシステムでは、(画像の画素数/64)bitのJPEGブロック位置情報302が必要になる。しかし一般的な画像において、JPEGブロックが均等に分散しているようなことはない。そのためJPEGブロック位置情報302は、“0”または“1”が固まって並んだ値をとることが多い。このため冗長なデータをホストとプリンタ間に送信することになってしまう。
さらに、JPEGブロック位置情報302は各bitが画像の1ブロックに対応しているため、復号化側では以下のような処理を行うことになる。
まず最初にランレングスプレーン301を復号化してメモリ上に格納しておき、JPEGブロック位置情報302の中にJPEGブロックを示す“1”のデータが現れる間で読み続ける。“1”が読み出されると、それまでの“0”の個数からJPEGデータを書き込むアドレスを計算して書き込みアドレスを決定する。次にJPEGプレーン303から1ブロック分を復号化してその複合化データを前期のアドレスから上書きする処理を行っている。このため先に述べた問題点にあるように、一般的にJPEGブロック位置情報302は“0”または“1”が固まって並んだ値をとるために長い期間JPEGブロックの複合化が行われないことが発生する。またすべてのブロックがJPEGブロックでない場合にもすべてのJPEGブロック位置情報302を検索しないと次のラスターへ進めないという問題もあった。
本発明は、上述の問題点に着目して成されたものであって、ランレングス符号化、JPEG符号化を用いるハイブリット符号化において、各プレーンの合成に必要であるが冗長であったJPEGブロック位置情報をランレングス符号化してデータ量を減らすとともに、符号情報にブロック数を入れ込むことで簡単にランレングスプレーンにJPEGプレーンを合成することが可能な、画像符号化装置、及び方法、及びプログラムを記録した記憶媒体を提供することを目的とする。
上記問題点を解決するため、本発明は以下の構成を備える。
(1)画像を複数の領域に分割し、それぞれに対して適切な符号化方法を用いる第一の符号化手段と、
上記複数の領域を合成するための位置情報を符号化する第二の符号化手段と、
上記第一の符号化手段と上記第二の符号化手段で符号化されたデータを用いてデータ系列を形成するフォーマット形成手段を有し、
上記フォーマット形成手段が生成したデータを符号化方法によって判定する符号化判定手段と、
上記符号化判定手段で第一の符号化手段による符号化と判定されたデータを復号化する第一の復号化手段と、
上記符号化判定手段で第二の符号化手段による符号化と判定されたデータから合成情報を生成する合成情報生成手段と、
上記第一の復号化手段で復号化されたデータと上記合成情報からもとの画像を形成することを特徴とする画像符号化装置。
(2)上記第一の符号化手段は、
可逆符号化手段と不可逆符号化手段を備え、分割された領域に適した符号化を行う符号化であり、
さらに、上記第一の復号化手段は、上記第一の符号化手段に応じた復号化手段を備えることを特徴とする上記(1)に記載の画像符号化装置。
(3)上記第二の符号化手段は、可逆符号化手段であることを特徴とする上記(1)又は(2)に記載の画像符号化装置。
(4)画像を複数の領域に分割し、それぞれに対して適切な符号化方法を用いる第一の符号化工程と、
上記複数の領域を合成するための位置情報を符号化する第二の符号化工程と、
上記第一の符号化工程と上記第二の符号化工程で符号化されたデータを用いてデータ系列を形成するフォーマット形成工程を有し、
上記フォーマット形成工程が生成したデータを符号化方法によって判定する符号化判定工程と、
上記符号化判定工程で第一の符号化工程による符号化と判定されたデータを復号化する第一の復号化工程と、
上記符号化判定工程で第二の符号化工程による符号化と判定されたデータから合成情報を生成する合成情報生成工程と、
上記第一の復号化工程で復号化されたデータと上記合成情報からもとの画像を形成することを特徴とする画像符号化方法。
(5)上記第一の符号化工程は、
可逆符号化工程と不可逆符号化工程を備え、分割された領域に適した符号化を行う符号化であり、
さらに、上記第一の復号化工程は、上記第一の符号化工程に応じた復号化工程を備えることを特徴とする上記(4)に記載の画像符号化方法。
(6)上記第二の符号化工程は、可逆符号化工程であることを特徴とする上記(4)又は(5)に記載の画像符号化方法。
(7)上記(4)乃至(6)に記載の画像処理方法を構成する工程を実行するためのプログラムを記憶したコンピュータ読取り可能な記憶媒体。
以上説明したように、本発明の第1の実施例によれば、冗長であったJPEGブロック位置情報をランレングス符号化してデータ量を減らすとともに、符号情報にブロック数を入れ込むことで簡単にランレングスプレーンにJPEGプレーンを合成することが可能になる。
以下に、本発明を実施するための最良の形態を、実施例に基づいて図面を参照しながら説明する。
(第1の実施例)
以下、本発明の好適な実施例を説明する。なお、本実施例では提案する画像符号化装置をプリンティングシステムに適用した場合について説明するが、本発明はプリンティングシステムに限定されるものではない。
図12は、本実施例における画像圧縮符号化側の処理のブロック図である。入力端子1200から入力された圧縮対象画像は拡大処理部1201に入力され、同部において用紙サイズに適合するように行う拡大処理を行う。
拡大処理部1201での処理が終了すると、その結果形成された画像情報がプレーン分割部1202に入力される。プレーン分割部1202では従来例で示したプレーン分割処理が行われる。このプレーン分割部1202の結果、JPEGで圧縮すべきと判断されたブロックは図3に示すJPEGプレーン303のようにまとめられたJPEGプレーン303に合成されてJPEG符号化部1204に入力される。さらにJPEGブロック判断されたブロックには別のデータ、例えば(R,G,B)=(255,255,255)に上書きされたランレングスプレーン301がランレングス符号化部1203に入力される。さらにJPEGブロック位置情報1210が第二のランレングス符号化部1212に入力される。
ランレングスプレーン301はランレングス符号化部1203でランレングス符号化されてフォーマット形成部1211に入力される。同様にJPEGプレーン303はJPEG符号化部1204でJPEG符号化されてフォーマット形成部1211に入力される。
JPEGブロック位置情報1210は、第二のランレングス符号化部1212でランレングス符号化される。このランレングス符号の符号表を図14に示す。図14(a)はコマンドの符号表、図14(b)はカウントの符号表を示している。
コマンドには“JPEG”,“RL”,“HIGH”,“EOB”の4つのコマンドがある。”JPEG”はJPEGブロックの並んでいる個数を表現していて、符号は1[count]で示される。ここで[count]は図14(b)で示されるハフマン符号で表現される個数である。例えば10は001010で表現される。したがって、JPEGブロックが10個並んでいる場合は1001010で表現される。同様にRLはJPEGブロックでないブロックの並んでいる個数を表現していて、01[count]で示される。しかしこれでは127個の連続するブロック数しか表現できないため、“HIGH”というコマンドを付加している。“HIGH”は、続く“JPEG”または“RL”のコマンドのカウント数に、さらに[count]×128のカウントを加算することを示している。これによって、最大16838個連続するブロックを表現できるようにしている。最後の“EOB”は符号ブロックの終了を示している。
第二のランレングス符号化部1212で生成された符号化JPEGブロック位置情報1213はフォーマット形成部1211に入力される。フォーマット形成部1211はすべての圧縮符号化情報を図9に示すようなフォーマットにしてデータを形成する。ただし本実施例においては、図9のJPEGブロック位置情報の部分が符号化JPEGブロック位置情報1213に置き換えられる。このデータがインターフェースを介してプリンタに送信される。
以上が、符号化側の処理の説明である。
次に復号化側の説明を行う。図13は復号化側の処理のブロック図を示している。また、図10は復号化側のハードウェアのブロック図を示している。復号化側では、インターフェースを介して受け取った、データが符号化データ判定部1300に入力される。符号化データ判定部1300は受け取ったデータを図9で示したフォーマットに合わせてデータをヘッダ部、ランレングスデータ、符号化JPEGブロック位置情報、JPEGデータに分離する。ランレングスデータはランレングス復号化部1301,符号化JPEGブロック位置情報1308はJPEGブロックアドレス生成部1312,JPEGデータはJPEG復号化部1302に入力される。
最初に復号化されたランレングスデータはプレーン合成部1309に入力される。プレーン合成部1309は、RAM1003の中で使用可能な領域内に指定される先頭アドレスから復号化されたランレングスデータを書き込む。RAM1003の内部の様子を図15に示した。ここでは説明を簡単にするために図3で示した画像データで、ラスター単位を8×1とした。したがって8画素正方のブロックがM個の場合として復号化の流れを説明する。この場合、指定された先頭アドレスから順にM個のブロック分のデータが順に書き込まれる。
JPEGブロックは2,3,5,…番目のブロックであった場合(図15で濃い灰色で示した部分)、次の符号化JPEGブロック位置情報1308は、
RL[2],JPEG[2],RL[1],JPEG[1],….
となる。ここでは簡易的にコマンドは記号で、カウントの値は数字で示している。JPEGブロックアドレス生成部1312は、
書き込みアドレス0=[先頭アドレス]+[1ブロック分のオフセット]×カウント(この場合はカウントの値は2)
として最初のJPEGブロックアドレス1113を算出してカウント数と合わせてプレーン合成部1309に入力する。次に書き込みアドレス0
書き込みアドレス1=書き込みアドレス0+[1ブロック分のオフセット]×カウント(この場合はカウントの値は3)
として次のJPEGブロックアドレス1113を算出してカウント数と合わせてプレーン合成部1309に入力する。このように順次JPEGブロックアドレス1113を算出し、その結果をカウント数と合わせてプレーン合成部1309に入力する。
プレーン合成部1309は、書き込みアドレスとカウント数の組み合わせでどのアドレスから何ブロック分のJPEGデータをランレングスデータに上書きするかが指定される。この例では2,3番目のブロックのJPEGデータ(図15では薄い灰色で示している。)を2’,3’番目のブロック(図15では濃い灰色で示している。)のアドレスに連続して書き込み、次に5番目のブロックのJPEGデータを5’番目のブロックのアドレスから書き込む処理が行われる。
例えば、5番目のブロック以降にJPEGブロックが無い場合には、
RL[2],JPEG[2],RL[1],JPEG[1],EOB
となり、五番目のブロックの書き込みアドレスを算出後、すぐにこのラスターのJPEGアドレス生成処理を終了することが可能である。
最終的にはプレーン合成部1309によって、ラスターユニット単位の合成処理が終了すると、RAM1003の中に先頭アドレスから始まる画像データが格納されたことになる。この復号化処理が終了すると、この画像データは色処理部1310に入力されプリンタエンジン部1311に適した値に変換される。この変換後の入力データがプリンタエンジン部1311から印刷媒体に印刷される。
以上が、第1の実施例の説明である。
(その他の実施例)
本発明では、画像符号化装置をプリンティングシステムに適用した例について述べたが、本発明はそれに限定されるものではない。本発明で説明した画像符号化装置は、複数の機器(例えばホストコンピュータ、インターフェース機器、リーダ、プリンタ等)から構成されるシステムに適用しても、一つの機器からなる装置(例えば、複写機、ファクシミリ装置等)に適用しても良い。
また、本発明の目的は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウエアのプログラムコードを記録した記憶媒体(または記録媒体)を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによっても、達成されることは言うまでもない。この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているオペレーティングシステム(OS)などが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張カードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張カードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
符号化側ハードウェア構成を示す図 従来例における符号化処理のブロック図 プレーン分割を説明するための図 従来例におけるプレーン分割処理のフローチャート 特徴検出処理のフローチャート 行、列毎の和を説明するための図 ヒストグラム例を示す図 グラデーション画像の例を示す図 フォーマットの例を示す図 復号化側ハードウェア構成を示す図 復号化側処理のブロック図 第1の実施例における符号化側処理のブロック図 第1の実施例における復号化側処理のブロック図 ランレングス符号の符号表 ランレングス符号の符号表 JPEGデータのブロックアドレスを示す図
符号の説明
200 入力端子
201 拡大処理部
202 プレーン分割部
203 ランレングス符号化部
204 JPEG符号化部
211 フォーマット形成部
301 ランレングスプレーン
302 JPEGブロック位置情報
303 JPEGプレーン
1003 RAM
1101 ランレングス復号化部
1102 JPEG復号化部
1108 JPEGブロック位置情報
1109 プレーン合成部
1110 色処理部
1111 プリンタエンジン部
1113 JPEGブロックアドレス
1200 入力端子
1201 拡大処理部
1202 プレーン分割部
1203、1212 ランレングス符号化部
1204 JPEG符号化部
1210 JPEGブロック位置情報
1211 フォーマット形成部
1213 符号化JPEGブロック位置情報
1300 符号化データ判定部
1301 ランレングス復号化部
1302 JPEG復号化部
1308 符号化JPEGブロック位置情報
1309 プレーン合成部
1310 色処理部
1311 プリンタエンジン部
1312 JPEGブロックアドレス生成部

Claims (7)

  1. 画像を複数の領域に分割し、それぞれに対して適切な符号化方法を用いる第一の符号化手段と、
    上記複数の領域を合成するための位置情報を符号化する第二の符号化手段と、
    上記第一の符号化手段と上記第二の符号化手段で符号化されたデータを用いてデータ系列を形成するフォーマット形成手段を有し、
    上記フォーマット形成手段が生成したデータを符号化方法によって判定する符号化判定手段と、
    上記符号化判定手段で第一の符号化手段による符号化と判定されたデータを復号化する第一の復号化手段と、
    上記符号化判定手段で第二の符号化手段による符号化と判定されたデータから合成情報を生成する合成情報生成手段と、
    上記第一の復号化手段で復号化されたデータと上記合成情報からもとの画像を形成することを特徴とする画像符号化装置。
  2. 上記第一の符号化手段は、
    可逆符号化手段と不可逆符号化手段を備え、分割された領域に適した符号化を行う符号化であり、
    さらに、上記第一の復号化手段は、上記第一の符号化手段に応じた復号化手段を備えることを特徴とする請求項1に記載の画像符号化装置。
  3. 上記第二の符号化手段は、可逆符号化手段であることを特徴とする請求項1又は2に記載の画像符号化装置。
  4. 画像を複数の領域に分割し、それぞれに対して適切な符号化方法を用いる第一の符号化工程と、
    上記複数の領域を合成するための位置情報を符号化する第二の符号化工程と、
    上記第一の符号化工程と上記第二の符号化工程で符号化されたデータを用いてデータ系列を形成するフォーマット形成工程を有し、
    上記フォーマット形成工程が生成したデータを符号化方法によって判定する符号化判定工程と、
    上記符号化判定工程で第一の符号化工程による符号化と判定されたデータを復号化する第一の復号化工程と、
    上記符号化判定工程で第二の符号化工程による符号化と判定されたデータから合成情報を生成する合成情報生成工程と、
    上記第一の復号化工程で復号化されたデータと上記合成情報からもとの画像を形成することを特徴とする画像符号化方法。
  5. 上記第一の符号化工程は、
    可逆符号化工程と不可逆符号化工程を備え、分割された領域に適した符号化を行う符号化であり、
    さらに、上記第一の復号化工程は、上記第一の符号化工程に応じた復号化工程を備えることを特徴とする請求項4に記載の画像符号化方法。
  6. 上記第二の符号化工程は、可逆符号化工程であることを特徴とする請求項4又は5に記載の画像符号化方法。
  7. 請求項4乃至6に記載の画像処理方法を構成する工程を実行するためのプログラムを記憶したコンピュータ読取り可能な記憶媒体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006270440A (ja) * 2005-03-23 2006-10-05 Fuji Xerox Co Ltd 印刷データ生成装置及び印刷データ生成方法

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