JP2005072916A - トランスポートストリーム処理装置及び方法、並びにデジタル放送受信機 - Google Patents

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Abstract

【課題】 1つの入力トランスポートストリームから、互いに異なる複数のトランスポートストリームを同時に作成して、複数の機器に対して出力することを可能とする。
【解決手段】パケット識別回路101は、チューナー1に入力されたトランスポ−トストリ−ムの各パケットの種別を識別し、各パケットに付与されたパケット識別子毎にその各パケットに対する処理を設定する。複数のストリーム出力回路1031、1032は、前記パケット識別回路101からパケット単位での出力方法の指示を個別に受けて、パケットの破棄や置き換えなどの処理を行いながら、視聴用又は記録用のストリームを出力する。I/F5、6を介して接続される記録機器は、対応するストリーム出力回路1031、1032からのストリームを受けて、個別にその受けたストリームに含まれる番組を記録する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、複数の番組が多重化されたトランスポートストリームを出力するトランスポートストリーム処理装置及び方法、並びに、そのトランスポートストリーム処理装置を含むデジタル放送受信機に関する。
近年、デジタル放送を受信して特定の番組を視聴するだけでなく、同時にその特定の番組以外の他の番組をもデジタルVTRやハードディスク装置などに記録することが一般的になってきている。
デジタル放送では、そのデータ構造やデータの多重方法として、国際標準規格であるMPEG2システム規格に定められたトランスポートストリームを用いており、一般的に一つのトランスポートストリームに複数の番組を多重して放送している。トランスポートストリームはトランスポートストリームパケットという固定長のパケットより構成されており、各トランスポートストリームパケットにはそのパケットが格納しているデータの種類を示すためPIDというパケット識別子が割り当てられている。例えば、2つの番組の番組1と番組2が多重されている場合、番組1の映像、番組1の音声、番組2の映像、番組2の音声を各々格納するパケットに対して各々個別のPIDが割り当てられている。またトランスポートストリームは、映像や音声などのデータ以外にも、どのPIDにどの番組の映像や音声が割り当てられているかという番組の選択に必要なPIDの割り当て表、番組表や番組内容などの情報、ユーザー固有の情報など、様々な情報も多重して伝送する必要がある。これらの情報の伝送にはセクションという定められたデータ形式が用いられるが、セクション形式のデータも同様にトランスポートストリームパケットに格納されており、各々の情報毎にPIDが割り当てられている。トランスポートストリームはこれらのパケットを多重することにより、複数の番組を多重化している。
受信したトランスポートストリームから1つ以上の番組を選択してデジタルVTRなどの外部機器に記録する場合について説明すると、次の通りである。
デジタル放送をデジタル記録する場合も、一般的にはトランスポートストリーム形式を用いるが、選択した特定の番組を記録して再生するためには、多重された複数の番組や情報を全て記録する必要はない。また逆に、全ての番組と情報を記録することは記録帯域の増大を招くことになるため、前記で説明したPIDによって、記録すべき番組及びこれを再生するために必要となる情報を含むパケットのみを選択して、記録する方法が取られている。すなわち、トランスポートストリーム処理装置は、不要なパケットは破棄し、また、必要となる情報を含むパケットを再構成して既存のパケットに対して置き換えて出力する。
これらデジタル放送を受信して記録するデジタル放送受信機としては、近年はデジタル放送の多様化が進み、例えば特許文献1に示されるように、複数のトランスポートストリームを同時に受信して、複数のトランスポートストリームを同時に記録する装置もある。
図6は従来のデジタル放送受信機のブロック図を示すものである。図6において、6011及び6012はデジタルチューナー部、602はTS(トランスポートストリーム)ストリーム切替えスイッチ部、603はデマルチプレクサ部、604はMPEG映像デコーダ部、605はMPEG音声デコーダ部、6061及び6062はパーシャルTS生成用PIDフィルタ部、607はキャッシュメモリ、608はHDD記録再生管理部、609はHDD記録装置である。
前記従来のデジタル放送受信機において、デジタルチューナー部6011及び6012は各々アンテナで受信された放送電波の復調を行い、トランスポートストリームを出力する。この2本のトランスポートストリームはTSストリーム切替えスイッチ部602に与えられ、下流のデコーダ部604及び605に至る経路、又は、記録のためのHDD記録装置609に至る経路に振り分けられる。デマルチプレクサ部603は、多重化されているトランスポートストリームを独立した映像ストリームや音声ストリームに分離し、MPEG映像デコーダ部604、MPEG音声デコーダ部605は符号化されている映像ストリーム及びや音声ストリームをデコードして、各々、ビデオ信号及びオーディオ信号として出力する。またパーシャルTS生成用PIDフィルタ部6061及び6062は、PIDフィルタを通して、パケットの属性に基づいてトランスポートストリームを弁別して、パーシャルトランスポートストリームを生成する。弁別されたトランスポートストリームは、一旦、キャッシュメモリ607に記憶された後、HDD記録再生管理部608の指令に従ってHDD記録装置609のディスク型記録媒体に記録される。またこれら各構成の動作は、図示しないマイクロプロセッサ部が制御している。
このようにして、複数のトランスポートストリームを同時に受信して、複数のトランスポートストリームを同時に記録することを実現している。
特開2002−10148号公報
従来のトランスポートストリーム処理装置は、1つのトランスポートストリームに含まれる複数の番組を記録する場合は、記録対象の番組のデータを含むパケットと、それらを再生するために必要なデータを含むパケットとを選択し、すなわち、それ以外の不要なパケットを破棄することにより、1本のストリームとして出力していた。これは、複数のトランスポートストリームを同時に受信して、複数のトランスポートストリームを同時に記録する場合についても、1本のトランスポートストリームとこれに含まれる複数の番組についていえば、同様である。
しかしながら、複数の記録機器を接続して異なる番組データを記録したい場合であっても、従来では、1本のトランスポートストリームから各々異なる番組を含む複数のストリームを同時に作成することはできず、これを作成したい時には複数のトランスポートストリーム処理装置を用いるか、一旦複数の番組を記録したストリームから再度特定の1つの番組のみを選択してストリームを作成しなければならなかった。
また、従来のデジタル放送受信機は、視聴する番組についてトランスポートストリームパケットから映像と音声のPESストリームを抽出してAVデコーダに転送していたため、トランスポートストリーム処理装置が抽出した映像と音声のPESストリームを一旦メモリに蓄積する必要があった。
本発明は、前記従来の問題点を解決するものであり、その目的は、1つの入力ストリームから複数の異なるトランスポートストリームを同時に出力するトランスポートストリーム処理装置を提供することにある。
また、本発明は、前記の目的に加えて、視聴する番組のAVデータについてトランスポートストリーム処理装置で一旦蓄積する必要を排除し、蓄積のためのメモリ回路とメモリ制御回路とを削減することをも目的とする。
前記の目的を達成するために、本発明では、複数のストリーム出力回路に対して、個別に、パケットの種別毎に処理の方法を指示して、これ等のストリーム出力回路間で相互に異なるパケットを含んだ新たな複数のトランスポートストリームを出力させることとする。
また、本発明では、更に、前記複数のストリーム出力回路の何れかについて、特定番組の映像データ及び音声データを含むパケットのみを含む新たなトランスポートストリームを作成させて、AVデコーダに出力するようにする。
すなわち、請求項1記載の発明のトランスポートストリーム処理装置は、複数の番組のデ−タをパケット単位で多重したトランスポートストリームを入力し、この入力したトランスポートストリームをパケットに分割すると共に、それ等のパケットに付与されたパケット識別子に応じてそのパケットに対する処理を決定するパケット識別回路と、前記パケット識別回路の識別結果に従ってパケットの破棄又は置き換えを含む各パケットの出力動作を制御して、新たなトランスポートストリームを作成し、出力する複数のストリーム出力回路とを備え、前記パケット識別回路は、前記複数のストリーム出力回路に対して、個別に、パケットの種別毎に処理の方法を指示することを特徴とする。
請求項2記載の発明は、前記請求項1記載のトランスポートストリーム処理装置において、前記パケット識別回路は、パケットからパケット識別子を抽出するPID抽出回路と、前記パケットに付与されたパケット識別子毎に、そのパケットに対する処理を設定するPIDテーブル回路と、前記PIDテーブル回路の設定に従って、前記複数のストリーム出力回路に対して個別にパケットの種別毎に処理の方法を指示する複数の出力指示回路とを備えたことを特徴とする。
請求項3記載の発明は、前記請求項1記載のトランスポートストリーム処理装置において、前記パケット識別回路の識別結果とパケットとを入力し、パケットに含まれるデータを解析して必要なデータを抽出して蓄積するデータ解析蓄積回路を備えることを特徴とする。
請求項4記載の発明のデジタル放送受信機は、前記請求項1記載のトランスポートストリーム処理装置と、前記トランスポートストリーム処理装置に備える複数のストリーム出力回路のうち何れかのストリーム出力回路に接続され、この接続されたストリーム出力回路が出力する新たなトランスポートストリームを入力して、この新たなトランスポートストリームから映像データ及び音声データを抽出してデコード処理を行なうAVデコーダ回路とを備えたことを特徴とする。
請求項5記載の発明のトランスポートストリーム処理方法は、複数の番組のデ−タをパケット単位で多重したトランスポートストリームを入力し、この入力したトランスポートストリームをパケットに分割し、前記分割したパケットに付与されたパケット識別子に応じてそれ等のパケットに対する処理を決定すると共に、それ等のパケットの種別毎に処理の方法を複数のストリーム出力回路に対して個別に指示し、その後、前記各ストリーム出力回路が、前記個別に指示された処理方法に従ってパケットの破棄又は置き換えを含む各パケットの出力動作を制御して、新たなトランスポートストリームを作成し、出力することを特徴とする。
以上により、請求項1〜5記載の発明のトランスポートストリーム処理装置及び方法並びにデジタル放送受信機では、1本のトランスポートストリームが入力されたパケット識別回路が、そのトランスポートストリームの各パケットに対する処理を複数のストリーム出力回路に対して個別に決定すると、その処理内容に従って、その複数のストリーム出力回路が個別に各1本のトランスポートストリーム
を同時に生成し、出力する。例えば、所定の番組に関するパケットのみを選択したストリームと、他の番組に関するパケットのみを選択したストリームとが同時に生成され、出力される。従って、入力されるトランスポートストリームが1つの場合であっても、複数の記録機器を接続して異なる番組データを同時に記録することが可能である。ここで、新たに作成された個々のトランスポートストリームについては、データサイズが小さくなるので、記録媒体における取扱いが容易になる。
特に、請求項4記載のデジタル放送受信機では、例えば特定番組の映像データ及び音声データを含むパケットのみが選択されてAVデコーダに出力されると、AVデコーダがその映像及び音声データを抽出してデコード処理を行なうことにより、トランスポートストリーム処理装置は、抽出したデータを一旦蓄積する必要がなくなる。従って、従来必要としていたメモリ回路及びメモリ制御回路を削減することが可能である。
以上説明したように、請求項1〜5記載の発明のトランスポートストリーム処理装置及び方法並びにデジタル放送受信機によれば、1本の入力トランスポートストリームから互いに異なる複数のトランスポートストリームを同時に作成して、出力することが可能であるので、1つのトランスポートストリームを入力している場合であっても、これから作成された複数のトランスポートストリームを個別に受ける複数の記録機器において異なる番組を同時に記録することが可能である。
特に、請求項3記載のデジタル放送受信機によれば、トランスポートストリーム処理装置に対して、抽出したデータを一旦蓄積する必要がなくなるので、従来必要としていたメモリ回路及びメモリ制御回路を削減することが可能である。
以下、本発明の実施の形態のトランスポートストリーム処理装置及びデジタル放送受信機について図面を参照しながら説明する。
(第1の実施の形態)
図1は、本発明の第1の実施の形態におけるトランスポートストリーム処理装置と、該トランスポートストリーム処理装置を含むデジタル放送受信機の構成を示すブロック図である。
図1において、10は本発明のトランスポートストリーム処理装置であって、パケット識別回路101と、データ解析蓄積回路102と、第1のストリーム出力回路1031と、第2のストリーム出力回路1032とを備える。また、1はチューナー、2はCPU、3はメインメモリ、4はAVデコーダ、5、6はIEEE1394I/Fであって、これらはトランスポートストリーム処理装置10と共にデジタル放送受信機を構成する。デジタル放送受信機の出力としては、IEEE1394I/F5及び6から記録機器に対して記録用のトランスポートストリームが出力され、また、AVデコーダ4からモニタなどに対してAV信号が出力される。尚、図中の矢印において、太線はパケットデータの流れを、細線は制御信号の流れを示している。
前記トランスポートストリーム処理装置及びデジタル放送受信機について、その構成を更に詳細に説明する。
チューナー1がデジタル放送を受信して復調を行ない、トランスポートストリームを出力する。トランスポートストリーム処理装置10に入力されたトランスポートストリームは、パケット識別回路101に入力される。パケット識別回路101はトランスポートストリーム内のパケットの境界を検出することでパケット単位に分割し、また、PID毎に当該パケットに関する情報とパケットに対する処理を設定するテーブルを持ち、このテーブルによって当該パケットに含まれる情報の種別を識別すると共に、各PIDのパケットに対する処理を決定する。
データ解析蓄積回路102は、パケット識別回路101による指示に従って各パケットから実際に必要なデータのみを抽出し、これをメインメモリ3に蓄積する。このデータは、CPU2により取り出され、デジタル放送受信機の制御などのために用いられる。
第1のストリーム出力回路1031、第2のストリーム出力回路1032は、トランスポートストリーム処理装置10に入力されたトランスポートストリームを入力し、パケット識別回路101の指示に従って処理を行うことにより、各々、新たなトランスポートストリームを作成して出力する。
図2は図1におけるパケット識別回路101の構成のブロック図を示す一例であり、以下、この場合のトランスポートストリーム処理装置について説明する。図2において、201はPID抽出回路、202はPIDテーブル回路、2031及び2032は出力指示回路である。PID抽出回路201は、入力されたパケットからパケット識別子であるPIDを抽出する。PIDテーブル回路202は各PIDのパケットに対する処理を設定するためのテーブルであり、この設定はCPU2が行う。具体的には、パケットからのデータ抽出やデスクランブル処理などに関する設定と共に、ストリーム出力回路1031、1032への出力や、パケットの置き換えのための設定を行う。出力指示回路2031、2032は、PIDテーブル回路202の設定を基に、ストリーム出力回路1031、1032に対して、個別に各パケットの処理方法を出力する。
図3は本実施の形態のトランスポートストリーム処理装置10におけるパケット出力処理の一例を示す概念図である。
図1と本概念図を用いて、新たなトランスポートストリームを作成する動作を説明する。この例では、番組1、番組2、番組3を多重したトランスポートストリームを入力するものとし、各々の番組の映像データを含むパケットをV1、V2、V3、また各々の番組の音声データを含むパケットをA1、A2、A3とする。また、このストリームにはSI(Service Information)を含むパケットも多重されており、これをSIとする。このようなトランスポートストリームを入力し、2つのストリーム出力回路1031、1032を用いて各々番組1と番組2だけを記録する場合について説明する。この場合、パケット識別回路101は、第1のストリーム出力回路1031に対しては、番組1を構成する映像と音声を含むパケットV1とA1、更にはSIをそのまま出力するように指示し、その他のパケットは破棄するように指示する。また第2のストリーム出力回路1032に対しては、番組2を構成する映像と音声を含むパケットV2とA2、更にはSIをそのまま出力するように指示し、その他のパケットは破棄するように指示する。ストリーム出力回路1031、1032は、この指示に従って処理を行うことによって、各々、新たなトランスポートストリームを作成して出力する。
以上のように、本実施の形態によれば、複数の番組のデ−タをパケット単位で多重したトランスポートストリームを入力し、パケットに分割すると共に、パケットに付与されたパケット識別子によってそのパケットに対する処理を決定し、更に各パケットの種別毎に各ストリーム出力回路に対して個別に出力処理の方法を指示するパケット識別回路を備えることにより、1つの入力トランスポートストリームから2つの異なる新たなトランスポートストリームを同時に作成して、出力することができる。
その結果、1つの入力トランスポートストリームを入力している場合であっても、複数の記録機器を接続して異なる番組データを含む2つの新たなトランスポートストリームを同時に記録することが可能となる。
尚、本実施の形態において、出力指示回路2031、2032及びストリーム出力回路1031、1032は2組を備えたが、更に多くの組を備えることにより、作成可能なトランスポートストリームの数を増やすことが可能である。
また、2つのトランスポートストリームの出力において、各々、特定の1番組を出力する例を示したが、1つの出力に対して複数の番組を多重したトランスポートストリームを出力すること、2つの出力に対して重複する番組の出力を指示することも可能である。
(第2の実施の形態)
図4は、本発明の第2の実施の形態におけるトランスポートストリーム処理装置と、該トランスポートストリーム処理装置を含むデジタル放送受信機の構成を示すブロック図を示すものである。
図4において、図1と同様のものについては同じ番号を付け、異なる部分についてのみ説明を行なう。図1の構成と異なる点は、IEEE1394I/F6が接続されず、また、AVデコーダ4がデータ解析蓄積回路102ではなく、第2ストリーム出力回路1032に接続されて、ここからデータを受け取っていることである。
図5は、本実施の形態のトランスポートストリーム処理装置におけるパケット処理出力の一例を示す概念図であり、第2のストリーム出力回路1032が視聴用のストリームを出力する場合を示したものである。第2のストリーム出力回路1032から出力されるストリームには、再度デジタル放送受信機に入力して再生するときに必要となるSIが含まれておらず、現在視聴するために必要となる選択された番組2の映像データV2と音声データA2とを含むパケットのみが出力される。
以上のように、本実施の形態によれば、第2のストリーム出力回路1032にAVデコーダ4を接続し、視聴すべき番組の映像データ及び音声データのみを転送し、AVデコーダ4が映像と音声のデータを分離してデコードすることにより、選択した番組を視聴することが可能となり、またこの場合、トランスポートストリーム処理装置は抽出したデータを一旦蓄積する必要がなくなる。
以上説明したように、本発明は、1つの入力トランスポートストリームから、互いに異なる複数のトランスポートストリームを同時に作成して、複数の機器に対して出力することが可能であるので、トランスポートストリーム処理装置及び方法並びにそのトランスポートストリーム処理装置を含むデジタル放送受信機等に適用して、有用である。
本発明の第1の実施の形態におけるトランスポートストリーム処理装置及びデジタル放送受信機の構成を示すブロック図である。 同トランスポートストリーム処理装置に備えるパケット識別回路の構成を示すブロック図である。 同トランスポートストリーム処理装置のトランスポートストリーム処理の一例を示す概念図である。 本発明の第2の実施の形態におけるトランスポートストリーム処理装置及びデジタル放送受信機の構成を示すブロック図である。 同トランスポートストリーム処理装置のトランスポートストリーム処理の一例を示す概念図である。 従来のデジタル放送受信機の構成を示すブロック図である。
符号の説明
1 チューナ
2 CPU
3 メインメモリ
4 AVデコーダ
5、6 IEEE1394I/F
10 トランスポートストリーム処理装置
101 パケット識別回路
102 データ解析蓄積回路
1031、1032 ストリーム出力回路
201 PID抽出回路
202 PIDテーブル回路
2031、2032 出力指示回路
602 TSストリーム切替えスイッチ部

Claims (5)

  1. 複数の番組のデ−タをパケット単位で多重したトランスポートストリームを入力し、この入力したトランスポートストリームをパケットに分割すると共に、それ等のパケットに付与されたパケット識別子に応じてそのパケットに対する処理を決定するパケット識別回路と、
    前記パケット識別回路の識別結果に従ってパケットの破棄又は置き換えを含む各パケットの出力動作を制御して、新たなトランスポートストリームを作成し、出力する複数のストリーム出力回路とを備え、
    前記パケット識別回路は、
    前記複数のストリーム出力回路に対して、個別に、パケットの種別毎に処理の方法を指示する
    ことを特徴とするトランスポートストリーム処理装置。
  2. 前記請求項1記載のトランスポートストリーム処理装置において、
    前記パケット識別回路は、
    パケットからパケット識別子を抽出するPID抽出回路と、
    前記パケットに付与されたパケット識別子毎に、そのパケットに対する処理を設定するPIDテーブル回路と、
    前記PIDテーブル回路の設定に従って、前記複数のストリーム出力回路に対して個別にパケットの種別毎に処理の方法を指示する複数の出力指示回路とを備えた
    ことを特徴とするトランスポートストリーム処理装置。
  3. 前記請求項1記載のトランスポートストリーム処理装置において、
    前記パケット識別回路の識別結果とパケットとを入力し、パケットに含まれるデータを解析して必要なデータを抽出して蓄積するデータ解析蓄積回路を備える
    ことを特徴とするトランスポートストリーム処理装置。
  4. 前記請求項1記載のトランスポートストリーム処理装置と、
    前記トランスポートストリーム処理装置に備える複数のストリーム出力回路のうち何れかのストリーム出力回路に接続され、この接続されたストリーム出力回路が出力する新たなトランスポートストリームを入力して、この新たなトランスポートストリームから映像データ及び音声データを抽出してデコード処理を行なうAVデコーダ回路と
    を備えたことを特徴とするデジタル放送受信機。
  5. 複数の番組のデ−タをパケット単位で多重したトランスポートストリームを入力し、この入力したトランスポートストリームをパケットに分割し、
    前記分割したパケットに付与されたパケット識別子に応じてそれ等のパケットに対する処理を決定すると共に、それ等のパケットの種別毎に処理の方法を複数のストリーム出力回路に対して個別に指示し、
    その後、前記各ストリーム出力回路が、前記個別に指示された処理方法に従ってパケットの破棄又は置き換えを含む各パケットの出力動作を制御して、新たなトランスポートストリームを作成し、出力する
    ことを特徴とするトランスポートストリーム処理方法。
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