JP2005072362A - シールド筐体 - Google Patents

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Kazuya Shimohata
和也 下畠
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Abstract

【課題】手作業による組み立てを容易に行なうことができ、開放及び再組み立て等を容易に行なうことができる。
【解決手段】蓋部12の他辺12bを矢印方向Aに持ち上げると、底部13側の各爪部15が蓋部12側の各受け部16の孔16bから抜け、蓋部12の一辺12a〜連結側壁部14〜底部13の13aの範囲が変形して、蓋部12が開成する。蓋部12の他辺12bを矢印方向Bに押し下げると、蓋部12の一辺12a〜連結側壁部14〜底部13の13aの範囲が変形して、蓋部12が閉成し、底部13側の各爪部15が蓋部12側の各受け部16の孔16bに差し込まれる。このとき、底部13側の各爪部15を手作業により捻じ曲げて蓋部12側の各受け部16の孔16bに引っ掛ける。
【選択図】図2

Description

本発明は、高周波部品を覆って、高周波部品からの放射電磁波を遮蔽するシールド筐体に関する。
この種の従来のシールド筐体としては、例えば図5(a)、(b)、(c)、(d)、及び(e)に示す様な蓋体101、高周波部品支持体102、及び底体103を組み立ててなるものがあった。図5(a)及び(b)は蓋体101の平面及び側面を示し、図5(c)は高周波部品支持体102の側面を示し、図5(d)及び(e)は底体103の平面及び側面を示している。
このシールド筐体では、高周波部品支持体102の上側縁の各爪部102aを蓋体101の各孔101aに嵌合させて、蓋体101を高周波部品支持体102に取り付けている。高周波部品支持体102の各爪部102aと蓋体101の各孔101a間のクリアランスを狭く設定して、蓋体101が高周波部品支持体102から容易に外れない様にしている。このため、各爪部102aと各孔101aの嵌合には、非常に大きな力を必要とし、これを手作業では実施することができず、機械設備に頼ることになる。
また、高周波部品支持体102への底体103の取り付けは、高周波部品支持体102の下側縁の各爪部102bを底体103の各孔103aに挿入し、各爪部102bのカシメによりなされる。
更に、蓋体101及び底体103には、高周波部品支持体102の高周波部品に接触するフクリン部101b及び103bを設けている。
しかしながら、上記従来のシールド筐体は、蓋体101、高周波部品支持体102、及び底体103という3個の部品を組み立てるため、部品管理及び組み立て手順が繁雑化した。また、部品の組み立てのために、機械設備を必用とすることから、コストの低減が困難であり、更に作業者の負担も大きかった。
また、シールド筐体を組み立ててから、製品の電気検査を実施しており、不良品が発生したときには、シールド筐体の開放及び再組み立てや、シールド筐体の修理並びに調整等を行なう必要があり、非常に手間がかかった。
そこで、本発明は、上記従来の問題点に鑑みてなされたものであり、手作業による組み立てを容易に行なうことができ、開放及び再組み立て等を容易に行なうことが可能なシールド筐体を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は、高周波部品を覆って、高周波部品からの放射電磁波を遮蔽するシールド筐体において、単体の平板状シールド部材を折り曲げることにより、相互に対向する蓋部及び底部と、蓋部の一辺と底部の一辺を連結する連結側壁部と、蓋部の他辺と底部の他辺を着脱自在に係止する係止側壁部と、蓋部の別辺の縁部分もしくは底部の別辺の縁部分を折り曲げてなる折り曲げ側壁部とを形成している。
また、本発明においては、係止側壁部は、蓋部の他辺部分と底部の他辺部分間のカシメにより、蓋部の他辺と底部の他辺を着脱自在に係止している。
更に、本発明においては、蓋部、底部、連結側壁部、及び折り曲げ側壁部の少なくとも1つに、シールド筐体内側に突出するフクリンもしくは板バネを形成している。
本発明によれば、単体の平板状シールド部材を折り曲げることにより、蓋部及び底部と、連結側壁部と、係止側壁部と、折り曲げ側壁部とを形成している。連結側壁部は、蓋部の一辺と底部の一辺を連結し、また係止側壁部は、蓋部の他辺と底部の他辺を着脱自在に係止している。係止側壁部による係止を行なった状態では、蓋部と底部が対向し、連結側壁部、係止側壁部、及び折り曲げ側壁部が側周を覆って、シールド筐体が形成される。また、係止側壁部による係止を解除した状態では、蓋部の他辺と底部の他辺を離間させて、蓋部を開放することができる。従って、係止側壁部による係止を行なったり、解除することにより、シールド筐体を閉成したり、開放することができ、かつ手作業による組み立てを容易に行なうことができる。
係止側壁部による係止を行なったり、係止を解除するには、例えば蓋部の他辺部分と底部の他辺部分間のカシメによる係止を採用すれば良い。
また、蓋部、底部、連結側壁部、及び折り曲げ側壁部の少なくとも1つに、シールド筐体内側に突出するフクリンもしくは板バネを形成しているので、フクリンもしくは板バネをシールド筐体に収納される高周波部品に接触させることができる。各種の高周波部品のうちには、シールド筐体に接触させる必要性があるものや、必要性がないものがあるので、それぞれの高周波部品の必要性にあわせて、フクリンもしくは板バネの位置や個数等を設定すれば良い。
以下、本発明の実施形態を添付図面を参照しつつ詳細に説明する。
図1は、本発明のシールド筐体の実施例1を示す展開図である。また、図2は、本実施例のシールド筐体を示す斜視図である。
本実施例のシールド筐体1は、図1に示す様な単体の平板状シールド部材11を磁性体板から打ち抜き成形し、この平板状シールド部材11を折り曲げることにより形成される。この平板状シールド部材11は、蓋部12及び底部13と、蓋部12の一辺12aと底部13の一辺13aを連結する連結側壁部14と、蓋部12の他辺12bに接続された一対の受け部16と、底部13の他辺13bに接続された一対の爪部15と、蓋部12の別の各辺12cに接続された複数の縁部分17と、底部13の別の各辺13cに接続された複数の縁部分18とを有している。
蓋部12、底部13、及び連結側壁部14には、略U字型の切り込みを複数箇所に入れて、各板バネ19を形成している。また、各縁部分17は、それらの先端にフクリン17aを有している。同様に、各縁部分18は、それらの先端にフクリン18aを形成している。各フクリン17a及び各フクリン18aは、図3に示す様に三角形状に折り曲げられている。
さて、単体の平板状シールド部材11を折り曲げて、図2のシールド筐体1を形成するには、まず、蓋部12の他辺12bで、平板状シールド部材11を折り曲げて、各受け部16を起こし、更に各受け部16の各破線16aで、各受け部16を折り曲げて、各受け部16の先端近傍を筐体の外側に突出させる。また、底部13の他辺13bで、平板状シールド部材11を折り曲げて、各爪部15を起こす。更に、蓋部12の別の各辺12cで、平板状シールド部材11を折り曲げて、各縁部分17を起こし、底部13の別の各辺13cで、平板状シールド部材11を折り曲げて、各縁部分18を起こす。そして、平板状シールド部材11の各辺12a及び13aを折り曲げて、蓋部12及び底部13を相互に対向させ、底部13側の各爪部15を蓋部12側の各受け部16の孔16bに差し込む。これにより、図2に示す様に蓋部12及び底部13が相互に対向し、また連結側壁部14、各縁部分17と各縁部分18からなる側壁部、及び各受け部16と各爪部15からなる側壁部が蓋部12及び底部13の側周を囲み、電磁波の漏れを十分に防止することが可能なシールド筐体1が形成される。
この状態では、蓋部12の他辺12bを矢印方向Aに持ち上げると、底部13側の各爪部15が蓋部12側の各受け部16の孔16bから抜け、蓋部12の一辺12a〜連結側壁部14〜底部13の13aの範囲が変形して、蓋部12が開成するので、高周波部品21及び基板等をシールド筐体1内に収容することができる。このとき、シールド筐体1に接触させる必要性がある高周波部品については、図3に示す様に各縁部17、18のフクリン17a、18aを高周波部品21に当接させたり、板バネ19をシールド筐体1に突出させて高周波部品21に当接させる。
尚、フクリン及び板バネの位置や個数等は、シールド筐体1に接触させる必要性がある高周波部品の位置や個数等に応じて適宜に設定すれば良い。
こうして高周波部品21や基板等を収容した後に、蓋部12の他辺12bを矢印方向Bに押し下げると、蓋部12の一辺12a〜連結側壁部14〜底部13の13aの範囲が変形して、蓋部12が閉成し、底部13側の各爪部15が蓋部12側の各受け部16の孔16bに差し込まれる。このとき、図4(b)に示す様に底部13側の各爪部15を手作業により捻じ曲げて蓋部12側の各受け部16の孔16bに引っ掛け、蓋部12の他辺12bと底部13の他辺13b間をカシメにより係止させる。これにより、シールド筐体1が閉成したままの状態となり、シールド筐体1による高周波部品21及び基板等のシールドが維持される。
更に、高周波部品21や基板等を収容し、シールド筐体1を閉じてから、製品の電気検査を実施し、不良品であることが分かったときには、図4(a)に示す様に底部13側の各爪部15を手作業により元の形状に戻して、各爪部15を蓋部12側の各受け部16の孔16bから外した上で、蓋部12の他辺12bを矢印方向Aに持ち上げて、蓋部12を開成させる。そして、高周波部品21及び基板等の調整や交換を行なったり、シールド筐体1そのものの修理や調整等を行なう。この後、再び、蓋部12の他辺12bを矢印方向Bに押し下げて、底部13側の各爪部15を蓋部12側の各受け部16の孔16bに差し込んで、図4(b)に示す様に底部13側の各爪部15を手作業により捻じ曲げて各受け部16の孔16bに引っ掛ける。
この様に本実施例のシールド筐体1は、単体の平板状シールド部材11を折り曲げることにより形成されるものであるから、部品管理及び組み立て手順が極めて簡単である。また、蓋部12を開閉して、底部13側の各爪部15を蓋部12側の各受け部16の孔16bに出し入れして、各爪部15を手作業により捻じ曲げるだけであるから、高価な機械設備を必用とせず、コストの大幅な低減が可能であり、更に作業者の負担も小さくて済み、作業効率の向上を果たすことができる。更に、高周波部品21及び基板等を収容し、シールド筐体1を閉じてから、製品の電気検査により不良品であることが分かったときでも、シールド筐体1の開閉を簡単に行なうことができるの、高周波部品21及び基板等の調整や交換や、シールド筐体1そのものの修理や調整等を容易に行なうことができ、作業効率の向上を果たすことができる。
尚、本発明は、上記実施例に限定されるものではなく、多様に変形することができる。例えば、蓋部及び底部の形状を変更しても良い。また、フクリン及び板バネの位置及び個数だけではなく、それらの形状を変更しても構わない。更に、蓋部側の各爪部と底部側の各受け部の孔による係止だけではなく、他の構造による係止や、シールド筐体とは別体の他の部品による係止を適用しても構わない。また、単体の平板状シールド部材の材質としては、周知の多様なものを適用することができる。
本発明のシールド筐体の実施例1を示す展開図である。 実施例1のシールド筐体を示す斜視図である。 実施例1のシールド筐体におけるフクリンを示す側面図である。 (a)及び(b)は実施例1のシールド筐体における蓋部側の爪部及び底部側の受け部の孔を示す平面図である。 (a)及び(b)は従来のシールド筐体における蓋体の平面及び側面を示し、(c)は該シールド筐体における高周波部品支持体の側面を示し、(d)及び(e)は該シールド筐体における底体の平面及び側面を示している。
符号の説明
1 シールド筐体
12 蓋部
13 底部
14 連結側壁部
15 爪部
16 受け部
17、18 縁部分
17a、18a フクリン
19 板バネ
21 高周波部品

Claims (3)

  1. 高周波部品を覆って、高周波部品からの放射電磁波を遮蔽するシールド筐体において、
    単体の平板状シールド部材を折り曲げることにより、相互に対向する蓋部及び底部と、蓋部の一辺と底部の一辺を連結する連結側壁部と、蓋部の他辺と底部の他辺を着脱自在に係止する係止側壁部と、蓋部の別辺の縁部分もしくは底部の別辺の縁部分を折り曲げてなる折り曲げ側壁部とを形成したことを特徴とするシールド筐体。
  2. 係止側壁部は、蓋部の他辺部分と底部の他辺部分間のカシメにより、蓋部の他辺と底部の他辺を着脱自在に係止することを特徴とする請求項1に記載のシールド筐体。
  3. 蓋部、底部、連結側壁部、及び折り曲げ側壁部の少なくとも1つに、シールド筐体内側に突出するフクリンもしくは板バネを形成したことを特徴とする請求項1に記載のシールド筐体。



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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109963449A (zh) * 2017-12-24 2019-07-02 利萨·德雷克塞迈尔有限责任公司 用于电磁屏蔽壳体的覆盖件、电磁屏蔽壳体及制造方法
JP2020194932A (ja) * 2019-05-30 2020-12-03 株式会社Jvcケンウッド シールドケース及び電子機器

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