JP2005071573A - レーザモジュール、光ピックアップ装置及び光ディスク装置 - Google Patents

レーザモジュール、光ピックアップ装置及び光ディスク装置 Download PDF

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Abstract

【課題】狭いスペースであってもレーザ光源の位置、姿勢調整を可能として、情報の記録再生に必要な光強度を確保し、使用温度の変動による影響を受けにくいレーザモジュール、光ピックアップ装置及び光ディスク装置を提供する。
【解決手段】レーザ光源52には、リード51が貫通するようにレーザ光源あおり調整部材55と、レーザ光源シフト部材56とが取り付けられ、さらに、リード51にFPC57が半田付けされて固定されている。レーザ光源52とレーザ光源あおり調整部材55とは、押圧ばね53に押圧されることにより、押え板54とレーザ光源シフト部材56との間で固定される。レーザ光源あおり調整部材55は、レーザ光源52の発光点を中心とする球面を有しており、レーザ光源52の発光点を中心として回動させて、レーザ光源52の軸方向に対する傾きを調整する機能を有する。
【選択図】図3

Description

本発明は、光ディスクの記録及び再生に使用する光源の調整機構を備えたレーザモジュールとこのレーザモジュールを用いた光ピックアップ装置、並びにこの光ピックアップ装置を用いた光ディスク装置に関する。
従来の光ピックアップは、幾種類ものビームスプリッタを多用して、発光光源側と検出光学系とを分離することに、工夫が重ねられてきた。ところが、光ピックアップを小型にすることに対する市場の要請が高まった結果、光源と検出光学系とを同一のパッケージに収容した光学ユニットとして提供する試みが成された。
この光学ユニットを具現化するために回折格子を形成した光学部材が使用された。この光学部材の具体例については(特許文献1)に詳しい技術開示が成されている。こうして、光学部材を実現したことにより光ピックアップは大幅な小型化が進行し、小型の光ピックアップを搭載した小型の光ディスク装置が市場に普及することとなった。
また、近年光ディスク装置の多様化が進み、CD(Compact Disk)とDVD(Digital Versatile Disk)とに対して一台の装置で記録再生することが可能となっている。CDの記録再生とDVDの記録再生に用いられるレーザ光の波長は異なっており、両方の記録再生を行うためには波長の異なる2種類のレーザ光源を用いることとなる。
特開平10−154344号公報
このような装置においては、レーザ光源から出射されるレーザ光が適正な方向に出射されないと、光ディスクに照射される光強度が弱まり、情報の記録再生が正確に行われないという問題を生じる。この問題を解決するためには、レーザ光源の位置、姿勢調整を行うことが必要となるが、装置の小型化に伴って、レーザ光源の位置、姿勢調整機構も制約を受け、狭いスペースで十分な位置、姿勢調整が可能であることが求められている。
本発明は上記課題を解決するためになされたものであって、狭いスペースであってもレーザ光源の位置、姿勢調整を可能として、情報の記録再生に必要な光強度を確保することが可能なレーザモジュールと、このレーザモジュールを用いた光ピックアップ装置並びにこの光ピックアップ装置を用いた光ディスク装置を提供することを目的とする。
本発明は上記課題を解決するためになされたものであって、光ディスクに対して情報の記録か再生の少なくとも一方を行うレーザモジュールであって、レーザ光を出射するレーザ素子を備えたレーザ光源と、前記レーザ光源においてレーザ光が出射される出射部と反対側に配置され前記レーザ光源の向きを調整するレーザ光源あおり調整部材とを備えたことを特徴とするレーザモジュールである。
本発明によれば、レーザ光源から出射される光ビームの光軸を調整して、光ディスクに照射される光強度を最大とすることができ、情報の記録再生に必要な光強度を確保して、記録再生の信頼性を高めることができる。
本発明のレーザモジュールによれば、発光点を中心とする球面を発光点に対し対物レンズ側に設けた場合よりも小さい占有スペースにおいてもレーザ光源の調整をすることが可能であり、このレーザモジュールを備えることにより、情報の記録再生に必要な光強度を確保して、信頼性の高い光ピックアップ装置及び光ディスク装置を実現することができる。
第1の発明は、光ディスク上に情報を記録し再生するためにレーザ光を光ディスクに対して照射するレーザモジュールにおいて、レーザ光源の発光点を中心とする球面を有し、レーザ光源の発光点を中心としてレーザ光源を回動させて、レーザ光源から出射される光ビームの光軸を調整するレーザ光源あおり調整部材を設けたことを特徴とするレーザモジュールである。
本発明によれば、レーザ光源から出射される光ビームの光軸を調整して、光ディスクに照射される光強度を最大とすることができ、情報の記録再生に必要な光強度を確保して、記録再生の信頼性を高めることができる。
第2の発明は、第1の発明のレーザモジュールにおいて、前記レーザ光源の発光点を中心とする球面を有し、レーザ光源あおり調整部材の球面を支持しつつレーザ光源の位置を調整するレーザ光源シフト部材を設けたことを特徴とする。
本発明によれば、レーザモジュール全体の位置調整を行うことができ、レーザ光源の位置ずれによるレーザ光強度の低下を防ぐことができる。
第3の発明は、第1または第2の発明のレーザモジュールにおいて、前記レーザ光源と前記レーザ光源あおり調整部材とは、前記レーザ光源の発光点側に設けられた押え部材によって前記レーザ光源シフト部材に取り付けられていることを特徴とする。
本発明によれば、レーザ光源あおり調整部材とレーザ光源シフト部材を、レーザ光源の発光点側とは反対側に設けても、押え部材によって、レーザ光源あおり調整部材とレーザ光源シフト部材をレーザ光源に取り付けることができ、狭いスペースにおいてもレーザ光源の調整を行うことが可能である。
第4及び第5の発明は、第3の発明のレーザモジュールが組み込まれた光ピックアップ装置及びこの光ピックアップ装置を備えた光ディスク装置であり、狭いスペースにおいてもレーザ光源の調整をすることが可能であり、情報の記録再生に必要な光強度を確保して、信頼性の高い光ピックアップ装置及び光ディスク装置を実現することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図に基づいて説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係る光ピックアップ装置の構成を示す図である。
本実施の形態の光ピックアップ装置は、CD用とDVD用の両方で使用できることを前提としており、CD用として波長780nm(第2の波長と称する。)のレーザ光を使用し、DVD用として波長660nm(第1の波長と称する。)のレーザ光を用いている。
第1のレーザ光源であるDVD用のレーザ光源52から出射された第1の波長のレーザ光は、反射ミラー2によって反射されて進行方向を変え、コリメートレンズ3によって発散光から平行光へ変換される。この平行光はビームスプリッタ4を透過して立上げプリズ
ム5によって進行方向を変えられる。ビームスプリッタ4には、DVD用レーザ光を透過させ、CD用レーザ光を反射させる多層膜が形成されている。また、立上げプリズム5には、DVD用レーザ光とCD用レーザ光のいずれをも高い反射率で反射する多層膜が形成されている。立上げプリズム5によって反射された光は、DVD用ホログラム6を透過した後、対物レンズ7によって集光されて、光ディスク8に照射される。
光ディスク8によって反射された光は、対物レンズ7、DVD用ホログラム6、立上げプリズム5を通過した後、ビームスプリッタ4によって反射され、コリメートレンズ9によって集光された後、集積光学部材20に入射する。その後、集積光学部材20から受光器60に入射する。集積光学部材20の構造の詳細については後述する。
一方、第2のレーザ光源であるCD用の光源10から出射された第2の波長のレーザ光は、集積光学部材20を透過した後、コリメートレンズ9によって平行光に変換され、ビームスプリッタ4によって反射される。その後、立上げプリズム5によって反射されて進行方向を変え、DVD用ホログラム6を透過した後、対物レンズ7によって集光されて、光ディスク8に照射される。
光ディスク8によって反射された光は、対物レンズ7、DVD用ホログラム6、立上げプリズム5を通過した後、ビームスプリッタ4によって反射され、コリメートレンズ9によって集光された後、集積光学部材20に入射する。その後、集積光学部材20から受光器60に入射する。
第2のレーザ光源であるCD用の光源10と、集積光学部材20と、第1の波長のレーザ光であるDVD用の660nmのレーザ光と第2の波長のレーザ光であるCD用の780nmのレーザ光とを受光する受光器60と、後述する第1導光部材21は、結合部材15に組み込まれ、もしくは取り付けられてユニット化されている(レーザユニットと称する。)。
図2は、図1に示す光ピックアップ装置の構成部品を実装したものの一例を示す図である。
図2において、光ディスク(DVD)に対して情報の記録か再生の少なくとも一方を行うDVD用レーザモジュール1は、レーザ光源の発光面が反射ミラー2に対向するように設けられている。図3は、DVD用として用いられているレーザモジュール1の分解斜視図を示す。
図3に示すレーザ光源52とレーザ光源あおり調整部材55は、はんだ付けや接着剤による接着などにより固定される。レーザ光源あおり調整部材55には貫通孔が設けられており、この貫通孔に、レーザ光源52においてレーザ光が出射される出射部と反対側に設けられレーザ光源52に電力を供給するリード51を貫通させて、レーザ光源52とレーザ光源あおり調整部材55が固定される。つまりレーザ光源あおり調整部材55は、レーザ光源52の出射部と反対側に設けられることになる。リード51を貫通させる構成により、貫通孔の内径はリード51が貫通するだけの大きさがあればよく、例えば直径の大きいレーザ光源52の発光部を貫通させる構成にする場合よりもレーザ光源あおり調整部材55を小型にすることが可能である。レーザ光源あおり調整部材55とレーザ光源シフト部材56は、レーザ光源52の発光点を中心とする球面を有する。
レーザ光源あおり調整部材55と固定されたレーザ光源52の発光部の側面に押圧ばね53が設けられ、レーザ光源52の出射部側から押圧ばね53の外側を覆うように押え部材である押え板54が配置される。レーザ光源52の出射部側に設けられた押え板54は
貫通孔を有し、この押え板54の貫通孔からレーザ光が出射する。
レーザ光源あおり調整部材55の球面とレーザ光源シフト部材56の球面が接した状態で、押え板54はレーザ光源シフト部材56に取り付けられる。このときレーザ光源52と押え板54は、押圧ばね53により互いに押し合う向きに付勢された状態で保持される。
レーザ光源シフト部材56にもレーザ光源52のリード51が貫通する貫通孔が設けられており、レーザ光源あおり調整部材55の貫通孔を貫通したレーザ光源52のリード51は、レーザ光源シフト部材56の貫通孔を貫通し、FPC57に半田付けされて固定されている。レーザ光源52とレーザ光源あおり調整部材55は、押圧ばね53を介し、押え板54によってレーザ光源シフト部材56に支持されている。
以上の構成のDVD用レーザモジュール1において、レーザ光源あおり調整部材55はレーザ光源52の発光点を中心とする球面を有する。そこでレーザ光源52を、発光点を中心として回動させて向きを変え、軸方向に対する傾きを調整することが可能である。図示するθX、θY、θZの回動方向、また、これらを組み合わせた回動方向についての調整が可能である。
また、レーザ光源シフト部材56は、レーザ光源52の発光点を中心とする球面を有し、レーザ光源あおり調整部材55の球面を支持しつつ、光ピックアップ装置に対して図示するX方向またはY方向にDVD用レーザモジュール1全体をスライド調整する機能を有する。さらに、FPC57は、レーザ光源52に給電してレーザ光源52を発光させるとともに、レーザ光源52とレーザ光源あおり調整部材55とを回動させる際の把持部材として機能する。
レーザ光源あおり調整部材55を用いて、レーザ光源52の向きが調整され、出射されるレーザ光の光軸が調整される様子を図4,図5に示す。
図4は、レーザ光源52から出射されるレーザ光の光軸が傾いていない場合を示す図であり、光ビーム100の強度の中心とコリメートレンズ58の中心とが一致しているために、レーザ光源52から出射される光ビーム100のうち、コリメートレンズ58に入射する光量が最大となっている。
これに対し、図5に示すように、レーザ光源52から出射されるレーザ光の光軸が角度θだけ傾いていると、光ビーム100の強度の中心とコリメートレンズ58の中心とが一致せず、レーザ光源52から出射される光ビーム100のうち、コリメートレンズ58に入射する光量が図4に示す場合よりも減少する。この場合には、図3に示すFPC57を把持部材として用い、FPC57をθX、θY、θZの方向に動かすことによって、レーザ光源52とレーザ光源あおり調整部材55を共にレーザ光源52の発光点を中心として回動させて、図4に示す状態とする。併せて、レーザ光源シフト部材56によって、レーザ光源52を光ピックアップ装置に対してX方向またはY方向に動かして、光ビーム100の強度の中心とコリメートレンズ58の中心とを一致させる。
図6に集積光学部材20の構成を示す。
図6は、集積光学部材20を構成する各導光部材を分解した状態で示したものであり、集積光学部材20は第1から第5の導光部材で構成される。各導光部材の材質は高透過性樹脂材料や光学ガラスが用いられる。とりわけ、SFL−1.6やBK−7の光学ガラスは高い屈折率を有するから、回折格子や膜の設計余裕を大きくとることができ、透過する
ときの波長シフトも起こしにくい特徴を有する。中でも、BK−7−1.5は入手が容易で加工性にも優れるために好都合である。
次に、各導光部材について説明する。第1導光部材21は平行平板状に形成されている。第1導光部材21がCD用の光源10の出射口に対向する面に第1回折格子22が形成される。回折された0次光と±1次光とを用いてトラッキング制御に使用する主及び副ビーム(以下3ビームと総称する)を生成するためである。
さらに第1導光部材21の出射面には光ビームが通過する領域を除く全面に光吸収膜23を形成する。光吸収膜23の組成は、例えば、Si、Ti、SiO2の多層膜で形成する。乱反射等の不要な光や迷光を集積光学部材20と光ビームの光路に導入しないためである。
第2導光部材25は略直角三角形の断面を有する略三角柱状に形成される。略直角三角形の斜面26には所要の領域に波長選択膜27が形成されている。波長選択膜27は、CD用の往路光とDVD用の復路光とを分離するものであり、CD用の往路光を透過し、DVD用の復路光を反射する機能を有する。CD用のレーザ光とDVD用のレーザ光とは波長が異なるため、波長選択膜27によって両者を分離することが可能である。
第3導光部材30は互いに向かい合う平行平面を有する板状に形成され、第1斜面31と第2斜面32とは互いに向かい合う平行平面をなし、第1斜面31には広帯域偏光分離膜33が形成されている。この広帯域偏光分離膜33は、CD用往路光とCD用復路光とを分離するものであり、CD用の往路光を透過し、CD用復路光を反射する機能を有する。CD用の往路光とCD用復路光とは偏光状態を異ならせているため、広帯域偏光分離膜33によって両者を分離することが可能である。
第4導光部材35は、略台形状の断面を有する略台形柱状に形成される。各々の面は第1斜面36と第2斜面37と透過面38と出射面39とを有する。第1斜面36と第2斜面37とは互いに向かい合う平行平面をなし、第1斜面36の所定の領域にはCD用ホログラム40が形成されている。また、CD用ホログラム40の上面にはAPC反射膜41が設けられている。このCD用ホログラム40の機能については後述する。
この第4導光部材35に対して、CD用往路光は第2斜面37から透過面38へ透過し、CD用復路光は第2斜面37で反射した後CD用ホログラム40を通ってAPC反射膜41で反射し、再び第2斜面37で反射した後出射面39から出射する。同様に、DVD用復路光も出射面39から出射する。
第5導光部材45は略直角三角形の断面を有する略三角柱状に形成される。各々の面は斜面46と第1面47および第2面48である。第1面47と第2面48とは直角に交わり、集積光学部材20の基準面となる。斜面46には光吸収膜49が形成される。
図1、図6、図7を用いて、受光器60に入射するまでの、DVD用のレーザ光とCD用のレーザ光の光路を示す。
CD用の光源10のリード18に所要の接続がなされ、レーザ素子13は発光点19からCD用の拡散光101を出射する。拡散光101は第1導光部材21に入射する。第1導光部材21では、不要な外乱光や所定の拡散角度以上に拡がった光を光吸収膜23によって吸収すると共に、第1回折格子22によって拡散光101を3ビームのCD用往路光102に変換する。
CD用往路光102は第1導光部材21から第2導光部材25に入射する。第2導光部材25中を進行したCD用往路光102は斜面26に到達する。CD用往路光102のうちほとんどの光量は波長選択膜27を透過し、第3導光部材30へ入射する。さらに、第3導光部材30の第1斜面31を透過し、さらに第4導光部材35の透過面38を透過して、ビームスプリッタ4、立上げプリズム5によってDVD用ホログラム6に向かって進路を変え、対物レンズ7によって収束光となって、光ディスク8に入射する。
光ディスク8の記録層から反射したCD用復路光104は、逆順に対物レンズ7、立上げプリズム5を経て第4導光部材35の透過面38に入射する。CD用復路光104は広帯域偏光分離膜33によって反射され、第3導光部材35のCD用ホログラム40へ進行する。CD用ホログラム40では+1次回折光を主成分とするCD用復路反射回折光105となる。CD用復路反射回折光105は第3導光部材30の広帯域偏光分離膜33で再び反射して、出射面39から受光器60に向かって出射する。
一方、DVD用光源から出射され光ディスク8によって反射されたDVD用復路光110は、第2導光部材25の斜面26に形成された波長選択膜27によって反射され、第3導光部材30、第4導光部材35を透過して、出射面39から受光器60に向かって出射する。
図8は受光器60の全体斜視図である。入射口62を有するパッケージ61にOE素子63が収納される。OE素子63の信号端子はリード端子64に接続されてパッケージ61の外部へ導かれる。さらにリード端子64にはフレキシブルケーブル65を接続して、検査や実装に使用する。OE素子63の受光部に結像した反射回折光は、OE素子63においてOE変換されて検出電流Iとなり、検出電流Iからトラッキングエラー(TE)信号やフォーカスエラー(FE)信号が算出され、このトラッキングエラー(TE)信号やフォーカスエラー(FE)信号がリード端子64を介してパッケージ61の外部へ導かれ、図示しないCPUなどの制御部を介して光ディスク装置のアクチュエータの制御に用いられる。なお、受光器60においては結像した反射回折光のOE変換までを行い、図示しない制御部においてトラッキングエラー(TE)信号やフォーカスエラー(FE)信号を算出することも同様に実施可能である。
図5に示したように、レーザ光源52から出射されるレーザ光の光軸が傾いている場合には、対物レンズ7によって収束光となる際に光強度が弱くなり、光ディスク8に照射される光強度が記録再生に必要な強度とならない。光ディスク8で反射された光を、受光器60に設けられたOE素子63によって検出し、光強度が弱いことを検知した場合に、レーザ光源あおり調整部材55とレーザ光源シフト部材56を動かすことによって、レーザ光源52から出射される光ビームの光軸が最適な状態となるように、レーザ光源52の位置調整を行い、最適状態で固定する。
なお、以上においては、DVD用レーザモジュールとして用いられるレーザ光源の調整を行う場合について説明したが、上記の調整機構はCD用としても用いることができる。
次に、DVD用ホログラム6、CD用ホログラム40についてさらに詳細に説明する。
DVD用ホログラム6は、図1に示すように対物レンズ7の直下に設けられ、このDVD用ホログラム6を通過したDVD用復路光は、図7に示す受光器60内のOE素子63に結像する。また、図6に示すCD用ホログラム40は第4導光部材35の第1斜面36の所定の領域に設けられ、このCD用ホログラム40を通過したCD用復路光は、図7に示す受光器60内のOE素子63に結像する。
図9に、CD用ホログラム40(図6参照)の分割パターンと、受光器60に設けられたOE素子63のパターンを示す。また、入射口62から見たOE素子63のパターンを示す。
図9において、70はCD用ホログラム40(図6参照)として機能する回折格子である。回折格子70は、格子A71、格子B72、格子C73、及び格子D74に分割されている。
その詳細は、回折格子70は、光ディスクのラジアル(半径)方向(X軸)に平行な2本の分割線で3分割され、その弓形に分割されタンジェンシャル(トラックの接線:Y軸)方向に分離した領域の1つが格子A71であり、他の1つが格子B72である。格子A71の反射回折光が結像する領域は、受光部201の中央部に設けられた受光部201A5および受光部201B5である。また、格子B72の反射回折光が結像する領域は、受光部201の中央下部に設けられた受光部201A4および受光部201B4である。即ち、これらはフォーカス検出用の主ビームとなる。
また、残りの分割領域であって中央の分割領域は光ディスクのタンジェンシャル(トラックの接線:Y軸)方向に平行な分割線でさらに2分割され、それぞれが格子C73並びに格子D74である。即ち格子C73と格子D74との領域は略D字状に形成される。
さらに、格子C73に相当する分離格子A75が格子A71の領域に設けられ、同様に、格子C73に相当する分離格子B76が格子B72の領域に設けられている。さらに、格子D74に相当する分離格子C77が格子A71の領域に設けられ、格子D74に相当する分離格子D78が格子B72の領域に設けられている。
そして、格子C73と分離格子A75と分離格子B76とが同一の方向、すなわち同一のOE素子の位置に回折し、格子D74と分離格子C77と分離格子D78とが同一の方向、すなわち同一のOE素子の位置に回折するように、それぞれの分離格子A75から分離格子D78が形成されている。分離格子A75から分離格子D78のそれぞれは面積、回折する光パワーの条件はすべて同じである。
上述のように、格子C73と分離格子A75と分離格子B76とが同一の方向に回折するから、主ビームの格子C73による回折光は受光部201Cに入射するとともに、主ビームの分離格子A75と分離格子B76とによる回折光も受光部201Cに入射する。同様にして、±1次光の副ビームの回折光は受光部201Eと201Gとにそれぞれ入射する。
また、格子D74と分離格子C77と分離格子D78とが同一の方向に回折するから、主ビームの格子D74による回折光は受光部201Dに入射するとともに、主ビームの分離格子C77と分離格子D78とによる回折光も受光部201Dに入射する。同様にして、±1次光の副ビームの回折光は受光部201Fと201Hとにそれぞれ入射する。これら6種類の光ビームは、トラッキング制御用の3ビームとして検出される。
受光部201に結像した反射回折光はOE変換されて検出電流Iとして表現することができる。受光部201A5、受光部201B5、受光部201A4、受光部201B4からの検出電流を、それぞれIA5、IB5、IA4、IB4と表す。そうすると、フォーカス検出のために次のように検出電流を論理構成することができる。即ち、フォーカスエラー(以下FEと略称する)検出論理として、
FE=(IA4+IA5)−(IB4+IB5)・・・(数式1)
が得られる。FEは、
また、受光部201A4と受光部201A5とをOE素子63上で結線することもできる。その結果両受光部の和を新たにIAと表すことができる。同様に、受光部201B4と受光部201B5とを結線すると、両受光部の和を新たにIBと表すことができる。従って(数式1)に代入して整理すると、
FE=IA−IB ・・・(数式2)
が得られる。
(数式2)によってFE検出論理とすることは以下のような作用をもたらす。元来、格子A71と格子B72とは回折格子70のタンジェンシャル方向に対向した弓形領域である。そのため、集積光学部材20がレーザ素子13の発熱の影響を受けて熱膨張を起こしたとすると、CD用ホログラム40の中心部から離れて格子A71と格子B72とを配置したから、その熱膨張によって最も大きな位置変化を起こしやすい。ところが、その格子A71と格子B72との回折光を受光する受光部201A4、受光部201B4、受光部201A5、受光部201B5はそれぞれ逆順に配置して和をとり、その逆順和の差(たすき掛け差動)をFE検出論理としているから、前述の位置変化が引き起こす検出信号のドリフトやオフセットを(数式2)によって打ち消すことができる。
前述のFE検出論理と同様に、6種類の格子領域による検出電流を論理構成することができる。即ち、トラッキングエラー(以下TEと略称する)検出論理として、
TE=IC−ID−k{(IE+IG)−(IF+IH)} ・・・(数式3)
(但し、kは動作設定に応じて定まる定数)が得られる。
(数式3)によってTE検出論理とすることは以下のような作用をもたらす。先ず、受光部201C、201Dは主ビームの検出を行うから、(数式3)の第1項と第2項は通常のTE検出である。
次に、(数式3)の大かっこに表す第3項は、回折格子70の格子C73と格子D74から得られるそれぞれの副ビーム検出電流の和を得て差動することを意味する。従って、前述のFE検出論理と同様に、前述の位置変化が引き起こす検出信号のドリフトやオフセットを(数式3)によって打ち消すことができる。
特に、格子A71と格子B72とを弓形の領域に分割したので、2分割受光部である受光部201A5と受光部201B5および受光部201A4と受光部201B4のセンサ面積に対して回折光の入射形状を無駄なく配光することができる。同様に、格子C73と格子D74とをD字状の領域に分割したので、独立した受光部である受光部201Cから受光部201Hのセンサ面積に対して入射形状を無駄なく配光することもできる。
さらに、格子A71から格子D74の面積を回折格子70の全領域を4等分するように構成したので、回折格子70を容易に形成することができる。
また、以上のような回折格子の領域分割の構成とすることにより、
(IA5+IB5)+(IA4+IB4)≒(IC+ID) ・・・(数式4)
とすることができ、RF信号検出や、FE、TEの各信号検出にバランスよく光パワーを供給することができる。
なお、定数kは、
k=(IC+ID)/(IE+IF+IG+IH) ・・・(数式5)
として表され、通常k≒1.0になるように、それぞれの受光部においてOE変換するときの増幅度を調整する。第1回折格子22によって形成された3ビームは、0次光の主ビームの光パワーが10で、±1次光の副ビームの光パワーが1となるような比率に形成さ
れている。そこで、上記(数式5)の各受光部に光パワーの比を代入した上で、k≒1.0の条件を満たすことは、受光部201C、201Dの増幅度に比べ、受光部201E、201F、201G、および201Hの増幅度を約5倍に設定することによって可能である。
(数式5)において、±1次光の副ビームの光パワーは回折格子70の周辺領域に入射するから、格子C73と格子D74との光パワーに加え、分離格子A75から分離格子D78の光パワーが加算されるため、分母は増加する。その結果、受光部201E、201F、201G、および201Hの増幅度は5倍よりも遙かに低く設定することができる。従って、クロストークの影響を受けにくい信号の検出動作を実現することができる。
図10に、DVD用ホログラム6の分割パターンのうち、フォーカス検出用の分割パターンを示す。
DVD用ホログラム6は、光ディスクのラジアル方向に平行な分割線で2分割され、タンジェンシャル方向に平行な分割線でさらに2分割されて、併せて4分割されている。それぞれの分割領域によって回折した光は、受光部201上の定められた領域に結像する。図10(a)に示す分割領域311と分割領域312による回折光411、回折光412は、受光部201A2と受光部201B1上の領域511、領域512に結像する。また、分割領域313と分割領域314による回折光413、回折光414は、受光部201A1と受光部201B1上の領域513、領域514に結像する。
また、図10(b)に示す分割領域321と323による回折光421は、領域521に結像し、分割領域322と分割領域324による回折光422は、領域522に結像する。
これらの結像は、受光部201の中央部に位置する受光部201A1、受光部201A2、受光部201B1、受光部201B2、受光部201B3のいずれかにおいてなされ、受光部の検出信号をそれぞれIA1、IA2、IB1、IB2、IB3としたとき、フォーカスエラー信号(FE)を、
FE=(IA1+IA2)−(IB1+IB2+IB3)・・・(数式6)
なる関係式により算出する。
図11に、DVD用ホログラム6の分割パターンのうち、トラッキング検出用の分割パターンを示す。
DVD用ホログラム6は、光ディスクのラジアル方向に平行な分割線で2分割され、タンジェンシャル方向に平行な分割線でさらに2分割されて、併せて4分割されている。それぞれの分割領域によって回折した光は、受光部201上の定められた領域に結像する。図11に示す分割領域331による回折光431は、受光部201β上の領域531に結像し、分割領域332による回折光432は、受光部201α上の領域532に結像する。また、分割領域333による回折光433は、受光部201Dの領域533に結像し、分割領域334による回折光434は、受光部201C上の領域534に結像する。
以上のフォーカス検出用の分割パターンと、トラッキング検出用の分割パターンとを1つのDVD用ホログラム6として形成したものの一例を、図12に示す。
図12においては、DVD用ホログラム6を、光ディスクのラジアル方向に平行な分割線と、タンジェンシャル方向に平行な分割線とで4分割した領域のそれぞれに、1ゾーンから3ゾーンまでの3つのゾーンを設け、それぞれのゾーンについて、トラッキング検出
用の分割パターンとフォーカス検出用の分割パターンとを形成している。
本実施の形態においては、上述した分割パターンを形成したうえで、DVD用レーザモジュール1のレーザ光源から出射されたレーザ光のファーフィールドパターン(以下「FFP」と略記する)の変化に対応する分割パターンを形成している。
レーザ光源はレーザ発光によって温度が上昇すると、出射されるレーザ光のFFPが発光初期のものからずれることが確認されている。出射されるレーザ光のFFPのずれが生じてもトラッキングエラーが検出できるようにするDVD用ホログラムの分割パターンを図13に示す。
図13(a)に示すように、DVDのタンジェンシャル方向に平行な分割線で分割された領域である、分割領域351と分割領域352とが、DVDの半径方向についての中心線353を挟んで対称に形成され、分割領域351による回折光は、受光部201H上に結像し、分割領域352による回折光は、受光部201G上に結像する。
受光部201C、受光部201E、受光部201G、受光部201D、受光部201F、受光部201H、受光部201α、受光部201βの検出信号をそれぞれIC、IE、IG、ID、IF、IH、Iα、Iβとしたとき、トラッキングエラー信号(TE)を、
TE=(IC+Iα)−(ID+Iβ)−k{(IE+IG)−(IF+IH)}・・・(数式7)
(但し、kは動作設定に応じて定まる定数)
なる関係式により得ることによって、FFPのずれにも対応したトラッキングエラーを検出することができる。
図13(b)、(c)は、上述した分割領域351、分割領域352を、DVDの半径方向についての中心線353を挟んで対称に、より多く形成した例を示す。
図13(b)は、図13(a)に示した分割領域351、分割領域352と同様の分割領域をより多く形成したものであり、図13(c)は、図13(b)に示した分割領域のうち、周辺部よりの部分のみを分割領域351、分割領域352としたものである。いずれの場合も、分割領域351、分割領域352を多く形成することにより、光ディスク上に傷があっても、傷によって光ディスクからの反射光が受ける影響を分散させることができ、FFPのずれにも対応したトラッキングエラー検出を正確に行うことができる。
図14に、上記の手段により、FFPのずれが生じたときにトラッキングエラーバランスが改善されている様子を示す。図14は、レーザ素子のPN接合面に平行な面内における光ビームの広がりが14.1degであり、レーザ素子のPN接合面に垂直な面内における光ビームの広がりが16.3degである場合に、FFPのずれ(Δθ//)によって生じたトラッキングエラーバランスを上記の手段により改善した例を示している。
図14に示すKdは、トラッキングエラー信号(TE)を求める上記数式7における、動作設定に応じて定まる定数kを示す。Kd=0のグラフは、(数式7)の定数kをk=0とした場合、つまり受光部201E、受光部201G、受光部201F、受光部201Hの検出信号を用いた補正を行わない場合のトラッキングエラーバランスを示し、FFPが1degずれると、30%のトラッキングエラーバランスが生じていることがわかる。一方、Kd=2のグラフは、(数式7)の定数kをk=2とし、補正をおこなった場合のトラッキングエラーバランスを示す。この場合、FFPが1degずれてもトラッキングエラーバランスは5%未満に抑えられており、明らかにトラッキングエラーバランスが改善していることがわかる。
本発明は、光ディスクの記録及び再生に用いられる光ピックアップ装置、並びにこの光ピックアップ装置を用いた光ディスク装置として利用することができ、狭いスペースにおいてもレーザ光源の調整をすることが可能であり、情報の記録再生に必要な光強度を確保して、信頼性の高いレーザモジュール、光ピックアップ装置及び光ディスク装置を実現することができる。
本発明の実施の形態に係る光ピックアップ装置の構成を示す図 光ピックアップ装置の構成部品を実装したものの一例を示す図 本発明の実施の形態に係るレーザモジュールの分解斜視図 レーザ光源から出射されるレーザ光の光軸が傾いていない場合を示す図 レーザ光源から出射されるレーザ光の光軸が傾いている場合を示す図 集積光学部材の構成を示す図 受光器に入射するまでの集積光学部材中での光路を示す図 受光器の全体斜視図 CD用ホログラムの分割パターンと、受光器に設けられたOE素子のパターンを示す図 DVD用ホログラムの分割パターンのうち、フォーカス検出用の分割パターンを示す図 DVD用ホログラムの分割パターンのうち、トラッキング検出用の分割パターンを示す図 DVD用ホログラムの分割パターンの一例を示す図 出射されるレーザ光のFFPのずれが生じてもトラッキングエラーが検出できるようにするDVD用ホログラムの分割パターンを示す図 出射されるレーザ光のFFPのずれが生じたときに、トラッキングエラー検出が改善されている様子を示す図
符号の説明
1 DVD用レーザモジュール
2 反射ミラー
3 コリメートレンズ
4 ビームスプリッタ
5 立上げプリズム
6 DVD用ホログラム
7 対物レンズ
8 光ディスク
9 コリメートレンズ
10 CD用の光源
11 半導体レーザ
13 レーザ素子
15 結合部材
18 リード
19 発光点
20 集積光学部材
21 第1導光部材
22 第1回折格子
23 光吸収膜
25 第2導光部材
26 斜面
27 波長選択膜
30 第3導光部材
31 第1斜面
32 第2斜面
33 広帯域偏光分離膜
35 第4導光部材
36 第1斜面
37 第2斜面
38 透過面
39 出射面
40 CD用ホログラム
41 APC反射膜
45 第5導光部材
46 斜面
47 第1面
48 第2面
49 光吸収膜
51 リード
52 レーザ光源
53 押圧ばね
54 押え板
55 レーザ光源あおり調整部材
56 レーザ光源シフト部材
57 FPC
58 コリメートレンズ
60 受光器
61 パッケージ
62 入射口
63 OE素子
64 リード端子
65 フレキシブルケーブル
70 回折格子
71 格子A
72 格子B
73 格子C
74 格子D
75 分離格子A
76 分離格子B
77 分離格子C
78 分離格子D
80 結合部材
100 光ビーム
101 拡散光
102 CD用往路光
104 CD用復路光
105 CD用復路反射回折光
110 DVD用復路光
201A1,201A2,201A4,201A5,201B1,201B2,201B3,201B4,201B5,201C,201D,201E,201F,201G,
201H,201α,201β 受光部
311,312,313,314,321,322,323,324,331,332,333,334,351,352 分割領域
353 中心線
411,412,413,414,421,422,431,432,433,434
回折光
511,512,513,514,521,522,531,532,533,534
領域

Claims (13)

  1. 光ディスクに対して情報の記録か再生の少なくとも一方を行うレーザモジュールであって、
    レーザ光を出射するレーザ素子を備えたレーザ光源と、
    前記レーザ光源においてレーザ光が出射される出射部と反対側に配置され前記レーザ光源の向きを調整するレーザ光源あおり調整部材と
    を備えたことを特徴とするレーザモジュール。
  2. 前記レーザ光源あおり調整部材は、前記レーザ光源の発光点を中心とする略球面を有することを特徴とする請求項1に記載のレーザモジュール。
  3. 前記レーザ光源の発光点を中心とする略球面を有し、前記レーザ光源あおり調整部材の略球面を支持するレーザ光源シフト部材を備えたことを特徴とする請求項1に記載のレーザモジュール。
  4. 前記レーザ光源と前記レーザ光源あおり調整部材とは、前記レーザ光源の前記出射部側に設けられた押え部材によって前記レーザ光源シフト部材に支持されることを特徴とする請求項3に記載のレーザモジュール。
  5. 前記レーザ光源は第1の波長のレーザ光を出射する第1のレーザ光源であり、前記第1のレーザ光源と前記レーザ光源あおり調整部材とを備えた請求項1に記載のレーザモジュールと、
    第2の波長のレーザ光を出射する第2のレーザ光源と少なくとも第2の波長のレーザ光を受光する受光器とを備えたレーザユニットと
    を備えたことを特徴とする光ピックアップ装置。
  6. 前記レーザ光源が第1の波長のレーザ光を出射する第1のレーザ光源である請求項2に記載のレーザモジュールと、
    第2の波長のレーザ光を出射する第2のレーザ光源と少なくとも第2の波長のレーザ光を受光する受光器とを備えたレーザユニットと
    を備えたことを特徴とする光ピックアップ装置。
  7. 前記レーザ光源が第1の波長のレーザ光を出射する第1のレーザ光源である請求項3に記載のレーザモジュールと、
    第2の波長のレーザ光を出射する第2のレーザ光源と少なくとも第2の波長のレーザ光を受光する受光器とを備えたレーザユニットと
    を備えたことを特徴とする光ピックアップ装置。
  8. 前記レーザ光源が第1の波長のレーザ光を出射する第1のレーザ光源である請求項4に記載のレーザモジュールと、
    第2の波長のレーザ光を出射する第2のレーザ光源と少なくとも第2の波長のレーザ光を受光する受光器とを備えたレーザユニットと
    を備えたことを特徴とする光ピックアップ装置。
  9. 請求項5に記載の光ピックアップ装置を備えたことを特徴とする光ディスク装置。
  10. 請求項6に記載の光ピックアップ装置を備えたことを特徴とする光ディスク装置。
  11. 請求項7に記載の光ピックアップ装置を備えたことを特徴とする光ディスク装置。
  12. 請求項8に記載の光ピックアップ装置を備えたことを特徴とする光ディスク装置。
  13. 光ディスクに対して情報の記録か再生の少なくとも一方を行うレーザモジュールであって、
    レーザ光源の発光点を中心として前記レーザ光源を動かし、前記レーザ光源の向きを調整するレーザ光源あおり調整部材を備えたことを特徴とするレーザモジュール。
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