JP2005070731A - 広告キャンペーン用ラベル、該ラベルを読み取るためのプログラムおよびキャンペーン開催方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】バーコードを確実に読み取りキャンペーンへの応募を容易にする。
【解決手段】キャンペーン応募用の情報を記載し商品又は包装に貼るラベル11で、商品等に貼付可能な第一基材11aと該基材に対し分離可能に支持した第二基材11bとを備え、第二基材裏面に応募用URLとシリアル番号を含む二次元コード22を設け、該裏面が見えないよう第二基材を第一基材に開封可能に封鎖する。二次元コードを挟んで互いに対向し、二次元コード撮影読取時に標的となる一対のターゲットマーク25a,25bを設ける。二次元コードを撮影するのに最適な構図となったときに該マークに重なるガイドマークを携帯電話の液晶画面に表示するプログラムを開示する。
【選択図】図4

Description

本発明は、広告キャンペーン用ラベル、該ラベルを読み取るためのプログラムおよびキャンペーンの開催方法に係り、特にキャンペーンへの参加に必要な情報を二次元コード化して商品に付け、これを所謂カメラ付き携帯電話機で撮影してインターネットを介しキャンペーンに応募することを可能とする技術に関する。
商品の販売促進のため、あるいは顧客情報を収集するマーケティング活動の一環として、商品の購入者に抽選で(あるいは無抽選で購入者全員に)景品をプレゼントするキャンペーンが従来から行われてきた。かかるキャンペーンとして近時、インターネットを利用した応募形態を採るケースが少なくない。
このようなキャンペーンでは、キャンペーンの案内表示や景品内容を記載したシール(ラベル)を商品に貼り付け、販売が行われる。ラベルには、さらに開催者のホームページのURLや、応募資格・当否を判定するためのシリアル番号が記載される。商品を購入した者は、パーソナルコンピュータや携帯電話を利用してキャンペーン開催者のホームページにアクセスし、シリアル番号を送信することによって応募を行う。
一方、応募のためURLやシリアル番号をキーボード入力する煩わしさを省くため、これらの情報をバーコード化し、バーコードリーダでスキャンすることによって応募を可能としたシステムが提案されている(下記特許文献1)。
特開2002−279268号公報
ところで、かかる特許文献1に記載のシステムは、キーボード入力の手間は省けるものの、商品に貼り付けたラベルからバーコードをスキャンするために、読み取りエラーが生じやすく、需要者は応募に苦労するという問題がある。
例えば、缶コーヒーやビールのような曲面状の容器を有する商品(特許文献1図2(イ)の例も同様)をキャンペーンの対象商品とする場合を想定すると、ラベルを貼り付ける缶の側面は丸く湾曲しているから、ラベルに記載されたバーコードも湾曲することとなり、読み取りエラーが発生する確率が大きくならざるを得ない(缶の上下面は平坦であるが、表示規制からこれらの面には商品の提供業者がラベルなどを貼ることは一般に出来ない)。また、商品をラッピングしたり収容する手さげ買い物袋のような柔軟性のある包装にラベルを貼ってキャンペーンを行う場合も同様の問題が生じる。
さらに、場所を選ばずより手軽に送信を行うことが出来る携帯電話機を使用してキャンペーンに参加することを考えると、前記特許文献1におけるバーコードスキャナも必然的に携帯に耐え得る小型かつ軽量なものが要求されるから、商業店舗のPOSシステムで使用されているような据置き型のバーコードスキャナに匹敵する読み取り性能を期待することは難しい。
したがって、商品の購入者は、何度もスキャンをやり直す必要が生じたり、結局読み取りがうまく行かず応募を諦めたり、苦情の原因になるなど、キャンペーン自体の成否にも影響するおそれがある。
尚、前記缶飲料の場合でも、通常の(一次元)バーコードであれば、スキャン方向が缶の長手方向になるようバーコードを配置し、エラー発生率を低減させることも考えられるが、キャンペーン用として、より情報量の多い二次元バーコード(二次元コード)を使用する場合には、少なくとも直交する2方向にスキャンする必要があるから、バーコードの配置上(向き)の工夫によって読み取りエラーの問題を解決することは困難である。
一方、携帯電話に付属のカメラで二次元コードを撮影しバーコードを読み取ることが可能な携帯端末も近時提供されている。しかしながら、このような携帯端末を使用したとしても、前記スキャナと同様に依然として読み取りエラーの問題は解決することは出来ない。
しかも、このようなカメラ付き携帯電話でバーコードを読み込む場合には、どのくらい近寄ってどの程度の大きさでバーコードを撮影したら良いか分からず、カメラ付き携帯電話の扱いに不慣れな者はもとより、使い慣れた者にとってもバーコードの撮影・読み取りは必ずしも容易ではない。
このように従来のバーコードを使用したキャンペーンでは、撮影(バーコードの読み取り)に非常に苦労することとなり、せっかく販売促進や顧客へのサービス提供を目的としてキャンペーンを催しても結果的に不評に終わり、十分な成果が得られない可能性がある。
そこで本発明の目的は、より確実にバーコードを読み取ってキャンペーンへの応募を容易にすることにある。
前記目的を達成して課題を解決するため、本発明に係る広告キャンペーン用ラベル(請求項1)は、キャンペーンに応募するためのキャンペーン管理情報を記載し商品又は包装に貼り付けるラベルであって、商品又は包装に貼付可能な第一ラベル基材と、該第一ラベル基材に対し分離可能に支持した第二ラベル基材とを備え、該第二ラベル基材の裏面に前記キャンペーン管理情報を含む二次元コードを設けるとともに、該裏面が見えないよう第二ラベル基材を前記第一ラベル基材に対して開封可能に封鎖したことを特徴とする。
本発明のラベルでは、第一ラベル基材を商品又は包装に貼り付けて当該商品又は包装にラベルを支持させる。キャンペーンに応募するためのキャンペーン管理情報を含む二次元コードは、第一ラベル基材に分離可能に支持した第二ラベル基材に設けてある。したがって、キャンペーンの応募者は、第二ラベル基材を第一ラベル基材から外し(例えばめくって剥がし、あるいはめくり剥がした後さらに引きちぎり)、平らな状態で二次元コードを読み取ることが可能となるから、読み取りエラーの発生率を低減させ、従来に較べより確実かつ簡単に(何度も読み取りをやり直すことなく)二次元コードを読み取ってキャンペーンに応募可能とすることが出来る。
前記二次元コードは、第二ラベル基材の裏面に設けてあり、初期状態(当該商品が購入される前)では該裏面が見えないように第二ラベル基材を第一ラベル基材に封鎖してある。これにより商品を購入しない者による不正な応募を防ぐことが出来る。封鎖の方法は特に問わない。例えば、比較的容易に剥離可能な粘着剤や接着剤で第一ラベル基材に第二ラベル基材を貼り合わせれば良い。貼り合わせる(粘着剤又は接着剤を付ける)部分は、基材全面としても良いし、一部(例えば周縁部のみ)としても構わない。尚、ラベルの隅角部には、貼り合わせを行わず(粘着剤や接着剤を付けず)剥離の起点となる剥離起点部を設けておくことが、第二ラベル基材を開封しやすくする点で好ましい。
二次元コード(二次元バーコード)としては、例えばQRコード(商標)を使用することが出来るが、他のマトリックス型コード(例えばデータマトリックス、マキシコード、ベリコード等)やスタック型コード(例えばピーディーエフ417等)を使用することも可能である。また、本発明のラベルを貼り付けるのは、商品自体であっても良いし、商品の包装(例えば容器、缶、ボトル、袋、手さげ、買い物袋等)であっても構わない。
さらに、本発明のラベルには、前記二次元コードのほかに、二次元コード化してない(例えば記号・文字・数字等からなる)キャンペーン管理情報(例えば商品購入者がそのまま読めるURL、応募用のシリアル番号)を記載しておいても良い。このようなラベル構造によれば、当該コード化していない情報に基づいてキーボード入力してキャンペーンに参加することが可能となるから、二次元コード非対応の(読み取ることが出来ない)端末を所持する者にも対応可能となり、キャンペーンの参加者層を広げることが出来る。
本出願において「キャンペーン」とは、景品(品物に限らずサービス、音声又は画像又はテキスト等のデータのような無体物、あるいは所定量蓄積することにより品物やサービス等と交換することが可能な所謂ポイント等をも含む)を抽選であるいは無抽選でプレゼントするような商業活動だけを意味するものではなく、ホームページを閲覧させたり、様々な情報を提供しあるいは宣伝広告を行うなど、各種の商業活動を広く含む概念である。
また同様に「(キャンペーンに)応募」とは、景品プレゼントを提供するような商業活動に応じることだけを意味するものではなく、例えばラベルに表示された案内に従って特定営業主体のウエブサイトにアクセスしてこれを閲覧し、あるいは情報を得るような宣伝広告活動に応じる行為等を広く含むものである。
キャンペーン管理情報は、キャンペーンに応募するためのURL(Uniform Resource Locator)情報と識別情報とを少なくとも含むことがある(請求項3)。また、これらURL情報と識別情報は、ひと続きのアクセスデータとして記録しておく場合がある(請求項4)。メインページから順次下層ページに移動していく煩わしさを避け、直ちに当否判定のページにアクセスできるようにするためである。尚、識別情報とは、応募資格を判断し当否判定を行うための情報で、例えばシリアル番号であったり、あるいは数字や記号を組み合わせた情報等により構成する。
前記ラベルでは、前記第一ラベル基材および第二ラベル基材のうちの少なくとも第一ラベル基材が、略一定の幅を有する帯状の形状をなし、かつ略弧を描くよう形成されていることがある(請求項2)。
また、前記ラベルでは、前記二次元コードを挟んで互いに対向するよう配置され、キャンペーン管理情報を読み取るため該二次元コードを撮影するときに標的となる、少なくとも一対のターゲットマークを該二次元コード周囲の基材表面に設けることがある(請求項5)。
二次元コードの読み取りをより一層容易にするためである。特に、カメラ付き携帯端末で二次元コードを撮影して情報を取り込む場合、ターゲットマークに従って(これを基準として)二次元コードの撮影を行うことが出来るから、より一層確実に二次元コードの読み取りが可能となる。
キャンペーンの開催者(あるいは宣伝広告用表示の広告主)と、ラベルの貼付対象である商品の提供者とは、同一の営業主/事業者であっても良いし、異なる営業主/事業者であっても構わない。
同一主体の場合、当該商品の販売促進が可能となるメリットを有する。一方、異なる主体の場合、商品提供者およびキャンペーン開催者(あるいは宣伝広告用表示の広告主)双方にとって、大きな実益がある。例えば、第二ラベル基材の表面にキャンペーン開催者の広告、あるいはキャンペーン開催者・商品提供者とは異なる者の広告を掲載することを許可する一方、ラベルの製造費用を当該広告主に拠出させれば、商品提供者にとっては、ラベルの製造コストを何ら負担することなく商品にラベルを貼付して商品の販売促進を図ることが出来るからである。他方、広告主にとっては、テレビや雑誌などの従来の広告媒体でなく、店頭に陳列される様々な、かつ非常に多量に流通する商品(例えば、ある特定一社が提供する缶飲料だけに適用した場合でも、該缶飲料は我国で年間数億から数十億単位の本数が現実に流通しているケースも珍しくない)を、新たな広告媒体として活用することが可能となり、商業的に大きなメリットを得ることが出来る。
さらに、商品の購買層にあわせてキャンペーンでプレゼントする商品を換え、あるいは掲載する広告について、当該広告の対象者と当該商品の購買者層とを一致させるようにラベルに掲載する広告と貼付する商品とを適宜選択すれば、より一層大きな宣伝広告効果を期待することが出来る。
本願請求項6に係るラベルは、キャンペーン開催者と商品提供者とが異なることを想定したものであり、前記キャンペーン管理情報が、前記商品の提供者とは異なる提供者が提供するものである広告キャンペーン用ラベルに関するものである。
また、請求項8のラベルは、第二ラベル基材の表面に宣伝広告用の表示を設けたものであり、請求項9のラベルは、該第二ラベル基材の表面に設けた宣伝広告用の表示が、第二ラベル基材の裏面に設けた前記二次元コードとは別の二次元コードを含み、該別の二次元コードが宣伝広告用のURL情報を含むものである。さらに、請求項10のラベルは、宣伝広告用の表示が、ラベルの貼付対象である商品の提供者とは異なる提供者に関するものであるラベルである。
一方、請求項7のラベルは、第二ラベル基材の表面に前記キャンペーン管理情報を含む二次元コードとは別の二次元コードを設け、該別の二次元コードは、前記キャンペーン管理情報を含む二次元コードを読み取るためのプログラムをダウンロードするURL情報を含み、該プログラムは、携帯通信端末に格納されて前記請求項5に記載の二次元コードを撮影した画像データに基づいて該二次元コードをデコードし、該二次元コードに含まれるキャンペーン管理情報を読み取るためのプログラムであって、前記ターゲットマークに重ねて位置合わせが可能なガイドマークを前記携帯通信端末のディスプレイにファインダ画像とともに表示させるものとしたものである。
このようなラベル構造によれば、前記プログラムをダウンロードすることによってより一層容易に二次元コードの読み取りを行うことが出来る。すなわち、ディスプレイに表示されたガイドマークとラベルに設けられたターゲットマークとを重ねて位置合わせするだけでよいから、どのくらい近づいてどの程度の大きさで二次元コードを撮影したら良いか悩む必要がなくなり、即座に二次元コードを撮影してキャンペーンに応募することが出来る。
該請求項7に係るラベル、並びに前記請求項9のラベルにおいても、前記別の二次元コード(プログラムダウンロード用コードまたは宣伝広告用コード)に関し、読み取り(撮影)を容易にするため、前記第二ラベル基材裏面に設けた二次元コードと同様のターゲットマークを設けておくことが望ましい(請求項11)。
また、該ターゲットマークは、二次元コードに頂点を向けた略三角形の形状を有することがある(請求項12)。
このような形状とすれば、応募者は二次元コードに向いた三角形のマークに誘導されてファインダ(液晶画面)に二次元コードを収め、容易に撮影を行うことが出来る。
また、前記ラベルでは、第二ラベル基材に設けた二次元コードに含まれるキャンペーン管理情報が当否情報を含むようにしても良い(請求項13)。
このようなラベル構造によれば、商品の購入者に対し二次元コードを読み込んだだけで即座に当否結果を通知するようにすることができ、また落選者に通信費用を負担させずに済む利点がある。当選者に対しては、例えば景品を送付するための住所等を入力するためのフォームを開催者サーバから当該携帯通信端末に対して送信したり、あるいは景品(例えば音楽や画像)をダウンロードする許可を与えるなど、当該キャンペーンに応じた対応を実施すれば良い。
また、このようにキャンペーン管理情報が当否情報を含む場合、例えば次のような処理を行うことも可能となる。
(1)当該キャンペーン管理情報に含まれる当否情報が「落選」に係るものである場合には、二次元コードの読取プログラムが当該二次元コードをデコードし、携帯通信端末に落選(はずれ)である旨のメッセージを表示させる。一方、当該キャンペーン管理情報に含まれる当否情報が「当選」に係るものである場合には、二次元コードの読取プログラムが当該二次元コードをデコードし、二次元コードの読取プログラムが携帯通信端末に当選(あたり)である旨のメッセージを表示させる。
(2)所定の店舗や商業施設に景品を備えておき、当該施設のスタッフが二次元コードリーダ(携帯電話機でも、汎用あるいは専用の読取機でも良い)を使用して第二ラベル基材の二次元コードを読み取り、当否を確認して景品を渡すようにする。
(3)映画や旅館・ホテル、エステティックサロン等の商業施設の利用あるいはサービスの提供を景品とし、当該施設に二次元コードリーダを備えておく。これにより、各施設で第二ラベル基材の二次元コードを読み取って直ちに当選を確認することができ、第二ラベル基材をそのままチケットとして機能させることが可能となる。
景品(プレゼントする品物)としては、様々な品物やサービスとすることが可能である。一例を挙げれば、CDやDVD、衣服、装飾品、化粧品、百貨店限定商品、ブランド限定品、おもちゃ、菓子、マスコット、小物類その他の品物のほか、映画チケット、航空券、国内外の温泉旅館・ホテル宿泊クーポン券、エステティックサロン利用券、ゲームソフト等、様々なものを景品とすることが可能である。
また、本発明のラベルは、第一ラベル基材に第二ラベル基材を開封可能に封鎖した構造であるから、両基材の間にシート状の景品をさらに挟持させることができ(請求項14)、商品に付加的な景品を付けることが可能となる。
また、本発明のラベルでは、前記第二ラベル基材に、無線タグ、磁気記録部およびスクラッチのうちの少なくともいずれか一からなる記録部を設け、該記録部に付加的な景品に係る情報を格納しても良い(請求項15)。
この記録部に格納する付加的な景品としては、例えばゲームデータ(例えばゲームにキャラクタを追加するためのデータ等)や画像データ、音声データ、音楽データその他を採用することが出来る。
さらに、前記第二ラベル基材に、無線タグ、磁気記録部およびスクラッチのうちの少なくともいずれか一からなる記録部を設け、該記録部に当否の確認をすることが可能な情報を格納しても良い(請求項16)。
キャンペーンの景品は様々なものを対象とすることが出来るが、例えば映画チケットを景品とした場合を例にとると、かかる請求項16のラベル構造とすれば、次のような利点がある。
すなわち、商品の購入者は二次元コードを携帯電話で読み、当否を確認する。「当たり」であった場合、購入者は該ラベル(第二ラベル基材)を持って映画館に行く。映画館側では、このラベルが「当たり」であることを確認する必要がある。このとき、前記ラベル構造としておけば、無線タグのリーダ(あるいは磁気リーダ)は備えているが、二次元コードのリーダ(読取装置)を有しない施設でも迅速に当否の確認が出来る(窓口スタッフが商品購入者と同様に二次元コードを携帯電話で読んで当否確認を行っても良いが、無線タグや磁気記録部、スクラッチを使用したかかる方法の方がより素早く対応できる)。
このように映画チケットとして本発明のラベルを機能させることも可能である。かかる利用方法は、映画に限られるものではなく、同様にして、例えばコンサートや遊園地、テーマパーク等の各種の娯楽施設、その他の様々なサービス提供施設等であっても良い。
本発明に係る商品(請求項17)は、前記請求項1から16のいずれかの広告キャンペーン用ラベルを貼付したものである。
また、本発明に係る包装材(請求項18)は、前記請求項1から16のいずれかの広告キャンペーン用ラベルを貼付したものである。
この包装材は、商品を包装するための例えば容器や袋、手さげ袋、ショッピングバッグ等を広く含むものである。
また、本発明に係る携帯通信端末用プログラム(請求項19)は、携帯通信端末に格納され、請求項5、11および12のいずれか一項に記載の広告キャンペーン用ラベルに設けられた二次元コードを撮影した画像データに基づいて該二次元コードをデコードし、該二次元コードに含まれる情報を読み取るためのプログラムであって、該プログラムは、前記ターゲットマークに重ねて位置合わせが可能なガイドマークを前記携帯通信端末のディスプレイにファインダ画像とともに表示するよう前記携帯通信端末を機能させることを特徴とする。
このようなプログラムによれば、該プログラムをダウンロードした後、ディスプレイに表示されたガイドマークとラベルに設けられたターゲットマークとを重ねて位置合わせすることで、二次元コードを容易に撮影することが出来る。
かかるプログラムは、前記携帯通信端末に、さらに、前記ファインダ画像に基づいて前記ターゲットマークが前記ガイドマークに対して予め定められた位置関係にあるか否かを判別する機能と、前記ターゲットマークが前記ガイドマークに対して該予め定められた位置関係にある場合に、携帯通信端末の操作者に通知を行うため、音、光および振動のうちの少なくともいずれか一つを発生させる機能とを実現させるものであることがある。
これにより応募者は、二次元コードが正常に読み取り可能か直ちに知ることができ、利便性を向上させることが出来る。
さらに、本発明に係るキャンペーンの開催方法(請求項21)は、請求項1から16のいずれか一項に記載の前記広告キャンペーン用ラベルを使用するキャンペーンの開催方法であって、コンピュータが、通信ネットワークを介し携帯通信端末から送信されたキャンペーン管理情報を受信する工程と、該受信したキャンペーン管理情報に基づいてコンピュータが当否判定を行う工程と、コンピュータが、該当否判定の結果を前記携帯通信端末に対し通信ネットワークを介して送信する工程と、を含む。
かかるキャンペーンの開催方法は、通信ネットワークを介し携帯通信端末から送信されたリクエストに基づいて該携帯通信端末に対しコンピュータが請求項19または20に記載の携帯通信端末用プログラムを送信する工程さらに含むことがある(請求項22)。
本発明によれば、より確実にバーコードを読み取ってキャンペーンへの応募を容易にすることが出来る。
本発明の他の目的、特徴および利点は、以下の発明を実施するための最良の形態の説明により明らかにする。
以下、添付図面の図1から図30を参照しつつ本発明の実施の形態を説明する。尚、各図中、同一の符号は、同一又は相当部分を示す。
〔広告キャンペーン用ラベル(1)〕
図1および図2は、本発明に係る広告キャンペーン用ラベルの一例(第一実施例)を拡大して示すものである。これらの図に示すようにこのラベル11は、裏面に粘着剤を備えてキャンペーンの対象商品や包装に貼り付けることが可能な矩形状の第一のラベル基材11a(以下、第一基材という)と、この第一基材11aに連なるように設けた略同一の大きさ寸法の矩形状の第二のラベル基材11b(以下、第二基材という)とからなる。
これら第一基材11aおよび第二基材11bとは、両基材の境界線部17で2つ折りにされる見開き冊子状のラベル11を形成し、両基材11a,11bの境界線部17に沿って第二基材11bを第一基材11aから引きちぎって(もぎって)分離することが可能である。尚、ラベル11は、図14および15を参照して後に述べるラベル111のように、第一基材11aと第二基材11bとをそれぞれ別体の材料片から構成し、これら第一および第二基材11a,11bを貼り合わせて分離可能に一体化した構造としても良い。
この実施形態のラベル11は、いわゆる缶コーヒーのような缶飲料に貼ってキャンペーンを行うのに好適なものであるが、対象とする商品の種類は特に限定されない。ビールや発泡酒、ワインその他の飲料品、食料品、化粧品、被服、雑貨など様々な商品を対象とすることが出来る。また、既に述べたように本発明は、商品自体のほか、商品の包装をも対象とするものであり、容器(例えばペットボトル、紙パック、金属製ボトル、ガラス製ボトル等)や箱(紙箱、樹脂ケース)、袋(例えば紙製や樹脂製等の手さげ袋、ショッピングバッグ)などにラベルを貼ってキャンペーンを行うことも可能である。
第一基材11aの裏面には、缶の側面に貼り付けるための粘着剤層(図示せず)を設けてあり、この粘着剤層は、例えばアクリル系粘着剤、ビニル系粘着剤、ゴム系粘着剤等の感圧接着剤によって形成することが出来る。また、第一基材11aの表面には、キャンペーンの詳しい案内説明16を印刷してある。
一方、第二基材11bの表面(図1)には、キャンペーンの案内表示15と二次元コードと21を印刷してある。この二次元コード21には、後に説明する本発明に特有の二次元コード読取用プログラム(以下、専用ソフトウエアという)をダウンロードするためのURL情報をコード化して含めてある。
二次元コード21の上部および下部には、該コード21を携帯電話に付属のカメラで撮影して読み取るときに標的(目印)として機能するターゲットマーク25a,25bを設けてある。これらターゲットマーク25a,25bは、二次元コード21に頂点を向けた三角形の形状を有する。
キャンペーンへの応募者は、これらのターゲットマーク25a,25bに誘導されて二次元コード21をカメラのファインダ(液晶画面)に容易に収めて撮影することが出来る。各ターゲットマーク25a,25bは、二次元コード撮影時に一見して目立って分かるように、ラベル上の他の文字や二次元コード21とは異なる色彩(例えば赤色)を施すことが望ましい。尚、二次元コード21(後に述べる裏面のコード22も同様)は、読み取り精度を向上させるため、白色と黒色との2色で構成することが好ましい。尚、ターゲットマーク25a,25bの形状は、必ずしも三角形に限られず、他の形状であっても良い。また、マークの数や配置パターンも図示の例に限定されない。後述のガイドマーク55a,55bについても同様である。
第二基材11bの裏面には、キャンペーン開催者のサーバの所在情報であるURL情報(キャンペーン開催者サーバに接続するための情報)18と、該サーバにおいて応募者の資格を判断し景品の当否判定を行うためのシリアル番号19とを印刷し、さらにこれらURL情報18およびシリアル番号19をコード化して含めた二次元コード22を印刷してある。二次元コード22に加えてURL情報18とシリアル番号19(コード化していない状態で)を掲載することにより、二次元コードに非対応の携帯端末やパソコン等からもURL18とシリアル番号19を例えばキーボードから入力することによってキャンペーンへの応募が可能となる。
尚、かかる二次元コード22に当否情報を直接コード化して含ませておくことも可能である。このような構成によれば、二次元コード22を読み取っただけで直ちに当否を応募者端末に表示させることができ、落選者は通信費を負担しなくて済むようにすることが出来る利点がある。二次元コード22の上部および下部にはそれぞれ、前記第二基材表面と同様のターゲットマーク25a,25bを設けてある。
第二基材11bは、第一基材11aに対して開封可能に封鎖する。具体的には、第一基材11aの表面と第二基材11bの裏面との間に粘着剤を介在させて両基材11a,11bを剥離可能に接着する。また、第二基材11bの角部には、第二基材11bを開封しやすくするために、剥離の起点となる剥離起点部12を設けておく。
ラベル基材11a,11bは、これらに限定されるわけではないが、例えばポリプロピレンフィルムやポリエステルフィルム等の各種の合成樹脂フィルムや合成紙(例えばユポ(YUPO)(登録商標)、クリスパー(Crisper)(登録商標))等によって形成することが可能である。
〔応募者側端末〕
次に、本発明における応募者側の携帯端末について図3を参照して説明する。尚、かかる携帯端末31は、カメラ付き携帯電話に本発明に係る二次元コード読取用プログラム(専用ソフトウエア)をダウンロードし、該プログラムで制御することにより実現することが出来る。この場合のハードウェアやプログラムの実現態様は各種変更可能であるから、以下の説明では、本発明および本実施形態の各機能を実現する仮想的回路ブロックを用いる。
図3に示すように、この応募者端末31は、画像撮影が可能な撮像部32(CCDカメラ)と、各種表示を行う液晶ディスプレイ33と、ダイヤル数字キーや各種ファンクションキーなどを含む操作ボタン34とを備える。また、二次元コードの撮影(読み取り)を行うときにディスプレイ33にガイドマーク(後述する)を表示するガイドマーク表示部35と、該ガイドマークと二次元コードの上下に設けた前記ターゲットマーク25a,25bとを比較する画像比較部36とを備え、さらにガイドマークとターゲットマーク25a,25bが重なり合った場合に所定の通知音をスピーカー39から発生させる通知音発生部37、二次元コードの撮影画像を取り込んで該コードをデコードする二次元コード読取部38、並びに該二次元コードに含まれるデータを送信するデータ送信部40を有する。
画像比較部36は、撮像部32から画像データを取り込んで該画像中のターゲットマーク25a,25bとガイドマークとを比較し、両者が重なり合う位置関係にある場合に通知音発生部37に対し発音指示信号を出力する。通知音発生部37は、該指示信号が入力されるとスピーカー39を通じて所定の通知音を発生させる。
この通知音は、適当な電子音としても良いが、当該商品のブランド名やメーカー名、商品名、キャンペーン名のうちの一以上を含む音声とすることも出来る。例えば「○○(商品名)キャンペーンへようこそ」、「○○(メーカー名)キャンペーン、ゴー」、あるいは「△△△(商品名)」のような音声(言葉)で通知音を発生させることが可能である。この場合、音声をタレント(歌手、俳優等)や著名人、アニメキャラクタ等の声とすることも出来る。このような通知音とすれば、商品の宣伝効果が得られるとともにキャンペーンへの参加の面白さ/興趣を高めて応募の意欲を増大させ、キャンペーンの効果をより一層向上させることが出来る。
通知音発生後、操作ボタン34が押されると該操作ボタン34からの操作信号に基づいて画像比較部36は、当該画像(ターゲットマーク25a,25bがガイドマークに重なった位置関係にある画像)データを二次元コード読取部38に出力する。二次元コード読取部38は、この画像データ中の二次元コードを読み取って情報を復元する。情報の読み取りに成功した場合には、送信確認のメッセージをディスプレイ33に表示させ、操作ボタン34からの操作信号に基づいてデータ送信部40を通じて該情報を送信する。読み取りに失敗した場合には、ディスプレイ33にその旨のメッセージを表示させて再度二次元コードの撮影操作を応募者に促す。
〔専用ソフトウエアによる応募〕
図4から図7に基づいてキャンペーンへの応募手順を説明しつつ、本実施形態に係るラベル、二次元コード読取り用ソフトウエア並びにキャンペーンの開催方法をさらに詳しく説明する。
まず、図4および図6を参照して、ステップ601でキャンペーン対象商品である缶コーヒーを購入した者は、缶41に貼られたラベル11の第二基材11bを第一基材11aから剥離し開いた後(図4(a)〜(d))、第二基材11bを第一基材11aから引き離し(同図(e))、第二基材11bを表面を上にして平らな所に置く(同図(f))。尚、図4において(b)から(e)は缶41を示していないが、第一基材11aは缶に貼着されたままであって良く、ラベル11全体(第一基材11a)を缶41から剥がす必要はない。
ステップ602で携帯端末に標準搭載の二次元コード読取ソフトウエアを起動し、ステップ603で第二基材表面の二次元コード21を撮影して読み取る。撮影にあたっては、上下のターゲットマーク25a,25bに従って二次元コード21を画面にちょうど収めて容易に撮影を行うことが出来る。この二次元コード21には、前に述べたように本実施形態に係る専用の二次元コード読取ソフトウエアをダウンロードするためのURL情報が含まれており、ステップ604でダウンロード用ページにアクセスして、ステップ605で該専用読取ソフトウエアをダウンロードする。
尚、この専用読取ソフトウエアは、通信回線を通じて提供する以外にも、記憶媒体(例えばSDカード(商標)のようなメモリカード)に格納して提供したり、例えば店頭にダウンロード用の装置を設置し、接続ケーブルを繋いで携帯端末にダウンロードできるようしても良い。また、例えば過去に応募経験があり、既に専用ソフトウエアを入手済みの場合には、前記図6のダウンロード工程(ステップ602〜605)は省くことが出来る。
次に、図7のステップ701でダウンロードした専用ソフトウエアを起動するとともに、図4(g)に示すようにラベルの第二基材11bを裏返し、裏面に印刷された二次元コード22を撮影し読み取る。専用ソフトウエアの起動により、ステップ702で液晶ディスプレイ33(撮影可能領域を示すファインダ画面内の上縁部および下縁部)には、図5(a)に示すようにガイドマーク55a,55bが表示される。ここで、当該専用ソフトウエアは、二次元コード22の読み取りに適する(ほぼ最適の)構図(大きさ・配置)となったときに、ラベル11上の二次元コード22の上下に設けた前記ターゲットマーク25a,25bとそれぞれ丁度重なる位置に当該ガイドマーク55a,55bが表示されるようプログラムしてある。
ステップ703で画像比較部は、一定の周期で撮像部32(図3)から画像を取り込み、ステップ704で画像中のターゲットマーク25a,25bがガイドマーク55a,55bと一致しているか否かを判別する。図5(c)に示すように上下の各ターゲットマーク25a,25bがそれぞれ上下の各ガイドマーク55a,55bに重なる(収まる)と、ステップ705で、図3を参照して述べたように画像比較部36は通知音発生部37に発音指示信号を出力して二次元コード22を読み取り可能である旨応募者に知らせる通知音を発生させ、かつ撮影ボタン操作34を促すメッセージをディスプレイ33に表示させる。尚、該通知音発生前(両マーク25a,25b,55a,55bが一致していない期間)には、二次元コード22の読み取りに適さない状態である旨を応募者に知らせる別の通知音を発生させるようにすることも可能である。
シャッタ操作(撮影ボタン操作)があった場合には、ステップ707で二次元コード22を含む画像データを二次元コード読取部38に取り込み、ステップ708で該二次元コード22をデコード(図5(d))した後、ステップ709でディスプレイ33に接続確認表示を行う(図5(e))。一方、ステップ706で予め定められた時間経過してもシャッタ操作がない場合には、ステップ703に戻って再び画像の取り込み、ステップ704で両マーク25a,25b,55a,55bの一致不一致の判別を行う。
したがって、応募者は図5(b)から(c)に示すように二次元コード22自体に気をとられることなく、ラベル上のターゲットマーク25a,25bを液晶ディスプレイ上のガイドマーク55a,55bに合わせるだけで自動的に二次元コード22の読み取りに適する構図が得られ、従来のようにカメラをどの程度近づけてどのくらいの大きさで二次元コードを撮影したらよいか悩むことがなくなる。
接続確認表示(図5(e),図7のステップ709)の後、ステップ710でボタン操作により接続指示があった場合には、ステップ711で前記二次元コード22に含まれるURL情報を使用してキャンペーン開催者サーバに接続し、ステップ712で参加用のシリアル番号を送信する。接続拒否の指示があった場合には、処理を終了する(ステップ713)。
〔開催者サーバ〕
キャンペーン開催者側のサーバの構成および処理を図8および図9を参照しつつ説明する。開催者サーバは、公知の記憶手段や通信インターフェイス等を備えたコンピュータ装置並びに該コンピュータ装置を動作させるソフトウエアにより構成することが出来る。具体的には図8に示すように、開催者サーバ81は、キャンペーン応募者が携帯通信端末を使用し通信ネットワーク経由で送信したデータを受信する応募受付部82と、該応募データを処理する応募処理部83と、当否判定を行う当否判定部84と、当該キャンペーンにおける当選番号を格納しておく当選番号格納部85と、応募受付部82が受信した応募の履歴を格納する応募履歴格納部86と、キャンペーンの応募者のデータを格納する顧客データベース87と、バーコードの専用読取ソフトウエアを格納したバーコード読取プログラム格納部88と、景品や応募者に対するメッセージ、当選者用の登録画面データ等の発送処理を行う景品等発送処理部89とを有する。
かかる開催者サーバ81は、応募受付部82が応募用のシリアル番号を受信すると(図9のステップ801)、応募処理部83が応募履歴格納部86内のファイルを参照して当該シリアル番号が過去において既に受信されているか判定し(ステップ802)、過去に受信していれば入場(当該シリアル番号でのキャンペーンへの参加)を拒否する(ステップ808)。これにより、重複した(複数回の)不正な応募を排除することが出来る。
一方、過去に受信していなければ、応募処理部83は、受信した応募用のシリアル番号を当否判定部84に出力する。該シリアル番号が入力されると当否判定部84は、当選番号格納部85に予め格納された当選番号と該シリアル番号とを比較し、当選番号とシリアル番号との一致・不一致に基づいて該シリアル番号の当否判定を行う(ステップ803)。
そして、当選(当選番号とシリアル番号とが一致)であれば、応募処理部83は、景品等発送処理部89を通じて当選者登録画面フォームデータを当該応募者に送信し(ステップ804)、応募受付部82を通じて登録データを受信すると(ステップ805)、この登録データを顧客データベース87に登録した後(ステップ806)、景品等発送処理部89を通じて景品の発送手続を行う(ステップ807)。尚、音楽や画像、あるいは所定数量貯めると景品と交換できるポイントなどを景品として提供する場合には、例えば応募者に当該景品のダウンロードが可能である旨提示し、登録データを受信後、景品等発送処理部89を通じて直ちに景品データを応募者端末に送信することが可能である。
ステップ803で落選(はずれ/当選番号とシリアル番号とが不一致)の場合には、応募処理部83は、景品等発送処理部89を通じてその旨メッセージを送信する(ステップ809)。また、ステップ805で登録データを受信しない場合には、応募処理部83は、ステップ810で処理を終了する。尚、これら一連の処理は一例として示したものであって、キャンペーンの内容や顧客データの収集の必要性などに応じて適宜変更することは勿論可能である。
また、開催者サーバ81は、バーコードの専用読取ソフトウエアを格納したバーコード読取プログラム格納部88を備えており、応募受付部82を介して該ソフトウエアのダウンロード指示を応募者から受け付けた場合には、応募処理部83は、景品等発送処理部89を通じて当該応募者端末に対し、専用読取ソフトウエアを送信する。
〔標準搭載ソフトウエアによる応募〕
通常の一次元バーコードや二次元コードを撮影して読み込むことが可能なソフトウエア(例えばiアプリ)やそのようなソフトウエアを搭載した携帯端末が近時提供されている。本発明は、このような標準搭載のバーコード読取ソフトウエアあるいは該ソフトウエア搭載の携帯端末によってもキャンペーンへの参加を可能とすることが出来る。
この方法を図10を参照して説明する。まず、ステップ901でキャンペーン対象の商品を購入した者は、前記実施態様と同様に商品に貼られたラベル11の第二基材11bを剥がして第一基材11aから引き離すとともに、ステップ902で標準搭載の読取ソフトウエアを起動し、ステップ903でラベル11の第二基材表面に印刷された二次元コード21を撮影して読み取る。
ここで、標準ソフトウエアを使用するこの実施形態では、当該第二基材表面の二次元コード21には、前記専用読取ソフトウエアをダウンロードするためのURL情報を含めることなく、携帯端末のディスプレイにキャンペーンへの案内を表示するためのテキストデータを含ませておく。したがって、第二基材表面のコード21を読み取ったときには、ステップ904でキャンペーンの案内がディスプレイに表示される。
次に、ステップ905で第二基材裏面の応募用の二次元コード22を撮影して読み取る。すると、ステップ906で応募用URLとシリアル番号が表示されるとともに接続の確認表示が行われる。操作ボタンで接続を許可する旨入力すると、ステップ907で該応募用URL情報を使用してキャンペーン開催者サーバにアクセスされ、シリアル番号が送信される。このように標準搭載の二次元コード読取ソフトウエアを使用してもキャンペーンへの応募が可能である。
このような態様においても、二次元コード21,22の読み取り(前記ステップ903,905)にあたっては、該コードの上下に設けたターゲットマーク25a,25bを目安として(例えばこれらターゲットマークが画面からちょうど外れ、かつ両マークの間に配置された二次元コードが画面に入るように)カメラをラベルに向け近づけることにより、容易に二次元コードの撮影を行うことが出来る。前記専用ソフトウエアを使用する場合と異なってこの実施形態では、液晶ディスプレイにガイドマークは表示されないが、二次元コードの上下に設けたターゲットマーク25a,25bによって応募者は従来と較べ容易かつ確実に好適な状態で二次元コードを撮影することが可能となる。
〔商品包装への適用〕
本発明に係るラベルは、商品自体だけなくその包装にも適用することが出来ることは既に述べたとおりであるが、図11および図12は、手さげショッピングバッグ61(例えば百貨店やブティック、専門店等で購入した商品を入れるため提供される紙製袋)に前記ラベル11を貼った例を示すものである。尚、図12はバッグ61の展開状態を示すものであり、同図中、一点鎖線は折り目ラインを示している。
ラベル11の貼付位置は、この例では、手さげ紐62が付けられたバッグ上縁部の内面側とした。またこのバッグ61は、上縁部を内側に折り返してマチ部63を形成してあるが、このマチ部63にラベル11を貼り付けることとして該ラベル貼付部の両側にミシン目65(切取り線)を入れ、これらミシン目65に沿ってマチ部63を容易に切ることが出来るようにしてある。
買物客は、ミシン目65に沿ってマチ部63を切ってラベル貼付部を起し(図11(b))、ラベル11の第二基材11bをめくって(同図(c))二次元コードが印刷された第二基材11bを第一基材11aから引き離すことにより(同図(d))、前記缶飲料の例と同様にキャンペーンに応募することが出来る。
さらに、図13はラベル11をバッグ61の外表面に貼った例を示すものである。この例でも同様に、バッグ表面に貼られたラベル11の第二基材11bをめくって(図13(a),(b))第二基材11bを第一基材11aから引き離し(同図(c))、応募を行うことが出来る。尚、ラベル11の貼付位置は、これら図示の例のほか様々に変更することが可能である。またバッグの材質(例えば樹脂製でも良い)や形状、構造についても図示の例に限定されるものではなく、同様に様々に変更が可能である。
〔広告キャンペーン用ラベル(2)〕
図14から図16は、本発明に係る広告キャンペーン用ラベルの別の例(第二実施例)を示すものである。これらの図に示すようにこのラベル111は、第一基材111aと第二基材111bとをそれぞれ別体の材料片から構成し、これら第一および第二基材111a,111bを貼り合わせて分離可能に一体化したものである。両基材111a,111bを貼り合わせるには、前記ラベル11と同様に、例えば両基材111a,111b間に粘着剤を介在させて行えば良い。また、第一基材111aには、前記ラベル11と同様に、その表面にキャンペーンの案内表示16を記載する一方、裏面には商品または包装に貼付するための粘着剤層を形成してある。
第二基材111bの表面には、宣伝広告用の表示を設ける。この表示は、文字や絵等からなる記載115と二次元コード121とを備えている。二次元コード121には、広告主である特定事業者のサイトにアクセスするためのURLを含めてあり、商品の購入者は、携帯電話で二次元コード121を読み込むことにより当該サイトにアクセスしてこれを閲覧することが出来る。広告主は、当該サイトに、例えば新製品情報やバーゲン情報、取扱い商品・サービスに関する情報など様々な情報を掲載しておくことができ、これらの情報を商品購入者に提供することが可能となる。またこのとき、受信待ち状態のときに携帯電話のディスプレイに表示される所謂「待ち受け画面」を表示するためのデータを、当該広告主サイトへのアクセス者にダウンロードさせプレゼントする(複数のサンプルから選択できるようにしても良い)ようにすることも出来る。
一方、第二基材111bの裏面には、前記ラベル11と同様に、キャンペーン応募用の二次元コード22を掲載してある。尚、このラベル111についても、前記図1および図2に示した見開き冊子状のラベル構造とすることも可能である。また、宣伝広告用表示は、第二基材の表面に加え、第二基材111bの裏面および第一基材111aの表面のいずれか一方または双方にさらに設けても良い。また、この場合、各宣伝広告表示の広告主を異なる事業者のものとすることも可能である。
宣伝広告用表示を設けたこのようなラベル111によれば、大量に流通する商品を新たな広告媒体として利用することができ、商品の提供者・広告主の双方が大きな商業的利益を享受できることは、既に述べたとおりである。
〔キャンペーン管理情報に当否情報を含める場合〕
第二基材裏面の二次元コード22に含まれるキャンペーン管理情報には、当否情報を含めることが可能である。この当否情報としては、例えば単純に「当選(あたり)」または「落選(はずれ)」のテキストデータをコード化してこれを第二基材の裏面に設ける二次元コード22に含めても良いが、例えば、当選と落選とで異なるURL情報を二次元コード22に含めておくようにすることも出来る。すなわち、当選に係るラベルの二次元コードには、当選者用サイト(ページ)にアクセスするURLを含ませ、落選に係るラベルの二次元コードには、当選者用サイトとは異なる落選者用サイトに接続する別のURLを含ませておくのである。
また、この場合、当選と落選とでそれぞれ特定の(別の)画像データを応募者の携帯端末に送信して該端末に表示させるようにしても良い。このような構成によれば、当落を単に文字表示により通知するだけなく、例えば、あるキャラクターが表示されたら「当たり」、このキャラクターが表示されないか或いは別のキャラクターが表示されたら「はずれ」と分かるようにすることができ、応募の楽しみ/興趣を増すことが出来る。
さらに、当該ラベルの第二基材111bを景品の引換券あるいはチケットとして機能させることも出来る。例えば、所定の店舗や商業施設に景品を備えておき、当該施設のスタッフが二次元コードリーダ(携帯電話機でも、汎用あるいは専用の読取機でも良い)を使用して第二基材111bの二次元コード22を読み取り、当否を確認して景品を渡すようにする。また、映画や旅館・ホテル、エステティックサロン等の商業施設の利用あるいはサービスの提供を景品とする一方、当該施設に二次元コードリーダを備えておき、各施設で第二基材裏面の二次元コード22を読み取って当選を確認し、第二基材111bをそのままチケットとして利用可能とすることも出来る。さらに当否情報について、全員(ラベル全部)を当選とし、例えば販売促進グッズの交換チケットとして第二基材111bを利用することも可能である。
〔広告キャンペーン用ラベル(3)〕
図17および図18は、本発明に係る広告キャンペーン用ラベルのさらに別の例(第三実施例)を示すものである。このラベルは、前記図14から図16に示した第二実施例のラベルと同様に、第一基材211aの表面にキャンペーンの案内表示16を記載する一方(図18参照)、裏面には商品または包装に貼付するための粘着剤層を形成する。また、図17(a)に示すように、第二基材211bの表面には、第二実施例のラベルと同様に、広告主である特定事業者のサイトにアクセスするためのURLを含む二次元コード221、広告用の絵230やブランド表示(例えば百貨店名)231等を有する宣伝広告用の表示を設ける。
一方、第二基材211bの表面には、図17(b)に示すように、複数の(この場合3個)キャンペーン応募用の二次元コード22−1,22−2,22−3を設け、それぞれの横にはブランド表示241−1,241−2,241−3と絵図・写真240−1,240−2,240−3等の表示を設けてある。これらの二次元コードおよびブランド表示・絵図・写真は、それぞれ別々の営業者/事業者によるものとすることができ(例えば、二次元コード22−1とブランド表示241−1および絵図・写真240−1はA社、二次元コード22−2とブランド表示241−2および絵図・写真240−2はB社、二次元コード22−3とブランド表示241−3および絵図・写真240−3はC社というように)、商品の購入者は、各営業者/事業者によるキャンペーンに応募することが可能である。このようなラベルでは、例えば各営業者/事業者が提供するブランド商品をキャンペーンの景品とすることが出来る。尚、二次元コードの数は、3個に限られず、2個あるいは4個以上としても良い。
また、いずれかの二次元コードあるいはさらに別の二次元コードを掲載して、該コードに当選商品を掲載したウェブページにアクセスするためのURL(ドメインネーム)データを含めておいても良く、このようにすれば、商品購入者は応募の際、景品を確認することが可能となる。
さらに、図19は、二次元コードの別の配置例を示すもので、同図の例では、2つの二次元コード321,322を並べて表示してある。各二次元コードには、第一のデータ(例えば第一のURL)と第二のデータ(例えば第二のURL)とをそれぞれ含めてあり、一方のコード321を読むと、第一のサーバ(ウェブページ)に接続し、他方のコード322を読むと、第二のサーバ(ウェブページ)に接続できるようになっている。さらに、両方の二次元コード321,322を同時に撮影して読むと、第三のデータ(例えば第三のURL)が得られ、第三のサーバ(ウェブページ)に接続できるようになっている。
このようなラベル構造とすれば、例えば一方の二次元コード321に広告用の(例えば様々な商品に関する情報やバーゲン情報、店舗情報などを提供するための)URLデータを、他方の二次元コード322には、キャンペーン開催者サーバのURLデータと、当否判定を行うためのシリアル番号データとを含め、さらに両コード321,322を同時に読んだときには、例えば当選商品がどのようなものであるかを画像等で告知するためのURLデータが得られるようにすることが出来る。
〔商品包装への適用の別の例〕
図20から図22は、前記ラベルを貼付した商品の例を示すものである。これらの図に示すように本実施形態に係るラベル11,111は、例えばタバコ(図20)やチョコレート(図21)、CD(図22)の包装151,152,153に、あるいは書籍や雑誌(例えば女性雑誌やファッション雑誌)にも貼付することが可能であり、各種の商品に貼り付けてキャンペーンを開催することが出来る。
〔付加的利用形態〕
本発明に係るラベルの付加的な利用形態として、図23および図24に示すように、第一基材11a,111aと第二基材11b,111bとの間に、シート状の(厚さの薄い)景品161を挟み込み、該ラベルを商品に貼ることで、当該商品に付加的な(おまけの)景品を付けることが可能である。この付加的な景品161としては、例えばアニメキャラクタのデザイン/形状を有するシールや、ブランドロゴシール、爪に装着可能なネールシール/マニキュアシール、身体(皮膚)に付けることが可能ないわゆるボディシール等、各種のシールが一例として挙げられる。
かかる景品は、第一基材と第二基材との間に挟み込めるものであれば、シール以外のものであっても構わない。例えば、RFID(Radio Frequency Identification System)タグのような無線タグを景品として挟んでおく(第二基材に支持しておく)ことも出来る。近時、音楽や映像等を携帯電話に配信する携帯電話用ブロードバンド対応映像配信サービスが提供されつつあるが、このような配信サービスを受けるためのサーバアドレス(URL)データをかかる無線タグに入れておく。これにより、当該ラベルが貼付された商品の購入者は、当該配信サービスを受けて、音楽や映像を楽しむことが出来る。
かかるサービスは、一部の者(シール)にのみ付与しても良いが、すべてのシール(すべての購入者)に対して提供することも可能である。そうすれば、キャンペーンに応募したが、はずれてしまった者もサイトにアクセスしてかかるサービスを楽しむことが出来る。また、当該配信サービスを受けるためのデータを提供するのには、無線タグを使用せずに、表面の塗膜を擦ってその下に記載された内容を確認するいわゆるスクラッチ方式や、磁気記録方式、その他のICタグ・電子タグ等であっても構わない。
付加的な景品としてはさらに、ゲームデータ(例えばゲームにキャラクタを追加するためのデータ等)、映画のチケットデータ、商品券データその他とすることも可能である。
さらに、無線タグと第二基材裏面に設けた二次元コードとを併用して、例えば映画館を利用できる次のようなキャンペーンを行うことも出来る。
両基材間に挟んだ(あるいは第二基材11bに支持した)無線タグにシリアル番号を入れておく。商品の購入者は、第二基材11bを第一基材11aから剥がし、第二基材11b裏面の二次元コードを携帯電話を使って読み、当否を確認する。当選の場合、商品購入者は映画館に第二基材11bを持っていく。この第二基材11bを、窓口スタッフが無線タグリーダ(RFID読取り装置)を使用してタグに格納されているシリアル番号データを読み取り、当否を判断する。このとき、当否番号データは、事前に窓口に準備しておいても良いし(例えばリーダに接続した外部記憶装置等に格納しておく)、その場で例えば通信回線経由で入手するようにしても構わない。これにより当選者を認証することが出来る。
尚、第二基材11bに掲載した二次元コードが「当たり」の場合は、該ラベルに備える無線タグに格納したシリアル番号を「当たり」に係る番号としておくことは勿論である。また、無線タグに代え、表面の塗膜を擦ってその下に記載された内容を確認するいわゆるスクラッチ方式の、あるいは磁気記録方式その他のICタグ・電子タグ等を利用した記録部を第二基材に設け、該記録部に当否情報を格納しておいても構わない。
このようなラベル構造によれば、特に、無線タグのリーダは備えているが、二次元コードのリーダ(読取装置)を有しない施設で迅速に当否の確認が出来る利点がある(窓口スタッフが商品購入者と同様に二次元コードを携帯電話で読んで当否確認を行っても良いが、無線タグを使用したかかる方法の方がより素早く対応できる)。
このように映画チケットとして本発明のラベルを機能させることも可能である。かかる利用方法は、映画に限られるものではなく、同様にして、例えばコンサートや遊園地、テーマパーク等の各種の娯楽施設、その他の様々なサービス提供施設等であっても良い。
〔広告キャンペーン用ラベル(4)〕
図25から図30は、本発明に係る広告キャンペーン用ラベルのさらに別の例(第四実施例)を示すものである。このラベル411は、飲料ボトル(ペットボトルや金属ボトル等)400の肩部に貼付するのに好適なもので、図示のように第一基材411aおよび第二基材411bがともに一定の幅を有する帯状のかつ円弧を描く形状を有する。
ラベルの構造は、かかる形状を除いては、基本的に前記第一から第三の実施例に係るラベルと同様である。すなわち、図25(b)に示すように第二基材411bの裏面には、キャンペーン応募用の二次元コード22やシリアル番号19、各種の説明書き434、絵図画像433等を記載することが出来る。また、第二基材411bの表面には、図25(a)に示すように様々な広告表示430,431や広告用の二次元コード121、案内表示432等を掲載することが可能である。また、第一基材411aの表面にも同様に広告表示や案内表示、説明書き等435〜437を記載して良い。尚、本ラベル411によれば、ラベルの面積を大きく取れるから、より多くの情報を掲載することが可能である。
また、このラベルでは、飲料ボトル肩部の全周を覆わず、図28および図29に示すようにボトル400への装着状態において一部が途切れた形状としてある。これは、この種のボトル商品では、ボトルの肩部に賞味期限あるいは製造年月日等の記載401を行うことがあり、この表示401を覆ってしまわないように図示の例ではかかる形状としたもので、この形状に限定されるものではない。
第二基材411bは、必ずしも第一基材411aと同一の大きさとする必要はなく、図30に示すように第一基材411aに較べ第二基材411bを小さく形成しても良い。この場合、第二基材411bの形状は、特に問わない。尚、第二基材411bの裏面(図示せず)には、キャンペーン応募用の二次元コードを掲載しておく。
本発明ないし前記実施形態によれば、ラベル基材を引き離して平面な状態で二次元コードを撮影し読み取ることが出来るから、エラーの発生率を格段に低く抑えることが可能となり、顧客であるキャンペーン参加者に煩雑な手間や負担をかけることを防ぐことが出来る。また、ラベル(第二基材)を簡易に剥がしてチケットとして利用できるようにすることも可能である。また、ディスプレイ上のガイドマークをラベルに設けたターゲットマークに合わせるだけで好適な読み取り状態を得ることができ、誰でも手軽にキャンペーンに参加可能とすることが出来る。応募用の二次元コードにはURLとシリアル番号が一体(ひと続き)になったデータを含めてあるから、当否判定を行うページに直ちにアクセスすることが可能で、何度もボタンクリックをする煩わしさを解消することが出来る。また、大量のデータを収容できる二次元コードを使用することで、ラベルの小型化が可能となり、小さなあるいはラベルの貼付スペースの少ない商品をもキャンペーンの対象とすることが出来る利点もある。
本発明は、図面に基づいて説明した前記実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載の範囲内で種々の変更を行うことが可能である。例えば、前記実施形態では、ラベルを2つの基材で構成したが、3つ以上の基材で構成することも可能である。また、本発明は第一ラベル基材を必ずしも粘着あるいは接着手段によって商品又は包装に貼り付ける場合に限定されるものではなく、第一ラベル基材は、商品を覆うフィルム材(例えばペットボトルの周囲に巻き回すことにより支持したフィルム)等であっても構わない。
また、前記ラベルでは、応募用のコード(22)を1つ設けたが、複数回応募できる(複数回チャンスが得られる)ように、異なるシリアル番号が格納された2つ以上の応募用コードを設けることも可能である。ターゲットマークおよびガイドマークは、前記実施形態では三角形の形状を有するものとしたが、他の形状であっても良く、配設数も2つに限定されない。さらに、景品は物品ではなく、様々なサービスや音楽・画像などの無形物を景品としたり、所定の数量貯めると景品やサービスなどと交換できるポイントのプレゼントを行うようにすることも可能である。また、参加者側の端末は、PHSやPDA等であっても良く、情報通信可能な各種機器を携帯電話機に代えて広く利用することが可能である。
本発明に係る広告キャンペーン用ラベルの一例(封鎖状態)を示す図である(第一実施例)。 本発明に係る広告キャンペーン用ラベルの一例(開封状態)を示す図である。 本発明に係る応募者側の携帯端末の一例を示すブロック図である。 (a)から(g)は、本発明におけるキャンペーンの応募手順(ラベル開封の手順)の一例を順に示す図である。 (a)から(e)は、本発明におけるキャンペーンの応募手順(携帯端末で専用ソフトウエアを使用して二次元コードを読み取る手順)の一例を順に示す図である。 本発明に係る応募者側の携帯端末における処理工程(専用ソフトウエアのダウンロード工程)の一例を示すフローチャートである。 本発明に係る応募者側の携帯端末における処理工程(応募工程)の一例を示すフローチャートである。 本発明に係るキャンペーン開催者サーバの一構成例を示すブロック図である。 本発明に係るキャンペーン開催者サーバにおける処理工程の一例を示すフローチャートである。 本発明に係る応募者側の携帯端末における別の処理工程(標準搭載の二次元コード読取りソフトウエアを使用する場合)の一例を示すフローチャートである。 (a)から(d)は、本発明に係るラベルをショッピングバッグに適用した例を示す斜視図である。 図11に示したショッピングバックの展開状態を示す図である。 (a)から(c)は、本発明に係るラベルをショッピングバッグに適用した別の例を示す斜視図である。 本発明に係る広告キャンペーン用ラベルの別の例(第二実施例)を示す図である。(a)は第二基材の表面を、(b)は第二基材の裏面をそれぞれ示す。 前記第二実施例のラベルにおける第一基材を示す図である。 前記第二実施例のラベル(開封状態)を示す斜視図である。 本発明に係る広告キャンペーン用ラベルのさらに別の例(第三実施例)を示す図である。(a)は第二基材の表面を、(b)は第二基材の裏面をそれぞれ示す。 前記第三実施例のラベルにおける第一基材を示す図である。 本発明の広告キャンペーン用ラベルにおける二次元コードの表示例を示す図である。 本発明に係るラベルをタバコの包装に貼付した例を示す斜視図である。 本発明に係るラベルをチョコレートの包装に貼付した例を示す斜視図である。 本発明に係るラベルをCDの包装に貼付した例を示す斜視図である。 本発明に係るラベルの付加的な利用形態を示す斜視図である。 本発明に係るラベルの付加的な利用形態を示す斜視図である。 本発明に係る広告キャンペーン用ラベルのさらに別の例(第四実施例)を示す図である。(a)は第二基材の表面を、(b)は第二基材の裏面をそれぞれ示す。 前記第四実施例のラベルにおける第一基材を示す図である。 前記第四実施例のラベルの商品への適用例を示す斜視図である。 前記第四実施例のラベルの商品への適用例を示す斜視図(図27の反対側から見た図)である。 前記第四実施例のラベルの商品への適用例を示す平面図である。 前記第四実施例のラベルの変形例を示す図である。
符号の説明
11,111,411 広告キャンペーン用ラベル
11a,111a,211a,411a 第一のラベル基材(第一基材)
11b,111b,211b,311b,411b 第二のラベル基材(第二基材)
21 二次元コード(専用プログラムダウンロード用)
22 二次元コード(キャンペーン応募用)
25a,25b ターゲットマーク
55a,55b ガイドマーク
121 二次元コード(宣伝広告用)
161 付加的な景品

Claims (22)

  1. キャンペーンに応募するためのキャンペーン管理情報を記載し商品又は包装に貼り付けるラベルであって、
    商品又は包装に貼付可能な第一ラベル基材と、
    該第一ラベル基材に対し分離可能に支持した第二ラベル基材とを備え、
    該第二ラベル基材の裏面に前記キャンペーン管理情報を含む二次元コードを設けるとともに、該裏面が見えないよう第二ラベル基材を前記第一ラベル基材に対して開封可能に封鎖した
    ことを特徴とする広告キャンペーン用ラベル。
  2. 前記第一ラベル基材および第二ラベル基材のうちの少なくとも第一ラベル基材が、略一定の幅を有する帯状の形状をなし、かつ略弧を描くよう形成されている
    請求項1に記載の広告キャンペーン用ラベル。
  3. 前記キャンペーン管理情報は、キャンペーンに応募するためのURL情報と識別情報とを少なくとも含む請求項1または2に記載の広告キャンペーン用ラベル。
  4. 前記キャンペーンに応募するためのURL情報と識別情報とがひと続きのアクセスデータとして記録されている請求項3に記載の広告キャンペーン用ラベル。
  5. 前記二次元コードを挟んで互いに対向するよう配置され、前記キャンペーン管理情報を読み取るため該二次元コードを撮影するときに標的となる、少なくとも一対のターゲットマークを該二次元コード周囲の基材表面に設けた
    請求項1から4のいずれか一項に記載の広告キャンペーン用ラベル。
  6. 前記キャンペーン管理情報は、前記商品の提供者とは異なる提供者が提供するものである
    請求項1から5のいずれか一項に記載の広告キャンペーン用ラベル。
  7. 前記第二ラベル基材の表面に、前記第二ラベル基材の裏面に設けた二次元コードとは別の二次元コードを設け、
    該別の二次元コードは、前記第二ラベル基材の裏面に設けた二次元コードを読み取るためのプログラムをダウンロードするURL情報を含み、
    該プログラムは、携帯通信端末に格納されて前記請求項5に記載の二次元コードを撮影した画像データに基づいて該二次元コードをデコードし、該二次元コードに含まれるキャンペーン管理情報を読み取るためのプログラムであって、前記ターゲットマークに重ねて位置合わせが可能なガイドマークを前記携帯通信端末のディスプレイにファインダ画像とともに表示させるものである
    請求項5に記載の広告キャンペーン用ラベル。
  8. 前記第二ラベル基材の表面に、宣伝広告用の表示を設けた
    請求項1から7のいずれか一項に記載の広告キャンペーン用ラベル。
  9. 前記第二ラベル基材の表面に設けた宣伝広告用の表示は、前記第二ラベル基材の裏面に設けた二次元コードとは別の二次元コードを含み、
    該別の二次元コードは、宣伝広告用のURL情報を含む
    請求項8に記載の広告キャンペーン用ラベル。
  10. 前記宣伝広告用の表示が、前記商品の提供者とは異なる提供者に関するものである
    請求項8または9に記載の広告キャンペーン用ラベル。
  11. 前記別の二次元コードを挟んで互いに対向するよう配置され、前記URL情報を読み取るため該別の二次元コードを撮影するときに標的となる、少なくとも一対のターゲットマークを該別の二次元コード周囲の基材表面に設けた
    請求項7または9に記載の広告キャンペーン用ラベル。
  12. 前記ターゲットマークは、前記二次元コードに頂点を向けた略三角形の形状を有する
    請求項5または11に記載の広告キャンペーン用ラベル。
  13. 前記第二ラベル基材の裏面に設けた二次元コードに含まれるキャンペーン管理情報が、当否情報を含む
    請求項1から12のいずれか一項に記載の広告キャンペーン用ラベル。
  14. 前記第一ラベル基材と前記第二ラベル基材との間にシート状の付加的な景品を挟持させた
    請求項1から13のいずれか一項に記載の広告キャンペーン用ラベル。
  15. 前記第二ラベル基材に、無線タグ、磁気記録部およびスクラッチのうちの少なくともいずれか一からなる記録部を設け、
    該記録部に、付加的な景品に係る情報を格納した
    請求項1から13のいずれか一項に記載の広告キャンペーン用ラベル。
  16. 前記第二ラベル基材に、無線タグ、磁気記録部およびスクラッチのうちの少なくともいずれか一からなる記録部を設け、
    該記録部に、当否の確認をすることが可能な情報を格納した
    請求項1から14いずれか一項に記載の広告キャンペーン用ラベル。
  17. 請求項1から16のいずれか一項に記載の広告キャンペーン用ラベルを貼付したことを特徴とする商品。
  18. 請求項1から16のいずれか一項に記載の広告キャンペーン用ラベルを貼付したことを特徴とする包装材。
  19. 携帯通信端末に格納され、請求項5、11および12のいずれか一項に記載の広告キャンペーン用ラベルに設けられた二次元コードを撮影した画像データに基づいて該二次元コードをデコードし、該二次元コードに含まれる情報を読み取るためのプログラムであって、該プログラムは、
    前記ターゲットマークに重ねて位置合わせが可能なガイドマークを前記携帯通信端末のディスプレイにファインダ画像とともに表示するよう前記携帯通信端末を機能させる
    ことを特徴とする携帯通信端末用プログラム。
  20. 前記携帯通信端末に、さらに、
    前記ファインダ画像に基づいて前記ターゲットマークが前記ガイドマークに対して予め定められた位置関係にあるか否かを判別する機能と、
    前記ターゲットマークが前記ガイドマークに対して該予め定められた位置関係にある場合に、携帯通信端末の操作者に通知を行うため、音、光および振動のうちの少なくともいずれか一つを発生させる機能と、
    を実現させる請求項19に記載の携帯通信端末用プログラム。
  21. 請求項1から16のいずれか一項に記載の前記広告キャンペーン用ラベルを使用するキャンペーンの開催方法であって、
    コンピュータが、通信ネットワークを介し携帯通信端末から送信されたキャンペーン管理情報を受信する工程と、
    該受信したキャンペーン管理情報に基づいてコンピュータが当否判定を行う工程と、
    コンピュータが、該当否判定の結果を前記携帯通信端末に対し通信ネットワークを介して送信する工程と、
    を含むことを特徴とするキャンペーンの開催方法。
  22. 通信ネットワークを介し携帯通信端末から送信されたリクエストに基づいて該携帯通信端末に対しコンピュータが請求項19または20に記載の前記携帯通信端末用プログラムを送信する工程
    をさらに含む請求項21に記載のキャンペーンの開催方法。
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