JP2005070671A - 網膜走査表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 携帯できるようにすることにより、所望の場所で使用できるようにした網膜走査表示装置を提供する。
【解決手段】 装着者の頭部に装着にされる装置枠体2と、光を画像情報で変調して被変調光として出力する被変調光出力部3と、前記装置枠体2に設けられ、前記被変調光で走査して装着者の網膜上に画像を表示する走査部4と、前記装置枠体2に設けられ、前記被変調光出力部3から出力された被変調光を前記走査部4に伝送する光伝送部5とを備えたものである。
【選択図】 図1

Description

本発明は、人間の網膜上に画像を表示するようにした網膜走査表示装置に関わるものである。
従来、特許文献1に示すように、網膜走査表示装置が知られている。係る従来技術の該網膜走査表示装置は図25に示すように、被変調光出力部100と、走査部101とを備えている。該被変調光出力部100は、画像情報に応じてレーザ光を変調して、被変調光として出力するものである。前記走査部101は、前記被変調光を人間の網膜102に走査して、該網膜102上に画像を表示するものである。
特許2874208
しかし、従来の網膜走査表示装置は卓上等に据付けられたものであるため、該網膜走査表示装置が据え付けられた特定の場所でしか該網膜走査表示装置を使用できないという問題があった。
そこで、本発明は前記従来技術の実情に鑑みてなされたもので、頭部に装着して携帯できるようにすることにより所望の場所で使用できるようにした網膜走査表示装置を提供することを目的とするものである。
請求項1に記載の網膜走査表示装置は、装着者の頭部に装着にされる装置枠体と、前記装置枠体に設けられた走査部と、被変調光出力部とを備え、前記被変調光出力部は光を画像情報に応じて変調して被変調光として出力し、前記走査部は装着者の網膜上に画像を表示するために前記被変調光を走査し、被変調光出力部から出力された被変調光を走査部に伝送する光伝送部が装置枠体に設けられたことを特徴とするものである。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の網膜走査表示装置において、装着者の眼に対面させるように前記装置枠体に光反射面部を備え、前記走査部は前記被変調光を光反射面部に対して走査することを特徴とするものである。
請求項3に記載の発明は請求項2に記載の網膜表示装置において、前記光反射面部は装着者の眼に対面させるように楕円面を有し、前記走査部の走査光出力部を前記楕円面の一方の焦点に配置し、
前記走査部は前記被変調光を前記楕円面に対して走査して前記楕円面で被変調光を反射させることにより、前記楕円面の他方の焦点に配置された装着者の眼に画像を表示するようにしたことを特徴とするものである。
請求項4に記載の発明は請求項1乃至請求項3に記載の網膜走査表示装置において、前記光伝送部は導波路であることを特徴とするものである。
請求項5に記載の発明は請求項4に記載の網膜走査表示装置において、前記導波路を前記装置枠体に固定する止具を備えたことを特徴とするものであえる。
請求項6に記載の発明は請求項4に記載の網膜走査表示装置において、前記導波路を前記装置枠体内に挿通させる挿通部を備えたことを特徴とするものである。
請求項7に記載の発明は請求項1乃至請求項6の何れか1項に記載の網膜走査表示装置において、前記装置枠体は、前枠とツルとを備えた眼鏡型に形成されたことを特徴とするものである。
請求項8に記載の発明は請求項1乃至請求項3に記載の網膜走査表示装置において、前記装置枠体は前枠とツルとを備えた眼鏡型に形成され、前記ツルは前記光伝送部によって形成したことを特徴とするものである。
請求項9に記載の発明は請求項7に記載の網膜走査表示装置において、前記挿通部は前記ツルに設けられたことを特徴とするものである。
請求項10に記載の発明は請求項7に記載の網膜走査表示装置において、前記ツルは前記前枠に連結される連結部と該連結部から曲折して延設されて装着者の耳に掛けられる耳掛け部とから構成し、前記導波路は前記連結部の延長方向へ延設されて前記被変調光出力部に接続されたことを特徴とするものである。
請求項11に記載の発明は請求項7に記載の網膜走査表示装置において、前記ツルは前記前枠に連結される連結部と該連結部から曲折して延設されて装着者の耳に掛けられる耳掛け部とから構成し、前記導波路は前記耳掛け部の延長方向へ延設されて前記被変調光出力部に接続されたことを特徴とするものである。
請求項12に記載の発明は請求項7に記載の網膜走査表示装置において、前記導波路は前記ツルから鉛直方向において斜め下方で且つ水平方向において装着者の頭部とは反対側へ延設されて前記被変調光出力部に接続されたことを特徴とするものである。
請求項13に記載の発明は請求項10又は請求項11に記載の網膜走査表示装置において、前記被変調光出力部は前記耳掛け部に設けたことを特徴とするものである。
請求項14に記載の発明は請求項7に記載の網膜走査表示装置において、前記前枠と前記ツルとの間にヒンジ部を設けることにより、該ツルが該前枠に対して折り曲げ及び伸長可能に連結され、
前記走査部は前枠に設けられ、
前記導波路は前記被変調光出力部と前記ヒンジ部との間において前記ツルに設けられ、
前記導波路によって伝送された被変調光を前記走査部に入力する被変調光入力部が前記走査部と前記ヒンジ部との間において前記前枠に設けられ、
前記ツルを伸張させた状態で、導波路の端部と該被変調入力部とを前記ヒンジ部において当接させて該導波路から該被変調入力部へ前記被変調光の入射を可能とし、
前記ツルを折り曲げた状態で、該導波路の端部と該該被変調入力部とを離間させて前記導波路から前記該被変調入力部への前記被変調光の入射を遮断させるようにしたことを特徴とするものである。
請求項15に記載の発明は請求項14に記載の網膜表示装置において、導波路は前記ツルに設けられたツル挿通孔内に挿通され、該導波路の被変調光入力部側端部は該ツル挿通孔から突出し、前記被変調光入力部は前枠に設けられた前枠挿通孔内に挿通され、且つ前記前枠挿通孔の縁から前記前枠挿通孔の内部へ後退し、前記ツルを伸長させた状態で前記導波路は前記前枠挿通孔内に侵入して前記被変調光入力部に当接し、前記ツルを折り曲げた状態で前記導波路は前記被変調光入力部から離間することを特徴とするものである。
請求項16に記載の発明は請求項14に記載の網膜表示装置において、被変調光入力部は前枠に設けられた前枠挿通孔内に挿通され、且つ該前枠挿通孔から突出し、導波路は前記ツルに設けられたツル挿通孔内に挿通され、該導波路の被変調光入力部側端部は前記ツル挿通孔の縁から前記ツル挿通孔の内部へ後退し、前記ツルを伸長させた状態で前記被変調光入力部は前記ツル挿通孔内に侵入して前記導波路に当接し、前記ツルを折り曲げた状態で前記被変調光入力部は前記導波路から離間することを特徴とするものである。
請求項17に記載の発明は請求項14に記載の網膜走査表示装置において、前記ツルを折り曲げた状態で、前記導波路の被変調光入力部側端部から出射する被変調光が外部へ漏れるのを防止する遮光部を設けたことを特徴とするものである。
請求項18に記載の発明は請求項14乃至請求項17の何れか1項に記載の網膜走査表示装置において、前枠とツルとの間にヒンジ部を設けることにより、該ツルが該前枠に対して折り曲げ及び伸長可能に連結され、前記ヒンジ部に電気スイッチを設け、前記ツルを伸長させた状態で該電気スイッチをオンさせて前記被変調光出力部を起動させる一方、前記ツルを折り曲げた状態で該電気スイッチをオフさせて前記被変調光出力部の作動を停止させるようにしたことを特徴とするものである。
請求項19に記載の発明は請求項14乃至請求項17の何れか1項に記載の網膜走査表示装置において、前枠とツルとの間にヒンジ部を設けることにより、該ツルが該前枠に対して折り曲げ及び伸長可能に連結され、前記ヒンジ部に電気スイッチを設け、前記ツルを伸長させた状態で該電気スイッチをオンさせて前記走査部を起動させる一方、前記ツルを折り曲げた状態で該電気スイッチをオフさせて前記走査部の作動を停止させるようにしたことを特徴とするものである。
請求項20に記載の発明は請求項7に記載の網膜走査表示装置において、前記前枠と前記ツルとの間にヒンジ部を設けることにより、該ツルが該前枠に対して折り曲げ及び伸長可能に連結され、前記走査部は前記ツルに設けられたことを特徴するものである。
請求項21に記載の発明は請求項1又は請求項2に記載の網膜走査表示装置において、前記装置枠体は、前枠と、該前枠に連結された二本のツルとを備えた眼鏡型に形成され、前記走査部は前記装着者の眼に対応して二つ設けられ、被変調光出力部から出力された被変調光を該各走査部に伝送する二つの光伝送部を一本のツルに設けたことを特徴するものである。
請求項1に記載の発明においては、走査部が装置枠体に設けられ、該走査部と被変調光出力部とは光伝送部によって接続されているため、装着者が頭部に装置枠体を装着すれば、該装着者は可動可能な状態で、被変調光出力部から出力される画像を目視できる。また、光伝送部が装置枠体に設けられているため、光伝送部における走査部との接続部付近が走査部に対して振動することを低減でき、被変調光を網膜に走査することによって表示される画像の画質が安定する。
請求項2に記載の発明においては、走査部から出力された被変調光は、装着者の眼に対面するように設けられた光反射面で反射した後に、装着者の網膜上に照射して該網膜上に画像を表示するようにしたため、該光反射面を広く設けることにより、網膜上の広い範囲において被変調光を走査でき、大きな画角を有する画像を表示できる。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の網膜走査表示装置において、光反射面を楕円形に形成し、該楕円形の一方の焦点に走査部を配置したため、該走査部から出力された被変調光は光反射面の何れの位置で反射されても、他方の焦点に位置した装着者の眼に入射して装着者の該網膜上に画像を表示できる。
請求項4に記載の発明においては、請求項1又は請求項2に記載の網膜走査表示装置において、光伝送部を導波路で形成することにより、被変調光出力部から出力された被変調光を走査部に伝送するための構造が簡略化する。
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の網膜走査表示装置において、導波路を装置枠体に固定する止具を設けたので、導波路における走査部との接続部付近は走査部に対しては振動することを抑制できる。このため、被変調光が網膜上を走査することによって表示される画像の画質が安定する。
請求項6に記載の発明は、請求項1乃至請求項に記載の網膜走査表示装置において、導波路を挿通する挿通部を装置枠体に設けたため、導波路における走査部との接続付近は走査部に対して振動することなく、安定的に装置枠体に支持される。このため、被変調光が網膜上を走査されることによって表示される画像の画質が安定する。又、挿通部内の導波路は外部に露出しない。このため、挿通部内の該導波路は装着者や外部機器に接触等して走査部に対して振動することはない。
請求項7に記載の発明は、請求項1乃至請求項6に記載の網膜走査表示装置において、装置枠体を眼鏡型に形成すれば、該網膜走査表示装置を眼鏡と同様な使用形態で使用することができる。
請求項8に記載の発明は、請求項1乃至請求項3に記載の網膜走査表示装置において、装置枠体を眼鏡型に形成し、ツルを伝送部によって形成すれば伝送部における走査部との接続付近は、走査部に対して振動することがなく、被変調光が網膜に走査されることによって表示される画像の画質が安定し、また、小型化することができる。
請求項9に記載の発明においては、請求項7に記載の網膜走査表示装置において、挿通部をツルに設けるようにすれば、導波路をツル内を挿通させて設けることができるため、小型化することができる。
請求項10に記載の発明においては、請求項7に記載の網膜走査表示装置において、ツルを連結部と耳掛け部とから構成し、導波路を該連結部の延長方向へ延設して被変調光出力部に接続するようにしたので、当該方向に設けられている被変調光出力部に対して、導波路は極端に曲折することなく接続することができる。
請求項11に記載の発明においては、請求項7に記載の網膜走査表示装置において、ツルを連結部と耳掛け部とから構成し、導波路を該耳掛け部の延長方向へ延設して被変調光出力部に接続するようにしたので、当該方向に設けられている被変調光出力部に対して、導波路は極端に曲折することなく接続することができる。
請求項12に記載の発明においては、請求項6に記載の網膜走査表示装置において、導波路はツルから鉛直方向において斜めで且つ水平方向において装着者の頭部とは反対側へ延設されて被変調光出力部に接続するようにしたため、当該方向に設けられている被変調光出力部に対して、導波路を極端に曲折することなく接続することができる。
請求項13に記載の発明は、請求項10又は請求項11に記載の網膜走査表示装置において、被変調光出力部を耳掛け部に設ければ、導波路はその全長に亘って装置枠体に安定的に支持されたまま被変調光出力部に接続される。
請求項14に記載の発明は請求項7に記載の網膜走査表示装置において、前枠とツルとの間にヒンジ部を設けることにより、ツルは前枠に対して伸長,折畳み可能になるため、該網膜走査表示装置の不使用時においては、該ツルを前枠に対して折畳むことにより、コンパクトに収容することができる。
請求項15に記載の発明は請求項14に記載の網膜走査表示装置において、ツルの伸長時、光ファイバは前枠挿通孔内において被変調光入力部に当接し、ツルの折畳み時、導波路は前枠挿通孔内において被変調光入力部から離間する。このため、ツルの折畳み時、即ち、不使用時において、導波路が被変調光入力部から離間し、走査部から光が外部へ漏洩しない。
請求項16に記載の発明は、請求項14に記載の網膜走査表示装置において、ツルの伸長時、被変調光入力部はツル挿通孔内において光ファイバに当接し、ツルの折畳み時、被変調光入力部は前記ツル挿通孔内において導波路から離間する。このため、ツルの折畳み時、即ち、不使用時において、導波路が被変調光入力部から離間し、走査部から光が外部へ漏洩しない。
請求項17に記載の発明は、請求項14に記載の網膜走査表示装置において、遮光部を設けたため、ツルを折り曲げた状態で、導波路の被変調光入力部側端部から出射する被変調光が外部へ漏れることを防止することができる。
請求項18に記載の発明は、請求項14に記載の網膜走査表示装置において、ヒンジ部にスイッチ部を設けたので、網膜走査表示装置の使用時においてツルを伸長させることにより、該スイッチがオンして被変調光出力部を作動させる一方、該網膜走査表示装置の不使用時においてツルを折畳むことにより、該スイッチがオフして被変調光出力部の作動を停止させることが可能になるため、不使用時における該網膜走査表示装置の省電力化を図ることができる。
請求項19に記載の発明は、請求項14に記載の網膜走査表示装置において、ヒンジ部にスイッチ部を設けたので、網膜走査表示装置の使用時においてツルを伸長させることにより、該スイッチがオンして走査部を作動させる一方、該網膜走査表示装置の不使用時においてツルを折畳むことにより、該スイッチがオフして走査部の作動を停止させることが可能になるため、該被変調光出力部を作動、停止させるためのスイッチを別に設ける必要がなく、不使用時における該網膜走査表示装置の省電力化を図ることができる。
請求項20に記載の発明は、請求項7に記載の網膜走査表示装置において、走査部をツルに設けたので、前枠とツルとの間にヒンジ部が設けられている構造の網膜走査表示装置であっても、該ヒンジ部において導波路を2分割し、且つ、該ヒンジ部の伸長,折畳み動作に伴って二本の導波路を接触させたり、離間させる構造にする必要がないため、該網膜走査表示装置の構造が簡略化する。
請求項21に記載の発明は、請求項1又は請求項2に記載の網膜走査表示装置において、装置枠体は、前枠と二本のツルを備えた眼鏡型に形成し、二つの光伝送部を1本のツルにまとめて設けるようにすれば、光伝送部を二本のツルに個別に設ける場合に比較して、該光伝送部を設ける構造が簡略化する。
図1乃至図6はこの発明の第1実施形態を示す。この実施形態の網膜走査表示装置1は装置枠体2と、被変調光出力部3と、走査部4と、光ファイバ5とを備えている。該光ファイバ5によって、光が伝達される光伝送部、又は導波路が構成される。
前記装置枠体2は、装着者の頭部に装着されるものである。前記被変調光出力部3は、レーザ光等の光を画像情報に応じて強度変調した被変調光として出力するものである。前記走査部4は前記被変調光によって装着者の網膜上を走査して該網膜上に画像を表示するものである。
前記被変調光出力部3と前記走査部4とは互いに分離して設けられている。即ち、前記被変調光出力部3は、ベルト等の手段によって装着者の腰や背中等に装着されて携帯されるものである。一方、前記走査部4は前記装置枠体2に設けられている。該被変調光出力部3と該走査部4は光ファイバ5によって光学的に接続されている。光ファイバ5は接着等の手段によって装置枠体に取付けられている。該光ファイバ5は、前記被変調光出力部3から出力された被変調光を前記走査部4に伝送する光伝送部として機能するものである。
該装置枠体2は前枠6と該前枠の両端に連結された二本のツル7とから眼鏡型に形成すれば、眼鏡と同様な使用態様で使用できるものであるが、該装置枠体2は装着者の頭部に装着できる形態であれば良く、眼鏡型に限定されるものではない。図2に示すように、前記前枠6には、二つの光反射面部8が設けられている。該各光反射面部8は、該装置枠体2が装着者の頭部に装着された状態で、該装着者の各眼に対面する位置に設けられている。
前記光反射面部8は前記装着者の眼に対面する光反射面9を有している。該光反射面9は回転楕円面で形成されている。該回転楕円面は、図3に示す楕円形S1の長軸Lを回転軸として該楕円形を回転した場合に、図4に示すように、該楕円形の一部が走査した面S2によって形成されるものである。
前記楕円形S1は二つの焦点A,Bを有している。ここで、楕円形の性質として、図3に示すように、一方の焦点Aに配置された光源から出射して該楕円形で反射された光は、他方の焦点Bに集まるという特性がある。そして、前記光反射面9は前述のように回転楕円面で形成されているため、図5に示すように、一方の焦点Aから出射して該光反射面9の何れの位置、例えば、図中、a、b、c,dで反射された光であっても、他方の焦点Bに集まるものである。
従って、前記走査部4の光を出射する走査光出射部4a(図2)が前記楕円形の一方の焦点Aに位置するように、該走査部4を前記ツル7に取付け、又、他方の焦点Bに、装着者の眼が位置するように前記装置枠体2を形成することより、図5に示すように、走査部4の走査光出射部4aから出射して該光反射面9の何れの位置で反射された光であっても、装着者の眼に集まるように形成されている。
図6に示すように、前記被変調光出力部3は、画像信号処理手段10と、赤色光源11、緑色光源12、青色光源13と、コリメートレンズ14,15,16と、波長選択性ミラー17,18,19と、フォーカスレンズ20とを備えている。そして、画像信号処理手段10は、画像データに基づいて、赤色光源11、緑色光源12、青色光源13に対して強度変調信号を出力し、前記走査部4に制御信号を出力するものである。前記赤色光源11、緑色光源12、青色光源13からの出射光は、コリメートレンズ14,15,16によって略平行光線に成形された後に、前記波長選択性ミラー17,18,19によって合波され、フォーカスレンズ20によって光ファイバ5に入射される構成になっている。前記制御信号は、前記光ファイバ5によって伝送され、又は、該光ファイバ5とは別に電気コードによって伝送されるものである。
前記走査部4は、コリメートレンズ21と、第1偏向手段22と、凸レンズ23と、第2偏向手段24と、凸レンズ25と、制御回路26と、BDセンサ27とを備えている。
前記コリメートレンズ21は前記光ファイバ5の光出力端に設けられて、該光ファイバ5から出力された被変調光を略平行な光線に変換するものである。前記第1偏向手段22は回転軸28によって回転可能に設けられている。該第1偏向手段22は、コリメートレンズ21を通過した光線を、該第1偏向手段22の回転位置に応じた方向へ反射するものである。前記凸レンズ23は前記第1偏向手段22によって反射された光線を第2偏向手段24に集中させるものである。前記第2偏向手段24は回転軸29を回転中心に揺動可能に設けられている。該第2偏向手段24は、前記凸レンズ23を通過した光線を、該第2偏向手段24の回転位置に応じた方向へ反射するものである。前記凸レンズ25は前記第2偏向手段24で反射された光線を装着者の眼Mの虹彩M1で囲まれた瞳孔M2を通って水晶体M3に集中させることにより、網膜M4上に画像を表示するものである。
前記制御回路26は、前記被変調光出力手段3から伝送された制御信号に基づき前記第1、第2偏向手段22,24の回転を制御させることにより、装着者の網膜M上に被変調光を走査して画像を表示するものである。
前記BDセンサ27からの信号に基づいて該制御回路26を制御することにより、網膜M4上に走査する被変調光の始点を調整するものである。
次に、上記のように構成された網膜走査表示装置1の動作及び作用について説明する。
先ず、当該網膜走査表示装置1を装着しようとする者は被変調光出力部3を装着者の腰や背中等にベルト等によって装着する。その後、通常の眼鏡と同様に装置枠体2のツル7を装着者の耳に掛けることにより、装置枠体2を装着者の頭部に装着する。この状態において、図2に示すように、装置枠体2の各光反射面部8に設けられた光反射面9の一方の焦点には走査部4の走査光出射部aが位置し、他方の焦点には装着者の眼が位置することになる。
その後、被変調光出力部3を起動させると、レーザ光が図6に示す被変調光出力部3において画像情報に応じて強度変調されて被変調光として出力される。該被変調光は、光ファイバ5によって伝送されて走査部4に入力する。
図2に示すように、該走査部4が被変調光を光反射面9に照射すると、該被変調光は該光反射面9で反射されて光反射面9の焦点に集まる。該焦点には装着者の眼が位置しているため、装着者の網膜M4上に被変調光が走査されて画像が表示される。
ところで、光ファイバ5は装置枠体2に取付けられるため、装着者が動いても該光ファイバ5における装置枠体2に取付けられている部分は装置枠体2に対して振動する虞が少ない。つまり、光ファイバ5における走査部4との接続付近は、走査部4に対して振動する虞が少ない。このため、該光ファイバ5で伝送する信号がアナログ信号であっても、当該アナログ信号は光ファイバの振動に基づくノイズを含むことなく、光ファイバ5はノイズの少ないアナログ信号を走査部4へ伝送できる。
又、この第1実施形態において、光反射面部8を透光性の部材で形成した場合には、装着者は該光反射面部8を通して周囲を目視できるため、光ファイバ5によって被変調光出力部3から伝送される画像に重ね合わせるようにして周囲の光景を目視することができる。又、装置枠体2は、装着者の頭部に装着できるタイプのため、装着者は例えば、手作業をしながら、被変調光出力部3から伝送される画像を目視することができる。
又、この第1実施形態においては、走査部4から出力される被変調光は光反射面9で一旦反射された後に装着者の眼に入射するため、光反射面9の面積を広くすることにより、装着者の網膜M4上には被変調光を広い範囲に走査することができ、よって、大きな画角の画像を表示することができる。尚、この実施形態においては、装置枠体2の光反射面9を回転楕円面で形成したが、走査部4の第1偏向手段22の回転角及び第2偏向手段24の回転角を調整することにより、走査部4から出射した被変調光が装着者の眼Mの瞳孔M2を通って水晶体M3に集中し、網膜M4上に集まって画像を表示できるようにすれば、光反射面9を回転楕円面以外の平面や曲面に形成しても同様の作用効果を奏することができる。
次に、図7は、本発明の第2実施形態を示す。この第2の実施形態においては第1の実施形態と比較して光反射面部8、及び光反射面9は設けられていない。この第2実施形態の特徴は、装置枠体2が装着者の頭部に装着された状態で、二つの走査部4が装着者の各眼にそれぞれ対面するように、前枠6に設けられている点にある。該走査部4の走査光出射部4aは装着者の眼に対面して配置され、走査部4から出射した被変調光は、直接、装着者の眼の瞳孔を瞳を通って水晶体に集中して、網膜上を走査するものである。
この第2実施形態においては、第1実施形態と比較した場合、回転楕円面で形成された光反射面を前枠に形成する必要がないため、網膜走査表示装置を容易に形成することができる。
次に、図8は本発明の第3実施形態を示す。この第3実施形態の特徴は、ツル7の外側面に沿って光ファイバ5を固定できるようにするために、該ツル7の外側面に沿って該外側面に複数の止具31を設けた点にある。該止具31は光ファイバ5が挿通する挿通孔32が中心に設けられた環状に形成されている。該止具31はツル7と一体に形成しても良いし、或いは、ツル7とは別体に形成して該ツル7に取付けるようにしても良い。
網膜走査表示装置をこのように構成した場合、光ファイバ5を止具31の挿通孔32に挿通して配線することにより、該光ファイバ5をツル7に沿って該ツル7に支持させた後、該光ファイバ5の両端をそれぞれ被変調光出力部と走査部に光学的に接続する。
この実施形態においては、第1実施形態と比較した場合、光ファイバ5を止具31の挿通孔32に挿通させるだけの簡単な作業によって、光ファイバ5をツル7に支持させることができる。このため、該光ファイバ5は、ツル7に対して振動することを抑制でき、安定的にツル7に支持される。よって、光ファイバ5における走査部5との接続付近は走査部4に対して振動することが抑制される。
図9は第4実施形態を示す。この実施形態においては、ツル7に挿通部を設け、該挿通部に光ファイバを挿通させて設けたものである。特に、この実施形態においては、前記ツル7の長手方向に沿ってツル7の内部を貫通する貫通孔33によって前記挿通部を構成したものである。
この実施形態においては、ツル7に設けられた貫通孔33を挿通させて、光ファイバ5を配線した後に、該光ファイバ5の両端をそれぞれ被変調光出力部と走査部に光学的に接続する。
この実施形態においては、第1実施形態と比較した場合、光ファイバ5はツル7内に埋設状態になるため、装着者の手等に触れる等して該光ファイバ5が走査部4に対して振動する虞がない。
図10は第5実施形態を示す。この実施形態の特徴は、光ファイバ5を挿通するように装置枠体2のツル7に設けられた挿通部を、該ツル7の側面に沿って該側面に設けられた溝34によって形成した点にある。
この実施形態においては、図10に示すように、溝34に沿って光ファイバ5を配線した姿勢から該光ファイバ5を該配線方向とは直交する矢示C方向へ移動させて、該溝34内に側方から押し込むことにより、光ファイバ5を該溝34内に挿通させる。その後、該溝34の開口の全面又は一部を塞ぐことにより、光ファイバ5が該溝34から脱落する自体を防止する。
尚、以上の実施形態においては、ツル7に光ファイバ5を設けたが、光を伝送する機能を有する光伝送部によってツル7自体を形成すれば、ツル7の他に光ファイバ5を設けて、該光ファイバ5をツル7に設ける構造を採用する必要がない。
図11乃至図13は本発明の第6実施形態を示す。この第6実施形態の装置枠体2は、前枠6と二本のツル7とから眼鏡型に形成され、該前枠6とツル7とはヒンジ部36によって連結されることにより、ツル7が前枠6に対して伸長及び折畳み可能になっている。ここで,伸長とはヒンジ部36が伸長した状態を言うものである。又、折畳み状態とは、ヒンジ部36が曲がることにより、前枠6に対してツル7が折れ曲がった状態を言うものである。前記前枠6は二つの光反射面部8と、これら光反射面部8同士を連結するブリッジ37と、これら光反射面部8の両側に設けられ、前記ヒンジ部36によって前記ツル7に連結される智38とを備えた構成になっている。
前記各智38には、走査部4が設けられている。各走査部4が前記光反射面部8の光反射面9の一方の焦点に位置するように設けられている点については第1実施形態の走査部4と同様である。
そして、被変調光出力部3から出力された被変調光は、光ファイバ39と被変調光入力部40とを通って伝送されて、前記走査部4に入力されるものである。前記光ファイバ39は前記被変調光出力部3と前記ヒンジ部36との間において、前記ツル7に設けられている。又、前記被変調光入力部40は、前記走査部4と前記ヒンジ部36との間において前記智38に設けられている。ここで、前記被変調光入力部40は光ファイバによって形成することができる。
図12では、前記ツル7を前記前枠6に対して伸長させた状態で前記光ファイバ39の光出力端と、前記被変調光入力部40の光入力端とが当接して該光ファイバ39から該被変調光入力部40へ被変調光が入力するようになっている。一方、図13では、前記ツル7を前記前枠6に対して折り曲げた状態で前記光ファイバ39の光出力端と、前記被変調光入力部40の光入力端とが離間して該光ファイバ39から該被変調光入力部40への被変調光の入力を遮断するようになっている。
この実施形態においては、第1実施形態と比較した場合、当該網膜走査表示装置1の不使用時においては、前枠6に対してツル7を折畳むことにより、当該網膜走査表示装置1をコンパクトに収容できる。
図14は第7実施形態を示す。この実施形態においては、被変調光出力部3から出力された被変調光は、光ファイバ39,被変調光入力部40によって伝送されて走査部4に入力される。該光ファイバ39は、ツル7に設けられたツル挿通孔45内を挿通して設けられている。該光ファイバ39の被変調光入力部側端部39aは前記被変調光入力部40へ向けて前記ツル挿通孔45から突出している。前記被変調光入力部40は前枠6に設けられた前枠挿通孔46内に挿通して設けられている。該被変調光入力部40の先端は前記光ファイバ39から遠ざかるように前記前枠挿通孔46の縁46aから前記前枠挿通孔46の内部へ向けて後退している。
前記光ファイバ39の先端は前記前枠挿通孔46内に侵入し、該前枠挿通孔46内において前記被変調光入力部40に当接し、又、前記被変調光入力部40から離間可能に設けられている。
そして、この実施形態において、ツル7を伸長すると光ファイバ39の先端が被変調光入力部40の先端に当接して、被変調光出力部3が出力した被変調光を被変調光入力部40へ入力する。一方、ツル7を折り曲げると、光ファイバ39の先端が被変調光入力部40から離間して、被変調光出力部3が出力した被変調光を被変調光入力部40へ入力しない。
この実施形態においては、ツル7が折り曲げられた網膜走査表示装置1の不使用時には、光ファイバ39の先端は該被変調光入力部40から離間するため、走査部4から光が外部へ漏洩しない。
図15は第8実施形態を示す。この実施形態においては、第7実施形態と同様に、被変調光出力部3から出力された被変調光は、光ファイバ39,被変調光入力部40によって伝送されて走査部4に入力される。該被変調光入力部40は、前枠6に設けられた前枠挿通孔46内を挿通して設けられている。該被変調光入力部40の先端は前記光ファイバ39へ向けて前記前枠挿通孔46から突出している。前記光ファイバ39はツル7に設けられたツル挿通孔45内に挿通して設けられている。該光ファイバ39の被変調光入力部側端部39aは、前記被変調光入力部40から遠ざかるように前記ツル挿通孔45の縁45aから前記ツル挿通孔45の内部へ向けて後退している。
前記被変調光入力部40の先端は前記ツル挿通孔45内に侵入し、該ツル挿通孔45内において前記光ファイバ39に当接し、又、前記光ファイバ39から離間可能に設けられている。
そして、この実施形態において、ツル7を伸長すると被変調光入力部40の先端が光ファイバ39の先端に当接して、被変調光出力部3が出力した被変調光は被変調光入力部40へ入力される。一方、ツル7を折り曲げると、被変調光入力部40の先端が光ファイバ39から離間して、被変調光出力部3が出力した被変調光は被変調光入力部40へ入力されない。
この実施形態においては、ツル7が折り曲げられた網膜走査表示装置1の不使用時には、光ファイバ39の先端は、被変調光入力部40から離間するため、走査部4から光が外部へ漏洩しない。
図16は第9実施形態を示す。この第9実施形態の特徴は、図11に示す第6実施形態と比較して、前枠6に対してツル7を折り曲げた状態において、光ファイバ39の被変調光入力部側端部39aから外部へ漏れる光を遮光する遮光部50を設けた点にある。該遮光部50は板状に形成することができる。該遮光部50はその基端側が被変調光入力部40の外側に設けられ、その先端側は該被変調光入力部40の光入力端を超えてツル7側へ向けて延設されている。
このように構成された第9実施形態においては、前枠6に対してツル7を折り曲げた状態において、光ファイバ39の被変調光入力部側端部39aから出力した光は、光遮光部50の内面に当たって反射することにより、該光遮光部50で遮られて外部へ漏れない。
尚、前記遮光部50の内面に微小な凹凸を形成すれば、前述のように当該内面に当たった光は周囲へ乱反射して一方向へは反射しない。このため、当該網膜走査表示装置1の不使用時において、前記光ファイバ39から出力する光が外部に漏れない。
図17は第10実施形態を示す。この第10実施形態の特徴は、被変調光出力部3の電源51を該被変調光出力部3に対して配線52によって直列接続し、該配線52をヒンジ部36において第1配線53と第2配線54とに分割する一方、これら第1、第2配線53,54の端部55,56をヒンジ部36において露呈させた点にある。これら第1、第2配線53,54の端部55,56は、ツル7が前枠6に対して伸長することにより互いに接触して、前記被変調光出力部3に前記電源51から電力を供給する一方、ツル7が前枠6に対して折り曲げられた状態で互いに離間することにより、前記被変調光出力部3に対する前記電源51からの電力の供給を停止するものである。前記第1、第2配線53,54の端部55,56は、前記被変調光出力部3と電源51との間に設けられた電気スイッチとして機能するものである。
この第10実施形態においてはこのように構成することにより、当該網膜走査表示装置1の使用時、即ち、ツル7を前枠6に対して伸長した状態においては、第1、第2配線53,54の端部55,56同士が接触することにより、被変調光出力部3に電源51から電力が供給されることにより、該被変調光出力部3が被変調光を出力する。又、当該網膜走査表示装置1の不使用時、即ち、ツル7を前枠6に対して折り曲げた状態においては、第1、第2配線53,54の端部55,56同士が非接触になることにより、被変調光出力部3に対する電源51から電力の供給が停止することにより、該被変調光出力部3は被変調光を出力しない。
このように、第10実施形態においては、当該網膜走査表示装置1の使用時においては、ツル7を前枠6に対して伸長すれば被変調光出力部3は電源51から電力を供給されて作動できる一方、当該網膜走査表示装置1の不使用時においては、ツル7を前枠6に対して折り曲げれば被変調光出力部3に対する電源51からの電力の供給は停止する。このため、当該網膜走査表示装置1の不使用時における電力消費の節約を奏することができる。尚、前記電源51としては、直流電源又は交流電源を用いることができる。
図18は第11実施形態を示す。この第11実施形態の特徴は、走査部4の電源51を該走査部4に対して配線62によって直列接続し、該配線62をヒンジ部36において第1配線63と第2配線64とに分割する一方、これら第1、第2配線63,64の端部65,66をヒンジ部36において露呈させた点にある。これら第1、第2配線63,64の端部65,66は、ツル7が前枠6に対して伸長することにより互いに接触して、前記走査部4に前記電源61から電力を供給する一方、ツル7が前枠6に対して折り曲げられた状態で互いに離間することにより、前記走査部4に対する前記電源61からの電力の供給を停止するものである。前記第1、第2配線63,64の端部65,66は、前記走査部4と電源61との間に設けられた電気スイッチとして機能するものである。
この第11実施形態においてはこのように構成することにより、当該網膜走査表示装置1の使用時、即ち、ツル7を前枠6に対して伸長した状態においては、第1、第2配線63,64の端部65,66同士が接触することにより、走査部4に電源61から電力が供給されることにより、該走査部4が作動する。又、当該網膜走査表示装置1の不使用時、即ち、ツル7を前枠6に対して折り曲げた状態においては、第1、第2配線63,64の端部65,66同士が非接触になることにより、走査部4に対する電源61から電力の供給が停止することにより、該走査部4は作動を停止する。
このように、第11実施形態においては、当該網膜走査表示装置1の使用時においては、ツル7を前枠6に対して伸長すれば走査部4は電源61から電力を供給されて作動できる一方、当該網膜走査表示装置1の不使用時においては、ツル7を前枠6に対して折り曲げれば走査部4に対する電源61からの電力の供給は停止する。このため、当該網膜走査表示装置1の不使用時における電力消費の節約を奏することができる。尚、前記電源61としては、直流電源又は交流電源を用いることができる。
図19は第12実施形態を示す。この第12実施形態の特徴は、電源71を該被変調光出力部3及び走査部4に対して配線72によって直列接続し、該配線72をヒンジ部36において第1配線73と第2配線74とに分割する一方、これら第1、第2配線73,74の端部75,76をヒンジ部36において露呈させた点にある。これら第1、第2配線73,74の端部75,76は、ツル7が前枠6に対して伸長することにより互いに接触して、前記被変調光出力部3及び走査部4に前記電源71から電力を供給する一方、ツル7が前枠6に対して折り曲げられた状態で互いに離間することにより、前記被変調光出力部3及び走査部4に対する前記電源71からの電力の供給を停止するものである。前記第1、第2配線73,74の端部75,76は、前記被変調光出力部3及び走査部4と電源71との間に設けられた電気スイッチとして機能するものである。
この第12実施形態においてはこのように構成することにより、当該網膜走査表示装置1の使用時、即ち、ツル7を前枠6に対して伸長した状態においては、第1、第2配線73,74の端部75,76同士が接触することにより、被変調光出力部3及び走査部4に電源71から電力が供給されることにより、該被変調光出力部3及び走査部4が作動する。又、当該網膜走査表示装置1の不使用時、即ち、ツル7を前枠6に対して折り曲げた状態においては、第1、第2配線73,74の端部75,76同士が非接触になることにより、被変調光出力部3及び走査部4に対する電源71からの電力の供給が停止することにより、該被変調光出力部3及び走査部4は作動しない。
このように、第12実施形態においては、当該網膜走査表示装置1の使用時においては、ツル7を前枠6に対して伸長すれば被変調光出力部3及び走査部4は電源71から電力を供給されて作動できる一方、当該網膜走査表示装置1の不使用時においては、ツル7を前枠6に対して折り曲げれば被変調光出力部3及び走査部4に対する電源71からの電力の供給は停止する。このため、当該網膜走査表示装置1の不使用時における電力消費の節約を奏することができ、更に、被変調光出力部3及び走査部4の作動を低減させて部品の故障を減少させることができる。尚、前記電源71としては、直流電源又は交流電源を用いることができる。また、電源のオンオフではなく、駆動信号線を接続・非接続にしてもよい。
図20は第13実施形態を示す。この実施形態においては、前枠6と二本のツル7とから装置枠体2を構成し、該ツル7を前枠6に連結された連結部80と、耳掛け部81とから構成したものである。そして、走査部4に接続された光ファイバ5は、前記連結部80の延長方向へ向けて後方へ延設して被変調光出力部3に接続したものである。
この実施形態においては、ツル7の連結部80の形状に沿って該連結部80の延長方向へ延設されて被変調光出力部3に接続されるため、該被変調光出力部3が当該連結部80の延長方向に配置されている場合、光ファイバ5は極端に折曲することなく、従って、該光ファイバ5は破損の畏れなく、延長されて被変調光出力部3に接続することができる。
図21は第14実施形態を示す。この実施形態においては図20に示す第13実施形態と同様に、前枠6と二本のツル7とから装置枠体2を構成し、該ツル7を前枠6に連結された連結部80と、耳掛け部81とから構成したものである。該装置枠体2を装着者の頭部に装着した状態で、前記耳掛け部81は、装着者の耳に掛かり易いように下方へ湾曲した形状を呈している。そして、この実施形態においては、光ファイバ5はツル7の形状に沿って該ツル7に設けられると共に、該光ファイバ5は前記耳掛け部81の延長方向、即ち、斜め下方へ向けて延設されて被変調光出力部3に光学的に接続されるものである。
この実施形態においては、ツル7の耳掛け部81の形状に沿って該耳掛け部81の延長方向へ延設されて被変調光出力部3に接続されるため、該被変調光出力部3が当該耳掛け部61の延長方向に配置されている場合、光ファイバ5は極端に折曲することなく、従って、該光ファイバ5は破損の畏れなく、延長されて被変調光出力部3に接続することができる。
図22は第15実施形態を示す。この実施形態は、第13,第14実施形態と同様に、前枠6と二本のツル7とから装置枠体2を構成し、該ツル7を前枠6に連結された連結部80と、耳掛け部81とから構成したものである。前記耳掛け部81は、装着者の耳に掛かり易いように下方へ湾曲した形状を呈している。そして、この実施形態においては、被変調光出力部3は前記耳掛け部81に設けたものである。当該耳掛け部81と走査部4とは、前記連結部80に沿って該連結部80に設けられた光ファイバ5によって光学的に接続されている。
この実施形態においては、光ファイバ5は、全長に亘ってツル7の連結部80に支持されるため振動する虞はなく、従って、該光ファイバ5によって伝送される信号にノイズが含まれる虞がない。
図23は第16実施形態を示す。この実施形態は、第13実施形態乃至第15実施形態と同様に、前枠6と二本のツル7とから装置枠体2を構成し、該ツル7は前枠6に連結された連結部80と、耳掛け部81とから構成したものである。前記耳掛け部81は、装着者の耳に掛かり易いように下方へ湾曲した形状を呈している。そして、この実施形態においては、光ファイバ5はツル7の形状に沿って該ツル7に設けられ、該光ファイバ5は前記耳掛け部81の下端から、鉛直方向において斜め下方で且つ水平方向において装着者の頭部とは反対側へ延設されて前記被変調光出力部3に光学的に接続されるものである。
この実施形態においては、ツル7の耳掛け部81の下端から鉛直方向において斜め下方で且つ水平方向において装着者の頭部とは反対側に配置された被変調光出力部3に光ファイバ5を接続する場合に、該光ファイバ5を極端に折曲することなく、従って、該光ファイバ5は破損の畏れなく、延長されて被変調光出力部3に接続することができる。又、光ファイバ5をこのようにツル7から延設する場合には、当該光ファイバ5の配線に際して、装着者の頭部が邪魔になることがない。
図24は第17実施形態を示す。この実施形態においては、図11に示す第6実施形態と同様に、前枠6と二本のツル7とから装置枠体2を構成し、該前枠6を二つの光反射面部8とこれら光反射面部8を連結するブリッジ37とから構成したものである。そして、一方のツル7に沿って二本の光ファイバを5設け、その内の一本の光ファイバ5は当該ツル7に設けられている一方の走査部4に接続し、他の光ファイバ5は更に光反射面部8の上縁、ブリッジ37の上縁に沿って延設されて他方の走査部4に接続されている。
このように構成された第17実施形態においては、被変調光出力部3に接続された二本の光ファイバ5は、リング状の係止具62によって1束にまとめた状態で一方のツル7に沿って設けられて被変調光出力部3に接続されるため、二本の光ファイバ5を個別に被変調光出力部3に接続した場合と比較して、光ファイバ5の配線構造が簡略化する。又、この実施形態においては、二本の光ファイバ5が1束にまとまることにより、該光ファイバ5の強度が強まって光ファイバ5のゆれ等による画像の画質が安定する。
装着者は、被変調光出力部を腰や背中等に装着し、走査部を頭部に装着した状態で移動しながら、或いは、所望の位置に移動した後に当該所望の位置の光景と重ね合わせるようにして、画像を目視する用途に適用できる。
本発明の網膜走査表示装置の斜視図である。(第1実施形態) 本発明の網膜走査表示装置の平面図である。(第1実施形態) 本発明の網膜走査表示装置の回転楕円面を形成する過程を説明する説 明図である。(第1実施形態) 本発明の網膜走査表示装置の回転楕円面を形成する過程を説明する説 明図である。(第1実施形態) 本発明の網膜走査表示装置において反射面による反射を説明する説 明図である。(第1実施形態) 本発明の網膜走査表示装置のブロック図である。(第1実施形態) 本発明の網膜走査表示装置の平面図である。(第2実施形態) 本発明の網膜走査表示装置のツルの断面図である。(第3実施形態) 本発明の網膜走査表示装置のツルの断面図である。(第4実施形態) 本発明の網膜走査表示装置のツルの断面図である。(第5実施形態) 本発明の網膜走査表示装置の一部平面図である。(第6実施形態) ツルを伸長した状態において、光ファイバと被変調光入力部とが当接した場合を示す斜視図である。(第6実施形態) ツルを折れ曲げた状態において、光ファイバと被変調光入力部とが離間した場合を示す斜視図である。(第6実施形態) 本発明の網膜走査表示装置の一部を断面にした平面図である。(第 7実施形態) 本発明の網膜走査表示装置の一部を断面にした平面図である。(第 8実施形態) 本発明の網膜走査表示装置の一部平面図である。(第9実施形態) 本発明の網膜走査表示装置の一部平面図である。(第10実施形態 ) 本発明の走査部と電源との間の配線構造を示す一部平面図である。
(第11実施形態)
本発明の被変調光出力部及び走査部と電源との間の配線構造を示す 一部平面図である。(第12実施形態) 本発明の網膜走査表示装置の側面図である。(第13実施形態) 本発明の網膜走査表示装置の側面図である。(第14実施形態) 本発明の網膜走査表示装置の斜視図である。(第15実施形態) 本発明の網膜走査表示装置の斜視図である。(第16実施形態) 本発明の網膜走査表示装置の斜視図である。(第17実施形態) 網膜走査表示装置のブロック図である。(従来技術)
符号の説明
1 網膜走査表示装置
2 装置枠体
3 被変調光出力部
4 走査部
5 光ファイバ(光伝送部,導波路)
6 前枠
7 ツル
8 光反射面部
9 光反射面
31 止具
33 挿通孔(挿通部)
34 溝(挿通部)
36 ヒンジ部
39 光ファイバ
40 被変調光入力部
45 ツル挿通孔
46 前枠挿通孔
50 遮光部
55,56 接点(電気スイッチ)
65,66 接点(電気スイッチ)
75,76 接点(電気スイッチ)
80 連結部
81 耳掛け部

Claims (21)

  1. 装着者の頭部に装着にされる装置枠体と、光を画像情報に応じて変調した被変調光として出力する被変調光出力部と、前記装置枠体に設けられ、前記被変調光を走査して装着者の網膜上に画像を表示するための走査部と、前記装置枠体に設けられ、前記被変調光出力部から出力された被変調光を前記走査部に伝送する光伝送部とを備えたことを特徴とする網膜走査表示装置。
  2. 装着者の眼に対面させるように前記装置枠体に設けられた光反射面部を備え、前記走査部は前記被変調光を光反射面部に対して走査することを特徴とする請求項1に記載の網膜走査表示装置。
  3. 前記光反射面部は装着者の眼に対面させるように設けられた楕円面を有し、前記走査部の走査光出射部を前記楕円面の一方の焦点に配置し、
    前記走査部は前記被変調光を前記楕円面に対して走査して前記楕円面で被変調光を反射させることにより前記楕円面の他方の焦点に位置した装着者の眼に画像を表示するようにしたことを特徴とする請求項2に記載の網膜走査表示装置。
  4. 前記光伝送部は導波路であることを特徴とする請求項1乃至請求項3に記載の網膜走査表示装置。
  5. 前記導波路を前記装置枠体に固定する止具を備えたことを特徴とする請求項4に記載の網膜走査表示装置。
  6. 前記導波路を前記装置枠体内に挿通させる挿通部を備えたことを特徴とする請求項4に記載の網膜走査表示装置。
  7. 前記装置枠体を、前枠とツルとを備えた眼鏡型に形成したことを特徴とする請求項1乃至請求項6の何れか1項に記載の網膜走査表示装置。
  8. 前記装置枠体を、前枠とツルとを備えた眼鏡型に形成し、前記光伝送部によってツルを形成したことを特徴とする請求項1乃至請求項3に記載の網膜走査表示装置。
  9. 前記挿通部は前記ツルに設けられたことを特徴とする請求項7に記載の網膜走査表示装置。
  10. 前記ツルは前記前枠に連結される連結部と該連結部から曲折して延設されて装着者の耳に掛けられる耳掛け部とから構成し、前記導波路は前記連結部の延長方向へ延設されて前記被変調光出力部に接続されたことを特徴とする請求項7に記載の網膜走査表示装置。
  11. 前記ツルは前記前枠に連結される連結部と該連結部から曲折して延設されて装着者の耳に掛けられる耳掛け部とから構成し、前記導波路は前記耳掛け部の延長方向へ延設されて前記被変調光出力部に接続されたことを特徴とする請求項7に記載の網膜走査表示装置。
  12. 前記導波路は前記ツルから鉛直方向において斜め下方で且つ水平方向において装着者の頭部とは反対側へ延設されて前記被変調光出力部に接続されたことを特徴とする請求項7に記載の網膜走査表示装置。
  13. 前記被変調光出力部は前記耳掛け部に設けたことを特徴とする請求項10又は請求項11に記載の網膜走査表示装置。
  14. 前記前枠と前記ツルとの間にヒンジ部を設けることにより、該ツルが該前枠に対して折り曲げ及び伸長可能に連結され、
    前記走査部は前枠に設けられ、
    前記導波路は前記被変調光出力部と前記ヒンジ部との間において前記ツルに設けられ、
    前記導波路によって伝送された被変調光を前記走査部に入力する被変調光入力部が前記走査部と前記ヒンジ部との間において前記前枠に設けられ、
    前記ツルを伸張させた状態で、導波路の端部と該被変調入力部とを前記ヒンジ部において当接させて該導波路から該被変調入力部へ前記被変調光の入射を可能とし、
    前記ツルを折り曲げた状態で、該導波路の端部と該該被変調入力部とを離間させて前記導波路から前記該被変調入力部への前記被変調光の入射を遮断させるようにしたことを特徴とする請求項7に記載の網膜走査表示装置。
  15. 前記導波路は前記ツルに設けられたツル挿通孔内に挿通され、該導波路の被変調光入力部側端部は該ツル挿通孔から突出して設けられ、前記被変調光入力部は前記前枠に設けられた前枠挿通孔内に挿通され、且つ前記前枠挿通孔の縁から前記前枠挿通孔の内部へ後退して設けられ、前記ツルを伸長させた状態で前記導波路は前記前枠挿通孔内に侵入して前記被変調光入力部に当接し、前記ツルを折り曲げた状態で前記導波路は前記被変調光入力部から離間することを特徴とする請求項14に記載の網膜表示装置。
  16. 前記被変調光入力部は前記前枠に設けられた前枠挿通孔内に挿通され、且つ該前枠挿通孔から突出して設けられ、前記導波路は前記ツルに設けられたツル挿通孔内に挿通され、該導波路の被変調光入力部側端部は前記ツル挿通孔の縁から前記ツル挿通孔の内部へ後退して設けられ、前記ツルを伸長させた状態で前記被変調光入力部は前記ツル挿通孔内に侵入して前記導波路に当接し、前記ツルを折り曲げた状態で前記被変調光入力部は前記導波路から離間することを特徴とする請求項14に記載の網膜表示装置。
  17. 前記ツルを折り曲げた状態で、前記導波路の被変調光入力部側端部から出射する被変調光が外部へ漏れるのを防止する遮光部を設けたことを特徴とする請求項14に記載の網膜走査表示装置。
  18. 前記前枠と前記ツルとの間にヒンジ部を設けることにより、該ツルが該前枠に対して折り曲げ及び伸長可能に連結され、前記ヒンジ部に電気スイッチを設け、前記ツルを伸長させた状態で該電気スイッチをオンさせて前記被変調光出力部を起動させる一方、前記ツルを折り曲げた状態で該電気スイッチをオフさせて前記被変調光出力部の作動を停止させるようにしたことを特徴とする請求項14乃至請求項17の何れか1項に記載の網膜走査表示装置。
  19. 前記前枠と前記ツルとの間にヒンジ部を設けることにより、該ツルが該前枠に対して折り曲げ及び伸長可能に連結され、前記ヒンジ部に電気スイッチを設け、前記ツルを伸長させた状態で該電気スイッチをオンさせて前記走査部を起動させる一方、前記ツルを折り曲げた状態で該電気スイッチをオフさせて前記走査部の作動を停止させるようにしたことを特徴とする請求項14乃至請求項17の何れか1項に記載の網膜走査表示装置。
  20. 前記前枠と前記ツルとの間にヒンジ部を設けることにより、該ツルが該前枠に対して折り曲げ及び伸長可能に連結され、前記走査部は前記ツルに設けられたことを特徴する請求項7に記載の網膜走査表示装置。
  21. 前記装置枠体は、前枠と、該前枠に連結された二本のツルとを備えた眼鏡型に形成され、前記走査部は前記装着者の眼に対応して二つ設けられ、被変調光出力部から出力された被変調光を該各走査部に伝送する二つの光伝送部を一本のツルに設けたことを特徴する請求項1又は請求項2に記載の網膜走査表示装置。
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