WO2012020538A1 - 立体映像視聴装置 - Google Patents

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柿沼 彰
加藤 文生
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Abstract

 立体映像を視聴するために眼鏡に装着する立体映像視聴装置は、右目用及び左目用の一対の光シャッターと、前記一対の光シャッターの駆動回路と、前記一対の光シャッターの駆動用電源装置と、前記一対の光シャッターを支持する支持部と、前記支持部と一体的に形成され、当該立体映像視聴装置を前記眼鏡に着脱自在に繋止する第1繋止部と、を備えている。前記電源装置及び前記駆動回路は、一対の光シャッターに固定されていない状態で、可撓性を有する接続部材により前記支持部と接続されている。

Description

立体映像視聴装置
 本発明は、立体映像視聴装置に関し、より具体的には、立体映像を視聴するために眼鏡に装着する立体映像視聴装置に関する。
 3D眼鏡、あるいは3Dグラスと一般に呼ばれる立体映像視聴装置(以下、単に視聴装置という)には、アクティブ方式に対応したものと、パッシブ方式に対応したものとがある。
 アクティブ方式は、テレビ等の表示装置で、右目用の映像と左目用の映像とを交互に切り替えて表示するとともに、視聴装置側で、表示装置の映像の切り替えと同期して、左右のレンズ部に配置した液晶シャッター等を交互に開閉する方式である(特許文献1参照)。
 アクティブ方式は、表示装置には従来とほぼ同じ構造の表示装置を使用し、表示装置に表示させる映像データを立体映像用の映像データにするだけで、立体映像を視聴することができる。
 これに対して、パッシブ方式では、右目用の映像と左目用の映像を1ライン毎に表示装置に同時に表示し、その映像を、表示装置において、偏光フィルタで右目用と左目用とに振り分ける。そして、振り分けられた各映像を、専用眼鏡で右目と左目とにそれぞれ送り届ける。このため、パッシブ方式では、表示装置の正面近くで映像を視聴しないと、3D映像が正常に視聴できないとともに、右目用の映像と左目用の映像とを同時に1つの画面に表示しているので、解像度は低下する。よって、家庭のテレビで視聴する場合には、アクティブ方式の立体映像視聴システムの方が、ユーザにとっては好ましいといえる。
 しかしながら、アクティブ方式では、視聴装置が、液晶光シャッターや、その駆動用の電源を備える必要があり、視聴装置の重量及び嵩が、通常の眼鏡に比べて大きくなる。このため、視聴装置の装着感に不満を抱くユーザも多い。
特開昭62-231578号公報
 したがって、アクティブ方式の立体映像視聴システムは、視聴装置を軽量化して、装着感を向上させることが望まれている。現状では、駆動用の電源に、小型軽量のコイン形電池(一次電池)を使用するのが主流である。そして、視聴装置をさらに軽量化するために、コイン形電池よりも薄型化の容易な、ラミネート電池を電源として使用することも検討されている。
 ところが、電池の軽量化は容量の低下に繋がる。視聴装置の十分な時間の連続的使用を可能とするためには、最小限度の電池容量を確保する必要がある。また、液晶光シャッターが、プラスチック製等の通常のレンズよりも重量が大きいこともあって、視聴装置全体の重量が通常の眼鏡よりも大きくなるのを避けることはできない。
 以上のことに関連して、コイン形電池やラミネート電池は、横の広がりの大きい形状であるために、これらの電池を視聴装置の電源に使用すると、ある程度の広い面積の収納部を視聴装置に設ける必要性が生じる。これにより、視聴装置のデザインは制約される。
 さらには、近視矯正用または遠視矯正用の通常の眼鏡の使用者は、3D映像を視聴するために、眼鏡状の視聴装置を、通常の眼鏡の上からさらに装着する必要がある。このため、視聴装置の装着感はさらに悪化する。
 そこで、本発明は、通常の眼鏡の使用者であっても、アクティブ・シャッター方式の立体映像視聴装置を良好な装着感で使用できるようにすることを目的としている。
 本発明の一局面は、立体映像を視聴するために眼鏡に装着する立体映像視聴装置であって、
 右目用及び左目用の一対の光シャッターと、
 前記一対の光シャッターの駆動回路と、
 前記一対の光シャッターの駆動用電源装置と、
 前記一対の光シャッターを支持する支持部と、
 前記支持部と一体的に形成され、当該立体映像視聴装置を前記眼鏡に着脱自在に繋止する第1繋止部と、を備え、
 前記電源装置及び前記駆動回路が、前記一対の光シャッターに固定されていない状態で、可撓性を有する接続部材により前記支持部と接続されている、立体映像視聴装置に関する。
 例えば、本発明の一局面は、立体映像を視聴するように眼鏡に装着する立体映像視聴装置であって、
 右目用及び左目用の一対の光シャッターと、
 前記一対の光シャッターの駆動回路と、
 前記一対の光シャッターの駆動用電源装置と、
 前記一対の光シャッターをそれぞれの内側端部で支持するブリッジと、
 前記ブリッジに一体的に形成され、当該立体映像視聴装置を前記眼鏡に着脱自在に繋止する第1繋止部と、を備え、
 前記電源装置及び前記駆動回路が、前記一対の光シャッターに固定されていない状態で、前記一対の光シャッターとコードにより接続されている、立体映像視聴装置に関する。
 本発明の他の局面は、前記電源装置が二次電池を含み、前記二次電池が円筒状または角筒状の形状を有し、その径または幅が2~6mmである、立体映像視聴装置に関する。ここで、角筒状とは、横断面が長円形である場合や、横断面が、一対の平行な直線部を有するとともに、横断面の両側部が円弧状である場合を含む。また、ここでいう角筒状の二次電池の幅は、横断面の長径をいう。
 本発明の立体映像視聴装置によれば、当該立体映像視聴装置を通常の眼鏡に繋止する繋止部を設けたことで、従来の3D眼鏡あるいは3Dグラスからテンプル、モダン部及びノーズパッド等を取り除くことが可能となり、重量を低減することができる。これにより、通常の眼鏡の使用者であっても、眼鏡の重ね掛けのような状態を避けることができ、良好な装着感で3D映像を視聴することが可能となる。さらに、駆動回路及び電源装置を、可撓性を有する接続部材により光シャッターの支持部と接続し、光シャッターに対して固定されない状態で設けることで、重量を分散することが可能となり、さらに装着感が向上する。
 本発明の新規な特徴を添付の請求の範囲に記述するが、本発明は、構成及び内容の両方に関し、本発明の他の目的及び特徴と併せ、図面を照合した以下の詳細な説明によりさらによく理解されるであろう。
本発明の一実施形態に係る立体映像視聴装置の外観を示す斜視図である。 図1の視聴装置の機能ブロック図である。 二次電池の外観を示す斜視図である。 本発明の他の実施形態に係る立体映像視聴装置の外観を示す斜視図である。 本発明のさらに他の実施形態に係る立体映像視聴装置の外観を示す斜視図である。
 本発明は、立体映像を視聴するように眼鏡に装着する立体映像視聴装置に関する。この視聴装置は、右目用及び左目用の一対の光シャッター、一対の光シャッターの駆動回路、一対の光シャッターの駆動用電源装置、一対の光シャッターを支持する支持部、並びに支持部と一体的に形成され、当該立体映像視聴装置を上記眼鏡に着脱自在に繋止する第1繋止部を備えている。そして、電源装置及び駆動回路は、一対の光シャッターに固定されていない状態で、可撓性を有する接続部材により前記支持部と接続されている。
 支持部の例としては、一対の光シャッターをそれぞれ保持する一対のリムや、一対の光シャッターをそれぞれの内側端部で支持するブリッジが挙げられる。一対の光シャッターは、リムを介してブリッジに支持させても良い。可撓性を有する接続部材の例としては、後で述べるように、電源装置及び駆動回路を一対の光シャッターと電気的に接続するための配線を含むコードが挙げられる。
 そのような配線とは別に、例えば、細長い鎖やゴムバンドで電源装置及び駆動回路を支持部と接続することもできる。しかしながら、配線を含むコードを使用して電源装置及び駆動回路を支持部と接続することで、独立の接続部材を設ける必要性がなくなり、装置が簡素化される。その結果、デザイン性の向上が容易となるとともに、部品点数を削減することができる。
 眼鏡状の立体映像視聴装置においては、右目用及び左目用の光シャッターには、液晶光シャッターを使用するのが、シャッターの開閉の速度及び静音性の点で好ましい。しかしながら、液晶光シャッターは、通常の眼鏡のプラスチック製のレンズ(軽いもので、1枚が4~7g)よりも重量は大きい(例えば、1枚が6~15g)。
 眼鏡状の立体映像視聴装置は、そのように重量の大きい光シャッターや、その駆動用の電源装置を備える必要があるために、重量は、通常の眼鏡よりもかなり大きくなる。よって、装着感は悪化する。そして、視聴装置の使用者が通常の眼鏡を掛けている場合には、その眼鏡の上から、眼鏡状の視聴装置を重ねて装着することが必要となるために、装着感はさらに悪化する。
 そこで、本発明は、視聴装置を通常の眼鏡に取り付けるための第1繋止部を視聴装置に備えさせることで、眼鏡状の視聴装置では通常必要とされる、テンプル、モダン部、及びノーズパッド等を不要としている。その結果、視聴装置の重量を小さくすることができる。また、テンプルやノーズパッドがついた眼鏡状の視聴装置を通常の眼鏡と重ね掛けする必要がなくなる。よって、通常の眼鏡の使用者が視聴装置を装着するときの装着感が顕著に向上する。
 さらに、駆動回路及び電源装置を、一対の光シャッターに固定されていない状態で、一対の光シャッターを支持する支持部と接続することで、駆動回路及び電源装置の配置の自由度が大きくなる。その結果、例えば接続部材を長い紐状とすれば、駆動回路及び電源装置を手で持ったり、メガネのテンプルに引っ掛けたりすることも可能となる。これにより、駆動回路及び電源装置の重量が、視聴装置が装着されている眼鏡の特に前部に負荷されるのを避けることができる。その結果、視聴装置の装着感がさらに向上する。
 つまり、第1繋止部により視聴装置を通常の眼鏡のレンズに繋止すると、眼鏡の前部に重量が集中する。このとき、電源装置や駆動回路の重量をも眼鏡の前部に掛けてしまうと、装着感が悪化する。それを避けるために、電源装置及び駆動回路を、光シャッターないしはその支持部と荷重的に分離するように、コード等の可撓性を有する接続部材で光シャッターと接続する。その結果、眼鏡の前部に掛かる重量を軽減することができる。これにより、視聴装置の装着感を向上させることが可能となる。
 ここで、電源装置は、二次電池から構成し、二次電池の形状を円筒状または角筒状とし、その径または幅を2~6mmとすることが好ましい。径が6mm以下の二次電池を使用することにより、視聴装置に嵩の大きい収納部を設ける必要性が無くなる。その結果、デザインを犠牲にすることなく、二次電池の配置を自由に設定することが可能となる。一方、二次電池の径を2mm以上とすることにより、径がそれよりも小さい二次電池を製造する場合と比較すると、製造が格段に容易となる。よって、製造コストの上昇を抑えることができる。また、十分な電池容量を確保することも容易となる。
 さらに、電源装置に、従来のアクティブ方式の3D眼鏡では主流であった一次電池に代えて二次電池を使用することで、電池を交換する必要性が小さくなる。このため、ユーザによる取り外しを予定しない態様で二次電池を収納することもできる。これにより、例えば留め金の付いた蓋等を収納部に設ける必要性がなくなり、収納部が簡素化される。さらに、二次電池であれば、電源装置に一次電池を使用する場合よりも電池を軽量化し、電池容量を小さくしても、充電をするだけで使用を継続できる。よって、一次電池を使用する場合よりも軽量化が容易となり、装着感を向上させることができる。
 本発明の一形態に係る立体映像視聴装置においては、電源装置及び駆動回路を、一体に、眼鏡の一方のテンプルまたはモダン部に繋止する第2繋止部が備えられる。第2繋止部により電源装置及び駆動回路を、眼鏡の一方のテンプルの例えば後端部寄りの位置、またはモダン部に繋止する。これにより、視聴装置を眼鏡に装着したことにより眼鏡の前部に重量が集中し、重心が前に偏った状態となっているのを、是正することができる。よって、装着感が向上する。
 本発明の他の形態に係る立体映像視聴装置においては、電源装置を、眼鏡の一方のテンプルまたはモダン部に繋止する第2繋止部と、駆動回路を、眼鏡の他方のテンプルまたはモダン部に繋止する第3繋止部とが備えられる。第2繋止部により電源装置を眼鏡の一方のテンプルまたはモダン部に繋止する一方で、第3繋止部により駆動回路を眼鏡の他方のテンプルまたはモダン部に繋止することで、視聴装置を眼鏡に装着したことにより眼鏡の前部に重量が集中し、重心が前に偏った状態となっているのを、是正することができるとともに、左右の重量バランスを適正化することも可能である。よって、装着感がさらに向上する。
 本発明のさらに他の形態に係る立体映像視聴装置においては、電源装置を収納する第1収納部と、駆動装置を収納する第2収納部と、第1収納部と第2収納部とを連結する連結手段とが備えられている。ここで、接続部材は、一対の光シャッターの一方の外側端部で支持部と第1収納部とを繋ぐ、配線を含む第1コード、及び、一対の光シャッターの他方の外側端部で支持部と第2収納部とを繋ぐ、配線を含む第2コード、を有している。
 例えば首の後ろに回した適宜長さの紐状部材(これは連結手段の一例である)で第1収納部と第2収納部とを連結することで、例えば視聴装置を装着した眼鏡がズレ落ちた場合にも、床等への落下を防止することができる。また、視聴装置が眼鏡から外れた場合にも、その落下を防止することができる。よって、落下の衝撃により視聴装置が故障するのを防止することができる。このように、連結手段の一例としては、紐、細長い鎖及びゴムバンド等の可撓性を有する線状部材を使用することが考えられる。
 連結手段の他の一例としては、第1収納部に設けられた雄ねじまたは雌ねじと、第2収納部に設けられた雌ねじまたは雄ねじと、が考えられる。このような連結手段により、第1収納部と第2収納部とを直接的に連結することでも、視聴装置の落下を防止することができる。
 以下、本発明の実施形態を、図面を参照して説明する。
(実施形態1)
 図1に、本発明の実施形態1に係る立体映像視聴装置を斜視図により示す。図2に、立体映像視聴装置の機能ブロック図を示す。
 立体映像視聴装置(以下、視聴装置という)10は、アクティブ・シャッター方式の立体映像視聴システムに対応した、通常の眼鏡に装着するための視聴装置である。
 アクティブ・シャッター方式の立体映像視聴システムは、3Dテレビ等の表示装置で、右目用の映像と左目用の映像とを交互に高速で切り替えて表示するとともに、視聴装置10で、表示装置の映像の切り替えと同期して、光シャッターを交互に開閉することにより、立体映像を視聴するシステムである。
 視聴装置10は、右目用及び左目用の光シャッター12の図示しない電極に駆動回路14が接続され、駆動回路14に、光シャッター12の駆動用の電源装置16が接続されている。電源装置16は、二次電池28と、二次電池28の充電及び放電を制御する充放電回路30と、電源スイッチ52とを含む。駆動回路14には、電源スイッチ52を介して充放電回路30が接続されている。充放電回路30は二次電池28と接続されるとともに、商用電源等と接続された充電器等の外部電源32と接続可能に構成されている。
 各光シャッター12は、一対のリム18によりそれぞれ保持されている。一対のリム18は、内側の端部で、ブリッジ20により支持されている。ブリッジ20には、視聴装置10を、装着対象の眼鏡に留めるための一対のクリップ22が一体的に形成されている。
 各クリップ22は、ブリッジ20に対して固定された固定部材24と、図示しない付勢手段(例えばつるまきバネ、板バネ)により固定部材24に向けて付勢された可動部材26とを含んでいる。付勢手段の付勢力により各クリップ22の固定部材24と可動部材26とで装着対象眼鏡のレンズをそれぞれ挟みつけることで、視聴装置10が通常の眼鏡に繋止される。
 図示しない表示装置(3Dテレビ等)からは、光シャッター12の開閉のタイミングを示す同期信号が送信されており、ブリッジ20には、その同期信号を受信するための、図示しない受信部が設けられている。受信部で受信された同期信号は、駆動回路14に送られる。
 光シャッター12には、液晶光シャッターを使用するのが、動作速度、及び静音性の観点から好ましい。液晶光シャッターは、電圧を印加すると透明になり、印加電圧が除去されると不透明となるように動作する。
 一対のリム18の外側端部の上部には、それぞれ、図示しない接続部が形成されている。一対の接続部のうち、例えば右側の接続部には、コード34(右側のコード)を介して、駆動回路14が接続されている。駆動回路14は収納部36に収納されている。一対の接続部のうち、例えば左側の接続部には、コード34(左側のコード)を介して、電源装置16が接続されている。電源装置16は収納部38に収納されている。右側及び左側のコードは、駆動回路14及び電源装置16を光シャッター12と接続するための配線をそれぞれ含んでいる。そして、上記の各接続部は、互いに連絡されている。
 収納部36及び38には、それぞれ、収納部36及び38を、装着対象の眼鏡の図示しないテンプル(好ましくはテンプルの後端部寄り)またはモダン部に繋止するためのクリップ40及び42が設けられている。収納部36及び38を、クリップ40及び42により、テンプルの後端部寄り、またはモダン部に繋止することで、視聴装置10が装着されることにより、装着対象の眼鏡の重心が前寄りとなっているのを是正することができる。これにより、装着感が向上する。
 電源スイッチ52は、電源装置16を収納している収納部38に設けることができる。これにより、ユーザは、視聴装置10を眼鏡から取り外すことなく、容易に電源スイッチ52を操作することができる。よって、視聴装置10の電源をこまめにオン・オフすることが可能となり、比較的容量の小さい二次電池28が、電源スイッチの切り忘れ等により完全放電状態となる回数を低減することができる。二次電池28は、完全放電状態となる回数が多くなるほど極端に寿命が短くなる。よって、電源スイッチ52を、電源装置16を収納している収納部38に設けることで、二次電池28を顕著に長寿命化することができる。
 電源装置16に接続されたコード34は、リム18や収納部38等に設けられた接続部に対して着脱可能に設けてもよい。つまり、電源装置16に接続されたコード34の一方または両方の端部に図示しないコネクタを設け、そのコネクタによりリム18や収納部38等に設けられた接続部と接続するように構成する。そして、そのコネクタや接続部を充電器等の外部電源32に接続できるように構成すれば、視聴装置10の他の部位に特に充電用の端子を設けることなく、二次電池28を充電することが可能となる。
 これにより、充電用の端子を設けるためのスペースを視聴装置10に特に確保する必要がなく、視聴装置10のデザイン性を容易に向上させることができる。また、充電をするときに、充電器等の外部電源32に、視聴装置10の全体を装着させる必要が無いので、充電器等の外部電源32そのものの顕著な小型化が可能となる。その結果、ユーザが、充電器等の外部電源32を自室等に配置するときの自由度が大きくなり、視聴装置10の使用の利便性が顕著に向上する。また、充電をする動作が手軽となるので、その点でも視聴装置10の使用の利便性が向上する。なお、充電用の端子は、例えば収納部38に別途設けることも可能である。
 電源装置16及び駆動回路14を、2本のコード34で別々に光シャッター12と接続することは必須ではなく、電源装置16及び駆動回路14の両方をまとめて1本のコード34により光シャッター12と接続することもできる。そして、テンプルやモダン部に繋止する代わりに、電源装置16及び駆動回路14を手で持ったり、机等の上に置いたりできるように、コード34を長めにすることも可能である。
 図3に、二次電池の外観を斜視図により示す。二次電池28は、外径または幅Dが2~6mm、長さLが15~35mmの細長い形状であるのが好ましい。また、二次電池28には、非水電解質二次電池、特にリチウムイオン二次電池を使用するのが、エネルギ密度が高い点で好ましい。二次電池28の容量は、例えば、10~100mAhとすることができる。なお、二次電池28には、図示のような円筒形状のものに限られず、角筒形状等の様々な形状の二次電池を使用することができる。円筒状ないしは角筒状の電池は、一般に金属缶のケースを具備する。また、角筒状という用語は、電池分野でいう角形電池に対応する形状であり、筒部が、少なくとも一対の平行な平面状部を有していればよい。扁平薄型で側部が丸みを帯びている形状も角筒状に含まれる。また、角筒状の二次電池の幅は、大小の幅がある場合には大きい方の幅をいう。
 ここで、二次電池28の外径または幅Dを2mm以上とすることで、外径Dがこれよりも小さい場合と比べて、二次電池28の作製が非常に容易となり、製造コストが低減される。また、二次電池28の十分な容量を確保することも可能となる。一方、二次電池28の外径Dを6mm以下とするのは、外径Dがこれよりも大きい場合と比べて、それが目立たないように配置することが容易となり、デザイン性を損ないにくいからである。
 このように、二次電池28を、上述したサイズ及び形状とすることで、二次電池28の配置の自由度が増し、デザインを犠牲にすることなく、電源装置16をテンプルの後端部寄り、またはモダン部に配置することが可能となる。よって、視聴装置10の装着感を容易に向上させることができる。
 次に、本発明の実施形態2を説明する。
 (実施形態2)
 図4に、本発明の実施形態2に係る立体映像視聴装置を正面図で示す。
 視聴装置10Aが図1の視聴装置10と異なるのは、左右の収納部36及び38を繋ぐための紐状部材44(連結手段の一例である)を備えている点である。収納部36及び38を、クリップ40及び42により、テンプルの後端部寄り、またはモダン部に繋止した状態で、収納部36と収納部38とを繋いだ紐状部材44をユーザの首の後ろに回すことで、視聴装置10Aが装着された装着対象眼鏡がズレ落ちるのを防止することができる。これにより、視聴装置10Aが床等に落下するのを防止することができ、視聴装置10Aの故障を防止することができる。
 紐状部材44と、収納部36及び38との接続は、収納部36及び38に輪状の部材を設ける一方、紐状部材44の両端部に鉤を設けて、引っかけるようにすればよい。または、収納部36及び38に雌ねじを設け、紐状部材44の両端部に、それと螺合する雄ねじを設けて、雄ねじを雌ねじにねじ込むことにより接続してもよい。
 次に、本発明の実施形態3を説明する。
 (実施形態3)
 図5に、本発明の実施形態3に係る立体映像視聴装置を正面図で示す。
 視聴装置10Bが図1の視聴装置10と異なるのは、左右の収納部36及び38に、お互いを締結する締結部50(連結手段の他の一例である)を設けた点である。クリップ40及び42は取り除くことができる。
 締結部50は、一方の収納部36に雄ねじ46を設け、他方の収納部38に、雄ねじ46と螺合する雌ねじ48を設けて構成されている。収納部36及び38を、締結部50により例えばユーザの首の後ろで互いに締結することで、視聴装置10Aが装着された装着対象眼鏡がズレ落ちるのを防止することができる。これにより、視聴装置10Aが床等に落下するのを防止することができ、視聴装置10Aの故障を防止することができる。
 本発明の立体映像視聴装置は、通常の眼鏡の使用者が3D映像を視聴するのをより快適にするので、映画館での長時間の3D映像の視聴や、3Dテレビによる、小さな子供を含めた家庭での3D映像の視聴に有用である。
 本発明を現時点での好ましい実施態様に関して説明したが、そのような開示を限定的に解釈してはならない。種々の変形及び改変は、上記開示を読むことによって本発明に属する技術分野における当業者には間違いなく明らかになるであろう。したがって、添付の請求の範囲は、本発明の真の精神及び範囲から逸脱することなく、すべての変形及び改変を包含する、と解釈されるべきものである。
 10、10A、10B 立体映像視聴装置、
 12 光シャッター、
 14 駆動回路、
 16 電源装置、
 28 二次電池、
 22、40、42 クリップ、
 30 充放電回路、
 34 コード、
 36、38 収納部、
 38 突起、
 44 紐状部材、
 46 雄ねじ、
 48 雌ねじ、
 50 締結部、
 52 電源スイッチ

Claims (7)

  1.  立体映像を視聴するために眼鏡に装着する立体映像視聴装置であって、
     右目用及び左目用の一対の光シャッターと、
     前記一対の光シャッターの駆動回路と、
     前記一対の光シャッターの駆動用電源装置と、
     前記一対の光シャッターを支持する支持部と、
     前記支持部と一体的に形成され、当該立体映像視聴装置を前記眼鏡に着脱自在に繋止する第1繋止部と、を備え、
     前記電源装置及び前記駆動回路が、前記一対の光シャッターに固定されていない状態で、可撓性を有する接続部材により前記支持部と接続されている、立体映像視聴装置。
  2.  前記電源装置が二次電池を含み、前記二次電池が円筒状または角筒状の形状を有し、その径または幅が2~6mmである、請求項1記載の立体映像視聴装置。
  3.  前記電源装置及び前記駆動回路を、一体に、前記眼鏡の一方のテンプルまたはモダン部に繋止する第2繋止部を備える、請求項1または2記載の立体映像視聴装置。
  4.  前記電源装置を、前記眼鏡の一方のテンプルまたはモダン部に繋止する第2繋止部と、
     前記駆動回路を、前記眼鏡の他方のテンプルまたはモダン部に繋止する第3繋止部と、を備える、請求項1または2に記載の立体映像視聴装置。
  5.  前記電源装置を収納する第1収納部と、前記駆動装置を収納する第2収納部と、前記第1収納部と前記第2収納部とを連結する連結手段とを備えるとともに、
     前記接続部材が、前記一対の光シャッターの一方の外側端部で前記支持部と前記第1収納部とを繋ぐ、配線を含む第1コード、及び前記一対の光シャッターの他方の外側端部で前記支持部と前記第2収納部とを繋ぐ、配線を含む第2コードを有する、請求項1~4のいずれか1項に記載の立体映像視聴装置。
  6.  前記連結手段が、前記第1収納部と前記第2収納部とを連結する、可撓性を有する線状部材を含む、請求項5記載の立体映像視聴装置。
  7.  前記連結手段が、前記第1収納部に設けられた雄ねじまたは雌ねじと、前記第2収納部に設けられた雌ねじまたは雄ねじと、を含む、請求項5記載の立体映像視聴装置。
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