JP2005070500A - 車両用計器の表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 輝度低下を抑え、立体効果表示が可能な車両用計器の表示装置を提供する。
【解決手段】 車両の走行情報等をデジタル的に表示する表示盤2を備えた車両用計器の表示装置において、表示盤2上に互いに区画されるセグメント形状のセグメント表示部3aを有する複数の導光部材31と、セグメント表示部3aにそれぞれ独立して光を照射可能な複数の光源5とを備えている。なお、導光部材31は、光源としての発光ダイオード5に向けて延在していることが好ましい。
【選択図】 図2

Description

本発明は、車両用計器の表示装置に関し、例えば車両用計器のデジタル表示装置に適用して好適である。
従来、表示装置としては、8字形状の7セグメントに対応する開口を設け、プリント基板に実装した発光ダイオード(LED)をこれら開口にそれぞれ配置したものがある(特許文献1参照)。特許文献1の開示する技術では、開口には、LEDからの光が照射される立体効果シートが配置されている。この立体効果シートは、視認者の左右の視差を利用して、視認者に仮想の奥行きを感じさせて立体感を与える。なお、これら開口は、プリント基板に実装されたLEDの上方空間を区画する壁部等で形成されている。また、立体効果シートは、一般に、シート表面、裏面にピッチの異なる縞模様を形成し、モアレ縞模様を生じさせるようにされている。
特開2002−23665号公報
しかしながら、従来技術では、立体効果シートを配置するために遠近感は得られるが、視認者からみた輝度が低下して視認性が低下する可能性がある。LEDからの光は、LEDの上方空間の空気層を通じて立体効果シートに照明するため、減衰等により照明効率つまり輝度の低下を招く。
なお、輝度低下防止を図るためには、光源であるLEDを高輝度のものにする方法が考えられるが、高輝度のLEDは比較的高価となりコストアップを招く。
また、立体効果シートをみる視認者の姿勢によってはみえ方が変るという問題がある。例えば車両用計器の一つである速度表示装置等の表示装置にこの種の表示装置を用いた場合、視認者である運転者の姿勢、座高の高低等によっては、左右の目と表示装置の位置関係にずれが生じて、仮想の奥行き感を十分感じさせることが難しい場合がある。
本発明は、このような事情を考慮してなされたものであり、その目的は、輝度低下を抑え、立体効果表示が可能な車両用計器の表示装置を提供することにある。
また、別の目的は、輝度低下を抑えて立体効果表示が可能であるとともに、視認性の向上が図れる車両用計器の表示装置を提供することにある。
本発明の請求項1によると、車両の走行情報等をデジタル的に表示する表示盤を備えた車両用計器の表示装置において、表示盤上に互いに区画されるセグメント形状のセグメント表示部を有する複数の導光部材と、セグメント表示部にそれぞれ独立して光を照射可能な複数の光源とを備えていることを特徴とする。
これによると、表示盤には互いに区画される複数のセグメント表示部を備え、これらセグメント表示部は、それぞれ独立して光を照射されるので、所定の数字等のデジタル表示を車両乗員等の視認者に認識させることが可能である。
しかも、セグメント表示部に導かれる光は、従来の主に空気層を通じてセグメント表示部に入射されていたものに比べて、主にセグメント表示部を構成する導光部材を通じて導かれるので、光の減衰等による輝度低下を防止することが可能である。
そのため、輝度低下を抑え、導光部材による立体効果表示を行なうことが可能である。
本発明の請求項2によると、導光部材は、光源に向けて延在していることを特徴とする。
これによると、視認者にデジタル表示を認識させるためのセグメント表示部は、セグメント表示部を構成する導光部材が光源に向けて延在しているので、主として空気層を介在させてセグメント表示部に光源の光を入射させる従来技術に比べて、光の減衰等による輝度低下を防止できる。
本発明の請求項3によると、セグメント表示部は、表示盤に段差を形成してもよい。
これによると、セグメント表示部は、表示盤に対して突出部等の段差を設けているため、導光部材であるセグメント表示部の突出部等を通して光源の光を拡散等して透過可能である。突出部等の段差部分を表示盤から浮き出させて立体感を視認者に認識させることが可能である。
本発明の請求項4によると、光源は、セグメント表示部に対応してそれぞれ配置される少なくとも一つの発光ダイオードにより構成されていることを特徴とする。
これによると、各セグメント表示部には、それぞれ少なくとも一つの発光ダイオード(LED)を配置するだけでよいので、LCD等の液晶表示装置に比べて安価にデジタル表示装置を提供できる。
なお、例えば各セグメント表示部に発光色の異なる複数のLEDを配置することで、デジタル表示の色替えが可能である。これにより、例えば車両乗員等に報知する車両走行情報を、デジタル表示するセグメント表示部の発光色からも認識させて視認性の向上が図れる。
本発明の請求項5、請求項6、請求項9、請求項11、および請求項12によると、セグメント表示部における視認対象側の端面、端面とは反対にある反対面、および内部のうち少なくともいずれか一方に立体効果手段を設けるので、視認者の姿勢等に係わらず安定した立体効果表示を可能にする目的が達成される。
本発明の請求項6によると、立体効果手段は、セグメント表示部から出射される光を拡散させる光拡散部であることを特徴とする。
これによると、光源からの光を光拡散部を通してみるため、セグメント表示部によって表示されるデジタル表示を浮き上がらせて、視認者に立体感を認識させることができる。光拡散部としては、例えばセグメント表示部の表面に形成されたいわゆるフレネル形状等の凹凸部で構成される。
なお、例えばセグメント表示部の視認対象側の端面に光拡散部を設ける場合において、その端面の全面でなく、一部に設けることで、セグメント表示部から出射される光の濃淡(陰影)による立体感を視認者に認識させることができる。
本発明の請求項7によると、光拡散部は、セグメント表示部の表面を、いわゆるのこぎり歯形状、ダイヤカット形状等の凹凸部に形成される。
本発明の請求項8によると、凹凸部は、ダイヤカット、フレネルカット、またはシボ形状に形成することが好ましい。例えばアクリル等の透光性を有する樹脂材料から導光部材を形成する場合、セグメント表示部の表面にダイヤカット、フレネルカット、またはシボ形状を同時樹脂成形できるため、セグメント表示部に効率的に光拡散手段を設けることができる。
本発明の請求項9によると、立体効果手段は、段差の周辺をテーパ状またはラウンド状に形成することを特徴とする。
これによると、セグメント表示部に形成される表示盤との段差において、段差の周辺をテーパ状またはラウンド状に形成するので、段差の中央部側と周辺部側との間で薄肉部と厚肉部が生じる。光源からの光は薄肉部ほど明るくみえ、厚肉部ほど暗くみえるため、セグメント表示部によるデジタル表示の中央部または周辺部を、コントラストにより際立てることが可能である。したがって、安定した立体効果表示が可能であるとともに、視認性の向上が図れる。
本発明の請求項10によると、セグメント表示部は、段差を構成する輝度差部と、導光本体部とを有しており、輝度差部は、光を透過可能に色付けされていることを特徴とする。
これによると、段差を構成する輝度差部は、光源の光を透過可能に色付けされているので、段差部に形成された薄肉部と厚肉部間は、薄肉部ほど明るくしかも薄くみえ、厚肉部ほど暗く濃くみえるようになる。したがって、セグメント表示部によるデジタル表示は、中央部と周辺部の間でコントラストを際出せることができ、コントラストによる視認者の立体感の認識を強めることが可能である。
本発明の請求項11によると、立体効果手段は、反対面の周辺をテーパ状またはラウンド状に形成してもよい。
これによると、視認対象側の端面とは反対にある反対面の周辺に、テーパ状またはラウンド状による薄肉部と厚肉部が形成されるので、デジタル表示の視認対象面の奥側方向でコントラストを生じさせることが可能である。そのため、結果的に視認者に、視認対象面の奥側方向でコントラストによる立体感を認識させることが可能である。
本発明の請求項12によると、立体効果手段は、内部に、光を透過可能に色付けされた色付導光部材を形成することを特徴とする。
これによると、内部、つまりセグメント表示部の視認対象面と反対面との間に色付導光部材を設けるので、セグメント表示部に光を導く導光部材における導光経路途中に、光源からの光が薄くみえる部分と濃くみえる部分を生じさせることが可能である。したがって、視認者は、内部のコントラストによる立体感を認識することが可能である。
本発明の請求項13によると、セグメント表示部における視認対象面の直下に光源が配置することができる。なお、これにより表示装置の小型化が可能である。
本発明の請求項14によると、セグメント表示部における視認対象面の直下に対してオフセットされて光源が配置され、セグメント表示部の導光経路に設けた反射面により光源の光を視認対象面に導くことを特徴とする。
これによると、反射面による反射により導光経路中を光が拡散するため、セグメント表示部つまりデジタル表示の輝度を高めることができる。したがって、デジタル表示の視認性の向上が図れる。
本発明の請求項15によると、請求項1から請求項14のいずれか一項に記載の複数の光源を選択的に点灯および消灯可能な制御手段を備え、制御手段は、各光源に供給する電流値もしくは各光源における電気負荷を制御する制御信号を可変に調整することが可能であることを特徴とする。
これによると、複数の光源を選択的に点灯および消灯可能な制御手段を備えるので、7個のセグメント表示部から、デジタル表示による数値情報を表示できる。さらに、発光色が異なる光源群から所定の発光色の光源を選択的に制御することで、表示の色替えが可能である。
さらに、制御手段は、各光源に供給する電流値もしくは各光源における電気負荷を制御するDuty比信号等の制御信号を可変に調整することが可能であるため、発光色の異なる光源の光量を、電流値もしくは制御信号で可変に調整することで、デジタル表示の色替えを行なうことが可能である。例えば発光の色が緑とアンバーである二種類の光源の光量差を調整できるので、デジタル表示を、例えば緑、黄、アンバーの順に連続的に色替えすることができる。
本発明の請求項16によると、制御手段は、車両の走行状態に応じて複数の光源の光量差を形成することを特徴とする。
これによると、制御手段は、デジタル表示による数値情報に加えて、車両の走行状態に係わる情報として例えば走行速度における危険度、または燃料残量の給油予告等を、そのレベルに応じてデジタル表示の色調を変えて、視認者に認識させることが可能である。
本発明の請求項17によると、請求項1から請求項16のいずれか一項に記載の表示盤とは別に第2の表示盤を備え、表示盤と第2の表示盤との間に、表示盤または第2の表示盤で表示された情報を虚像にて車両乗員に認識させるハーフミラーを配置し、表示盤で表示される情報と第2の表示盤で表示される情報とを重ねて表示する車両用計器の表示装置に適用して好適である。例えば、表示盤によるデジタル表示を実像で表示し、デジタル表示の背景を、第2の表示盤で虚像として表すことで、より一層立体感を演出することが可能である。
本発明の請求項18によると、第2の表示盤に表示される情報を車両の走行状態に応じてアンビエント表示するアンビエント表示手段を有することを特徴とする。
これによると、第2の表示盤で表される背景表示に、車両の走行状態に関連した情報を積極的に発光表示することが可能である。例えば車両の走行状態における異常状態をアンビエント表示する機能を有することで、乗員が安心感を持って正常状態であることを認識することが可能である。
本発明の請求項19によると、アンビエント表示手段は、走行状態における異常状態もしくは異常が予知される異常予知状態が発生したとき発光し、この発光の色は、異常状態もしくは異常予知状態が発生していないときの発光の色とは異なるように形成されていることを特徴とする。
これによると、第2の表示盤によるアンビエント表示が、走行状態における異常状態もしくは異常が予知される異常予知状態が発生したとき発光する発光色と、正常状態での発光色とが異なるので、乗員が安心感を持って正常状態であることを認識することができる。
本発明の請求項20によると、異常状態もしくは異常予知状態での発光の色は赤またはアンバーとし、異常状態もしくは異常予知状態を除く正常状態での発光の色は緑または青とすることができる。
以下、本発明の車両用計器の表示装置を、具体化した実施形態を図面に従って説明する。
(第1の実施形態)
図1は、本実施形態の車両用計器の表示装置を示す正面図である。図2は、図1のII−IIからみた車両用計器の表示装置の構成を示す部分的断面図である。図3は、図2に示すセグメント表示部を視認方向からみた部分的正面図である。図4は、図1の車両用計器の表示装置の電気回路構成を示す模式図である。
図1および図2に示すように、車両用計器1は自動車等車両の運転席前方の運転者から視認可能な位置に配置されており、各種情報を表示して運転者に視認させるための表示盤(以下、文字盤と呼ぶ)2を備えている。なお、車両用計器1は、速度計、回転計、燃料残量計等の複数の計器から構成されていてもよい。この場合には、各計器にそれぞれ文字盤を備えるもの、あるいは共通の文字盤を備えるものであればよい。
以下、本実施形態で説明する文字盤2は、車両の速度(車速)を表示する速度計として説明する。
文字盤2は、図1および図2に示すように、平板状に形成されている。なお、文字盤2は、図示しないバックライト等の光源により透過照明されるように、透明なポリカーボネート等の透光性材料から形成されていてもよい。
文字盤2の略中央部には、図1に示すように、文字盤2の表面(視認面)側に複数のセグメント表示部3aからなる数値表示部(以下、デジタル表示部)3および単位表示部4を有する意匠部が配置されている。なお、単位表示部4は、図示しない発光ダイオード等の光源により透過照明され、後述するセグメント表示部3の発光表示による車速の単位(本実施例では、Km/h)を、視認者に認識させるためのものである。単位表示部4は本発明の特徴部分ではないので、詳細説明を省略する。
デジタル表示部3は、7個のセグメント表示部3aを一組として、複数組(本実施例では三組)を備えている。本実施例では、これらセグメント表示部3aを発光表示することで、数値情報として0から999の範囲の整数情報を、視認者である運転者に報知する。
セグメント表示部3aは、図1に示すように、視認方向からみる形状が略長方形に形成されている。視認方向からみる形状は、略長方形に限らず、略長円形状、略長六角形等であってもよい。セグメント表示部3aは、一組のセグメント表示部3a群が文字盤2上に互いに区画されて配置されている。
セグメント表示部3aは、図2に示すように、光を透過可能な導光部材31から構成されている。導光部材31は透過材料から形成され、図2に示すように、光源5に向けて延在している。透過材料としては、アクリル樹脂あるいはポリカーボネート樹脂等を用いてよく、光源5からの光を透過可能な樹脂材料であればいずれでもよい。 なお、以下の本実施形態で説明する導光部材の材料は、アクリル樹脂とする。なお、本実施形態では、無色透明なアクリル樹脂を用いるものとする。
なお、ここで、導光部材31は、図2に示すように、文字盤2上に区画されたセグメント表示部3aと、セグメント表示部3aと一体的に形成された導光本体部32とを含んで構成されている。
さらに、セグメント表示部3aつまり導光部材31は、文字盤2の表面と視認対象面が図示しないほぼ同一に配置されるものであっても、図2および図3に示すように文字盤2から視認者側に凸部状に延出する構成としてもよい。なお、この場合、セグメント表示部3a(導光部材31)は、文字盤2に凸部状等の突出部を形成するものに限らず、凹部状等の溝部を形成してもよく、文字盤2に段差を形成するものであればいずれでもよい。
以下、本実施形態で説明するセグメント表示部3aには、文字盤2に凸部状の突出部を形成する段差3adを有するものとする。導光部材31は、段差3aa(セグメント表示部3aの一部)と導光本体部32とから構成される。図2および図3に示すように、セグメント表示部3aの段差3aaは、台形状に形成されている。セグメント表示部3aは、この台形状(突出部)の段差3aaにより露出された側面が形成されている。このため、セグメント表示部3a(詳しくは導光部材32)に入射した発光ダイオード5の光が、セグメント表示部3aから出射する際、この側面も利用して拡散させられる。
さらに、本実施形態では、図2に示すように、セグメント表示部3aつまり導光部材31における視認対象の端面31a、およびこの端面とは反対にある反対面31bのうち少なくともいずれか一方に、シボ加工が施されている。図2に示すように視認対象面31aおよび反対面31bの両方(図示の太い二点鎖線の領域)にシボ加工が施されてもよい。なお、視認対象面31aおよび反対面31bの両方にシボ加工を施す場合には、視認対象面31aは、全面(図示の太い二点鎖線の領域)ではなく、一部の面(図示の太い点線の領域)に施すことが好ましい。
以下、本実施形態で説明するシボ加工をする面は、視認対象面31aおよび反対面31bの両面とし、視認対象面31aは、一部の太い点線の領域に施して略中央部側には、シボ加工を施さないものとする。なお、段差3aaにおける側面が傾斜面(図2参照)31abである場合には、視認対象面31aの外周側の傾斜面31abにもシボ加工を施してもよい。
そして、このシボ加工によって、視認対象面31a、反対面31bには、多数の微細な凹凸部が形成されている。また、この凹凸部は、シボ加工を施した領域内において、いわゆるシボ面(シボ形状)が形成されている。このシボ面(シボ形状)は、発光ダイオード5からの光が入射する導光部材31内の導光経路内で光を拡散させることが可能である。また、導光部材31内の導光経路内を通してセグメント表示部3aから出射する光を拡散させることが可能である。
光源(以下、発光ダイオードと呼ぶ)5は、セグメント表示部3aつまり導光部材31を照明する点光源として、発光ダイオードが用いられる。発光ダイオード5は、プリント基板6に面実装等されるチップタイプのもの(図2参照)、あるいは多層プリント基板に一体成形されるもの等であってもよく、導光部材31の(図2の上下方向の)下面に配置可能であるものであればいずれでもよい。発光ダイオード5は文字盤2の裏面(視認対象面とは反対にある反対面)側に配置されている。発光ダイオード5は、複数(本実施例では、7個を一組)のセグメント表示部3aに対応する導光部材31のそれぞれに、少なくとも一つ(本実施例では図2に示すように一つ)配置されている。
なお、以下、本実施形態で説明する発光ダイオード5の構造はチップタイプであるものとする。
プリント基板6には、図2に示すように、導光部材31が配置される表面側に発光ダイオード5、表面側とは反対の反対面側に発光ダイオード5を点灯および消灯可能に制御する制御手段(以下、制御装置と呼ぶ)14が実装されている。なお、制御装置14は、発光ダイオード5が実装されたプリント基板6の表面とは反対の反対面に実装するものに限らず、発光ダイオード5が実装された表面に実装してもよい。
具体的には、図4に示す電気回路構成ように、制御装置14は、複数の発光ダイオード5を選択的に点灯および消灯可能に発光駆動する駆動回路14bと、マイクロコンピュータ14aとからなる。マイクロコンピュータ14aは、車速センサ15からの電気信号を受信する。マイクロコンピュータ14aは、車速センサ15の検出出力に基いて車速算出処理等を行って駆動回路14bを制御することで、所定車速の数値表示に対応するセグメント表示部3aに配置された発光ダイオード5を点灯させる。また、マイクロコンピュータ14aは、外部等からの点灯・消灯要求(例えば運転者の点灯スイッチの設定)により、駆動回路14bを駆動電流制御、あるいはDuty制御することで、発光ダイオード5の点灯および消灯制御、あるいは点灯したときの光源としての明るさ(輝度)を制御する。なお、マイクロコンピュータ14aは、車両のイグニッションスイッチ12のオンに伴い、バッテリ13から給電されて作動する。
なお、発光ダイオード5、制御装置14、およびプリント基板6等は、文字盤2に固定、保持される。具体的には、文字盤2は、図2に示すように、セグメント表示部3a(詳しくは導光部材31)を区画する導光部材収容部21を備えており、この導光部材収容部21は、導光部材31の導光本体部32を収容する収容壁部が形成されている。なお、図2に示すように、導光部材収容部21は発光ダイオード5の周囲空間を区画するように形成されていてもよい。導光部材31の下面と発光ダイオードの間に介在する空気層を所定高さHに組付管理することが容易となる。
上述の構成を有する車両用計器の照明装置の作動を、図1および図4に従って説明する。車両のイグニッションスイッチ12がオンされると、バッテリ13から給電されてマイクコンピュータ14aが作動する。点灯・消灯要求をマイクコンピュータ14aが受信すると、マイクコンピュータ14aは、駆動回路14bを制御する。駆動回路14bは、マイクコンピュータ14aの制御を受けて、各発光ダイオード5の点灯、消灯の制御、あるいは点灯した場合での発光ダイオードの明るさ(輝度)を、駆動電流の大きさ等を調節して可変する。駆動回路14bは、車速センサ15の検出出力に基いてマイクコンピュータ14aを受けて、車速センサ15で受信した所定速度の数値表示に対応する発光ダイオード5のみを選択的に発光させる。発光表示されるセグメント表示部3aは、発光ダイオード5からの光が導光部材31を通して導かれるため、減衰等による輝度低下を抑えて、発光表示する。セグメント表示部3aにおける視認対象面31aに施したシボ形状によってセグメント表示部3aは、効率的に光拡散する。なお、セグメント表示部3aの台形状の段差3aaの側面からも光拡散する。さらになお、視認対象面31aの外周部3および傾斜面31abは、視認対象面31aの略中央部側において光源5の光が比較的淡く射出されるのに比べて、光が比較的濃く射出される。陰影(濃淡)が形成される。
制御装置14によって選択的に点灯制御されたこれらのセグメント表示部3a(以下、所定数値のデジタル表示と呼ぶ)は、シボ形状を有する視認対象面31aで光拡散することで、所定数値のデジタル表示をセグメント表示部3aから浮き上がらせて、視認者に認識させることが可能である。また、視認対象面31aとは反対にある反対面31bに形成されたシボ形状で反対面31b光拡散することで、デジタル表示するセグメント表示部3aと、光拡散される反対面31bとの間で、視認者に奥行きを感じさせることが可能である。さらになお、陰影(濃淡)によって視認者に効果的に立体感を感じさせることが可能である。
さらになお、セグメント表示部3aの台形状の段差3aaの側面から光拡散した光は、セグメント表示部3aの周りを、文字盤2と比べて、際立って明るくすることが可能である。セグメント表示部3aの段差3aaによる立体形状をもって、視認者に、奥行き感ある斬新な見映えを認識させることが可能である。
なお、ここで、視認対象面31aに形成するシボ形状、視認対象面31aとは反対にある反対面に形成するシボ形状、およびセグメント表示部3aの段差3aaは、それぞれ立体効果手段を構成する。なお、シボ形状に限らず、視認対象面31aまたは反対面31bにシボ加工を施すことでほぼ全域にわたって形成された多数の微細な凹凸部とほぼ同じ凹凸部であれば、表面処理方法等形成手段に係わらず、凹凸部は、立体効果手段を構成する。
次に、本実施形態の作用効果を説明すると、(1)複数(本実施例では、7個を一組として三組)のセグメント表示部3aを備え、これらセグメント表示部3aは、発光ダイオード等の点光源5によってそれぞれ独立して光を照射される。しかも、セグメント表示部3aに導かれる光は、主にセグメント表示部3aを構成する導光部材31を通じて導かれるので、従来の主に空気層を通じてセグメント表示部に入射されていたものに比べて、光の減衰等による輝度低下を防止することが可能である。そのため、例えば導光部材31の視認対象面31aをシボ面(シボ形状)にシボ加工する等の導光部材31の形状または表面処理による立体効果手段によって、視認者が、アクリル樹脂製等の導光部材31でもってデジタル表示されるセグメント表示部3aをみる際に、立体感のある斬新な見映えを認識させることが可能である。
(2)導光部材31は、発光ダイオード5に向けて延在している。なお、導光部材31と発光ダイオード5は、互いにほぼ近接していることが好ましい。セグメント表示部3aを構成する導光部材31が光源5に向けて延在しているので、主として空気層を介在させてセグメント表示部に光を入射させる従来技術に比べて、空気層を介在させたことによる光の減衰等の輝度低下を防止できる。
なお、点光源である発光ダイオード5に対して導光部材31を比較的近づけて配置するため、遠く配置する場合に比べて、導光部材31に光が入射する際に反射により利用効率低下を防止することが可能である。また、導光部材31内に光が一旦入射されると、導光部材31自体がアクリル樹脂等の透過材料で形成されているため、導光部材31内での入射角が所定角以上(例えばアクリル樹脂では約47度以上)であれば、導光部材31外へ出射されることはない。したがって、導光部材31内つまり導光経路内で全反射を繰り返すことで輝度を低下させずに、発光ダイオード5からの光をセグメント表示部3aに導くことができる。
(3)さらになお、セグメント表示部3aは、表示盤2に段差3aaを形成してもよい。具体的には、例えば段差3aaが台形状の突出部を形成する場合、段差3aaの側面からも光拡散する。光拡散した光は、セグメント表示部3aの周りを、文字盤2と比べて際立って明るくすることが可能である。セグメント表示部3aは、段差3aaを通して光をより一層拡散するように透過可能であるため、突出部等の段差3aa部分つまりセグメント表示部3aを表示盤2から浮き出させて立体感を視認者に認識させることが可能である。
なお、段差3aaが凹部状の溝部等である場合には、例えば文字盤2の奥側方向で立体効果手段による光拡散することで、視認者に奥行き感による遠近感を与えることが可能である。
(4)以上の説明した本実施形態では、立体効果手段の一つとして、セグメント表示部3a(詳しくは導光部材31)の視認対象面31aにシボ形状を施す光拡散手段で説明したが、シボ形状による視認対象面31aで光拡散する場合に限らず、光拡散する作用が期待されるものであれば、視認対象面31a、反対面31b、もしくは導光部材31の内部のいずれに光拡散する光拡散部を設けてもよい。
(5)デジタル表示されるセグメント表示部3a(詳しくは導光部材31)を光を照射する光源として、発光ダイオード5を用いる。しかも、発光ダイオード5は、各セグメント表示部3aに対応して、それぞれ少なくとも一つを配置するだけでよいので、LCD等の液晶表示装置に比べて安価にデジタル表示装置を提供できる。
なお、発光ダイオード5は、多層プリント基板等に一体成形されたものではなく、プリント基板6に面実装等により実装されるいわゆるチップタイプのものを用いるため、視認者である車両運転者の嗜好、あるいは車両メーカーの表示装置の見映えに係わる意匠要求に応じて、一つのセグメント表示部3aを一つの発光ダイオード5で照射するものに替えて、異なる発光の色の発光ダイオード5を一組で一つのセグメント表示部3aを照射することで、セグメント表示部3aの発光表示によるデジタル表示の色替えが可能である。例えば発光の色を、それぞれ緑、青、アンバー(赤に相当)の発光ダイオードを一組として構成することで、発光する色調をフルカラー化することが可能である。
さらになお、発光の色が異なる複数の発光ダイオード5を一組で一つのセグメント表示部3aを照射するものに代えて、一つの発光ダイオードで複数の発光の色を光らせられるものであってもよい。
(6)なお、発光ダイオード5は、セグメント表示部3aにおける視認対象面31aの直下に配置した。このような構成にすることで、車両用計器の表示装置の小型化を可能とする。
(第2の実施形態)
以下、本発明を適用した他の実施形態を説明する。なお、以下の実施形態においては、第1の実施形態と同じもしくは均等の構成には同一の符号を付し、説明を繰返さない。
第2の実施形態では、図5に示すように、セグメント表示部3aの視認対象面31aにダイヤカット処理を施してもよい。このダイヤカット処理によって、視認対象面31aには、図5に示すような略三角形の斜面からなる略四角錐状の凹凸部がほぼ全域にわたって多数形成されている。この略四角錐状の凹凸部は、ほぼ全域にわたって均一分布したダイヤカット面(ダイヤカット形状)が形成されている。なお、このダイヤカット形状は、第1の実施形態で説明したシボ形状に比べて、凹凸部の大きさが比較的大きい。セグメント表示部3a(詳しくは導光部材31)の視認対象面31aにダイヤカット処理を施すことによって、第1実施形態で説明したシボ加工と同様に、セグメント表示部3aから出射する光を拡散させることが可能である。さらに、ダイヤカット形状を有する視認対象面31aは、略四角錐状の凹凸部の側面(略三角形の斜面)が形成されているため、この側面からも光拡散し、略四角錐状の凹凸部の周りを際立て明るくすることが可能である。
なお、ここで、視認対象面31aに形成するダイヤカット形状は、立体効果手段を構成する。ダイヤカット処理による略四角錐状の凹凸部は、光拡散部を構成する。シボ形状に比べて比較的大きな凹凸からなる凹凸部であっても、その様に構成された凹凸部は、立体効果手段を構成する。
次に、本実施形態の作用効果を説明すると、(1)視認対象面31aをダイヤカット面(ダイヤカット形状)にダイヤカット処理する立体効果手段によっても、第1の実施形態のシボ形状と同様な効果が得られるため、視認者が、セグメント表示部3aをみる際に、立体感のある斬新な見映えを認識させることが可能である。
(2)なお、ダイヤカット形状はシボ形状に比べて比較的大きな凹凸が形成されることになるため、凹凸部の側面(略三角形の斜面)から光拡散した光は、第1の実施形態で説明した台形状の段差3aaの側面に対応した効果を得ることが可能である。したがって、ダイヤカット形状は、立体効果手段として、段差3aaを有しないセグメント表示部3aすなわち文字盤2とほぼ同一面上にあるセグメント表示部3aに適用して好適である。
(3)さらになお、凹凸部の側面(斜面)からの光拡散を利用可能な凹凸部であれば、表面処理方法等成形手段に係わらず、ダイヤカット形状による立体効果手段と同じ効果を得ることが可能である。例えば斜面をのこぎり歯状に形成していわゆるフルネルレンズ状に形成するフルネルカット形状等であってもよい。
(4)ダイヤカット形状、あるいはフルネルカット形状等の立体効果手段は、第1の実施形態で説明したシボ形状と同様に、視認対象面31aに限らず、反対面31bに適用することができる。
(5)なお、以上説明した本実施形態によると、立体効果手段としてのダイヤカット、フルネルカット、およびシボ形状は、いずれも視認対象面31aおよび反対面31bのうち少なくともいずれか一方に形成可能な凹凸部であって、これら凹凸部は光を拡散させる光拡散部を構成する。これらの立体効果手段は、アクリル樹脂等の樹脂材料からなる光導光部材31でセグメント表示部3aを形成する場合、セグメント表示部3a(詳しくは導光部材31)の表面31a、31bにダイヤカット、フルネルカット等の形状を同時樹脂成形できるため、セグメント表示部3aに効率的に光拡散手段を設けることができる。
(第3および第4の実施形態)
第3の実施形態では、発光ダイオード5は、図6に示すように、セグメント表示部3aにおける視認対象面31aの直角に対してオフセットされて配置される。図6は、第3の実施形態に係わる車両用計器の表示装置の構成を示す図であって、図6(a)は部分的断面図、図6(b)は図6(a)に示すセグメント表示部を視認方向からみた部分的正面図である。図6に示すように、セグメント表示部3a(詳しくは導光部材31)において、視認対象面31aと、発光ダイオード5の光が入射する反対面31bとの間の導光経路つまり導光本体部32は、クランク状等の屈曲部を有する。この屈曲部には、平面31cが形成され、この平面31cは、視認対象面31aに対向して配置されている。この平面31cは視認対象面31aから視認者が直接的にみることができる反対面であり、反対面31bとはプリント基板6の表面の横並び方向に配置される関係にある。なお、この平面31cは、シボ形状等の立体効果手段が設けられていることが好ましい。
また、第4の実施形態では、第3の実施形態における屈曲部に形成された平面31cに代えて、図7に示すように、屈曲部に形成された斜面31dとしてもよい。図7は、第4の実施形態に係わる車両用計器の表示装置の構成を示す部分的断面図である。この傾斜面31dは、導光本体部32の導光経路に入射した光を全反射させる反射面であることが好ましい。例えば導光経路内で光が全反射することが可能な斜面の傾斜角を有することが好ましい。
次に、本実施形態の作用効果を説明すると、(1)セグメント表示部3a(詳しくは導光部材31)は、この様な平面31cまたは斜面31dを有する屈曲部を有するので、発光ダイオード5からの光が導光部材31内の導光経路を通じて効率的に導かれる。これにより、セグメント表示部3aの輝度を高めることができる。したがって、セグメント表示部3aによるデジタル表示の視認性の向上が図れる。
(2)なお、第3および第4の実施形態は、導光部材31の導光本体部32には、クランク状の屈曲部を有する。第3の実施形態では、視認対象面31aから直視可能な反対面を平面31cに形成し、かつその平面31cにシボ形状等の凹凸部を形成することで、導光経路内で平面31cを反射面として利用することが可能である。第4の実施形態では、斜面31dを形成することで、凹凸部等の光拡散部を設けずとも、導光経路内での光の全反射を利用する。導光部材31におけるクランク状等に形成された屈曲部の形状としては、平面31cもしくは斜面31dに限らず、導光経路内における反射面として利用可能なものであればいずれでもよい。
(第5、第6、および第7の実施形態)
第5の実施形態では、第1の実施形態で説明した視認対象面31aおよび傾斜面31abの一部に施したシボ加工を、図8に示すように、傾斜面31abのみとする。図8は、第5の実施形態に係わる車両用計器の表示装置の構成を示す部分的断面図である。この様な構成にしても、視認対象面31aでは、光源5の光が比較的淡く射出され、傾斜面31abでは比較的濃く射出されるため、陰影(濃淡)による立体感を視認者に認識させることができ、第1の実施形態と同様な効果を得ることが可能である。
第6の実施形態では、図9に示すように、セグメント表示部3a(詳しくは導光部材31)の反対面31bのみにダイヤカット処理を施すものである。図9は、第6の実施形態に係わる車両用計器の表示装置の構成を示す部分的断面図である。これにより、視認対象面31aの奥にある反対面31bで光拡散させて視認者に奥行き感を感じさせることできる。そして、この奥行き感によって、視認者に立体感を認識させろことができる。なお、図示しない視認対象面31aおよび傾斜面31ab(以下、これらを上面と呼ぶ)の一部にシボ面を施して、ダイヤカットとシボ面とを組合せる等の異なる複数の立体効果手段を有する構成にしてもよい。
第7の実施形態では、第1の実施形態で説明した導光部材31でのシボ加工処理された面(詳しくは、視認対象面31aの外周部31aa、傾斜面31ab、および反対面31b)に加えて、図10に示すように、導光部材収容部21に対向する面31bbをシボ面(シボ形状)とすることができる。図10は、第7の実施形態に係わる車両用計器の表示装置の構成を示す部分的断面図である。
(第8の実施形態)
第8実施形態では、図11および図12に示すように、セグメント表示部3a(詳しくは、導光部材31)がプリズム形状を有するものであってもよい。図11は、実施形態の車両用計器の表示装置を示す正面図である。図12は、図11のIX−IXからみた車両用計器の表示装置の構成を示す部分的断面図である。なお、図12に示すように、セグメント表示部3aは、段差はなく、文字盤2とほぼ同一平面に形成されている。
セグメント表示部3aの断面形状は、図11に示すように、略長六角形に形成されている。導光経路を構成する略長六角形状の導光部材31の外周においても、導光経路内での全反射が可能であるため、光の全反射を繰り返しながらセグメント表示部3aへ導くことができる。したがって、セグメント表示部3aを均一に光らせるとともに、輝度を高めて視認性の向上が図れる。
(第9、第10、および第11の実施形態)
第9の実施形態では、第8の実施形態で説明した文字盤2とほぼ同一平面にあるセグメント表示部3aに代えて、図13に示すように、文字盤2と凸部状の段差3aaを有する。図13は、第9の実施形態に係わる車両用計器の表示装置の構成を示す部分的断面図である。図14は、図13に示す車両用計器の表示装置における表示状態の一実施例を示す正面図である。凸部状の段差3aaは、図13に示すように、ラウンド形状を有する。
段差3aaは、図13に示すように、中央部側と周辺部側との間で、それぞれ厚肉部と薄肉部を生じる。また、段差3aaに入射するまでの導光経路つまり導光本体部32では、光は均一である。そのため、視認者がセグメント表示部3aaをみるとき、段差部3aaの周辺部側の薄肉部ほど明るくみえ、中央部側の厚肉部ほど暗くみえる(図14参照)。中央部側と周辺部側とでコントラストが生じるので、例えば周辺部側をコントラストで際立たせて、視認者の立体感の認識を強めることが可能である。
なお、ここで、段差3aaは、中央部側と周辺部側との間でコントラストを生じさせる輝度差部を構成する。
さらに、本実施形態では、図13に示すように、段差3aaつまり輝度差部は、導光本体部32の発光の色とは異なる発光の色で色付けされている。そのため、視認者がセグメント表示部3aをみるとき、段差部3aaの周辺部側の薄肉部ほど明るくしかも色付けされた発光の色が薄くみえる。一方、中央部側の厚肉部ほど暗くしかも濃くみえる(図14参照)。したがって、コントラストによる視認者の立体感の認識を強めることができる。さらに、視認者に斬新な見映えを認識させることができる。
次に、第10実施形態では、第9実施形態で説明した段差3aaにおけるラウンド形状を、図15に示すように、テーパ状に形成してもよい。図15は、第10の実施形態に係わる車両用計器の表示装置の構成を示す部分的断面図である。段差3aaをこの様な構成にしても、ラウンド状の段差3aa(図13参照)とテーパ状の段差3aa(図15参照)は、共に、中央部側と周辺部側との間でそれぞれ厚肉部と薄肉部を生じる。そのため、第10の実施形態でも、第9の実施形態と同様な効果を得ることができる、
次に、第12の実施形態では、第10の実施形態で説明したテーパ形状を有する段差3aaが凸部状であるものに代えて、図16に示すように、凹部状であるものとする。図16は、第11の実施形態に係わる車両用計器の表示装置の構成を示す部分的断面図である。図17は、図16に示す車両用計器の表示装置における表示状態の一実施例を示す正面図である。
図16に示すように、段差3aaは、中央部側と周辺部側との間で、それぞれ薄肉部と厚肉部を生じる。さらに、段差3aaつまり輝度差部は、導光本体部32の発光の色とは異なる発光の色で色付けされている。これにより、視認者がセグメント表示部3aaをみるとき、段差部3aaの周辺部側の厚肉部ほど暗くしかも濃くみえ、中央部側の薄肉部ほど明るくしかも薄くみえる(図17参照)。したがって、中央部側と周辺部側とでコントラストが生じるので、例えば中央部側をコントラストで際立たせて、視認者の立体感の認識を強めることができるとともに、視認者に斬新な見映えを認識させることができる。
(第12および第13の実施形態)
第12の実施形態では、図18に示すように、第8の実施形態で説明したプリズム形状のセグメント表示部3a(詳しくは導光部材31)の反対面31bの表面を凹状に形成する凹部33を形成する。図18は、第12の実施形態に係わる車両用計器の表示装置の構成を示す部分的断面図である。この凹部33は、発光ダイオード5からの光が反対面31bに入射されることで、反対面31bを光拡散させることが可能である。視認者に、セグメント表示部3aの視認面31aと、光拡散する反対面との間で奥行きを与えることが可能である。なお、ここで、凹部33は、立体効果手段を構成する。これにより、凹部と凸部が繰り返し形成されるシボ形状等の凹凸部に限らず、少なくとも一つの凹状を有する凹部33であっても、立体効果手段として機能することができる。
次に、第13の実施形態では、第9実施形態で説明したセグメント表示部3a側の色付けした段差3aaに代えて、図19に示すように、導光部材31の内部に色付けされた導光部34を設ける。図19は、第13の実施形態に係わる車両用計器の表示装置の構成を示す部分的断面図である。なお、ここで、導光部34は、導光部材31の内部に配設され、導光本体部32の発光の色と異なる色に色付けされた光を透過可能な色付導光部材を構成する。色付導光部材34は、導光部材31の内部、つまりセグメント表示部3aの視認対象面31aと反対面31bとの間に配置されるので、導光経路途中に、発光ダイオード5からの光が明るくしかも薄くみえる部分と、暗くしかも濃くみえる部分を生じさせることが可能である。したがって、視認者に、内部のコントラストによる立体感を認識させることが可能である。
(第14の実施形態)
第14の実施形態では、図20に示すように、各セグメント表示部3aに対応してそれぞれ複数(本実施例では2個)の発光ダイオード5を配置する。図20は、本実施形態に係わる車両用計器の表示装置の構成を示す図であって、図20(a)は部分的断面図、図20(b)は図20(a)に示すセグメント表示部を視認方向からみた部分的正面図である。なお、図20(a)は図20(b)のA−Aからみた断面図である。
2個の発光ダイオード5は発光色が異なる。例えば2個の発光ダイオード5の発光の色は、緑とアンバー(赤に相当)とからなる。以下説明上の区別のため、発光の色が緑の発光ダイオード、アンバーの発光ダイオードを、それぞれ5a、5bと呼ぶ。
さらに、制御装置14は、2個の発光ダイオード5a、5bを選択的に点灯および消灯する。この制御装置14は、各発光ダイオード5a、5bに供給する電流値、もしくは各発光ダイオード5a、5bにおける電気負荷を制御する制御信号を可変に調整する。
これにより、各セグメント表示部3aに発光色の異なる複数(2個)の発光ダイオード5a、5bを配置するので、デジタル表示の色替えが可能である。
さらに、本実施形態では、制御装置14は、図21(a)に示すように、車両の速度(車速)に応じて2個の発光ダイオード5a、5bの光量(輝度)を可変に調整し、2個の発光ダイオード5a、5bの光量差を形成する。図21は、図20に示す車両用計器の表示装置における表示状態の一実施例を示す図であって、図21(a)は各発光ダイオード5a、5bの光量(輝度)と車両の速度(車速)との関係を示す特性図、図21(b)、図21(c)、および図21(d)はそれぞれの所定車速での表示状態を示す正面図である。これにより、車速に応じてデジタル表示の色調を、緑、黄、アンバーの順に連続的に色替えすることができる。したがって、車速を視認させるデジタル表示装置において、運転者等の視認者に、デジタル表示による車速の数字情報を認識させるとともに、セグメント表示部3aによるデジタル表示の色調からも車速の状態を認識させて視認性の向上が図れる。
さらに、デジタル表示の色調に意味付けを行なう。例えば、車両カタログの説明資料にて、色調と車速に係わる危険度等の意味付けの規定を記載し、デジタル表示装置の色付け機能に係わる視認者の理解を図る。これにより、例えば63km/hを緑、100km/hを黄、130km/hをアンバーとして、車速における危険度を、その車速の危険レベルに応じてデジタル表示の色調を替えて視認者に認識させることが可能である。
なお、以上説明した本実施形態では、を視認させるデジタル表示装置において車速に応じて色調を替えたが、燃料残量を視認させるデジタル表示装置において給油予告等をその残量レベルに応じて色調を替えるものであってもよい。制御装置14は、車速に限らず、燃料残量等の車両の走行状態の危険度、給油予告等のレベルに応じて各発光ダイオード5a、5bの光量差(輝度差)を変えて視認者に認めさせることが可能である。
(第15および第16の実施形態)
第15の実施形態では、図22に示すように、第1の実施形態で説明した文字盤2とは別に第2の文字盤22を備え、文字盤2と第2の文字盤22との間に、第2の文字盤22で表示された情報を虚像にて運転者等の車両乗員に認識させるハーフミラー32を配置する。図22は、第15の実施形態に係わる車両用計器の表示装置の構成を示す部分的断面図である。図23は、図22に示す車両用計器の表示装置における表示状態の一実施例を示す斜視図である。なお、文字盤2で表示される情報Aと第2の文字盤22で表示される情報Bを重ねて表示する周知のハーフミラー構造である。
本実施形態では、第2の文字盤22で表示される情報として、車速をデジタル表示する文字盤2に関連して、車速に係わる車両の走行状態、例えば危険度に応じてアンビエント表示する。これにより、第2の表示盤22で表される背景表示に、車両の走行状態に関連した情報を積極的に発光表示することが可能である。
具体的には、アンビエント表示は、図23に示す略雲形の背景である。これにより、文字盤2によるデジタル表示を実像で表示し、デジタル表示の背景を、第2の文字盤22で表示される略雲形の背景を虚像で表示することで、文字盤2をみる視認者に、一層立体感を認識させるデジタル表示を演出することができる。なお、ここで、第2の文字盤22およびハーフミラー32、および制御装置14はアンビエント表示手段を構成する。
なお、第15の実施形態で説明した略雲形の背景を、第16の実施形態では、図24に示すように、車両の走行状態に応じて延びる棒グラフ状の背景であってもよい。棒グラフの長さが伸縮することで、より一層立体感と斬新な見映えを演出することが可能である。
さらなお、以上説明した第15および第16の実施形態において、アンビエント表示手段は、車速等の車両走行状態における危険速度等の危険状態または異常状態、または現在の走行状態の継続等で異常が予知される異常予知状態は発生したとき、制御装置14によって、正常状態にあるときの発光の色とは異なる色で、第2の文字盤22の背景表示をする構成とすることが好ましい。これにより、車両の走行状態における異常状態をアンビエント表示を色表示する機能を有するので、乗員が安心感を持って正常状態であることを認識することが可能である。
例えば、異常状態もしくは異常予知状態での発光の色は赤またはアンバーとし、異常状態もしくは異常予知状態を除く正常状態での発光の色は緑または青とすることで、視認者は違和感なく、乗員が安心感を持って正常状態であることを認識することができる。
以上説明した本実施形態において、セグメント表示部3aで表示するデジタル表示による数値情報を整数として説明したが、少数点以下の数値情報を有する実数を表示するデジタル表示装置にも適用して好適である。なお、数値情報が実数の場合には、少数点の形状に対応するドット表示部を追加すればよい。
なお、以上説明した本実施形態において、車両の速度(車速)表示する速度計のデジタル表示装置として説明したが、車両に搭載される燃料タンク内の燃料残量を表示する燃料残量計のデジタル表示装置等の車両の走行状態を表す特性値をデジタル表示するものであればいずれの表示装置であってもよい。
本発明の第1の実施形態の車両用計器の表示装置を示す正面図である。 図1のII−IIからみた車両用計器の表示装置の構成を示す部分的断面図である。 図2に示すセグメント表示部を視認方向からみた部分的正面図である。 図1の車両用計器の表示装置の電気回路構成を示す模式図である。 第2の実施形態に係わるセグメント表示部を視認方向からみた部分的正面図である。 第3の実施形態に係わる車両用計器の表示装置の構成を示す図であって、図6(a)は部分的断面図、図6(b)は図6(a)に示すセグメント表示部を視認方向からみた部分的正面図である。 第4の実施形態に係わる車両用計器の表示装置の構成を示す部分的断面図である。 第5の実施形態に係わる車両用計器の表示装置の構成を示す部分的断面図である。 第6の実施形態に係わる車両用計器の表示装置の構成を示す部分的断面図である。 第7の実施形態に係わる車両用計器の表示装置の構成を示す部分的断面図である。 第8の実施形態の車両用計器の表示装置を示す正面図である。 図11のIX−IXからみた車両用計器の表示装置の構成を示す部分的断面図である。 第9の実施形態に係わる車両用計器の表示装置の構成を示す部分的断面図である。 図13に示す車両用計器の表示装置における表示状態の一実施例を示す正面図である。 第10の実施形態に係わる車両用計器の表示装置の構成を示す部分的断面図である。 第11の実施形態に係わる車両用計器の表示装置の構成を示す部分的断面図である。 図16に示す車両用計器の表示装置における表示状態の一実施例を示す正面図である。 第12の実施形態に係わる車両用計器の表示装置の構成を示す部分的断面図である。 第13の実施形態に係わる車両用計器の表示装置の構成を示す部分的断面図である。 第14の実施形態に係わる車両用計器の表示装置の構成を示す図であって、図20(a)は部分的断面図、図20(b)は図20(a)に示すセグメント表示部を視認方向からみた部分的正面図である。 図20に示す車両用計器の表示装置における表示状態の一実施例を示す図であって、図21(a)は各発光ダイオードの光量(輝度)と車両の速度(車速)との関係を示す特性図、図21(b)、図21(c)、および図21(d)はそれぞれの所定車速での表示状態を示す正面図である。 第15の実施形態に係わる車両用計器の表示装置の構成を示す部分的断面図である。 図22に示す車両用計器の表示装置における表示状態の一実施例を示す斜視図である。 第16の実施形態に係わる車両用計器の表示装置における表示状態の一実施例を示す斜視図である。
符号の説明
1 速度計(車両用計器)
2 文字盤(表示盤)
21 導光部材収容部
3 意匠部
3a セグメント表示部(導光部材31の一部)
3aa 段差
31 導光部材
31a 視認対象面(視認対象の端面)
31b 反対面
32 導光本体部
5 発光ダイオード(光源)
6 プリント基板
14 制御装置(制御手段)

Claims (20)

  1. 車両の走行情報等をデジタル的に表示する表示盤を備えた車両用計器の表示装置において、
    前記表示盤上に互いに区画されるセグメント形状のセグメント表示部を有する複数の導光部材と、
    前記セグメント表示部にそれぞれ独立して光を照射可能な複数の光源とを備えていることを特徴とする車両用計器の表示装置。
  2. 前記導光部材は、前記光源に向けて延在していることを特徴とする請求項1に記載の車両用計器の表示装置。
  3. 前記セグメント表示部は、前記表示盤に段差を形成していることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の車両用計器の表示装置。
  4. 前記光源は、前記セグメント表示部に対応してそれぞれ配置される少なくとも一つの発光ダイオードにより構成されていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の車両用計器の表示装置。
  5. 前記セグメント表示部における視認対象側の端面、前記端面とは反対にある反対面、および内部のうち少なくともいずれか一方に立体効果手段を設けることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の車両用計器の表示装置。
  6. 前記立体効果手段は、前記セグメント表示部から出射される光を拡散させる光拡散部であることを特徴とする請求項5に記載の車両用計器の表示装置。
  7. 前記光拡散部は、前記セグメント表示部の表面に形成された凹凸部であることを特徴とする請求項6に記載の車両用計器の表示装置。
  8. 前記凹凸部は、ダイヤカット、フレネルカット、またはシボ形状に形成されていることを特徴とする請求項7に記載の車両用計器の表示装置。
  9. 前記立体効果手段は、前記段差の周辺をテーパ状またはラウンド状に形成することを特徴とする請求項5に記載の車両用計器の表示装置。
  10. 前記セグメント表示部は、前記段差を構成する輝度差部と、導光本体部とを有しており、
    前記輝度差部は、光を透過可能に色付けされていることを特徴とする請求項9に記載の車両用計器の表示装置。
  11. 前記立体効果手段は、前記反対面の周辺をテーパ状またはラウンド状に形成することを特徴とする請求項5から請求項10のいずれか一項に記載の車両用計器の表示装置。
  12. 前記立体効果手段は、前記内部に、光を透過可能に色付けされた色付導光部材を形成することを特徴とする請求項5から請求項11のいずれか一項に記載の車両用計器の表示装置。
  13. 前記セグメント表示部における視認対象面の直下に前記光源が配置されていることを特徴とする請求項1から請求項12のいずれか一項に記載の車両用計器の表示装置。
  14. 前記セグメント表示部における視認対象面の直下に対してオフセットされて前記光源が配置され、
    前記セグメント表示部の導光経路に設けた反射面により前記光源の光を前記視認対象面に導くことを特徴とする請求項1から請求項12のいずれか一項に記載の車両用計器の表示装置。
  15. 請求項1から請求項14のいずれか一項に記載の複数の光源を選択的に点灯および消灯可能な制御手段を備え、
    前記制御手段は、前記各光源に供給する電流値もしくは前記各光源における電気負荷を制御する制御信号を可変に調整することが可能であることを特徴とする車両用計器の表示装置。
  16. 前記制御手段は、車両の走行状態に応じて前記複数の光源の光量差を形成することを特徴とする請求項15に記載の車両用計器の表示装置。
  17. 請求項1から請求項16のいずれか一項に記載の表示盤とは別に第2の表示盤を備え、
    前記表示盤と前記第2の表示盤との間に、前記表示盤または前記第2の表示盤で表示された情報を虚像にて車両乗員に認識させるハーフミラーを配置し、前記表示盤で表示される情報と前記第2の表示盤で表示される情報とを重ねて表示することを特徴とする車両用計器の表示装置。
  18. 前記第2の表示盤に表示される情報を車両の走行状態に応じてアンビエント表示するアンビエント表示手段を有することを特徴とする請求項17に記載の車両用計器の表示装置。
  19. 前記アンビエント表示手段は、走行状態における異常状態もしくは異常が予知される異常予知状態が発生したとき発光し、
    この発光の色は、前記異常状態もしくは前記異常予知状態が発生していないときの発光の色とは異なるように形成されていることを特徴とする請求項18に記載の車両用計器の表示装置。
  20. 前記異常状態もしくは前記異常予知状態での発光の色は赤またはアンバーとし、前記異常状態もしくは前記異常予知状態を除く正常状態での発光の色は緑または青としたことを特徴とする請求項19に記載の車両用計器の表示装置。
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