JP2005070095A - 自発光装置および自発光式看板 - Google Patents

自発光装置および自発光式看板 Download PDF

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Abstract

【課題】電池交換が不要で、維持管理費の低減を図ることができる自発光装置および自発光式看板を提供する。
【解決手段】充電制御回路13は、太陽電池11の発電により蓄電用コンデンサ12にかかる電圧が蓄電用コンデンサ12の電圧より大きいとき、その発電した電気により蓄電用コンデンサ12を充電する。太陽電池11の発電により蓄電用コンデンサ12にかかる電圧が蓄電用コンデンサ12の電圧より小さいとき、蓄電用コンデンサ12が放電し、その放電した電気を発光回路14に供給する。発光回路14に供給された電気が、発光素子15を点滅させる。電流制限部16は、発光素子15に流れる電流の強さを制限する。電圧制御部17は、発光素子15にかかる電圧を制御する。点滅制御部18は、発光素子15の点滅周期を制御する。点滅した発光素子15が発光板の内部に向けて発光し、その光を光反射部が反射する。
【選択図】図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、自発光装置および自発光式看板に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の太陽電池を用いた自発光装置は、昼間に太陽電池により発電してその電気で蓄電池を充電し、夜間に蓄電池の放電により発光ダイオードなどの発光手段を発光させている(例えば、特許文献1および特許文献2参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開平8−199513
【特許文献2】
特開2001−154617
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の自発光装置は、蓄電池が次第に劣化するため、蓄電池の寿命により耐久年数が限られる。この場合、寿命がきた蓄電池を交換すれば、耐久年数を延ばすことができるが、交換する蓄電池のコストや交換作業のために維持管理費が嵩むという課題があった。
【0005】
本発明は、このような従来の課題に着目してなされたもので、電池交換が不要で、維持管理費の低減を図ることができる自発光装置および自発光式看板を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明に係る自発光装置は、太陽電池とコンデンサと充電制御回路と発光回路とを有し、前記充電制御回路は前記太陽電池と前記コンデンサと前記発光回路とに接続され、前記太陽電池の発電により前記コンデンサにかかる電圧が前記コンデンサの電圧より大きいときその発電した電気により前記コンデンサを充電し、前記太陽電池の発電により前記コンデンサにかかる電圧が前記コンデンサの電圧より小さいとき前記コンデンサが放電し、その放電した電気を前記発光回路に供給するよう構成され、前記発光回路は、電気により発光する発光素子と、前記発光素子に流れる電流の強さを制限する電流制限部と、前記発光素子にかかる電圧を制御する電圧制御部と、前記発光素子の点滅周期を制御する点滅制御部とを有することを、特徴とする。
【0007】
本発明に係る自発光装置では、太陽電池は昼間などの明るいところで発電する。その発電によりコンデンサにかかる電圧がコンデンサの電圧より大きいとき、発電した電気によりコンデンサを充電する。夜間などで暗くなり、太陽電池の発電によりコンデンサにかかる電圧がコンデンサの電圧より小さくなると、コンデンサが放電を始める。その放電した電気は発光回路に供給され、発光素子を点滅させる。
【0008】
このとき、電流制限部は、発光素子に流れる電流の強さを制限する。これにより、発光素子の消費電力が小さくなり、コンデンサの放電による動作可能時間を延ばすことができる。また、電圧制御部は、発光素子にかかる電圧を制御する。これにより、コンデンサの放電電圧にかかわらず、発光素子にかかる電圧を動作可能範囲に制御して、発光素子を点滅させることができる。このため、コンデンサの放電による動作可能時間を延ばすことができる。
【0009】
朝が来て明るくなり、太陽電池の発電によりコンデンサにかかる電圧がコンデンサの電圧より大きくなると、発光素子の点滅を停止し、再びコンデンサを充電し始める。
【0010】
このように、本発明に係る自発光装置は、蓄電池ではなくコンデンサを使用するため、電池交換が不要で、維持管理費の低減を図ることができる。
【0011】
本発明に係る自発光装置では、コンデンサは、大容量の電気二重層コンデンサから成ることが好ましい。また、発光素子は、白熱電球に比べて消費電力が小さく、寿命が長い発光ダイオードから成ることが好ましい。この場合、コンデンサの放電による動作可能時間を延ばすとともに、発光素子の交換回数を減らし、維持管理費の低減を図ることができる。電流制限部は、例えば抵抗により構成することができる。電圧制御部は、例えば複数の抵抗を組み合わせて構成することができる。点滅制御部は、例えば抵抗とコンデンサとを組み合わせて構成することができる。
【0012】
本発明に係る自発光式看板は、本発明に係る自発光装置と発光板と側面反射部材とを有し、前記発光板は1対の透光性の板を貼り合わせて成り、少なくとも一方の板の貼り合わせた面に表示用の光反射部を有し、前記発光素子は前記発光板の内部に向けて発光するよう前記発光板の縁部に設けられ、前記側面反射部材は前記発光板の内部を通った前記発光素子の光を前記発光板の内部に反射するよう前記発光板の縁部に貼り付けられていることを、特徴とする。
【0013】
本発明に係る自発光式看板は、夜間などの暗いところで自発光装置の発光素子が発光板の内部に向けて発光し、その光を光反射部が反射する。このため、光反射部は夜間に光って目立つ。側面反射部材は、発光板の内部を通った発光素子の光を発光板の内部に反射する。これにより、光反射部を効率的に光らせることができる。光反射部は、例えば、発光板の板の表面に溝を彫って溝にレーザーで傷を付け、無色透明または有色透明の塗料を塗布して形成される。また、光反射部は、発光板の板の貼り合わせた面または外面に文字や模様の形状の、無色透明または有色透明の粘着シートを貼り付けて形成されていてもよい。
【0014】
発光板は、アクリル素材から成ることが好ましい。この場合、廃棄後に焼却するとき、ダイオキシンなどの有害物質の発生を抑えることができる。
【0015】
【発明の効果】
本発明によれば、電池交換が不要で、維持管理費の低減を図ることができる自発光装置および自発光式看板を提供することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、図面に基づき、本発明の実施の形態について説明する。
図1は、本発明の実施の形態の自発光装置を示している。
図1に示すように、自発光装置10は、太陽電池11と蓄電用コンデンサ12と充電制御回路13と発光回路14とを有している。蓄電用コンデンサ12、充電制御回路13および発光回路14は、それぞれ太陽電池11に対して並列に接続されている。
【0017】
太陽電池(SOR)11は、シリコン半導体多結晶太陽電池から成る。
蓄電用コンデンサ12は、大容量の2つの電気二重層コンデンサCP1、CP2を直列に接続して成る。蓄電用コンデンサ12は、太陽電池11の発電により充電されるよう構成されている。
【0018】
充電制御回路13は、パワーダイオードPD1と、スイッチングダイオードSWD1およびSWD2と、トランジスタTr3およびTr4と、抵抗R5と、ツェナーダイオードTD1とから成る。パワーダイオードPD1は、蓄電用コンデンサ12に直列に接続され、カソードが太陽電池11の+端子、アノードが蓄電用コンデンサ12に接続されている。
【0019】
スイッチングダイオードSWD1は、カソードが抵抗R5を介してトランジスタTr3のベースに接続され、アノードが太陽電池11の+端子に接続されている。スイッチングダイオードSWD2は、アノードがトランジスタTr3のエミッタに接続され、カソードが太陽電池11の−端子に接続されている。
【0020】
トランジスタTr4は、エミッタが太陽電池11の+端子に接続され、ベースがツェナーダイオードTD1のカソードに接続され、コレクタが太陽電池11の−端子およびツェナーダイオードTD1のアノードに接続されている。
【0021】
充電制御回路13は、太陽電池11の発電により蓄電用コンデンサ12にかかる電圧が蓄電用コンデンサ12の電圧より大きいとき、その発電した電気により蓄電用コンデンサ12を充電し、太陽電池11の発電により蓄電用コンデンサ12にかかる電圧が蓄電用コンデンサ12の電圧より小さいとき、蓄電用コンデンサ12が放電し、その放電した電気を発光回路14に供給するよう構成されている。
【0022】
発光回路14は、6個の発光素子15と電流制限部16と電圧制御部17と点滅制御部18とを有している。各発光素子15は、電気により発光する発光ダイオードLEDから成る。発光ダイオードLEDは、6個が並列に接続され、カソードが太陽電池11の−端子に接続されている。
【0023】
電流制限部16は、抵抗R2から成る。抵抗R2は、蓄電用コンデンサ12に対して並列になるよう、一端がパワーダイオードPD1のカソードに接続されている。電流制限部16は、発光素子15に流れる電流の強さを制限するよう構成されている。
【0024】
電圧制御部17は、抵抗R1,R3およびR4と、トランジスタTr1およびTr2と、コンデンサC2とから成り、電流制限部16に対して直列に接続されている。抵抗R1は、抵抗R2の他端とトランジスタTr1のベースとの間に接続されている。抵抗R3は、トランジスタTr2のベースとトランジスタTr1のコレクタとの間に接続されている。抵抗R4は、トランジスタTr2のエミッタとベースとの間に接続されている。
【0025】
トランジスタTr1は、ベースがトランジスタTr3のコレクタに接続され、エミッタが太陽電池11の−端子に接続されている。トランジスタTr2は、エミッタが抵抗R2の他端に接続され、コレクタが発光ダイオードLEDのアノードに接続されている。コンデンサC2は、抵抗R2の他端と太陽電池11の−端子との間に接続されている。電圧制御部17は、発光素子15にかかる電圧を制御するよう構成されている。
【0026】
点滅制御部18は、コンデンサC1と抵抗R6とから成り、コンデンサC1および抵抗R6を直列に接続して成る。点滅制御部18は、コンデンサC1側が発光ダイオードLEDのアノードに接続され、抵抗R6側がトランジスタTr1のベースに接続されている。点滅制御部18は、発光素子15の点滅周期を制御するよう構成されている。
【0027】
なお、自発光装置10の具体的な一例では、太陽電池11は、最適動作電圧60V、最適動作電流60mAである。電気二重層コンデンサCP1,CP2は、それぞれ静電容量50F、最大使用電圧2.5Vである。ツェナーダイオードTD1は、ツェナー電圧が5.6Vである。抵抗R1は470KΩ、抵抗R2は100Ω、抵抗R3は1KΩ、抵抗R4は10KΩ、抵抗R5は100KΩ、抵抗R6は100Ωである。コンデンサC1は、静電容量10μF、最大使用電圧3.3V、コンデンサC2は、静電容量1000μF、最大使用電圧3.3Vである。
【0028】
図2および図3は、図1に示す自発光装置10を利用した自発光式看板20を示している。
図2および図3に示すように、自発光式看板20は、自発光装置10と発光板21と側面反射部材22と表面反射部材23と側面反射板24と保護カバー25とマグネットシート26とを有している。
【0029】
発光板21は、1対の透明なアクリル板21a,21bを貼り合わせて成る。各アクリル板21a,21bは、互いに同じ形状であり、長方形の板の四隅を斜めに切り取って成っている。各アクリル板21a,21bは、市販の接着剤により貼り合わせられている。発光板21は、一方のアクリル板21aの貼り合わせた面に、表示用の光反射部(図示せず)を有している。光反射部は、発光させる部分に沿ってアクリル板21aの表面に溝を彫って溝にレーザーで傷を付け、無色透明または有色透明の塗料を塗布して形成されている。また、発光板21は、幅方向に沿った一方の縁部21cに、自発光装置10の発光素子15を挿入可能な切欠部27を6つ有している。
【0030】
自発光装置10は6個の発光素子15を有し、各発光素子15は6つの切欠部27にそれぞれ挿入されている。各発光素子15は、発光板21の内部に向けて発光するよう設けられている。
図3に示すように、側面反射部材22は、反射テープから成り、発光板21の縁部に沿った側面に貼り付けられている。側面反射部材22は、発光板21の内部を通った発光素子15の光を、発光板21の内部に反射するよう貼り付けられている。
【0031】
図2に示すように、表面反射部材23は、反射テープから成り、発光板21の幅方向に沿った両縁部21c,21dの表面に貼り付けられている。表面反射部材23は、切欠部27を有する縁部21cでは、切欠部27を発光板21の表面側から覆うように貼り付けられている。
側面反射板24は、白色の細長い板から成り、切欠部27を有する縁部21cの側面に設けられている。側面反射板24は、切欠部27を発光板21の側面側から覆うよう設けられている。
【0032】
図2および図3に示すように、保護カバー25は、透明な材質から成り、発光板21の幅方向に沿った両縁部21c,21dを挿入して取り付けられている。図3に示すように、マグネットシート26は、発光板21を鉄製の支柱などに取付可能に、発光板21の背面に貼り付けられている。
【0033】
なお、自発光式看板20の具体的な一例で、各アクリル板21a,21bは、長さ1m、幅18cm、厚さ3mmである。各切欠部27は、幅5mm、深さ5mmで、互いの間隔が2cmである。保護カバー25は、外形が長さ18.4cm、幅5cm、厚さ1cmである。マグネットシート26は、厚さが2mmである。
【0034】
次に、自発光装置10および自発光式看板20の作用について説明する。
自発光装置10では、太陽電池11は昼間などの明るいところで発電する。その発電により蓄電用コンデンサ12にかかる電圧が蓄電用コンデンサ12の電圧より大きいとき、発電による電気が蓄電用コンデンサ12に流れて電荷が蓄えられる。蓄電用コンデンサ12の電圧が太陽電池11の発電により蓄電用コンデンサ12にかかる電圧と等しくなるまで、発電した電気により蓄電用コンデンサ12を充電する。
【0035】
充電が終わると、ツェナーダイオードTD1にツェナー電圧より高い電圧がかかっているため、トランジスタTr4を通って電気が流れる。これにより、太陽電池11の発電による電気は、蓄電用コンデンサ12および発光回路14には流れない。このため、昼間などの明るいところでは、自発光式看板20の光反射部は発光しない。自発光装置10は、晴天の場合、30分程度で満充電とすることができる。また、雨天時でも充電可能である。
【0036】
夜間などで暗くなり、太陽電池11の発電により蓄電用コンデンサ12にかかる電圧が蓄電用コンデンサ12の電圧より小さくなると、蓄電用コンデンサ12が放電を始める。その放電による電気は、パワーダイオードPD1により太陽電池11には流れず、発光回路14に供給され、発光素子15を点滅させる。
【0037】
このとき、電流制限部16は、抵抗R2により、発光素子15に流れる電流の強さを制限する。これにより、発光素子15の消費電力が小さくなり、蓄電用コンデンサ12の放電による動作可能時間を延ばすことができる。例えば、発光素子15に流れる電流の強さは、4mAに制限される。なお、抵抗R2がない場合、動作可能時間は5分の1程度に短縮される。
【0038】
電圧制御部17は、抵抗R3およびR4でバランスをとることにより、発光素子15にかかる電圧を制御する。これにより、蓄電用コンデンサ12の放電電圧にかかわらず、発光素子15にかかる電圧を動作可能範囲に制御して、発光素子15を点滅させることができる。このため、蓄電用コンデンサ12の放電による動作可能時間を延ばすことができる。例えば、蓄電用コンデンサ12の放電電圧が1.5〜6Vの範囲のとき、発光素子15の点滅が可能である。なお、抵抗R3およびR4がない場合、発光素子15が点滅するのは、放電電圧が2〜2.5Vの範囲のときに制限される。
【0039】
点滅制御部18は、コンデンサC1が放電電圧まで充電し、放電電圧になると発光素子15を通して電気を放電する。点滅制御部18は、コンデンサC1がこの動作を繰り返すことにより、発光素子15を点滅させることができる。点滅制御部18は、コンデンサC1および抵抗R6により充電時間を調整し、点滅周期を制御することができる。
【0040】
こうして、夜間などの暗いところで自発光装置10の発光素子15が点滅する。このとき、自発光式看板20では、点滅した発光素子15が発光板21の内部に向けて発光し、その光を光反射部が反射する。このため、光反射部は夜間に光って目立つ。従来の工事看板などは、夜間暗くなると見えにくいため、歩行者や車両運転者に認識されにくく、危険個所であることがわかりにくかった。しかしながら、自発光式看板20は、光反射部が夜間に光って目立つため、歩行者や車両運転者に認識されやすい。
【0041】
自発光式看板20は、側面反射部材22が発光板21の内部を通った発光素子15の光を発光板21の内部に反射する。これにより、光反射部を効率的に光らせることができる。また、アクリル板21a,21bの4つの角を斜めに切り取っているため、この位置で側面反射部材22により反射された光が、光反射部に集中しやすい。このため、光反射部をさらに効率的に光らせることができる。
【0042】
自発光式看板20は、表面反射部材23および側面反射板24が、発光素子15の光を切欠部27の発光板21の表面側および側面側からもらさず、発光板21の内部に反射する。これにより、光反射部を効率的に光らせることができる。
【0043】
朝が来て明るくなり、太陽電池11の発電により蓄電用コンデンサ12にかかる電圧が蓄電用コンデンサ12の電圧より大きくなると、再び発電による電気が蓄電用コンデンサ12に流れ、蓄電用コンデンサ12を充電し始める。これにより、発光回路14に電気が流れなくなるため、発光素子15の点滅を停止する。このため、自発光式看板20の光反射部が光らなくなる。
【0044】
このように、自発光装置10は、蓄電池ではなく蓄電用コンデンサ12を使用するため、電池交換が不要で、維持管理費の低減を図ることができる。
【0045】
自発光装置10では、蓄電用コンデンサ12は、大容量の電気二重層コンデンサから成り、発光素子15は、白熱電球に比べて消費電力が小さく、寿命が長い発光ダイオードから成る。このため、蓄電用コンデンサ12の放電による動作可能時間を延ばすとともに、発光素子15の交換回数を減らし、維持管理費の低減を図ることができる。
【0046】
また、自発光式看板20は、発光板21がアクリル板21a,21bから成っているため、廃棄後に焼却するとき、ダイオキシンなどの有害物質の発生を抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の自発光装置を示す回路図である。
【図2】本発明の実施の形態の自発光式看板の(A)正面図、(B)発光素子周辺の拡大正面図である。
【図3】図2に示す自発光式看板の(A)平面図、(B)発光素子周辺の拡大平面図である。
【符号の説明】
10 自発光装置
11 太陽電池
12 蓄電用コンデンサ
13 充電制御回路
14 発光回路
15 発光素子
16 電流制限部
17 電圧制御部
18 点滅制御部
20 自発光式看板
21 発光板
21a,21b アクリル板
22 側面反射部材
23 表面反射部材
24 側面反射板
25 保護カバー
26 マグネットシート
27 切欠部

Claims (2)

  1. 太陽電池とコンデンサと充電制御回路と発光回路とを有し、
    前記充電制御回路は前記太陽電池と前記コンデンサと前記発光回路とに接続され、前記太陽電池の発電により前記コンデンサにかかる電圧が前記コンデンサの電圧より大きいときその発電した電気により前記コンデンサを充電し、前記太陽電池の発電により前記コンデンサにかかる電圧が前記コンデンサの電圧より小さいとき前記コンデンサが放電し、その放電した電気を前記発光回路に供給するよう構成され、
    前記発光回路は、電気により発光する発光素子と、前記発光素子に流れる電流の強さを制限する電流制限部と、前記発光素子にかかる電圧を制御する電圧制御部と、前記発光素子の点滅周期を制御する点滅制御部とを有することを、
    特徴とする自発光装置。
  2. 請求項1記載の自発光装置と発光板と側面反射部材とを有し、
    前記発光板は1対の透光性の板を貼り合わせて成り、少なくとも一方の板の貼り合わせた面に表示用の光反射部を有し、
    前記発光素子は前記発光板の内部に向けて発光するよう前記発光板の縁部に設けられ、
    前記側面反射部材は前記発光板の内部を通った前記発光素子の光を前記発光板の内部に反射するよう前記発光板の縁部に貼り付けられていることを、
    特徴とする自発光式看板。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100977247B1 (ko) * 2008-09-08 2010-08-23 차상환 택시의 빈차등회로

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