JP2005069513A - 調湿型保存庫 - Google Patents

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Abstract

【課題】庫内を所定温度とし、かつ湿度を調整可能とした、消費エネルギーの少ない調湿型保存庫を提供すること。
【解決手段】氷点温度保存庫(14)の内部に、多量の氷(60)及び水(62)を投入し、調湿保存庫(26)の中に貯蔵すべき物品(29)を収納して、開閉扉(24)及び開閉扉(12)を閉める。調湿保存庫(26)は、氷点温度保存庫(14)の庫内の空気で冷却され、物品は略0℃で保存される。また、調湿保存庫(26)の内部の湿度は、調湿ユニット(32)にて調整可能となっている。
【選択図】図1

Description

本発明は、調湿型保存庫にかかり、特に、庫内を所定の温度で、かつ湿度を調整可能とした調湿型長期保存庫に関する。
従来の調湿型長期保存庫には低温低湿で物品を貯蔵する装置がある(例えば、特許文献1及び特許文献2)。また、キャビネット内を除湿または加湿処理可能とした中湿庫がある。
更に除湿器に電気分解を利用した方法がある(例えば特許文献3)。
特開平5−196338号公報 実公平7−01403号公報 特開昭62−277126号公報
しかしながら、特開平5−196338号公報や特開昭62−277126号公報に開示の装置では、物品を高湿度状態で保管することができない。
実公平7−010403号公報に開示の装置では、0℃付近で物品を保管することができない。
このように、従来では、物品を0℃付近で、かつ低湿から高湿までの所望の湿度下で保管することが出来なかった。
また、冷却するためには多大なエネルギーを消費する冷却装置が必要であった。
さらに、これらの装置では、高温(室温よりも高い温度)で、かつ低湿から高湿までの所望の湿度下で保管することも出来ない。
本発明は上記事実を考慮し、物品を所定の温度で、かつ低湿から高湿までの所望の湿度下で保管することが可能な調湿型長期保存庫を提供することが目的である。
本発明の課題は下記の手段により達成された。
請求項1に記載の調湿型保存庫は、冷却媒体を貯留可能な第1の収納部と、前記第1の収納部内に設けられ、物品を収納可能とすると共に、前記冷却媒体の温度を内部に伝達可能とする第2の収納部と、前記第2の収納部内の湿度を調整する湿度調整手段と、を有することを特徴としている。
請求項2に記載の調湿型長期保存庫は、内部を加熱するヒータを有する第1の収納部と、前記第1の収納部内に設けられ、物品を収納可能とすると共に、前記ヒータによる熱を内部に伝達可能とする第2の収納部と、前記第2の収納部内の湿度を調整する湿度調整手段と、を有することを特徴としている。
請求項1に記載の調湿型長期保存庫は上記の構成としたので、第2の収納部内を低温かつ所望の湿度に設定でき、写真をはじめとする文化財的価値物体を長期に渡って劣化させずに保存することができる、という優れた効果を有する。また、冷却に電力を用いないので、省エネ、省資源を達成することができる、という優れた効果を有する。
また、請求項2に記載の調湿型長期保存庫は上記の構成としたので、第2の収納部内を高温かつ所望の湿度に設定して物品を保存することができる、という優れた効果を有する。
[第1の実施形態]
以下、図面を参照して本発明の第1の実施形態を図1乃至3にしたがって説明する。なお図面中同符号は同じものを示す。
本実施形態の保存庫の断面図である図1及びその正面図である図2に示すように、本実施形態の低温調湿型長期保存庫10は、開閉扉12の取り付けられた箱状の断熱保存庫14を備えている。
断熱保存庫14の壁面及び開閉扉12の内部には、グラスウール、発泡樹脂等の断熱材が設けられている。
断熱保存庫14は、防水構造となっており、内部には、冷却媒体としての氷60及び水62を貯留することができる。
断熱保存庫14には、氷60の有無を検出する氷有無確認センサ16が設けられている。
氷有無確認センサ16は、圧力センサ18と、圧力センサ18を上下に移動するアクチュエータ20を備えている。
この第1の実施形態の調湿型長期保存庫では、第1の収納部に低温の冷却媒体を貯留する。
冷却保管したい物品は、第2の収納部に保管する。
第2の収納部は冷却媒体の温度を内部に伝達するので、第2の収納部の内部は低温となり、低温下で物品を保管することができる。
また、湿度調整手段にて第2の収納部内の湿度を調整することができるので、低温かつ所望の湿度で、物品を保管することができる。
なお、第2の収納部は、例えば、ステンレススチール、アルミニウム等の金属、ポリスチレン、ポリカーボネート等の合成樹脂で形成することができるが、これら以外の材料で形成しても良い。
冷却媒体としては、0℃付近で凝固点をもつ固液共存媒体が好ましい。
ここで、この調湿型長期保存庫において、冷却媒体は、少なくとも氷を含んでいても良い。また、冷却媒体は、氷の他に水を含んでいても良い。
これにより、第2の収納部内の物品を0℃または0℃付近の低温で保管することができる。
冷却媒体として氷及び水を用いることで、ランニングコストを低く抑えることができる、という優れた効果がある。
この調湿型長期保存庫において、第1の収納部は、空気を循環させる循環手段を有していても良い。
循環手段が第1の収納部の中の空気を循環させ、第1の収納部の内部の温度ムラを防止することができ、これにより、第1の収納部の中に設けた第2の収納部を均一に冷却することができる。したがって、第2の収納部内の物品を均一に冷却することができる、という優れた効果がある。
さらに、この調湿型長期保存庫において、第1の収納部内の氷の有無を検出する氷検出手段を設けても良い。これにより、氷検出手段によって第1の収納部内の氷の有無を検出することができる。
このため、目視せずに、第1の収納部内の氷の有無を把握することができる、という優れた効果がある。
なお、氷検出手段によって第1の収納部内に氷が無いと検出された場合に、ランプを点灯させたり、ブザーを鳴らす等しても良く、さらに、製氷装置を設けた場合には、製氷装置で製造した氷を自動で第1の収納部内に供給するようにしても良い。
さらに、この調湿型長期保存庫において、氷を製造する製氷装置を第1の収納部に連結しても良い。
氷を製造する製氷装置を第1の収納部に連結することで、第1の収納部内の氷が不足した場合等に、第1の収納部に氷を素早く供給することができる、という優れた効果を有する。
これら圧力センサ18及びアクチュエータ20は、図3に示すように、制御装置22に接続されている。
なお、圧力センサ18は、例えば、圧力が変化すると電気抵抗が変化するものである。
制御装置22は、定期的にアクチュエータ20を制御して圧力センサ18を氷水内で上下に移動させる。
氷が多量に存在する場合には、動かした圧力センサ18に氷がぶつかるため、圧力変化(電気抵抗の変化に変換)が大きいが、氷が無くなった場合には、氷がぶつからないため圧力変化(電気抵抗の変化に変換)が生じない。
したがって、制御装置22は、圧力センサ18の電気抵抗の変化を見ることで氷の有無を判断することができる。
図1及び図2に示すように、断熱保存庫14の内部には、開閉扉24の取り付けられた箱状の調湿保存庫26が設けられている。
この調湿保存庫26も防水構造となっており、開閉扉24を閉めることにより内部を密閉することができる。
なお、調湿保存庫26は、断熱保存庫14の内壁面からスペーサー28で離されている。
調湿保存庫26の壁面及び開閉扉24は、例えば、ステンレススチール、アルミニウム等の金属、ポリスチレン、ポリカーボネート等の合成樹脂で形成されている。
開閉扉12及び開閉扉24を開けることにより、調湿保存庫26の内部に物品29を収納することができる。
本実施形態の低温調湿型長期保存庫の電気系のブロック図を図3に示す。
断熱保存庫14の内壁面には、内部の空気を循環するためのファン30が取り付けられている。なお、図3に示すようにファン30は制御装置22に接続されて制御されている。
次に、調湿保存庫26の側壁面には、乾燥ユニット32A及び加湿ユニット32Bが取り付けられており、上壁面内側には湿度センサ34(図3参照)が取り付けられている。
先ず最初に、乾燥ユニット32Aの構造を図4に要部を断面図で示す。
図4において、1は容器、2は容器1の中に存在する水分を含む気体、3は気体2の中の水分を示す水の分子、4は気体2と接触する多孔性電極、5は多孔性電極4に接合されたプロトン導電性固体で、導電率の高いH3MO12PO40・29H2O又は、H312PO40・29H2O等が使用される。6はプロトン導電性固体5と接合し容器1の外の空間と接触する多孔性電極で、多孔性電極4、プロトン導電性固体5、多孔性電極6は圧着又は蒸着等の方法で積層一体に形成され電気化学的セル7を構成している。16は酸素を示す。8はセル7を容器1と絶縁する絶縁物で、絶縁物8と容器1は固着されている。9は多孔性電極4を正、多孔性電極6を負とする電圧を印加する直流電流である。
次に動作について説明する。容器1の中の気体2に含まれる水分3は、直流電源9により電圧が印加され正に帯電している多孔性電極4とプロトン導電性固体5との界面で次の反応を生じる。
2O → 2H+ + 1/2O2 + 2e-
この反応により気体2に含まれる水分3は分解された水素イオン(以下プロトンと称す)11はプロトン導電性固体5の中を、負に帯電している多孔性電極6に向かって矢印A方向に移動する。多孔性電極6に到達したプロトン11は多孔性電極6とプロトン導電性固体5との界面で酸素15と反応する。
2H+ + 1/2O2 + 2e- → 2H2
この反応によりプロトン11から水を生成し、多孔性電極6に接触する空間に放出される。これにより容器1の中の気体2に含まれる水分は除去されることになる。
この実施例では多孔性電極4、プロトン導電性固体5、多孔性電極6の順に積層一体に形成されているが、プロトン導電性固体5に多孔性電極4と6が接合し、所定の電圧が印加されていればどんな形状でも容器1の気体2に含まれる水分3を除去する動作を行なうことができる。またプロトン導電性固体5は実施例に記載された組成物(H3MO12PO40・29H2O H312PO40・29H2O)以外のものでも同様な効果を奏する。
次に、加湿ユニット32Bの構造を図5に断面図で示す。
図5においては、図4で示した容器1と同じだが、電極が逆についた構造をしている。この構造により容器1内に水分を導入つまり加湿することができる。
次に製氷について説明すると、図2に示すように、本実施形態の低温調湿型長期保存庫10の側方には、製氷機53が設けられている。
製氷機53で作られた氷60は、断熱保存庫14の壁面に形成された孔54を介して断熱保存庫14の内部に投入可能となっている。
なお、製氷機53は、制御装置22(図3参照)に連結されており、制御装置22は、断熱保存庫14の氷60が無いと判断したときに、製氷機53を制御して氷60を断熱保存庫14の内部へ自動的に投入させることができる。
なお、本実施形態では、氷を自動的に投入したいがために低温調湿型長期保存庫10の側方に製氷機53を設けているが、手作業で氷を投入することもできるので、必ずしも低温調湿型長期保存庫10の側方に製氷機53が設けられていなくても良い。
また、本実施形態の低温調湿型長期保存庫10には、図3に示すように、太陽電池56、蓄電池58、及び充電回路59が設けられている。
なお、通常は、アクチュエータ20、制御装置22、ファン30、電気ヒータ44、及び製氷機53は、外部電源(家庭用100V等)により電力の供給を受けて作動するが、太陽電池56で発電された電力、蓄電池58に貯められた電力を用いることもできる。
このため、停電等の場合であっても、ある程度の時間は各部を作動させることができる。
また、断熱保存庫14の内部には、水位センサ64が設けられており、開閉扉12を開けたときに水62が溢れないように、水位があるレベルを超えないように氷60の投入を停止するようになっている。
また、制御装置22には、図3に示すように、調湿保存庫26の庫内の湿度を設定する湿度調節器66が接続されている。
次に、本実施形態の低温調湿型長期保存庫10の作用を説明する。
先ず、断熱保存庫14の内部に、多量の氷60及び水62を投入する。
次に、開閉扉24を開けて調湿保存庫26の中に貯蔵すべき物品29を収納し、開閉扉24及び開閉扉12を閉める。
なお、開閉扉12が閉められると、一定時間毎一定時間だけ、または連続的にファン30が作動し、断熱保存庫14の内部の空気が撹拌される。
断熱保存庫14の内部には、多量の氷60が貯留されているので、断熱保存庫14の庫内温度は0℃に近づく。
調湿保存庫26の壁面及び開閉扉24は、断熱保存庫14の庫内の空気で冷却され、しばらくすると調湿保存庫26の庫内温度が低下し、物品29を低温(例えば、10℃以下、ほぼ0℃となる場合もある)で保存することができる。
なお、時間がたつと、氷60が溶けて無くなる場合がある。
本実施形態では、氷有無確認センサ16が一定時間毎に作動し、氷60の有無を確認する。
制御装置22が氷は無いと判断すると、製氷機53を制御して一定量の氷60を断熱保存庫14の内部へ投入させる。
なお、氷60と水62の割合(重量比)は、例えば、1:99〜99:1の範囲内であり、少なくとも氷60が存在し、水62の温度が0℃付近であることが好ましいのは勿論である。
また、長期に渡って調湿保存庫26の庫内温度を低温に保つためには、氷60の割合が多い方が良いのは勿論である。
ここで、調湿保存庫26の内部の湿度は、湿度センサ34で検出されており、予め設定した値よりも湿度が低くい場合には庫内を加湿し、予め設定した値よりも湿度が高い場合には庫内を乾燥する。
なお、調湿保存庫26の庫内の湿度は、湿度調節器66によって設定される。
次に、加湿ユニット32Bの作用を説明する。
調湿保存庫26の内部の湿度が予め設定した値よりも低い場合には、制御装置22は、加湿ユニット32Bの電源9を入力する。
これにより、図5に示すように、水分が調湿保存庫26の内部に排出され、調湿保存庫26の内部が加湿される。
次に、乾燥ユニット32Aの作用を説明する。
図5に電源(9)を入力することで調湿保存庫26の内部の湿気を吸収し、庫内の湿度を低下させる。
このように乾燥ユニット32Aと加湿ユニット32Bを用いることにより、調湿保存庫26の庫内の湿度を一定(例えば、相対湿度20〜80%の範囲内の任意の湿度で)に保つことができる。
したがって、本実施形態の低温調湿型長期保存庫10では、調湿保存庫26の内部を低温で、かつ所定の湿度に保つことができるので、物品29を長期に渡って劣化させずに保管することができる。
また、本実施形態の低温調湿型長期保存庫10では、冷却に氷60及び水62を用いているので、エネルギーの消費が少なくて済む。
さらに、太陽電池56及び蓄電池58を備えているので、光がある場合には更に省エネとなり、また、停電時等でもある程度の時間は各部を作動させることができる。
また、冷却に氷60及び水62を用いているので、調湿保存庫26の庫内温度がマイナスになることは無く、物品29を凍結させて損傷させることが無い。
この調湿保存庫26に保管する物品29としては、例えば、写真、フィルム等をはじめとする文化財的価値物体、生物標本、食料品等を上げることができるが、何でも構わない。
[第2の実施形態]
この実施の形態の調湿型保存庫では、保管したい物品は、第2の収納部に保管する。
第2の収納部はヒータの熱を内部に伝達するので、第2の収納部の内部が設置環境よりも高温となり、高温下で物品を保管することができる。
また、湿度調整手段にて第2の収納部内の湿度を調整することができるので、高温かつ所望の湿度で、物品を保管することができる。
以下、本発明の第2の実施形態を図6及び図7にしたがって説明する。なお、第1の実施形態と同一構成には同一符号を付し、その説明は省略する。
図6には、本実施形態に係る高温調湿型長期保存庫68が断面図にて示されている。
この高温調湿型長期保存庫68は、第1の実施形態の低温調湿型長期保存庫10とは断熱保存庫14の構造が異なっている。
本実施形態では、断熱保存庫14の内部に、庫内の空気を加熱するための電気ヒータ70がファン30の前に設けられており、氷有無確認センサ16、及び水位センサ64は設けられていない。また、断熱保存庫14の内部には、断熱保存庫14の庫内の温度を検出するための温度センサ72が設けられている。
図7に示すように、温度センサ72、電気ヒータ70、断熱保存庫14の内部温度の設定を行う温度設定装置74が制御装置22に接続されている。
なお、その他の構造は第1の実施形態と同様の構造である。
次に、本実施形態の高温調湿型長期保存庫68の作用を図6及び図7に従って説明する。
先ず、開閉扉24を開けて調湿保存庫26の中に貯蔵すべき物品29を収納し、開閉扉24及び開閉扉12を閉める。
次に、図7に示すように温度設定装置74を用いて、断熱保存庫14の内部温度の設定を行う。
制御装置22は、温度設定装置74で設定された庫内温度となるように、電気ヒータ70の通電をコントロールする。
なお、電気ヒータ70の通電時には、一定時間毎一定時間だけ、または連続的にファン30が作動し、断熱保存庫14の内部の空気が撹拌される。
調湿保存庫26の壁面及び開閉扉24は、断熱保存庫14の庫内の空気で加熱され、しばらくすると調湿保存庫26の庫内温度が設定された温度まで上昇し、物品29を高温下で保存することができる。
なお、調湿保存庫26の内部の湿度は、第1の実施形態と同様に、乾燥ユニット32Aと加湿ユニット32Bを用いることにより、一定に保たれる。
したがって、本実施形態の高温調湿型長期保存庫68では、調湿保存庫26の内部を所定の温度(高温)で、かつ所定の湿度に保つことができ、例えば、物品29の加速試験を容易に行うことができる。
なお、本実施形態では、温度センサ72を断熱保存庫14の内部に設けたが、調湿保存庫26の内部に設けても良い。これにより、調湿保存庫26内の温度をより精密に設定可能となる。
本実施形態の低温調湿型長期保存庫の断面図である。 本実施形態の低温調湿型長期保存庫の正面図である。 本実施形態の低温調湿型長期保存庫の電気系のブロック図である。 乾燥ユニットの要部の断面図である。 加湿ユニットの要部の断面図である。 本実施形態の高温調湿型長期保存庫の断面図である。 本実施形態の高温調湿型長期保存庫の電気系のブロック図である。
符号の説明
10 低温調湿型長期保存庫(調湿型長期保存庫)
14 断熱保存庫(第1の収納部)
16 氷有無確認センサ(氷検出手段)
26 調湿保存庫(第2の収納部)
30 ファン(循環手段)
32A 乾燥ユニット(湿度調整手段)
32B 加湿ユニット(湿度調整手段)
53 製氷機(製氷装置)
60 氷(冷却媒体)
68 高温調湿型長期保存庫(調湿型長期保存庫)
70 電気ヒータ(ヒータ)

Claims (2)

  1. 冷却媒体を貯留可能な第1の収納部と、
    前記第1の収納部内に設けられ、物品を収納可能とすると共に、前記冷却媒体の温度を内部に伝達可能とする第2の収納部と、
    前記第2の収納部内の湿度を調整する湿度調整手段と、
    を有することを特徴とする調湿型保存庫。
  2. 内部を加熱するヒータを有する第1の収納部と、
    前記第1の収納部内に設けられ、物品を収納可能とすると共に、前記ヒータによる熱を内部に伝達可能とする第2の収納部と、
    前記第2の収納部内の湿度を調整する湿度調整手段と、を有することを特徴とする調湿型保存庫。
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