JP2005069297A - 流体アクチュエータ用制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 流体アクチュエータ用制御装置の小型化及び軽量化を実現することができ、その取り扱い性を向上させることができる。
【解決手段】流体アクチュエータ用制御装置10は、直方体状のベース11と、第1の切換電磁弁としての開閉切換電磁弁12と、第2の切換電磁弁としての速度切換電磁弁13とを備えている。開閉切換電磁弁12及び速度切換電磁弁13は、ベース11の上面11aに並設されるとともに、それらが一体的に組み付けられている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、エアシリンダ等の流体アクチュエータの駆動制御に用いられる流体アクチュエータ用制御装置に関するものである。
従来、バスや鉄道等の車両では、自動扉が開閉する際の衝撃を緩和するため、開閉動作の終端部でクッション性を持たせるようにエアシリンダの駆動制御が行われている。このような自動扉の開閉動作を行うために、クッション機構を備えた流体アクチュエータ用制御装置が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
特許文献1に記載の発明では、流体アクチュエータ用制御装置は、エア供給路とエア排出路との接続を選択的に切換える第1の切換電磁弁を2個備え、クッション作動時と、クッション作動時以外のピストンの速度を調節する第1及び第2の速度調節弁をそれぞれ2個ずつ備え、前記両速度調節弁を交互に切換える第2の切換電磁弁を1個備えている。従って、流体アクチュエータ用制御装置は、3個の切換電磁弁と4個の絞り弁とからなるクッション機構によりエアシリンダの駆動制御を行っている。
特開平8−25977号公報
しかしながら、上記構成によると、切換電磁弁や速度調整弁等、流体アクチュエータ用制御装置を構成する機器の数が多いことから、全体として大型化し、取り扱い性が良くないという問題があった。そのため、車両の自動扉付近の限られた空間では、同装置を設置するためのスペースを十分に確保することができず、作業者にとって、取付け作業がしにくくなっていた。
本発明は、こうした実情に鑑みてなされたものであって、その目的は、小型化及び軽量化を実現することができ、取り扱い性を向上させることができる流体アクチュエータ用制御装置を提供することにある。
上記課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、流体圧によって往復移動可能な移動体を有する流体アクチュエータに設けられたポートに対し、圧力供給源からの流体が供給される流体供給路と、流体アクチュエータからの流体が排出される流体排出路との接続を選択的に切換える第1の切換電磁弁と、前記流体排出路上に設けられ、前記移動体がストロークエンド付近以外に位置するときに前記移動体の速度を調節する第1の速度調節弁と、前記流体排出路上に設けられ、前記移動体がストロークエンド付近に位置するときに前記移動体の速度を調節する第2の速度調節弁と、前記第1の速度調節弁及び前記第2速度調節弁のうちいずれか一方に選択的に切換える第2の切換電磁弁とを備えたことをその要旨とする。
この構成にすれば、流体アクチュエータ用制御装置は、同装置を構成する切換電磁弁や速度調整弁等の機器の数を減らすことができ、全体として小型化及び軽量化を図ることができる。よって、流体アクチュエータ用制御装置の設置スペースが確保し易くなり、作業者にとって、同装置の取付け、又は取り外し等の作業が容易になる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記流体供給路上に設けられ、前記流体アクチュエータ内の流体圧に応じて前記圧力供給源から供給される流体の流量を制限する流量制御弁を備えたことをその要旨とする。
この構成にすれば、流体アクチュエータ内の流体圧に応じて、圧力供給源から供給される流体の流量が制限されることから、同流体アクチュエータ内における流体圧の急激な上昇を防止することができる。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の発明において、前記第2の切換電磁弁は、前記流体供給路を備えたベースに対し着脱離可能となっていることをその要旨とする。
この構成にすれば、既存の機器に対し、大幅な設計変更をすることなく、第2の電磁弁を容易に装着したり、取り外したりすることが可能となる。よって、流体アクチュエータ用制御装置は、その汎用性が高くなるとともに、仕様変更にも容易に対応することが可能となる。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の発明において、前記第1の切換電磁弁に設けられ、前記流体アクチュエータに対し流体の供給又は排出がなされる出力ポートと、前記第1の速度調節弁と、前記第2の速度調節弁とが同一方向に向けて配置されていることをその要旨とする。
この構成にすれば、第1の電磁弁に設けられた出力ポートと、第1及び第2速度調節弁とが同一方向に向けて配置されているため、流体アクチュエータ用制御装置を設置した場合に生じるデッドスペースを小さく抑えることができる。よって、流体アクチュエータ用制御装置の設置スペースがより一層確保し易くなり、作業者にとって、同装置の取付け、調整、取り外し等の作業がより一層容易になる。
本発明によれば、小型化及び軽量化を実現することができ、取り扱い性を向上させることができる。
以下、本発明を、バス等の車両の自動扉を作動制御する流体アクチュエータ用制御装置に具体化した一実施形態を図面に従って説明する。
図1、図2、図9に示すように、流体アクチュエータ用制御装置10は、直方体状のベース11と、第1の切換電磁弁としての開閉切換電磁弁12と、第2の切換電磁弁としての速度切換電磁弁13とを備えている。開閉切換電磁弁12及び速度切換電磁弁13は、ベース11の上面11aに並設されるとともに、それらが一体的に組み付けられている。
図4、図9に示すように、ベース11には、流体供給ポート14及び流体供給路としてのエア供給路16が形成されている。ベース11内では、流体供給ポート14に導入されたエアタンク1からの圧縮エアが、エア供給路16を介して開閉切換電磁弁12に供給される。エア供給路16上には、同エア供給路16を開閉する流量制御弁としての飛出防止切換弁18が配設されている。
飛出防止切換弁18には、エア供給路16と比べ有効断面積の小さい流路20が形成されている。飛出防止切換弁18は、ベース11の側面に突設された筒体22内の調圧スプリング23により、エア供給路16を閉じる方向(図4に示すA方向)に常時付勢されている。図5(a)に示すように、調圧スプリング23により付勢された飛出防止切換弁18は、流体アクチュエータとしてのエアシリンダ2内のエア圧が所定値よりも低いとき、エア供給路16を閉じるとともに、その有効断面積を小さくすることでエアの流量を制限している。一方、図5(b)に示すように、飛出防止切換弁18は、エアシリンダ2内のエア圧が所定値以上であるとき、調圧スプリング23の付勢力に抗してエア供給路16を開放する。
ベース11内には、エア供給路16から分岐したバイパス流路25が形成されている。バイパス流路25上にはチェック弁26が配設されており、チェック弁26は、チェック弁カバー28に保持されたチェック弁スプリング29によってバイパス流路25を閉じる方向(図4に示すB方向)に常時付勢されている。チェック弁26は、流体供給ポート14よりも上流側に配設された残圧排気弁3を操作することにより開閉する。残圧排気弁3は、車室内に設けられており、例えば、非常時やメインテナンス時に、自動扉を手動で開閉する際に操作される。残圧排気弁3が操作されると、図6に示すように、チェック弁26は、チェック弁スプリング29の付勢力に抗してバイパス流路25を開放する。そして、エアシリンダ2内の圧縮エアがバイパス流路25を介して大気に放出される。
図1、図2、図4、図9に示すように、エア供給路16は、ベース11の上面11aに配設された開閉切換電磁弁12に接続されている。開閉切換電磁弁12の上面12aには、圧縮エアをエアシリンダ2に給排する出力ポート31,32が突設されるとともに、同上面12aからリード線12bが引き出されている。
エアシリンダ2は、移動体としてのピストン5により仕切られた圧力作用室6,7を備え、各圧力作用室6,7には、圧縮エアの給排が行われるポート6a,7aが設けられている。開閉切換電磁弁12の出力ポート31,32は、エアチューブやエア配管等を介して、各圧力作用室6,7のポート6a,7aに接続されている。また、エアシリンダ2の付近には、ピストン5がストロークエンド付近に移動したことを検知するためのリミットスイッチ8a,8bが設置されている。本実施形態では、リミットスイッチ8aが設置される側のストロークエンドにピストン5が到達したとき自動扉が完全に閉じ、リミットスイッチ8bが設置される側のストロークエンドにピストン5が到達したとき自動扉が完全に開くこととする。
開閉切換電磁弁12は、2位置5ポート弁であって、非励磁状態にあるとき、エア供給路16と圧力作用室6とが連通し、流体排出路としてのエア排出路34と圧力作用室7とが連通した状態に切換えられている。一方、開閉切換電磁弁12は、励磁状態にあるとき、エア供給路16と圧力作用室7とが連通し、エア排出路34と圧力作用室7とが連通した状態に切換えられている。運転手が図示しない開閉スイッチを操作したとき、開閉切換電磁弁12の出力ポート31,32のうち一方が給気用に他方が排気用に交互に切換えられ、自動扉の開閉動作が交互に行われる。エア排出路34上には速度切換電磁弁13が配設されている。
図3、図7、図9に示すように、速度切換電磁弁13は、その上面13aに一対の貫通孔38を備え、貫通孔38に挿通された固定ネジ39により、ベース11の上面11aにネジ固定されている。また、ベース11の速度切換電磁弁13の取付位置には、固定ネジ39が螺合されるネジ孔40と連通路41とが形成されている。連通路41の開口部には、ゴム製のシールパッキン43が装着されており、このシールパッキン43を介して、連通路41と速度切換電磁弁13内に形成された連通路44とが気密に接続されている。
速度切換電磁弁13は、電磁コイル46とプランジャ47とを備え、プランジャ47の端部には弁体48が連結されている。プランジャ47と弁体48とからなるシャフト状の構造体が、プランジャバネ50と弁バネ51とによって両支持されるとともに、軸線方向に沿って往復移動可能となっている。弁体48が往復移動することにより、エアシリンダ2から排出された圧縮エアの流れを、連通路44から分岐した排気流路45aと45bとに交互に切換えている。尚、ベース11の連通路41、速度切換電磁弁13の連通路44及び連通路44から分岐した排気流路45aと45bは、それぞれ、エアシリンダ2からの圧縮エアが排出されるエア排出路34の一部を構成するものである。
図1、図2、図7に示すように、速度切換電磁弁13の上面13aにおいて、第1の速度調節弁としての開閉速度調節弁54と第2の速度調節弁としてのクッション作動弁55とが突設されるとともに、同上面13aからリード線13bが引き出されている。開閉速度調節弁54は、連通路44から分岐した排気流路45bと連通するように配置され、クッション作動弁55は、連通路44から分岐した排気流路45a連通するように配置されている。開閉速度調節弁54及びクッション作動弁55は、それぞれエアシリンダ2から排出される圧縮エアを大気に放出するための排気口54a,55aを備えている。開閉速度調節弁54及びクッション作動弁55の内部には、通気性を有する消音エレメント54b,55b設けられ、これら消音エレメント54b,55bは、前記排気口54a,55aを塞ぐように配置されている。
図7、図9に示すように、速度切換電磁弁13は、2位置3ポート弁であって、励磁状態にあるとき、エア排出路34と開閉速度調節弁54とが連通した状態に切換えられている。このとき、ストロークエンド付近以外にピストン5が位置しており、開閉速度調節弁54の排気口54aからの排気量に応じて、同ピストン5の移動速度が調節されている。一方、ストロークエンド付近に位置するピストン5をリミットスイッチ8a,8bが検知したとき、速度切換電磁弁13は非励磁状態になる。このとき、エア排出路34とクッション作動弁55とが連通した状態に切換えられ、同クッション作動弁55の排気口55aからの排気量に応じて、ピストン5の移動速度が減速するように調節される。
次に、流体アクチュエータ用制御装置10の動作態様について、図7〜図9を用いて説明する。
(自動扉が閉じられている場合)
図9に示すように、開閉切換電磁弁12は非励磁状態であって、エア供給路16と圧力作用室6とが連通し、エア排出路34と圧力作用室7とが連通した状態に切換えられており、エアシリンダ2のピストン5は閉側のストロークエンドにて停止している。又、速度切換電磁弁13は非励磁状態であって、エア排出路34とクッション作動弁55とが連通した状態に切換えられている。図7、図8(a)に示すように、弁体48は、プランジャバネ50の付勢力により、クッション作動弁55に連通する排気流路45aを開く方向(図8(a)に示すA方向)に付勢されている。
(自動扉が開く場合)
運転手が開閉スイッチをオン操作すると、開閉切換電磁弁12が励磁することにより、エア供給路16と圧力作用室7とが連通し,エア排出路34と圧力作用室6とが連通した状態に切換えられる。すると、圧力作用室7に圧縮エアが供給され、圧力作用室6から圧縮エアが排出されることで、エアシリンダ2のピストン5は開側のストロークエンドに向かって移動する。このとき、速度切換電磁弁13も励磁状態とされ、プランジャ47が電磁コイル46に吸着される。すると、弁体48は、開閉速度調節弁54に連通する排気流路45bを開く方向(図8(b)に示すB方向)に引っ張られる。それにより、エアシリンダ2からの圧縮エアの排出先が、クッション作動弁55から開閉速度調節弁54に切換えられるため、自動扉は、開閉速度調節弁54の絞り量に応じて所定の速度で開く。
開側のストロークエンド付近において、リミットスイッチ8bがピストン5を検知すると、速度切換電磁弁13は非励磁にされる。すると、弁体48は、図8(a)に示すA方向に付勢され、エアシリンダ2からの圧縮エアは、排気流路45a及びクッション作動弁55を介して大気に放出される。このため、自動扉は、クッション作動弁55の絞り量に応じてゆっくりと開く。自動扉が完全に開くと、リミットスイッチ8bはリセットされるが、速度切換電磁弁13は非励磁状態を保つ。
(自動扉が閉じる場合)
運転手が開閉スイッチをオフ操作すると、開閉切換電磁弁12が非励磁状態に戻るため、エア供給路16と圧力作用室6とが連通し、エア排出路34と圧力作用室7とが連通した状態に切換えられる。すると、圧力作用室6に圧縮エアが供給され、圧力作用室7から圧縮エアが排出されることで、エアシリンダ2のピストン5は閉側のストロークエンドに向かって移動する。このとき、速度切換電磁弁13は励磁状態とされ、エアシリンダ2からの圧縮エアは、排気流路45b及び開閉速度調節弁54を介して大気に放出される。このため、自動扉は、開閉速度調節弁54の絞り量に応じて所定の速度で開く。
閉側のストロークエンド付近において、リミットスイッチ8aがピストン5を検知すると、速度切換電磁弁13は非励磁にされる。すると、弁体48は、図8(a)に示すA方向に付勢され、エアシリンダ2からの圧縮エアは、排気流路45a及びクッション作動弁55を介して大気に放出される。このため、自動扉は、クッション作動弁55の絞り量に応じてゆっくりと閉じる。自動扉が完全に閉じると、リミットスイッチ8aはリセットされるが、速度切換電磁弁13は非励磁状態を保つ。
上記したように、本実施形態によれば、以下の効果を有する。
(1)流体アクチュエータ用制御装置10は、開閉切換電磁弁12と、速度切換電磁弁13と、開閉速度調節弁54と、クッション作動弁55とを備え、これらを一体的に組み付けることにより構成されている。このため、切換電磁弁や速度調節弁等の機器の数を従来よりも減らすことができ、流体アクチュエータ用制御装置10は、全体として小型化及び軽量化を図ることができる。よって、流体アクチュエータ用制御装置10の設置スペースが確保し易くなり、作業者にとって、同装置10の取付け、調整、取り外し等の作業が容易になる。従って、流体アクチュエータ用制御装置10の取り扱い性を向上させることができる。
(2)エア供給路16上には飛出防止切換弁18が配設されているため、エアシリンダ2内のエア圧に応じて、圧力供給源としてのエアタンク1から供給される圧縮エアの流量を制限することができる。このため、エアシリンダ2内の残圧が低い状態で、エアタンク1から圧縮エアを供給した場合に、飛出防止切換弁18が作動することによって、エアシリンダ2内におけるエア圧の急激な上昇を防止することができる。よって、ピストン5の急激な作動が防止されることから、非常時やメインテナンス等における作業を安全に行うことができる。
(3)開閉切換電磁弁12及び速度切換電磁弁13は、ベース11の上面11aに並設されるとともに、それらの上面12a、13aには、出力ポート31,32と、開閉速度調節弁54と、クッション作動弁55とが同一方向に向けて配置されている。このため、流体アクチュエータ用制御装置10を設置した場合に生じるデッドスペースを小さく抑えることができる。よって、流体アクチュエータ用制御装置10の設置スペースが、より一層確保し易くなる。
(4)速度切換電磁弁13は、固定ネジ39によりベース11の上面11aにネジ固定されている。このため、既存の装置に対し、固定ネジ39のネジ孔を形成するだけで、速度切換電磁弁13を取付けることが可能となる。つまり、既存の装置に対し、大幅な設計変更をすることなく、速度切換電磁弁13を容易に装着したり、取り外したりすることができる。よって、流体アクチュエータ用制御装置10は、その汎用性が高くなるとともに、仕様変更にも容易に対応することが可能となる。
(5)開閉速度調節弁54及びクッション作動弁55の内部には消音エレメント54b,55b設けられているため、排気口54a,55aから排出される圧縮エアが消音エレメント54b,55bを通過することにより、圧縮エアが排出されるときに生じるノイズが低減される。
尚、本発明の実施形態は、以下のように変更してもよい。
・本実施形態において、開閉切換電磁弁12は、2位置5ポート弁のシングルソレノイドであったが、消費電力を低減するために、開閉切換電磁弁12をダブルソレノイドに変更してもよい。
・本実施形態において、速度切換電磁弁13は、2本の固定ネジ39によりベース11の上面11aにネジ固定されていたが、速度切換電磁弁13の上面13aの四隅に貫通孔38を形成し、4本の固定ネジ39を用いて、同速度切換電磁弁13をベース11の上面11aにネジ固定してもよい。
・本実施形態において、ピストン5がストロークエンド付近に移動したことを検知するため、リミットスイッチ8a,8bが設置されていたが、例えば、非接触式の近接スイッチ等、任意の検知スイッチを設置してもよい。
・本実施形態において、開閉速度調節弁54及びクッション作動弁55の絞り量を調節することにより、自動扉の開閉速度が調整されていたが、開閉速度調節弁54及びクッション作動弁55の絞り量を固定にして、速度調整作業を不要にしてもよい。
・本実施形態において、流体アクチュエータ用制御装置10は、エアシリンダ2を駆動制御していたが、同装置10を用いて、例えば、スライドテーブル、ロッドレスシリンダ等、任意のエア駆動機器を駆動制御してもよい。
・本実施形態において、流体アクチュエータ用制御装置10は、バス等の車両の自動扉を作動制御するものとして具体化されていたが、例えば、同装置10を、工作機械におけるワーク搬入扉や、家屋やビル等に設置された自動ドア等を作動制御するものとして具体化してもよい。
・本実施形態において、流体アクチュエータ用制御装置10は、ベース11上に速度切換電磁弁13を備え、同速度切換電磁弁13の上面13aに、開閉速度調節弁54及びクッション作動弁55が設けられていたが、これ以外の構成であってもよい。例えば、ベース11上の速度切換電磁弁13を取り外し、同ベース11の連通路41に開閉速度調節弁54を直接取付け、クッション機能付きシリンダを駆動制御するように構成してもよい。
上記各実施形態から把握できる技術的思想を以下に記載する。
(1)前記第1の切換電磁弁と前記第2の切換電磁弁とが前記ベース上において並設されていることを特徴とする請求項3又は4に記載の流体アクチュエータ用制御装置。
(2)前記第1の速度調節弁及び前記第2の速度調節弁には通気性を有する消音エレメントが設けられていることを特徴とする請求項1〜4及び技術的思想(1)のうちいずれか1項に記載の流体アクチュエータ用制御装置。
本実施形態における流体アクチュエータ用制御装置の斜視図。 同じく別の方向から見た場合の斜視図。 速度切換電磁弁がベースに取付けられる状態を示す斜視図。 ベースの部分断面図。 (a),(b)は飛出防止切換弁の動作態様を説明するための図。 チェック弁の動作態様を説明するための図。 速度切換電磁弁の部分断面図。 (a),(b)は速度切換電磁弁の動作態様を説明するための図。 本実施形態における流体アクチュエータ用制御装置を用いたエアシリンダ駆動回路の概要図。
符号の説明
1…エアシリンダ(アクチュエータ)、6a,7a…ポート、10…流体アクチュエータ用制御装置、11…ベース、12…開閉切換電磁弁(第1の切換電磁弁)、13…速度切換電磁弁(第2の切換電磁弁)、31,32…ポート(出力ポート)、20…開閉速度調節弁(第1の速度調節弁)、21…クッション作動弁(第2の速度調節弁)、25…エア供給路(流体供給路)、30…飛出防止切換弁、45…エア排出路(流体排出路)。

Claims (4)

  1. 流体圧によって往復移動可能な移動体を有する流体アクチュエータに設けられたポートに対し、圧力供給源からの流体が供給される流体供給路と、前記流体アクチュエータからの流体が排出される流体排出路との接続を選択的に切換える第1の切換電磁弁と、
    前記流体排出路上に設けられ、前記移動体がストロークエンド付近以外に位置するときに前記移動体の速度を調節する第1の速度調節弁と、
    前記流体排出路上に設けられ、前記移動体がストロークエンド付近に位置するときに前記移動体の速度を調節する第2の速度調節弁と、
    前記第1の速度調節弁及び前記第2速度調節弁のうちいずれか一方に選択的に切換える第2の切換電磁弁とを備えたことを特徴とする流体アクチュエータ用制御装置。
  2. 前記流体供給路上に設けられ、前記流体アクチュエータ内の流体圧に応じて前記圧力供給源から供給される流体の流量を制限する流量制御弁を備えたことを特徴とする請求項1に記載の流体アクチュエータ用制御装置。
  3. 前記第2の切換電磁弁は、前記流体供給路を備えたベースに対し着脱離可能となっていることを特徴とする請求項1又は2に記載の流体アクチュエータ用制御装置。
  4. 前記第1の切換電磁弁に設けられ、前記流体アクチュエータに対し流体の供給又は排出がなされる出力ポートと、前記第1の速度調節弁と、前記第2の速度調節弁とが同一方向に向けて配置されていることを特徴とする請求項1〜3のうちいずれか1項に記載の流体アクチュエータ用制御装置。
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