JP2005069154A - 燃料噴射制御方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】 固定進角点火方式の単気筒4サイクルエンジンに2回転当り1回の噴射で燃料を供給する噴射タイミングを簡単なシステムで決定する。
【解決手段】 エンジン1回転毎に発生する点火信号A1,B1,A2,B2…について、一つの点火信号周期A1−B2に吸気管圧力低下状態が存在すること、次の点火信号周期B2−A2に吸気管圧力低下状態が不存在であること、を確認させ、この二つの条件が成立したときB1が排気行程終期、A2が圧縮行程終期と判定し、この判定に基いてA2の点火で燃焼させる燃料の噴射が2回転の間で1回行なわれるように、噴射タイミングを決定する。
【選択図】 図2
【解決手段】 エンジン1回転毎に発生する点火信号A1,B1,A2,B2…について、一つの点火信号周期A1−B2に吸気管圧力低下状態が存在すること、次の点火信号周期B2−A2に吸気管圧力低下状態が不存在であること、を確認させ、この二つの条件が成立したときB1が排気行程終期、A2が圧縮行程終期と判定し、この判定に基いてA2の点火で燃焼させる燃料の噴射が2回転の間で1回行なわれるように、噴射タイミングを決定する。
【選択図】 図2
Description
本発明は電子制御式燃料噴射装置を使用して4サイクルエンジンに2回転当り1回の噴射で燃料を供給するにあたって、燃料の噴射タイミングを簡単なシステムで決定することができる燃料噴射制御方法に関するものである。
電子制御式燃料噴射装置を使用して4サイクルエンジンに燃料を供給するにあたって、燃料の噴射タイミングを決定する方法の一つとして、エンジン回転に同期した固定進角点火方式を採用しているものにおいて点火コイルの一次電圧を噴射タイミング決定の信号に利用する技術が特開2002−364435号公報に記載されている。即ち、この公報に記載されている技術は、エンジンのクランク軸に取り付けたフライホイールの外周部所定個所にマグネットを設けるとともに外周対向位置に点火コイルを配置し、フライホイールの1回転毎にマグネットによって点火コイルに誘起される電圧で発生する二次電圧により点火プラグにスパークを発生させる一方で、点火コイルの一次電圧を取り出して噴射タイミング決定の信号に利用するものである。
この方法によると、フライホイールを用いた固定進角点火方式における点火コイルの一次電圧を使用するので、構成がきわめて簡単であり安価に提供できる、という利点をもっている。しかし、このものはエンジンの1回転当り1回の噴射が行なわれるので、2回転1回噴射としたものと比較して燃料噴射弁の作動回数が2倍となって耐久性に問題を生じやすい、燃料噴射弁の無効噴射パルス幅が2倍になるためダイナミックレンジの確保が困難になる、という不都合を生じる心配がある。加えて、燃料噴射弁に吐出圧力が低いものを使用してエンジンの吸気行程で噴射させると燃料の微粒化に有効であり、燃料安定性の向上を図ることができるが、前述の方法では吸気行程を特定できないので吐出圧力が低い燃料噴射弁の使用は不適当となる。
4サイクルエンジンにおいて燃料の噴射タイミングを決定する別の方法として、エンジンのクランク角と吸気管圧力とによってエンジンの気筒がどの行程であるかを判別し噴射タイミングを決定する技術が特開2001−207902号公報に記載されている。即ち、この公報に記載されている技術は、外周面に多数個の突起部を設けたタイミングロータをエンジンのクランク軸に取り付けるとともにその外周対向位置にピックアップコイルを配置してなるクランク角センサと、吸気管圧力センサとを使用し、これら二つのセンサからの信号に基いてエンジンが吸気行程、殊にその開始時であることを判別させるかまたは圧縮行程、殊にその開始時であることを判別させ、これにより噴射タイミングを決定するものである。
この方法によると、2回転当り1回の噴射について噴射タイミングを例えば吸気行程前に噴射を完了させるなど所望の時期に決定することができる。しかし、このものはクランク角センサと吸気管圧力センサとを使用してエンジンの行程を判別し燃料噴射弁点火コイルに所定の噴射信号、点火信号を出力するものであるため、カムシャット位相検出センサを用いることなく点火進角特性を決定することができるが、クランク角センサを点火コイルとは別に必要としているので、構成部品を少なくして安価に提供できるものにするという目的を達成させるうえで満足できるものではない。
特開2002−364435号公報
特開2001−207902号公報
本発明は前記従来の技術では、殊に単気筒の4サイクルエンジンに対して2回転当り1回の噴射で燃料を供給し、且つ固定進角方式で点火燃焼させることができない、という問題点を解決しようとするものであって、その目的はきわめて簡単な手順で2回転に1回行なわれる噴射のタイミングを決定できるものとすることにある。
本発明においては、固定進角点火方式による2回転当り1回の噴射を可能とするために、エンジン回転に同期して点火プラグを作動する点火電流を生成する点火コイルに発生する一次電圧を点火信号に利用するとともに、エンジンの行程判別手段として吸気管圧力を検出する圧力センサが出力する圧力信号を使用し、燃料噴射弁に噴射信号を出力する電子式制御装置で点火信号と圧力信号とにより噴射タイミングを決定させるものとしている。
即ち、エンジン1回転毎に発生する点火信号の或る一つの周期内に吸気管圧力が低下する状態が存在し次の周期内に吸気管圧力が低下する状態が存在しないことを確認させ、この確認がなされたときに吸気管圧力が低下する状態が存在しない周期開始の点火信号発生時点および終了の点火信号発生時点を圧縮行程終期および排気行程終期とそれぞれ判定し、この判定に基いて噴射タイミングを決定させることを第一手段とした。
より具体的には、電子式制御装置において圧力信号により吸気管圧力を一定間隔でサンプリングし、第一に或る点火信号周期内に吸気管圧力が連続して所定サンプリング数に亘って低下する状態が存在するか否かを検索し、第二に前記の状態の存在が確認されたとき次の点火信号周期内に吸気管圧力が低下する状態が存在しないか否かを検索し、そしてこの状態の不存在が確認されたとき前記の次の点火信号周期開始および終了の各点火信号発生時点をそれぞれ圧縮行程終期および排気行程終期と判定させるものである。
また、エンジンの1回転毎に発生する点火信号の或る一つの周期内に吸気管圧力が低下する状態が存在せず次の周期内に吸気管圧力が低下する状態が存在することを確認させ、この確認がなされたときに吸気管圧力が低下する状態が存在する周期開始の点火信号発生時点および終了の点火信号発生時点を排気行程終期および圧縮行程終期とそれぞれ判定し、この判定に基いて噴射タイミングを決定させることを第二手段とした。
より具体的には、電子式制御装置において圧力信号により吸気管圧力を一定間隔でサンプリングし、第一に或る点火信号周期内は吸気管圧力が低下する状態が存在しないか否かを検索し、第二に前記の状態の不存在が確認されたとき次の点火信号周期内は吸気管圧力が連続して所定サンプリング数に亘って低下する状態が存在するか否かを検索し、そしてこの状態の存在が確認されたとき前記の次の点火信号周期開始および終了の各点火信号発生時点をそれぞれ排気行程終期および圧縮行程終期と判定させるものである。
クランク軸の1回転毎に点火コイルが点火プラグを作動させる固定進角点火方式において、吸気管圧力の変化状態を検出して点火信号が発生したときエンジン気筒がどの行程にあるかを判定することにより、圧縮行程終期に点火コイルが生成する点火電流によって燃焼させる燃料の噴射タイミングをクランク軸が2回転する間の適当な時期、例えば圧縮行程終期における点火信号発生時点、または排気行程終期における点火信号発生時点、或いはこれらの点火信号発生時点間の適宜時点に決定し、2回転当り1回の噴射を行なうように燃料噴射弁を制御することができるようになる。
本発明は4サイクルエンジンの回転に同期した固定進角点火方式において、1回転当り1回の点火電流を生成する点火コイルから得た点火信号と、吸気管圧力を検出して得た圧力信号とによって点火信号発生時期にエンジンの気筒がどの行程にあるかを判定する、というきわめて簡単な手順で2回転に1回の噴射を適確に行なうようにその噴射タイミングを決定することができる。そして、そのために燃料噴射弁の耐久性を低下させないとともにダイナミックレンジの確保を容易なものとし、更に噴射タイミングを吸気行程に設定して吐出圧力が低い燃料噴射弁を使用することにより、燃料微粒化が良好となって燃焼安定性の向上を図ることができるようになる。
図面を参照して本発明の実施の形態を説明すると、図1は本発明が適用されるエンジンの配置図であって、単気筒4サイクルのエンジン1の気筒2に接続された吸気管5に絞り弁6,燃料噴射弁7、圧力センサ8が設置されている。また、エンジン1のクランク軸2に取り付けたフライホイール3の外周部所定個所にマグネット10が装備されており、その外周対向位置に点火コイル11が設置されている。クランク軸2の1回転毎にマグネット10が点火コイル11の一次コイルに一次電圧V1を誘起させるとともに、これによって二次コイルに二次電圧V2を発生させ、二次電圧V2は点火プラグ12にスパークを発生させて気筒4に供給された混合気を点火・燃焼させる。
一方、エンジン1の運転状態に応じた燃料を供給するように燃料噴射弁7に駆動信号を出力する電子式制御装置15が準備されており、この電子式制御装置15は圧力センサ8が検出した吸気管圧力Pと点火プラグ11に発生する一次電圧V1とを使用してエンジン1が一次電圧発生時にどの行程にあるかを判定する行程判定手段16、判定に基いて噴射タイミングを決定する噴射タイミング決定手段17、エンジン1の運転状態に応じた燃料供給量を算出する噴射量設定手段18、決定した噴射タイミングで算出した供給量の燃料を噴射させるように燃料噴射弁7を開閉駆動する噴射信号発生手段19を具えている。
図2は点火コイル11が点火電圧を生成する時点でエンジン1がどの行程にあるかを判定する手順の一例を説明する図であって、吸気管圧力Pはエンジン1の行程、即ちクランク角度によって図のような波形を繰り返す。また、本実施の形態では排気行程上死点直前および圧縮行程上死点直前で点火電圧を生成するようにマグネット10の取り付け個所と点火コイル11の設置個所とを設定している。尚、同図の行程を説明する吸・圧・燃・排は吸気・圧縮・燃焼・排気の各行程を略記したものである。
点火コイル11の一次電圧V1は固定進角方式としていることから、燃焼行程の少し前、即ち圧縮行程の終期に発生する2回転毎に1回の点火信号A1,A2,A3…、およびそれらの中間である吸気行程の少し前、即ち排気行程の終期に発生する2回転毎に1回の点火信号B1,B2,B3…としてクランク角度360度毎に交互に行程判定手段16に入力される。一方、行程判定手段16に入力された圧力信号である吸気管圧力Pは一定の短かい時間間隔でサンプリングされる。
行程判定手段16に点火信号、例えばB1が入力されたとき、その時点から次の点火信号A2が入力される迄の吸気管圧力Pの変化をサンプリングした圧力値によって計測し、この点火信号周期内に吸気管圧力Pが連続して所定サンプリング数に亘って低下する状態が存在するのか否かを検索する。本実施の形態では検索開始の点火信号B1が排気行程の終期に発生し、吸気管圧力Pの計測を主に吸気行程で行なっているので、吸気管圧力Pが連続して所定サンプリング数に亘って低下する状態が存在することが確認される。従って、点火信号B1の発生からクランク軸2が1回転して発生する終了の点火信号A2の発生時点は圧縮行程の終期であると判定される。
点火信号A2が行程判定手段16に入力されたとき、前記状態の存在が確認されていれば引き続いてその時点から次の点火信号B2が入力されるまでの吸気管圧力Pの変化をサンプリングした圧力値によって計測し、この点火信号周期内に吸気管圧力Pが低下する状態が存在しないか否かを検索する。本実施の形態では次の検索開始の点火信号A2が圧縮行程の終期に発生し、吸気管圧力Pの計測を燃焼行程から排気行程に亘る区間で行なっているので、吸気管圧力Pが低下する状態が存在しないことが確認される。従って、点火信号A2の発生からクランク軸2が1回転したときに発生する終了の点火信号B2の発生時点は排気行程の終期であると判定される。
更に次の点火信号周期B2−A3、A3−B3のそれぞれに前述の周期B1−A2、A2−B2について行なった検索および確認を行ない、以後同じ手順を繰り返すことにより、エンジン回転速度が変化しても点火信号A1,A2,A3…の発生時点が常に圧縮行程の終期であり、点火信号B1,B2,B3…の発生時点が常に排気行程の終期である、と判定される。
そして、前記の判定結果が噴射タイミング決定手段17に入力され、圧縮行程の終期に点火コイル11が生成する二次電圧V2によって点火・燃焼させる混合気を作るための燃料を噴射させるタイミングを決定する。即ち、点火信号A1−B1、A2−B2、A3−B3、…の各周期が圧縮行程終期から排気行程終期に至るクランク角360度の範囲であると判断されているので、点火信号B1,B2,B3が入力された時点、または吸気行程に入って吸気管圧力Pが低下しはじめたことを検出した時点、或いは吸気管圧力Pが低下していることを示すサンプリング値が或る数となった時点に噴射信号発生手段19が燃料噴射弁7を開閉駆動する指令を発するものとすることにより、吸気行程で噴射が行なわれる噴射タイミングとすることができる。この場合、点火信号決定は行なわれず、従って2回転当り1回の噴射を実施することができる。
以上に説明した実施の形態では順次発生する点火信号について、B1−A2とA2−B2,B2−A3とA3−B3、…を一つの組合せわせとし、それぞれにおける吸気管圧力の変化の状態を調べて点火信号発生時点の行程判別を行ない、排気行程終期と判定した点火信号B1,B2,B3…の発生時点を基準に噴射タイミングを決定するものとしたが、圧縮行程終期と判定した点火信号A1,A2,A3…の発生時点から点火信号B1,B2,B3が発生して或る時間経過後までの間の任意時期に噴射タイミングを決定することもできる。
本発明は前述の手順に限らず、後述する手順によって点火信号発生時点の行程判別を行なわない噴射タイミングを決定することもできる。即ち、先ず点火信号A1が入力されたときその時点から次の点火信号B1が入力される迄の点火信号周期内に吸気管圧力Pが低下する状態が存在しないか否かを検索する。本実施の形態では検索開始の点火信号A1が圧縮行程の終期に発生し、吸気管圧力Pの計測を燃料行程から排気行程に亘る区間で行なっているので、吸気管圧力Pが低下する状態が存在しないことが確認され、従って点火信号A1の発生からクランク軸2が1回転したときに発生する終了の点火信号B1の発生時点は排気行程の終期であると判定される。
点火信号B1が行程判定手段16に入力されたとき、前記状態の不存在が確認されていれば引き続いてその時点から次の点火信号A2が入力される迄の点火信号周期内に吸気管圧力が連続して所定サンプリング数に亘って低下する状態が存在するか否かを検索する。本実施の形態では検索開始の点火信号B1が排気行程の終期に発生し、吸気管圧力Pの計測を主に吸気行程で行なっているので、前記の状態が存在することが確認される。従って、点火信号B1の発生からクランク軸2が1回転して発生する終了の点火信号A2の発生時点は圧縮行程の終期であると判定される。
更に次の点火信号周期A2−B2、B3−A3のそれぞれに前述の周期A1−B1、B1−A2について行なった検索および確認を行ない、以後同じ手順を繰り返すことにより、エンジン回転速度が変化しても点火信号A1,A2,A3…の発生時点が常に圧縮行程の終期であり、点火信号B1,B2,B3…の発生時点が常に排気行程の終期である、と判定される。
そして、前記の判定結果に基いて噴射タイミング決定手段17が先の実施の形態で説明したのと同様の時点に噴射タイミングを決定し、且つ2回転当り1回の噴射を行なわせる。
以上から理解されるように、本実施の形態は小形車両、農作業機などの動力源に多く使用される汎用エンジンである単気筒4サイクルエンジンを固定進角点火方式とした場合に、2回転当り1回の噴射で燃料を供給することに好適に実施される。
1 エンジン、2 クランク軸、7 燃料噴射弁、8 圧力センサ、10 マグネット、11 点火コイル、12 点火プラグ、15 電子式制御装置、16 行程判定手段、17 噴射タイミング決定手段、19 噴射信号発生手段
Claims (4)
- エンジン回転に同期して点火プラグを作動する点火電圧を生成する点火コイルと、吸気管圧力を検出する圧力センサと、前記点火コイルに発生する一次電圧である点火信号と前記圧力センサが検出した吸気管圧力である圧力信号が入力され燃料噴射弁に噴射信号を出力する電子式制御装置とを使用し、
前記点火信号と圧力信号とを用いて前記電子式制御装置により、第一に或る点火信号周期内に吸気管圧力が低下する状態が存在すること、第二に次の点火信号周期内に吸気管圧力が低下する状態が存在しないことの確認をすること、前記第一、第二の確認がされたとき前記第二の点火信号周期開始の点火信号発生時点が圧縮行程終期であり終了の点火信号発生時点が排気行程終期であるとの判定を下すこと、および前記判定に基いて噴射タイミングを決定すること、
を特徴とする燃料噴射制御方法。 - 前記電子式制御装置は入力された前記圧力信号により吸気管圧力を一定間隔でサンプリングし、第一に或る点火信号周期内に吸気管圧力が連続して所定サンプリング数に亘って低下する状態が存在するか否かを検索し、第二に前記状態の存在が確認されたとき次の点火信号周期内に吸気管圧力が低下する状態が存在しないか否かを検索し、そして前記状態の不存在が確認されたとき前記次の点火信号周期開始および終了の各点火信号発生時点をそれぞれ圧縮行程終期および排気行程終期と判定する請求項1に記載した燃料噴射制御方法。
- エンジン回転に同期して点火プラグを作動する点火電圧を生成する点火コイルと、吸気管圧力を検出する圧力センサと、前記点火コイルに発生する一次電圧である点火信号と前記圧力センサが検出した吸気管圧力である圧力信号とが入力され燃料噴射弁に噴射信号を出力する電子式制御装置とを使用し、
前記点火信号と圧力信号とを用いて前記電子式制御装置により、第一に或る点火信号周期内に吸気管圧力が低下する状態が存在しないこと、第二に次の点火信号周期内に吸気管圧力が低下する状態が存在することの確認をすること、前記第一、第二の確認がされたとき前記第二の点火信号周期開始の点火信号発生時点が排気行程終期であり終了の点火信号発生時点が圧縮行程終期であるとの判定を下すこと、および前記判定に基いて噴射タイミングを決定すること、
を特徴とする燃料噴射制御方法。 - 前記電子式制御装置は入力された前記圧力信号により吸気管圧力を一定間隔でサンプリングし、第一に或る点火信号周期内に吸気管圧力が低下する状態が存在しないか否かを検索し、第二に前記状態の不存在が確認されたとき次の信号周期内に吸気管圧力が連続して所定サンプリング数に亘って低下する状態が存在するか否かを検索し、そして前記状態の存在が確認されたとき前記次の点火信号周期開始および終了の各点火信号発生時点をそれぞれ排気行程終期および圧縮行程終期と判定する請求項3に記載した燃料噴射制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2003302324A JP2005069154A (ja) | 2003-08-27 | 2003-08-27 | 燃料噴射制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2003302324A JP2005069154A (ja) | 2003-08-27 | 2003-08-27 | 燃料噴射制御方法 |
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Publication Number | Publication Date |
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JP2005069154A true JP2005069154A (ja) | 2005-03-17 |
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ID=34406621
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2003302324A Pending JP2005069154A (ja) | 2003-08-27 | 2003-08-27 | 燃料噴射制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
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2003
- 2003-08-27 JP JP2003302324A patent/JP2005069154A/ja active Pending
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