JP2005068835A - パネル連結構造 - Google Patents
パネル連結構造 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2005068835A JP2005068835A JP2003300771A JP2003300771A JP2005068835A JP 2005068835 A JP2005068835 A JP 2005068835A JP 2003300771 A JP2003300771 A JP 2003300771A JP 2003300771 A JP2003300771 A JP 2003300771A JP 2005068835 A JP2005068835 A JP 2005068835A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- panel
- panels
- angle
- rotation
- portions
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Pivots And Pivotal Connections (AREA)
- Hinges (AREA)
Abstract
【解決手段】端面に円弧状の湾曲部を設けたパネルの側端部同士を、回動補助部材で両パネルの側端部を突き合わせたまま互いの側端部の周りを回動し得るように支持するとともに、前記湾曲部外周よりも側方へ突き出た隆起部を有する多面輪郭形状の角度規制部材を両パネルの側端部に互いに周面を接合させ、パネルの回動が角度規制部材の隆起部とこれと相対する角度規制部材の周面との係合により規制され、当該隆起部を乗り越えるまで回動せしめられたパネルが角度規制部材同士が面接合した回動位置に保持されるように構成する。
【選択図】 図1
Description
そのため、パネルP同士を所定の連結角度に保持しておく手段として、図15(A)に示されるように、パネルPの端部上面でスライドするかんぬきBを用い、これをヒンジ部Hを挟んで連結した隣接パネルPの端部に差し入れてパネルP同士を面一に固定し(例えば特許文献1参照)、或いは同図(B)に示されるように、真っ直ぐな又は直角に折れたカバー体Cを用い、これをパネルPの上端部間に装着してパネルPの連結角度を規制するようにしていた。
前記回動補助部材は、湾曲部外周の曲率半径の中心間に架け渡されてパネル側端部同士を回転自在に支持する連結部材と、両側端部の湾曲した外周に沿って互いに噛み合うように凹凸筋を配した歯車部材とにより構成することができる。
また、角度規制部材の隆起部を乗り越えるパネル回動操作を容易に行えるように、角度規制部材の少なくとも隆起部を弾性変形可能に設けたり、連結部材の少なくとも軸受け部を弾性変形可能に設けたりしてもよい。
パネルの側端面自体を、パネルの厚みの略1/2の曲率半径で円弧状に湾曲した曲面形状に加工して湾曲部としてもよい。
連結されるパネルは同じ厚みのものが用いられ、側端部はともにパネルの厚みの略1/2の曲率半径で側方へ膨出した湾曲面に設けられる。
回動補助部材は、例えば連結される両パネル側端部の湾曲部外周の曲率半径中心部に円柱形軸部をそれぞれ設けておき、小判形の板材に前記曲率半径の略二倍の配置間隔で一対の円形孔が形成されてなる連結部材を、両円形孔に前記両軸部を嵌め入れて両軸部間に架け渡し、両軸部で連結部材を相互に回転自在に支持し、さらに両パネルの側端部に、湾曲部外周に沿って凹凸筋を配した歯車部材を固着し、両歯車部材の凹凸筋を噛み合わせて側端部同士を接合して構成することができる。
パネルを回動したときに、一方のパネル側端部と他方のパネル側端部が平行にずれて食い違いが起こらないように機能するものであれば、回動補助部材は上記以外の部材を用いて適宜に構成される。
詳しくは、隆起部は接合面部と接合面部の境界に設けられ、また、それぞれ角度規制部材をパネル側端部に取り付けた状態で、隆起部がパネル側端部の湾曲部外周円弧よりも若干膨らんで外方へ突出した位置、接合面部がパネル側端部の湾曲部外周円弧に沿った位置にそれぞれ配置される。両パネル側端部に取り付けられた角度規制部材の接合面部同士はパネル連結部にストレスを与えることなく面接合するように設けられる。
さらに力を加えてパネルを回動すれば、連結部を構成する部材の撓みと弾性により隆起部を乗り越え、隆起部と連なった隣の接合面部同士が面接合する位置までパネルが回動するが、このとき隆起部を乗り越えるクリック感でパネルの回動状態をパネル操作者が知ることができるようになっている。
図1は本発明のパネル連結構造の一実施形態の構成部材を展開した拡大斜視図、図2は図1の構成部材を取り付けた状態のパネル連結部分の斜視図、図3は連結したパネルの回動補助部材装着部分の拡大断面図、図4は回動補助部材装着部分におけるパネルの回動の様子を示した図、図5は連結したパネルの角度規制部材装着部分の端面図、図6は角度規制部材装着部分におけるパネルの回動の様子を示した図、図7は干渉代が大きい隆起部を有する角度規制部材(A)と干渉代が小さい隆起部を有する角度規制部材(B)のそれぞれ隆起部の係合の様子を示した図、図8は角度規制部材の他の実施形態の端面図(A)と隆起部の係合状態を示した図、図9は連結部材(A)と角度規制部材(B)の他の実施形態を示した図、図10及び図11はさらに他の実施形態の角度規制部材を装着したパネルの回動の様子を示した図、図12は回動補助部材の他の実施形態の部材展開斜視図(A)とパネルの回動の様子を示した図(B)、図13はパネル連結部における回動補助部材と角度規制部材の取り付け位置を示した図である。
詳しくは、図1及び図2に示されるように、歯車部材31、31は、端材2の分割端面を覆う頂面31aと、前記曲率半径(R)で湾曲していて端材2の外周面を覆う側面31bとを有して同形に形成された上歯車311と下歯車312からなり、それぞれ端材2の上下分割間隙部分に上下両歯車を互いに頂面31aを向かい合わせて配して端材2に一体に固着されている。前記頂面31a上の曲率半径(R)の中心部には半円形の突起31cを設けてあり、上下両歯車を一体に突き合わせた状態で連結部材32を回転自在に支持する円柱形の軸部31dを構成するようになっている。また、側面31bには上下に延びた凹凸筋31eを列設してある。
連結部材32は、小判形の板材の両端に前記曲率半径(R)の略二倍の配置間隔で円形孔32a、32aを設けて形成してある。連結部材32は、端材2、2に一体に固着された歯車部材31、31間に架け渡し、上下歯車311、312の間に嵌め入れた円形孔32a、32aに軸部31d、31dを挿通させて、両端を歯車部材31、31の軸部31d、31dで回転自在に支持させて取り付けてある。
両パネル側端部1、1は、互いに軸部1d、1d周りで回転自在となっており、しかも周面が隙間を開けずに凹凸筋31e、31e同士を噛み合わせて接合しているので、図4に示されるように、周面を接合させたまま、相手方パネルPの側端部1の周りを鉛直軸周りに、正逆両方向へパネルP、Pを互いに回動させることができるようになっている。
詳しくは、図5に示されるように、角度規制部材4の側面4bは、縦に伸びた平面形の接合面部41を、端材2の湾曲部外周円弧に沿って互いに120°の折れ角を以って複数連接するとともに、当該接合面部間の折れ角の部分に、湾曲部外周円弧よりも若干膨らんで側方へ突出した隆起部42を配して、上から見たときに輪郭が正八角形を略半割りした周面形状となるように形成されている。また、側面4bの片半面に配された隆起部42には、それぞれ先端の張り出し部分に凹部42aを設けてある。
さらに力を増してパネルPを回動すると、同図(C)に示されるように、前記と同様にして相対する一側の隆起部42が他側の隆起部42の凹部42aに没入して隆起部42を乗り越え、同図(D)に示す、接合面部41、41同士が面接合してパネルP、Pが平行に折り重なる位置までパネルP、Pが回動し、これにより両パネルP、Pは180°の連結角度に保持されるようになっている。
また、隆起部42に凹部42aを設けてあることにより、パネルPの回動を規制する機能を損なうことなく、必要最小限の力をパネルPに加えて回動させることが可能である。すなわち、図7(A)に示されるように隆起部42が大きな角であると、パネルPを回動しようとしたときに隆起部42、42同士の干渉代(図中矢符A)が大きくなり、干渉により生じるストレスを吸収するために隆起部42を乗り越える回動操作に大きな力が必要となる。他方、同図(B)に示されるように、凹部42aを設けた隆起部42では、凹部42aの両側が小さな角となり、隆起部42、42同士の干渉代(図中矢符B)は小さくなって隆起部42を乗り越える回動操作は小さな力で済むとともに、小さな干渉代であっても接合面部41の端部に配置されていることでパネルPが任意の方向へ回動することが規制される。
このような場合に、回動補助部材3の連結部材32をゴムや合成樹脂などの弾性素材で成形して弾性を持たせれば、隆起部同士が干渉することによるストレスを軸部32d、32d間で連結部材32が弾性変形することにより吸収することができ、確実な角度の規制と小さな力での回動操作が可能となる。連結部材32全体が弾性素材で成形されていなくても、図9(A)に示されるように、円形孔32a、32aの軸受け部にゴムなどの弾性素材のパッキン33を装着すれば、パッキン33でストレスを吸収することができる。
また、角度規制部材4全体をゴムや合成樹脂などの弾性素材で成形し、或いは同図(B)に示されるように、角度規制部材4の隆起部42の部分を弾性素材で成形して、角度規制部材4自体の弾性変形によりストレスが吸収されるように設けてもよい。
Claims (4)
- 端面に円弧状の湾曲部を設けたパネルの側端部同士を、回動補助部材で両パネルの側端部を突き合わせたまま互いの側端部の周りを回動し得るように連結してなるパネル連結構造であって、
前記湾曲部外周よりも側方へ突き出た隆起部を有する多面輪郭形状の角度規制部材を両パネルの側端部に互いに周面を接合させて設けることにより、
パネルの回動が角度規制部材の隆起部とこれと相対する角度規制部材の周面との係合により規制され、当該隆起部を乗り越えるまで回動せしめられたパネルが角度規制部材同士が面接合した回動位置に保持されるように設けたことを特徴とするパネル連結構造。 - 湾曲部外周の曲率半径の中心間に架け渡されてパネル側端部同士を回転自在に支持する連結部材と、両湾曲部外周に沿って互いに噛み合うように凹凸筋を配した歯車部材とにより回動補助部材が構成された請求項1に記載のパネル連結構造。
- 角度規制部材の少なくとも隆起部を弾性変形可能に設けたことを特徴とする請求項1又は2記載のパネル連結構造。
- 連結部材の少なくとも軸受け部を弾性変形可能に設けたことを特徴とする請求項2又は3に記載のパネル連結構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003300771A JP4157000B2 (ja) | 2003-08-26 | 2003-08-26 | パネル連結構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003300771A JP4157000B2 (ja) | 2003-08-26 | 2003-08-26 | パネル連結構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005068835A true JP2005068835A (ja) | 2005-03-17 |
JP4157000B2 JP4157000B2 (ja) | 2008-09-24 |
Family
ID=34405582
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003300771A Expired - Fee Related JP4157000B2 (ja) | 2003-08-26 | 2003-08-26 | パネル連結構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4157000B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2014077467A1 (ko) * | 2012-11-19 | 2014-05-22 | Kim Youngzip | 힌지 연결 구조체 및 이를 포함하는 접이식 칸막이 |
-
2003
- 2003-08-26 JP JP2003300771A patent/JP4157000B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2014077467A1 (ko) * | 2012-11-19 | 2014-05-22 | Kim Youngzip | 힌지 연결 구조체 및 이를 포함하는 접이식 칸막이 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4157000B2 (ja) | 2008-09-24 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2019038525A (ja) | 航空機フロアパネルフローティング接続システム | |
CA3014628C (en) | Tonneau cover with hidden hinges | |
JP2021523847A (ja) | アームレストティルティング装置 | |
JP4157000B2 (ja) | パネル連結構造 | |
JP4784462B2 (ja) | 防水構造 | |
JP2008194418A (ja) | 蛇腹折り機構による変形可能な折り畳み椅子 | |
JP2010209646A (ja) | 定型シール | |
JP3843613B2 (ja) | 天井埋込型空気調和機 | |
JPH0547202Y2 (ja) | ||
JP7290279B2 (ja) | エキスパンションジョイントカバー装置 | |
JPH01138090U (ja) | ||
JP3028262U (ja) | 蝶 番 | |
JP3110674B2 (ja) | タイル式エキスパンションジョイント | |
JPH09111894A (ja) | エキスパンションジョイント | |
JP3436154B2 (ja) | スクリーン | |
JP2521056Y2 (ja) | サンバイザーの制動機構 | |
JPH10169188A (ja) | 足場板固定具 | |
JPH07102650A (ja) | 伸縮継手 | |
JPH10100794A (ja) | 車両用ドアミラー装置 | |
JP2018066230A (ja) | 止水扉 | |
JP2019199751A (ja) | スロープの連結構造及びそれを用いた携帯用スロープ | |
JP3007303U (ja) | 門扉用の蝶番 | |
JP2514593Y2 (ja) | 軒樋継手 | |
JP2007154607A (ja) | 谷瓦及び住宅用屋根 | |
JPS6312489Y2 (ja) |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20060630 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20080418 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Effective date: 20080610 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Effective date: 20080710 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 3 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110718 |
|
R150 | Certificate of patent (=grant) or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 3 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110718 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 4 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120718 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 5 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130718 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees | ||
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
R370 | Written measure of declining of transfer procedure |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R370 |