JP2005065611A - 作業車両 - Google Patents

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Junichi Oshita
淳一 大下
Junichi Fujiwara
潤一 藤原
Yukinori Imai
征典 今井
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Abstract

【課題】外部作業機を取り付ける作業車において、この作業機の取付操作を極力簡単に行える作業車両を提供すること。
【解決手段】バルブ体50とバルブ体51には、ポンプ60からリリーフバルブ54へ連通する第一入力用開口部65と、リリーフバルブ54により圧力を維持された圧油を外部のジョイステックバルブ55へ送り出す第一出力用油路(a)の開口部61と、前記第一出力用油路(a)から戻された圧油を再度取り入れる第二入力用油路(b)の開口部62と、該第二入力用油路(b)の前記開口部62から圧油をコントロールバルブ73へ送り出す第二入力用油路(b)の開口部66を共に備えると共に、バルブ体50又は51に対してスタック取り付けされ、且つ油路(a)と油路(b)の双方をバルブ55を介さないで直結させる油路(c)を備えた蓋体34を備え、前記各バルブ体50又は51と蓋体34をバルブ55を介さないで直接スタック取付する状態と、バルブ体50又は51をバルブ55を介してスタック取付する状態とに変更自在に構成した。
【選択図】図4

Description

この発明は、各種作業機を連結できるトラクタなどの作業車両に関し、特にこの作業機のアクチュエータを駆動操作する油圧バルブの取付構成に関するものである。
従来の農用トラクタのブーム昇降用シリンダ作動用バルブ、バケット上下用シリンダ作動用バルブの切り替えは、それぞれの操作レバーを操作して油圧回路の作動用油路を切り替えることで行っている。
特開平7−117586号公報
上記特開平7−117586号公報記載の発明では、農用トラクタの伝動ケースの側部に、切替弁を有するコントロールバルブを取り付け、操作レバーの下端部を前記コントロールバルブのスプールに直接連結することで、例えば除雪機やモーア等の外部作業機(のアクチュエータ)を駆動する発明が示されている。
前記農用トラクタでは、多種多様の作業が求められ、前記各種作業に応じて作業機を付け替えるものである。そしてこれら作業機を付け替えるときには、作業機の本体と共に、アクチュエータを駆動する複数の油圧バルブの取り替えの他に、操作レバー、更にはバルブと操作レバーを接続するリンク機構等をそれぞれ別箇所で取り替える必要が生じ、大変煩わしいものであった。
そこで、本発明の課題は、前記外部作業機を取り付ける作業車において、この複数の油圧バルブの取り付け又は取り替え操作を極力簡単に行える作業車両を提供することにある。
本発明の上記課題は、次の解決手段で解決される。
請求項1記載の発明は、車体に対し着脱自在に構成した作業機(R)及び同作業機(R)を駆動する第一アクチュエータ(第一アクチュエータとなるのは、フロントローダに備えたバケットシリンダ32及びブームシリンダ30である)を備え、エンジン(6)の動力により油圧ポンプ(60)を駆動し、同ポンプ(60)から圧送された作動油を、前記車体に対してスタック式に取付けた第一バルブ体(55)を介して前記第一アクチュエータ(30,32)へ送る作業車両であって、前記第一バルブ体(55)の車体内側に、少なくとも前記ポンプ(60)からの作動油を一定圧に保つリリーフバルブ(54)と、前記リリーフバルブ(54)により圧力を維持された作動油を前記第一バルブ体(55)へ送り出す第一出力用油路(a)の開口部(61)と、前記第一バルブ体(55)から戻された作動油を再度取り入れる第二入力用油路(b)の開口部(62)と、前記第二入力用油路(b)の開口部(62)からの作動油を第二のアクチュエータ(第二アクチュエータとなるのは作業機昇降用シリンダ71)へ送り出す第二出力用油路(b)の開口部(66)とを備えた複数種の第二バルブ体(50,51)を交換自在にスタック式に取り付ける構成とし、前記第一バルブ体(55)の車体外側に、同バルブ体(55)から取り入れた作動油を再度第一バルブ体(55)へ戻す油路(c)を備える蓋体(34)をスタック式に取り付けると共に、前記蓋体(34)は、前記内部の油路(c)を前記複数種の第二バルブ体(50,51)の第二出力用油路の開口部(61)及び第二入力用油路の開口部(62)に直接接続可能に構成した作業車両である。
請求項2記載の発明は、前記複数種のバルブの一種(51)は、前記リリーフバルブ(54)により圧力を一定に保たれた作動油を、前記第一アクチュエータ(30,32)と前記エンジンから外部取出軸に至る伝達動力を入り切りする第二アクチュエータ(第二アクチュエータである独立系PTO49の回転を入り切り操作するクラッチ内部ピストン)へ分岐する分流弁(38)と、前記第二アクチュエータ(49)側へ分岐された作動油を調整する制御弁(59)を内装する構成とした請求項1に記載の作業車両である。
請求項1記載の発明によれば、車体に装着する作業機(R)の有無、あるいは作業機(R)の種類に応じて簡単に第一バルブ体(55)と第二バルブ体(50,51)の取付形態を変更できる。
請求項2記載の発明によれば、請求項1記載の発明の効果に加えて、車体の生産時に車体の仕様に応じて、特に車体に常設する第二アクチュエータ(独立系PTO49)を駆動させる制御弁(59)を、極力簡単且つ共用部品を多くして車体に搭載して、コストを低減できる上、またこの仕様に応じて変更する第二バルブ体(51)は、車体の最内に取り付けられているので、前記第一バルブ体(55)の取付時、メンテナンス時に取扱う必要が無くて、作業性が良い。
本発明の実施の形態の農用トラクタ(以下、トラクタという)について図面と共に説明する。
図1に本発明の一実施の形態のトラクタの左側面図を示し、図2には運転席部分の右側面図を示す。本明細書ではトラクタの前進する方向を前、後退する方向を後といい、前進方向に向かって左側と右側をそれぞれ左右という。
農用トラクタ1は機体側方前後に、前輪2と後輪3を設け、前後輪2、3間を主フレーム5及び伝動ケース9で連結している。該伝動ケース9はクラッチハウジングや、フロント、ミッド、リヤミッションケース等からなり、ボルト、ナット等の締付具を介して組付けた前後方向の枠体であって、この伝動ケース9の後部の下方に、後輪3を左右端部に取り付けたリアアクスルケース11(図2)が設けられている。主フレーム5の上方のエンジン6廻りは開閉自在のボンネット13で覆われ、該ボンネット13の後部にはハンドルコラム14とハンドル10などが取り付けられる。
左右の後輪3の間の伝動ケース9の上方には運転席24が設けられ、左右後輪3の上方から前方部と内側方はフェンダー18で覆われ、右側のフェンダー18の下方に設けたコントロールバルブ19、20からジョイスティックレバー21が運転席24の側方に突出している。
また作業機昇降用シリンダ25a,25b(図4)は、例えば、リフトアームを介さずに駆動させる作業機(バックホーやロールベーラ等)を車体後部に取り付けた場合に用いられる。作業機昇降用シリンダ25a,25bが操作されるサブコントロールバルブ22(22a,22b)がリアアクスルケース11の上方であって、右側のフェンダー18の下方に向けて設けられ、サブコントロールバルブ22から作業機昇降用のレバー23が運転席24の右側方に臨んでいる。また、運転席24の左側には走行変速用レバーが配置されている。
主フレーム5の前方には排土用のバケット28と該バケット28のブーム29と該ブーム29を上下回動する昇降用のブームシリンダ30が設けられている。また、ブーム29の中間部にはバケットシリンダ32の基部が回動自在に接続され、バケットシリンダ32の先端部はバケット28の背面上方部に連結部材を介して連結されており、バケットシリンダ32の伸縮によりバケット28の上下方向の回動が行われる。
図3には図2の矢印A方向(トラクタ前方向)から要部を見た図を示す。コントロールバルブ19、20の前面にはバケット用切替弁35とブーム用切替弁36の各スプール52、53(図4、図5)の端部が突出している。
図2と図3に示すように、コントロールバルブ19、20の側面には蓋体34が設けられ、その内側にあるコントロールバルブ19のバケット用切替弁35とコントロールバルブ20のブーム用切替弁36はそれぞれが側面視L字状のアーム40、41の一端部に連結している。該L字状のアーム40、41の他端部にはそれぞれロッド42、43の端部が回動自在に連結している。なおL字状アーム40、41は折曲部が各バルブ19、20のケース上から突出したプレート上の回動軸40a、41aに回動自在に設けられている。
また、前方視で並列配置されたバケット用切替弁35とブーム用切替弁36の伝動ケース9側には走行にかかわらず、入り切りできる独立系(インデペンデント)PTO49の分流弁38と制御弁59が設けられている。
さらに、各ロッド42、43の他端部は一定範囲で揺動できるロッド調整部45内の十文字状の可動板46に連結している。該可動板46はジョイスティックレバー21により動かされる板であり、ジョイスティックレバー21の操作に応じてバケット用切替弁35とブーム用切替弁36の各スプール52、53の端部が同時に又は別々に作動する。このようにジョイスティックレバー21の直下の伝動ケース9の側面にコントロールバルブ19、20を配置することができるので、サブコントロールバルブ22と干渉することなくジョイスティックレバー21の操作リンク部材を設けることができる。また、上部にアーム40、41の回動軸40a、41aを構成し、下部に配管44a、44bをそれぞれ配索し、さらに、サクションフィルター(図示せず)を設けたので、配管構成が長くならない。
また、ジョイスティックレバー21の回動支点があるロッド調整部45を運転席24のシートフロア48の上部に設けるので、ロッド調整部45の内部のメンテナンスが容易に行える。さらに、ジョイスティックレバー21の回動支点があるロッド調整部45がシートフロア48のカバー下部48aより車体の前方側に出ないのでHSTペダル(図示せず)を有するトラクタ1であっても、HSTペタル操作時にもロッド調整部45が足に当たらない。
図3に示す伝動ケース9の側部には、トラクタの外部油圧取出装置であるサブコントロールバルブ22a、22bを経由して作業機昇降用シリンダ71、72のコントロールバルブ73(作業機昇降用シリンダ71が常設の作業機昇降用シリンダであり、他のシリンダ25a、25b、72は必要に応じて随時据え付けられる)への送油を行うことができるバルブ体50(図4)又はサブコントロールバルブ22a、22bへの送油と独立系PTO49への送油を切替自在に行うことができるバルブ体51(図5)を設けることができる。図4と図5には外部取出用油路に接続可能な前記バルブ体50、51をそれぞれ示すが、図4のバルブ体50はサブコントロールバルブ22a、22bへの送油を行うことができるバルブ体であり、図5のバルブ体51はサブコントロールバルブ22a、22bとコントロールバルブ73への送油と独立系PTO49への送油を切替自在又は同時に両方に送油できるバルブ体である。
図4に示す油圧回路は、伝動ケース9右側側面にバルブ体50を取り付けた場合のものであり、バルブ体50はリリーフ弁54を内装し、さらにサブコントロールバルブ22a、22bへの送油機能を兼ね備えたバルブ体である。このバルブ体50にバケット用切替弁35とブーム用切替弁36のジョイステックバルブ55を重ねて取り付けることができる。
図5に示す油圧回路は、伝動ケース9右側の側面にバルブ体51を取り付けた場合のものであり、バルブ体51はリリーフ弁54、57と独立系PTO49の分流弁(切替弁)38と制御弁59を備えている。このバルブ体51には図4に示す油圧回路と同様にバケット用切替弁35とブーム用切替弁36のジョイステックバルブ55を重ねて取り付けることができる。
ジョイステックバルブ55には蓋34が設けられており、ジョイステックバルブ55が不要な場合には、この蓋34をジョイステックバルブ55から外してバルブ体50(図4)、バルブ体51(図5)の油路開口部61、62と蓋の油路(c)の開口部63、64をそれぞれ合致するようにセットすることができる。
上記した図4、図5に示す油圧回路は次のような構成である。
バルブ体55にスタック取り付け可能なバルブ体50とバルブ体51は、少なくとも共に油圧ポンプ60からリリーフバルブ54へ連通する第一入力用開口部65と、リリーフバルブ54により圧力を維持された圧油をブームシリンダ30とバケットシリンダ32へ送り出す第一出力用油路(a)の開口部61と、前記第一出力用油路(a)から戻された圧油を再度取り入れる第二入力用油路(b)の開口部62と、該第二入力用油路(b)の前記開口部62から圧油をサブコントロールバルブ22a、22bへ送り出す第二入力用油路(b)の開口部66を備え、バルブ体50又はバルブ体51のブームシリンダ30とバケットシリンダ32への送油用の第一出力用油路(a)と第二入力用油路(b)の双方をジョイステックバルブ55を介さないで直結させる取り外し自在の油路(c)を設けたジョイステックバルブ55の蓋体34を備え、バルブ体50又はバルブ体51と蓋体34をジョイステックバルブ55を介さないで直接スタック取り付けする状態と、バルブ体50又はバルブ体51をジョイステックバルブ55を介してスタック取り付けする状態とを変更自在に構成した外部油圧取出装置を備えている。
なお、バルブ体51には分岐弁38を内蔵させ、コントロールバルブ(22a、22b、73)への送油用の油路(a)と独立系PTO49への送油用の油路(a)からの分岐油路(d)を分岐する構成になっている。また、独立系PTO49側へ分岐された作動油は制御弁59で送油量が調整され、分岐油路(d)の開口部67から独立系PTO49へ送油がなされる。
従来、コントロールバルブ22a、22b、73への送油用のバルブ体と独立系PTO49への送油用のバルブ体は別々に構成されており、それぞれのバルブ体には送油用配管が設けられていたが、コストアップの要因となっていた。またこれらのバルブ体に減圧弁を接続すると、さらに高コストになっていた。
本発明の図4と図5に示すバルブ体50又はバルブ体51をジョイステックバルブ55にスタックすることにより配管及びアダプタ類が必要なくなり、コスト低減につながる。また、各バルブ体50、51の故障等におけるメンテナンス性向上と配管等による泥だまり等もなくなる。
図4と図5の油圧回路図に示す通りジョイステックバルブ55には切替弁35、36を設けてあり、ブーム用スプール53及びバケット用スプール52の油路はそれぞれ図示した位置でそれぞれブームシリンダ30及びバケットシリンダ32を上げ下げすることができる。
図5に示す独立系PTO49への送油用のバルブ体51は一定圧力に制御するリリーフバルブ57を有するが、該バルブ体51はシート面を持たないポペット(スプール)方式とした。
従来、リリーフバルブはスチールボール等によりシート面を形成し、圧力制御しているが、独立系PTO49の制御の場合には、常時、リリーフバルブ54、57が作動しているため、シート面の耐久性に欠ける。そこでシート面を持たないポペット(スプール)方式のバルブ体を用いた。
また、図4、図5に示すトラクタの作業機昇降シリンダは、メインシリンダ71と、必要に応じて着脱されるサブシリンダ72から構成され、前記シリンダ71、72の油路上手側に備えた作業機昇降用コントロールバルブ73内のスプール74を切り替えることにより同シリンダ71、72のピストンを伸縮作動する構成となっている。
図6には前記作業機昇降シリンダ71、72の作業機中立時(図6(a))、上げ時(図6(b))及び下げ時(図6(c))の油圧回路をそれぞれ示す。
作業機昇降用コントロールバルブ73は、回路上手側から順に、作業機昇降レバーの操作により切り替えられるメインスプール74と、同スプール74を通過した圧油を一定圧に保持するチェック弁76とを備えると共に、更に前記メインスプール74の回路上手側の圧と同スプール74の回路下手側の圧との差により作動する第一のアンロード弁78及び第二のアンロード弁79とを備える構成となっている。
なお、作業機昇降用シリンダ71、72の負荷が過剰に大きくなったときにシリンダ71、72内の油を逃がすセフティ用リリーフバルブ80がスプール74の回路下手側で作業機昇降用シリンダ71、72とタンク(伝動ケース9)の間に設けられている。
以上のように構成した作業機昇降用コントロールバルブ73では、前記作業機昇降レバーを作業機上げ側に操作すると、前記メインスプール74が上げ位置に切り替えられ、ポンプ60からの圧油はメインスプール74、チェック弁76、スローリターンバルブ82を経て前記メインシリンダ71またはサブシリンダ72へ送られる。
またこの際、前記第一及び第二アンロード弁78、79は、前記メインスプール74の下手側の油圧が大きくなるに従い、アンロード量(油の逃がし量)を減らし、徐々にシリンダ71、72の伸長速度を加速させる。その後、前記作業機昇降レバーによる作業機上げ操作を停止しようとすると、メインスプール74が中立位置側に切り替えられ、メインスプール74の下手側の圧が小さくなるに従い、メインスプール74の上手側との圧の差が大きくなりアンロード量を増加させて徐々にシリンダの伸長速度を減速させる。
これにより、前記メインスプール74を通過する油の量を前記第一及び第二アンロード弁78、79により徐々に増加或いは減量するので、例えば前記アンロード弁78、79をメインスプール74の下手側だけの圧で開度を変更する構成と比較して、前記シリンダ71、72の作動ショックを低減することができる。
従来の作業機昇降用油圧回路は、作業機の上げショックがあったが、それが本実施例では無くなり、またアンロードを瞬時にさせるためにアンロードスプール後方の背圧を抜くアンロード強化スプールなどの部品点数も多く、加工も複雑となり、非常に高価となっていた。しかし上記図6に示す構成では、チェック弁76は作業機の上げ・下げの共用(1個で構成)とし、受圧部76aと後方のスプリング室76bの受圧部に面積差を持たせて、作業機の上げ・下げの開閉はメインスプール74にて行うように構成したコントロールバルブ73を用いることで、従来の問題点が解消され、安価な作業機昇降用油圧回路を提供できる。
この発明は、アクチュエータを駆動操作する油圧バルブの取付が簡単なトラクタなどの作業車両に適用できる。
本発明の実施の形態のトラクタの左側面図である。 図1のトラクタの操縦席部分の右側面である。 図1のトラクタの操縦席部分の要部正面図である。 図1のトラクタの外部油圧取出装置への送油用のバルブ体を備えた油圧回路である。 図1のトラクタの外部油圧取出装置への送油用のバルブ体を備えた油圧回路である。 図1のトラクタのメカコントロールバルブ部分の油圧回路である。
符号の説明
1 農用トラクタ 2 前輪
3 後輪 5 主フレーム
6 エンジン 9 伝動ケース
10 ハンドル 11 リアアクスルケース
13 ボンネット 14 ハンドルコラム
15 伝動ケース 18 フェンダー
19、20 コントロールバルブ
21 ジョイスティックレバー(操作レバー)
22a、22b サブコントロールバルブ
23 レバー 24 運転席
25a、25b シリンダ 28 バケット
29 ブーム 30 ブームシリンダ
32 バケットシリンダ 34 カバー(蓋体)
35、36 切替弁 38 分流弁(切替弁)
40、41 アーム 40a、41a 回動軸
42、43 ロッド 44a、44b 配管
45 ロッド調整部 46 可動板
48 シートフロア 48a カバー下部
49 PTO 50、51 バルブ体
52、53 スプール 54、57 リリーフ弁
55 ジョイスティックバルブ 59 制御弁
60 油圧ポンプ
61、62、63、64、65、66、67 開口部
71、72 作業機昇降シリンダ
73 コントロールバルブ 74 スプール
76 チェック弁 76a 受圧部
76b スプリング室 78、79 アンロード弁
80 セフティ用リリーフバルブ
82 スローリターンバルブ
(a) 第一出力用油路 (b) 第二入力用油路
(c) 油路 (d) 分岐油路

Claims (2)

  1. 車体に対し着脱自在に構成した作業機(R)及び同作業機(R)を駆動する第一アクチュエータ(30,32)を備え、エンジン(6)の動力により油圧ポンプ(60)を駆動し、同ポンプ(60)から圧送された作動油を、前記車体に対してスタック式に取付けた第一バルブ体(55)を介して前記第一アクチュエータ(30,32)へ送る作業車両であって、
    前記第一バルブ体(55)の車体内側に、少なくとも前記ポンプ(60)からの作動油を一定圧に保つリリーフバルブ(54)と、前記リリーフバルブ(54)により圧力を維持された作動油を前記第一バルブ体(55)へ送り出す第一出力用油路(a)の開口部(61)と、前記第一バルブ体(55)から戻された作動油を再度取り入れる第二入力用油路(b)の開口部(62)と、前記第二入力用油路(b)の開口部(62)からの作動油を第二のアクチュエータ(71)へ送り出す第二出力用油路(b)の開口部(66)とを備えた複数種の第二バルブ体(50,51)を交換自在にスタック式に取り付ける構成とし、
    前記第一バルブ体(55)の車体外側に、同バルブ体(55)から取り入れた作動油を再度第一バルブ体(55)へ戻す油路(c)を備える蓋体(34)をスタック式に取り付けると共に、
    前記蓋体(34)は、前記内部の油路(c)を前記複数種の第二バルブ体(50,51)の第二出力用油路の開口部(61)及び第二入力用油路の開口部(62)に直接接続可能に構成したことを特徴とする作業車両。
  2. 前記複数種のバルブの一種(51)は、前記リリーフバルブ(54)により圧力を一定に保たれた作動油を、前記第一アクチュエータ(30,32)と前記エンジンから外部取出軸に至る伝達動力を入り切りする第二アクチュエータ(49)へ分岐する分流弁(38)と、
    前記第二アクチュエータ(49)側へ分岐された作動油を調整する制御弁(59)を内装する構成としたことを特徴とする請求項1に記載の作業車両。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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