JP2005065443A - 電動パワーステアリング装置 - Google Patents

電動パワーステアリング装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2005065443A
JP2005065443A JP2003294671A JP2003294671A JP2005065443A JP 2005065443 A JP2005065443 A JP 2005065443A JP 2003294671 A JP2003294671 A JP 2003294671A JP 2003294671 A JP2003294671 A JP 2003294671A JP 2005065443 A JP2005065443 A JP 2005065443A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
motor
drive circuit
resistance
current
phase
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2003294671A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeki Nagase
茂樹 長瀬
Katsutoshi Nishizaki
勝利 西崎
Takeshi Ueda
武史 上田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Koyo Seiko Co Ltd
Original Assignee
Koyo Seiko Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Koyo Seiko Co Ltd filed Critical Koyo Seiko Co Ltd
Priority to JP2003294671A priority Critical patent/JP2005065443A/ja
Priority to KR1020040063409A priority patent/KR20050020623A/ko
Priority to EP04019298A priority patent/EP1508496B1/en
Priority to DE602004017096T priority patent/DE602004017096D1/de
Priority to US10/919,268 priority patent/US7009349B2/en
Publication of JP2005065443A publication Critical patent/JP2005065443A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D5/00Power-assisted or power-driven steering
    • B62D5/04Power-assisted or power-driven steering electrical, e.g. using an electric servo-motor connected to, or forming part of, the steering gear
    • B62D5/0457Power-assisted or power-driven steering electrical, e.g. using an electric servo-motor connected to, or forming part of, the steering gear characterised by control features of the drive means as such
    • B62D5/046Controlling the motor
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D5/00Power-assisted or power-driven steering
    • B62D5/04Power-assisted or power-driven steering electrical, e.g. using an electric servo-motor connected to, or forming part of, the steering gear
    • B62D5/0403Power-assisted or power-driven steering electrical, e.g. using an electric servo-motor connected to, or forming part of, the steering gear characterised by constructional features, e.g. common housing for motor and gear box
    • B62D5/0406Power-assisted or power-driven steering electrical, e.g. using an electric servo-motor connected to, or forming part of, the steering gear characterised by constructional features, e.g. common housing for motor and gear box including housing for electronic control unit
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D5/00Power-assisted or power-driven steering
    • B62D5/04Power-assisted or power-driven steering electrical, e.g. using an electric servo-motor connected to, or forming part of, the steering gear
    • B62D5/0409Electric motor acting on the steering column
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D5/00Power-assisted or power-driven steering
    • B62D5/04Power-assisted or power-driven steering electrical, e.g. using an electric servo-motor connected to, or forming part of, the steering gear
    • B62D5/0457Power-assisted or power-driven steering electrical, e.g. using an electric servo-motor connected to, or forming part of, the steering gear characterised by control features of the drive means as such
    • B62D5/0481Power-assisted or power-driven steering electrical, e.g. using an electric servo-motor connected to, or forming part of, the steering gear characterised by control features of the drive means as such monitoring the steering system, e.g. failures
    • B62D5/0484Power-assisted or power-driven steering electrical, e.g. using an electric servo-motor connected to, or forming part of, the steering gear characterised by control features of the drive means as such monitoring the steering system, e.g. failures for reaction to failures, e.g. limp home
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60YINDEXING SCHEME RELATING TO ASPECTS CROSS-CUTTING VEHICLE TECHNOLOGY
    • B60Y2300/00Purposes or special features of road vehicle drive control systems
    • B60Y2300/18Propelling the vehicle
    • B60Y2300/20Reducing vibrations in the driveline
    • B60Y2300/207Reducing vibrations in the driveline related to drive shaft torsion, e.g. driveline oscillations

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Power Steering Mechanism (AREA)
  • Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)

Abstract

【課題】 ブラシレスモータを使用する電動パワーステアリング装置において、モータ・駆動回路系のゲインや位相の相間での差に起因するトルクリップルの発生を抑える。
【解決手段】 駆動回路50からブラシレスモータ6に電流を供給するための電流供給経路のうちリレーが挿入されていない電流供給経路に、リレー91,92のオン状態の抵抗(接触抵抗)にほぼ等しい抵抗値を有する抵抗体Raを挿入する。また、駆動回路50において、電源側分岐点NHからHi側FET51H〜53H(のソース端子)までの配線抵抗が互いに等しくなるように当該配線を形成するバスバーの幅W1〜W3を設定すると共に、接地側分岐点NLからLo側FET51L〜53L(のソース端子)までの配線抵抗が互いに等しくなるように当該配線を形成するバスバーの幅W4〜W6を設定する。
【選択図】図2

Description

本発明は、ブラシレスモータによって車両のステアリング機構に操舵補助力を与える電動パワーステアリング装置に関する。
従来から、運転者がハンドル(ステアリングホイール)に加える操舵トルクに応じて電動モータを駆動することによりステアリング機構に操舵補助力を与える電動パワーステアリング装置が用いられている。この電動パワーステアリング装置には、操舵のための操作手段であるハンドルに加えられる操舵トルクを検出するトルクセンサが設けられており、トルクセンサで検出される操舵トルクに基づき電動モータに供給すべき電流の目標値(以下「目標電流値」という)が設定される。そして、この目標電流値と電動モータに実際に流れる電流の値との偏差に基づく比例積分演算により、電動モータの駆動手段に与えるべき指令値が生成される。電動モータの駆動手段は、その指令値に応じたデューティ比のパルス幅変調信号(以下「PWM信号」という)を生成するPWM信号生成回路と、そのPWM信号のデューティ比に応じてオン/オフするパワートランジスタを用いて構成されるモータ駆動回路(以下、単に「駆動回路」ともいう)とを備え、そのデューティ比に応じた電圧を電動モータに印加する。この電圧印加によって電動モータに流れる電流は電流検出器によって検出され、目標電流値と検出電流値との差が上記指令値を生成するための偏差として使用される。
このような電動パワーステアリング装置において使用される電動モータ(駆動源)として、従来はブラシ付きモータが多く用いられてきたが、近年は信頼性および耐久性の向上や慣性の低減等の観点からブラシレスモータも使用されている。ブラシレスモータを用いた電動パワーステアリング装置では、通常、駆動回路が故障した場合に、必要に応じて駆動回路とモータとを電気的に切り離すための開閉手段(典型的にはリレー)が設けられている。この場合、コストやスペースの制約から、リレー等の開閉手段の個数はできるだけ少ない方が好ましいので、駆動回路からモータに供給される電流を遮断するのに必要な最低限の個数の開閉手段が使用されている。例えば3相のブラシレスモータを使用した電動パワーステアリング装置では、駆動回路からモータに供給される3相の電流のうち2相の電流の供給を遮断するために2個の開閉手段としてのリレーが使用される。
特開2001−106098号公報
上記のように開閉手段として使用されるリレーの個数を最低限にした構成では、ブラシレスモータと駆動回路との間の各相の電流経路においてリレーが介在する相と介在しない相とが存在する。このため、ブラシレスモータと駆動回路とからなるモータ・駆動回路系における抵抗成分について相間で差が生じ、このような回路構成を有する電動パワーステアリング装置では、ブラシレスモータに印加すべき相電圧(指令値)を入力とし当該モータに実際に流れる相電流を出力とする伝達要素としてのモータ・駆動回路系のゲインや位相が相間で異なることになる。その結果、ブラシレスモータの各相について制御上で等しい電圧が印加されたとしても、ブラシレスモータに流れる電流の振幅および位相につき相間で差が生じる。このようなモータ電流の相間での差は、ブラシレスモータにおいてトルクリップルを発生させる要因となるので、操舵操作において運転者に違和感を感じさせることになる。
そこで本発明では、モータ・駆動回路系のゲインや位相の相間での相違に起因するトルクリップルを抑えることにより、操舵操作において運転者に違和感を与えないようにした電動パワーステアリング装置を提供することを目的とする。
第1の発明は、車両操舵のための操作に応じて決定される目標値に基づきブラシレスモータを駆動することにより当該車両のステアリング機構に操舵補助力を与える電動パワーステアリング装置であって、
前記目標値に基づき、前記ブラシレスモータに印加すべき電圧の指令値を算出する制御演算手段と、
前記指令値に基づいて前記ブラシレスモータを駆動する駆動回路と、
前記ブラシレスモータおよび前記駆動回路を含むモータ・駆動回路系における抵抗成分の各相間での差が所定値以下になるように、当該モータ・駆動回路系における抵抗成分を調整する抵抗調整手段とを備えることを特徴とする。
第2の発明は、第1の発明において、
前記駆動回路から前記ブラシレスモータへの電流供給のために前記ブラシレスモータの相毎に設けられた電流供給経路のうち少なくとも1つの電流供給経路に挿入された開閉手段を更に備え、
前記抵抗調整手段は、前記電流供給経路の抵抗値の各相間での差が所定値以下となるように、前記開閉手段の閉状態における抵抗値に応じた抵抗値を有する抵抗であって前記開閉手段が挿入されていない前記電流供給経路に挿入された抵抗を含むことを特徴とする。
第3の発明は、第1または第2の発明において、
前記駆動回路は、電源側に配置されたスイッチング素子であるHi側スイッチング素子と接地点側に配置されたスイッチング素子であるLo側スイッチング素子とからなる互いに直列に接続されたスイッチング素子対を前記ブラシレスモータの相数だけ並列に接続して構成され、前記Hi側スイッチング素子と前記Lo側スイッチング素子との接続点が前記電流供給経路を介して前記ブラシレスモータに接続されており、
前記抵抗調整手段は、前記電源から前記Hi側スイッチング素子までの電流経路であるHi側電流経路の抵抗値の各相間での差、および/または、前記Lo側スイッチング素子から前記接地点までの電流経路であるLo側電流経路の抵抗値の各相間での差が所定値以下となるように、前記Hi側電流経路および/または前記Lo側電流経路の抵抗値を調整するための抵抗を含むことを特徴とする。
第4の発明は、第1から第3の発明のいずれかにおいて、
前記抵抗調整手段は、前記電流供給経路の配線および/または前記駆動回路内の配線のためのバスバーであって、前記モータ・駆動回路系における抵抗成分の各相間での差が所定値以下になるように断面積および/または長さが調整されたバスバーを含むことを特徴とする。
上記第1の発明によれば、モータ・駆動回路系における抵抗成分の各相間での差が所定値以下となるので、各相についてのモータ・駆動回路系のゲインおよび位相が互いにほぼ等しくなり、その結果、ブラシレスモータのいずれの相についても、同一の相電圧が印加された場合にはほぼ同一の相電流が流れる。これにより、ブラシレスモータにおけるトルクリップルを低減し、操舵操作において運転者に違和感を与えないようにすることができる。
上記第2の発明によれば、駆動回路からブラシレスモータに電流を供給するための電流供給経路の抵抗値の各相間での差が所定値以下となるので、モータ・駆動回路系における抵抗成分の各相間での差が解消または低減される。これにより各相についてのモータ・駆動回路系のゲインおよび位相を互いにほぼ等しいものとすることで、ブラシレスモータにおけるトルクリップルを低減し、操舵操作において運転者に違和感を与えないようにすることができる。
上記第3の発明によれば、Hi側電流経路の抵抗値の各相間での差、および/または、Lo側電流経路の抵抗値の各相間での差が所定値以下となるので、モータ・駆動回路系における抵抗成分の各相間での差が低減または解消される。これにより各相についてのモータ・駆動回路系のゲインおよび位相を互いにほぼ等しいものとすることで、ブラシレスモータにおけるトルクリップルを低減し、操舵操作において運転者に違和感を与えないようにすることができる。
上記第4の発明によれば、配線のためのバスバーの断面積および/または長さが適切に設定されることでモータ・駆動回路系における抵抗成分の各相間での差が所定値以下となる。このため、相間での抵抗調整のための抵抗器等を別途付加する必要がないので、コスト増を抑えつつモータ・駆動回路系のゲインおよび位相の各相間での差を解消または低減することができる。
<1.基礎検討>
従来技術における問題を解決するにあたり従来技術につき基礎的な検討を行った。以下、本発明の実施形態を説明する前に、この基礎検討について添付図面を参照しつつ説明する。
図4は、電動パワーステアリング装置における電流制御系の構成を示すブロック線図である。この電流制御系では、モータに流すべき電流の目標値を入力としモータに流れる電流を出力としており、電流目標値とモータに流れる電流の値との偏差に対して比例積分制御演算(以下「PI制御演算」という)が行われ、それにより決定される電圧がモー1タに印加される。ここで、ブラシレスモータが使用される場合、当該モータは、各相につき、1相分のインダクタンスLと抵抗Rとにより決まる1次遅れ要素として扱うことができ、その伝達関数はK/(L・s+R)と表現することができる(Kは定数)。しかし、実際にはモータや駆動回路の配線抵抗などを含む外部抵抗も存在するので、これを考慮して駆動回路とモータとを1つの伝達要素であるモータ・駆動回路系として扱うことにすると、このモータ・駆動回路系の伝達関数Gm(s)は次式のようになる。
Gm(s)=Km/(L・s+R+R’) …(1)
ここで、Kmは定数であり、R’は、モータや駆動回路の配線抵抗等を含む外部抵抗である。
モータ・駆動回路系では上記伝達関数Gm(s)を決定する特性値L,R,R’のうちモータのインダクタンスLおよび内部抵抗Rについての各相間での差は、ほとんど無視できる程度である。しかし、既述のように、開閉手段としてリレーが挿入される場合、そのリレーは、通常、全ての相について挿入されるわけではないので、外部抵抗R’につき相間で差が生じている。また、駆動回路において、電力用MOSトランジスタ等のスイッチング素子と電源または接地点との間の配線に使用されるバスバーの長さを相間で揃えるのが困難であること等により、上記の外部抵抗R’が相間で相違することもある。したがって、ブラシレスモータを使用する従来の電動パワーステアリング装置では、このような外部抵抗R’の相間での差に起因して、伝達要素としてのモータ・駆動回路系のゲインや位相が相間で相違する。
本願発明者は、このような相違がモータ・駆動回路系の応答性につき相間で無視できない差異を生じさせることを、モータ・駆動回路系の周波数特性の測定により確認している。すなわち、図6は、ブラシレスモータを使用した電動パワーステアリング装置におけるモータ・駆動回路系の周波数特性についての2つの測定例を示すボード線図であり、図6において実線で示す曲線は、第1の測定例における測定結果としてのゲイン特性および位相特性を示すものであって、モータの線間のインダクタンスLが162[μH]で、線間の内部抵抗Rが53[mΩ]で、線間の外部抵抗R’が6[mΩ]であるときの、モータ・駆動回路系の線間についての周波数特性を示している。この測定例における外部抵抗R’(=6[mΩ])には、上記リレー2個のオン状態の抵抗である接触抵抗(=2×1.5[mΩ])が含まれている。これに対し、図6において点線で示す曲線は、第2の測定例における測定結果としてのゲイン特性および位相特性を示すものであって、モータの線間のインダクタンスLが162[μH]で、線間の内部抵抗Rが53[mΩ]で、線間の外部抵抗R’が4.5[mΩ]であるときの、モータ・駆動回路系の線間についての周波数特性を示している。この測定例は、リレー(開閉手段)を1個含まない線間を対象とするものであって、この測定例における外部抵抗R’(=4.5[mΩ])には、上記リレー1個の接触抵抗は含まれていない(他の測定条件は第1の測定例と同様である)。これら第1および第2の測定例の測定結果を示すボード線図(ゲイン特性および位相特性)より、リレーの挿入される相と挿入されない相との間ではモータ・駆動回路系の応答性(相電流の振幅および位相)に無視できない差が生じることがわかる。
そこで本発明では、ブラシレスモータを使用した電動パワーステアリング装置において、モータ・駆動回路系のゲインや位相の各相間での差を解消すべく、モータ・駆動回路系のうちリレーが挿入されていない相に対応する電流経路に適切な抵抗体を設ける等によりモータ・駆動回路系における抵抗成分の各相間の差を解消または低減する抵抗調整手段を備えた構成となっている。以下、このような本発明の実施形態につき添付図面を参照しつつ説明する。
<2.実施形態>
<2.1 全体構成>
図1は、本発明の一実施形態に係る電動パワーステアリング装置の構成を、それに関連する車両構成と共に示す概略図である。この電動パワーステアリング装置は、操舵のための操作手段としてのハンドル(ステアリングホイール)100に一端が固着されるステアリングシャフト102と、そのステアリングシャフト102の他端に連結されたラックピニオン機構104と、ハンドル100の操作によってステアリングシャフト102に加えられる操舵トルクを検出するトルクセンサ3と、ハンドル操作(操舵操作)における運転者の負荷を軽減するための操舵補助力を発生させるブラシレスモータ6と、その操舵補助力をラック軸に伝達するボールねじ駆動部11と、モータ6のロータの回転位置を検出するレゾルバ等の位置センサ12と、車載バッテリ8からイグニションスイッチ9を介して電源の供給を受け、トルクセンサ3や車速センサ4、位置センサ12からのセンサ信号に基づきモータ6の駆動を制御する電子制御ユニット(ECU)5とを備えている。このような電動パワーステアリング装置を搭載した車両において運転者がハンドル100を操作すると、トルクセンサ3は、その操作による操舵トルクを検出し、操舵トルクを示す操舵トルク信号Tsを出力する。一方、車速センサ4は、車両の走行速度である車速を検出し、車速を示す車速信号Vsを出力する。制御装置としてのECU5は、それら操舵トルク信号Tsおよび車速信号Vsと、位置センサ12によって検出されるロータの回転位置とに基づいて、モータ6を駆動する。これによりモータ6は操舵補助力を発生し、この操舵補助力がボールねじ駆動部11を介してラック軸に加えられることにより、操舵操作における運転者の負荷が軽減される。すなわち、ハンドル操作によって加えられる操舵トルクによる操舵力とモータ6の発生する操舵補助力との和によって、ラック軸が往復運動を行う。ラック軸の両端はタイロッドおよびナックルアームから成る連結部材106を介して車輪108に連結されており、ラック軸の往復運動に応じて車輪108の向きが変わる。
<2.2 制御装置の構成>
図2は、上記電動パワーステアリング装置の制御装置であるECU5の構成を示すブロック図である。このECU5は、モータ制御部20とモータ駆動部30とリレー駆動回路70と2個の電流検出器81,82とを備えている。モータ制御部20は、マイクロコンピュータで構成される制御演算手段であって、その内部のメモリに格納された所定のプログラムを実行することにより作動する。モータ駆動部30は、PWM信号生成回路40と駆動回路50とから構成される。
駆動回路50は、電源ライン側に配置されモータ6のU相、V相、W相にそれぞれ対応する電力用スイッチング素子であるFET(電界効果トランジスタ)51H,52H,53Hと、接地ライン側に配置されモータ6のU相、V相、W相にそれぞれ対応する電力用スイッチング素子であるFET51L,52L,53Lとを備えており、同一相に対応する電源ライン側FET(以下「Hi側FET」と略記する)5jLと接地ライン側FET(以下「Lo側FET」と略記する)5jHとが互いに対となるように直列に接続されている(j=1,2,3)。一般に、FET51H〜53Hを含む電源ライン側の回路部分は「上アーム」と呼ばれ、FET51L〜53Lを含む接地ライン側の回路部分は「下アーム」と呼ばれる。上アームと下アームとの各接続点Nu,Nv,Nwは、モータの各相の端子61〜63と電力用のリード線(具体的にはバスバーで構成される)によって接続されており、これにより、駆動回路50からモータ6に駆動用の電流を供給するための電流供給経路が相毎に形成されている。そして、u相に対応する接続点Nuとモータ端子61とを接続するリード線により形成される電流供給経路(以下「u相用電流供給経路」という)にはリレー91が、v相に対応する接続点Nvとモータ端子62とを接続するリード線により形成される電流供給経路(以下「v相用電流供給経路」という)にはリレー92が、それぞれ挿入されている。また、駆動回路50においてHi側FET51H〜53Hのソース端子が互いに接続される接続点(後述の電源側分岐点)とバッテリ8との間にもリレー90が挿入されている。これに対し、w相に対応する接続点Nwとモータ端子63とを接続するリード線により形成される電流供給経路(以下「w相用電流供給経路」という)にはリレーが挿入されていない。
2個の電流検出器81,82のうち一方の電流検出器81は、駆動回路50の接続点Nuとモータ端子61とを繋ぐリード線(u相用電流供給経路)に流れるu相電流を検出し、他方の電流検出器82は、駆動回路50の接続点Nvとモータ端子62とを繋ぐリード線(v相用電流供給経路)に流れるv相電流を検出する。これらの電流検出器81,82で検出された電流値は、それぞれu相電流検出値Iuおよびv相電流検出値Ivとしてモータ制御部20に入力される。
モータ制御部20は、トルクセンサ3で検出された操舵トルクと、車速センサ4で検出された車速と、電流検出器81,82で検出されたu相およびv相電流検出値Iu、Ivとを受け取る。また、モータ制御部20は、アシストマップと呼ばれる、操舵トルクと目標電流値とを対応づけるテーブルを参照して、操舵トルクと車速とに基づいて、モータ6に流すべき目標電流値を決定する。そして、その目標電流値と上記モータ電流検出値Iu,Ivから算出されるモータ電流値との偏差に基づく比例積分演算により、モータ6に印加すべき各相電圧の指令値V*u,V*v,V*wを算出する。
このような各相電圧の指令値V*u,V*v,V*wの算出において、通常、モータ駆動に関する3相交流としての電圧および電流が、モータのロータとしての界磁による磁束の方向のd軸と、d軸に垂直でd軸からπ/2だけ位相の進んだq軸とからなる回転する直交座標系(「d−q座標」と呼ばれる)で表現される。このようなd−q座標によれば、モータに流すべき電流をd軸成分とq軸成分とからなる直流電流として扱うことができる。この場合、上記のu相およびv相電流検出値Iu,Ivから座標変換によってモータ電流値のd軸成分およびq軸成分が算出された後、上記目標電流値のd軸成分とモータ電流値のd軸成分との偏差に基づく比例積分演算によってd軸電圧指令値が算出されると共に、上記目標電流値のq軸成分とモータ電流値のq軸成分との偏差に基づく比例積分演算によってq軸電圧指令値が算出される。そして、これらd軸およびq軸電圧指令値から座標変換によって上記各相電圧の指令値V*u,V*v,V*wが算出される。ブラシレスモータの制御においては、このようなd−q座標の導入に基づく手法が一般的であるが、本発明はこれに限定されるものではない。
また、モータ制御部20は、上記のような各相電圧の指令値V*u,V*v,V*wを算出する外、所定の故障検出処理の結果に基づいてリレー駆動回路70を制御するためのリレー制御信号をも出力する。
モータ駆動部30では、PWM信号生成回路40が上記各相電圧の指令値V*u,V*v,V*wをモータ制御部20から受け取り、それらの指令値V*u,V*v,V*wに応じてデューティ比の変化するPWM信号を生成する。駆動回路50は、既述のようにHi側FET51H〜53HおよびLo側FET51L〜53Lを用いて構成されるPWM電圧形インバータであって、上記PWM信号でこれらのFET51H〜53Hおよび51L〜53Lをオン/オフさせることにより、モータ6に印加すべき各相電圧Vu,Vv,Vwを生成する。これらの各相電圧Vu,Vv,Vwは、ECU5から出力されてモータ6に印加される。この電圧印加に応じてモータ6の各相u、v、wのコイル(不図示)に電流が流れ、モータ6はその電流に応じて操舵補助のためのトルク(モータトルク)を発生させる。
リレー駆動回路70は、モータ制御部20から出力されるリレー制御信号に基づいて動作する。リレー駆動回路70は、故障が検出された旨を示す信号をモータ制御部20から受け取るまでは、リレー90,91,92を閉状態に保ち、モータ駆動部30およびモータ6への電源供給を続ける。モータ制御部20における故障検出処理で故障が検出されると、リレー駆動回路70は、モータ制御部20より故障が検出された旨を示す信号を受け取る。これにより、リレー駆動回路70は、リレー90,91,92を開状態にし、モータ駆動部30およびモータ6への電源供給を遮断する。
<2.3 モータ・駆動回路系の要部構成>
本実施形態に係る電動パワーステアリング装置は、駆動回路50、ブラシレスモータ6、および、それらを接続するリード線等からなる構成部分であるモータ・駆動回路系において、抵抗成分についての各相間(u,v,w相の相互の間)での差を解消または低減するために以下のような構成を備えている。なお、本実施形態においても、このモータ・駆動回路系の伝達関数Gm(s)は、各相につき次式のように表現することができる(図4参照)。
Gm(s)=Km/(L・s+R+R’) …(2)
ここで、Kmは定数であり、R’は、モータ6や、駆動回路50、各相用電流供給経路を形成するリード線の配線抵抗等を含む外部抵抗である。
既述のように、駆動回路50内の接続点Nuとモータ端子61とを接続するu相用電流供給経路にはリレー91が挿入され、駆動回路50内の接続点Nvとモータ端子62とを接続するv相用電流供給経路にはリレー92が挿入されているが、駆動回路50内の接続点Nwとモータ端子63とを接続するw相用電流供給経路にはリレーが挿入されていない。そこで本実施形態では、そのw相用電流供給経路に、図2に示すように、リレー91または92のオン状態における抵抗値である接触抵抗値にほぼ等しい抵抗値を有する抵抗体Raが挿入されている。
このような抵抗体Raの挿入により、外部抵抗R’のうち駆動回路50とモータ6との電気的接続に関わる抵抗成分、すなわち駆動回路50からモータ6に電流を供給するための電流供給経路の抵抗値のu,v,w相の各相間での差が低減または解消される。なお、抵抗体Raの挿入については、具体的には、それに相当する抵抗器をリレーの挿入されていないw相用電流供給経路に挿入すればよいが、これに代えて、後述のようにw相用電流供給経路としてのリード線を形成するバスバーの断面積(幅または厚み)および/または長さを適切に設定することによって上記抵抗体Raの挿入を実現してもよい。
また本実施形態では、上記外部抵抗R’の各相間での差を解消すべく、駆動回路50内の配線抵抗についても調整が施されている。すなわち、図3(a)に示す3相電圧形インバータが駆動回路50として使用されている場合、電源とHi側のスイッチング素子であるFET51H〜53Hとの間の配線長や、接地点とLo側のスイッチング素子であるFET51L〜53Lとの間での配線長を相間で揃えるのが困難である。そこで本実施形態では、電源であるバッテリ8からHi側FET51H〜53Hへ至る電流経路のうちHi側FET51H〜53Hにそれぞれに向かって分岐する接続点(以下「電源側分岐点」という)NH以降のバスバー55Hが、図3(b)に示すような形状となっている。すなわち、バスバー55Hのうち電源側分岐点NHからHi側FET51Hのソース端子までの部分の幅W1、電源側分岐点NHからHi側FET52Hのソース端子までの部分の幅W2、および、電源側分岐点NHからHi側FET53Hのソース端子までの部分の幅W3が、電源側分岐点NHから3個のHi側FET51H〜53Hのソース端子までの配線の抵抗値が互いにほぼ等しくなるように設定されている(通常は、W1=W3>W2となる)。また、接地点からLo側FET51L〜53Lへ至る電流経路のうちLo側FET51L〜53Lにそれぞれに向かって分岐する接続点(以下「接地側分岐点」という)NL以降のバスバー55Lが、図3(c)に示すような形状となっている。すなわち、バスバー55Lのうち接地側分岐点NLからLo側FET51Lのソース端子までの部分の幅W4、接地側分岐点NLからLo側FET52Lのソース端子までの部分の幅W5、および、接地側分岐点NLからLo側FET53Lのソース端子までの部分の幅W6が、接地側分岐点NLから3個のLo側FET51L〜53Lのソース端子までの配線の抵抗値が互いにほぼ等しくなるように設定されている(通常は、W4=W6>W5となる)。
上記のように駆動回路50内の配線を形成するバスバーの幅W1〜W6の設定(調整)により、外部抵抗R’のうち駆動回路50内の配線に関わる抵抗成分のu,v,w相の各相間での差が低減または解消される。モータ6の内部抵抗Rの相間での差はほぼ無視できるので、上記のようにして外部抵抗R’を各相間で調整することで、モータ・駆動回路系における内部抵抗Rと外部抵抗R’の双方を含めた抵抗成分の各相間での差を所定値以下(例えば5%以下)とすることができる。
なお、一般にバスバーの厚みや長さを変えることは容易ではないので、本実施形態では、バスバー55H、55Lの幅W1〜W3,W4〜W6を適切に設定することにより配線抵抗を各相間で調整している。しかし、幅と共にまたは幅に代えて、バスバー55H、55Lの厚み(または断面積)および/または長さを調整することにより配線抵抗を各相間で調整し、これにより駆動回路50における抵抗成分の各相間での差を低減または解消するようにしてもよい。
<2.4 作用および効果>
上記のように本実施形態によれば、駆動回路50からモータ6に電流を供給するための電流供給経路の抵抗値および駆動回路50内の配線の抵抗値についての各相間での差が解消または低減され、これによりモータ・駆動回路系における外部抵抗R’の各相間での差が解消または低減される。そして、モータ6の内部抵抗RやインダクタンスLの各相間での相違はほぼ無視できる程度であることから、上記によりモータ・駆動回路系における抵抗成分の各相間での差が解消または低減されるだけでなく、各相についてのモータ・駆動回路系のゲインおよび位相が互いにほぼ等しくなる。その結果、u,v,w相のいずれにおいても、同一の相電圧が印加された場合にはモータ6に略同一の相電流が流れるので、モータ6におけるトルクリップルを低減することができる。例えば、従来の電動パワーステアリング装置におけるモータトルクのモータ電気角に対する変化は、図5において曲線C1(細い方の曲線)で示すような波形となるが、本実施形態によれば、モータトルクのモータ電気角に対する変化は、図5において曲線C2(太い方の曲線)で示すような波形となり、トルクリップルが大幅に低減されることがわかる。なお、図5において曲線C2で示す波形で表されるモータトルクを出力する例では、モータ・駆動回路系における抵抗成分の各相間での差は1%以下となっている。このように本実施形態によれば、モータにおけるトルクリップルを低減し、操舵操作において運転者に違和感を与えないようにすることができる。
また、本実施形態によれば、配線のために使用されるバスバーの幅等を適切に設定することによりモータ・駆動回路系における抵抗成分が調整されることから、相間での抵抗調整用の抵抗器等を別途付加する必要がない。このため、コストの増大を抑えつつモータ・駆動回路系のゲインおよび位相の各相間での差を低減または解消することができる。
<3. 変形例>
上記実施形態では、モータ・駆動回路系における抵抗成分の各相間での差を低減または解消すべく、駆動回路50からモータ6に電流を供給するための電流供給経路のうちリレーが挿入されていない経路に調整用の抵抗体Raを挿入すると共に(図2)、駆動回路50内の配線を形成するバスバーの形状を調整した構成(図3)となっているが、これに代えて、モータ・駆動回路系における抵抗成分の相間調整のためのこれら2つの抵抗調整手段のうちいずれか一方のみを採用した構成としてもよい。例えば、駆動回路50からモータ6へ至る全ての電流供給経路にリレーが挿入されている場合には、駆動回路50内の配線抵抗についての相間での調整(例えばバスバーの幅の適切な設定)を施すだけでもよい。また、モータ・駆動回路系における抵抗成分の各相間での差を低減または解消するための抵抗調整手段であれば、上記2つの抵抗調整手段以外の他の抵抗調整手段を更に備える構成であってもよい。
また、上記実施形態では、電動パワーステアリング装置の駆動源として3相のブラシレスモータ6が使用されているが、ブラシレスモータの相数は3に限定されるものではなく、本発明は4相以上のブラシレスモータを使用する電動パワーステアリング装置にも適用可能である。
本発明の一実施形態に係る電動パワーステアリング装置の構成をそれに関連する車両構成と共に示す概略図である。 上記実施形態に係る電動パワーステアリング装置における制御装置であるECUの構成を示すブロック図である。 上記実施形態における駆動回路内の配線抵抗の相間での調整を説明するための回路図(a)ならびに要部形状を示す模式図(b)および(c)である。 電動パワーステアリング装置における電流制御系を伝達関数を用いて表現したブロック線図である。 上記実施形態におけるトルクリップルの低減効果を説明するためのモータトルクの波形図である。 従来の電動パワーステアリング装置におけるモータ・駆動回路系の周波数特性を示すボード線図である。
符号の説明
5 …電子制御ユニット(ECU)
6 …ブラシレスモータ
20 …モータ制御部
30 …モータ駆動部
40 …PWM信号生成回路
50 …駆動回路
51H〜53H…Hi側FET(Hi側スイッチング素子)
51L〜53L…Lo側FET(Lo側スイッチング素子)
55H,55L…バスバー
61〜63 …モータ端子
91,92 …リレー(開閉手段)
Nu …(上アームと下アームとの)u相に対応する接続点
Nv …(上アームと下アームとの)v相に対応する接続点
Nw …(上アームと下アームとの)w相に対応する接続点
NH …電源側分岐点
NL …接地側分岐点
Ra …抵抗体

Claims (4)

  1. 車両操舵のための操作に応じて決定される目標値に基づきブラシレスモータを駆動することにより当該車両のステアリング機構に操舵補助力を与える電動パワーステアリング装置であって、
    前記目標値に基づき、前記ブラシレスモータに印加すべき電圧の指令値を算出する制御演算手段と、
    前記指令値に基づいて前記ブラシレスモータを駆動する駆動回路と、
    前記ブラシレスモータおよび前記駆動回路を含むモータ・駆動回路系における抵抗成分の各相間での差が所定値以下になるように、当該モータ・駆動回路系における抵抗成分を調整する抵抗調整手段と
    を備えることを特徴とする電動パワーステアリング装置。
  2. 前記駆動回路から前記ブラシレスモータへの電流供給のために前記ブラシレスモータの相毎に設けられた電流供給経路のうち少なくとも1つの電流供給経路に挿入された開閉手段を更に備え、
    前記抵抗調整手段は、前記電流供給経路の抵抗値の各相間での差が所定値以下となるように、前記開閉手段の閉状態における抵抗値に応じた抵抗値を有する抵抗であって前記開閉手段が挿入されていない前記電流供給経路に挿入された抵抗を含むことを特徴とする、請求項1に記載の電動パワーステアリング装置。
  3. 前記駆動回路は、電源側に配置されたスイッチング素子であるHi側スイッチング素子と接地点側に配置されたスイッチング素子であるLo側スイッチング素子とからなる互いに直列に接続されたスイッチング素子対を前記ブラシレスモータの相数だけ並列に接続して構成され、前記Hi側スイッチング素子と前記Lo側スイッチング素子との接続点が前記電流供給経路を介して前記ブラシレスモータに接続されており、
    前記抵抗調整手段は、前記電源から前記Hi側スイッチング素子までの電流経路であるHi側電流経路の抵抗値の各相間での差、および/または、前記Lo側スイッチング素子から前記接地点までの電流経路であるLo側電流経路の抵抗値の各相間での差が所定値以下となるように、前記Hi側電流経路および/または前記Lo側電流経路の抵抗値を調整するための抵抗を含むことを特徴とする、請求項1または2に記載の電動パワーステアリング装置。
  4. 前記抵抗調整手段は、前記電流供給経路の配線および/または前記駆動回路内の配線のためのバスバーであって、前記モータ・駆動回路系における抵抗成分の各相間での差が所定値以下になるように断面積および/または長さが調整されたバスバーを含むことを特徴とする、請求項1から3までのいずれか1項に記載の電動パワーステアリング装置。
JP2003294671A 2003-08-18 2003-08-18 電動パワーステアリング装置 Pending JP2005065443A (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003294671A JP2005065443A (ja) 2003-08-18 2003-08-18 電動パワーステアリング装置
KR1020040063409A KR20050020623A (ko) 2003-08-18 2004-08-12 전동 파워 스테어링 장치
EP04019298A EP1508496B1 (en) 2003-08-18 2004-08-13 Electric power steering apparatus
DE602004017096T DE602004017096D1 (de) 2003-08-18 2004-08-13 Elektrische Servolenkung
US10/919,268 US7009349B2 (en) 2003-08-18 2004-08-17 Electric power steering apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003294671A JP2005065443A (ja) 2003-08-18 2003-08-18 電動パワーステアリング装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005065443A true JP2005065443A (ja) 2005-03-10

Family

ID=34056215

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003294671A Pending JP2005065443A (ja) 2003-08-18 2003-08-18 電動パワーステアリング装置

Country Status (5)

Country Link
US (1) US7009349B2 (ja)
EP (1) EP1508496B1 (ja)
JP (1) JP2005065443A (ja)
KR (1) KR20050020623A (ja)
DE (1) DE602004017096D1 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006271153A (ja) * 2005-03-25 2006-10-05 Honda Motor Co Ltd 電動パワーステアリング装置
CN107925374A (zh) * 2015-09-04 2018-04-17 三菱电机株式会社 电动机驱动装置以及空气调节机
US20220297746A1 (en) * 2021-03-19 2022-09-22 Ford Global Technologies, Llc Methods and apparatus to determine loads encountered by a steering rack

Families Citing this family (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4039317B2 (ja) * 2003-06-12 2008-01-30 株式会社ジェイテクト 電動パワーステアリング装置
SG130957A1 (en) * 2005-09-15 2007-04-26 St Microelectronics Asia An electrical isolation circuit for preventing current flow from an electrical application to a dc power source
FR2892085B1 (fr) * 2005-10-19 2007-11-23 Koyo Steering Europ Soc Par Ac Procede pour determiner en temps reel la tenue d'un volant de conduite d'une direction assistee electrique de vehicule automobile
JP4449918B2 (ja) * 2006-02-15 2010-04-14 トヨタ自動車株式会社 電動パワーステアリング装置
EP2006188B1 (en) * 2006-04-13 2015-02-25 Mitsubishi Electric Corporation Electric power steering control system
JP5082719B2 (ja) * 2007-09-26 2012-11-28 株式会社ジェイテクト モータ制御装置及び電動パワーステアリング装置
JP5428325B2 (ja) * 2008-08-25 2014-02-26 株式会社ジェイテクト モータ制御装置および電動パワーステアリング装置
US8560178B2 (en) * 2011-11-30 2013-10-15 Steering Solutions Ip Holding Corporation System and method for providing steering torque assistance to an electrically-powered steering apparatus of a vehicle
US9487231B2 (en) * 2013-11-26 2016-11-08 Steering Solutions Ip Holding Corporation Tie rod force sensing systems and methods
US11124224B2 (en) * 2019-11-27 2021-09-21 Hiwin Technologies Corp. Electric power steering system

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4544868A (en) * 1984-07-20 1985-10-01 General Motors Corporation Brushless DC motor controller
JP2959957B2 (ja) * 1994-06-06 1999-10-06 本田技研工業株式会社 電動パワーステアリング
WO1999065138A1 (fr) * 1998-06-09 1999-12-16 Nsk Ltd. Dispositif de commande d'un moteur
WO2000005124A1 (en) * 1998-07-21 2000-02-03 Techco Corporation Feedback and servo control for electric power steering systems
JP3642240B2 (ja) * 1999-10-12 2005-04-27 三菱電機株式会社 電動式パワーステアリング装置
US6392854B1 (en) * 2000-07-27 2002-05-21 Motorola, Inc. Method and system for testing continuity of a motor and associated drive circuitry
JP4033030B2 (ja) * 2003-04-21 2008-01-16 株式会社ジェイテクト 電動パワーステアリング装置

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006271153A (ja) * 2005-03-25 2006-10-05 Honda Motor Co Ltd 電動パワーステアリング装置
JP4644013B2 (ja) * 2005-03-25 2011-03-02 本田技研工業株式会社 電動パワーステアリング装置
CN107925374A (zh) * 2015-09-04 2018-04-17 三菱电机株式会社 电动机驱动装置以及空气调节机
CN107925374B (zh) * 2015-09-04 2020-08-11 三菱电机株式会社 电动机驱动装置以及空气调节机
US20220297746A1 (en) * 2021-03-19 2022-09-22 Ford Global Technologies, Llc Methods and apparatus to determine loads encountered by a steering rack
US11866106B2 (en) * 2021-03-19 2024-01-09 Ford Global Technologies, Llc Methods and apparatus to determine loads encountered by a steering rack

Also Published As

Publication number Publication date
EP1508496A2 (en) 2005-02-23
KR20050020623A (ko) 2005-03-04
EP1508496B1 (en) 2008-10-15
US7009349B2 (en) 2006-03-07
DE602004017096D1 (de) 2008-11-27
US20050040781A1 (en) 2005-02-24
EP1508496A3 (en) 2007-01-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10003286B2 (en) Motor control device and steering control device
JP5365701B2 (ja) 電動パワーステアリング装置
US8813905B2 (en) Rotating electrical machine control device and steering control system
US10177694B2 (en) Current sensor abnormality diagnosis device
US9461568B2 (en) Motor control device and steering device for vehicle
US8008880B2 (en) Motor controller and electric power steering apparatus
WO2010106764A1 (ja) モータ制御装置及び電動パワーステアリング装置
US9806648B2 (en) Motor control device and electric power steering system
US11081981B2 (en) Rotating machine controller
US20080191655A1 (en) Motor controller and electric power steering system
JP2005065443A (ja) 電動パワーステアリング装置
JP2009001055A (ja) 電動パワーステアリング装置及び異常検出方法
JP2017226305A (ja) 電動パワーステアリング装置
US11750120B2 (en) Rotating machine control device
KR20050020638A (ko) 전동파워스티어링장치
JP2005176477A (ja) モータ制御装置およびそれを用いた車両用操舵装置
US8981690B2 (en) Electric power steering system
JP5263079B2 (ja) 電動パワーステアリング装置
US10673360B2 (en) Motor controller
JP4140454B2 (ja) 電動パワーステアリング装置
JP7292507B2 (ja) モータ制御装置、及び電動パワーステアリング装置
JP2012153355A (ja) 電動パワーステアリング装置
JP2022019328A (ja) モータ制御装置
JP5131435B2 (ja) 電動パワーステアリング装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060727

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090519

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090521

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090717

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20091124